JP2002124334A - コネクタ装置 - Google Patents
コネクタ装置Info
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- JP2002124334A JP2002124334A JP2000312109A JP2000312109A JP2002124334A JP 2002124334 A JP2002124334 A JP 2002124334A JP 2000312109 A JP2000312109 A JP 2000312109A JP 2000312109 A JP2000312109 A JP 2000312109A JP 2002124334 A JP2002124334 A JP 2002124334A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- contact
- receptacle
- connector device
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は電気的性能を確保し、かつ接点
ユニットとプラグ本体の着脱が容易で、操作性の良いコ
ネクタ装置を提供することにある 【解決手段】本発明は、プラグ11をレセプタクル12
に着脱可能に接続するコネクタ装置において、レセプタ
クル12にプラグ11を装着したとき、蛇腹16の弾性
付勢力で、プラグ11の接点13aをレセプタクル12
の接点13bに圧接状態で突き当て接触させて電気的に
接続したコネクタ装置である。
ユニットとプラグ本体の着脱が容易で、操作性の良いコ
ネクタ装置を提供することにある 【解決手段】本発明は、プラグ11をレセプタクル12
に着脱可能に接続するコネクタ装置において、レセプタ
クル12にプラグ11を装着したとき、蛇腹16の弾性
付勢力で、プラグ11の接点13aをレセプタクル12
の接点13bに圧接状態で突き当て接触させて電気的に
接続したコネクタ装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば内視鏡用撮
像装置をビデオプロセッサに接続する場合等に使用する
コネクタ装置に関する。
像装置をビデオプロセッサに接続する場合等に使用する
コネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な内視鏡用コネクタ装置の接続形
式は、特開平2−124130号公報に示されているよ
うに、プラグに設けられた複数の棒状の雄接点と、ジャ
ック(レセプタクル)に設けられた複数の雌接点とを、
それぞれ嵌合するものであり、プラグとジャックが雄接
点と雌接点の嵌合で機械的及び電気的な接続がなされる
ようになっている。
式は、特開平2−124130号公報に示されているよ
うに、プラグに設けられた複数の棒状の雄接点と、ジャ
ック(レセプタクル)に設けられた複数の雌接点とを、
それぞれ嵌合するものであり、プラグとジャックが雄接
点と雌接点の嵌合で機械的及び電気的な接続がなされる
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように雄接点と雌接点が嵌合する一般的なコネクタ装
置では互いに対応する接点の1つ1つが別々に嵌合する
形式であるため、本来、着脱力量はかなり大きいもので
ある。特に、電気的性能を確保するために雄接点と雌接
点を密に強く嵌合させると、その接触摩擦抵抗が大きく
なり、それに伴い着脱力量が大きくなってしまう。最近
は内視鏡用機器が高機能化しており、それに伴い、コネ
クタ装置の接点数が増えるが、接点数が増えれば増える
ほど、前述の着脱力量が益々大きくなり、着脱操作がし
にくくなるという問題が深刻になってきた。
たように雄接点と雌接点が嵌合する一般的なコネクタ装
置では互いに対応する接点の1つ1つが別々に嵌合する
形式であるため、本来、着脱力量はかなり大きいもので
ある。特に、電気的性能を確保するために雄接点と雌接
点を密に強く嵌合させると、その接触摩擦抵抗が大きく
なり、それに伴い着脱力量が大きくなってしまう。最近
は内視鏡用機器が高機能化しており、それに伴い、コネ
クタ装置の接点数が増えるが、接点数が増えれば増える
ほど、前述の着脱力量が益々大きくなり、着脱操作がし
にくくなるという問題が深刻になってきた。
【0004】また、内視鏡用撮像装置は、使用後に薬液
による消毒や滅菌などの処理を行う必要があるが、その
際に接点部分が濡れてしまう。雄接点を差し込む雌接点
の嵌合孔に液が入り込むと、簡単には液を取り除くこと
ができない。次回の使用時まで接点が濡れたままである
と、接点部分が腐食したり、接点が短絡して誤動作して
しまう虞がある。従来のコネクタ装置では消毒や滅菌を
行なうときに接点が濡れないようにするため、コネクタ
部分に複雑な防水キャップを装着しなければならないな
ど、操作上、煩わしいという問題もあった。
による消毒や滅菌などの処理を行う必要があるが、その
際に接点部分が濡れてしまう。雄接点を差し込む雌接点
の嵌合孔に液が入り込むと、簡単には液を取り除くこと
ができない。次回の使用時まで接点が濡れたままである
と、接点部分が腐食したり、接点が短絡して誤動作して
しまう虞がある。従来のコネクタ装置では消毒や滅菌を
行なうときに接点が濡れないようにするため、コネクタ
部分に複雑な防水キャップを装着しなければならないな
ど、操作上、煩わしいという問題もあった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、電気的性能を確保し、
かつ接点ユニットとプラグ本体の着脱が容易で(着脱力
量が軽い)、操作性の良いコネクタ装置を提供すること
にある。また、本発明は接点部分が濡れても容易に拭き
取ることができる構造に構成することが容易なコネクタ
装置を提供することを目的とする。
あり、その目的とするところは、電気的性能を確保し、
かつ接点ユニットとプラグ本体の着脱が容易で(着脱力
量が軽い)、操作性の良いコネクタ装置を提供すること
にある。また、本発明は接点部分が濡れても容易に拭き
取ることができる構造に構成することが容易なコネクタ
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
レセプタクルにプラグを着脱可能に接続するコネクタ装
置において、レセプタクルにプラグを装着したとき、弾
性部材の付勢力で、レセプタクルの接点とプラグの接点
を圧接状態で突き当て接触させる接続手段としたことを
特徴とするコネクタ装置である。
レセプタクルにプラグを着脱可能に接続するコネクタ装
置において、レセプタクルにプラグを装着したとき、弾
性部材の付勢力で、レセプタクルの接点とプラグの接点
を圧接状態で突き当て接触させる接続手段としたことを
特徴とするコネクタ装置である。
【0007】請求項2に係る発明は、レセプタクル及び
プラグの少なくとも一方の接点ユニットを蛇腹状の弾性
部材によって移動自在に支持し、レセプタクルにプラグ
を装着したとき、弾性部材によって上記接点ユニットを
他方の接点側に向けて弾性的に押すようにしたことを特
徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ装置であ
る。
プラグの少なくとも一方の接点ユニットを蛇腹状の弾性
部材によって移動自在に支持し、レセプタクルにプラグ
を装着したとき、弾性部材によって上記接点ユニットを
他方の接点側に向けて弾性的に押すようにしたことを特
徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ装置であ
る。
【0008】請求項3に係る発明は、蛇腹状の弾性部材
によってこれを設けたレセプタクル及びプラグの少なく
とも一方の接続ラインを封止し、接点は露出させたこと
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の内視鏡用
コネクタ装置である。
によってこれを設けたレセプタクル及びプラグの少なく
とも一方の接続ラインを封止し、接点は露出させたこと
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の内視鏡用
コネクタ装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明の第1実
施形態を図1から図2をもって説明する。図1に示すよ
うに、本実施形態の内視鏡システム1は、例えば体腔内
