JP2002297250A - 保護装置 - Google Patents
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Abstract
時に生じ得る問題を保護する保護装置において、部品点
数を削減する。 【解決手段】 保護装置10は、ソース端子Sおよびド
レイン端子Dが直流電源70と負荷回路80との間の電
流経路中に配されたnMOS22を有するスイッチ部2
0と、nMOS22と電気的に並列となるように配され
たダイオード24と、負荷回路80側から制御電圧Vc
が入力される入力端28と、一端が入力端28と接続さ
れ他端がnMOS22のゲート端子Gと接続された抵抗
器26とを備える。負荷回路80のシリーズレギュレー
タ82により生成された安定した出力直流電圧が、制御
電圧Vcとして入力端28および抵抗器26を介してn
MOS22のゲートに印加される。
Description
る。特に本発明は、直流電源が負荷側に逆極性で接続さ
れることによって生じ得る問題を防止する保護装置に関
する。
子を直流電源の正極側に接続し、且つ負荷の負極入力端
子を直流電源の負極側に接続した順方向接続(順極性接
続)の状態で、負荷を動作させる。たとえば、電気機器
の一例である車両機器においては、トランスを用いて、
このトランスの1次側に順極性で接続された車載バッテ
リ(直流電源の一例)の電圧を2次側で高圧化し、車両
用前照灯を点灯させる。
力端子が直流電源の負極側に接続され、且つ負荷の負極
入力端子が直流電源の正極側に接続された逆方向接続
(逆極性接続)の状態となることがある。たとえば、車
載バッテリを逆極性に取り付けた場合である。このよう
に逆方向接続とした場合、負荷内の回路が故障したり、
ヒューズが溶断したりするなどの問題を生じ得る。
負荷との間の電流経路中に、順方向接続されたときには
オンし、逆方向接続されたときにはオフするスイッチ部
を有する保護装置を配し、負荷と直流電源とが逆方向接
続されたときに、前述のような問題を生じないようにし
ている(たとえば特開平10−315849号参照)。
スイッチ部にFET(電界効果トランジスタ)を用い、
直流電源の正極側から抵抗器を介してFETのゲートに
制御電圧を印加している。
の正極端子に加わったときに、このサージ電圧がFET
のゲート耐圧を超えFETを故障させる虞れがあるた
め、コンデンサやツェナーダイオードによる保護回路に
よって、FETが故障してしまうことを防止している。
たとえば、前記特開平10−315849号に記載の保護装置
は、コンデンサによる保護回路を有している。
保護装置は、FETをオンオフ制御するための制御電圧
をゲート端子に供給するなどの目的で、多くの部品を新
たに設けなければならず、コストの点で難点がある。
とのできる保護装置を提供することを目的とする。この
目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組
み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更な
る有利な具体例を規定する。
によると、保護装置は、安定化電源回路を含む負荷部と
直流電源との間の電流経路中に配される保護装置であっ
て、ソース端子およびドレイン端子が直流電源と負荷部
との間の電流経路中に配されたFETを有するスイッチ
部と、当該保護装置を介して、負荷部の正極入力端子が
直流電源の正極側に接続され且つ負荷部の負極入力端子
が直流電源の負極側に接続された順方向接続のときには
FETをオンさせる一方、負荷部の正極入力端子が直流
電源の負極側に接続され且つ負荷部の負極入力端子が直
流電源の正極側に接続された逆方向接続のときにはFE
Tをオフさせる制御電圧であって、負荷部内の安定化電
源回路において生成された電圧が制御電圧として入力さ
れる入力端とを備え、FETのゲート端子には、入力端
を介して制御電圧が印加される。
列となるように、且つ直流電源と負荷部とが順方向接続
されたときには直流的に順方向となり、直流電源と負荷
部とが逆方向接続されたときには直流的に逆方向となる
ように配されたダイオードをさらに備えることが望まし
い。
MOS−FETであり、ダイオードは、MOS−FET
のソース端子とドレイン端子との間に形成される寄生ダ
イオードであることが望ましい。
は、正極入力端子および負極入力端子のうちの、負荷部
の基準電位となる端子の方に配されることが望ましい。
チャネル型MOS−FETであって、このnチャネル型
