JP2002279820A - 照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置Info
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- JP2002279820A JP2002279820A JP2001077626A JP2001077626A JP2002279820A JP 2002279820 A JP2002279820 A JP 2002279820A JP 2001077626 A JP2001077626 A JP 2001077626A JP 2001077626 A JP2001077626 A JP 2001077626A JP 2002279820 A JP2002279820 A JP 2002279820A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光源の発熱よる導光板とハウジング間での摩
擦を小さくすることにより摩擦音の発生を防止する。 【解決手段】 ハウジング10に導光板3と接触する接
触保持部10sが設けられ、このハウジング10の接触
保持部10s、又は、導光板3におけるハウジングの接
触保持部と対応する部分3bの少なくともいずれか一方
がシボ加工SAなどの面粗度を大きくして形成されてい
る。また、上記ハウジング10の接触保持部10s、又
は、導光板3におけるハウジングの接触保持部と対応す
る部分3bの少なくともいずれか一方に潤滑性グリース
SGが塗布されている。
擦を小さくすることにより摩擦音の発生を防止する。 【解決手段】 ハウジング10に導光板3と接触する接
触保持部10sが設けられ、このハウジング10の接触
保持部10s、又は、導光板3におけるハウジングの接
触保持部と対応する部分3bの少なくともいずれか一方
がシボ加工SAなどの面粗度を大きくして形成されてい
る。また、上記ハウジング10の接触保持部10s、又
は、導光板3におけるハウジングの接触保持部と対応す
る部分3bの少なくともいずれか一方に潤滑性グリース
SGが塗布されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等に
用いられる照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置
に関する。
用いられる照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型パーソナルコンピュータ
やワードプロセッサ等の情報機器の表示装置、あるいは
携帯型テレビやビデオムービー、カーナビゲーションシ
ステム等の映像機器の表示装置において、軽量、薄型、
低消費電力という特徴を生かして液晶表示装置が多く用
いられるようになっている。これらの液晶表示装置には
明るい表示画面を実現するために、内蔵した照明ユニッ
トにより表示素子の背後から照明光を当てるという構成
をとっているものが多い。
やワードプロセッサ等の情報機器の表示装置、あるいは
携帯型テレビやビデオムービー、カーナビゲーションシ
ステム等の映像機器の表示装置において、軽量、薄型、
低消費電力という特徴を生かして液晶表示装置が多く用
いられるようになっている。これらの液晶表示装置には
明るい表示画面を実現するために、内蔵した照明ユニッ
トにより表示素子の背後から照明光を当てるという構成
をとっているものが多い。
【0003】この照明ユニットにおいては、導光板を表
示素子の裏面に置きその導光板の端面に蛍光放電管等の
線光源を配置するエッジライト方式が、薄型化と発光面
の輝度均一性に優れるという特徴を有しており、ノート
型パーソナルコンピュータ等に使用される液晶表示装置
のバックライトの方式としては、薄さを優先してエッジ
ライト方式を採用することが多い。携帯型テレビやカー
ナビゲーションシステム等に使用される液晶表示装置に
おいては、薄さと輝度を両立させるために、導光板の左
右両側に光源が配されるエッジライト方式や片側のみに
配されるエッジライト方式が採用されるケースも多い。
示素子の裏面に置きその導光板の端面に蛍光放電管等の
線光源を配置するエッジライト方式が、薄型化と発光面
の輝度均一性に優れるという特徴を有しており、ノート
型パーソナルコンピュータ等に使用される液晶表示装置
のバックライトの方式としては、薄さを優先してエッジ
ライト方式を採用することが多い。携帯型テレビやカー
ナビゲーションシステム等に使用される液晶表示装置に
おいては、薄さと輝度を両立させるために、導光板の左
右両側に光源が配されるエッジライト方式や片側のみに
配されるエッジライト方式が採用されるケースも多い。
【0004】図7は、従来の光源が導光板の両側に配さ
れるエッジライト方式の照明ユニットUTと、これを有
する液晶表示装置Lである。この照明ユニットUTは、
背面全体に光を伝達する平板状の透明な導光板3と、こ
の導光板3の一方側側面配された光源2と、光源2から
発せられた光を導光板3の端面3aに導く反射シート5
と、導光板3から出射された光の均一化と増幅するため
の光補正シート9と、これら導光板3とリフレクタ4と
反射シート5と光補正シート9を保持するハウジング1
0とを備えている。
れるエッジライト方式の照明ユニットUTと、これを有
する液晶表示装置Lである。この照明ユニットUTは、
背面全体に光を伝達する平板状の透明な導光板3と、こ
の導光板3の一方側側面配された光源2と、光源2から
発せられた光を導光板3の端面3aに導く反射シート5
と、導光板3から出射された光の均一化と増幅するため
の光補正シート9と、これら導光板3とリフレクタ4と
反射シート5と光補正シート9を保持するハウジング1
