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JP2005143567A - 多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッド、及びその製造方法 - Google Patents

多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッド、及びその製造方法 Download PDF

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JP2005143567A
JP2005143567A JP2003381310A JP2003381310A JP2005143567A JP 2005143567 A JP2005143567 A JP 2005143567A JP 2003381310 A JP2003381310 A JP 2003381310A JP 2003381310 A JP2003381310 A JP 2003381310A JP 2005143567 A JP2005143567 A JP 2005143567A
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sewing
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Keizo Oda
桂蔵 織田
Michiko Oda
美智子 織田
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Abstract

【課題】 暖かさや寝心地等の性能に優れる多層式の敷布団、敷パッド、ベッドパッドであって、洗濯が可能な構造のものの提供。
【解決手段】 表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドであって、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地を貫通して縫着した縦縫い線及び/又は横縫い線があり、縦縫い線間の間隔が10〜55cmであり、且つ、横縫い線間の間隔が10〜110cmである多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッドを用いる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、羽毛又は羽根層と中綿層とを含む多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッド、及びその製造方法に関する。
従来、掛布団、敷布団、ベッドパッド等の寝具類は、暖かさや寝心地等の性能を主要なコンセプトとして開発されてきた。また、衛生面に関しては、外側はカバーを掛けることで、また、中身に関しては、抗菌、防臭、防ダニ加工を施すことで対処されてきた。
掛布団に関しては、上記のような観点での製品開発で、性能と衛生面の確保とが達成され得るが、敷布団やベッドパッドの場合には、特に衛生面に関して、従来のものでは不十分であった。
人は、8時間の睡眠中に、100mlもの汗をかくといわれている。この汗の大部分は、人体の下側に位置する寝具類、即ち、敷布団、敷パッド又はベッドパッドに吸収されている。シーツや敷布団カバーを用いても、汗はこれらを通過して、敷布団、敷パッド又はベッドパッドに到達しているのである。そして、敷布団、敷パッド又はベッドパッドに到達した汗の成分は、洗濯をしない限り、除去され得ない。
一方、寝具類の性能を追求した結果として提案された、その中身に性能の異なる二種以上の材料を用い、それぞれの材料の層を積層させてなる寝具類が知られている。
特許文献1には、キルティング加工がなされた羽毛布団層と、裏生地に格子状に縫合された硬綿の層からなり、羽毛布団層の周縁部と裏生地の周縁部とがヘリ生地で縁取り縫合されてなる羽毛硬綿敷布団が開示されている。特許文献1によると、この布団は、羽毛層があるので、保温性、通気性、吸湿性及び放出性に優れており、また、硬綿が存在するので、適当な硬度が確保されるとのことである。