MOS−FETは、正極入力端子および負極入力端子の
うちの負荷部の基準電位となる方の電流経路中に配され
ており、nチャネル型MOS−FETのドレイン端子が
直流電源の負荷部の基準電位となる極性側に配され、且
つソース端子が負荷部側に配され、nチャネル型MOS
−FETのソース端子とドレイン端子との間に、ソース
端子側からドレイン端子側を順方向とするように形成さ
れた寄生ダイオードを有することが望ましい。
回路は入力直流電圧を入力直流電圧よりも低い安定化し
た出力直流電圧にして出力するシリーズレギュレータで
あって、入力端にはシリーズレギュレータの出力直流電
圧が制御電圧として印加されてもよい。この場合、FE
Tのゲート端子には入力端を介して制御電圧が直接に印
加される。
安定化電源回路は入力直流電圧を入力直流電圧よりも低
い安定化した出力直流電圧にして出力するシリーズレギ
ュレータであって、入力端とFETのゲート端子との間
に抵抗器が配されており、入力端には、シリーズレギュ
レータの出力直流電圧が制御電圧として印加されてもよ
い。この場合、FETのゲート端子には入力端および抵
抗器を介して制御電圧が印加される。
化電源回路は入力直流電圧を安定化した出力直流電圧に
して出力するスイッチングレギュレータであって、負荷
部は、スイッチングレギュレータの出力直流電圧に基づ
いて出力直流電圧と異なる大きさの直流電圧を生成する
サブ直流電源をさらに備え、入力端とFETのゲート端
子とが直接に接続されており、入力端にはサブ直流電源
において生成された直流電圧が制御電圧として印加され
てもよい。この場合、FETのゲート端子には、サブ直
流電源において生成された直流電圧が制御電圧として、
入力端を介して直接に印加される。
安定化電源回路は入力直流電圧を安定化した出力直流電
圧にして出力するスイッチングレギュレータであって、
負荷部は、スイッチングレギュレータの出力直流電圧に
基づいて出力直流電圧と異なる大きさの直流電圧を生成
するサブ直流電源をさらに備え、入力端とFETのゲー
ト端子との間に抵抗器が配されており、入力端には、サ
ブ直流電源において生成された直流電圧が制御電圧とし
て印加されてもよい。この場合、FETのゲート端子に
は、サブ直流電源において生成された直流電圧が制御電
圧として、入力端および抵抗器を介して印加される。
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションもまた発明となり得る。
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説
明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段
に必須であるとは限らない。
置10を備えた電気機器を示す回路図である。図1の態
様を以下第1実施形態という。直流電源70と負荷部と
しての負荷回路80との間の電流経路中に、直流電源7
0と負荷回路80とが逆方向接続されることにより生じ
得る問題を防止(逆接保護という)するための保護装置
10が配される。
DC−DCコンバータ)の一例であるシリーズレギュレ
ータ82とシステム回路840とを含む。このシリーズ
レギュレータ82は、入力直流電圧を入力直流電圧より
も低い安定化した出力直流電圧にしてシステム回路84
0に供給する。
イン端子Dが直流電源70と負荷回路80との間の電流
経路中に配されたnチャネル型MOS−FET22(以
下nMOS22という)を有するスイッチ部20と、n
MOS22と電気的に並列となるように配されたダイオ
ード24と、負荷回路80側から制御電圧Vcが入力さ
れる入力端28と、一端が入力端28と接続され他端が
nMOS22のゲート端子Gと接続された抵抗器26と
を備えている。
極入力端子10b、正極出力端子10c、および負極出
力端子10dを有する。nMOS22のソース端子S
は、負極出力端子10dを介してシリーズレギュレータ
82の基準電位側である負極入力端子80bと接続さ
れ、ドレイン端子Dは、負極入力端子10bを介して、
直流電源70と接続される。正極入力端子10aは直流
電源70と接続され、正極出力端子10cは、負荷回路
80の正極入力端子80aと接続される。正極入力端子
10aと正極出力端子10cとは、保護装置10内で直
接に接続される。
子80aが、保護装置10の正極入力端子10aと正極
出力端子10cとを介して直流電源70の正極(+)側に
接続され、且つ負極入力端子80bが、保護回路10の