0とを備えている。
【0005】導光板3は、光伝達に必要な透過率及び屈
折率で代表される光学特性が最適な透明なアクリル等の
材料で形成されている。反射シート5は、導光板3から
外へ出る光を再度導光板3の中へ戻し出射面から出る照
明光を増大させるという役割を有する。この反射シート
5としては、高反射率を有する白色の樹脂製のフィルム
が使用されている。
折率で代表される光学特性が最適な透明なアクリル等の
材料で形成されている。反射シート5は、導光板3から
外へ出る光を再度導光板3の中へ戻し出射面から出る照
明光を増大させるという役割を有する。この反射シート
5としては、高反射率を有する白色の樹脂製のフィルム
が使用されている。
【0006】リフレクタ4は、光源2の光を導光板3の
入射端面3aに効率よく光を入射させるもので、光源2
を囲むように断面コ字状又は横U字状に折り曲げられて
いる。このリフレクタ4としては、上記反射シート5を
光源2の周囲の部分(この部分が「リフレクタ」)をほ
ぼコ字状又は横U字状に折り曲げることにより、上記反
射シート5と一体的構成のものもある。
入射端面3aに効率よく光を入射させるもので、光源2
を囲むように断面コ字状又は横U字状に折り曲げられて
いる。このリフレクタ4としては、上記反射シート5を
光源2の周囲の部分(この部分が「リフレクタ」)をほ
ぼコ字状又は横U字状に折り曲げることにより、上記反
射シート5と一体的構成のものもある。
【0007】ハウジング10は、リフレクタ4の側面と
上方から囲むように近接配置されている。ハウジング1
0は、リフレクタのホルダーとしての役割を果たすとと
もに、液晶表示パネル1と光源2と導光板3を保持する
役割も有する。このハウジング10としては、例えばポ
リカーボネート樹脂などから作られている。ハウジング
10は、裏面カバーRCにより裏面が覆われている。
上方から囲むように近接配置されている。ハウジング1
0は、リフレクタのホルダーとしての役割を果たすとと
もに、液晶表示パネル1と光源2と導光板3を保持する
役割も有する。このハウジング10としては、例えばポ
リカーボネート樹脂などから作られている。ハウジング
10は、裏面カバーRCにより裏面が覆われている。
【0008】導光板1の照射面側には、光補正シート9
が配されている。光補正シート9には、拡散シートやプ
リズムシート等があり、各種仕様のものを必要に応じて
任意枚数設置することにより、導光板から照射される光
を拡散する等して、照射光の均斉化と高輝度化を図って
いる。すなわち、光補正シート9は、導光板3と、ハウ
ジング10の接触保持部10aと、下面側が切り欠かれ
たシート保持部10bで形成されるスペースに所定量の
隙間を保持して収納されている。
が配されている。光補正シート9には、拡散シートやプ
リズムシート等があり、各種仕様のものを必要に応じて
任意枚数設置することにより、導光板から照射される光
を拡散する等して、照射光の均斉化と高輝度化を図って
いる。すなわち、光補正シート9は、導光板3と、ハウ
ジング10の接触保持部10aと、下面側が切り欠かれ
たシート保持部10bで形成されるスペースに所定量の
隙間を保持して収納されている。
【0009】このような構成の照明ユニットUTは、照
明ユニットUTの前方(図面上は上方)に液晶表示パネ
ル1が搭載されて液晶表示装置Lとなる。そして、光源
2から発光された光は、直接又はリフレクタ4により集
光されて導光板3へと導かれ、液晶表示パネル1の背面
全体に均等に伝えられることにより、液晶表示パネル1
の表示面1aに映し出された文字や映像が可視状態とな
る。
明ユニットUTの前方(図面上は上方)に液晶表示パネ
ル1が搭載されて液晶表示装置Lとなる。そして、光源
2から発光された光は、直接又はリフレクタ4により集
光されて導光板3へと導かれ、液晶表示パネル1の背面
全体に均等に伝えられることにより、液晶表示パネル1
の表示面1aに映し出された文字や映像が可視状態とな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の構成では、照明ユニットUTの構成部材か液晶表
示装置Lの構成部材の何れかは不明であるが、「ピキ
ッ」という不快な音が発生するという課題を有してい
た。「ピキッ」という不快な音は、照明ユニットUTと
液晶表示装置Lの使用の際のみならず使用後においても
発生することがあるが、構成部材のどこから発生するか
は不明であった。
来例の構成では、照明ユニットUTの構成部材か液晶表
示装置Lの構成部材の何れかは不明であるが、「ピキ
ッ」という不快な音が発生するという課題を有してい
た。「ピキッ」という不快な音は、照明ユニットUTと
液晶表示装置Lの使用の際のみならず使用後においても
発生することがあるが、構成部材のどこから発生するか
は不明であった。
【0011】そこで、本発明の目的は、照明ユニットU
Tと液晶表示装置Lの「ピキッ」という不快な音の発生
箇所を究明し、これを防止することができる照明ユニッ
ト及びそれを用いた液晶表示装置を提供することにあ
る。
Tと液晶表示装置Lの「ピキッ」という不快な音の発生
箇所を究明し、これを防止することができる照明ユニッ
ト及びそれを用いた液晶表示装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、照明ユニ
ットUTと液晶表示装置Lの光源2のON・OFFを繰
り返す実験により、その「ピキッ」という不快な音の発
生は、導光板3とハウジング10の線膨張計数の違いや
体積の違いにより熱膨張や熱収縮に時間差が生じるため
であることが分かった。なお、この摩擦による音は、光
源2の電源をOFFによる熱収縮によっても発生するこ