特許文献2には、表地、中地、裏地を有する側構造であり、表地と中地との間には羽毛が挿入され、中地と裏地との間には固綿等が挿入されてなる多床型立体羽毛布団であって、表地と中地、中地と裏地とが、それぞれ、間仕切りテープで接合されて多くの小さな室が形成されてなる布団が開示されている。この布団においては、羽毛のみならず、固綿等も、室に分けて挿入されている。特許文献2によると、この布団の羽毛層は、空気保有量が大きく、吸湿、吸熱、保温、方湿、放熱、通気、通風効果を発揮するので、このような羽毛層と固綿等の層との組合せにより、この布団は、従来の羽毛布団には見られない独特の通気性、クッション性、保温性、断熱性、空気保有性、かさ高性を示すとのことである。
特許文献3の請求項10には、蒲団側が、織物地、隔離用布地及び麻の布地を重ねたメッシュ地によって構成されており、第一の層(織物地側)には羽毛が、第二の層(メッシュ地側)には麻わたが封入されてなる掛蒲団が開示されており、また、その請求項19には、上下二層の詰め物を固定するために、蒲団にキルティング加工又は立体キルティング加工を施してなる請求項10の掛蒲団が開示されている。
特許文献4の請求項1には、並キルト掛け布団において、羽毛及び/又は羽根を充填物とした第一充填層と、羽毛及び羽根以外を充填物とした第二充填層が、中地の両側にそれぞれ配置されており、布団の厚み方向に重合された第一充填層と第二充填層と中地と布団の表裏側地が、同時に格子状にキルティング縫合されており、キルティング縫合部における充填物が圧縮層を形成することを特徴とする並キルト二層構造羽毛掛け布団が開示されており、また、その請求項3には、第二充填層の充填物が羊毛固綿層からなる並キルト二層構造羽毛掛け布団が開示されている。
以上述べたように、寝具類の性能を追求すると、その中身に性能の異なる二種以上の材料を用い、それぞれの材料の層を積層させてなる多層式寝具に行き着く。しかし、従来公知の多層式寝具類は、洗濯されることは予定されておらず、従って、敷布団においては、外周部以外の個所では層間が接合されていなかったり、綿の層が生地に縫い付けられていなかった。即ち、洗濯が可能な、或いは洗濯に適する構造とはなっていなかった。また、掛布団においては、積層された複数の層が一体縫合されているものも知られているが、これは、洗濯の観点から一体縫合がなされたのではない。掛布団は、使用時によれ等が生じ易くまた布団の中身が偏り易いため、このようなよれや偏りを防ぐ目的で一体縫合がなされているのである。
実開昭61−184466号公報 実開平6−26612号公報 特開2002−136395号公報(請求項10及び19) 特開平11−206520号公報(請求項1及び3)
本発明の目的は、暖かさや寝心地等の性能に優れる多層式の敷布団、敷パッド、ベッドパッドであって、洗濯が可能な構造のものを提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討し、本発明を完成させた。
即ち、第一の発明は、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドであって、表生地と中生地とを縫着した横縫い線aと、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地を貫通して縫着した縦縫い線b又は縦縫い線b及び横縫い線cとがあり、縦縫い線b間及び縦縫い線bと敷布団、敷パッド又はベッドパッドの側部端辺との間隔が10〜55cmであり、且つ、横縫い線cがある場合には、横縫い線c間及び横縫い線cと敷布団、敷パッド又はベッドパッドの天地端辺との間隔が10〜110cmであることを特徴とする多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッドに関する。
また、第二の発明は、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドであって、表生地と中生地とを縫着した縦縫い線dと、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地を貫通して縫着した横縫い線e又は横縫い線e及び縦縫い線fとがあり、横縫い線e間及び横縫い線eと敷布団、敷パッド又はベッドパッドの天地端辺との間隔が10〜110cmであり、且つ、縦縫い線fがある場合には、縦縫い線f間及び縦縫い線fと敷布団、敷パッド又はベッドパッドの側部端辺との間隔が10〜55cmであることを特徴とする多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッドに関する。
