JP2002262964A - 寝具類 - Google Patents
寝具類Info
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- JP2002262964A JP2002262964A JP2001065600A JP2001065600A JP2002262964A JP 2002262964 A JP2002262964 A JP 2002262964A JP 2001065600 A JP2001065600 A JP 2001065600A JP 2001065600 A JP2001065600 A JP 2001065600A JP 2002262964 A JP2002262964 A JP 2002262964A
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- Japan
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- quilting
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- quilt
- bincho charcoal
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- Pending
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キルティングを施こす際に、その針が備長炭
に突き当って折れたりするようなことがなく、安全かつ
容易にキルティングを施すことができるような寝具類を
提供する。 【解決手段】 充填素材9の両面を不織布10で覆って
上層部4と下層部5を形成し、側地3の内部に上層部4
と下層部5を収納して全面に縦キルト7および横キルト
8を施すと共に、前記下層部5の上面であって、縦キル
ト7および横キルト8により区画される空間領域12に
粒状に破砕された備長炭6を接着して構成したことを特
徴とする。
に突き当って折れたりするようなことがなく、安全かつ
容易にキルティングを施すことができるような寝具類を
提供する。 【解決手段】 充填素材9の両面を不織布10で覆って
上層部4と下層部5を形成し、側地3の内部に上層部4
と下層部5を収納して全面に縦キルト7および横キルト
8を施すと共に、前記下層部5の上面であって、縦キル
ト7および横キルト8により区画される空間領域12に
粒状に破砕された備長炭6を接着して構成したことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、敷布団、ベットパ
ッド等の寝具類に関し、詳しくは内部に粒状の備長炭を
存在させた寝具類に関するものである。
ッド等の寝具類に関し、詳しくは内部に粒状の備長炭を
存在させた寝具類に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエステル等の合成繊維に備長
炭パウダーを混練して寝具類の充填素材を形成し、その
充填素材を側地の内部に収納してキルティングを施した
構成の敷布団、ベットパッド等の寝具類は知られてい
る。
炭パウダーを混練して寝具類の充填素材を形成し、その
充填素材を側地の内部に収納してキルティングを施した
構成の敷布団、ベットパッド等の寝具類は知られてい
る。
【0003】ところで、周知のように備長炭は、脱臭効
果、調湿効果や遠赤外線による温熱等の各種効果が知ら
れているが、これらの優れた効果はパウダー状のものよ
り粒状に破砕されたもののほうが遥かに優れていること
が判明している。
果、調湿効果や遠赤外線による温熱等の各種効果が知ら
れているが、これらの優れた効果はパウダー状のものよ
り粒状に破砕されたもののほうが遥かに優れていること
が判明している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キルテ
ィングを施した構成の敷布団、ベットパッド等の寝具類
の場合、その内部に粒状の備長炭を存在させることによ
って備長炭の各種効果が格段に高められるものの、キル
ティングを施こす際にその針が備長炭に突き当って折れ
てしまうという問題があってこれまで実用化することが
困難とされていた。また、充填素材に備長炭パウダーを
混練した従来の寝具類にあっては、実際に備長炭が入れ
られているのか判りにくいために使用者に安心感を与え
ることができなかった。
ィングを施した構成の敷布団、ベットパッド等の寝具類
の場合、その内部に粒状の備長炭を存在させることによ
って備長炭の各種効果が格段に高められるものの、キル
ティングを施こす際にその針が備長炭に突き当って折れ
てしまうという問題があってこれまで実用化することが
困難とされていた。また、充填素材に備長炭パウダーを
混練した従来の寝具類にあっては、実際に備長炭が入れ
られているのか判りにくいために使用者に安心感を与え
ることができなかった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
備長炭の優れた効果を有効に発揮させることができると
共に、寝具類の全面に何ら支障なくキルティングを施こ
すことができる寝具類を提供することにある。
ためになされたものであり、その目的とするところは、
備長炭の優れた効果を有効に発揮させることができると
共に、寝具類の全面に何ら支障なくキルティングを施こ
すことができる寝具類を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、充填素材の両面を不織
布で覆って上層部と下層部を形成し、側地の内部に上層
部と下層部を収納して全面に縦キルトおよび横キルトを
施すと共に、前記下層部の上面であって、縦キルトおよ
び横キルトにより区画される空間領域に粒状に破砕され
た備長炭を接着して構成したことを特徴としている。
ために、請求項1記載の発明は、充填素材の両面を不織
布で覆って上層部と下層部を形成し、側地の内部に上層
部と下層部を収納して全面に縦キルトおよび横キルトを
施すと共に、前記下層部の上面であって、縦キルトおよ
び横キルトにより区画される空間領域に粒状に破砕され