とから、その原因を究明する手がかりとった。そこで、
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の照明ユ
ニットは、光源と、光源からの光を導光させる導光板
と、光源を囲むように配されて導光板の方向に光を反射
させるリフレクタと、導光板に入光した光を反射させる
反射シートと、導光板とリフレクタと反射シートを保持
するハウジングとを備え、ハウジングに導光板と接触す
る接触保持部が設けられている照明ユニットにおいて、
上記ハウジングの接触保持部、又は、導光板のハウジン
グの接触保持部と対応する部分の少なくともいずれか一
方が面粗度を大きくして形成されていることを特徴とす
る。ここで、面粗度を大きくして形成されるとは、例え
ばシボ加工が施されることを言う。
ットUTと液晶表示装置Lの光源2のON・OFFを繰
り返す実験により、その「ピキッ」という不快な音の発
生は、導光板3とハウジング10の線膨張計数の違いや
体積の違いにより熱膨張や熱収縮に時間差が生じるため
であることが分かった。なお、この摩擦による音は、光
源2の電源をOFFによる熱収縮によっても発生するこ
とから、その原因を究明する手がかりとった。そこで、
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の照明ユ
ニットは、光源と、光源からの光を導光させる導光板
と、光源を囲むように配されて導光板の方向に光を反射
させるリフレクタと、導光板に入光した光を反射させる
反射シートと、導光板とリフレクタと反射シートを保持
するハウジングとを備え、ハウジングに導光板と接触す
る接触保持部が設けられている照明ユニットにおいて、
上記ハウジングの接触保持部、又は、導光板のハウジン
グの接触保持部と対応する部分の少なくともいずれか一
方が面粗度を大きくして形成されていることを特徴とす
る。ここで、面粗度を大きくして形成されるとは、例え
ばシボ加工が施されることを言う。
【0013】この発明によれば、上記ハウジングの接触
保持部、又は、導光板におけるハウジングの接触保持部
と対応する部分の少なくともいずれか一方が面粗度を大
きくして形成されていることから、光源の発熱よる熱膨
張や光源OFFによる熱収縮が生じても、導光板とハウ
ジングとの間で生じる摩擦する音の発生が防止され、導
光板とハウジングとの間のクッション性が発揮されるこ
ととなる。
保持部、又は、導光板におけるハウジングの接触保持部
と対応する部分の少なくともいずれか一方が面粗度を大
きくして形成されていることから、光源の発熱よる熱膨
張や光源OFFによる熱収縮が生じても、導光板とハウ
ジングとの間で生じる摩擦する音の発生が防止され、導
光板とハウジングとの間のクッション性が発揮されるこ
ととなる。
【0014】本発明の請求項2の照明ユニットは、光源
と、光源からの光を導光させる導光板と、光源を囲むよ
うに配されて導光板の方向に光を反射させるリフレクタ
と、導光板に入光した光を反射させる反射シートと、導
光板とリフレクタと反射シートを保持するハウジングと
を備え、ハウジングに導光板と接触する接触保持部が設
けられている照明ユニットにおいて、上記ハウジングの
接触保持部、又は、導光板のハウジングの接触保持部と
対応する部分の少なくともいずれか一方に潤滑性グリー
スが塗布されていることを特徴とする。
と、光源からの光を導光させる導光板と、光源を囲むよ
うに配されて導光板の方向に光を反射させるリフレクタ
と、導光板に入光した光を反射させる反射シートと、導
光板とリフレクタと反射シートを保持するハウジングと
を備え、ハウジングに導光板と接触する接触保持部が設
けられている照明ユニットにおいて、上記ハウジングの
接触保持部、又は、導光板のハウジングの接触保持部と
対応する部分の少なくともいずれか一方に潤滑性グリー
スが塗布されていることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、上記ハウジングの接触
保持部、又は、導光板におけるハウジングの接触保持部
と対応する部分の少なくともいずれか一方に潤滑性グリ
ースが塗布されていることから、光源の発熱よる熱膨張
や光源OFFによる熱収縮が生じても、導光板とハウジ
ングとの間で生じる摩擦する音の発生が防止されること
となる。
保持部、又は、導光板におけるハウジングの接触保持部
と対応する部分の少なくともいずれか一方に潤滑性グリ
ースが塗布されていることから、光源の発熱よる熱膨張
や光源OFFによる熱収縮が生じても、導光板とハウジ
ングとの間で生じる摩擦する音の発生が防止されること
となる。
【0016】本発明の請求項3の照明ユニットは、光源
と、光源からの光を導光させる導光板と、光源を囲むよ
うに配されて導光板の方向に光を反射させるリフレクタ
と、導光板に入光した光を反射させる反射シートと、導
光板とリフレクタと反射シートを保持するハウジングと
を備え、ハウジングに導光板と接触する接触保持部が設
けられている照明ユニットにおいて、上記導光板上面に
透明シートが重ね合わされるように配され、この透明シ
ートの端部は、ハウジングの接触保持部に挟み込まれて
いることを特徴とする。
と、光源からの光を導光させる導光板と、光源を囲むよ
うに配されて導光板の方向に光を反射させるリフレクタ
と、導光板に入光した光を反射させる反射シートと、導
光板とリフレクタと反射シートを保持するハウジングと
を備え、ハウジングに導光板と接触する接触保持部が設
けられている照明ユニットにおいて、上記導光板上面に
透明シートが重ね合わされるように配され、この透明シ
ートの端部は、ハウジングの接触保持部に挟み込まれて
いることを特徴とする。
【0017】この発明によれば、上記導光板上面に透明
