JP2002271751A - 表示制御方法及び装置 - Google Patents
表示制御方法及び装置Info
- Publication number
- JP2002271751A JP2002271751A JP2001065376A JP2001065376A JP2002271751A JP 2002271751 A JP2002271751 A JP 2002271751A JP 2001065376 A JP2001065376 A JP 2001065376A JP 2001065376 A JP2001065376 A JP 2001065376A JP 2002271751 A JP2002271751 A JP 2002271751A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- still image
- display
- data
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 次にフレームの静止画データが変化した場合
にだけ、その変化した静止画データを表示用データを記
憶しているメモリに書き込むことにより、表示用メモり
へのアクセス回数を減らす。 【解決手段】 表示用メモりに記憶されている静止画デ
ータと、次のフレームの静止画データとを比較して一致
しているかどうかを判定し(521)、一致していない
と判定されると、次のフレームの静止画データを、その
表示用メモりに記憶させる(522)。また一致してい
ると判定されると、その表示用メモりの動画データを更
新する(525)。
にだけ、その変化した静止画データを表示用データを記
憶しているメモリに書き込むことにより、表示用メモり
へのアクセス回数を減らす。 【解決手段】 表示用メモりに記憶されている静止画デ
ータと、次のフレームの静止画データとを比較して一致
しているかどうかを判定し(521)、一致していない
と判定されると、次のフレームの静止画データを、その
表示用メモりに記憶させる(522)。また一致してい
ると判定されると、その表示用メモりの動画データを更
新する(525)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画と静止画とを
合成して表示できる表示制御方法及び装置に関するもの
である。
合成して表示できる表示制御方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送の方式は、従来
のアナログ方式からデジタル方式に変更されつつあり、
国内でも衛星放送においてデジタル化が実現されてい
る。
のアナログ方式からデジタル方式に変更されつつあり、
国内でも衛星放送においてデジタル化が実現されてい
る。
【0003】このようなデジタルテレビジョン放送のメ
リットは、映像や音声の放送に限らず、各種のデータ放
送を付加した統合型の放送サービスを可能とした点にあ
る。データ放送を付加したサービスとしては、テレビ番
組にデータ情報を付加してマルチメディア的サービスを
提供するもの、テレビ番組とは別の独立したサービスを
提供するものとに分けられ、主なサービスとしては、例
えば視聴者参加型プログラム、ホームショッピング、各
種情報サービス、また、任意の時間に視聴できる天気予
報やニュースなどが挙げられる。このようなデータ放送
は静止画像を中心に構成され、このような放送データの
生成に際しては、コンピュータでの描画制御で用いられ
ているアクセラレータ技術が利用できる。このアクセラ
レータ技術を有したグラフィックコントローラを用いる
ことにより、線の描画や矩形の描画、矩形単位のデータ
移動等の処理が、メインコントローラから発行される簡
単なコマンドにより実行され、その結果が自動的に表示
用メモリへ反映され、メインコントローラの負荷が大幅
に軽減されることとなる。
リットは、映像や音声の放送に限らず、各種のデータ放
送を付加した統合型の放送サービスを可能とした点にあ
る。データ放送を付加したサービスとしては、テレビ番
組にデータ情報を付加してマルチメディア的サービスを
提供するもの、テレビ番組とは別の独立したサービスを
提供するものとに分けられ、主なサービスとしては、例
えば視聴者参加型プログラム、ホームショッピング、各
種情報サービス、また、任意の時間に視聴できる天気予
報やニュースなどが挙げられる。このようなデータ放送
は静止画像を中心に構成され、このような放送データの
生成に際しては、コンピュータでの描画制御で用いられ
ているアクセラレータ技術が利用できる。このアクセラ
レータ技術を有したグラフィックコントローラを用いる
ことにより、線の描画や矩形の描画、矩形単位のデータ
移動等の処理が、メインコントローラから発行される簡
単なコマンドにより実行され、その結果が自動的に表示
用メモリへ反映され、メインコントローラの負荷が大幅
に軽減されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のデジ
タル衛星放送受信装置では、受信したテレビ信号を復号
する映像復号部からの映像情報と、上述のグラフィック
コントローラからの画像データとを表示する際、これら
映像情報と、グラフィックコントローラからの画像デー
タの入力及び表示装置への表示データの出力は、それぞ
れ非同期のタイミングで行われる。その様子を図24
(A)〜(C)のタイミングチャートに示す。
タル衛星放送受信装置では、受信したテレビ信号を復号
する映像復号部からの映像情報と、上述のグラフィック
コントローラからの画像データとを表示する際、これら
映像情報と、グラフィックコントローラからの画像デー
タの入力及び表示装置への表示データの出力は、それぞ
れ非同期のタイミングで行われる。その様子を図24
(A)〜(C)のタイミングチャートに示す。
【0005】図24(A)は、映像復号部からの映像情
報(動画)の出力タイミングを示し、これらは同期信号
(垂直同期信号(MVSYNC)と、水平同期信号(M
HSYNC))と、映像情報が出力されていることを示
すデータイネーブル(MENABLE)信号とともに出
力される。図24(B)は、グラフィックコントローラ
からの画像データ(静止画)の出力タイミングを示し、
これらは同期信号(垂直同期信号(SVSYNC)と、
水平同期信号(SHSYNC))と、画像データが出力
されていることを示すデータイネーブル(SENABL
E)信号とともに出力される。図24(C)は、表示装
置への表示データの出力タイミングを示し、垂直同期信
号としてのVSYNC信号と、水平同期信号としてのH
SYNC信号に同期して、R,G,Bの各データが出力
される。
報(動画)の出力タイミングを示し、これらは同期信号
(垂直同期信号(MVSYNC)と、水平同期信号(M
HSYNC))と、映像情報が出力されていることを示
すデータイネーブル(MENABLE)信号とともに出
力される。図24(B)は、グラフィックコントローラ
からの画像データ(静止画)の出力タイミングを示し、
これらは同期信号(垂直同期信号(SVSYNC)と、
水平同期信号(SHSYNC))と、画像データが出力
されていることを示すデータイネーブル(SENABL
E)信号とともに出力される。図24(C)は、表示装
置への表示データの出力タイミングを示し、垂直同期信
号としてのVSYNC信号と、水平同期信号としてのH
SYNC信号に同期して、R,G,Bの各データが出力
される。
【0006】これらデータの出力タイミングは異なるタ
イミングで発生するため、これら映像情報や静止画デー
タをそれぞれ別の領域(動画/静止画切換えプレーン
(動画/静止画切換え情報を記憶する)、動画プレー
ン、静止画プレーン)に記憶しているメモリへのアクセ
スを、一水平走査期間のうちの、動画/静止画切換えプ
レーンから動画/静止画切換え情報を読み出すのに要す
る時間を除いた期間を、映像情報(動画データ)を動画
プレーンへ書き込むための時間と、画像データ(静止画
データ)を静止画プレーンへ書き込むための時間と、更
には表示を行うために、動画プレーンと静止画プレーン
とから表示データを読み出すための時間とで分割しなけ
ればならない。
イミングで発生するため、これら映像情報や静止画デー
タをそれぞれ別の領域(動画/静止画切換えプレーン
(動画/静止画切換え情報を記憶する)、動画プレー
ン、静止画プレーン)に記憶しているメモリへのアクセ
スを、一水平走査期間のうちの、動画/静止画切換えプ
レーンから動画/静止画切換え情報を読み出すのに要す
る時間を除いた期間を、映像情報(動画データ)を動画
プレーンへ書き込むための時間と、画像データ(静止画
データ)を静止画プレーンへ書き込むための時間と、更
には表示を行うために、動画プレーンと静止画プレーン
とから表示データを読み出すための時間とで分割しなけ
ればならない。
【0007】ここで表示装置が縦方向720ライン、横
方向1280画素の解像度を有し、水平同期周波数が4
5KHzである場合を考えると、HSYNC信号の周期
は約22μ秒となる。そして動画/静止画切換えプレー
ンから動画/静止画切換え情報を読み出すのに要する時
間と、動画プレーンへ書き込むのに要する時間と、静止
画プレーンへ書き込むのに要する時間と、動画プレーン
と静止画プレーンとから表示データを読み出すのに要す
る時間の比率は、動画/静止画切換え情報が1ビットの
データであるとし、更に、動画データと静止画データが
Y,CB,CR(4:2:2)の形式で、2画素単位
で、そのメモリにアクセスが行われるとした場合、
「1:32:32:32」となる。これは、そのメモリ
へのアクセスは約11n秒以下で行われなければならな
いことを意味している。これを実現するためには、例え
ばクロック信号の両エッジを用いてデータを高速に転送
するDDR(Double Data Rate)タイプのメモリデバイス
のような高速なメモリを使用するか、或いはメモリの個
数を増やして、一度に転送できるデータ量を増やす等の
手段を講じなければならなくなる。
方向1280画素の解像度を有し、水平同期周波数が4
5KHzである場合を考えると、HSYNC信号の周期
は約22μ秒となる。そして動画/静止画切換えプレー
ンから動画/静止画切換え情報を読み出すのに要する時
間と、動画プレーンへ書き込むのに要する時間と、静止
画プレーンへ書き込むのに要する時間と、動画プレーン
と静止画プレーンとから表示データを読み出すのに要す
る時間の比率は、動画/静止画切換え情報が1ビットの
データであるとし、更に、動画データと静止画データが
Y,CB,CR(4:2:2)の形式で、2画素単位
で、そのメモリにアクセスが行われるとした場合、
「1:32:32:32」となる。これは、そのメモリ
へのアクセスは約11n秒以下で行われなければならな
いことを意味している。これを実現するためには、例え
ばクロック信号の両エッジを用いてデータを高速に転送
するDDR(Double Data Rate)タイプのメモリデバイス
のような高速なメモリを使用するか、或いはメモリの個
数を増やして、一度に転送できるデータ量を増やす等の
手段を講じなければならなくなる。
【0008】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、次にフレームの静止画データが変化した場合に、そ
の変化した静止画データを表示用データを記憶している
メモリに書き込むことにより、そのメモリへのアクセス
回数を減らすことができる表示制御方法及びその装置を
提供することを目的とする。
で、次にフレームの静止画データが変化した場合に、そ
の変化した静止画データを表示用データを記憶している
メモリに書き込むことにより、そのメモリへのアクセス
回数を減らすことができる表示制御方法及びその装置を
提供することを目的とする。
【0009】また本発明の目的は、次のフレームの静止
画データが変化した場合、その変化したライン、或いは
その画素データだけを更新することにより、表示用メモ
リへのアクセス回数を減らすようにした表示制御方法及
びその装置を提供することにある。
画データが変化した場合、その変化したライン、或いは
その画素データだけを更新することにより、表示用メモ
リへのアクセス回数を減らすようにした表示制御方法及
びその装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の表示制御装置は以下のような構成を備える。
即ち、動画と静止画とを合成して表示できる表示制御装
置であって、動画データと静止画データとをそれぞれ異
なる領域に記憶する記憶手段と、前記記憶手段にアクセ
スして前記動画データと静止画データの読み出し及び更
新を行うアクセス手段と、前記アクセス手段によりアク
セスされたデータを基に表示装置に画像を表示させる表
示手段と、前記記憶手段に記憶されている静止画データ
と、次のフレームの静止画データとを比較して一致して
いるかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段によ
り一致していないと判定されると、前記アクセス手段に
より前記次のフレームの静止画データを前記記憶手段に
記憶させるとともに、前記判定手段により一致している
と判定されると、前記アクセス手段により動画データを
更新するように制御する制御手段と、を有することを特
徴とする。
に本発明の表示制御装置は以下のような構成を備える。
即ち、動画と静止画とを合成して表示できる表示制御装
置であって、動画データと静止画データとをそれぞれ異
なる領域に記憶する記憶手段と、前記記憶手段にアクセ
スして前記動画データと静止画データの読み出し及び更
新を行うアクセス手段と、前記アクセス手段によりアク
セスされたデータを基に表示装置に画像を表示させる表
示手段と、前記記憶手段に記憶されている静止画データ
と、次のフレームの静止画データとを比較して一致して
いるかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段によ
り一致していないと判定されると、前記アクセス手段に
より前記次のフレームの静止画データを前記記憶手段に
記憶させるとともに、前記判定手段により一致している
と判定されると、前記アクセス手段により動画データを
更新するように制御する制御手段と、を有することを特
徴とする。
【0011】上記目的を達成するために本発明の表示制
御方法は以下のような工程を備える。即ち、動画と静止
画とを合成して表示する表示制御方法であって、 動画
データと静止画データとをそれぞれ異なる領域に記憶す
るメモリにアクセスして前記動画データと静止画データ
の読み出し及び更新を行うアクセス工程と、前記アクセ
ス工程でアクセスされたデータを基に表示装置に画像を
表示させる表示工程と、前記メモリに記憶されている静
止画データと、次のフレームの静止画データとを比較し
て一致しているかどうかを判定する判定工程と、前記判
定工程で一致していないと判定されると、前記アクセス
工程で前記次のフレームの静止画データを前記メモリに
記憶させるとともに、前記判定工程により一致している
と判定されると、前記アクセス工程で動画データを更新
するように制御する制御工程と、を有することを特徴と
する。
御方法は以下のような工程を備える。即ち、動画と静止
画とを合成して表示する表示制御方法であって、 動画
データと静止画データとをそれぞれ異なる領域に記憶す
るメモリにアクセスして前記動画データと静止画データ
の読み出し及び更新を行うアクセス工程と、前記アクセ
ス工程でアクセスされたデータを基に表示装置に画像を
表示させる表示工程と、前記メモリに記憶されている静
止画データと、次のフレームの静止画データとを比較し
て一致しているかどうかを判定する判定工程と、前記判
定工程で一致していないと判定されると、前記アクセス
工程で前記次のフレームの静止画データを前記メモリに
記憶させるとともに、前記判定工程により一致している
と判定されると、前記アクセス工程で動画データを更新
するように制御する制御工程と、を有することを特徴と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態に係るデジタ
ル衛星放送受信装置の全体の構成を示すブロック図であ
る。
ル衛星放送受信装置の全体の構成を示すブロック図であ
る。
【0014】図1において、受信用アンテナ101にて
受信された放送波は、復調部102にて変調処理前のデ
ジタル信号に復元される。この復元されたデジタル信号
は、誤り訂正部103にてデータの欠損やデータ化けが