第三の発明は、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドであって、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地を貫通して縫着した縦縫い線gと横縫い線hとがあり、縦縫い線g間及び縦縫い線gと敷布団、敷パッド又はベッドパッドの側部端辺との間隔が10〜55cmであり、且つ、横縫い線h間及び横縫い線hと敷布団、敷パッド又はベッドパッドの天地端辺との間隔が10〜110cmであることを特徴とする多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッドに関する。
上記敷布団、敷パッド又はベッドパッドには、以下の(1)〜(4)の中の一つ以上の要素を含む態様が包含される。
(1)縦縫い線と横縫い線とに囲まれた羽毛又は羽根層のセルの一辺の大きさが10〜55cmである。
(2)さらに、中綿層と中生地又は裏生地との間に不織布の層があり、中綿層と不織布とが針幅2.54cm〜15.24cm(1インチ〜6インチ)の多針キルト加工により縫製されてなる。
(3)羽毛又は羽根層が、ダウン、スモールフェザー及びラージフェザーからなる群から選択される一種以上からなる。
(4)中綿層が、ポリエステル綿、アクリル綿、ナイロン綿、ポリプロピレン綿、羊毛綿、木綿綿、絹綿及びスポンジ類からなる群から選択される一種以上からなる。
(5)羽毛又は羽根層が、主としてダウンからなり、中綿層が、スモールフェザー及び/又はラージフェザーを含む。
また、第四の発明は、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドの製造方法であって、表生地と中生地とを、外周四辺の中、一方の側部を除く三辺において縫着する工程(11)、天地に平行に間隔をあけて縫着して横縫い線を形成し、縫着されていない側部から羽毛および/又は羽根を充填する工程(12)、縫着されていない側部を縫着して閉じる工程(13)、工程(13)によって形成された、その内部に羽毛及び/又は羽根を含む表生地と中生地とからなる袋体を、中綿層及び裏生地と積層する工程(14)、積層された袋体、中綿層及び裏生地を貫通して、側部に平行に間隔をあけて縫着して縦縫い線を形成する工程(15−1)又は積層された袋体、中綿層及び裏生地を貫通して、側部に平行に間隔をあけて縫着して縦縫い線を、そして天地に平行に間隔をあけて縫着して横縫い線を形成する工程(15−2)、及び、袋体、中綿層及び裏生地の外周部を一体化させる工程(16)を含むことを特徴とする多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッドの製造方法に関する。
第五の発明は、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドの製造方法であって、表生地と中生地とを、外周四辺の中、天又は地を除く三辺において縫着する工程(21)、側部に平行に間隔をあけて縫着して縦縫い線を形成し、縫着されていない天又は地から羽毛及び/又は羽根を充填する工程(22)、縫着されていない天又は地を縫着して閉じる工程(23)、工程(23)によって形成された、その内部に羽毛及び/又は羽根を含む表生地と中生地とからなる袋体を、中綿層及び裏生地と積層する工程(24)、積層された袋体、中綿層及び裏生地を貫通して、天地に平行に間隔をあけて縫着して横縫い線を形成する工程(25−1)又は積層された袋体、中綿層及び裏生地を貫通して、天地に平行に間隔をあけて縫着して横縫い線を、そして側部に平行に間隔をあけて縫着して縦縫い線を形成する工程(25−2)、及び、袋体、中綿層及び裏生地の外周部を一体化させる工程(26)を含むことを特徴とする多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッドの製造方法に関する。
第六の発明は、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドの製造方法であって、表生地と中生地とを、外周四辺の中、いずれか一辺を除く三辺において縫着する工程(31)、縫着されていない一辺から羽毛及び/又は羽根を充填する工程(32)、縫着されていない一辺を縫着して閉じる工程(33)、工程(33)によって形成された、その内部に羽毛及び/又は羽根を含む表生地と中生地とからなる袋体を、中綿層及び裏生地と積層する工程(34)、積層された袋体、中綿層及び裏生地を貫通して、側部に平行に間隔をあけて縫着して縦縫い線を、そして天地に平行に間隔をあけて縫着して横縫い線を形成する工程(35)、及び、袋体、中綿層及び裏生地の外周部を一体化させる工程(36)を含むことを特徴とする多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッドの製造方法に関する。