シートが重ね合わされるように配され、この透明シート
の端部は、ハウジングの接触保持部に挟み込まれている
ことから、光源の発熱よる熱膨張や光源OFFによる熱
収縮が生じても、導光板とハウジング間で生じる摩擦に
よる音の発生が防止されるとともに、導光板とハウジン
グとの間のクッション性が発揮されることとなる。な
お、透明シートであることから、照明ユニットの光学特
性を阻害することもない。
シートが重ね合わされるように配され、この透明シート
の端部は、ハウジングの接触保持部に挟み込まれている
ことから、光源の発熱よる熱膨張や光源OFFによる熱
収縮が生じても、導光板とハウジング間で生じる摩擦に
よる音の発生が防止されるとともに、導光板とハウジン
グとの間のクッション性が発揮されることとなる。な
お、透明シートであることから、照明ユニットの光学特
性を阻害することもない。
【0018】本発明の請求項4の照明ユニットは、前記
透明シートは、導光板から出射された光の均一化と増幅
するための光補正シートであることを特徴とする。
透明シートは、導光板から出射された光の均一化と増幅
するための光補正シートであることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、光補正シートが配設さ
れる照明ユニットのタイプについて、照明ユニットの部
材を使用して、導光板とハウジング間で生じる摩擦によ
る音の発生が防止されるとともに、導光板とハウジング
との間のクッション性が発揮されることとなる。
れる照明ユニットのタイプについて、照明ユニットの部
材を使用して、導光板とハウジング間で生じる摩擦によ
る音の発生が防止されるとともに、導光板とハウジング
との間のクッション性が発揮されることとなる。
【0020】本発明の請求項5の照明ユニットは、光源
と、光源からの光を導光させる導光板と、光源を囲むよ
うに配されて導光板の方向に光を反射させるリフレクタ
と、導光板に入光した光を反射させる反射シートと、導
光板と反射シートを保持するハウジングとを備えた照明
ユニットにおいて、上記ハウジングと導光板の間に摺動
性を有する部材が挟み込まれてハウジングと導光板の接
触保持部とされていることを特徴とする。摺動性を有す
る部材としては、ポリカーボネート樹脂などから作られ
るもの、透明なアクリル板等の合成樹脂や、ポリアセタ
ールから作られるもの、フッ素系材料などを使用しても
良い。また、液晶表示装置に取り込まれる導光板から出
射された光の均一化と増幅するための光補正シートを使
用しても良い。摺動性を有する部材としては、透明であ
ることは、必ずしも必要ではないが、上記光補正シート
のように、導光板の前面に沿うように配されるものにつ
いては、導光板の光学特性を害しないようにするため
に、透明である必要がある。
と、光源からの光を導光させる導光板と、光源を囲むよ
うに配されて導光板の方向に光を反射させるリフレクタ
と、導光板に入光した光を反射させる反射シートと、導
光板と反射シートを保持するハウジングとを備えた照明
ユニットにおいて、上記ハウジングと導光板の間に摺動
性を有する部材が挟み込まれてハウジングと導光板の接
触保持部とされていることを特徴とする。摺動性を有す
る部材としては、ポリカーボネート樹脂などから作られ
るもの、透明なアクリル板等の合成樹脂や、ポリアセタ
ールから作られるもの、フッ素系材料などを使用しても
良い。また、液晶表示装置に取り込まれる導光板から出
射された光の均一化と増幅するための光補正シートを使
用しても良い。摺動性を有する部材としては、透明であ
ることは、必ずしも必要ではないが、上記光補正シート
のように、導光板の前面に沿うように配されるものにつ
いては、導光板の光学特性を害しないようにするため
に、透明である必要がある。
【0021】この発明によれば、光源の発熱よる熱膨張
や光源OFFによる熱収縮が生じても、導光板とハウジ
ング間で生じる摩擦による音の発生が防止されるととも
に、導光板とハウジングとの間のクッション性が発揮さ
れることとなる。また、上記ハウジングと導光板の間
に、これらとは別部材である摺動性を有する部材が挟み
込まれていることから、従来のハウジングを加工して接
触保持部を設けなくとも良くなる。
や光源OFFによる熱収縮が生じても、導光板とハウジ
ング間で生じる摩擦による音の発生が防止されるととも
に、導光板とハウジングとの間のクッション性が発揮さ
れることとなる。また、上記ハウジングと導光板の間
に、これらとは別部材である摺動性を有する部材が挟み
込まれていることから、従来のハウジングを加工して接
触保持部を設けなくとも良くなる。
【0022】本発明の請求項6の照明ユニットは、前記
摺動性を有する部材が前記導光板に設けられる凹部に固
定されていることを特徴とする。
摺動性を有する部材が前記導光板に設けられる凹部に固
定されていることを特徴とする。
【0023】この発明によれば、前記摺動性を有する部
材が前記導光板に設けられる凹部に固定されることによ
り、組み立ての容易化が図られるとともに、照明ユニッ
トの薄型化を図ることが出来る。また、摺動性を有する
部材の位置ズレを防止することができる。
材が前記導光板に設けられる凹部に固定されることによ
り、組み立ての容易化が図られるとともに、照明ユニッ
トの薄型化を図ることが出来る。また、摺動性を有する
部材の位置ズレを防止することができる。
【0024】本発明の請求項5記載の照明ユニットを用
いた液晶表示装置は、請求項1又は請求項3のいずれか
に記載した照明ユニットと、この照明ユニットの照射面
側に配される液晶パネルとを備えることを特徴とする。
いた液晶表示装置は、請求項1又は請求項3のいずれか
に記載した照明ユニットと、この照明ユニットの照射面
