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JP2002214539A - 内視鏡用コネクタ装置 - Google Patents

内視鏡用コネクタ装置

Info

Publication number
JP2002214539A
JP2002214539A JP2001012166A JP2001012166A JP2002214539A JP 2002214539 A JP2002214539 A JP 2002214539A JP 2001012166 A JP2001012166 A JP 2001012166A JP 2001012166 A JP2001012166 A JP 2001012166A JP 2002214539 A JP2002214539 A JP 2002214539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
case body
connector
distal end
endoscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001012166A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihide Wako
史英 輪湖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP2001012166A priority Critical patent/JP2002214539A/ja
Priority to US10/046,788 priority patent/US6699181B2/en
Publication of JP2002214539A publication Critical patent/JP2002214539A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Endoscopes (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】LGコネクタのケースに対し、ユニバーサルケ
ーブルをその軸と直交面で気密保持するとともに、制御
ケーブルをその外周面で気密保持することによって、L
Gコネクタの気密性を低下させることなく、組み立て作
業の効率を向上させることのできる内視鏡用コネクタ装
置を提供する。 【解決手段】本発明のLGコネクタ34は、基部46と
ケース体48とから構成される。基部46には、フレー
ム54が支持され、このフレーム54にユニバーサルケ
ーブル32と制御ケーブル40が固定される。ユニバー
サルケーブル32は、その軸と直交する当接面62Bに
おいてケース体48との気密が保持され、制御ケーブル
40は、その外周面においてケース体48との気密が保
持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡用コネクタ装
置に係り、特に電子内視鏡のユニバーサルケーブルの先
端部に設けられ、プロセッサに接続される制御ケーブル
と、光源装置に接続されるライトガイド棒とが設けられ
た内視鏡用コネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡装置は、光源装置からの照射
光をライトガイドで伝送して被観察部を照射し、その被
観察部を固体撮像素子(CCD)で撮像し、そして、C
CDから出力される電気信号をプロセッサで画像処理し
て、観察像をモニタTVに表示する。このような電子内
視鏡装置は、内視鏡手元操作部から延出されたユニバー
サルケーブルの先端部に、ライトガイドコネクタ(以
下、LGコネクタ)が設けられ、このLGコネクタが光
源装置に接続される。
【0003】図9に示すように、従来のLGコネクタ
は、開口部1Aを有するケース本体1、及びケース本体
1の開口部1Aを塞ぐ蓋2等から構成される。ケース本
体1には、光源装置に接続されるライトガイド棒3が突
設されるとともに、手元操作部に接続されるユニバーサ
ルケーブル4の端部と、プロセッサに接続される制御ケ
ーブル5の端部とが固定されている。このLGコネクタ
は、孔2Aを介してねじ孔1Bに不図示のねじを締結
し、蓋2をケース本体1にねじ止めすることによって組
み立てられる。ところで、内視鏡は使用後に薬液に浸漬
されて洗浄されるため、LGコネクタの気密性を確実に
保持する必要がある。そこで、ケース本体1と蓋2との
間にパッキン6を設け、蓋2をケース本体1にねじ止め
することによってLGコネクタの気密性を得るようにし
ている。
【0004】しかし、図9に示したLGコネクタは、ケ
ース本体1の開口部1Aが大きいため、パッキン6の取