本発明の敷布団、敷パッド、ベッドパッドは、羽毛又は羽根層があるため、軽く、且つ、保温性、通気性、吸湿性及び水分の放出性に優れる。
本発明の敷布団、敷パッド、ベッドパッドは、中綿層があるため、形状保持性に優れ、弾力があり、へたりが少なく、また適当な硬度があるためによい寝心地を提供することができる。
本発明の敷布団、敷パッド、ベッドパッドは、全ての層を貫通して縫着がなされているため、一体性に優れ、洗濯をしても型崩れを生じ難い。
中綿層と裏生地との間に不織布層があり、中綿層と不織布層とが針幅2.54cm〜15.24cm(1インチ〜6インチ)の多針キルト加工により縫製されてなる態様においては、洗濯による中綿層のよれ等が、特に生じ難い。
本発明の製造方法によれば、殆ど直線縫いのみによって多層式敷布団を作製することができるので、その製造が容易である。
以下に、図面を参照して、本発明を具体的に説明する。
図1は、本発明の多層式ベッドパッドの部分断面図である。本発明の多層式ベッドパッドは、表生地1、羽毛又は羽根層3、中生地5、中綿層7及び裏生地9を、この順序で備えてなる。
表生地、中生地及び裏生地は、寝具の側地に使用される材料、例えば織物、で構成される。また、織物の材質は、特に限定されないが、例えば、木綿、麻、絹、羊毛等の天然繊維、ポリエステル、アクリル、ポリアミド、ポリプロピレン、再生セルロース繊維等の合成又は半合成繊維、及びこれらの繊維の中の2種以上からなる混紡繊維が挙げられる。
また、表生地、中生地及び裏生地として、脱臭、抗菌、防臭、防黴、防ダニ等の衛生加工、防災加工、セラミック加工、芳香加工等の加工がなされているものを用いてもよい。
表生地に関しては、羽毛の飛出しの防止の観点から、織り密度の高い織物や、ダウンプルーフ加工(羽毛の飛出しを防止する加工)を施してなる織物の使用が好ましい。
中生地は、パッドや布団の中側に配置されるので、低コストの織物でよい。しかし、織り密度は、高い方が好ましい。
羽毛又は羽根層は、主として、ガチョウやアヒル等の水鳥の羽毛や羽根で構成されている。より具体的には、水鳥のダウン(鳥の綿毛)、スモールフェザー(小羽根)及びラージフェザー(大羽根)からなる群から選択される一種以上が用いられる。しかし、少量であれば、ファイバーや陸鳥の羽根も使用することができる。尚、ラージフェザーは、単にフェザーと呼称される場合もある。
羽毛又は羽根層の重量は、特に限定されないが、シングルの場合、通常は、敷布団では300〜800g程度、敷パッドでは100〜300g程度、ベッドパッドでは200〜400g程度である。
中綿層は、例えば、ポリエステル綿、アクリル綿、ナイロン綿、ポリプロピレン綿等の合繊綿、羊毛綿、木綿綿、絹綿、麻綿等の天然綿、あるいは、ポリウレタン発泡体等のスポンジ(弾力のある多孔質合成樹脂)類で構成される。勿論、二種以上の材料を用いてもよい。また、中綿層を構成する材料の一部として、スモールフェザー及び/又はラージフェザーが使用されていてもよい。
羽毛又は羽根層が主としてダウンからなる場合には、中綿層は、その全部又は一部が、スモールフェザー及び/又はラージフェザーで構成されていてもよい。
中綿層は、その全体が製綿加工によってフェルト状とされた均一な層であってもよいが、敷布団の場合には、図2に示すように、中央に固綿(圧縮綿)7aを配し、その上下左右をキルト用綿7bで被覆したものであってもよい。
本発明において、中綿層7は、裏生地9に縫付けられるが、図3に示すように、裏生地9への縫着に先立ち、多針キルト加工により、不織布8に縫付けられてもよい。この場合、中綿層7と、中生地5又は裏生地9との間に、不織布8の層が配されることになる。
図3は、多針キルト加工により、中綿層7が不織布8に縫付けられた状態を示す模式的正面図である。縫い目6aと6bとの間隔(針幅)は、特に限定されないが、2.54cm〜15.24cm(1インチ〜6インチ)が好ましく、5.08cm〜12.7cm(2インチ〜5インチ)がさらに好ましく、7.62cm〜10.16cm(3インチ〜4インチ)が特に好ましい。
中綿層の重量は、特に限定されないが、シングルの場合、通常は、敷布団では1.5〜4.0kg程度、敷パッドでは200〜600g程度、ベッドパッドでは400〜800g程度である。
次に、第一の発明の多層式ベッドパッドの一例について、図4を参照しながら、その構成を具体的に説明する。同図中、(A)は表生地1側(羽毛又は羽根層3のある側)を、(B)は裏生地9側(中綿層7のある側)を示す。また、この多層式ベッドパッド100の出来上り寸法は、100cm×200cmである。