側に配される液晶パネルとを備えることを特徴とする。
【0025】この発明によれば、光源の発熱よる熱膨張
や光源OFFによる熱収縮が生じても、導光板とハウジ
ング間で生じる摩擦による音の発生が防止されるととも
に、静穏な照明ユニットを用いた液晶表示装置となる。
や光源OFFによる熱収縮が生じても、導光板とハウジ
ング間で生じる摩擦による音の発生が防止されるととも
に、静穏な照明ユニットを用いた液晶表示装置となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【0027】(第1の実施の形態)本実施の形態の照明
ユニットUTは、図1に示すように、光源2と、光源2
からの光を伝達する平板状の導光板3と、光源2を囲む
ように配されて導光板3の方向に光を反射させるリフレ
クタ4と、リフレクタ4を囲むように配されるハウジン
グ10とを備える。光源2は、高周波の交流(40〜1
00kHz)で駆動されて発光する蛍光放電管2であ
る。本実施の形態の光源2は、導光板3の一方側側面に
2灯配されているが、1灯配されるもの、導光板3の左
右の側面に1灯或いは複数配されるものや、導光板3の
四辺のうち二辺にL字型に一つ配されるもの(「L字型
の蛍光放電管」と呼ばれる)等があり、いずれもエッジ
ライト方式と呼ばれる。
ユニットUTは、図1に示すように、光源2と、光源2
からの光を伝達する平板状の導光板3と、光源2を囲む
ように配されて導光板3の方向に光を反射させるリフレ
クタ4と、リフレクタ4を囲むように配されるハウジン
グ10とを備える。光源2は、高周波の交流(40〜1
00kHz)で駆動されて発光する蛍光放電管2であ
る。本実施の形態の光源2は、導光板3の一方側側面に
2灯配されているが、1灯配されるもの、導光板3の左
右の側面に1灯或いは複数配されるものや、導光板3の
四辺のうち二辺にL字型に一つ配されるもの(「L字型
の蛍光放電管」と呼ばれる)等があり、いずれもエッジ
ライト方式と呼ばれる。
【0028】導光板3は、光伝達に必要な透過率及び屈
折率で代表される光学特性が最適なアクリル等の材料で
形成されている。この導光板3には、光源2からの距離
に応じて形状を変化させたドットパターンあるいは溝パ
ターン(図示せず)等が裏面に施されている。
折率で代表される光学特性が最適なアクリル等の材料で
形成されている。この導光板3には、光源2からの距離
に応じて形状を変化させたドットパターンあるいは溝パ
ターン(図示せず)等が裏面に施されている。
【0029】リフレクタ4は、蛍光放電管2の光を反射
させ、導光板3の入射側側面3aに効率よく光を入射さ
せるもので、高反射率を有する白色の樹脂製フィルムや
銀やアルミニウム等の金属膜が使用されており、蛍光放
電管2を囲むように断面コ字状又は横U字状に折り曲げ
られている。
させ、導光板3の入射側側面3aに効率よく光を入射さ
せるもので、高反射率を有する白色の樹脂製フィルムや
銀やアルミニウム等の金属膜が使用されており、蛍光放
電管2を囲むように断面コ字状又は横U字状に折り曲げ
られている。
【0030】反射シート5は、導光板3の裏面から外へ
出る光を再度導光板3の中へ戻し出射する照明光を増大
させる役割を有し、導光板3の裏面に沿うように配され
ている。この反射シート5は、高反射率を有する白色の
樹脂製フィルムが使用されている。なお、この反射シー
ト5の一方側を光源2を囲むようにコ字状又は横U字状
に折り曲げて、この反射シート5と一体的構成のリフレ
クタ4を形成したものもある。
出る光を再度導光板3の中へ戻し出射する照明光を増大
させる役割を有し、導光板3の裏面に沿うように配され
ている。この反射シート5は、高反射率を有する白色の
樹脂製フィルムが使用されている。なお、この反射シー
ト5の一方側を光源2を囲むようにコ字状又は横U字状
に折り曲げて、この反射シート5と一体的構成のリフレ
クタ4を形成したものもある。
【0031】ハウジング10は、リフレクタ4の側面と
上方から囲むように近接配置されている。ハウジング1
0は、リフレクタのホルダーとしての役割を果たすとと
もに、液晶表示パネル1と光源2と導光板3を保持する
役割も有する。このハウジング10としては、例えばポ
リカーボネート樹脂などから作られている。
上方から囲むように近接配置されている。ハウジング1
0は、リフレクタのホルダーとしての役割を果たすとと
もに、液晶表示パネル1と光源2と導光板3を保持する
役割も有する。このハウジング10としては、例えばポ
リカーボネート樹脂などから作られている。
【0032】ハウジング10の接触保持部10sには、
その表面(導光板3との接触面)にシボ加工など面粗度
を大きくする加工SAが施されている。このシボ加工S
Aなどの面粗度を大きくして形成する箇所は、上記接触
保持部10sに対応する位置の導光板3の部分3bに形
成しても良く、上記接触保持部10sとこれに対応する
部分3bの両方に形成されていても良い。かかる箇所
に、シボ加工等の面粗度を大きくする加工を施すだけ
で、「ピキッ」という不快な音の発生が防止できること
となった。したがって、本実施の形態の液晶表示装置L
において、光源2の発熱より導光板3とハウジング10
が熱膨張し、逆に光源2をOFFしたときに熱収縮が起
こるが、導光板3とハウジング10との間で摩擦する音
の発生が防止されるとともに、導光板3とハウジング1
0とがクッション性を持って接触することとなる。
その表面(導光板3との接触面)にシボ加工など面粗度
を大きくする加工SAが施されている。このシボ加工S
Aなどの面粗度を大きくして形成する箇所は、上記接触
保持部10sに対応する位置の導光板3の部分3bに形
成しても良く、上記接触保持部10sとこれに対応する
部分3bの両方に形成されていても良い。かかる箇所