付誤差やケース本体1及び蓋2の製作誤差等により気密
性を確実に得ることは難しいという問題があった。
【0005】特開平9−66024号公報には、前記問
題を解消した内視鏡用コネクタ装置が開示されている。
この内視鏡用コネクタ装置は、図10に示す如く、ライ
トガイド棒3を備えた基部7、及び基部7によって閉塞
される開口8Aを有するケース体8等から構成される。
開口部8Aは、図9の開口部1Aよりも小さく、よっ
て、図9のコネクタで生じた気密性の問題を解消でき
る。なお、ユニバーサルケーブル4、及び制御ケーブル
5は、ケース体8に形成された取付孔8B、8Cに挿通
され、基部7に接続される。このコネクタは、ケース体
8を基部7側にスライドさせた後、押さえ環9A、9B
をそれぞれユニバーサルケーブル4の端部、制御ケーブ
ル5の端部に螺合させることによって組み立てられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−66024号公報記載の内視鏡用コネクタ装置は、
基部7にケース8を組み付ける際に、ユニバーサルケー
ブル4、制御ケーブル5の二本のケーブルとケース体8
とをシールする必要があるが、このシール構造について
は開示されていない。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みて成された
もので、コネクタ装置のケース体とケーブルとの気密性
を得ることができるとともに、組立作業性を向上させる
ことのできる内視鏡用コネクタ装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、基部の一方側に、内視鏡手元操作部に接続
される第1ケーブルと、信号処理を行う制御装置に接続
される第2ケーブルとが連結され、前記基部の他方側に
光源装置に連結されるライトガイド棒が設けられるとと
もに、前記第1ケーブルの挿通孔と前記第2ケーブルの
挿通孔とを有するケース体によって、前記基部の一方側
が密封される内視鏡用コネクタ装置において、前記第1
ケーブル、前記第2ケーブルのうちの一方のケーブル
と、前記ケース体とは、該一方のケーブルの外周面に設
けられた第1シール部材でシールされるとともに、前記
第1ケーブル、前記第2ケーブルのうちの他方のケーブ
ルと、前記ケース体とは、該他方のケーブルの軸と直交
する面に設けられた第2シール部材でシールされること
を特徴としている。
【0009】本発明によれば、第1ケーブル、第2ケー
ブルの二つのケーブルのうち、一方のケーブルとケース
体とを該一方のケーブルの外周面でシールするととも
に、他方のケーブルとケース体とをその軸と直交する面
でシールする構造とした。このような構造にすることに
よって、気密性を低下させることなく、組立性を向上さ
せることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る内視鏡用コネクタ装置の好ましい実施の形態について
詳説する。
【0011】図1は、本発明に係る内視鏡用コネクタ装
置が取り付けられた電子内視鏡装置10の全体構成図で
ある。
【0012】同図に示す電子内視鏡装置10は、電子内
視鏡12、光源装置14を内蔵したプロセッサ(制御装
置に相当)16、及びモニタTV18等を備えている。
これらのプロセッサ16及びモニタTV18は、走行自
在なラック20に収納されている。
【0013】電子内視鏡12は、手元操作部22を備え
ており、この手元操作部22には、体内に挿入される挿
入部24が接続され、挿入部24の先端には湾曲部26
を介して先端硬質部28が設けられている。湾曲部26
は、操作部22に設けられたノブ30を回動させること
により、遠隔的に湾曲操作される。先端硬質部28の端
面には、図示しない対物レンズ、照射窓等が配設され、
対物レンズの内側には固体撮像素子(CCD)が設けら
れている。
【0014】手元操作部22からは、ユニバーサルケー
ブル(第1ケーブルに相当)32が延出されている。ユ
ニバーサルケーブル32には、光源装置14からの照射
光を先端硬質部28の照射窓に伝送するライトガイド、
CCDからの電気信号を伝送する信号ケーブル等が挿通
されており、ライトガイドは、LGコネクタ34を介し
て光源装置14側のコネクタ36に接続されている。こ
れにより、光源装置14からの照射光は、ライトガイド
を介して伝送されて、先端硬質部28の照射窓から被観
察部に照射される。一方、信号ケーブルは、LGコネク
タ34から延出された制御ケーブル(第2ケーブルに相
当)40に挿通され、電気コネクタ42を介してプロセ
ッサ16のコネクタ44に接続される。これにより、C
CDから出力される電気信号はプロセッサ16に伝送さ
れる。
【0015】図2及び図3に示すように、LGコネクタ