多層式ベッドパッド100は、先に図1を参照して説明したように、表生地1、羽毛又は羽根層3、中生地5、中綿層7及び裏生地9を、この順序で備えてなる。また、図4に示すように、その平面形状はほぼ長方形であり、その外周部は、例えばバイヤス21を用いた仕上げ処理によって、表生地1、羽毛又は羽根層3、中生地5、中綿層7及び裏生地9の全てが一体化されている。
多層式ベッドパッド100を表生地1側から見ると、その幅方向を横切る4本の横縫い線a1,a2,a3,a4がある。また、その長さ方向については、図4(A)中、左側の側部端辺12の際にある縫い線k、右側の側部端辺14の際にある縫い線m、及び縫い線kと縫い線mとの間隔を三等分する2本の縦縫い線b1,b2がある。
多層式ベッドパッド100を裏生地9側から見ると、その長さ方向に、2本の縦縫い線b1,b2がある。
横縫い線a1,a2,a3,a4、縫い線k及び縫い線mは、表生地1と中生地5とを縫着しており、縦縫い線b1,b2は、全ての層を貫通している。
多層式ベッドパッド100において、側部端辺14と縦縫い線b2との間隔x1、2本の縦縫い線b2,b1間の間隔x2、縦縫い線b1と側部端辺12との間隔x3は、多層式ベッドパッド100の表生地1の幅の約1/3である。即ち、約33〜35cmである。これらの間隔x1,x2,x3は、それぞれ10〜55cmであり、15〜40cmが好ましく、20〜35cmがさらに好ましい。
前記縫い線により、羽毛又は羽根層3は、九つのセルに分けられている。また、中綿層7は、2本の縦縫い線b1,b2によって三分されている。
羽毛又は羽根層3の各々のセルの大きさは、u1(又はu2又はu3)×v1(又はv2又はv3)である。多層式ベッドパッド100においては、約33cm×67cmである。セルの一辺、即ち、u1,u2,u3,v1,v2,v3は、それぞれ、10〜55cmであることが好ましく、15〜40cmであることがさらに好ましく、20〜30cmであることが特に好ましい。
続いて、多層式ベッドパッド100の製造方法の一例を、図5乃至図10を参照しながら具体的に説明する。なお、以下に説明する製造方法は、第四の発明に相当する。
図5に示すように、先ず、表生地1と中生地5とを、外周四辺の中、一方の側部(側部端辺12側)を除く三辺において縫着する(工程11)。即ち、天端辺16から縫い代分をあけて天端辺16にほぼ平行に1本縫製し(横縫い線a1)、地端辺18から縫い代分をあけて地端辺18にほぼ平行に1本縫製し(横縫い線a4)、さらに、側部端辺14から縫い代分をあけて側部端辺14にほぼ平行に1本縫製する(縫い線m)。
次に、図5に示すように、先に形成した2本の横縫い線a1,a4間の間隔をほぼ三等分する位置において、天端辺16、地端辺18に平行に、2本の横縫い線a2,a3を形成し、側部端辺12側の三つの開口部から、羽毛及び/又は羽根を充填する(工程12)。
次いで、図6に示すように、縫着されていない側部(側部端辺12側)を、縫い線kにて縫着して閉じる(工程13)。この際のY−Y線における断面図は、図7に示すとおりである。
工程13によって形成された、その内部に羽毛及び/又は羽根を含む、即ち羽毛及び/又は羽根層3を内包する、表生地1と中生地5とからなる袋体10を、中綿層7及び裏生地9と積層する(工程14)。積層された状態のY−Y線(図4(A)参照)における断面図は、図8に示すとおりである。
積層された袋体10、中綿層7及び裏生地9を貫通して、側部端辺12,14に平行に間隔をあけて(具体的には、側部端辺12から間隔x3の位置と、側部端辺14から間隔x1の位置において)縫着して、縦縫い線b1,b2を形成する(工程15−1)。縫着された状態のX−X線(図4(A)参照)における断面図は、図9に示すとおりである。
袋体10、中綿層7及び裏生地9の外周部(四周全体)を、バイヤス21を用いて巻縫いし、全体を一体化させる(工程16)。出来上がった状態の、図4(A)中のX−X線における断面図は、図10に示すとおりである。なお、この一体化の方法は、巻縫いに限定されない。本技術分野で通常行われている端部の処理方法のいずれもが、適用可能である。
次に、第一の発明の多層式ベッドパッドの他の一例について、図11を参照しながら、その構成を具体的に説明する。同図中、(A)は表生地1側(羽毛又は羽根層3のある側)を、(B)は裏生地9側(中綿層7のある側)を示す。また、この多層式ベッドパッド200の出来上り寸法は、100cm×200cmである。