を観察する内視鏡2と、この内視鏡2に供給する照明光
を発生する光源装置3と、この光源装置3と内視鏡2と
を着脱自在に接続するライトガイトケーブル4と、内視
鏡2の接眼部2aに接続され、例えばCCDなどの図示
しない固体撮像素子を内蔵した内視鏡用撮像装置5と、
内視鏡用撮像装置5の固体撮像素子から伝送される電気
信号を映像信号に処理するビデオプロセッサ6と、この
ビデオプロセッサ6に電気信号を伝送するカメラケーブ
ル7と、ビデオプロセッサ6と内視鏡用撮像装置5とを
着脱自在に接続するコネクタ装置8と、ビデオプロセッ
サ6の信号処理回路で生成された映像信号を基に内視鏡
観察画像を表示するモニタ9と、このモニタ9とビデオ
プロセッサ6とを着脱自在に接続するビデオケーブル1
0とを主な部分として構成されている。
施形態を図1から図2をもって説明する。図1に示すよ
うに、本実施形態の内視鏡システム1は、例えば体腔内
を観察する内視鏡2と、この内視鏡2に供給する照明光
を発生する光源装置3と、この光源装置3と内視鏡2と
を着脱自在に接続するライトガイトケーブル4と、内視
鏡2の接眼部2aに接続され、例えばCCDなどの図示
しない固体撮像素子を内蔵した内視鏡用撮像装置5と、
内視鏡用撮像装置5の固体撮像素子から伝送される電気
信号を映像信号に処理するビデオプロセッサ6と、この
ビデオプロセッサ6に電気信号を伝送するカメラケーブ
ル7と、ビデオプロセッサ6と内視鏡用撮像装置5とを
着脱自在に接続するコネクタ装置8と、ビデオプロセッ
サ6の信号処理回路で生成された映像信号を基に内視鏡
観察画像を表示するモニタ9と、このモニタ9とビデオ
プロセッサ6とを着脱自在に接続するビデオケーブル1
0とを主な部分として構成されている。
【0010】図2に示すように、ビデオプロセッサ6と
内視鏡用撮像装置5とを接続するコネクタ装置8は、カ
メラケーブル7に取り付けられたプラグ(コネクタ)1
1と、ビデオプロセッサ6に取り付けられたレセプタク
ル(コネクタ)12とで構成されている。
内視鏡用撮像装置5とを接続するコネクタ装置8は、カ
メラケーブル7に取り付けられたプラグ(コネクタ)1
1と、ビデオプロセッサ6に取り付けられたレセプタク
ル(コネクタ)12とで構成されている。
【0011】プラグ11は複数の接点ピン13aを有す
る接点ユニット14と、プラグ本体15と、接点ユニッ
ト14とプラグ本体15を水密状態で接続する弾性部材
としての蛇腹16とを主な構成物として構成されてい
る。蛇腹16は伸縮自在な弾性部材であり、通常、図2
(a)で示すように、伸張した状態にあり、接点ユニッ
ト14を前進させた位置で支持している。蛇腹16は接
点ユニット14を図2(a)で示す位置まで前進させる
弾性的な付勢手段を構成する。また、蛇腹16は接点ユ
ニット14とプラグ本体15に液密的に取り付けられた
カバーを兼ね、その内部の接続ラインを封止する。
る接点ユニット14と、プラグ本体15と、接点ユニッ
ト14とプラグ本体15を水密状態で接続する弾性部材
としての蛇腹16とを主な構成物として構成されてい
る。蛇腹16は伸縮自在な弾性部材であり、通常、図2
(a)で示すように、伸張した状態にあり、接点ユニッ
ト14を前進させた位置で支持している。蛇腹16は接
点ユニット14を図2(a)で示す位置まで前進させる
弾性的な付勢手段を構成する。また、蛇腹16は接点ユ
ニット14とプラグ本体15に液密的に取り付けられた
カバーを兼ね、その内部の接続ラインを封止する。
【0012】接点ユニット14の基体14aは先端外面
がフラットな形状の電気的絶縁部材である。この基体1
4aには複数の接点ピン13aが貫通して組み込まれて
いる。各接点ピン13aの先端は基体14aの前側のフ
ラットな外表面に露出して面一に設けられている。
がフラットな形状の電気的絶縁部材である。この基体1
4aには複数の接点ピン13aが貫通して組み込まれて
いる。各接点ピン13aの先端は基体14aの前側のフ
ラットな外表面に露出して面一に設けられている。
【0013】プラグ11のプラグ本体15には後述する
レセプタクル12のロック孔17と係合するロック爪1
8が設けられている。ロック孔17にロック爪18を係
合することによりプラグ11がレセプタクル12にロッ
クされる。
レセプタクル12のロック孔17と係合するロック爪1
8が設けられている。ロック孔17にロック爪18を係
合することによりプラグ11がレセプタクル12にロッ
クされる。
【0014】カメラケーブル7はプラグ本体15を貫通
して取り付けられ、図示しないクランプ部材などで、プ
ラグ本体15と一体的に固定される。また、カメラケー
ブル7のハーネス19は対応する接点ピン13aに半田
付けなどで機械的及び電気的に接続されている。
して取り付けられ、図示しないクランプ部材などで、プ
ラグ本体15と一体的に固定される。また、カメラケー
ブル7のハーネス19は対応する接点ピン13aに半田
付けなどで機械的及び電気的に接続されている。
【0015】一方、ビデオプロセッサ6の本体6aには
上記プラグ11が装着されるレセプタクル12が設けら
れている。レセプタクル本体20は図示しないビスなど
によって、ビデオプロセッサ6の本体6aに一体的に取
り付けられている。
上記プラグ11が装着されるレセプタクル12が設けら
れている。レセプタクル本体20は図示しないビスなど
によって、ビデオプロセッサ6の本体6aに一体的に取
り付けられている。
【0016】レセプタクル本体20には上記プラグ11
を差し込む装着孔21が設けられている。装着孔21の
内壁には上記プラグ11の接点ピン13aに対応位置し
て設けられた複数の接点ピン13bが設けられ、レセプ
タクル本体20の側壁には装着状態のプラグ11のロッ
ク爪18が係合するためのロック孔17が設けられてい
る。レセプタクル本体20の装着孔21の内壁にはプラ
グ本体15の前端周辺部が突き当たる位置決め用段差2
2が形成されている。この位置決め用段差22にプラグ
本体15の前端が当たるところでロック爪18がロック
孔17内に落ち込んで係合し、プラグ11が位置決め装
着される。各接点ピン13bは装着孔21の内壁から若
干突き出して設けられている。
を差し込む装着孔21が設けられている。装着孔21の
内壁には上記プラグ11の接点ピン13aに対応位置し
て設けられた複数の接点ピン13bが設けられ、レセプ
タクル本体20の側壁には装着状態のプラグ11のロッ
ク爪18が係合するためのロック孔17が設けられてい
る。レセプタクル本体20の装着孔21の内壁にはプラ
グ本体15の前端周辺部が突き当たる位置決め用段差2
2が形成されている。この位置決め用段差22にプラグ
本体15の前端が当たるところでロック爪18がロック
孔17内に落ち込んで係合し、プラグ11が位置決め装
着される。各接点ピン13bは装着孔21の内壁から若
干突き出して設けられている。
【0017】位置決め用段差22の位置から接点ピン1
3bの先端まで距離L1は位置決め用段差22に当たる
プラグ本体15の先端から蛇腹16がフリーに伸張して
前進した接点ユニット14の先端までの距離L2よりも
短い。
3bの先端まで距離L1は位置決め用段差22に当たる
プラグ本体15の先端から蛇腹16がフリーに伸張して
前進した接点ユニット14の先端までの距離L2よりも
短い。
【0018】次に、図2を参照して本実施形態に係る内
視鏡用コネクタ装置の作用について説明する。プラグ1
1をレセプタクル12に挿入していくと、接点ピン13
a及び13bがそれぞれの先端が互いに突き当たり当接
される。さらに、プラグ11を押し込んでいくと、位置
決め用段差22に当たると略同時にロック爪18がロッ
ク孔17に入り込んで嵌合し、プラグ11がレセプタク
ル12に装着された状態で保持固定される。
視鏡用コネクタ装置の作用について説明する。プラグ1
1をレセプタクル12に挿入していくと、接点ピン13
a及び13bがそれぞれの先端が互いに突き当たり当接
される。さらに、プラグ11を押し込んでいくと、位置
決め用段差22に当たると略同時にロック爪18がロッ
ク孔17に入り込んで嵌合し、プラグ11がレセプタク
ル12に装着された状態で保持固定される。
【0019】このとき、蛇腹16は圧縮されており、そ
の反発力により、接点ユニット14に弾性的な押圧力が
加わる。そのため、接点ピン13aの露出先端がレセプ
タクル12側に対応する接点ピン13bの先端に押し当
たる。複数組みの接点ピン13a及び13bは1つ1つ
別々ではなく同時に突き当たる。また、両接点ピン13
a及び13bは端面同士が圧接状態を持続しつつ面接触