34は、合成樹脂製の基部46とケース体48とによっ
て略直方体に形成されている。基部46には、光源装置
14のコネクタ36に接続される接続部50が設けられ
ており、この接続部50にライトガイド棒52が突設さ
れている。また、基部46には、接続部50の反対側に
フレーム54が支持されている。フレーム54の内部に
は、電気信号を映像信号に処理する信号処理回路が設け
られた電子基板56が取り付けられている。また、フレ
ーム54には、ユニバーサルケーブル32の先端部32
Aと制御ケーブル40の先端部40Aが、ねじ57、5
7、…によって固定されている。
【0016】一方、ケース体48は、フレーム54を収
納する収納スペースを内部に有するとともに、基部46
側に開口部48Aが形成されている。開口部48Aと対
向する面には、ユニバーサルケーブル32用の取付孔4
8Bと、制御ケーブル40用の取付孔48Cが形成され
る。ケース体48の開口部48Aの周囲には、凸条部5
8が略環状に形成されており、この凸条部58が基部4
6の凹条溝46Aに嵌合される。凹条溝46Aの内側に
は、Oリング60が配設されており、Oリング60によ
って、基部46とケース体48とがシールされる。
【0017】ケース体48は、凸条部58を凹条溝46
Aに嵌合させた後、押さえ環72をユニバーサルケーブ
ル32の先端部32Aに螺合するとともに、押さえ環7
6を制御ケーブル40の先端部40Aに螺合することに
よって固定される。
【0018】図4に示すように、ユニバーサルケーブル
32は、先端部32Aの外径D1が、ケース体48の取
付孔48Bの内径よりも若干小さく形成されている。し
たがって、先端部32Aを取付孔48Bに挿入すると、
先端部32Aと取付孔48との間には若干の隙間が形成
される。
【0019】先端部32Aの端面には、フランジ62が
形成されている。フランジ62は、先端面62Aがフレ
ーム54に連結され、先端面62Aの反対側には、ケー
ス体48に当接する当接面62Bが形成されている。当
接面62Bは、ケース体48の凸条部58を基部46の
凹条溝46Aに嵌合した際に、ケース体48に当接する
ようになっている。当接面62Bには、環状の溝62C
が形成され、この溝62CにOリング(第2シール部材
に相当)64が嵌め込まれる。フランジ62とケース体
48とは、このOリング64によってシールされる。即
ち、ユニバーサルケーブル32とケース体48とのシー
ル構造は、ユニバーサルケーブル32の軸と直交する面
に設けられるとともに、ユニバーサルケーブル32の軸
方向に押し付けられてシール性を確保している。
【0020】一方、制御ケーブル40は、図5に示すよ
うに、先端部40Aの外径D2が、取付孔48Cの径と
略同じ径で形成されており、先端部40Aが取付孔48
Cに嵌入される。先端部40Aの外周面には、溝66が
形成されており、この溝66にOリング(第1シール部
材に相当)68が嵌め込まれる。先端部40Aと取付孔
48Cは、このOリング68によってシールされる。即
ち、制御ケーブル40は、ケース体48とのシール構造
は、制御ケーブル40の外周面に設けられるとともに、
制御ケーブル40の軸方向に対して直交方向に押し付け
られてシール性を確保している。
【0021】図6に示すように、LGコネクタ34に
は、吸引配管具78、送気・送水配管具79、S端子8
0、通気コネクタ81が設けられている。吸引配管具7
8、及び送気・送水配管具79は、基部46に配設され
ており、S端子80、及び通気コネクタ81は、ケース
体48に配設されている。
【0022】吸引配管具78は 図示しない吸引器から
のチューブを接続するコネクタであり、基部46の内側
には吸引チューブ(不図示)が接続される。吸引チュー
ブは、ユニバーサルケーブル32に挿通され、図1の手
元操作部22に設けられた吸引バルブ23を介して、先
端硬質部28の吸引口(不図示)に接続される。そし
て、吸引バルブ23を操作することにより、切除された
病変部等を吸引口から吸引することができる。
【0023】送気・送水配管具79は、図示しない送水
タンクからのチューブを接続するコネクタであり、基部
46の内側には、送気・送水チューブ(不図示)が接続
される。送気・送水チューブは、ユニバーサルケーブル
32に挿通され、図1の手元操作部22に設けられた送
気・送水バルブ25を介して先端硬質部28に形成した
送気・送水孔に接続される。そして、送気・送水バルブ
25を操作することにより、空気又は送水タンクからの
水が送気・送水孔から噴射される。
【0024】S端子80は、図示しない電気手術器(電
気メス)を使用する際にSコードを接続する端子であ
り、ケース体48の内側には、リード線83が接続され
る。
【0025】通気コネクタ81は、電子内視鏡12の気
