JP2002286182A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
る管継手を提供しようとするもの。 【解決手段】 配管1を継手本体2内で把持する保持部
材3と前記保持部材3を奥側へ押し込む解除部材4とを
有し、前記保持部材3と挿入された配管1が抜け方向に
移動すると保持部材3は継手本体2内のテーパー面7に
沿って縮径して配管1に食い込むようにしていると共
に、継手本体2内には前記保持部材3の奥側の端部を拡
径させる乗り上げ面8を有する。
Description
ブなどの配管類の接続機構を有する管継手に関するもの
である。
管のためにホースをグリッパーで保持する機構を有する
管継手が使用されている。
の挿入初期の使用前の段階では、合成樹脂製のグリッパ
ー22はホース21表面に軽く食いついているだけの状態で
ある。この状態でホース21を加圧すると、内圧によって
ホース21とグリッパー22は図示右側に一体的に移動し、
継手本体23内壁のテーパー部24に沿ってグリッパー22は
縮径してホース21に食い込んでいく。
ス21を保持し、使用中の抜けを防止する。そして使用す
るにつれグリッパー22はホース21表面に食い込んでい
き、ホース21は経時的に更に抜け難くなっていく。とこ
ろが、一定期間装置を使用した後のメンテナンスや掃除
などの際には、ホース21を管継手から取り外す必要があ
る。
難くなっている。このため、継手本体23の側面に予め孔
部(図示せず)を穿設しておいて、この孔部から継手内
部へとピン(図示せず)を挿入してグリッパー22の移動
を拘束した状態でホース21を引き抜くなどの工夫が考え
られるが、より簡単な操作で引き抜くことが要望され
る。
り簡単な態様で配管を引き抜くことができる管継手を提
供しようとするものである。
この発明では次のような技術的手段を講じている。 この発明の管継手は、配管を継手本体内で把持する
保持部材と前記保持部材を奥側へ押し込む解除部材とを
有し、前記保持部材と挿入された配管が抜け方向に移動
すると保持部材は継手本体内のテーパー面に沿って縮径
して配管に食い込むようにしていると共に、継手本体内
には前記保持部材の奥側の端部を拡径させる乗り上げ面
を有することを特徴とする。
きは、解除部材によって保持部材を奥側へ押し込むこと
により保持部材の奥側の端部が継手本体内の乗り上げ面
に乗り上げて拡径した状態とする。これにより保持部材
による配管への食い込みが解除され、配管を引き抜くこ
とができる。 前記解除部材に保持部材の管挿入口側の端部を拡径
させるテーパー面が形成されたこととしてもよい。
側の端部を拡径させる継手本体内の乗り上げ面とその管
挿入口側の端部を拡径させる解除部材のテーパー面とに
挟まれて全体的に拡管方向に変形するので、保持部材の
配管への食い込みがより完全に解除される。 前記保持部材の管挿入口側の端部に解除部材側のテ
ーパー面と対向するテーパー面が形成されたこととして
もよい。
パー面とこれに対向する保持部材の管挿入口側の端部の
テーパー面によって保持部材の管挿入口側の端部はより
円滑に拡径せしめられる。
面を参照して説明する。
は、合成樹脂製の配管(ホース)1を継手本体2内で把
持する合成樹脂製の筒状の保持部材(グリッパー)3と
前記保持部材3を奥側へ押し込む合成樹脂製の筒状の解
除部材(リリース)4とを有する。
側の端部と奥側の端部との前後から交互に複数本のスリ
ット5が平行に形成されており、拡縮径を可能としてい
る。また保持部材3の内周面には、配管1の外周面に食
い込んで強固に保持するように複数条の環状突起帯6が
突設されている。
れた配管1が抜け方向に一緒に移動すると、保持部材3
は継手本体2内のテーパー面7(テーパー状の傾斜面)
に沿って縮径して配管1に食い込んでいくようにしてい
る。保持部材3は配管1の外周面を全体的に押さえ込ん
で食い締めしっかりと緊締する。
奥側の端部を拡径させる乗り上げ面8を形成している。
この乗り上げ面8は、継手本体2内における配管1を挿
入した終端側の壁面に形成している。一方、前記解除部
材4には、保持部材3の管挿入口側の端部を拡径させる
テーパー面9を形成している。さらに前記保持部材3の
管挿入口側の端部に、解除部材4側のテーパー面9と相
対向するテーパー面10を形成している。
説明する。
用前の段階では合成樹脂製の保持部材3は配管1表面に
軽く食いついているだけの状態である。
すように、内圧によって配管1と保持部材3は図示右側
に一体的に移動し、継手本体2内壁のテーパー部7に沿
って保持部材3は縮径して配管1に食い込んでいく。こ
の保持部材3の縮径変形によって配管1を保持し、使用
中の抜けを防止する。
抜くときは先ず配管1を奥側に押し込む。また解除部材
4によって保持部材3を奥側へ押し込むことにより、保
持部材3の奥側の端部が継手本体2内における終端側の
壁面の乗り上げ面8に乗り上げて拡径した状態とする。
これにより保持部材3による配管1への食い込みが解除
され、配管1を引き抜くことができる。したがって保持
部材3が配管1表面に食い込んで配管1が経時的に抜け
難くなっていても、容易に引き抜くことができる。
予め穿設した孔部から継手内部へピンを挿入して保持部
材3の移動を拘束した状態で配管1を引き抜くような手
がかかる態様でなくても配管1を引き抜くことができる
ので、より簡単な態様で配管1を引き抜くことができる
という利点がある。
入口側の端部を拡径させるテーパー面9を形成してお
り、保持部材3は、その奥側の端部を拡径させる継手本
体2内の乗り上げ面8とその管挿入口側の端部を拡径さ
せる解除部材4のテーパー面9とに挟まれて全体的に拡
径方向に変形するので、保持部材3の配管1への食い込
みがより完全に解除されるという利点がある。すなわ
ち、配管1から離反する方向に対して保持部材3の前後
の双方から変形させる力が加わり、保持部材3が片方端
からだけではなく全体的に拡径するので非常に分離し易
い。
部に解除部材4側のテーパー面9と対向するテーパー面
10を形成したので、解除部材4側のテーパー面9とこれ
に対向する保持部材3の管挿入口側の端部のテーパー面
10によって保持部材3の管挿入口側の端部はより円滑に
拡径せしめられるという利点がある。
の効果を有する。
手内部へピンを挿入してグリッパーの移動を拘束した状
態でホースを引き抜くような手がかかる態様でなくても
配管を引き抜くことができるので、より簡単な態様で配
管を引き抜くことができる管継手を提供することができ
る。
の状態を示す半断面図。
図。
図。
に継手本体から離して示す分解半断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 配管を継手本体内で把持する保持部材と
前記保持部材を奥側へ押し込む解除部材とを有し、前記
保持部材と挿入された配管が抜け方向に移動すると保持
部材は継手本体内のテーパー面に沿って縮径して配管に
食い込むようにしていると共に、継手本体内には前記保
持部材の奥側の端部を拡径させる乗り上げ面を有するこ
とを特徴とする管継手。 - 【請求項2】 前記解除部材に保持部材の管挿入口側の
端部を拡径させるテーパー面が形成された請求項1記載
の管継手。 - 【請求項3】 前記保持部材の管挿入口側の端部に解除
部材側のテーパー面と対向するテーパー面が形成された
請求項2記載の管継手。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Publications (2)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2001
- 2001-03-27 JP JP2001089955A patent/JP4714917B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4714917B2 (ja) | 2011-07-06 |
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