または点接触しており、電気的に接続される。つまり、
プラグ11とレセプタクル12は機械的及び電気的に接
続される。
の反発力により、接点ユニット14に弾性的な押圧力が
加わる。そのため、接点ピン13aの露出先端がレセプ
タクル12側に対応する接点ピン13bの先端に押し当
たる。複数組みの接点ピン13a及び13bは1つ1つ
別々ではなく同時に突き当たる。また、両接点ピン13
a及び13bは端面同士が圧接状態を持続しつつ面接触
または点接触しており、電気的に接続される。つまり、
プラグ11とレセプタクル12は機械的及び電気的に接
続される。
【0020】また、レセプタクル12からプラグ11を
外す場合にはプラグ11のロック爪18の頚部を押圧
し、ロック爪18とロック孔17の嵌合を解除し、この
状態でプラグ11を引き抜く。これにより、レセプタク
ル12からプラグ11を取り外すことができる。
外す場合にはプラグ11のロック爪18の頚部を押圧
し、ロック爪18とロック孔17の嵌合を解除し、この
状態でプラグ11を引き抜く。これにより、レセプタク
ル12からプラグ11を取り外すことができる。
【0021】このように構成されたコネクタ装置8によ
れば、1つの蛇腹16によって対応し合う接点ピン13
a及び13bが突き当たって接触するのみであるため、
接点ピン13a及び13bの接触摩擦抵抗が小さい(現
実には零と見なせる。)。したがって、着脱力量が軽
く、コネクタ装置の着脱が容易である。また、接点ピン
13a及び13bは圧接して突き当たる接触状態を維持
するため、電気的な接続が確保される。
れば、1つの蛇腹16によって対応し合う接点ピン13
a及び13bが突き当たって接触するのみであるため、
接点ピン13a及び13bの接触摩擦抵抗が小さい(現
実には零と見なせる。)。したがって、着脱力量が軽
く、コネクタ装置の着脱が容易である。また、接点ピン
13a及び13bは圧接して突き当たる接触状態を維持
するため、電気的な接続が確保される。
【0022】また、プラグ11の接点ユニット14の外
面が接点ピン13aと基体14aにわたりフラットな形
状であるため、防水キャップを使用せずに薬液による消
毒や滅菌を行っても、接点ユニット14の残液を容易に
拭き取ることができる。また、レセプタクル12側の接
点ピン13bは端面から僅かに突き出しているが、雌型
構造の接点ではないから残液を容易に拭き取ることが可
能である。防水キャップが不要(防水キャップを取り付
ける手間がかからない)で、操作性の良いコネクタ装置
8を提供することができる。尚、レセプタクル12側の
接点ピン13bを端面に略面一に配設するようにしても
よい。
面が接点ピン13aと基体14aにわたりフラットな形
状であるため、防水キャップを使用せずに薬液による消
毒や滅菌を行っても、接点ユニット14の残液を容易に
拭き取ることができる。また、レセプタクル12側の接
点ピン13bは端面から僅かに突き出しているが、雌型
構造の接点ではないから残液を容易に拭き取ることが可
能である。防水キャップが不要(防水キャップを取り付
ける手間がかからない)で、操作性の良いコネクタ装置
8を提供することができる。尚、レセプタクル12側の
接点ピン13bを端面に略面一に配設するようにしても
よい。
【0023】(第2実施形態)本発明の第2実施形態の
コネクタ装置を図3をもって説明する。本実施形態にお
いてはプラグ11側の接点ユニット14を固定的に設け
る一方、レセプタクル12側の接点ユニット31を可動
自在に設けると共に、この接点ユニット31を弾性部材
としての蛇腹16で支持するようにした。プラグ11側
の接点ユニット14はプラグ本体15に固定され、両者
は水密な状態で一体化されている。
コネクタ装置を図3をもって説明する。本実施形態にお
いてはプラグ11側の接点ユニット14を固定的に設け
る一方、レセプタクル12側の接点ユニット31を可動
自在に設けると共に、この接点ユニット31を弾性部材
としての蛇腹16で支持するようにした。プラグ11側
の接点ユニット14はプラグ本体15に固定され、両者
は水密な状態で一体化されている。
【0024】また、レセプタクル12側の接点ユニット
31はレセプタクル本体20に取り付けられた弾性部材
としての蛇腹16の伸縮先端に移動自在に支持されてい
る。接点ユニット31とレセプタクル本体20の間の部
分は蛇腹16によって水密な状態に封止されている。つ
まり、蛇腹16によって接点ユニット31とレセプタク
ル本体20が一体化され、かつ接点ユニット31は移動
自在である。この可動式の接点ユニット31に複数の接
点ピン13bが設けられている。
31はレセプタクル本体20に取り付けられた弾性部材
としての蛇腹16の伸縮先端に移動自在に支持されてい
る。接点ユニット31とレセプタクル本体20の間の部
分は蛇腹16によって水密な状態に封止されている。つ
まり、蛇腹16によって接点ユニット31とレセプタク
ル本体20が一体化され、かつ接点ユニット31は移動
自在である。この可動式の接点ユニット31に複数の接
点ピン13bが設けられている。
【0025】その他の構成は上記第1実施形態と同様の
ため、同部材には同符号を付してそれらの説明を省略す
る。図3(a)はレセプタクル12からプラグ11を取
り外した状態であり、図3(b)はレセプタクル12に
プラグ11を接続した状態である。本実施形態において
も前述した第1実施形態と同様な作用・効果が得られ
る。
ため、同部材には同符号を付してそれらの説明を省略す
る。図3(a)はレセプタクル12からプラグ11を取
り外した状態であり、図3(b)はレセプタクル12に
プラグ11を接続した状態である。本実施形態において
も前述した第1実施形態と同様な作用・効果が得られ
る。
【0026】(第3実施形態)本発明の第3実施形態を
図4をもって説明する。本実施形態においてはプラグ1
1の構造が第1実施形態と相違するだけであり、その他
の構成は第1実施形態と同様のため、同部材には同符号
を付して説明を省略する。
図4をもって説明する。本実施形態においてはプラグ1
1の構造が第1実施形態と相違するだけであり、その他
の構成は第1実施形態と同様のため、同部材には同符号
を付して説明を省略する。
【0027】図4で示すように、プラグ11は、外装カ
バー35と、内部を気密状態に保持された気密ユニット
36とで主に構成されている。気密ユニット36は、複
数の接点ピン13aを有する接点ユニット14と、気密
ユニット36の本体部をなすプラグ本体37と、このプ
ラグ本体37と気密状態で固定的に一体化されたハーメ
チックコネクタ38と、接点ユニット14とプラグ本体
37を気密状態で接続する弾性部材としての蛇腹16と
を備える。
バー35と、内部を気密状態に保持された気密ユニット
36とで主に構成されている。気密ユニット36は、複
数の接点ピン13aを有する接点ユニット14と、気密
ユニット36の本体部をなすプラグ本体37と、このプ
ラグ本体37と気密状態で固定的に一体化されたハーメ
チックコネクタ38と、接点ユニット14とプラグ本体
37を気密状態で接続する弾性部材としての蛇腹16と
を備える。
【0028】さらに、気密ユニット26内にはカメラケ
ーブル長の補正や固体撮像素子の駆動を行う回路が実装
された基板41が設けられている。接点ピン13aと基
板41とはハーネス42で接続され、基板41とハーメ
チックコネクタ38とは別のハーネス43で接続されて
いる。
ーブル長の補正や固体撮像素子の駆動を行う回路が実装
された基板41が設けられている。接点ピン13aと基
板41とはハーネス42で接続され、基板41とハーメ
チックコネクタ38とは別のハーネス43で接続されて
いる。
【0029】また、ビデオプロセッサ6のレセプタクル
12のロック孔17と係合する弾性を有するロック爪1
8は外装カバー35に設けられている。ロック爪18は
プラグ11がレセプタクル12の定位置に装着した状態
でロック孔17と係合し、プラグ11をレセプタクル1
2にロックする。
12のロック孔17と係合する弾性を有するロック爪1
8は外装カバー35に設けられている。ロック爪18は
プラグ11がレセプタクル12の定位置に装着した状態
でロック孔17と係合し、プラグ11をレセプタクル1
2にロックする。
【0030】カメラケーブル7は外装カバー35を貫通
して設けられ、図示しないクランプ部材などで、外装カ
バー35と一体化されている。また、ハーメチックコネ
クタ38とカメラケーブル7のハーネス42はいずれも
半田付けなどで機械的及び電気的に接続されている。接