起きていないかがチェックされ、もし何らかのデータ異
常が発生していた場合には正しいデータへの修復が行わ
れる。この誤り訂正部103にてチェックされた信号は
多重分離部104に供給され、映像、音声及び番組情報
や番組構成情報を含む各種データの放送素材毎に分離さ
れる。こうして多重分離部104にて分離された各放送
素材のうち音声情報は、音声復号部105にて、符号化
される前の音声信号に復号され、この音声信号に基づい
て、外部に接続されたスピーカ125で可聴音が再生さ
れる。また映像情報は、映像復号部106にて映像情報
を符号化される前の映像情報に変換される。その映像情
報は映像信号合成処理部108に送られ、グラフィック
コントローラ114から出力される画像データと合成処
理された後、この実施の形態に係るデジタル衛星放送受
信装置の有する表示部、或いは外部に接続された表示装
置126へ出力されて表示・再生される。
受信された放送波は、復調部102にて変調処理前のデ
ジタル信号に復元される。この復元されたデジタル信号
は、誤り訂正部103にてデータの欠損やデータ化けが
起きていないかがチェックされ、もし何らかのデータ異
常が発生していた場合には正しいデータへの修復が行わ
れる。この誤り訂正部103にてチェックされた信号は
多重分離部104に供給され、映像、音声及び番組情報
や番組構成情報を含む各種データの放送素材毎に分離さ
れる。こうして多重分離部104にて分離された各放送
素材のうち音声情報は、音声復号部105にて、符号化
される前の音声信号に復号され、この音声信号に基づい
て、外部に接続されたスピーカ125で可聴音が再生さ
れる。また映像情報は、映像復号部106にて映像情報
を符号化される前の映像情報に変換される。その映像情
報は映像信号合成処理部108に送られ、グラフィック
コントローラ114から出力される画像データと合成処
理された後、この実施の形態に係るデジタル衛星放送受
信装置の有する表示部、或いは外部に接続された表示装
置126へ出力されて表示・再生される。
【0015】またデータ放送として送られてきた各種デ
ータ情報は、データ復号部107にて、符号化される前
のデータ情報に変換されてCPU111に渡される。C
PU111は、このデータ復号部107からのデータ情
報に従い、画像データを生成するようにグラフィックコ
ントローラ114に対しコマンドを発行する。このグラ
フィックコントローラ114は、アクセラレータ機能を
有しており、CPU111から発行されるコマンドに従
って線の描画や矩形の描画、矩形単位のデータ移動等の
処理を行い、その結果をRAM115に展開する。こう
して、グラフィックコントローラ114により生成され
た画像データは、映像信号合成処理部108にて映像復
号部106から出力される映像情報とともに、一旦RA
M109に記憶されて合成処理された後、このデジタル
衛星放送受信装置の有する表示部、或いは外部に接続さ
れた表示装置126へ出力されて表示・再生される。
ータ情報は、データ復号部107にて、符号化される前
のデータ情報に変換されてCPU111に渡される。C
PU111は、このデータ復号部107からのデータ情
報に従い、画像データを生成するようにグラフィックコ
ントローラ114に対しコマンドを発行する。このグラ
フィックコントローラ114は、アクセラレータ機能を
有しており、CPU111から発行されるコマンドに従
って線の描画や矩形の描画、矩形単位のデータ移動等の
処理を行い、その結果をRAM115に展開する。こう
して、グラフィックコントローラ114により生成され
た画像データは、映像信号合成処理部108にて映像復
号部106から出力される映像情報とともに、一旦RA
M109に記憶されて合成処理された後、このデジタル
衛星放送受信装置の有する表示部、或いは外部に接続さ
れた表示装置126へ出力されて表示・再生される。
【0016】CPU111は、本実施の形態に係るデジ
タル衛星放送受信装置全体の制御を行うメインのコント
ローラであり、データ放送として送られる各種データ情
報から電子番組表などの画像データを生成するためにグ
ラフィックコントローラ114に指示を出したり、I/
Oコントローラ117を介して接続される各種入出力装
置からの情報を画像データとして生成したり、I/Oコ
ントローラ117を介して各種入出力装置の制御を行っ
たり、映像信号合成処理部108に対して動画/静止画
切換え情報の設定を行う。映像信号合成処理部108や
グラフィックコントローラ114、或いはI/Oコント
ローラ117は、CPU111の制御信号等を伝達する
CPUバス116を介してCPU111に接続される。
また、CPU111の実行するプログラムを格納してい
るROM112や、ワーク領域として使われるRAM1
13も、CPUバス116を介してCPU111に接続
されている。
タル衛星放送受信装置全体の制御を行うメインのコント
ローラであり、データ放送として送られる各種データ情
報から電子番組表などの画像データを生成するためにグ
ラフィックコントローラ114に指示を出したり、I/
Oコントローラ117を介して接続される各種入出力装
置からの情報を画像データとして生成したり、I/Oコ
ントローラ117を介して各種入出力装置の制御を行っ
たり、映像信号合成処理部108に対して動画/静止画
切換え情報の設定を行う。映像信号合成処理部108や
グラフィックコントローラ114、或いはI/Oコント
ローラ117は、CPU111の制御信号等を伝達する
CPUバス116を介してCPU111に接続される。
また、CPU111の実行するプログラムを格納してい
るROM112や、ワーク領域として使われるRAM1
13も、CPUバス116を介してCPU111に接続
されている。
【0017】110はクロックジェネレータで、映像信
号合成処理部108やグラフィックコントローラ114
に対するピクセルクロック(画素クロック)としてのP
CLK信号や、CPU111に対するシステムクロック
としてのSCLK信号を生成している。117はI/O
コントローラで、モデム118やハードディスク(HD
D)119を接続して、これらを制御している。またI
/Oコントローラ117には、IEEE1394高速シ
リアルデジタルインターフェースが含まれており、これ
を介してデジタルビデオ機器やオーディオ機器などの各
種AV(Audio−Visual)機器120が接続される。更
に、ユーザにより操作されるリモコン122からの赤外
線を受光してその赤外線に含まれるデータを抽出する赤
外線受光部121や、ユーザの認証情報が含まれている
ICカード124を接続するためのカードスロット12
3が接続されており、これらの機器をCPU111から
の指示に従い制御を行う。
号合成処理部108やグラフィックコントローラ114
に対するピクセルクロック(画素クロック)としてのP
CLK信号や、CPU111に対するシステムクロック
としてのSCLK信号を生成している。117はI/O
コントローラで、モデム118やハードディスク(HD
D)119を接続して、これらを制御している。またI
/Oコントローラ117には、IEEE1394高速シ
リアルデジタルインターフェースが含まれており、これ
を介してデジタルビデオ機器やオーディオ機器などの各
種AV(Audio−Visual)機器120が接続される。更
に、ユーザにより操作されるリモコン122からの赤外
線を受光してその赤外線に含まれるデータを抽出する赤
外線受光部121や、ユーザの認証情報が含まれている
ICカード124を接続するためのカードスロット12
3が接続されており、これらの機器をCPU111から
の指示に従い制御を行う。
【0018】図2は、本実施の形態に係るグラフィック
コントローラ114の構成を示すブロック図である。
コントローラ114の構成を示すブロック図である。
【0019】図2において、CPU111からのコマン
ドや制御情報は、CPUバス116を介してレジスタセ
ットデータの形態で、このグラフィックコントローラ1
14に転送される。またCPU111がグラフィックコ
ントローラ114の状態等を知ることができるレジスタ
ゲットデータが、グラフィックコントローラ114から
CPU111に転送される。CPU111により発行さ
れたコマンドや制御情報は、バスインターフェースユニ
ット1141の各レジスタにセットされる。グラフィッ
クコントローラ114には、アクセラレータ機能を果た
すデータマニピュレータ1142及びグラフィックスエ
ンジン1143が設けられており、例えば、CPU11
1が、バスインターフェースユニット1141のレジス
タに、円及びその中心と半径に関するデータをセットし
て円の描画を指示すると、グラフィックスエンジン11
43は、その円の表示データを生成し、データマニピュ
レータ1142が、メモリインターフェースユニット1
144を介して、このデータをRAM115に書き込
む。メモリインターフェースユニット1144は、デー
タマニピュレータ1142によって指示されるRAMア
ドレスに従って、RAM115へ画像データの書き込み
や読み出しを行ったり、RAM115のリフレッシュ駆
動を行う。同期制御部1145は、RAM115に格納
された画像データを外部に出力するタイミングを生成す
るブロックであり、CPU111によりセットされたタ
イミング情報に従って、外部から入力される垂直同期信
号(SVSYNC)、水平同期信号(SHSYNC)、
データイネーブル信号(SENABLE)及び画素クロ
ック(PCLK)のタイミングに合わせて画像データが
出力される。また、この同期制御部1145は、メモリ
インターフェースユニット1144を介して、RAM1
15から画像データを読み出しFIFO1146に格納
する。こうしてFIFO1146に格納された画像デー
タは、その格納された順序で映像信号合成処理部108
へ送出される。
ドや制御情報は、CPUバス116を介してレジスタセ
ットデータの形態で、このグラフィックコントローラ1
14に転送される。またCPU111がグラフィックコ
ントローラ114の状態等を知ることができるレジスタ
ゲットデータが、グラフィックコントローラ114から
CPU111に転送される。CPU111により発行さ
れたコマンドや制御情報は、バスインターフェースユニ
ット1141の各レジスタにセットされる。グラフィッ
クコントローラ114には、アクセラレータ機能を果た
すデータマニピュレータ1142及びグラフィックスエ
ンジン1143が設けられており、例えば、CPU11
1が、バスインターフェースユニット1141のレジス
タに、円及びその中心と半径に関するデータをセットし
て円の描画を指示すると、グラフィックスエンジン11
43は、その円の表示データを生成し、データマニピュ
レータ1142が、メモリインターフェースユニット1
144を介して、このデータをRAM115に書き込
む。メモリインターフェースユニット1144は、デー
タマニピュレータ1142によって指示されるRAMア
ドレスに従って、RAM115へ画像データの書き込み
や読み出しを行ったり、RAM115のリフレッシュ駆
動を行う。同期制御部1145は、RAM115に格納
された画像データを外部に出力するタイミングを生成す
るブロックであり、CPU111によりセットされたタ
イミング情報に従って、外部から入力される垂直同期信
号(SVSYNC)、水平同期信号(SHSYNC)、
データイネーブル信号(SENABLE)及び画素クロ
ック(PCLK)のタイミングに合わせて画像データが
出力される。また、この同期制御部1145は、メモリ
インターフェースユニット1144を介して、RAM1
15から画像データを読み出しFIFO1146に格納
する。こうしてFIFO1146に格納された画像デー
タは、その格納された順序で映像信号合成処理部108
へ送出される。
【0020】図3は、本発明の実施の形態に係る映像信
号合成処理部108の構成を示すブロック図である。
号合成処理部108の構成を示すブロック図である。
【0021】映像復号部106からの映像情報は、解像
度変換処理部1081にて、CPU111により指定さ
れる表示サイズへの変換が行われた後、一旦、FIFO
1088に蓄えられる。またグラフィックコントローラ
114からの画像データと、CPU111からCPUバ
ス116を介してセットされる動画/静止画切換え情報
は、それぞれFIFO1089、FIFO1090に、
一旦蓄えられる。FIFO1088、FIFO108
9、FIFO1090のそれぞれに蓄えられたデータ
は、メモリ制御部1082を介してRAM109に記憶
される。このRAM109は、映像復号部106からの
映像情報を記憶する動画プレーン1097と、グラフィ
ックコントローラ114からの画像データを記憶する静
止画プレーン1098、及びCPU111によりセット
される動画/静止画切換え情報を記憶する動画/静止画
切換えプレーン1099とに、それぞれ分けて管理され
ているものとする。また、映像復号部106からの映像
情報と、グラフィックコントローラ114からの画像デ
ータは、1画素のデータをY,CB,CR(4:2:
2)の16ビットとし、それが2画素単位の32ビット
データとして送られてくるものとする。またCPU11
1によりセットされる動画/静止画切換え情報は1ビッ
トのデータであり、“1”の場合は映像復号部106か
らの映像情報の出力を示し、“0”の場合はグラフィッ
クコントローラ114からの画像データの出力を示し、
32ビット単位でCPU111からセットされるものと
する。
度変換処理部1081にて、CPU111により指定さ
れる表示サイズへの変換が行われた後、一旦、FIFO
1088に蓄えられる。またグラフィックコントローラ
114からの画像データと、CPU111からCPUバ
ス116を介してセットされる動画/静止画切換え情報
は、それぞれFIFO1089、FIFO1090に、
一旦蓄えられる。FIFO1088、FIFO108
9、FIFO1090のそれぞれに蓄えられたデータ
は、メモリ制御部1082を介してRAM109に記憶
される。このRAM109は、映像復号部106からの
映像情報を記憶する動画プレーン1097と、グラフィ
ックコントローラ114からの画像データを記憶する静
止画プレーン1098、及びCPU111によりセット
される動画/静止画切換え情報を記憶する動画/静止画
切換えプレーン1099とに、それぞれ分けて管理され
ているものとする。また、映像復号部106からの映像
情報と、グラフィックコントローラ114からの画像デ
ータは、1画素のデータをY,CB,CR(4:2:
2)の16ビットとし、それが2画素単位の32ビット
データとして送られてくるものとする。またCPU11
1によりセットされる動画/静止画切換え情報は1ビッ
トのデータであり、“1”の場合は映像復号部106か
らの映像情報の出力を示し、“0”の場合はグラフィッ
クコントローラ114からの画像データの出力を示し、
32ビット単位でCPU111からセットされるものと
する。
【0022】RAM109へのデータの書き込み及び読
み出し等の制御はメモリ制御部1082が行い、RAM
109にデータを書き込む場合には32ビット単位で行
い、RAM109からデータを読み出す場合には64ビ
ット単位で行う。また映像復号部106からの映像情報
とグラフィックコントローラ114からの画像データ
は、同じ座標位置のデータが32ビットずつ読み出され
るものとする。
み出し等の制御はメモリ制御部1082が行い、RAM
109にデータを書き込む場合には32ビット単位で行
い、RAM109からデータを読み出す場合には64ビ
ット単位で行う。また映像復号部106からの映像情報
とグラフィックコントローラ114からの画像データ
は、同じ座標位置のデータが32ビットずつ読み出され
るものとする。
【0023】タイミング制御部1087は、入力される
PCLK信号に同期して表示装置126に表示するため
のタイミング信号として垂直同期信号VSYNCや水平
同期信号HSYNCを生成するともに、ラインバッファ
1091と切換え機構部1084に対してデータを出力
するタイミングを示すENABLE信号を出力する。更
に、このタイミング制御部1087にて生成されたVS
YNC信号とHSYNC信号はメモリ制御部1082に
も入力され、メモリ制御部1082ではこれらの同期信
号に基づいてRAM109へのデータの読み書き動作を
行う。
PCLK信号に同期して表示装置126に表示するため
のタイミング信号として垂直同期信号VSYNCや水平