た備長炭を接着して構成したことを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、前記充填素
材が、木綿綿やポリエステル、ポリプロピレン等の合成
繊維又はこれらを混綿したものであり、これらをニード
ルパンチングを施すことにより圧縮硬化させたものであ
ることを特徴としている。
材が、木綿綿やポリエステル、ポリプロピレン等の合成
繊維又はこれらを混綿したものであり、これらをニード
ルパンチングを施すことにより圧縮硬化させたものであ
ることを特徴としている。
【0008】そして、請求項1記載の発明によれば、寝
具類の内部に存在する備長炭が粒状に破砕されたもので
あるから、パウダー状の備長炭に比べて各種効果が有効
に発揮されると共に、粒状に破砕された備長炭が全面に
施される縦キルトおよび横キルトにより区画される空間
領域に位置するように設けられているため、キルティン
グを施こす際にその針が備長炭に突き当って折れたりす
るというような事態をなくすことが可能となる。
具類の内部に存在する備長炭が粒状に破砕されたもので
あるから、パウダー状の備長炭に比べて各種効果が有効
に発揮されると共に、粒状に破砕された備長炭が全面に
施される縦キルトおよび横キルトにより区画される空間
領域に位置するように設けられているため、キルティン
グを施こす際にその針が備長炭に突き当って折れたりす
るというような事態をなくすことが可能となる。
【0009】また、請求項2記載の発明によれば、上層
部と下層部を構成する充填素材が、ニードルパンチング
を施すことにより圧縮硬化されているので、型崩れや充
填素材を構成する繊維集合体が片寄るのを防ぐことが可
能となる。
部と下層部を構成する充填素材が、ニードルパンチング
を施すことにより圧縮硬化されているので、型崩れや充
填素材を構成する繊維集合体が片寄るのを防ぐことが可
能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明の寝具類をベット
パッドとして用いた例の斜視図であり、図2はその分解
斜視図、図3はその一部拡大断面図である。このベッド
パッド1は、長方形状の上布2aと下布2bからなる側
地3の内部に上層部4と下層部5を収納し、その上層部
4と下層部5の間に備長炭6を介在させて三層構造と
し、さらに、側地3を含む三層構造の全面を縦キルト7
および横キルト8を施すことにより一体化して構成され
ている。
実施の形態を説明する。図1は本発明の寝具類をベット
パッドとして用いた例の斜視図であり、図2はその分解
斜視図、図3はその一部拡大断面図である。このベッド
パッド1は、長方形状の上布2aと下布2bからなる側
地3の内部に上層部4と下層部5を収納し、その上層部
4と下層部5の間に備長炭6を介在させて三層構造と
し、さらに、側地3を含む三層構造の全面を縦キルト7
および横キルト8を施すことにより一体化して構成され
ている。
【0011】前記上層部4と下層部5は、充填素材9を
ニードルパンチングを施すことにより厚さが5mm〜1
0mm程度の薄いシート状に圧縮硬化させ、その両面を
不織布10で覆ったものである。充填素材9としては、
例えば木綿綿やポリエステル、ポリプロピレン等の合成
繊維又はこれらを混綿したものが好適に使用できる。
ニードルパンチングを施すことにより厚さが5mm〜1
0mm程度の薄いシート状に圧縮硬化させ、その両面を
不織布10で覆ったものである。充填素材9としては、
例えば木綿綿やポリエステル、ポリプロピレン等の合成
繊維又はこれらを混綿したものが好適に使用できる。
【0012】前記備長炭6は、直径若しくは長さが1m
m〜8mm程度の大きさの粒状に破砕されたものであ
り、下層部5の不織布10の上面に接着剤11を塗布し
た後、図2に示すように縦キルト7および横キルト8に
より区画される空間領域12に位置するように接着され
ている。なお、備長炭6は、炭粉が出ないように研磨加
工などで表面に丸みを備えさせるのが好ましい。また、
前記上層部4と下層部5は、備長炭6が接着された下層
部5の上面に上層部4を重ね合わせると共に、上層部4
の上面と下層部5の下面にそれぞれ側地3としての上布
2aと下布2bを配置し、さらにその上布2aと下布2
bの周縁部を縁テープ13により縫着することにより移
動しないように一体化されている。
m〜8mm程度の大きさの粒状に破砕されたものであ
り、下層部5の不織布10の上面に接着剤11を塗布し
た後、図2に示すように縦キルト7および横キルト8に
より区画される空間領域12に位置するように接着され
ている。なお、備長炭6は、炭粉が出ないように研磨加
工などで表面に丸みを備えさせるのが好ましい。また、
前記上層部4と下層部5は、備長炭6が接着された下層
部5の上面に上層部4を重ね合わせると共に、上層部4
の上面と下層部5の下面にそれぞれ側地3としての上布
2aと下布2bを配置し、さらにその上布2aと下布2
bの周縁部を縁テープ13により縫着することにより移
動しないように一体化されている。
【0013】このように構成されたベッドパッド1は、
粒状に破砕された備長炭6が縦キルト7および横キルト
8により区画される空間領域12に位置するように接着
されているため、キルティングを施こす際にその針が備
長炭に突き当って折れるというようなことがなくなる。
粒状に破砕された備長炭6が縦キルト7および横キルト
8により区画される空間領域12に位置するように接着
されているため、キルティングを施こす際にその針が備
長炭に突き当って折れるというようなことがなくなる。
【0014】また、上層部4と下層部5の間に介在させ
た粒状の備長炭6によって就寝中に体から発散する熱や
汗が効果的に吸収されることとなり、さらに汗の臭気や
体臭が消臭されて快適な安眠が得られる。また、強力な
遠赤外線放射による温熱効果で冬は暖かく、夏は放熱効
果で涼感が得られると共に、疲労感やストレスが解消さ
れて爽快感が得られる。しかも、備長炭6が粒状で存在
しているため、通気性が良好となり、吸着された湿気が
備長炭6にこもることなく早く放出されて常に乾燥状態
に維持できる。また、サンプル断面によって良質な備長
炭6が間違いなく存在していることを顧客が容易に視認
できるため、安心感を与えることができて購買意欲を高
めることができる。