に、シボ加工等の面粗度を大きくする加工を施すだけ
で、「ピキッ」という不快な音の発生が防止できること
となった。したがって、本実施の形態の液晶表示装置L
において、光源2の発熱より導光板3とハウジング10
が熱膨張し、逆に光源2をOFFしたときに熱収縮が起
こるが、導光板3とハウジング10との間で摩擦する音
の発生が防止されるとともに、導光板3とハウジング1
0とがクッション性を持って接触することとなる。
【0033】このような照明ユニットUTは、導光板3
と反射シート5と光源2を組み立てた後、筐体としての
役割を果たす裏面カバーRCを取り付け、金属製の表側
フレームFCを取り付けるとともに、液晶表示パネル1
を搭載することにより、液晶表示装置Lとなる。液晶表
示パネル1は、文字および映像を表示するもので、表示
用電極が敷設された一対の透明基板を適宜な間隔で対峙
させ、その間隔に液晶材料を前記透明基板の周辺をシー
ル材で封止して構成される液晶表示パネル1と、この液
晶表示パネル1の周囲に配置され、液晶表示パネル1を
表示させるための複数の駆動用回路と、この駆動用回路
を実装した基板などから構成される。
と反射シート5と光源2を組み立てた後、筐体としての
役割を果たす裏面カバーRCを取り付け、金属製の表側
フレームFCを取り付けるとともに、液晶表示パネル1
を搭載することにより、液晶表示装置Lとなる。液晶表
示パネル1は、文字および映像を表示するもので、表示
用電極が敷設された一対の透明基板を適宜な間隔で対峙
させ、その間隔に液晶材料を前記透明基板の周辺をシー
ル材で封止して構成される液晶表示パネル1と、この液
晶表示パネル1の周囲に配置され、液晶表示パネル1を
表示させるための複数の駆動用回路と、この駆動用回路
を実装した基板などから構成される。
【0034】この照明ユニットUTの上に液晶表示パネ
ル1が搭載された液晶表示装置Lにおいて、光源2から
発光された光は、直接又はリフレクタ4により集光され
て導光板3へと導かれ、液晶表示パネル1の背面全体に
均等に伝えられることにより、液晶表示パネル1の表示
面1aに映し出された文字や映像が可視状態となる。
ル1が搭載された液晶表示装置Lにおいて、光源2から
発光された光は、直接又はリフレクタ4により集光され
て導光板3へと導かれ、液晶表示パネル1の背面全体に
均等に伝えられることにより、液晶表示パネル1の表示
面1aに映し出された文字や映像が可視状態となる。
【0035】(第2の実施の形態)本実施の形態は、上
記ハウジング10の接触保持部10sと導光板3におけ
るハウジングの接触保持部と対応する部分3bに、図2
に示すように、潤滑性グリースGSが塗布されている。
この潤滑性グリースGSは、上記接触保持部10sとこ
れに対応する部分3bのいずれか一方でも両方に塗布さ
れていても良い。かかる箇所に、潤滑性グリースGSを
塗布するだけで、「ピキッ」という不快な音の発生が防
止できることとなった。したがって、本実施の形態によ
れば、上記ハウジング10の接触保持部10sと導光板
3との間の摩擦抵抗が軽減され、両者の間で発生する摩
擦する音の発生を防止することができる。
記ハウジング10の接触保持部10sと導光板3におけ
るハウジングの接触保持部と対応する部分3bに、図2
に示すように、潤滑性グリースGSが塗布されている。
この潤滑性グリースGSは、上記接触保持部10sとこ
れに対応する部分3bのいずれか一方でも両方に塗布さ
れていても良い。かかる箇所に、潤滑性グリースGSを
塗布するだけで、「ピキッ」という不快な音の発生が防
止できることとなった。したがって、本実施の形態によ
れば、上記ハウジング10の接触保持部10sと導光板
3との間の摩擦抵抗が軽減され、両者の間で発生する摩
擦する音の発生を防止することができる。
【0036】(第3の実施の形態)本実施の形態は、図
3に示すように、上記導光板3の上面に透明シートPS
を重ねるように配し、この透明シートPSの左右端部P
Sa,PSbは、上記接触保持部10sと導光板3との
間に挟み込まれている。この透明シートPSは、上記ハ
ウジング10と導光板3との間の摩擦する音の発生を防
止するために配されるもので、光学特性を害しないもの
であれば、例えば、ポリカーボネート樹脂などから作ら
れるものや、透明なアクリル板等の合成樹脂等が使用可
能である。また、透明シートPSとしては、液晶表示装
置Lに取り込まれる導光板3から出射された光の均一化
と増幅するための光補正シート9を使用しても良く、こ
の場合は、従来の構成部品を使用して、摩擦する音の発
生を防止することができる。
3に示すように、上記導光板3の上面に透明シートPS
を重ねるように配し、この透明シートPSの左右端部P
Sa,PSbは、上記接触保持部10sと導光板3との
間に挟み込まれている。この透明シートPSは、上記ハ
ウジング10と導光板3との間の摩擦する音の発生を防
止するために配されるもので、光学特性を害しないもの
であれば、例えば、ポリカーボネート樹脂などから作ら
れるものや、透明なアクリル板等の合成樹脂等が使用可
能である。また、透明シートPSとしては、液晶表示装
置Lに取り込まれる導光板3から出射された光の均一化
と増幅するための光補正シート9を使用しても良く、こ
の場合は、従来の構成部品を使用して、摩擦する音の発
生を防止することができる。
【0037】ここで、上記透明シートPSの左右端部P
Sa,PSbは、図4に示すように、上記接触保持部1
0sが設けられていないハウジング10と重ね合わされ
るように配しても良い。すなわち、ハウジング10の上
面が導光板3の上面と直接接するように構成すると、液
晶表示装置Lの厚さを薄く構成でき、液晶表示装置Lの
薄型化が図られる。