密性を検査する際に気密テスターを接続するコネクタで
ある。
【0026】上記の如く、基部46に吸引配管具78を
配設すると、LGコネクタ34の組立性を向上させるこ
とができる。即ち、図11に示すようにケース体8側に
吸引配管具88を配設した場合には、チューブに接続す
るための接続パイプ89をフレーム90に固定した後、
ケース体8を基部7側にスライドさせ、取付孔91から
吸引配管具88を挿入し、接続パイプ89に接続してケ
ース体8に固定することになる。この場合、接続パイプ
89の固定位置とケース体8の取付孔91の位置合わせ
が複雑となる。しかし、LGコネクタ34では、吸引配
管具78を基部46側に配設し、接続パイプ89に直接
繋ぐ構成としているため、吸引配管具78との位置合わ
せが必要なくなり、LGコネクタ34の組立性が向上す
る。
【0027】次に、LGコネクタ34の組み立て方法に
ついて説明する。
【0028】まず、図3に示すように、カバー75、押
さえ環72に挿通したユニバーサルケーブル32をケー
ス体48の取付孔48Bに挿入し、先端部32Aをフレ
ーム54に固定する。同様に、カバー77、押さえ環7
6を挿通した制御ケーブル40をケース体48の取付孔
48Cに挿入し、先端部40Aをフレーム54に固定す
る。
【0029】次に、基板56の取付作業や配線作業等の
各種作業が終了した後、ケース体48を基部46側にス
ライドさせる。そして、ユニバーサルケーブル32の先
端部32Aをケース体48の取付孔48Bに遊嵌させる
とと同時に、制御ケーブル40の先端部40Aをケース
体48の取付孔48Cに嵌入させる。
【0030】次に、ケース体48の凸条部58を基部4
6の凹条溝46Aに嵌合させる。そして、押さえ環72
を先端部32Aの雄ねじ70に螺合させるとともに、押
さえ環76を先端部40Aの雄ねじ76に螺合させて、
ケース体48を固定する。次いで、カバー75をユニバ
ーサルケーブル32に沿ってケース体48側にスライド
させて先端部32Aに嵌め込むとともに、カバー77を
制御ケーブル40に沿ってケース体48側にスライドさ
せて先端部40Aに嵌め込む。これにより、LGコネク
タ34の組み立て作業が終了する。
【0031】次に上記の如く構成されたLGコネクタ3
4の作用について、図7及び図8に示すコネクタと比較
して説明する。
【0032】図7に示すコネクタは、ユニバーサルケー
ブル82と制御ケーブル40の両方が、外周面でシール
されている。即ち、ユニバーサルケーブル82の先端部
82Aは、取付孔48Bに嵌入されるとともに、その外
周面にはOリング84が配設されている。このコネクタ
を組み立てる際、ユニバーサルケーブル82の先端部8
2Aを取付孔48Bに嵌入すると同時に、制御ケーブル
40の先端部40Aを取付孔48Cに嵌入しなければな
らない。したがって、二つのケーブルを同時にケース体
48の取付孔48B、48Cに嵌入させるため、組立性
が悪いという欠点がある。また、二つのケーブルの固定
位置がずれていると、ケーブルが取付孔48B、48C
に嵌入されず、コネクタを組み立てられない場合もあ
る。
【0033】一方、図8に示すコネクタは、ユニバーサ
ルケーブル32と制御ケーブル85の両方が、そのケー
ブルの軸と直交する面でシールされている。即ち、制御
ケーブル85の先端部85Aにはフランジ86が形成さ
れ、このフランジ86の当接面86Bがケース体48に
当接されるとともに、当接面86Bに配設したOリング
87によってフランジ86とケース体48とがシールさ
れる。また、制御ケーブル85は、先端部85Aがケー
ス体48の取付孔48Cよりも若干小さく形成され、先
端部85Aとケース体48との間に若干の隙間が形成さ
れるようになっている。
【0034】図8のコネクタは、ユニバーサルケーブル
32、制御ケーブル85の両方を、ケース体48の取付
孔48B、48Cに遊嵌させればよいので、ケース体4
8を容易にスライドさせて組み立てることができる。
【0035】しかし、図8のコネクタは、ケース体48
の気密性を得るため、ユニバーサルケーブル32の当接
面62Bと制御ケーブル85の当接面86Bとをケース
体48に同時に当接させなければならない。したがっ
て、ユニバーサルケーブル32の先端部32Aや電気コ
ネクタ85の先端部85A等に非常に高い加工精度が要
求されるため、コストが高いという欠点がある。また、
加工精度が悪く、当接面62Bと当接面86Bとが同時
にケース体48に当接しない場合には、これらの場所の
シールが不完全になり、コネクタの気密を確実に保持で
きないおそれもある。
【0036】これに対し、本実施の形態のLGコネクタ
34は、ユニバーサルケーブル32がその軸と直交する
面でシールされ、制御ケーブル40がその外周面でシー