同期信号HSYNCを生成するともに、ラインバッファ
1091と切換え機構部1084に対してデータを出力
するタイミングを示すENABLE信号を出力する。更
に、このタイミング制御部1087にて生成されたVS
YNC信号とHSYNC信号はメモリ制御部1082に
も入力され、メモリ制御部1082ではこれらの同期信
号に基づいてRAM109へのデータの読み書き動作を
行う。
【0024】本実施の形態に係る映像信号合成処理部1
08では、表示装置126に表示するためのタイミング
信号としての垂直同期信号(VSYNC)と水平同期信
号(HSYNC)が、グラフィックコントローラ114
への同期信号としての垂直同期信号(SVSYNC)と
水平同期信号(SHSYNC)としても出力される。ま
た、タイミング制御部1087から出力される、ライン
バッファ1091と切換え機構部1084に対するデー
タを出力するタイミングを示すENABLE信号も、グ
ラフィックコントローラ114へのデータイネーブル
(SENABLE)信号として出力される。これによ
り、グラフィックコントローラ114から画像データが
出力されるタイミングと、映像信号合成処理部108か
ら表示装置125へ表示データが出力されるタイミング
とが同じになることとなる。
08では、表示装置126に表示するためのタイミング
信号としての垂直同期信号(VSYNC)と水平同期信
号(HSYNC)が、グラフィックコントローラ114
への同期信号としての垂直同期信号(SVSYNC)と
水平同期信号(SHSYNC)としても出力される。ま
た、タイミング制御部1087から出力される、ライン
バッファ1091と切換え機構部1084に対するデー
タを出力するタイミングを示すENABLE信号も、グ
ラフィックコントローラ114へのデータイネーブル
(SENABLE)信号として出力される。これによ
り、グラフィックコントローラ114から画像データが
出力されるタイミングと、映像信号合成処理部108か
ら表示装置125へ表示データが出力されるタイミング
とが同じになることとなる。
【0025】図4(A),(B)は、本実施の形態に係
る映像信号合成処理部108における動作タイミングを
説明するタイミングチャートで、図4(A)は表示装置
126への表示データの出力タイミングを説明する図、
図4(B)はグラフィックコントローラ114からの画
像データの出力タイミングを説明するタイミング図であ
る。
る映像信号合成処理部108における動作タイミングを
説明するタイミングチャートで、図4(A)は表示装置
126への表示データの出力タイミングを説明する図、
図4(B)はグラフィックコントローラ114からの画
像データの出力タイミングを説明するタイミング図であ
る。
【0026】本実施の形態では、図4(A)に示すよう
に、グラフィックコントローラ114からの画像データ
は、イネーブル(SENABLE)信号が出力される場
合だけ出力される。即ち、グラフィックコントローラ1
14からは表示装置125の有する有効表示領域と同じ
領域分の画像データが出力されるため、グラフィックコ
ントローラ114から出力される画像データと、映像信
号合成処理部108から出力される表示データの水平方
向及び垂直方向のデータ量は同じとなる。
に、グラフィックコントローラ114からの画像データ
は、イネーブル(SENABLE)信号が出力される場
合だけ出力される。即ち、グラフィックコントローラ1
14からは表示装置125の有する有効表示領域と同じ
領域分の画像データが出力されるため、グラフィックコ
ントローラ114から出力される画像データと、映像信
号合成処理部108から出力される表示データの水平方
向及び垂直方向のデータ量は同じとなる。
【0027】再び図3に戻り、比較器1092は、ライ
ンバッファ1091から読み出されて切換え機構部10
84に出力される、RAM109の動画プレーン109
7からの映像情報とRAM109の静止画プレーン10
98からの画像データのうち、静止画プレーン1098
からの画像データとグラフィックコントローラ114か
ら出力される画像データとを比較している。これによ
り、RAM109の静止画プレーン1098に記憶され
ている画像データと、新規にグラフィックコントローラ
114から出力される画像データとが同じか、変化して
いるかどうかを判断する。
ンバッファ1091から読み出されて切換え機構部10
84に出力される、RAM109の動画プレーン109
7からの映像情報とRAM109の静止画プレーン10
98からの画像データのうち、静止画プレーン1098
からの画像データとグラフィックコントローラ114か
ら出力される画像データとを比較している。これによ
り、RAM109の静止画プレーン1098に記憶され
ている画像データと、新規にグラフィックコントローラ
114から出力される画像データとが同じか、変化して
いるかどうかを判断する。
【0028】図5は、この比較器1092により静止画
プレーン1098からの画像データとグラフィックコン
トローラ114から出力される画像データとを比較する
様子を説明する図である。
プレーン1098からの画像データとグラフィックコン
トローラ114から出力される画像データとを比較する
様子を説明する図である。
【0029】メモリ制御部1082で、HSYNC信号
が変化したことを検出すると、まずRAM109の動画
/静止画切換えプレーン1099から1ライン分の動画
/静止画切換え情報を読み出し(501)、それを切換
え情報記憶部1083に送って保存する。次にFIFO
1088から映像復号部106からの映像情報を読み出
して動画プレーン1097に書き込む(500)。その
後、動画プレーン1097及び静止画プレーン1098
から、次のHSYNC信号のタイミングで、表示装置1
26に出力する表示データを読み出してラインバッファ
1091へ格納する。こうしてラインバッファ1091
に格納された表示データは、タイミング制御部1087
から出力されるENABLE信号により読み出される
(502)。予め動画/静止画切換えプレーン1099
から読み出されて切換え情報記憶部1083に記憶され
ている動画/静止画切換え情報に基づいて、切換え機構
部1084にて映像復号部106からの映像情報、或い
はグラフィックコントローラ114からの画像データの
いずれか一方が選択されてフォーマット変換部1085
へ出力される。フォーマット変換部1085は、2画素
単位の表示データを1画素ずつのデータに変換するとと
もに、Y,CB,CR(4:2:2)16ビットのデー
タを、R,G,B各8ビットの画像データに変換する。
その後、この画像データはD/A変換部1086にてデ
ジタル/アナログ変換されて表示装置126へ出力され
る。
が変化したことを検出すると、まずRAM109の動画
/静止画切換えプレーン1099から1ライン分の動画
/静止画切換え情報を読み出し(501)、それを切換
え情報記憶部1083に送って保存する。次にFIFO
1088から映像復号部106からの映像情報を読み出
して動画プレーン1097に書き込む(500)。その
後、動画プレーン1097及び静止画プレーン1098
から、次のHSYNC信号のタイミングで、表示装置1
26に出力する表示データを読み出してラインバッファ
1091へ格納する。こうしてラインバッファ1091
に格納された表示データは、タイミング制御部1087
から出力されるENABLE信号により読み出される
(502)。予め動画/静止画切換えプレーン1099
から読み出されて切換え情報記憶部1083に記憶され
ている動画/静止画切換え情報に基づいて、切換え機構
部1084にて映像復号部106からの映像情報、或い
はグラフィックコントローラ114からの画像データの
いずれか一方が選択されてフォーマット変換部1085
へ出力される。フォーマット変換部1085は、2画素
単位の表示データを1画素ずつのデータに変換するとと
もに、Y,CB,CR(4:2:2)16ビットのデー
タを、R,G,B各8ビットの画像データに変換する。
その後、この画像データはD/A変換部1086にてデ
ジタル/アナログ変換されて表示装置126へ出力され
る。
【0030】また、グラフィックコントローラ114か
らは、ラインバッファ1091に格納された表示データ
が切換え機構部1084へ読み出されるのと同じタイミ
ングで画像データが出力される(503)。そこで、こ
の比較器1092は、同じタイミングで出力されてくる
ラインバッファ1091からの画像データと、グラフィ
ックコントローラ114からからの画像データとを比較
し、それらデータの一致/不一致を判断している。こう
して比較器1092において一致/不一致が判定された
結果は、比較器1092の有する、ライン単位に1ビッ
トの判定結果を格納するラインフラグレジスタ1092
1に反映される。
らは、ラインバッファ1091に格納された表示データ
が切換え機構部1084へ読み出されるのと同じタイミ
ングで画像データが出力される(503)。そこで、こ
の比較器1092は、同じタイミングで出力されてくる
ラインバッファ1091からの画像データと、グラフィ
ックコントローラ114からからの画像データとを比較
し、それらデータの一致/不一致を判断している。こう
して比較器1092において一致/不一致が判定された
結果は、比較器1092の有する、ライン単位に1ビッ
トの判定結果を格納するラインフラグレジスタ1092
1に反映される。
【0031】図6は、本実施の形態に係るラインフラグ
レジスタ10921に一致/不一致の判定された結果が
反映される様子を説明する図である。
レジスタ10921に一致/不一致の判定された結果が
反映される様子を説明する図である。
【0032】図6において、データ放送の情報で構成さ
れる表示画面30は、文字や図形のような静止画データ
を中心に構成される。この表示画面30の中で、20は
写真画像を示している。ここでは、ニュース欄の“地
域”の項目510が視聴者によるリモコン122(図
1)の操作で選択されて、その枠が色付けされて表示さ
れている。このように“地域”の項目510が着色され
たことにより、比較器1092は、対応するラインの表
示データが変化したことを検出し、内蔵するラインフラ
グレジスタ10921の対応するライン(ライン300
乃至339)のビットに、変更があったことを示す
“1”をセットする。
れる表示画面30は、文字や図形のような静止画データ
を中心に構成される。この表示画面30の中で、20は
写真画像を示している。ここでは、ニュース欄の“地
域”の項目510が視聴者によるリモコン122(図
1)の操作で選択されて、その枠が色付けされて表示さ
れている。このように“地域”の項目510が着色され
たことにより、比較器1092は、対応するラインの表
示データが変化したことを検出し、内蔵するラインフラ
グレジスタ10921の対応するライン(ライン300
乃至339)のビットに、変更があったことを示す
“1”をセットする。
【0033】メモリ制御部1082は、VSYNC信号
が変化したことを検出すると、比較器1092のライン
フラグレジスタ10921に“1”がセットされている
かどうかを判定する。そして、1ビットでも“1”にセ
ットされているラインが存在する場合には、次のVSY
NC信号が変化するまでの期間は、RAM109への書
き込みは、FIFO1088に蓄えられている映像情報
ではなく、FIFO1089に蓄えられている画像デー
タを書き込む。
が変化したことを検出すると、比較器1092のライン
フラグレジスタ10921に“1”がセットされている
かどうかを判定する。そして、1ビットでも“1”にセ
ットされているラインが存在する場合には、次のVSY
NC信号が変化するまでの期間は、RAM109への書
き込みは、FIFO1088に蓄えられている映像情報
ではなく、FIFO1089に蓄えられている画像デー
タを書き込む。
【0034】図7は、ラインフラグレジスタ10921
の状態に応じて、FIFO1088に蓄えられている映
像情報、或いはFIFO1089に蓄えられている画像
データが選択して書き込むメモリ制御部1082による
処理を説明する図である。
の状態に応じて、FIFO1088に蓄えられている映
像情報、或いはFIFO1089に蓄えられている画像
データが選択して書き込むメモリ制御部1082による
処理を説明する図である。
【0035】また図8は、メモリ制御部1082におけ
る一垂直走査期間における表示処理の流れを示すフロー
チャートである。
る一垂直走査期間における表示処理の流れを示すフロー
チャートである。
【0036】図7において、VSYNC信号(520)
のタイミングで、これから表示しようとする静止画プレ
ーン情報の検出結果、即ち、比較器1092による、1
つ前のフレームのタイミングにおけるラインバッファ1
091からの画像データと、グラフィックコントローラ
114からの画像データとの比較結果を、ラインフラグ
レジスタ10921の値に基づいて検出する。この結
果、静止画プレーン情報が変化していると判定される
と、522で、グラフィックコントローラ114から送
られてFIFO1089に格納されている静止画データ
を静止画プレーン1098に書込む。なお、この場合、
この一垂直走査期間では、比較器1092における、次
のフレームの静止画プレーン情報が変化しているかどう
かの検出は行わない。これは、静止画プレーン情報が連
続して変更されていると、それだけ動画プレーン情報の
更新が連続して行われなくなり動画表示に支障がでるの
で、1回動画プレーン情報の更新を行わなかった場合に
は、次の動画表示を確実に行うようにしたものである。
のタイミングで、これから表示しようとする静止画プレ
ーン情報の検出結果、即ち、比較器1092による、1
つ前のフレームのタイミングにおけるラインバッファ1
091からの画像データと、グラフィックコントローラ
114からの画像データとの比較結果を、ラインフラグ
レジスタ10921の値に基づいて検出する。この結
果、静止画プレーン情報が変化していると判定される
と、522で、グラフィックコントローラ114から送
られてFIFO1089に格納されている静止画データ
を静止画プレーン1098に書込む。なお、この場合、
この一垂直走査期間では、比較器1092における、次
のフレームの静止画プレーン情報が変化しているかどう
かの検出は行わない。これは、静止画プレーン情報が連
続して変更されていると、それだけ動画プレーン情報の
更新が連続して行われなくなり動画表示に支障がでるの
で、1回動画プレーン情報の更新を行わなかった場合に
は、次の動画表示を確実に行うようにしたものである。
【0037】次にVSYNC信号(523)のタイミン
グでは、前のフレームでの静止画プレーン情報の変化が
検出されていないので、525で、FIFO1088に
格納されている動画プレーン情報がRAM109の動画
プレーン1097に書込まれる。これと並行して、52
4で、次に表示しようとする静止画プレーン情報におけ
る変更があるかどうかが、比較器1092により検出さ
れる。
グでは、前のフレームでの静止画プレーン情報の変化が
検出されていないので、525で、FIFO1088に
格納されている動画プレーン情報がRAM109の動画
プレーン1097に書込まれる。これと並行して、52
4で、次に表示しようとする静止画プレーン情報におけ
る変更があるかどうかが、比較器1092により検出さ
れる。
【0038】そして、静止画プレーン情報に変更がなか
った場合は、次のVSYNC信号(526)の周期内
で、動画プレーン情報が更新され(528)、又527
で示すように、比較器1092により、次に表示しよう
とする静止画プレーン情報における変更があるかどうか
が検出される。なお、524で、もし静止画プレーン情
報に変更があったことが検知されると、528で静止画
プレーン情報が更新され、527での、比較器1092
による、次に表示しようとする静止画プレーン情報にお
ける変更があるかどうかの検出処理が省略されることに
なる。
った場合は、次のVSYNC信号(526)の周期内
で、動画プレーン情報が更新され(528)、又527
で示すように、比較器1092により、次に表示しよう
とする静止画プレーン情報における変更があるかどうか
が検出される。なお、524で、もし静止画プレーン情
報に変更があったことが検知されると、528で静止画
プレーン情報が更新され、527での、比較器1092
による、次に表示しようとする静止画プレーン情報にお