た粒状の備長炭6によって就寝中に体から発散する熱や
汗が効果的に吸収されることとなり、さらに汗の臭気や
体臭が消臭されて快適な安眠が得られる。また、強力な
遠赤外線放射による温熱効果で冬は暖かく、夏は放熱効
果で涼感が得られると共に、疲労感やストレスが解消さ
れて爽快感が得られる。しかも、備長炭6が粒状で存在
しているため、通気性が良好となり、吸着された湿気が
備長炭6にこもることなく早く放出されて常に乾燥状態
に維持できる。また、サンプル断面によって良質な備長
炭6が間違いなく存在していることを顧客が容易に視認
できるため、安心感を与えることができて購買意欲を高
めることができる。
【0015】なお、以上の説明はベッドパッド1を例に
したが、寝具類として敷き布団や敷パッド或いはマット
レス等においても容易に適用することができる。
したが、寝具類として敷き布団や敷パッド或いはマット
レス等においても容易に適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る寝具類
は、充填素材の両面を不織布で覆って上層部と下層部を
形成し、側地の内部に上層部と下層部を収納して全面に
縦キルトおよび横キルトを施すと共に、前記下層部の上
面であって、縦キルトおよび横キルトにより区画される
空間領域に粒状に破砕された備長炭を接着して構成した
ものであるから、キルティングを施こす際にその針が備
長炭に突き当って折れたりするというようなことがなく
なり、安全かつ容易にキルティングを施すことができ
る。
は、充填素材の両面を不織布で覆って上層部と下層部を
形成し、側地の内部に上層部と下層部を収納して全面に
縦キルトおよび横キルトを施すと共に、前記下層部の上
面であって、縦キルトおよび横キルトにより区画される
空間領域に粒状に破砕された備長炭を接着して構成した
ものであるから、キルティングを施こす際にその針が備
長炭に突き当って折れたりするというようなことがなく
なり、安全かつ容易にキルティングを施すことができ
る。
【0017】また、布団類の内部に存在する備長炭が粒
状に破砕されたものであるから、パウダー状の備長炭に
比べて優れた保温性や通気性、さらには遠赤外線による
温熱効果等の各種効果が有効に発揮されてきわめて良好
な寝心地を得ることができる。
状に破砕されたものであるから、パウダー状の備長炭に
比べて優れた保温性や通気性、さらには遠赤外線による
温熱効果等の各種効果が有効に発揮されてきわめて良好
な寝心地を得ることができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るベッドパッドの外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図1の要部拡大断面図である。
3 側地 4 上層部 5 下層部 6 備長炭 7 縦キルト 8 横キルト 9 充填素材 10 不織布 12 空間領域
Claims (2)
- 【請求項1】 充填素材の両面を不織布で覆って上層部
と下層部を形成し、側地の内部に上層部と下層部を収納
して全面に縦キルトおよび横キルトを施すと共に、前記
下層部の上面であって、縦キルトおよび横キルトにより
区画される空間領域に粒状に破砕された備長炭を接着し
て構成したことを特徴とする寝具類。 - 【請求項2】 前記充填素材が、木綿綿やポリエステ
ル、ポリプロピレン等の合成繊維又はこれらを混綿した
ものであり、これらをニードルパンチングを施すことに
より圧縮硬化させたものであることを特徴とする請求項
1記載の寝具類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001065600A JP2002262964A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 寝具類 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001065600A JP2002262964A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 寝具類 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002262964A true JP2002262964A (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=18924221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001065600A Pending JP2002262964A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 寝具類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002262964A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7326664B2 (en) | 2004-03-05 | 2008-02-05 | Polymergroup, Inc. | Structurally stable flame retardant bedding articles |
KR101425266B1 (ko) | 2012-06-04 | 2014-07-31 | 서순석 | 기능성 매트 |
-
2001
- 2001-03-08 JP JP2001065600A patent/JP2002262964A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7326664B2 (en) | 2004-03-05 | 2008-02-05 | Polymergroup, Inc. | Structurally stable flame retardant bedding articles |
KR101425266B1 (ko) | 2012-06-04 | 2014-07-31 | 서순석 | 기능성 매트 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040713 |