負極出力端子10d、スイッチ部20、および負極入力
端子10bを介して、直流電源70の負極(−)側に接続
された順方向接続時の状態を示す。一方図1(B)は、
負荷回路80の正極入力端子80aが、保護装置10の
正極入力端子10aと正極出力端子10cとを介して直
流電源70の負極(−)側に接続され、負極入力端子80
bが、保護回路10の負極出力端子10d、スイッチ部
20、および負極入力端子10bを介して、直流電源7
0の正極(+)側に接続された逆方向接続時の状態を示
す。
端子Sとドレイン端子Dとの間に、ソース端子S側から
ドレイン端子D側を順方向とするように形成された寄生
ダイオードである。したがって、このダイオード24
は、直流電源70と負荷回路80とが順方向接続された
ときには直流的に順方向となり、直流電源70と負荷回
路80とが逆方向接続されたときには直流的に逆方向と
なるように配される。
が、制御電圧Vcとして出力端80c、入力端28、お
よび抵抗器26を介してnMOS22のゲート端子Gに
入力される。
MOS22がオンしていなくても、ダイオード24を介
して直流電源70から負荷回路80に直流電流が流れ
る。そして、シリーズレギュレータ82が起動し、シリ
ーズレギュレータ82から所定の大きさ(0Vよりも
大)の出力直流電圧が発せられる。そして、この出力直
流電圧が制御電圧VcとしてnMOS22のゲート端子
Gに印加されることで、nMOS22がオンしてドレイ
ン・ソース間がショートされる。一方、逆方向接続時に
は、ダイオード24が直流的に逆方向となるので、直流
電源70から負荷回路80には直流電流が流れない。こ
のため、シリーズレギュレータ82は起動せず、出力直
流電圧はほぼ0Vとなる。このため、nMOS22はオ
ンしない。
直流電圧が、保護装置10を介して直流電源70と順方
向接続されたときにはnMOS22をオンさせる一方、
負荷回路80が保護装置10を介して直流電源70と逆
方向接続されたときにはnMOS22をオフさせる制御
電圧Vcとして、保護装置10の入力端28に印加され
る。これにより、逆接時に負荷回路80に不具合が生じ
る問題を防止することができる。
このシリーズレギュレータ82に接続されたシステム回
路840を動作させるための出力直流電圧を出力する。
このため、3端子レギュレータ素子やトランジスタのエ
ミッタフォロアなどの種々の回路方式により、シリーズ
レギュレータ82が構成される。いずれの方式であって
も、シリーズレギュレータ82の出力端子と基準電位
(たとえばGND)との間に、システム回路840の平
均的なあるいは瞬間的な消費電流に応じた、シリーズレ
ギュレータ82の動作を安定させるための平滑コンデン
サ(デカップリングコンデンサともいう;図示せず)が
設けられる。したがって、直流電源70が保護装置10
に順方向接続された定常動作状態では、マイナスサージ
が印加されるなどの過渡的な状態においても、シリーズ
レギュレータ82は、ある程度以上の出力直流電圧を保
持する。
力端28に印加すると、順方向接続時にはnMOS22
はオンし、nMOS22のドレイン・ソース間がショー
トされる。よって、基本的には、nMOS22のゲート
端子Gに制御電圧Vcを与えるための付加的な回路を必
要としない。
テム回路840が車両用前照灯を点灯させる点灯回路で
ある場合には、点灯回路には、車両用前照灯の他に、こ
の車両用前照灯と並列にオルタネータが設けられる。こ
のオルタネータは、車両のイグニッションスイッチがオ
ンされると、界磁コイルに界磁電流が流れるようになっ
ている。そして、たとえば乗員の操作により点灯スイッ
チがオンされるが、車両用前照灯が点灯中でイグニッシ
ョンスイッチをオフした直後には、多大なリアクタンス
を有するオルタネータの界磁コイルによって、車載バッ
テリの正極側に極性が反転した負極性の大きな電圧(誘
導性の短時間の大きなマイナスサージ)が一瞬発生す
る。
うに、マイナスサージが印加された状態においても、シ
リーズレギュレータ82がある程度以上の出力直流電圧
を保持するから、nMOS22のオンを維持させること
ができる。このため、特開平10−315849号に記載されて
いるような保護用のコンデンサが不要になる。
た場合にFETがオフしてしまうと、大きな電圧がFE
Tのソース・ドレイン間に印加される。このため、通
常、スイッチ部20は、大きなドレイン・ソース間耐圧
を持つFETを有していなければならない。しかし、前
述のように、マイナスサージが印加されている短時間に