ける変更があるかどうかの検出処理が省略されることに
なる。
【0039】次に図8のフローチャートを参照して、メ
モリ制御部1082における制御処理を説明する。
モリ制御部1082における制御処理を説明する。
【0040】まずステップS101で、VSYNC信号
の変化を検出するとステップS102に進み、比較器1
092のラインフラグレジスタ10921に“1”がセ
ットされているかどうかを判定する。“1”がセットさ
れていない場合はステップS103に進み、RAM10
9の動画/静止画切換えプレーン1099からの1ライ
ン分の動画/静止画切換え情報の読み出す。次にステッ
プS104に進み、FIFO1088に蓄えられている
映像情報を読み出してRAM109の動画プレーン10
97に書き込む。そしてステップS105に進み、RA
M109の動画プレーン1097及び静止画プレーン1
098から、各HSYNC信号のタイミングで表示装置
126に出力する表示データを読み出してラインバッフ
ァ1091に出力して表示する。この処理を、このフレ
ームの画像表示が終了するまで繰り返す。
の変化を検出するとステップS102に進み、比較器1
092のラインフラグレジスタ10921に“1”がセ
ットされているかどうかを判定する。“1”がセットさ
れていない場合はステップS103に進み、RAM10
9の動画/静止画切換えプレーン1099からの1ライ
ン分の動画/静止画切換え情報の読み出す。次にステッ
プS104に進み、FIFO1088に蓄えられている
映像情報を読み出してRAM109の動画プレーン10
97に書き込む。そしてステップS105に進み、RA
M109の動画プレーン1097及び静止画プレーン1
098から、各HSYNC信号のタイミングで表示装置
126に出力する表示データを読み出してラインバッフ
ァ1091に出力して表示する。この処理を、このフレ
ームの画像表示が終了するまで繰り返す。
【0041】又ステップS102で、比較器1092の
ラインフラグレジスタ10921に“1”がセットされ
ている場合はステップS107に進み、RAM109の
動画/静止画切換えプレーン1099からの1ライン分
の動画/静止画切換え情報の読み出す。次にステップS
108に進み、FIFO1089に蓄えられている静止
画情報を読み出してRAM109の静止画プレーン10
98に書き込む。そしてステップS109に進み、RA
M109の動画プレーン1097及び静止画プレーン1
098から、各HSYNC信号のタイミングで表示装置
126に出力する表示データを読み出してラインバッフ
ァ1091に出力して表示する。この処理を、このフレ
ームの画像表示が終了するまで繰り返す。尚、このライ
ンフラグレジスタ10921の情報は、VSYNC信号
が変化した時点、即ち、フレームが切替わった時点で、
メモリ制御部1082により読み出されることにより
“0”にクリアされるものとする。
ラインフラグレジスタ10921に“1”がセットされ
ている場合はステップS107に進み、RAM109の
動画/静止画切換えプレーン1099からの1ライン分
の動画/静止画切換え情報の読み出す。次にステップS
108に進み、FIFO1089に蓄えられている静止
画情報を読み出してRAM109の静止画プレーン10
98に書き込む。そしてステップS109に進み、RA
M109の動画プレーン1097及び静止画プレーン1
098から、各HSYNC信号のタイミングで表示装置
126に出力する表示データを読み出してラインバッフ
ァ1091に出力して表示する。この処理を、このフレ
ームの画像表示が終了するまで繰り返す。尚、このライ
ンフラグレジスタ10921の情報は、VSYNC信号
が変化した時点、即ち、フレームが切替わった時点で、
メモリ制御部1082により読み出されることにより
“0”にクリアされるものとする。
【0042】図9は、本実施の形態に係る比較器109
2における処理を説明するフローチャートである。
2における処理を説明するフローチャートである。
【0043】この処理はVSYNC信号により起動さ
れ、まずステップS110で、前のフレームで静止画情
報が変更されたかどうかを調べ、変更されている場合
は、今度の垂直同期期間内では比較器1092による比
較判定を行わない。
れ、まずステップS110で、前のフレームで静止画情
報が変更されたかどうかを調べ、変更されている場合
は、今度の垂直同期期間内では比較器1092による比
較判定を行わない。
【0044】一方、ステップS110で、前のフレーム
で静止画情報が変更されていなかった場合はステップS
111に進み、比較器1092により、ラインバッファ
1091からのデータと、グラフィックコントローラ1
14からのデータとを比較する。そしてステップS11
2で、それらが一致しているかどうかを判定する。一致
していればステップS114に進むが、一致していない
時はステップS113に進み、その一致していないライ
ンのフラグ情報を“1”にする。そしてステップS11
4で、そのフレームの全走査線分のラインデータのチェ
ックが終了したかどうかを調べ、終了していない時はス
テップS111に戻り、前述の処理を繰り返す。
で静止画情報が変更されていなかった場合はステップS
111に進み、比較器1092により、ラインバッファ
1091からのデータと、グラフィックコントローラ1
14からのデータとを比較する。そしてステップS11
2で、それらが一致しているかどうかを判定する。一致
していればステップS114に進むが、一致していない
時はステップS113に進み、その一致していないライ
ンのフラグ情報を“1”にする。そしてステップS11
4で、そのフレームの全走査線分のラインデータのチェ
ックが終了したかどうかを調べ、終了していない時はス
テップS111に戻り、前述の処理を繰り返す。
【0045】以上説明したように本実施の形態1によれ
ば、グラフィックコントローラ114から出力される画
像データが変化したかどうかをライン単位で検出し、そ
の変化したことを検出した場合にのみ、映像復号部10
6から出力される映像情報(動画)に代えて、グラフィ
ックコントローラ114から出力される画像データ(静
止画)をRAM109へ書き込む。これによりRAM1
09へのアクセスは、図5に示したように、1回の水平
同期期間中において、表示画面の1ライン分の表示デー
タのアクセス時間が省けることとなる。
ば、グラフィックコントローラ114から出力される画
像データが変化したかどうかをライン単位で検出し、そ
の変化したことを検出した場合にのみ、映像復号部10
6から出力される映像情報(動画)に代えて、グラフィ
ックコントローラ114から出力される画像データ(静
止画)をRAM109へ書き込む。これによりRAM1
09へのアクセスは、図5に示したように、1回の水平
同期期間中において、表示画面の1ライン分の表示デー
タのアクセス時間が省けることとなる。
【0046】また本実施の形態1によれば、グラフィッ
クコントローラ114から出力される画像データ(静止
画データ)が変化した場合には、映像復号部106から
出力される映像情報(動画データ)による表示更新が行
われず、グラフィックコントローラ114から出力され
る画像データ(静止画データ)の更新だけが行われる。
このため、頻繁に静止画データの更新が行われた場合に
は、映像復号部106から出力される映像情報の更新レ
ートが半分に低下することになる。
クコントローラ114から出力される画像データ(静止
画データ)が変化した場合には、映像復号部106から
出力される映像情報(動画データ)による表示更新が行
われず、グラフィックコントローラ114から出力され
る画像データ(静止画データ)の更新だけが行われる。
このため、頻繁に静止画データの更新が行われた場合に
は、映像復号部106から出力される映像情報の更新レ
ートが半分に低下することになる。
【0047】しかし人間の目には、1画面の更新レート
が15Hz以上あれば違和感なく見ることができ、映像
復号部106から出力される映像情報の更新レートが6
0Hzとすれば、グラフィックコントローラ114から
出力される画像データが、例え連続して変化しても、映
像復号部106から出力される映像情報の更新レートは
30Hzに確保できるため、動画への影響は少ないと考
えられる。
が15Hz以上あれば違和感なく見ることができ、映像
復号部106から出力される映像情報の更新レートが6
0Hzとすれば、グラフィックコントローラ114から
出力される画像データが、例え連続して変化しても、映
像復号部106から出力される映像情報の更新レートは
30Hzに確保できるため、動画への影響は少ないと考
えられる。
【0048】ここで図3に示すように、映像信号合成処
理部108に同期信号カウンタ1093を設け、VSY
NC信号の発生回数を同期信号カウンタ1093にて計
数し、所定回数を計数するとメモリ制御部1082に対
してOVER信号を発行している。メモリ制御部108
2は、この同期信号カウンタ1093から発行されるO
VER信号を入力すると、比較器1092のラインフラ
グレジスタ10921を読みに行く。これにより、映像
復号部106から出力される映像情報の更新がスキップ
される回数が、最大でもこの所定回数以下になるため、
動画の更新レートを更に高めることができる。
理部108に同期信号カウンタ1093を設け、VSY
NC信号の発生回数を同期信号カウンタ1093にて計
数し、所定回数を計数するとメモリ制御部1082に対
してOVER信号を発行している。メモリ制御部108
2は、この同期信号カウンタ1093から発行されるO
VER信号を入力すると、比較器1092のラインフラ
グレジスタ10921を読みに行く。これにより、映像
復号部106から出力される映像情報の更新がスキップ
される回数が、最大でもこの所定回数以下になるため、
動画の更新レートを更に高めることができる。
【0049】また、解像度変換処理部1081で処理さ
れて出力される表示サイズの情報が同期信号カウンタ1
093に入力されている。従って同期信号カウンタ10
93は、解像度変換処理部1081からに入力される表
示サイズの情報に基づいて、VSYNC信号の発生回数
を計数する値を変更する。これにより、映像復号部10
6から出力される映像情報の表示サイズに応じて映像復
号部106から出力される映像情報の更新レートを変え
ることができる。例えば、表示する映像情報のサイズが
小さい場合には、映像復号部106から出力される映像
情報の更新とグラフィックコントローラ114から出力
される画像データの更新とを交互に行い、表示する映像
情報のサイズが大きい場合には、映像復号部106から
出力される映像情報の更新回数を多くする。これによ
り、映像復号部106から出力される映像情報の更新レ
ートを高めるという制御が可能となる。
れて出力される表示サイズの情報が同期信号カウンタ1
093に入力されている。従って同期信号カウンタ10
93は、解像度変換処理部1081からに入力される表
示サイズの情報に基づいて、VSYNC信号の発生回数
を計数する値を変更する。これにより、映像復号部10
6から出力される映像情報の表示サイズに応じて映像復
号部106から出力される映像情報の更新レートを変え
ることができる。例えば、表示する映像情報のサイズが
小さい場合には、映像復号部106から出力される映像
情報の更新とグラフィックコントローラ114から出力
される画像データの更新とを交互に行い、表示する映像
情報のサイズが大きい場合には、映像復号部106から
出力される映像情報の更新回数を多くする。これによ
り、映像復号部106から出力される映像情報の更新レ
ートを高めるという制御が可能となる。
【0050】[実施の形態2]前述の実施の形態1で
は、グラフィックコントローラ114から出力される画
像データが変化したことを検出し、その変化を検出した
場合にのみ、映像復号部106から出力される映像情報
に代えて、グラフィックコントローラ114から出力さ
れる画像データをRAM109へ書き込むことにより、
RAM109にアクセスする要因を減らす場合を説明し
た。
は、グラフィックコントローラ114から出力される画
像データが変化したことを検出し、その変化を検出した
場合にのみ、映像復号部106から出力される映像情報
に代えて、グラフィックコントローラ114から出力さ
れる画像データをRAM109へ書き込むことにより、
RAM109にアクセスする要因を減らす場合を説明し
た。
【0051】これに対し実施の形態2では、グラフィッ
クコントローラ114から出力される画像データのRA
M109への書き込みは中断せずに、VSYNC信号前
後のブランキング期間を利用してグラフィックコントロ
ーラ114から出力される画像データをRAM109へ
書き込む場合で説明する。
クコントローラ114から出力される画像データのRA
M109への書き込みは中断せずに、VSYNC信号前
後のブランキング期間を利用してグラフィックコントロ
ーラ114から出力される画像データをRAM109へ
書き込む場合で説明する。
【0052】表示装置126へ出力される同期信号の前
後には、例えば、CRTのように蛍光面への電子ビーム
の照射によって発光させるような表示装置において、水
平方向で左から右方向に走査するような場合、右端に走
査が到達した時点で左端に電子ビームの照射を戻すため
の水平帰線期間が設けられている。同様に、垂直方向で
は、下端にビーム走査が到達した時点で上端に電子ビー
ムの照射を戻すための垂直帰線期間が設けられている。
これら期間では表示データが出力されず、表示処理が実
行されないためブランキング期間と呼ばれている。
後には、例えば、CRTのように蛍光面への電子ビーム
の照射によって発光させるような表示装置において、水
平方向で左から右方向に走査するような場合、右端に走
査が到達した時点で左端に電子ビームの照射を戻すため
の水平帰線期間が設けられている。同様に、垂直方向で
は、下端にビーム走査が到達した時点で上端に電子ビー
ムの照射を戻すための垂直帰線期間が設けられている。
これら期間では表示データが出力されず、表示処理が実
行されないためブランキング期間と呼ばれている。
【0053】本実施の形態2では、数ラインに亙って連
続する垂直帰線期間(Vブランキング期間)中に、グラ
フィックコントローラ114から出力される画像データ
のうち、変化したラインの画像データをRAM109へ
書き込む場合で説明する。尚、この実施の形態2におけ
る装置の全体構成は、前述の実施の形態1に係る図1及
び図3の構成と基本的に同様であるので、その説明を省
略する。
続する垂直帰線期間(Vブランキング期間)中に、グラ
フィックコントローラ114から出力される画像データ
のうち、変化したラインの画像データをRAM109へ
書き込む場合で説明する。尚、この実施の形態2におけ
る装置の全体構成は、前述の実施の形態1に係る図1及
び図3の構成と基本的に同様であるので、その説明を省
略する。
【0054】図10は、本発明の実施の形態2に係るグ
ラフィックコントローラ114aの構成を示すブロック
図で、前述の実施の形態1に係る構成と共通する部分は
同一記号で示し、その説明を省略する。
ラフィックコントローラ114aの構成を示すブロック
図で、前述の実施の形態1に係る構成と共通する部分は
同一記号で示し、その説明を省略する。
【0055】この実施の形態2におけるグラフィックコ
ントローラ114aは、外部から入力される同期信号
(SVSYNC,SHSYNC)とデータイネーブル信
号(SENABLE)に同期して画像データを出力する
以外に、本実施の形態2に係る映像信号合成処理部10
8a(後述する)からのALINFO信号にて指定され
る、RAM115のアドレス情報に対応した画像データ
を、そのALINFO信号で指定されるアドレス情報に
対応した画像データを出力していることを示すデータイ
ネーブル(RENABLE)信号と共に出力する機能を
有している。
ントローラ114aは、外部から入力される同期信号
(SVSYNC,SHSYNC)とデータイネーブル信
号(SENABLE)に同期して画像データを出力する
以外に、本実施の形態2に係る映像信号合成処理部10
8a(後述する)からのALINFO信号にて指定され
る、RAM115のアドレス情報に対応した画像データ
を、そのALINFO信号で指定されるアドレス情報に
対応した画像データを出力していることを示すデータイ
ネーブル(RENABLE)信号と共に出力する機能を
有している。
【0056】図11(A),(B)は、本発明の実施の
形態2に係るグラフィックコントローラ114aにおけ