多層式ベッドパッド200は、先に図1を参照して説明したように、表生地1、羽毛又は羽根層3、中生地5、中綿層7及び裏生地9を、この順序で備えてなる。また、図11に示すように、その平面形状はほぼ長方形であり、その外周部は、例えばバイヤス21を用いた仕上げ処理によって、表生地1、羽毛又は羽根層3、中生地5、中綿層7及び裏生地9の全てが一体化されている。
多層式ベッドパッド200を表生地1側から見ると、その幅方向を横切る7本の横縫い線a1,a2,c1,a3,c2,a4,a5がある。また、その長さ方向については、図11(A)中、左側の側部端辺12の際にある縫い線k、右側の側部端辺14の際にある縫い線m、及び縫い線kと縫い線mとの間隔を三等分する2本の縦縫い線b1,b2がある。
多層式ベッドパッド200を裏生地9側から見ると、その長さ方向に、2本の縦縫い線b1,b2がある。また、その幅方向には、2本の横縫い線c1,c2がある。
横縫い線a1,a2,a3,a4,a5、縫い線k及び縫い線mは、表生地1と中生地5とを縫着しており、縦縫い線b1,b2及び横縫い線c1,c2は、全ての層を貫通している。
多層式ベッドパッド200において、側部端辺14と縦縫い線b2との間隔x1、2本の縦縫い線b2,b1間の間隔x2、縦縫い線b1と側部端辺12との間隔x3は、多層式ベッドパッド200の表生地1の幅の約1/3である。即ち、約33〜35cmである。
また、天端辺16と横縫い線c1との間隔y1、2本の横縫い線c1,c2間の間隔y2、横縫い線c2と地端辺18との間隔y3は、多層式ベッドパッド200の表生地1の長さの約1/3である。即ち、約67〜68cmである。これらの間隔y1,y2,y3は、それぞれ10〜110cmであり、15〜60cmが好ましく、20〜40cmがさらに好ましい。
前記縫い線により、羽毛又は羽根層3は、十八のセルに分けられている。また、中綿層7は、2本の縦縫い線b1,b2及び2本の横縫い線c1,c2によって九分されている。
羽毛又は羽根層3の各々のセルの大きさは、u1(又はu2又はu3)×z1(又はz2又はz3又はz4又はz5又はz6)である。多層式ベッドパッド200においては、約33cm×33cmである。
続いて、多層式ベッドパッド200の製造方法の一例を、図12乃至図15を参照しながら具体的に説明する。なお、以下に説明する製造方法は、第四の発明に相当する。
先ず、表生地1と中生地5とを、外周四辺の中、一方の側部(側部端辺12側)を除く三辺において縫着する(工程11)。即ち、天端辺16から縫い代分をあけて天端辺16にほぼ平行に1本縫製し(横縫い線a1)、地端辺18から縫い代分をあけて地端辺18にほぼ平行に1本縫製し(横縫い線a5)、さらに、側部端辺14から縫い代分をあけて側部端辺14にほぼ平行に1本縫製する(縫い線m)。
次に、先に形成した2本の横縫い線a1,a5間の間隔をほぼ六等分する位置とほぼ二等分する位置において、天端辺16、地端辺18に平行に、3本の横縫い線a2,a4(六等分する位置),a3(二等分する位置)を形成し、側部端辺12側の三つの開口部から、羽毛及び/又は羽根を充填する(工程12)。
次いで、縫着されていない側部(側部端辺12側)を、縫い線kにて縫着して閉じる(工程13)。この際のY−Y線(図11(A)参照)における断面図は、図12に示すとおりである。
工程13によって形成された、その内部に羽毛及び/又は羽根を含む、即ち羽毛及び/又は羽根層3を内包する、表生地1と中生地5とからなる袋体20を、中綿層7及び裏生地9と積層する(工程14)。
積層された袋体20、中綿層7及び裏生地9を貫通して、側部端辺12,14に平行に間隔をあけて(具体的には、側部端辺12から間隔x3の位置と、側部端辺14から間隔x1の位置において)縫着して、縦縫い線b1,b2を形成し、また、天地端辺16,18に平行に間隔をあけて(具体的には、天端辺16から間隔y1の位置と、地端辺18から間隔y3の位置において)縫着して、横縫い線c1,c2を形成する(工程15−2)。縫着された状態のY−Y線(図11(A)参照)における断面図は、図13に示すとおりであり、X−X線(図11(A)参照)における断面図は、図14に示すとおりである。
袋体20、中綿層7及び裏生地9の外周部(四周全体)を、バイヤス21を用いて巻縫いし、全体を一体化させる(工程16)。出来上がった状態の、図11(A)中のX−X線における断面図は、図15に示すとおりである。
次に、第二の発明の多層式ベッドパッドの一例について、図16を参照しながら、その構成を具体的に説明する。同図中、(A)は表生地1側(羽毛又は羽根層3のある側)を、(B)は裏生地9側(中綿層7のある側)を示す。また、この多層式ベッドパッド300の出来上り寸法は、100cm×200cmである。