nMOS22のオンが維持されていれば、シリーズレギ
ュレータ82の出力端子に設けられた平滑コンデンサ
が、そのサージエネルギを吸収する。また、システム回
路840が、サージエネルギを吸収する素子を有してい
る場合は、この素子がサージエネルギを吸収する。した
がって、本実施形態のnMOS22は、大きなドレイン
・ソース間耐圧を有していなくてもよい。
壊、中でもゲート・ドレイン・ソースの全端子ショート
が多い。このときシリーズレギュレータ82の出力とn
MOS22のゲート端子Gとの間に抵抗器が介在してい
ないと、シリーズレギュレータ82の出力電圧が直流電
源70の負極(−)側(負荷回路80のGND側)に引っ
張られて、負荷回路80(電気機器のシステム全体)が
動作しなくなる虞れがあある。しかし、本実施形態の保
護装置10は、抵抗器26を介して制御電圧Vcをゲー
ト端子Gに印加しているので、たとえば車両側からのサ
ージなど何らかの理由でnMOS22が破壊しゲート端
子Gが直流電源70の負極(−)側とショートされた場合
でも、システム全体の動作を正常に保つことができる。
つまり、順方向接続時には、FETのドレイン・ソース
間をショートさせて負荷回路80を動作させるので、F
ETがショート破壊した場合の順方向接続時のシステム
の動作は、実用上問題がない。
荷回路80に逆極性で接続されることによる不具合を防
止するという逆接保護のために設けられる。したがって
FET破壊が生じた場合、保護装置10は逆接保護の面
では全く機能しなくなってしまう。しかし、逆接保護
は、たとえば直流電源70を車両に取り付けるまでの過
程においてコネクションミスが生じた場合に、システム
自身や車両などへの悪影響を避けるのが目的であり、一
旦負荷回路80(たとえば車両)に直流電源70を取り
付ければその役目はもはや必要がないと考えられる。し
たがって、逆接保護用に設けたFETのゲート端子Gに
抵抗器26を介してシリーズレギュレータ82から出力
直流電圧を制御電圧Vcとして印加することで、車両に
取り付けた後のサージなどによるFET破壊に対するシ
ステムの故障が発生しないので、不良率の低下に寄与す
る。
置を備えた電気機器の他の例を示す回路図である。図2
の態様を以下第2実施形態という。この第2実施形態に
おいては、保護装置10は、負荷回路80内に設けられ
たサブ直流電源90から発せられる直流電圧を制御電圧
Vcとして用いる点が、上記第1実施形態と異なる。
2とシステム回路840以外に、サブ直流電源90を含
む。システム回路840にはシリーズレギュレータ82
の出力電圧が印加されている。またシステム回路840
は、入力側が正極入力端子80aおよび負極入力端子8
0bと接続されたスイッチングレギュレータ(狭義のD
C−DCコンバータ)842と、スイッチングレギュレ
ータ842の出力側と接続されたHブリッジインバータ
844と、Hブリッジインバータ844の出力側と接続
された放電灯846とを有する。スイッチングレギュレ
ータ842は、入力直流電圧を安定化した出力直流電圧
にして出力する安定化電源回路の一例であり、正極入力
端子80aから入力される直流電圧を昇圧する。
レギュレータ842の出力と接続された抵抗器92と、
カソード端子が抵抗器92の他端と接続され、アノード
端子がシリーズレギュレータ82やスイッチングレギュ
レータ842の基準電位側である負極入力端子80bと
接続されたツェナーダイオード94と、ツェナーダイオ
ード94と並列接続されたデカップリング用のコンデン
サ96とを有する。ツェナーダイオード94のカソード
端子と抵抗器92との接続点が出力端80cに接続され
ており、コンデンサ96が負極入力端子80bと出力端
80cとの間に配される。この構成により、サブ直流電
源90は、スイッチングレギュレータ842の出力直流
電圧に基づいて、所定の大きさの直流電圧をツェナーダ
イオード94のカソード端子に生成する。この直流電圧
は、たとえばスイッチングレギュレータ842の出力直
流電圧と異なる大きさの電圧(具体的にはより小さい電
圧)である。
続されたスイッチ素子(以下ブリッジ構成部分という)
を有する点灯回路として、Hブリッジインバータ844
と放電灯846を具備し、車両(乗用車)用放電灯を点
灯させるものである場合、スイッチングレギュレータ8
42は、バッテリ電圧が低くなっても放電灯846の点
灯を維持させるために設けられる専用電源であるとよ
い。この場合、スイッチングレギュレータ842により
生成される出力電圧が、点灯回路を構成するHブリッジ