る制御処理を説明するためのタイミング図である。前述
の図4(A),(B)と比較すると明らかなように、図
11(B)においては、垂直ブランキング期間でも、デ
ータイネーブル(RENABLE)信号とともに画像デ
ータが出力されているのが分かる。
形態2に係るグラフィックコントローラ114aにおけ
る制御処理を説明するためのタイミング図である。前述
の図4(A),(B)と比較すると明らかなように、図
11(B)においては、垂直ブランキング期間でも、デ
ータイネーブル(RENABLE)信号とともに画像デ
ータが出力されているのが分かる。
【0057】図11(A)は、表示装置126への表示
データの出力タイミングを示し、図11(B)は、本実
施の形態2に係るグラフィックコントローラ114aか
らの画像データの出力タイミングを示している。
データの出力タイミングを示し、図11(B)は、本実
施の形態2に係るグラフィックコントローラ114aか
らの画像データの出力タイミングを示している。
【0058】図11(B)において、ALINFO信号
にて指定された、RAM115のアドレス情報に対応す
る画像データが、Vブランキング期間中にRENABL
E信号とともに出力されている。即ち、このグラフィッ
クコントローラ114aは、任意のタイミングでALI
NFO信号にてアドレス情報がセットされると、その後
のVブランキング期間に、そのALINFO信号にて指
定されたアドレス情報に対応する画像データを、メモリ
インターフェースユニット1144を介してRAM11
5から読み出している。この画像データは、FIFO1
146に一旦記憶された後、RENABLE信号ととも
に、映像信号合成処理部108に画像データとして出力
される。
にて指定された、RAM115のアドレス情報に対応す
る画像データが、Vブランキング期間中にRENABL
E信号とともに出力されている。即ち、このグラフィッ
クコントローラ114aは、任意のタイミングでALI
NFO信号にてアドレス情報がセットされると、その後
のVブランキング期間に、そのALINFO信号にて指
定されたアドレス情報に対応する画像データを、メモリ
インターフェースユニット1144を介してRAM11
5から読み出している。この画像データは、FIFO1
146に一旦記憶された後、RENABLE信号ととも
に、映像信号合成処理部108に画像データとして出力
される。
【0059】図12は、このALINFO信号にて指定
されるアドレス情報の一例を示す図である。
されるアドレス情報の一例を示す図である。
【0060】図12に示すように、このALINFO信
号は、スタートビット(0)に続いて、アドレス情報が
出力される画像データの先頭のラインを示すライン指定
部(10ビット)と、そのライン指定部で指定されたラ
インから連続して出力されるライン数を指定するレング
ス指定部(10ビット)、及びこのALINFO信号の
終端を示すエンドビット(1)により構成されている。
例えば、図6に示した表示画面の例で説明すると、30
0ラインから339ラインまでの40ラインに相当する
画像データが変更されているので、ライン指定部には、
先頭ライン“300”の16進表示である“12C”
が、またレングス指定部には、連続する変更ライン数
“40”の16進表示である“028”がセットされ
る。これらの情報により構成されるアドレス情報は、P
CLK信号に同期して映像信号合成処理部108から出
力される。
号は、スタートビット(0)に続いて、アドレス情報が
出力される画像データの先頭のラインを示すライン指定
部(10ビット)と、そのライン指定部で指定されたラ
インから連続して出力されるライン数を指定するレング
ス指定部(10ビット)、及びこのALINFO信号の
終端を示すエンドビット(1)により構成されている。
例えば、図6に示した表示画面の例で説明すると、30
0ラインから339ラインまでの40ラインに相当する
画像データが変更されているので、ライン指定部には、
先頭ライン“300”の16進表示である“12C”
が、またレングス指定部には、連続する変更ライン数
“40”の16進表示である“028”がセットされ
る。これらの情報により構成されるアドレス情報は、P
CLK信号に同期して映像信号合成処理部108から出
力される。
【0061】図13は、本発明の実施の形態2に係る映
像信号合成処理部108aの構成を示すブロック図で、
前述の実施の形態1に係る構成と共通する部分は同一記
号で示し、その説明を省略する。
像信号合成処理部108aの構成を示すブロック図で、
前述の実施の形態1に係る構成と共通する部分は同一記
号で示し、その説明を省略する。
【0062】本実施の形態2に係る映像信号合成処理部
108aでは、比較器1092の有するラインフラグレ
ジスタ10921の情報は、同期信号カウンタ1093
から出力されるOVER信号のタイミングでアドレス生
成部1094にて読み出される。ここで、もしラインフ
ラグレジスタ10921に“1”がセットされている場
合には、対応するラインのアドレス情報を図12に示す
データフォーマットで、PCLK信号に同期してグラフ
ィックコントローラ114aに出力する。
108aでは、比較器1092の有するラインフラグレ
ジスタ10921の情報は、同期信号カウンタ1093
から出力されるOVER信号のタイミングでアドレス生
成部1094にて読み出される。ここで、もしラインフ
ラグレジスタ10921に“1”がセットされている場
合には、対応するラインのアドレス情報を図12に示す
データフォーマットで、PCLK信号に同期してグラフ
ィックコントローラ114aに出力する。
【0063】図14は、本発明の実施の形態2に係る映
像信号合成処理部108aのメモリ制御部1082aに
おける処理を説明するフローチャートである。
像信号合成処理部108aのメモリ制御部1082aに
おける処理を説明するフローチャートである。
【0064】メモリ制御部1082aによるRAM10
9へのアクセスは、Vブランキング以外の期間において
は、前述の実施の形態1の図5に示したタイミングチャ
ートと同じとなる。
9へのアクセスは、Vブランキング以外の期間において
は、前述の実施の形態1の図5に示したタイミングチャ
ートと同じとなる。
【0065】この処理は、まずステップS201で、メ
モリ制御部1082aがVSYNC信号が変化したこと
を検出することにより開始され、ステップS202でV
ブランキング期間かどうかを判定し、そうでない時はス
テップS203に進む。ここでは、RAM109の動画
/静止画切換えプレーン1099から1ライン分の動画
/静止画切換え情報を読み出し、その情報を切換え情報
記憶部1083に保存する。次にステップS204に進
み、映像復号部106からの映像情報(動画)をFIF
O1088から読み出し、その動画情報を動画プレーン
1097に書き込む。そしてステップS205に進み、
動画プレーン1097及び静止画プレーン1098か
ら、各HSYNC信号のタイミングで、表示装置126
に出力する表示データを読み出してラインバッファ10
91へ格納する。これにより、ラインバッファ1091
に記憶された各ラインの表示データが、各水平同期信号
に同期して表示装置126に送られて表示される。
モリ制御部1082aがVSYNC信号が変化したこと
を検出することにより開始され、ステップS202でV
ブランキング期間かどうかを判定し、そうでない時はス
テップS203に進む。ここでは、RAM109の動画
/静止画切換えプレーン1099から1ライン分の動画
/静止画切換え情報を読み出し、その情報を切換え情報
記憶部1083に保存する。次にステップS204に進
み、映像復号部106からの映像情報(動画)をFIF
O1088から読み出し、その動画情報を動画プレーン
1097に書き込む。そしてステップS205に進み、
動画プレーン1097及び静止画プレーン1098か
ら、各HSYNC信号のタイミングで、表示装置126
に出力する表示データを読み出してラインバッファ10
91へ格納する。これにより、ラインバッファ1091
に記憶された各ラインの表示データが、各水平同期信号
に同期して表示装置126に送られて表示される。
【0066】また前述の図9のフローチャートで示した
ように、ラインバッファ1091に格納された表示デー
タが切換え情報記憶部1083へ読み出されるのと同じ
タイミングでグラフィックコントローラ114から画像
データが出力され、比較器1092により、その同じタ
イミングで出力されてくるラインバッファ1091から
の画像データとの一致/不一致を調べるために比較が行
われる。そして、その結果が、比較器1092のライン
フラグレジスタ10921にセットされる。
ように、ラインバッファ1091に格納された表示デー
タが切換え情報記憶部1083へ読み出されるのと同じ
タイミングでグラフィックコントローラ114から画像
データが出力され、比較器1092により、その同じタ
イミングで出力されてくるラインバッファ1091から
の画像データとの一致/不一致を調べるために比較が行
われる。そして、その結果が、比較器1092のライン
フラグレジスタ10921にセットされる。
【0067】一方、ステップS202のVブランキング
期間では、HSYNC信号が変化したことを検出すると
ステップS207に進み、FIFO1088に一時的に
記憶されている映像復号部106からの映像情報を動画
プレーン1097へ書き込む。但し、この場合、動画/
静止画切換えプレーン1099からの動画/静止画切換
え情報の読み出しと、動画プレーン1097及び静止画
プレーン1098からの表示データの読み出し、及び比
較器1092におけるグラフィックコントローラ114
から出力される画像データとラインバッファ1091か
らの画像データとの比較が行われない。
期間では、HSYNC信号が変化したことを検出すると
ステップS207に進み、FIFO1088に一時的に
記憶されている映像復号部106からの映像情報を動画
プレーン1097へ書き込む。但し、この場合、動画/
静止画切換えプレーン1099からの動画/静止画切換
え情報の読み出しと、動画プレーン1097及び静止画
プレーン1098からの表示データの読み出し、及び比
較器1092におけるグラフィックコントローラ114
から出力される画像データとラインバッファ1091か
らの画像データとの比較が行われない。
【0068】そしてステップS208で、映像信号合成
処理部108aからALINFO信号にアドレス情報が
出力されると、グラフィックコントローラ114aから
はRENABLE信号とともに、要求したアドレス情報
に対応する画像情報が出力される。またメモリ制御部1
082aは、動画プレーン1097及び静止画プレーン
1098からの表示データの読み出しが行われていた期
間に、FIFO1089に一時的に記憶されているグラ
フィックコントローラ114からの画像データ(静止
画)を読み出し、その情報を静止画プレーン1098へ
書き込む(S209)。
処理部108aからALINFO信号にアドレス情報が
出力されると、グラフィックコントローラ114aから
はRENABLE信号とともに、要求したアドレス情報
に対応する画像情報が出力される。またメモリ制御部1
082aは、動画プレーン1097及び静止画プレーン
1098からの表示データの読み出しが行われていた期
間に、FIFO1089に一時的に記憶されているグラ
フィックコントローラ114からの画像データ(静止
画)を読み出し、その情報を静止画プレーン1098へ
書き込む(S209)。
【0069】図15は、この場合の処理タイミングを示
すタイミングチャートである。
すタイミングチャートである。
【0070】図において、Vブランキング期間における
動作タイミングを示し、RENABLE信号が出力され
るタイミング531で、グラフィックコントローラ11
4aから出力される1ライン分の画像データが、RAM
109の静止画プレーン1098の対応するラインに格
納されている(530)。
動作タイミングを示し、RENABLE信号が出力され
るタイミング531で、グラフィックコントローラ11
4aから出力される1ライン分の画像データが、RAM
109の静止画プレーン1098の対応するラインに格
納されている(530)。
【0071】以上説明したように本実施の形態2によれ
ば、グラフィックコントローラ114aから出力される
画像データが変化したかどうかを検出し、変化したこと
を検出した場合には、VSYNC信号前後の垂直ブラン
キング期間を利用してグラフィックコントローラ114
aから出力される1ライン分の画像データをRAM10
9の静止画プレーン1098の対応するラインに書き込
む。これにより、RAM109へのアクセスは、図15
に示すように、1回の水平同期期間中において1ライン
分の表示データをアクセスする時間が省ける。
ば、グラフィックコントローラ114aから出力される
画像データが変化したかどうかを検出し、変化したこと
を検出した場合には、VSYNC信号前後の垂直ブラン
キング期間を利用してグラフィックコントローラ114
aから出力される1ライン分の画像データをRAM10
9の静止画プレーン1098の対応するラインに書き込
む。これにより、RAM109へのアクセスは、図15
に示すように、1回の水平同期期間中において1ライン
分の表示データをアクセスする時間が省ける。
【0072】また本実施の形態2によれば、限られたV
ブランキングの期間中に、画像データが変化したライン
の画像データだけをRAM109の静止画プレーン10
98に書き込んでいるため、変化したラインが多い場合
には、複数のVブランキング期間に跨ってRAM109
の画像データが更新されることになる。
ブランキングの期間中に、画像データが変化したライン
の画像データだけをRAM109の静止画プレーン10
98に書き込んでいるため、変化したラインが多い場合
には、複数のVブランキング期間に跨ってRAM109
の画像データが更新されることになる。
【0073】そこで、前述の図13に示す、本実施の形
態2に係る映像信号合成処理部108aにおいて、アド
レス生成部1094に、比較器1092から読み出した
ラインフラグレジスタ10921に“1”がセットされ
ている数を計数するカウンタを設け、そのカウントに計
数されたカウント値が所定値以上であるかどうかによ
り、処理を変更するようにしてもよい。即ち、そのカウ
ント値が所定値以上である場合には、前述の実施の形態
1と同様の処理を行う。
態2に係る映像信号合成処理部108aにおいて、アド
レス生成部1094に、比較器1092から読み出した
ラインフラグレジスタ10921に“1”がセットされ
ている数を計数するカウンタを設け、そのカウントに計
数されたカウント値が所定値以上であるかどうかによ
り、処理を変更するようにしてもよい。即ち、そのカウ
ント値が所定値以上である場合には、前述の実施の形態
1と同様の処理を行う。
【0074】これにより、グラフィックコントローラ1
14から出力される画像データで表示内容が更新された
ライン数が所定値を超えた場合であっても、1回の垂直
同期期間で、RAM109の静止画プレーン1098の
内容を全て更新することができる。
14から出力される画像データで表示内容が更新された
ライン数が所定値を超えた場合であっても、1回の垂直
同期期間で、RAM109の静止画プレーン1098の
内容を全て更新することができる。
【0075】[実施の形態3]前述の実施の形態2で
は、ライン単位でグラフィックコントローラ114aか
ら出力される画像データが変化したことを検出し、Vブ
ランキング期間中に、グラフィックコントローラ114
aから出力される画像データのうち、その内容が変化し
たラインの画像データをRAM109へ書き込むことに
より、RAM109へアクセスする要因を減らす場合で
説明した。
は、ライン単位でグラフィックコントローラ114aか
ら出力される画像データが変化したことを検出し、Vブ
ランキング期間中に、グラフィックコントローラ114
aから出力される画像データのうち、その内容が変化し
たラインの画像データをRAM109へ書き込むことに
より、RAM109へアクセスする要因を減らす場合で
説明した。
【0076】次に、本発明の実施の形態3では、画像の
ライン単位での画像データの変化を検出する以外に、各
ラインの画素単位でも画像データの変化を検出する。そ
して、グラフィックコントローラ114aに対して、各
ラインのアドレス情報に加えて、その変化した画素のア