ルされる構造である。したがって、制御ケーブル40を
取付孔48Cに嵌入させて制御ケーブル40とケース体
48とをシールしながら、さらにケース体48を基部4
6側にスライドさせてユニバーサルケーブル32の当接
面62Bをケース体48に当接させ、ユニバーサルケー
ブル32とケース体48とをシールさせることができ
る。即ち、制御ケーブル40側の気密性を保持しなが
ら、ユニバーサルケーブル32側の気密性を得ることが
できる。これにより、LGコネクタ34の気密性を確実
に保持することができる。
【0037】また、LGコネクタ34を組み立てる際、
制御ケーブル40の先端部40Aを取付孔48Cに嵌入
させる一方で、ユニバーサルケーブル32の先端部32
Aを取付孔48Bに遊嵌させている。したがって、制御
ケーブル40側を基準としてケース体48を若干揺動さ
せることができるので、制御ケーブル40とユニバーサ
ルケーブル32とを容易に取付孔48B、48Cに挿入
できる。これにより、LGコネクタ34を容易に組み立
てることができる。
【0038】このように本実施の形態のLGコネクタ3
4は、気密性を低下させることなく、組立性を向上させ
ることができる。
【0039】なお、上述した実施の形態では、ユニバー
サルケーブル32とケース体48とをユニバーサルケー
ブル32の軸と直交する面でシールし、制御ケーブル4
0とケース48とを制御ケーブル40の外周面でシール
したが、反対にユニバーサルケーブル32をその外周面
でケース体48とシールし、制御ケーブル40をその軸
と直交する面でケース体48とシールしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る内視鏡
用コネクタ装置によれば、第1ケーブルと第2ケーブル
の一方をケーブルの外周面でケース体とシールし、他方
のケーブルをその軸と直交する面でケース体とシールす
る構造としたので、気密性を得るとともに、組立性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内視鏡用コネクタ装置を用いた電
子内視鏡装置を示す全体構成図
【図2】LGコネクタを示す側面図
【図3】LGコネクタの組立図
【図4】図2のA部拡大図
【図5】図2のB部拡大図
【図6】LGコネクタの平面図
【図7】ユニバーサルケーブルを外周面で気密した比較
例を示すコネクタの側面図
【図8】制御ケーブルを軸と直交する面で気密した比較
例を示すコネクタの側面図
【図9】従来の内視鏡用コネクタの側面図
【図10】従来の内視鏡用コネクタの側面図
【図11】従来の内視鏡用コネクタの平面図
【符号の説明】
10…電子内視鏡装置、12…電子内視鏡、14…光源
装置、16…プロセッサ、18…モニタTV、22…手
元操作部、24…挿入部、32…ユニバーサルケーブ
ル、34…LGコネクタ、40…制御ケーブル、46…
基部、48…ケース体、52…ライトガイド棒、54…
フレーム、56…基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部の一方側に、内視鏡手元操作部に接
    続される第1ケーブルと、信号処理を行う制御装置に接
    続される第2ケーブルとが連結され、前記基部の他方側
    に光源装置に連結されるライトガイド棒が設けられると
    ともに、前記第1ケーブルの挿通孔と前記第2ケーブル
    の挿通孔とを有するケース体によって、前記基部の一方
    側が密封される内視鏡用コネクタ装置において、 前記第1ケーブル、前記第2ケーブルのうちの一方のケ
    ーブルと、前記ケース体とは、該一方のケーブルの外周
    面に設けられた第1シール部材でシールされるととも
    に、 前記第1ケーブル、前記第2ケーブルのうちの他方のケ
    ーブルと、前記ケース体とは、該他方のケーブルの軸と
    直交する面に設けられた第2シール部材でシールされる
    ことを特徴とする内視鏡用コネクタ装置。
JP2001012166A 2001-01-19 2001-01-19 内視鏡用コネクタ装置 Pending JP2002214539A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018021583A1 (ja) * 2017-08-31 2018-02-01 富士フイルム株式会社 内視鏡のコネクタ装置

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JPWO2018021583A1 (ja) * 2017-08-31 2020-10-22 富士フイルム株式会社 内視鏡のコネクタ装置
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