インバータ844内のブリッジドライブICやブリッジ
構成部分に印加される。
レータ842と連動して、ツェナーダイオード94のカ
ソード端子にツェナ電圧(直流電圧)を発生する。保護
装置10の入力端28には、このツェナー電圧が制御電
圧Vcとして印加される。この制御電圧Vcは、抵抗器
26を介してnMOS22のゲート端子Gに入力され
る。
点灯回路を有する場合、点灯回路内のブリッジドライブ
ICやブリッジ構成自体は、さほど電流を消費しない。
このためスイッチングレギュレータ842の出力電圧が
低下しても(たとえば0Vになっても)、サブ直流電源
90のツェナー電圧が急激に低下してしまうことはな
い。したがって、この第2実施形態による保護装置10
においても、マイナスサージ印加時にnMOS22のオ
ンを維持させることができるなど、上記第1実施形態と
ほぼ同様の動作をし、ほぼ同様の効果を得ることができ
る。
置を備えた電気機器の他の例を示す回路図である。図3
の態様を以下第3実施形態という。この第3実施形態に
おいては、保護装置10は、サブ直流電源90内に設け
られたツェナーダイオード94の接続態様が、第2実施
形態と異なる。
のアノード端子はシリーズレギュレータ82の出力と接
続されている。デカップリング用のコンデンサ96は、
負極入力端子80bと出力端80cとの間に配されてい
る。この接続態様においても、サブ直流電源90の出力
電圧を規定することができる。したがって、この第2実
施形態による保護装置10においても、上記第2実施形
態とほぼ同様の動作をし、ほぼ同様の効果を得ることが
できる。
に限らず、ツェナーダイオード94のアノード端子は、
サブ直流電源90の出力電圧を規定することができる限
り、その他の部位に接続されてもよい。これらの変更態
様においても、デカップリング用のコンデンサ96は、
負極入力端子80bと出力端80cとの間に配されてい
ることが好ましい。
置を備えた電気機器の他の例を示す回路図である。図4
の態様を以下第4実施形態という。この第4実施形態に
おいては、保護装置10は、負荷回路80内に設けられ
たサブ直流電源の構成が、第2実施形態と異なる。
電源90に代えて、サブ直流電源190を有する。サブ
直流電源190は、一端がスイッチングレギュレータ8
42の出力と接続された抵抗器192と、カソード端子
が抵抗器192の他端と接続され、アノード端子がシリ
ーズレギュレータ82やスイッチングレギュレータ84
2の基準電位側である負極入力端子80bと接続された
ツェナーダイオード194と、デカップリング用のコン
デンサ196と、ダーリントン接続された2つのトラン
ジスタ198,199とを有する。
子はツェナーダイオード194のカソード端子に接続さ
れ、コレクタ端子はpnp型のトランジスタ199のベ
ース端子に接続され、エミッタ端子はトランジスタ19
9のコレクタ端子とコンデンサ196の一端と接続され
ている。トランジスタ199のエミッタ端子は、スイッ
チングレギュレータ842の出力と接続されている。ト
ランジスタ198のエミッタ端子とトランジスタ199
のコレクタ端子との接続点が出力端80cに接続されて
おり、デカップリング用のコンデンサ196は、負極入
力端子80bと出力端80cとの間に配されている。こ
の構成により、サブ直流電源190は、スイッチングレ
ギュレータ842の出力直流電圧に基づいて、出力直流
電圧と異なる大きさの直流電圧(たとえばより小さい電
圧)をトランジスタ199のコレクタ端子に生成する。
前述のように、サブ直流電源190の構成が第2実施形
態のサブ直流電源90と異なるだけであり、この第4実
施形態による保護装置10は、上記第2実施形態とほぼ
同様の動作をし、ほぼ同様の効果を得ることができる。
ーダイオード194のアノード端子はシリーズレギュレ
ータ82の出力と接続されてもよい。また、ツェナーダ
イオード194のアノード端子は、サブ直流電源190
の出力電圧を規定することができる限り、その他の部位
に接続されてもよい。これらの変更態様においても、デ
カップリング用のコンデンサ196は、負極入力端子8
0bと出力端80cとの間に配されていることが好まし
い。
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更ま
たは改良を加えることができる。その様な変更または改
良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ること
が、特許請求の範囲の記載から明らかである。