Sa,PSbは、図4に示すように、上記接触保持部1
0sが設けられていないハウジング10と重ね合わされ
るように配しても良い。すなわち、ハウジング10の上
面が導光板3の上面と直接接するように構成すると、液
晶表示装置Lの厚さを薄く構成でき、液晶表示装置Lの
薄型化が図られる。
【0038】(第4の実施の形態)本実施の形態は、図
5に示すように、ハウジング10の接触保持部10sと
導光板3との間に摺動性を有する部材SSを挟み込んだ
構成とれている。この摺動性を有する部材SSは、上記
ハウジング10の接触保持部10sと導光板3との間の
摩擦する音の発生を防止するために配される小片であ
る。この小片としての摺動性を有する部材SSは、導光
板3の前面(図面上は上方)の左右端部のみに配される
ので光学特性を問題とすることなく、摺動性を有する部
材を広く使用可能である。例えば、ポリカーボネート樹
脂などから作られるもの、透明なアクリル板等の合成樹
脂や、ポリアセタールから作られるもの、フッ素系材料
などを使用しても良い。また、液晶表示装置Lに取り込
まれる導光板3から出射された光の均一化と増幅するた
めの光補正シート9を使用しても良い。したがって、本
実施の形態によれば、導光板3とハウジング10との摩
擦による音の発生を無くすることができる。
5に示すように、ハウジング10の接触保持部10sと
導光板3との間に摺動性を有する部材SSを挟み込んだ
構成とれている。この摺動性を有する部材SSは、上記
ハウジング10の接触保持部10sと導光板3との間の
摩擦する音の発生を防止するために配される小片であ
る。この小片としての摺動性を有する部材SSは、導光
板3の前面(図面上は上方)の左右端部のみに配される
ので光学特性を問題とすることなく、摺動性を有する部
材を広く使用可能である。例えば、ポリカーボネート樹
脂などから作られるもの、透明なアクリル板等の合成樹
脂や、ポリアセタールから作られるもの、フッ素系材料
などを使用しても良い。また、液晶表示装置Lに取り込
まれる導光板3から出射された光の均一化と増幅するた
めの光補正シート9を使用しても良い。したがって、本
実施の形態によれば、導光板3とハウジング10との摩
擦による音の発生を無くすることができる。
【0039】ここで、図9に示すように、摺動性を有す
る部材SSを導光板3に固定させるための凹部3cを導
光板3に設けても良い。このように、凹部3cを導光板
3に設けることにより、摺動性を有する部材SSの位置
ズレを防止することができ、組み立て性の向上が図られ
るとともに、液晶表示装置Lの厚さを薄く構成でき、液
晶表示装置Lの薄型化が図られる。
る部材SSを導光板3に固定させるための凹部3cを導
光板3に設けても良い。このように、凹部3cを導光板
3に設けることにより、摺動性を有する部材SSの位置
ズレを防止することができ、組み立て性の向上が図られ
るとともに、液晶表示装置Lの厚さを薄く構成でき、液
晶表示装置Lの薄型化が図られる。
【0040】以上、各実施の形態では、直管型の光源2
を2灯使用した場合について説明したが、必ずしも直管
型2灯でなく1灯でもよい。また、導光板3の両側に光
源2が配されるもので説明したが、本発明は、導光板3
の片側に電源が配されるエッジライト方式や光源がL字
状に配されるタイプ等にエッジライト方式に汎用的に適
用可能である。
を2灯使用した場合について説明したが、必ずしも直管
型2灯でなく1灯でもよい。また、導光板3の両側に光
源2が配されるもので説明したが、本発明は、導光板3
の片側に電源が配されるエッジライト方式や光源がL字
状に配されるタイプ等にエッジライト方式に汎用的に適
用可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明の照明ユニット及び及びそれを用
いた液晶表示装置は、上記ハウジングの接触保持部、又
は、導光板におけるハウジングの接触保持部と対応する
部分の少なくともいずれか一方にシボ加工などの面粗度
が大きく形成されたり、潤滑性グリースが塗布されてい
たり、透明シートや摺動性を有する部材を介在させるこ
とから、光源の発熱よる熱膨張や光源OFFによる熱収
縮が生じても、導光板とハウジングとの間で生じる摩擦
する音の発生が防止され、照明ユニットの使用の際や使
用後において静穏状態を保つことが可能になる。
いた液晶表示装置は、上記ハウジングの接触保持部、又
は、導光板におけるハウジングの接触保持部と対応する
部分の少なくともいずれか一方にシボ加工などの面粗度
が大きく形成されたり、潤滑性グリースが塗布されてい
たり、透明シートや摺動性を有する部材を介在させるこ
とから、光源の発熱よる熱膨張や光源OFFによる熱収
縮が生じても、導光板とハウジングとの間で生じる摩擦
する音の発生が防止され、照明ユニットの使用の際や使
用後において静穏状態を保つことが可能になる。
【0042】
【図1】本発明の第1の実施の形態における照明ユニッ
トを用いた液晶表示装置を示す断面図
トを用いた液晶表示装置を示す断面図
【図2】本発明の第2の実施の形態における液晶表示装
置を示す断面図
置を示す断面図
【図3】本発明の第3の実施の形態における液晶表示装
置を示す断面図
置を示す断面図
【図4】上記第3の実施の形態の他の例を示す断面図
【図5】上記第4の実施の形態の他の例を示す断面図
【図6】上記第4の実施の形態の他の例を示す断面図
【図7】従来の液晶表示装置の断面図