点ユニット14の先端外面はフラット形状になってい
る。
して設けられ、図示しないクランプ部材などで、外装カ
バー35と一体化されている。また、ハーメチックコネ
クタ38とカメラケーブル7のハーネス42はいずれも
半田付けなどで機械的及び電気的に接続されている。接
点ユニット14の先端外面はフラット形状になってい
る。
【0031】特に、図示はしないが、第2実施形態と同
様、蛇腹16をプラグ11側ではなく、レセプタクル1
2側に設けても良い。
様、蛇腹16をプラグ11側ではなく、レセプタクル1
2側に設けても良い。
【0032】本実施形態は前述した第1実施形態の作用
に加えて、湿度に弱い基板41上の電気部品は気密ユニ
ット37内に設けられているので、蒸気に暴露されるこ
となく、内視鏡用撮像装置5を高圧高温水蒸気滅菌して
も故障することなく使用できる。
に加えて、湿度に弱い基板41上の電気部品は気密ユニ
ット37内に設けられているので、蒸気に暴露されるこ
となく、内視鏡用撮像装置5を高圧高温水蒸気滅菌して
も故障することなく使用できる。
【0033】本実施形態によれば、第1実施形態と同様
な効果が得られる他、高圧高温水蒸気滅菌が可能である
という特有の効果がある。
な効果が得られる他、高圧高温水蒸気滅菌が可能である
という特有の効果がある。
【0034】(第4実施形態)本発明の第4実施形態を
図5および図6をもって説明する。本実施形態のコネク
タ装置はソケット50にプラグ51を接続するようにし
た形式のものである。
図5および図6をもって説明する。本実施形態のコネク
タ装置はソケット50にプラグ51を接続するようにし
た形式のものである。
【0035】プラグ51はプラグカバー52と、電気的
絶縁性の部材53に複数の接点パターン(電気接点)5
4を面状に設けてなる基体55とを設けて構成されてい
る。部材53は偏平な板状の形状を有しており、接点パ
ターン54はその平らな面を有する部材53の先端部分
に設けられている。また、部材53の後端にも同様に複
数の接点パターン56が形成されており、接点パターン
54と接点パターン56とは互いに対応するもの同士が
上記部材53の内部を通じて個別に導通している。
絶縁性の部材53に複数の接点パターン(電気接点)5
4を面状に設けてなる基体55とを設けて構成されてい
る。部材53は偏平な板状の形状を有しており、接点パ
ターン54はその平らな面を有する部材53の先端部分
に設けられている。また、部材53の後端にも同様に複
数の接点パターン56が形成されており、接点パターン
54と接点パターン56とは互いに対応するもの同士が
上記部材53の内部を通じて個別に導通している。
【0036】また、部材53の、接点パターン54と接
点パターン56の間の途中の一部分は平らな面を有する
偏平な形状となっており、その外周全面にわたり非常に
滑らかな面57が設けられている。この滑らかな面57
を境として、接点パターン54側の部分はプラグカバー
52の外に突き出し、接点パターン56側の部分はプラ
グカバー52の内部に常に位置するように配置されてい
る。
点パターン56の間の途中の一部分は平らな面を有する
偏平な形状となっており、その外周全面にわたり非常に
滑らかな面57が設けられている。この滑らかな面57
を境として、接点パターン54側の部分はプラグカバー
52の外に突き出し、接点パターン56側の部分はプラ
グカバー52の内部に常に位置するように配置されてい
る。
【0037】プラグカバー52の内部に配置される接点
パターン56にはケーブル58を通じてプラグカバー5
2内に導通された各種の信号線59が半田付けされてい
る。また、プラグカバー52はステンレス等の導電部材
によって構成されており、このプラグカバー52にケー
ブル58のシールド線60が接続されることで、プラグ
カバー52はプラグ51側におけるシールド部を構成し
ている。
パターン56にはケーブル58を通じてプラグカバー5
2内に導通された各種の信号線59が半田付けされてい
る。また、プラグカバー52はステンレス等の導電部材
によって構成されており、このプラグカバー52にケー
ブル58のシールド線60が接続されることで、プラグ
カバー52はプラグ51側におけるシールド部を構成し
ている。
【0038】プラグカバー52において基体55が挿通
している開口61にはシール部材62が周設されてお
り、このシール部材62が周設された位置には基体55
の滑らかな面57が配置され、滑らかな面57にシール
部材62が密接するようになっている。
している開口61にはシール部材62が周設されてお
り、このシール部材62が周設された位置には基体55
の滑らかな面57が配置され、滑らかな面57にシール
部材62が密接するようになっている。
【0039】また、プラグカバー52の外周形状はソケ
ット50の開口64に略嵌合する外形状に形成されてい
る。また、プラグカバー52から突き出す基体55の部
分はプラグ51の挿脱軸方向に伸縮可能な電気伝導性を
有した金属製の蛇腹66で囲まれている。蛇腹66の一
端はプラグカバー52の先端側端面67にその蛇腹66
の端面全周にわたり液密を保った状態で接合されてい
る。
ット50の開口64に略嵌合する外形状に形成されてい
る。また、プラグカバー52から突き出す基体55の部
分はプラグ51の挿脱軸方向に伸縮可能な電気伝導性を
有した金属製の蛇腹66で囲まれている。蛇腹66の一
端はプラグカバー52の先端側端面67にその蛇腹66
の端面全周にわたり液密を保った状態で接合されてい
る。
【0040】蛇腹66の反対端にはプラグ51の挿脱軸
方向とは垂直な平端面68が形成されており、この平端
面68には電気伝導性を有したリング状の弾性平面体6
9が接合されていて、プラグ51をソケット50に接続
したとき、蛇腹66の押圧力により、弾性平面体69の
先端平端面がソケット50の内端面(後述する平面7
3)に圧接するようになっている。
方向とは垂直な平端面68が形成されており、この平端
面68には電気伝導性を有したリング状の弾性平面体6
9が接合されていて、プラグ51をソケット50に接続
したとき、蛇腹66の押圧力により、弾性平面体69の
先端平端面がソケット50の内端面(後述する平面7
3)に圧接するようになっている。
【0041】ソケット50はプラグカバー52の外形が
適合して嵌合する第1の開口64と、この第1の開口6
4の奥部に設けられ、プラグカバー52の接点パターン
54に対応する接点71を有した第2の開口72が形成
されている。第2の開口72はプラグカバー52の基体
55が嵌合する第1の開口64よりも小さい開口で形成
されている。第1の開口64と第2の開口72の境界部
にはプラグ51の挿脱軸方向に垂直な平面73が形成さ
れている。この垂直な平面73の部分は電気的に伝導性
のある材質のもので構成されており、これを通じてソケ
ット50側本体の図示しないシールド構成部に電気的に
接続されている。
適合して嵌合する第1の開口64と、この第1の開口6
4の奥部に設けられ、プラグカバー52の接点パターン
54に対応する接点71を有した第2の開口72が形成
されている。第2の開口72はプラグカバー52の基体
55が嵌合する第1の開口64よりも小さい開口で形成
されている。第1の開口64と第2の開口72の境界部
にはプラグ51の挿脱軸方向に垂直な平面73が形成さ
れている。この垂直な平面73の部分は電気的に伝導性
のある材質のもので構成されており、これを通じてソケ
ット50側本体の図示しないシールド構成部に電気的に
接続されている。
【0042】尚、上記プラグ51のプラグカバー52に
貫入するケーブル58はシール部材74でシールされて
おり、ケーブル58の導出端部には折止めカバー75が
密に被せられている。折止めカバー75はプラグカバー
52に嵌着されている。
貫入するケーブル58はシール部材74でシールされて
おり、ケーブル58の導出端部には折止めカバー75が
密に被せられている。折止めカバー75はプラグカバー
52に嵌着されている。
【0043】また、プラグ51は基体55の滑らかな面
57とプラグカバー52の開口61の壁面との間にシー
ル部材62を介在させる事によって液密に接続されてい
る。基体55がソケット50の第2の開口72に挿入さ
れることにより、基板55の先端部分にある接点パター
ン54が接点71と接触する事により電気的な接続がな
される。プラグ51とソケット50の装着力量も接点間
の摩擦力により確保される。
57とプラグカバー52の開口61の壁面との間にシー
ル部材62を介在させる事によって液密に接続されてい