に限らず、その他のFETを有していてもよい。FET
に内在するダイオードを利用することができないときに
は、個別のダイオードをFETと並列に配すればよい。
また、FETのゲート端子Gには、シリーズレギュレー
タ82からの出力直流電圧が、抵抗器26を介すること
なく、制御電圧Vcとして、直接に印加されてもよい。
レータ82の基準電位側である負極入力端子側に限ら
ず、ホット側である正極入力端子側に配されてもよい。
によれば、少ない部品点数で、逆接保護を実現すること
ができる。また、スイッチ部のFETは、大きなドレイ
ン・ソース間耐圧を有していなくてもよい。
気機器を示す回路図
気機器の他の例を示す回路図
気機器の他の例を示す回路図
気機器の他の例を示す回路図
Claims (7)
- 【請求項1】 安定化電源回路を含む負荷部と直流電源
との間の電流経路中に配される保護装置であって、 ソース端子およびドレイン端子が前記直流電源と前記負
荷部との間の電流経路中に配されたFETを有するスイ
ッチ部と、 前記負荷部の正極入力端子が前記直流電源の正極側に接
続され且つ前記負荷部の負極入力端子が前記直流電源の
負極側に接続された順方向接続のときには前記FETを
オンさせる一方、前記負荷部の正極入力端子が前記直流
電源の負極側に接続され且つ前記負荷部の負極入力端子
が前記直流電源の正極側に接続された逆方向接続のとき
には前記FETをオフさせる制御電圧であって、前記負
荷部内の前記安定化電源回路において生成された電圧が
前記制御電圧として入力される入力端とを備え、 前記FETのゲート端子には、前記入力端を介して前記
制御電圧が印加されることを特徴とする保護装置。 - 【請求項2】 前記スイッチ部は、前記正極入力端子お
よび前記負極入力端子のうちの、前記負荷部の基準電位
となる端子の方に配されることを特徴とする請求項1記
載の保護装置。 - 【請求項3】 前記FETは、nチャネル型MOS−F
ETであり、 前記nチャネル型MOS−FETは、前記正極入力端子
および前記負極入力端子のうちの前記負荷部の基準電位
となる方の前記電流経路中に配されており、 前記nチャネル型MOS−FETのドレイン端子が前記
直流電源の前記負荷部の基準電位となる極性側に配さ
れ、且つソース端子が前記負荷部側に配され、 前記nチャネル型MOS−FETのソース端子とドレイ
ン端子との間に、前記ソース端子側から前記ドレイン端
子側を順方向とするように形成された寄生ダイオードを
有することを特徴とする請求項1または2記載の保護装
置。 - 【請求項4】 前記安定化電源回路は入力直流電圧を前
記入力直流電圧よりも低い安定化した出力直流電圧にし
て出力するシリーズレギュレータであって、 前記入力端には、前記シリーズレギュレータの出力直流
電圧が、前記制御電圧として印加されることを特徴とす
る請求項1から3いずれか1項記載の保護装置。 - 【請求項5】 前記安定化電源回路は入力直流電圧を前
記入力直流電圧よりも低い安定化した出力直流電圧にし
て出力するシリーズレギュレータであって、前記入力端
と前記FETのゲート端子との間に抵抗器が配されてお
り、 前記入力端には、前記シリーズレギュレータの出力直流
電圧が前記制御電圧として印加されることを特徴とする
請求項1から3いずれか1項記載の保護装置。 - 【請求項6】 前記安定化電源回路は入力直流電圧を安
定化した出力直流電圧にして出力するスイッチングレギ
ュレータであって、前記負荷部は、前記スイッチングレ
ギュレータの出力直流電圧に基づいて前記出力直流電圧
と異なる大きさの直流電圧を生成するサブ直流電源をさ
らに備え、 前記入力端と前記FETのゲート端子とが直接に接続さ
れており、 前記入力端には、前記サブ直流電源において生成された
直流電圧が前記制御電圧として印加されることを特徴と
する請求項1から3いずれか1項記載の保護装置。 - 【請求項7】 前記安定化電源回路は入力直流電圧を安
定化した出力直流電圧にして出力するスイッチングレギ
ュレータであって、前記負荷部は、前記スイッチングレ
ギュレータの出力直流電圧に基づいて前記出力直流電圧
と異なる大きさの直流電圧を生成するサブ直流電源をさ
らに備え、 前記入力端と前記FETのゲート端子との間に抵抗器が
配されており、 前記入力端には、前記サブ直流電源において生成された
直流電圧が前記制御電圧として印加されることを特徴と
する請求項1から3いずれか1項記載の保護装置。
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