1 液晶表示パネル 2 光源 3 導光板 3b ハウジングの接触保持部と対応する部分 3c 凹部 4 リフレクタ 5 反射シート 10 ハウジング 10s 接触保持部 RC 裏面カバー FC 表側フレーム SA 面粗度を大きくする加工(シボ加工) SG 潤滑性グリース PS 摺動性を有する部材 SS 透明シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1335 G02F 1/1335 520 520 1/13357 1/13357 G09F 9/00 336 G09F 9/00 336J // F21Y 103:00 F21Y 103:00 (72)発明者 安田 吉範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H038 AA55 BA06 2H089 HA40 QA16 TA18 TA20 2H091 FA14Z FA23Z FA41Z LA30 5G435 AA00 AA16 BB12 BB15 EE27 GG24 GG26 LL04 LL07 LL08 LL17
Claims (7)
- 【請求項1】 光源と、光源からの光を導光させる導光
板と、光源を囲むように配されて導光板の方向に光を反
射させるリフレクタと、導光板に入光した光を反射させ
る反射シートと、導光板とリフレクタと反射シートを保
持するハウジングとを備え、ハウジングに導光板と接触
する接触保持部が設けられている照明ユニットにおい
て、 上記ハウジングの接触保持部、又は、導光板におけるハ
ウジングの接触保持部と対応する部分の少なくともいず
れか一方が面粗度を大きくして形成されていることを特
徴とする照明ユニット。 - 【請求項2】 光源と、光源からの光を導光させる導光
板と、光源を囲むように配されて導光板の方向に光を反
射させるリフレクタと、導光板に入光した光を反射させ
る反射シートと、導光板とリフレクタと反射シートを保
持するハウジングとを備え、ハウジングに導光板と接触
する接触保持部が設けられている照明ユニットにおい
て、 上記ハウジングの接触保持部、又は、導光板におけるハ
ウジングの接触保持部と対応する部分の少なくともいず
れか一方に潤滑性グリースが塗布されていることを特徴
とする照明ユニット。 - 【請求項3】 光源と、光源からの光を導光させる導光
板と、光源を囲むように配されて導光板の方向に光を反
射させるリフレクタと、導光板に入光した光を反射させ
る反射シートと、導光板とリフレクタと反射シートを保
持するハウジングとを備え、ハウジングに導光板と接触
する接触保持部が設けられている照明ユニットにおい
て、 上記導光板上面に透明シートが重ね合わされるように配
され、この透明シートの端部は、ハウジングの接触保持
部に挟み込まれていることを特徴とする照明ユニット。 - 【請求項4】 前記透明シートは、導光板から出射され
た光の均一化と増幅するための光補正シートであること
を特徴とする請求項3記載の照明ユニット。 - 【請求項5】 光源と、光源からの光を導光させる導光
板と、光源を囲むように配されて導光板の方向に光を反
射させるリフレクタと、導光板に入光した光を反射させ
る反射シートと、導光板と反射シートを保持するハウジ
ングとを備えた照明ユニットにおいて、 上記ハウジングと導光板の間に摺動性を有する部材が挟
み込まれ、この挟み込まれた部分のみがハウジングと導
光板上面との接触保持部とされていることを特徴とする
照明ユニット。 - 【請求項6】 前記摺動性を有する部材が前記導光板に
設けられる凹部に固定されていることを特徴とする請求
項2記載の照明ユニット。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
した照明ユニットと、この照明ユニットの照射面側に配
される液晶パネルとを備えることを特徴とする液晶表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001077626A JP2002279820A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | 照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001077626A JP2002279820A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | 照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002279820A true JP2002279820A (ja) | 2002-09-27 |
Family
ID=18934353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001077626A Pending JP2002279820A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | 照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002279820A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2005242174A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Advanced Display Inc | 表示装置 |
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-
2001
- 2001-03-19 JP JP2001077626A patent/JP2002279820A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20061110 |
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