る。基体55がソケット50の第2の開口72に挿入さ
れることにより、基板55の先端部分にある接点パター
ン54が接点71と接触する事により電気的な接続がな
される。プラグ51とソケット50の装着力量も接点間
の摩擦力により確保される。
【0044】ケーブル58のシールド線60が導電性の
プラグカバー52に接続されることによりプラグ側のシ
ールドが構成されるが、電気伝導性を有した蛇腹66が
プラグカバー52に取り付けられることにより、蛇腹6
6もプラグ側のシールドを構成する。
プラグカバー52に接続されることによりプラグ側のシ
ールドが構成されるが、電気伝導性を有した蛇腹66が
プラグカバー52に取り付けられることにより、蛇腹6
6もプラグ側のシールドを構成する。
【0045】プラグ51がソケット50に装着されるこ
とにより、蛇腹66の端面68に取り付けられた電気伝
導性の弾性平面体69はソケット50の平面73に押し
当てられる。このようにプラグ51とソケット50を嵌
合させることによってプラグ51側に構成されるシール
ド部とソケット50側に構成されたシールド部とが蛇腹
66を介して連続した一体のシールド構造を構成し、コ
ネクタ装置の電気接点部をシールドするようになってい
る。
とにより、蛇腹66の端面68に取り付けられた電気伝
導性の弾性平面体69はソケット50の平面73に押し
当てられる。このようにプラグ51とソケット50を嵌
合させることによってプラグ51側に構成されるシール
ド部とソケット50側に構成されたシールド部とが蛇腹
66を介して連続した一体のシールド構造を構成し、コ
ネクタ装置の電気接点部をシールドするようになってい
る。
【0046】本実施形態によれば、蛇腹66の弾性押圧
効果により、コネクタ接続部のシールドを確実にとるこ
とができる。また、液密確保レベルにまで蛇腹66を押
圧することにより、コネクタ接続の接点部分の防水を確
保することができる。
効果により、コネクタ接続部のシールドを確実にとるこ
とができる。また、液密確保レベルにまで蛇腹66を押
圧することにより、コネクタ接続の接点部分の防水を確
保することができる。
【0047】(第5実施形態)本発明の第5実施形態を
図7をもって説明する。本実施形態のコネクタ装置はプ
ラグカバー52の外周の全周または一部に溝81が設け
られている。また、ソケット50の、プラグカバー52
が嵌合する開口64の内面において、プラグ51をソケ
ット50に装着した際のプラグカバー52の溝81と相
対する位置には突没自在な突起体82が設けられてい
る。突起体82はコイルバネなどの伸縮自在の弾性部材
83で押圧され、開口64の内面から突き出すように付
勢されている。
図7をもって説明する。本実施形態のコネクタ装置はプ
ラグカバー52の外周の全周または一部に溝81が設け
られている。また、ソケット50の、プラグカバー52
が嵌合する開口64の内面において、プラグ51をソケ
ット50に装着した際のプラグカバー52の溝81と相
対する位置には突没自在な突起体82が設けられてい
る。突起体82はコイルバネなどの伸縮自在の弾性部材
83で押圧され、開口64の内面から突き出すように付
勢されている。
【0048】そして、ソケット50にプラグ51を装着
したとき、突起体82が溝81に嵌り込んで係合し、プ
ラグ51の抜けを防止する抜止め防止機構を構成してい
る。その他の構成は前述した第4実施形態のものと同じ
である。
したとき、突起体82が溝81に嵌り込んで係合し、プ
ラグ51の抜けを防止する抜止め防止機構を構成してい
る。その他の構成は前述した第4実施形態のものと同じ
である。
【0049】ソケット50へのプラグ装着時において、
突起体82は溝81に係合し、プラグ51の抜けを防止
する。また、プラグ51のソケット50からの抜止め防
止機構を設けたことにより、蛇腹の押圧力を第1実施形
態のものに比べ大きくすることが可能となり、シールド
性や液密性が向上する。
突起体82は溝81に係合し、プラグ51の抜けを防止
する。また、プラグ51のソケット50からの抜止め防
止機構を設けたことにより、蛇腹の押圧力を第1実施形
態のものに比べ大きくすることが可能となり、シールド
性や液密性が向上する。
【0050】(第6実施形態)本発明の第6実施形態を
図8をもって説明する。本実施形態のコネクタ装置にお
いて、コネクタプラグ91の外装はプラグ軸方向へ3段
に伸縮する3つの外装部材A,B,Cにより構成されて
いる。
図8をもって説明する。本実施形態のコネクタ装置にお
いて、コネクタプラグ91の外装はプラグ軸方向へ3段
に伸縮する3つの外装部材A,B,Cにより構成されて
いる。
【0051】第1外装部材Aにはケーブル92を挿通す
る開口93と、この開口93に対して垂直な向きのネジ
孔94が設けられている。ネジ孔94にはネジ95が螺
入され、そのネジ95によりケーブル92を締付け固定
している。
る開口93と、この開口93に対して垂直な向きのネジ
孔94が設けられている。ネジ孔94にはネジ95が螺
入され、そのネジ95によりケーブル92を締付け固定
している。
【0052】また、第1外装部材Aのケーブル92の延
出側の外形部96の外周には溝97が設けられており、
この溝97には折止めチューブ98の基端部内面に形成
した突起部99が嵌り込んで係合している。第1外装部
材Aには折止めチューブ98が取り付けられる外形部9
6に引き続き、大径の円筒部100が連続して形成され
ている。この円筒部100の外周部には溝101が設け
られている。円筒部100の内面102の開口端には上
記円筒部100の端面からある範囲にわたり円筒の内面
径よりは大きな呼び径の雌ネジ103が設けられてい
る。
出側の外形部96の外周には溝97が設けられており、
この溝97には折止めチューブ98の基端部内面に形成
した突起部99が嵌り込んで係合している。第1外装部
材Aには折止めチューブ98が取り付けられる外形部9
6に引き続き、大径の円筒部100が連続して形成され
ている。この円筒部100の外周部には溝101が設け
られている。円筒部100の内面102の開口端には上
記円筒部100の端面からある範囲にわたり円筒の内面
径よりは大きな呼び径の雌ネジ103が設けられてい
る。
【0053】第1外装部材Aの円筒部100の開口部1
04内には略円筒形の第2外装部材Bが挿入されてい
る。第2外装部材Bにおいて、第1外装部材Aの挿入先
端側には太径の外端部105が形成されている。外端部
105の外径は第1外装部材Aの円筒部100の内面1
02に略嵌合する寸法を有する。第2外装部材Bは外端
部105の部分に引き続きその外径よりも小さい寸法の
外径を有する円筒部106が形成されている。
04内には略円筒形の第2外装部材Bが挿入されてい
る。第2外装部材Bにおいて、第1外装部材Aの挿入先
端側には太径の外端部105が形成されている。外端部
105の外径は第1外装部材Aの円筒部100の内面1
02に略嵌合する寸法を有する。第2外装部材Bは外端
部105の部分に引き続きその外径よりも小さい寸法の
外径を有する円筒部106が形成されている。
【0054】また、第2外装部材Bの内面107には開
口端面からある範囲にわたり上記第2外装部材Bの内面
の径よりは大きな呼び径の雌ネジ108が設けられてい
る。
口端面からある範囲にわたり上記第2外装部材Bの内面
の径よりは大きな呼び径の雌ネジ108が設けられてい
る。
【0055】第1外装部材Aの雌ネジ103にはその円
筒部100の内径よりも小さくかつ第2外装部材Bの円
筒部106の外径よりも大きな内径を有したリング10
9が螺合される。このリング109は上記第1外装部材
Aに第2外装部材Bを挿入した後に装着される。リング
109には第2外装部材Bの外端部105が当たるの
で、第2外装部材Bは第1外装部材Aから外れない。
筒部100の内径よりも小さくかつ第2外装部材Bの円
筒部106の外径よりも大きな内径を有したリング10
9が螺合される。このリング109は上記第1外装部材
Aに第2外装部材Bを挿入した後に装着される。リング
109には第2外装部材Bの外端部105が当たるの
で、第2外装部材Bは第1外装部材Aから外れない。
【0056】第2外装部材Bの開口120内には第3外
装部材Cが挿入される。第3外装部材Cの挿入先端側外
周部分には上記第2外装部材Bの内面107に略嵌合す
る寸法を有した大径の外端部121が設けられている。
第3外装部材Cはこの外端部121に引き続き形成され
る円筒部122が設けられている。円筒部122は上記
外端部121の外径より小なる外径で形成されている。