ドレス単位で指定できるようにする。これにより、HS
YNC信号前後のブランキング期間を利用して、グラフ
ィックコントローラ114aから出力される画像データ
をRAM109へ書き込むことができるようにしてい
る。
ライン単位での画像データの変化を検出する以外に、各
ラインの画素単位でも画像データの変化を検出する。そ
して、グラフィックコントローラ114aに対して、各
ラインのアドレス情報に加えて、その変化した画素のア
ドレス単位で指定できるようにする。これにより、HS
YNC信号前後のブランキング期間を利用して、グラフ
ィックコントローラ114aから出力される画像データ
をRAM109へ書き込むことができるようにしてい
る。
【0077】図16は、本発明の実施の形態3に係る映
像信号合成処理部108bの構成を示すブロック図で、
前述の実施の形態に係る構成と共通する部分は同じ番号
で示し、それらの説明を省略する。
像信号合成処理部108bの構成を示すブロック図で、
前述の実施の形態に係る構成と共通する部分は同じ番号
で示し、それらの説明を省略する。
【0078】本実施の形態3に係る映像信号合成処理部
108bでは、比較器1092bに、縦方向のライン単
位での画像データの変化を示すラインフラグレジスタ1
0921に加えて、横方向の画素単位での画像データの
変化を示す画素フラグレジスタ10922が設けられて
いる。これらフラグレジスタ10921,10922の
情報は、同期信号カウンタ1093から出力されるOV
ER信号のタイミングでアドレス生成部1094により
読み出される。そして、もしこれらの情報に“1”がセ
ットされている場合は、対応するライン及び画素位置を
示すアドレス情報を、図17に示すフォーマットで、P
CLK信号に同期してグラフィックコントローラ114
aへ出力する。
108bでは、比較器1092bに、縦方向のライン単
位での画像データの変化を示すラインフラグレジスタ1
0921に加えて、横方向の画素単位での画像データの
変化を示す画素フラグレジスタ10922が設けられて
いる。これらフラグレジスタ10921,10922の
情報は、同期信号カウンタ1093から出力されるOV
ER信号のタイミングでアドレス生成部1094により
読み出される。そして、もしこれらの情報に“1”がセ
ットされている場合は、対応するライン及び画素位置を
示すアドレス情報を、図17に示すフォーマットで、P
CLK信号に同期してグラフィックコントローラ114
aへ出力する。
【0079】図17は、横方向の画素単位で変化があっ
たことを示す情報を付加したアドレス情報の一例を示す
図である。
たことを示す情報を付加したアドレス情報の一例を示す
図である。
【0080】図17において、出力される画像データの
先頭のラインを示すライン指定部(10ビット)と、ラ
イン指定部で指定した先頭ラインから連続して出力され
るライン数を指定するVレングス指定部(10ビット)
に加えて、そのラインの先頭の画素位置を示す画素指定
部(11ビット)と、その画素指定部で指定した画素位
置から連続して出力される、変化した画素数を指定する
Hレングス指定部(11ビット)が含まれている。
先頭のラインを示すライン指定部(10ビット)と、ラ
イン指定部で指定した先頭ラインから連続して出力され
るライン数を指定するVレングス指定部(10ビット)
に加えて、そのラインの先頭の画素位置を示す画素指定
部(11ビット)と、その画素指定部で指定した画素位
置から連続して出力される、変化した画素数を指定する
Hレングス指定部(11ビット)が含まれている。
【0081】例えば、図18に示した表示画面の例で説
明すると、項目「地域」510に対応して、300ライ
ンから339ラインまでの40ラインの表示内容が変更
され、更に横方向では、900画素から1259画素ま
での360画素に関して表示内容が変更されている。こ
の場合、ライン指定部には先頭ライン“300”の16
進表示である“12C”が、レングス指定部には連続す
るライン数“40”の16進表示である“028”が格
納される。更に、画素指定部には、先頭画素位置のアド
レス“900”の16進表示である“384”が、また
Hレングス指定部には、連続する画素数“360”の1
6進表示である“168”がセットされる。
明すると、項目「地域」510に対応して、300ライ
ンから339ラインまでの40ラインの表示内容が変更
され、更に横方向では、900画素から1259画素ま
での360画素に関して表示内容が変更されている。こ
の場合、ライン指定部には先頭ライン“300”の16
進表示である“12C”が、レングス指定部には連続す
るライン数“40”の16進表示である“028”が格
納される。更に、画素指定部には、先頭画素位置のアド
レス“900”の16進表示である“384”が、また
Hレングス指定部には、連続する画素数“360”の1
6進表示である“168”がセットされる。
【0082】更に、これらの情報の前後にはデータの始
まりと終わりを示すスタートビット(0)とエンドビッ
ト(1)が付加されている。また、Vレングス指定部と
画素指定部の間には、エンドビットと論理が逆である拡
張ビット(0)が付加されている。これにより、このア
ドレス情報を受取った側では、このアドレス情報が、前
述の実施の形態2に係る、ラインに関するアドレス情報
だけで終了しているのか、更に、実施の形態3の特徴で
ある、横方向の画素に関するアドレス情報も付加される
のかを判断することができる。
まりと終わりを示すスタートビット(0)とエンドビッ
ト(1)が付加されている。また、Vレングス指定部と
画素指定部の間には、エンドビットと論理が逆である拡
張ビット(0)が付加されている。これにより、このア
ドレス情報を受取った側では、このアドレス情報が、前
述の実施の形態2に係る、ラインに関するアドレス情報
だけで終了しているのか、更に、実施の形態3の特徴で
ある、横方向の画素に関するアドレス情報も付加される
のかを判断することができる。
【0083】これらの情報により構成されるアドレス情
報は、PCLK信号に同期して、映像信号合成処理部1
08bからグラフィックコントローラ114aへ出力さ
れる。
報は、PCLK信号に同期して、映像信号合成処理部1
08bからグラフィックコントローラ114aへ出力さ
れる。
【0084】この実施の形態3における映像信号合成処
理部108bでは、HSYNC信号前後のブランキング
期間にRAM109へ書き込みが行える画素数が予めア
ドレス生成部1094に設定されている。更に、アドレ
ス生成部1094には、比較器1092から読み出した
画素フラグレジスタ10922に“1”が何画素分セッ
トされているかを計数するカウンタが設けられている。
そしてアドレス生成部1094は、この画素フラグレジ
スタ10922における“1”の数が予め設定されてい
る所定値以内かどうかを調べ、そうであればアドレス情
報に横方向の画素に関する情報を付加してアドレス情報
を出力する。一方、この画素フラグレジスタ10922
にセットされている“1”の数が予め設定されている所
定値より大きい場合には、アドレス情報に横方向の画素
に関する情報を付加することなく、Vレングス指定部の
後にエンドビット(1)を付加してアドレス情報を出力
する。
理部108bでは、HSYNC信号前後のブランキング
期間にRAM109へ書き込みが行える画素数が予めア
ドレス生成部1094に設定されている。更に、アドレ
ス生成部1094には、比較器1092から読み出した
画素フラグレジスタ10922に“1”が何画素分セッ
トされているかを計数するカウンタが設けられている。
そしてアドレス生成部1094は、この画素フラグレジ
スタ10922における“1”の数が予め設定されてい
る所定値以内かどうかを調べ、そうであればアドレス情
報に横方向の画素に関する情報を付加してアドレス情報
を出力する。一方、この画素フラグレジスタ10922
にセットされている“1”の数が予め設定されている所
定値より大きい場合には、アドレス情報に横方向の画素
に関する情報を付加することなく、Vレングス指定部の
後にエンドビット(1)を付加してアドレス情報を出力
する。
【0085】この映像信号合成処理部108bからAL
INFO信号にアドレス情報が出力されると、グラフィ
ックコントローラ114aは、アドレス情報に横方向の
画素に関する情報も付加されているかどうかを判断す
る。その横方向の画素に関する情報が付加されている場
合には、その要求されたアドレス情報に対応する画像デ
ータをHSYNC信号前後のブランキング期間に、メモ
リインターフェースユニット1144を介してRAM1
15から読み出す。そして、FIFO1146に一旦記
憶した後、RENABLE信号とともに画像データとし
て出力する。
INFO信号にアドレス情報が出力されると、グラフィ
ックコントローラ114aは、アドレス情報に横方向の
画素に関する情報も付加されているかどうかを判断す
る。その横方向の画素に関する情報が付加されている場
合には、その要求されたアドレス情報に対応する画像デ
ータをHSYNC信号前後のブランキング期間に、メモ
リインターフェースユニット1144を介してRAM1
15から読み出す。そして、FIFO1146に一旦記
憶した後、RENABLE信号とともに画像データとし
て出力する。
【0086】一方、横方向の画素に関する情報が付加さ
れていない場合には、前述の実施の形態2で説明したよ
うに、Vブランキングの期間中にライン単位で要求され
たアドレス情報に対応する画像データを、メモリインタ
ーフェースユニット1144を介してRAM115から
読み出し、FIFO1146に一旦記憶した後、REN
ABLE信号とともに画像データとして出力する。
れていない場合には、前述の実施の形態2で説明したよ
うに、Vブランキングの期間中にライン単位で要求され
たアドレス情報に対応する画像データを、メモリインタ
ーフェースユニット1144を介してRAM115から
読み出し、FIFO1146に一旦記憶した後、REN
ABLE信号とともに画像データとして出力する。
【0087】この実施の形態3に係るメモリ制御部10
82bにより、RAM109がアクセスされる様子を図
19のタイミングチャートに、また、その時の処理の流
れを図20のフローチャートで示す。
82bにより、RAM109がアクセスされる様子を図
19のタイミングチャートに、また、その時の処理の流
れを図20のフローチャートで示す。
【0088】ここでは、1回の水平同期期間にRAM1
09に対し、動画/静止画切換えプレーン1099から
の1ライン分の動画/静止画切換え情報の読み出し、F
IFO1088に蓄えられている映像情報の動画プレー
ン1097への書き込み、及び動画プレーン1097及
び静止画プレーン1098からの表示データの読み出し
が行われるが、360画素の画像データをRAM109
へ書き込むだけの時間の余裕が存在するものとし、この
期間を利用して変化した画像データをRAM109へ書
き込むこととなる。
09に対し、動画/静止画切換えプレーン1099から
の1ライン分の動画/静止画切換え情報の読み出し、F
IFO1088に蓄えられている映像情報の動画プレー
ン1097への書き込み、及び動画プレーン1097及
び静止画プレーン1098からの表示データの読み出し
が行われるが、360画素の画像データをRAM109
へ書き込むだけの時間の余裕が存在するものとし、この
期間を利用して変化した画像データをRAM109へ書
き込むこととなる。
【0089】メモリ制御部1082bによるRAM10
9へのアクセスは、グラフィックコントローラ114a
から出力される画像データに変化がない場合は、前述の
実施の形態1での図5に示したタイミングチャートと同
じとなる。
9へのアクセスは、グラフィックコントローラ114a
から出力される画像データに変化がない場合は、前述の
実施の形態1での図5に示したタイミングチャートと同
じとなる。
【0090】図19において、1900で、水平同期信
号(HSYNC)がアクティブになるとRAM109の
動画/静止画切換えプレーン1099から動画/静止画
切換え情報を読み出し(1901)、1902では、F
IFO1088に記憶されている動画データをRAM1
09の動画プレーン1097に書込む。また、この水平
同期信号(HSYNC)に同期してラインバッファ10
91からの表示データの読み出しが開始され(190
5)、ENABLE信号に同期して表示データが出力さ
れる(1907)。又、前のフレームの画像データにお
ける比較結果に基づいて、アドレス生成部1094から
ALINFO信号が出力されている場合(1908)
は、1909でRENABLE信号に同期して、グラフ
ィックコントローラ114aからRAM115に記憶さ
れているデータが読み出され、それが静止画プレーン1
098に書込まれる(1903)。そして、1904で
次のライン表示のための動画プレーン/静止画プレーン
からのデータの読み出しが行われ、1906で、ライン
バッファ1091の内容が次のラインの表示データに更
新される。
号(HSYNC)がアクティブになるとRAM109の
動画/静止画切換えプレーン1099から動画/静止画
切換え情報を読み出し(1901)、1902では、F
IFO1088に記憶されている動画データをRAM1
09の動画プレーン1097に書込む。また、この水平
同期信号(HSYNC)に同期してラインバッファ10
91からの表示データの読み出しが開始され(190
5)、ENABLE信号に同期して表示データが出力さ
れる(1907)。又、前のフレームの画像データにお
ける比較結果に基づいて、アドレス生成部1094から
ALINFO信号が出力されている場合(1908)
は、1909でRENABLE信号に同期して、グラフ
ィックコントローラ114aからRAM115に記憶さ
れているデータが読み出され、それが静止画プレーン1
098に書込まれる(1903)。そして、1904で
次のライン表示のための動画プレーン/静止画プレーン
からのデータの読み出しが行われ、1906で、ライン
バッファ1091の内容が次のラインの表示データに更
新される。
【0091】次に図20のフローチャートを参照して、
メモリ制御部1082bにおける処理を説明する。
メモリ制御部1082bにおける処理を説明する。
【0092】まずステップS301で、VSYNC信号
の変化を検出するとステップS302に進み、HSYN
C信号の変化を検出すると、RAM109に対し、動画
/静止画切換えプレーン1099から1ライン分の動画
/静止画切換え情報を読み出す。次にステップS303
に進み、FIFO1088に蓄えられている映像情報を
読み出して動画プレーン1097に書き込む。次にステ
ップS304に進み、グラフィックコントローラ114
からのRENABLE信号により、FIFO1089に
画像データが蓄えられているかどうかを判断する。蓄え
られている場合にステップS306に進み、FIFO1
089から画像データを読み出し、その情報を静止画プ
レーン1098へ書き込む。このステップS306の
後、或いはステップS304で、FIFO1089に画
像データが蓄えられていない場合はステップS305に
進み、動画プレーン1097及び静止画プレーン109
8から、次のHSYNC信号のタイミングで表示装置1
26に出力する表示データの読み出しを行う。そしてス
テップS307に進み、1画面分の処理が終了したかを
調べ、終了していない時はステップS302に戻り、1
画面分の表示処理を終了するまで前述の処理を実行す
る。
の変化を検出するとステップS302に進み、HSYN
C信号の変化を検出すると、RAM109に対し、動画
/静止画切換えプレーン1099から1ライン分の動画
/静止画切換え情報を読み出す。次にステップS303
に進み、FIFO1088に蓄えられている映像情報を
読み出して動画プレーン1097に書き込む。次にステ
ップS304に進み、グラフィックコントローラ114
からのRENABLE信号により、FIFO1089に
画像データが蓄えられているかどうかを判断する。蓄え
られている場合にステップS306に進み、FIFO1
089から画像データを読み出し、その情報を静止画プ
レーン1098へ書き込む。このステップS306の
後、或いはステップS304で、FIFO1089に画
像データが蓄えられていない場合はステップS305に
進み、動画プレーン1097及び静止画プレーン109
8から、次のHSYNC信号のタイミングで表示装置1
26に出力する表示データの読み出しを行う。そしてス