装部材Cが挿入される。第3外装部材Cの挿入先端側外
周部分には上記第2外装部材Bの内面107に略嵌合す
る寸法を有した大径の外端部121が設けられている。
第3外装部材Cはこの外端部121に引き続き形成され
る円筒部122が設けられている。円筒部122は上記
外端部121の外径より小なる外径で形成されている。
【0057】第2外装部材Bの雌ネジ108には第3外
装部材Cの円筒部122の外径よりは大きな内径を有
し、第2外装部材Bの内径より小さな径を有したリング
123が螺合される。このリング123は第2外装部材
B内に第3外装部材Cを挿入した後に装着される。そし
て、リング123には第3外装部材Cの外端部121の
部分が当たるので、第3外装部材Cが第2外装部材Bか
ら外れることがない。
装部材Cの円筒部122の外径よりは大きな内径を有
し、第2外装部材Bの内径より小さな径を有したリング
123が螺合される。このリング123は第2外装部材
B内に第3外装部材Cを挿入した後に装着される。そし
て、リング123には第3外装部材Cの外端部121の
部分が当たるので、第3外装部材Cが第2外装部材Bか
ら外れることがない。
【0058】第3外装部材Cの小なる外径の円筒部12
2の開口端には電気接点124を一体成型等で取り付け
た絶縁部材125が取り付けられている。上記電気接点
124にはケーブル92に内蔵された信号線126が半
田付けなどで接続されている。これらの信号線126の
周囲には電気伝導性の材料で構成された蛇腹部材127
が配置されており、この蛇腹部材127のケーブル側端
面は第1外装部材Aの内端に取り付けられ、蛇腹部材1
27の電気接点側端面は第3外装部材Cに取り付けられ
ている。
2の開口端には電気接点124を一体成型等で取り付け
た絶縁部材125が取り付けられている。上記電気接点
124にはケーブル92に内蔵された信号線126が半
田付けなどで接続されている。これらの信号線126の
周囲には電気伝導性の材料で構成された蛇腹部材127
が配置されており、この蛇腹部材127のケーブル側端
面は第1外装部材Aの内端に取り付けられ、蛇腹部材1
27の電気接点側端面は第3外装部材Cに取り付けられ
ている。
【0059】コネクタプラグ91が接続されるソケット
128には第1外装部材Aが嵌合する内径を有した開口
129が設けられており、この開口129の奥部端には
上記電気接点124が接続される雌型の電気接点130
が一体成型等で取り付けられた絶縁部材131が設けら
れている。
128には第1外装部材Aが嵌合する内径を有した開口
129が設けられており、この開口129の奥部端には
上記電気接点124が接続される雌型の電気接点130
が一体成型等で取り付けられた絶縁部材131が設けら
れている。
【0060】ソケット128の開口129には上記コネ
クタプラグ91が縮小状態でソケット128内に装着さ
れた状態で上記第1外装部材Aの溝101が位置する部
位にはその開口129の内側方向に突出する突起132
が設けられている。この突起132の先端面はコネクタ
プラグ91の挿入方向側から開口129の奥方向にかけ
て突出量が増大し、かつ、この突起132の開口129
の入り口に対して奥側の端面はコネクタプラグ91の挿
入軸方向に対し垂直な形状を有している。
クタプラグ91が縮小状態でソケット128内に装着さ
れた状態で上記第1外装部材Aの溝101が位置する部
位にはその開口129の内側方向に突出する突起132
が設けられている。この突起132の先端面はコネクタ
プラグ91の挿入方向側から開口129の奥方向にかけ
て突出量が増大し、かつ、この突起132の開口129
の入り口に対して奥側の端面はコネクタプラグ91の挿
入軸方向に対し垂直な形状を有している。
【0061】この突起132はソケット128の開口1
29の近傍に設けられたスライドレバー133と一体的
に連結または一体に形成されており、このスライドレバ
ー133及び突起132は弾性部材134でコネクタプ
ラグ91の挿入軸方向と垂直で開口129に突出させる
向きに押圧されている。
29の近傍に設けられたスライドレバー133と一体的
に連結または一体に形成されており、このスライドレバ
ー133及び突起132は弾性部材134でコネクタプ
ラグ91の挿入軸方向と垂直で開口129に突出させる
向きに押圧されている。
【0062】上記構成において、第1外装部材Aのネジ
孔94に挿入されたネジ95によりケーブル92は第1
外装部材Aに固定され、ケーブル92のシールド線13
5は第1外装部材Aに接続される。第1外装部材Aから
は導電性の蛇腹部材127が第3外装部材Cに接続され
ているため、コネクタプラグ91内において信号線12
6に対するシールドが形成されている。
孔94に挿入されたネジ95によりケーブル92は第1
外装部材Aに固定され、ケーブル92のシールド線13
5は第1外装部材Aに接続される。第1外装部材Aから
は導電性の蛇腹部材127が第3外装部材Cに接続され
ているため、コネクタプラグ91内において信号線12
6に対するシールドが形成されている。
【0063】各外装部材A,B,Cはプラグ軸方向へ伸
縮自在に嵌合して取り付けられているが、リング10
9,123により外れることがない。蛇腹部材127は
コネクタプラグ91のソケット128への装着後に第1
外装部材Aの後端よりソケット128の位置する方向へ
押圧されることにより縮小状態となることでコネクタプ
ラグ91の全長が短くなり、第1外装部材Aにある溝1
01にソケット128の突起132が突出する。この突
起132は弾性部材134で溝101内に押圧されてい
るため、コネクタプラグ91は縮小状態が保たれたま
ま、ソケット128に接続されることになる。
縮自在に嵌合して取り付けられているが、リング10
9,123により外れることがない。蛇腹部材127は
コネクタプラグ91のソケット128への装着後に第1
外装部材Aの後端よりソケット128の位置する方向へ
押圧されることにより縮小状態となることでコネクタプ
ラグ91の全長が短くなり、第1外装部材Aにある溝1
01にソケット128の突起132が突出する。この突
起132は弾性部材134で溝101内に押圧されてい
るため、コネクタプラグ91は縮小状態が保たれたま
ま、ソケット128に接続されることになる。
【0064】コネクタプラグ91を外す場合にはスライ
ドレバー133を突起132が弾性部材134により押
圧されている方向とは逆方向に移動させる操作を行なう
ことで、突起132は第1外装部材Aの溝101から退
避し、これにより蛇腹部材127の弾性力によりコネク
タプラグ91の全長は最も長い状態に伸長する。この伸
長した外装部材A,B,Cの外周を把持することで、ソ
ケット128からコネクタプラグ91を取り外すことが
可能となり、抜く操作が容易である。
ドレバー133を突起132が弾性部材134により押
圧されている方向とは逆方向に移動させる操作を行なう
ことで、突起132は第1外装部材Aの溝101から退
避し、これにより蛇腹部材127の弾性力によりコネク
タプラグ91の全長は最も長い状態に伸長する。この伸
長した外装部材A,B,Cの外周を把持することで、ソ
ケット128からコネクタプラグ91を取り外すことが
可能となり、抜く操作が容易である。
【0065】また、ソケット128に対し、コネクタプ
ラグ91を接続した場合、コネクタプラグ91がソケッ
ト128から突き出した状態になっていると、コネクタ
プラグ91に思わぬ力が加わり、コネクタ装置に負担が
かかる場合がある。本実施形態においては、コネクタプ
ラグ91を伸縮可能な構造にし、装着時にはプラグ全長
を縮少した状態にすることが可能であり、それと共に、
コネクタプラグ91のソケット128からの取り外し時
にはコネクタプラグ91の全長が蛇腹127の弾性力を
利用することで自動的に伸長する機構を採用したため、
取り外し時に必要な把持部を確保することが可能とな
る。また、蛇腹部材127を電気伝導性の部材で構成す
ることで、伸縮構造を取りながらも確実にコネクタ装置
のシールドをとることができる。
ラグ91を接続した場合、コネクタプラグ91がソケッ
ト128から突き出した状態になっていると、コネクタ
プラグ91に思わぬ力が加わり、コネクタ装置に負担が
かかる場合がある。本実施形態においては、コネクタプ
ラグ91を伸縮可能な構造にし、装着時にはプラグ全長
を縮少した状態にすることが可能であり、それと共に、
コネクタプラグ91のソケット128からの取り外し時
にはコネクタプラグ91の全長が蛇腹127の弾性力を
利用することで自動的に伸長する機構を採用したため、
取り外し時に必要な把持部を確保することが可能とな
る。また、蛇腹部材127を電気伝導性の部材で構成す
ることで、伸縮構造を取りながらも確実にコネクタ装置
のシールドをとることができる。
【0066】尚、この実施形態において、上記電気接点
124と電気接点130を接触させる手段は第1〜4実
施形態で示したような圧接状態で突き当て接触させる接
続手段に代えてもよい。
124と電気接点130を接触させる手段は第1〜4実
施形態で示したような圧接状態で突き当て接触させる接
続手段に代えてもよい。
【0067】本発明は上記各実施形態のものに限定され
るものではない。接点と接点が圧接状態で突き当て接触
するものであれば、端面同士が接合するものに限らず、
接点部材の一部が遊嵌するものであってもよい。
るものではない。接点と接点が圧接状態で突き当て接触
するものであれば、端面同士が接合するものに限らず、
接点部材の一部が遊嵌するものであってもよい。
【0068】上記説明によれば以下の付記に挙げる各項
およびそれらの項を任意に組み合わせたものが得られ
る。 〔付記〕 (1)レセプタクルにプラグを着脱可能に接続するコネ
クタ装置において、レセプタクルにプラグを装着したと
き、弾性部材の付勢力で、レセプタクルの接点とプラグ
の接点を圧接状態で突き当て接触させる接続手段とした
ことを特徴とするコネクタ装置。
およびそれらの項を任意に組み合わせたものが得られ
る。 〔付記〕 (1)レセプタクルにプラグを着脱可能に接続するコネ
クタ装置において、レセプタクルにプラグを装着したと
き、弾性部材の付勢力で、レセプタクルの接点とプラグ
の接点を圧接状態で突き当て接触させる接続手段とした
ことを特徴とするコネクタ装置。
【0069】(2)レセプタクル及びプラグの少なくと
も一方の接点ユニットを蛇腹状の弾性部材によって移動
自在に支持し、レセプタクルにプラグを装着したとき、
弾性部材によって上記接点ユニットを他方の接点側に向
けて弾性的に押すようにしたことを特徴とする請求項1
に記載の内視鏡用コネクタ装置。
も一方の接点ユニットを蛇腹状の弾性部材によって移動
自在に支持し、レセプタクルにプラグを装着したとき、
弾性部材によって上記接点ユニットを他方の接点側に向
けて弾性的に押すようにしたことを特徴とする請求項1
に記載の内視鏡用コネクタ装置。
【0070】(3)蛇腹状の弾性部材によってこれを設
けたレセプタクル及びプラグの少なくとも一方の接続ラ
インを封止し、接点は露出させたことを特徴とする請求
項1または請求項2に記載の内視鏡用コネクタ装置。
けたレセプタクル及びプラグの少なくとも一方の接続ラ
インを封止し、接点は露出させたことを特徴とする請求
項1または請求項2に記載の内視鏡用コネクタ装置。
【0071】(4)内視鏡用撮像装置をビデオプロセッ
サと着脱可能に設ける内視鏡用コネクタ装置において、
上記内視鏡用コネクタ装置内に基板を設け、上記基板を
気密ユニット内に設けたことを特徴とする内視鏡用コネ
クタ装置。
サと着脱可能に設ける内視鏡用コネクタ装置において、
上記内視鏡用コネクタ装置内に基板を設け、上記基板を
気密ユニット内に設けたことを特徴とする内視鏡用コネ
クタ装置。
【0072】<第2群> (1)少なくとも一方が液密に構成された一対のコネク
タを互いに嵌合して各コネクタの電気接点を接触させ、
互いの電気的接続を行う機器を有するコネクタ装置にお
いて、上記電気接点部の外周には全周に渡り上記コネク
タの挿脱方向に伸縮可能な蛇腹が周設されており、上記
蛇腹の一方の端面は上記コネクタ装置の一方の外装に密
着固定されており、上記蛇腹の他方の端面は上記コネク
タ装置の接続時に上記コネクタ装置の他方の外装に圧接
されることを特徴としたコネクタ装置。 (2)上記蛇腹は上記コネクタ装置の一方の外装に液密
を確保して取り付けられており、上記蛇腹の他方の端面
は上記コネクタ装置の接続時に上記コネクタ装置の他方
の外装に液密を確保して密着するようにしたことを特徴
としたコネクタ装置。 (3)上記蛇腹は電気伝導性を有している事を特徴とし
たコネクタ装置。
タを互いに嵌合して各コネクタの電気接点を接触させ、
互いの電気的接続を行う機器を有するコネクタ装置にお
いて、上記電気接点部の外周には全周に渡り上記コネク
タの挿脱方向に伸縮可能な蛇腹が周設されており、上記
蛇腹の一方の端面は上記コネクタ装置の一方の外装に密
着固定されており、上記蛇腹の他方の端面は上記コネク
タ装置の接続時に上記コネクタ装置の他方の外装に圧接
されることを特徴としたコネクタ装置。 (2)上記蛇腹は上記コネクタ装置の一方の外装に液密
を確保して取り付けられており、上記蛇腹の他方の端面
は上記コネクタ装置の接続時に上記コネクタ装置の他方
の外装に液密を確保して密着するようにしたことを特徴
としたコネクタ装置。 (3)上記蛇腹は電気伝導性を有している事を特徴とし
たコネクタ装置。
【0073】(第2群の発明の従来技術とその課題)従
来の内視鏡用コネクタ装置は、プラグとソケット間の電
磁シールド性を確保するために、プラグとソケットを接
続する際に、外装シェルを金属で構成してお互いをネジ
嵌合していた。しかし、前述したコネクタ装置はプラグ
に把持部を設けているため、プラグとソケットを接続し
た際に突出量が大きくなってしまうという問題があっ
た。突出量が大きいと、プラグにかかる負担が大きくな
る。第2群の発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、操作性を損なうことなく、プラグの突出量が小さい
内視鏡用コネクタ装置を提供することを目的とする。
来の内視鏡用コネクタ装置は、プラグとソケット間の電
磁シールド性を確保するために、プラグとソケットを接
続する際に、外装シェルを金属で構成してお互いをネジ
嵌合していた。しかし、前述したコネクタ装置はプラグ
に把持部を設けているため、プラグとソケットを接続し
た際に突出量が大きくなってしまうという問題があっ
た。突出量が大きいと、プラグにかかる負担が大きくな
る。第2群の発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、操作性を損なうことなく、プラグの突出量が小さい
内視鏡用コネクタ装置を提供することを目的とする。
【0074】<第3群> (1)一対のコネクタを互いに嵌合して各コネクタの電
気接点を接触させ、互いの電気的接続を行う機器を有す
るコネクタ装置のコネクタプラグにおいて、上記コネク
タプラグの全長は上記コネクタの挿脱軸方向に伸縮自在
であり、上記コネクタプラグの伸縮自在部には少なくと
も一つの上記コネクタの挿脱軸方向に伸縮自在な蛇腹が
設けられていることを特徴としたコネクタ装置。
気接点を接触させ、互いの電気的接続を行う機器を有す
るコネクタ装置のコネクタプラグにおいて、上記コネク
タプラグの全長は上記コネクタの挿脱軸方向に伸縮自在
であり、上記コネクタプラグの伸縮自在部には少なくと
も一つの上記コネクタの挿脱軸方向に伸縮自在な蛇腹が
設けられていることを特徴としたコネクタ装置。
【0075】(2)コネクタが接続された状態において
は、上記コネクタプラグの全長は縮小しており、上記コ
ネクタプラグを上記コネクタ装置から抜去する際には、
上記コネクタプラグの全長は伸長することを特徴とした
前項に記載のコネクタ装置。
は、上記コネクタプラグの全長は縮小しており、上記コ
ネクタプラグを上記コネクタ装置から抜去する際には、
上記コネクタプラグの全長は伸長することを特徴とした
前項に記載のコネクタ装置。
【0076】(第3群の発明の従来技術とその課題)従
来の内視鏡用コネクタ装置は、プラグとソケットを着脱
し易いように、プラグ側に把持部が設けられている。し
かし、前述のコネクタ装置では、プラグとソケットの着
脱がネジ嵌合であるために着脱操作に手間がかかるとい
う問題があった。第3群の発明は上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、操作性が良く、確実に電磁波シールド
が可能な内視鏡用コネクタ装置を提供することを目的と
する。
来の内視鏡用コネクタ装置は、プラグとソケットを着脱
し易いように、プラグ側に把持部が設けられている。し
かし、前述のコネクタ装置では、プラグとソケットの着
脱がネジ嵌合であるために着脱操作に手間がかかるとい
う問題があった。第3群の発明は上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、操作性が良く、確実に電磁波シールド