テップS307に進み、1画面分の処理が終了したかを
調べ、終了していない時はステップS302に戻り、1
画面分の表示処理を終了するまで前述の処理を実行す
る。
【0093】尚、この処理と並行して、比較器1092
bにおける、ラインバッファ1091からの画像データ
とグラフィックコントローラ114aからの画像データ
との比較が行われている。この処理は前述の図9の場合
とほぼ同様であるが、図9のステップS113で、一致
しなかったラインのフラグ情報を“1”にセットするだ
けでなく、その一致しない画素の位置をも検出し、その
画素位置に対応する画素フラグレジスタ10922の位
置に“1”をセットする点が前述の実施の形態と異なっ
ている。
bにおける、ラインバッファ1091からの画像データ
とグラフィックコントローラ114aからの画像データ
との比較が行われている。この処理は前述の図9の場合
とほぼ同様であるが、図9のステップS113で、一致
しなかったラインのフラグ情報を“1”にセットするだ
けでなく、その一致しない画素の位置をも検出し、その
画素位置に対応する画素フラグレジスタ10922の位
置に“1”をセットする点が前述の実施の形態と異なっ
ている。
【0094】ここで、アドレス生成部1094によりカ
ウントされた画素フラグレジスタ10922の“1”の
数が、予め設定されている所定値より大きい場合には、
グラフィックコントローラ114aに対して、画素位置
に関する情報は付加せずに、その一致しないラインだけ
を示す情報を含むアドレス情報を出力する。これによ
り、前述の実施の形態2で説明したように、Vブランキ
ング期間を利用して、グラフィックコントローラ114
aから出力される画像データをRAM109へ書き込
む。
ウントされた画素フラグレジスタ10922の“1”の
数が、予め設定されている所定値より大きい場合には、
グラフィックコントローラ114aに対して、画素位置
に関する情報は付加せずに、その一致しないラインだけ
を示す情報を含むアドレス情報を出力する。これによ
り、前述の実施の形態2で説明したように、Vブランキ
ング期間を利用して、グラフィックコントローラ114
aから出力される画像データをRAM109へ書き込
む。
【0095】更に、アドレス生成部1094によりカウ
ントされたラインフラグレジスタ10921の“1”の
数が所定値以上である場合には、前述の実施の形態1で
説明したように、ブランキング期間以外の有効表示デー
タ出力期間中に、映像復号部106から出力される映像
情報に代えて、グラフィックコントローラ114から出
力される画像データをRAM109へ書き込むことにな
る。
ントされたラインフラグレジスタ10921の“1”の
数が所定値以上である場合には、前述の実施の形態1で
説明したように、ブランキング期間以外の有効表示デー
タ出力期間中に、映像復号部106から出力される映像
情報に代えて、グラフィックコントローラ114から出
力される画像データをRAM109へ書き込むことにな
る。
【0096】以上説明したように実施の形態3によれ
ば、ライン単位での画像データの変化を検出してライン
単位で記憶するだけでなく、各ラインにおける水平方向
の画素毎に画像データの変化を検出して、その画素位置
をも記憶することにより、グラフィックコントローラ1
14aに対して、画像が変化したラインだけでなく、そ
の画素単位で変更画像の範囲を指定できる。これによ
り、静止画データの転送時間を短縮できる。更には、H
SYNC信号前後のブランキング期間、或いは1回の水
平同期期間にRAM109にアクセスする際の空き時間
を利用してグラフィックコントローラ114から出力さ
れる画像データをRAM109へ書き込むことが可能と
なる。
ば、ライン単位での画像データの変化を検出してライン
単位で記憶するだけでなく、各ラインにおける水平方向
の画素毎に画像データの変化を検出して、その画素位置
をも記憶することにより、グラフィックコントローラ1
14aに対して、画像が変化したラインだけでなく、そ
の画素単位で変更画像の範囲を指定できる。これによ
り、静止画データの転送時間を短縮できる。更には、H
SYNC信号前後のブランキング期間、或いは1回の水
平同期期間にRAM109にアクセスする際の空き時間
を利用してグラフィックコントローラ114から出力さ
れる画像データをRAM109へ書き込むことが可能と
なる。
【0097】[実施の形態4]前述の実施の形態1から
実施の形態3では、グラフィックコントローラから出力
される画像データが変化したことを映像信号合成処理部
が検出し、変化した箇所の画像データだけをRAM10
9へ書き込むことにより、RAM109へアクセスする
要因を減らす場合で説明した。
実施の形態3では、グラフィックコントローラから出力
される画像データが変化したことを映像信号合成処理部
が検出し、変化した箇所の画像データだけをRAM10
9へ書き込むことにより、RAM109へアクセスする
要因を減らす場合で説明した。
【0098】これに対し本実施の形態4では、前のフレ
ームと比べて画像データが変化した箇所の情報をグラフ
ィックコントローラに持たせ、映像信号合成処理部がそ
の情報を読み出すことができるようにする。これによ
り、映像信号合成処理部は表示内容が更新される箇所の
情報を知ることができ、表示内容が更新される箇所の画
像データのみを出力するようにグラフィックコントロー
ラに対して指示できるようにしてRAM109の内容を
更新する場合で説明する。
ームと比べて画像データが変化した箇所の情報をグラフ
ィックコントローラに持たせ、映像信号合成処理部がそ
の情報を読み出すことができるようにする。これによ
り、映像信号合成処理部は表示内容が更新される箇所の
情報を知ることができ、表示内容が更新される箇所の画
像データのみを出力するようにグラフィックコントロー
ラに対して指示できるようにしてRAM109の内容を
更新する場合で説明する。
【0099】図21は、本発明の実施の形態4に係るグ
ラフィックコントローラ114cの構成を示すブロック
図である。
ラフィックコントローラ114cの構成を示すブロック
図である。
【0100】このグラフィックコントローラ114cで
は、同期信号(SVSYNC信号及びSHSYNC信
号)に同期して順次画像データが出力されるのではな
く、外部から入力されるALINFO信号にてアドレス
情報が指定された場合にのみ、そのアドレス情報に対応
する画像データがデータイネーブル信号(RENABL
E信号)と共に出力される。
は、同期信号(SVSYNC信号及びSHSYNC信
号)に同期して順次画像データが出力されるのではな
く、外部から入力されるALINFO信号にてアドレス
情報が指定された場合にのみ、そのアドレス情報に対応
する画像データがデータイネーブル信号(RENABL
E信号)と共に出力される。
【0101】このグラフィックコントローラ114c
は、CPU111からCPUバス116を介してセット
されるコマンドや制御情報に従って、グラフィックコン
トローラ114cの有するアクセラレータ機能を用いて
描画データを生成する。そしてその結果をメモリインタ
ーフェースユニット1144を介してRAM115へ書
き込む。即ち、グラフィックコントローラ114cは、
表示領域のどの位置のデータが変更されたのかを把握し
ていることとなる。
は、CPU111からCPUバス116を介してセット
されるコマンドや制御情報に従って、グラフィックコン
トローラ114cの有するアクセラレータ機能を用いて
描画データを生成する。そしてその結果をメモリインタ
ーフェースユニット1144を介してRAM115へ書
き込む。即ち、グラフィックコントローラ114cは、
表示領域のどの位置のデータが変更されたのかを把握し
ていることとなる。
【0102】この実施の形態4おけるグラフィックコン
トローラ114cは、前述の実施の形態1で説明したラ
インフラグレジスタ10921と同じ機能を果たすライ
ンフラグレジスタ1147を有しており、CPU111
からCPUバス116を介してセットされるコマンドや
制御情報に従って、データマニピュレータ1142が生
成した画像データをRAM115へ書き込むためのメモ
リアドレスをメモリインターフェースユニット1144
に指示すると伴に、そのメモリアドレスに対応するライ
ンフラグレジスタ1147の位置に“1”をセットす
る。
トローラ114cは、前述の実施の形態1で説明したラ
インフラグレジスタ10921と同じ機能を果たすライ
ンフラグレジスタ1147を有しており、CPU111
からCPUバス116を介してセットされるコマンドや
制御情報に従って、データマニピュレータ1142が生
成した画像データをRAM115へ書き込むためのメモ
リアドレスをメモリインターフェースユニット1144
に指示すると伴に、そのメモリアドレスに対応するライ
ンフラグレジスタ1147の位置に“1”をセットす
る。
【0103】図22は、この実施の形態4に係る映像信
号合成処理部108cの構成を示すブロック図である。
号合成処理部108cの構成を示すブロック図である。
【0104】この映像信号合成処理部108cには、静
止画プレーン1098からの画像データとグラフィック
コントローラ114cから出力される画像データとを比
較する機能は有していない。アドレス生成部1094
は、グラフィックコントローラ114cから出力される
ラインフラグレジスタ10921の情報を入力し、同期
信号カウンタ1093から出力されるOVER信号のタ
イミングでグラフィックコントローラ114cのライン
フラグレジスタ情報を読み出し、“1”がセットされて
いるかどうかを判断する。一つでも“1”がセットされ
ているラインが存在する場合には、任意のタイミング
で、前述の実施の形態2で説明したアドレス情報をAL
INFO信号に出力する。
止画プレーン1098からの画像データとグラフィック
コントローラ114cから出力される画像データとを比
較する機能は有していない。アドレス生成部1094
は、グラフィックコントローラ114cから出力される
ラインフラグレジスタ10921の情報を入力し、同期
信号カウンタ1093から出力されるOVER信号のタ
イミングでグラフィックコントローラ114cのライン
フラグレジスタ情報を読み出し、“1”がセットされて
いるかどうかを判断する。一つでも“1”がセットされ
ているラインが存在する場合には、任意のタイミング
で、前述の実施の形態2で説明したアドレス情報をAL
INFO信号に出力する。
【0105】図23(A),(B)は、本実施の形態4
に係る映像信号合成処理部108cにおける動作タイミ
ングを説明するタイミングチャートで、図23(A)は
表示装置126への表示データの出力タイミングを説明
する図、図23(B)はグラフィックコントローラ11
4cからの画像データの出力タイミングを説明するタイ
ミング図で、ALINFO信号にて指定されたアドレス
情報に対応する画像データが、Vブランキング期間中に
RENABLE信号とともに出力される様子を示してい
る。
に係る映像信号合成処理部108cにおける動作タイミ
ングを説明するタイミングチャートで、図23(A)は
表示装置126への表示データの出力タイミングを説明
する図、図23(B)はグラフィックコントローラ11
4cからの画像データの出力タイミングを説明するタイ
ミング図で、ALINFO信号にて指定されたアドレス
情報に対応する画像データが、Vブランキング期間中に
RENABLE信号とともに出力される様子を示してい
る。
【0106】グラフィックコントローラ114cは、任
意のタイミングでALINFO信号にてアドレス情報が
セットされると、その後、Vブランキング期間で、AL
INFO信号にて指定されたアドレス情報に対応する画
像データを出力メモリインターフェースユニット114
4を介してRAM115から読み出す。そして、その画
像データをFIFO1146に一旦記憶した後、REN
ABLE信号とともに画像データとして出力する。
意のタイミングでALINFO信号にてアドレス情報が
セットされると、その後、Vブランキング期間で、AL
INFO信号にて指定されたアドレス情報に対応する画
像データを出力メモリインターフェースユニット114
4を介してRAM115から読み出す。そして、その画
像データをFIFO1146に一旦記憶した後、REN
ABLE信号とともに画像データとして出力する。
【0107】この実施の形態4において、メモリ制御部
1082によるRAM109へのアクセスは、前述の実
施の形態2の図14のフローチャートで示した動作と同
じになる。
1082によるRAM109へのアクセスは、前述の実
施の形態2の図14のフローチャートで示した動作と同
じになる。
【0108】尚、グラフィックコントローラ114cの
ラインフラグレジスタ1147の情報は、メモリ制御部
1082にて読み出されることにより“0”にクリアさ
れるものとする。
ラインフラグレジスタ1147の情報は、メモリ制御部
1082にて読み出されることにより“0”にクリアさ
れるものとする。
【0109】以上説明したように本実施の形態4によれ
ば、グラフィックコントローラ114cから出力される
画像データが変化したかどうかを検出し、変化したこと
を検出した場合には、VSYNC信号前後のブランキン
グ期間を利用して、グラフィックコントローラ114c
から出力される画像データをRAM109へ書き込む。
これにより1回の水平同期期間において、表示画面の1
ライン分の表示データ分、RAM109へのアクセスが
省略でき、映像信号合成処理部の簡略化を図ることがで
きる。
ば、グラフィックコントローラ114cから出力される
画像データが変化したかどうかを検出し、変化したこと
を検出した場合には、VSYNC信号前後のブランキン
グ期間を利用して、グラフィックコントローラ114c
から出力される画像データをRAM109へ書き込む。
これにより1回の水平同期期間において、表示画面の1
ライン分の表示データ分、RAM109へのアクセスが
省略でき、映像信号合成処理部の簡略化を図ることがで
きる。
【0110】なお本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
コンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0111】また本発明の目的は、前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体(または記録媒体)を、システム或いは装
置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し実行することによっても達成さ
れる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム
コード自体が前述した実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。また、コンピュータが読み出
したプログラムコードを実行することにより、前述した
実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラ
ムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働してい
るオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理
の一部または全部を行い、その処理によって前述した実
施形態の機能が実現される場合も含まれる。
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体(または記録媒体)を、システム或いは装
置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し実行することによっても達成さ
れる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム
コード自体が前述した実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。また、コンピュータが読み出
したプログラムコードを実行することにより、前述した
実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラ
ムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働してい
るオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理
の一部または全部を行い、その処理によって前述した実
施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0112】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれる。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれる。
【0113】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、静止画と動画とを混在した画像を表示する際、デー
タが変化した静止画データのみをメモリに書き込むよう
にすることにより一水平走査期間で発生するメモリへの
アクセス回数を減らすことができる。これにより、高速
のメモリを必要とせず、装置のコストダウンを実現でき
る。
ば、静止画と動画とを混在した画像を表示する際、デー
タが変化した静止画データのみをメモリに書き込むよう
にすることにより一水平走査期間で発生するメモリへの
アクセス回数を減らすことができる。これにより、高速
のメモリを必要とせず、装置のコストダウンを実現でき
る。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
にフレームの静止画データが変化した場合に、その変化
した静止画データを表示用データを記憶しているメモリ
に書き込むことにより、そのメモリへのアクセス回数を
減らすことができる。
にフレームの静止画データが変化した場合に、その変化
した静止画データを表示用データを記憶しているメモリ
に書き込むことにより、そのメモリへのアクセス回数を
減らすことができる。
【0115】また本発明によれば、次のフレームの静止
画データが変化した場合、その変化したライン、或いは
その画素データだけを更新することにより、表示用メモ
リへのアクセス回数を減らすことができるという効果が
ある。
画データが変化した場合、その変化したライン、或いは
その画素データだけを更新することにより、表示用メモ
リへのアクセス回数を減らすことができるという効果が
ある。
【図1】本発明の一実施の形態に係るデジタル衛星放送
受信装置全体の構成を示すブロック図である。
受信装置全体の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るグラフィックコン
トローラの構成を示すブロック図である。
トローラの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る映像信号合成処理
部の構成を示すブロック図である。
部の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1において、グラフィック
コントローラから画像データが出力される様子と、映像
信号合成処理部から表示データが出力される様子を説明
するタイミングチャートである。
コントローラから画像データが出力される様子と、映像
信号合成処理部から表示データが出力される様子を説明
するタイミングチャートである。
【図5】本実施の形態1に係る、一水平走査期間でのR
AMへのアクセス、ラインバッファの状態、及び静止画
データの比較を説明するタイミングチャートである。
AMへのアクセス、ラインバッファの状態、及び静止画
データの比較を説明するタイミングチャートである。
【図6】本実施の形態に係る、表示データと、その変更
された箇所に応じたフラグレジスタの内容を説明する図
である。
された箇所に応じたフラグレジスタの内容を説明する図
である。
【図7】本実施の形態1に係る映像信号合成処理部から
メモリへのアクセスの様子を、比較器における比較結果
に基づいて説明するタイミングチャートである。
メモリへのアクセスの様子を、比較器における比較結果
に基づいて説明するタイミングチャートである。
【図8】本実施の形態1に係る映像信号合成処理部によ
る処理を説明するフローチャートである。
る処理を説明するフローチャートである。
【図9】本実施の形態に係る比較器における処理を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態2に係るグラフィックコ
ントローラの構成を示すブロック図である。
ントローラの構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態2において、グラフィッ
クコントローラから画像データが出力される様子と映像
信号合成処理部から表示データが出力される様子を説明
するタイミングチャートである。
クコントローラから画像データが出力される様子と映像
信号合成処理部から表示データが出力される様子を説明
するタイミングチャートである。
【図12】本発明の実施の形態2におけるアドレス情報
のデータ構成を示す図である。
のデータ構成を示す図である。
【図13】実施の形態2に係る映像信号合成処理部の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図14】本実施の形態2に係る映像信号合成処理部に
よる処理を説明するフローチャートである。
よる処理を説明するフローチャートである。
【図15】本実施の形態2に係る、一水平走査期間での
RAMへのアクセスを説明するタイミングチャートであ
る。
RAMへのアクセスを説明するタイミングチャートであ
る。
【図16】本発明の実施の形態3に係る映像信号合成処
理部の構成を示すブロック図である。
理部の構成を示すブロック図である。
【図17】実施の形態3に係るアドレス情報のデータ構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図18】本実施の形態3に係る、表示データと、その
変更された箇所に応じたフラグレジスタ及び画素フラグ
レジスタの内容を説明する図である。
変更された箇所に応じたフラグレジスタ及び画素フラグ
レジスタの内容を説明する図である。
【図19】本実施の形態3に係る、一水平走査期間での
RAMへのアクセス、ラインバッファの状態、及び静止
画データの比較を説明するタイミングチャートである。
RAMへのアクセス、ラインバッファの状態、及び静止
画データの比較を説明するタイミングチャートである。
【図20】本実施の形態4に係る映像信号合成処理部に
よる処理を説明するフローチャートである。
よる処理を説明するフローチャートである。
【図21】本発明の実施の形態4に係るグラフィックコ
ントローラの構成を示すブロック図である。
ントローラの構成を示すブロック図である。
【図22】実施の形態4に係る映像信号合成処理部の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図23】本発明の実施の形態4において、グラフィッ
クコントローラから画像データが出力される様子と、映
像信号合成処理部から表示データが出力される様子を説
明するタイミングチャートである。
クコントローラから画像データが出力される様子と、映
像信号合成処理部から表示データが出力される様子を説
明するタイミングチャートである。
【図24】従来のテレビジョン受像機における表示用メ
モりへの画像データのアクセスを説明するタイミングチ
ャートである。
モりへの画像データのアクセスを説明するタイミングチ
ャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/907 G09G 5/36 520L (72)発明者 角田 孝 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AA17 AB04 AC02 CC12 DD04 DD06 5C053 FA06 FA07 FA20 GB15 HA04 HA22 KA01 KA24 LA06 LA07 5C082 AA02 BA02 BA12 BB22 CA55 DA64 EA08 MM02 MM07
Claims (12)
- 【請求項1】 動画と静止画とを合成して表示できる表
示制御装置であって、 動画データと静止画データとをそれぞれ異なる領域に記
憶する記憶手段と、 前記記憶手段にアクセスして前記動画データと静止画デ
ータの読み出し及び更新を行うアクセス手段と、 前記アクセス手段によりアクセスされたデータを基に表
示装置に画像を表示させる表示手段と、 前記記憶手段に記憶されている静止画データと、次のフ
レームの静止画データとを比較して一致しているかどう
かを判定する判定手段と、 前記判定手段により一致していないと判定されると、前
記アクセス手段により前記次のフレームの静止画データ
を前記記憶手段に記憶させるとともに、前記判定手段に
より一致していると判定されると、前記アクセス手段に
より動画データを更新するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする表示制御装置。 - 【請求項2】 前記判定手段は、各フレームの静止画デ
ータ同士をライン単位で比較して、2つのフレームの静
止画データが一致しているかどうかを判定することを特
徴とする請求項1に記載の表示制御装置。 - 【請求項3】 前記判定手段は、一致していないと判定
すると次のフレームでの判定処理をスキップすることを
特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。 - 【請求項4】 前記判定手段は、 各フレームの静止画データ同士をライン単位、及び各ラ
インの各画素単位で比較する比較手段と、 前記ライン単位及び画素単位での比較結果を保持する保
持手段とを有し、 前記制御手段は、 前記判定手段により一致していないと判定されると、前
記アクセス手段により前記次のフレームの静止画データ
を、前記保持手段に保持されている比較結果に基づいて
該当するラインの画素単位で前記記憶手段に記憶させる
ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記判定手段により一
致していないと判定されると、前記表示手段における表
示のための垂直ブランキング期間で前記アクセス手段に
より前記次のフレームの静止画データを前記記憶手段に
記憶させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
1項に記載の表示制御装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、前記判定手段により一
致していないと判定されると、前記表示手段における表
示のための水平ブランキング期間で前記アクセス手段に
より前記次のフレームの静止画データを前記記憶手段に
記憶させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
1項に記載の表示制御装置。 - 【請求項7】 動画と静止画とを合成して表示する表示
制御方法であって、 動画データと静止画データとをそれぞれ異なる領域に記
憶するメモリにアクセスして前記動画データと静止画デ
ータの読み出し及び更新を行うアクセス工程と、 前記アクセス工程でアクセスされたデータを基に表示装
置に画像を表示させる表示工程と、 前記メモリに記憶されている静止画データと、次のフレ
ームの静止画データとを比較して一致しているかどうか
を判定する判定工程と、 前記判定工程で一致していないと判定されると、前記ア
クセス工程で前記次のフレームの静止画データを前記メ
モリに記憶させるとともに、前記判定工程により一致し
ていると判定されると、前記アクセス工程で動画データ
を更新するように制御する制御工程と、を有することを
特徴とする表示制御方法。 - 【請求項8】 前記判定工程では、各フレームの静止画
データ同士をライン単位で比較して、2つのフレームの
静止画データが一致しているかどうかを判定することを
特徴とする請求項7に記載の表示制御方法。 - 【請求項9】 前記判定工程では、一致していないと判
定すると次のフレームでの判定処理をスキップすること
を特徴とする請求項7又は8に記載の表示制御方法。 - 【請求項10】 前記判定工程では、 各フレームの静止画データ同士をライン単位、及び各ラ
インの各画素単位で比較する比較工程と、 前記ライン単位及び画素単位での比較結果を保持する保
持工程とを有し、 前記制御工程では、 前記判定工程で一致していないと判定されると、前記ア
クセス工程で前記次のフレームの静止画データを、前記
保持工程で保持されている比較結果に基づいて該当する
ラインの画素単位で前記メモリに記憶させることを特徴
とする請求項7に記載の表示制御方法。 - 【請求項11】 前記制御工程では、前記判定工程で一
致していないと判定されると、前記表示工程における表
示のための垂直ブランキング期間で、前記アクセス工程
で前記次のフレームの静止画データを前記メモリに記憶
させることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1
項に記載の表示制御方法。 - 【請求項12】 前記制御工程では、前記判定工程で一
致していないと判定されると、前記表示工程における表
示のための水平ブランキング期間で、前記アクセス工程
で前記次のフレームの静止画データを前記メモリに記憶
させることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1
項に記載の表示制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001065376A JP2002271751A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 表示制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001065376A JP2002271751A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 表示制御方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002271751A true JP2002271751A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18924039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001065376A Withdrawn JP2002271751A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 表示制御方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002271751A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004348142A (ja) * | 2003-05-22 | 2004-12-09 | Toppoly Optoelectronics Corp | 部分表示モードモニタ装置用の動作装置および方法 |
JP2010020186A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法 |
JP2015145965A (ja) * | 2014-02-03 | 2015-08-13 | ソフトバンクモバイル株式会社 | 表示装置 |
-
2001
- 2001-03-08 JP JP2001065376A patent/JP2002271751A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004348142A (ja) * | 2003-05-22 | 2004-12-09 | Toppoly Optoelectronics Corp | 部分表示モードモニタ装置用の動作装置および方法 |
JP2010020186A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法 |
JP2015145965A (ja) * | 2014-02-03 | 2015-08-13 | ソフトバンクモバイル株式会社 | 表示装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080513 |