が可能な内視鏡用コネクタ装置を提供することを目的と
する。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気的性能を確保し、かつ着脱が容易で(着脱力量が軽
い)、操作性の良い内視鏡用コネクタ装置を提供でき
る。また、本発明によれば、接点部分が濡れても容易に
拭き取ることができる構造に構成することが容易であ
る。
電気的性能を確保し、かつ着脱が容易で(着脱力量が軽
い)、操作性の良い内視鏡用コネクタ装置を提供でき
る。また、本発明によれば、接点部分が濡れても容易に
拭き取ることができる構造に構成することが容易であ
る。
【図1】本発明の第1実施形態の内視鏡システムの説明
図。
図。
【図2】本発明の第1実施形態に係るコネクタ装置であ
って、(a)はプラグとレセプタクルを分離した状態で
の縦断面図、(b)はプラグとレセプタクルを接続した
状態での縦断面図。
って、(a)はプラグとレセプタクルを分離した状態で
の縦断面図、(b)はプラグとレセプタクルを接続した
状態での縦断面図。
【図3】本発明の第2実施形態に係るコネクタ装置であ
って、(a)はプラグとレセプタクルを分離した状態で
の縦断面図、(b)はプラグとレセプタクルを接続した
状態での縦断面図。
って、(a)はプラグとレセプタクルを分離した状態で
の縦断面図、(b)はプラグとレセプタクルを接続した
状態での縦断面図。
【図4】本発明の第3実施形態に係るコネクタ装置であ
って、(a)はプラグとレセプタクルを分離した状態で
の縦断面図、(b)はプラグとレセプタクルを接続した
状態での縦断面図。
って、(a)はプラグとレセプタクルを分離した状態で
の縦断面図、(b)はプラグとレセプタクルを接続した
状態での縦断面図。
【図5】本発明の第4実施形態に係るコネクタ装置のプ
ラグの斜視図。
ラグの斜視図。
【図6】本発明の第4実施形態に係るコネクタ装置のプ
ラグをソケットに接続した状態での縦断面図。
ラグをソケットに接続した状態での縦断面図。
【図7】本発明の第5実施形態に係るコネクタ装置のプ
ラグをソケットに接続した状態での縦断面図。
ラグをソケットに接続した状態での縦断面図。
【図8】本発明の第6実施形態に係るコネクタ装置のプ
ラグをソケットに接続した状態での縦断面図。
ラグをソケットに接続した状態での縦断面図。
11…プラグ 12…レセプタクル 13a…接点ピン 13b…接点ピン 14…接点ユニット 16…蛇腹
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷沢 信吉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山口 貴夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 竹腰 聡 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 棚橋 史典 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA00 BB00 CC00 DD00 JJ11 5E021 FA05 FB10 FB14 FC21 FC31 FC36 FC40 HC09 HC11 LA09 5E087 EE03 EE12 FF03 FF16 HH04 LL02 LL03 LL04 LL11 LL12 QQ06 RR03 RR12 RR25
Claims (3)
- 【請求項1】 レセプタクルにプラグを着脱可能に接続
するコネクタ装置において、レセプタクルにプラグを装
着したとき、弾性部材の付勢力で、レセプタクルの接点
とプラグの接点を圧接状態で突き当て接触させる接続手
段としたことを特徴とするコネクタ装置。 - 【請求項2】 レセプタクル及びプラグの少なくとも一
方の接点ユニットを蛇腹状の弾性部材によって移動自在
に支持し、レセプタクルにプラグを装着したとき、弾性
部材によって上記接点ユニットを他方の接点側に向けて
弾性的に押すようにしたことを特徴とする請求項1に記
載の内視鏡用コネクタ装置。 - 【請求項3】 蛇腹状の弾性部材によってこれを設けた
レセプタクル及びプラグの少なくとも一方の接続ライン
を封止し、接点は露出させたことを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の内視鏡用コネクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000312109A JP2002124334A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | コネクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000312109A JP2002124334A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | コネクタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002124334A true JP2002124334A (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=18791761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000312109A Withdrawn JP2002124334A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | コネクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002124334A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012519504A (ja) * | 2009-03-06 | 2012-08-30 | オリンパス ビンテル ウント イーベーエー ゲーエムベーハー | 外科用器具 |
JP2015039524A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | Hoya株式会社 | 内視鏡のコネクタ |
JP2022011786A (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-17 | 株式会社クボタ | 電子機器収容ケース |
CN114340142A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-04-12 | 徐石文 | 一种便于连接的pcb板 |
CN117154473A (zh) * | 2023-09-27 | 2023-12-01 | 深圳英美达医疗技术有限公司 | 连接器及内窥镜 |
-
2000
- 2000-10-12 JP JP2000312109A patent/JP2002124334A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012519504A (ja) * | 2009-03-06 | 2012-08-30 | オリンパス ビンテル ウント イーベーエー ゲーエムベーハー | 外科用器具 |
US9839346B2 (en) | 2009-03-06 | 2017-12-12 | Olympus Winter & Ibe Gmbh | Surgical instrument |
JP2015039524A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | Hoya株式会社 | 内視鏡のコネクタ |
JP2022011786A (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-17 | 株式会社クボタ | 電子機器収容ケース |
CN114340142A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-04-12 | 徐石文 | 一种便于连接的pcb板 |
CN117154473A (zh) * | 2023-09-27 | 2023-12-01 | 深圳英美达医疗技术有限公司 | 连接器及内窥镜 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080108 |