多層式ベッドパッド300は、先に図1を参照して説明したように、表生地1、羽毛又は羽根層3、中生地5、中綿層7及び裏生地9を、この順序で備えてなる。また、図16に示すように、その平面形状はほぼ長方形であり、その外周部は、例えばバイヤス21を用いた仕上げ処理によって、表生地1、羽毛又は羽根層3、中生地5、中綿層7及び裏生地9の全てが一体化されている。
多層式ベッドパッド300を表生地1側から見ると、その長さ方向については、3本の縦縫い線d1,d2,d3がある。また、その幅方向には、天端辺16の際にある縫い線p、地端辺18の際にある縫い線n、及び縫い線pと縫い線nとの間隔を四等分する3本の横縫い線e1,e2,e3がある。
多層式ベッドパッド300を裏生地9側から見ると、その幅方向に、3本の横縫い線e1,e2,e3がある。
縦縫い線d1,d2,d3、縫い線p及び縫い線nは、表生地1と中生地5とを縫着しており、横縫い線e1,e2,e3は、全ての層を貫通している。
多層式ベッドパッド300において、天端辺16と横縫い線e1との間隔y1、2本の横縫い線e1,e2間の間隔y2、2本の横縫い線e2,e3間の間隔y3、横縫い線e3と地端辺18との間隔y4は、多層式ベッドパッド300の表生地1の長さの約1/4である。即ち、約50〜52cmである。これらの間隔y1,y2,y3,y4は、それぞれ10〜110cmであり、15〜60cmが好ましく、20〜40cmがさらに好ましい。
前記縫い線により、羽毛又は羽根層3は、八つのセルに分けられている。また、中綿層7は、3本の横縫い線e1,e2,e3によって四分されている。
羽毛又は羽根層3の各々のセルの大きさは、u1(又はu2)×v1(又はv2又はv3又はv4)である。多層式ベッドパッド300においては、約50cm×50cmである。セルの一辺、即ち、u1,u2,v1,v2,v3,v4は、それぞれ、10〜55cmであることが好ましく、15〜40cmであることがさらに好ましく、20〜30cmであることが特に好ましい。
続いて、多層式ベッドパッド300の製造方法の一例を、図17乃至図22を参照しながら具体的に説明する。なお、以下に説明する製造方法は、第五の発明に相当する。
図17に示すように、先ず、表生地1と中生地5とを、外周四辺の中、天端辺16を除く三辺において縫着する(工程21)。即ち、一方の側部端辺12から縫い代分をあけて側部端辺12にほぼ平行に1本縫製し(縦縫い線d1)、他方の側部端辺14から縫い代分をあけて側部端辺14にほぼ平行に1本縫製し(縦縫い線d3)、さらに、地端辺18から縫い代分をあけて地端辺18にほぼ平行に1本縫製する(縫い線n)。
次に、図17に示すように、先に形成した2本の縦縫い線d1,d3間の間隔をほぼ二等分する位置において、側部端辺12,14に平行に、縦縫い線d2を形成し、天端辺16側の二つの開口部から、羽毛及び/又は羽根を充填する(工程22)。
次いで、図18に示すように、縫着されていない天部を、縫い線pにて縫着して閉じる(工程23)。この際のX−X線における断面図は、図19に示すとおりである。
工程23によって形成された、その内部に羽毛及び/又は羽根を含む、即ち羽毛及び/又は羽根層3を内包する、表生地1と中生地5とからなる袋体30を、中綿層7及び裏生地9と積層する(工程24)。積層された状態のX−X線(図16(A)参照)における断面図は、図20に示すとおりである。
積層された袋体30、中綿層7及び裏生地9を貫通して、天地端辺16,18に平行に間隔をあけて(具体的には、天端辺16から間隔y1の位置と、地端辺18から間隔y4の位置と、天地端辺16,18の間隔の約1/2の位置において)縫着して、横縫い線e1(天端辺16から間隔y1の位置),e3(地端辺18から間隔y4の位置),e2(天地端辺16,18の間隔の約1/2の位置)を形成する(工程25−1)。縫着された状態のY−Y線(図16(A)参照)における断面図は、図21に示すとおりである。
袋体30、中綿層7及び裏生地9の外周部(四周全体)を、バイヤス21を用いて巻縫いし、全体を一体化させる(工程26)。出来上がった状態の、図16(A)中のY−Y線における断面図は、図22に示すとおりである。
次に、第二の発明の多層式ベッドパッドの他の一例について、図23を参照しながら、その構成を具体的に説明する。同図中、(A)は表生地1側(羽毛又は羽根層3のある側)を、(B)は裏生地9側(中綿層7のある側)を示す。また、この多層式ベッドパッド400の出来上り寸法は、100cm×200cmである。
多層式ベッドパッド400は、先に図1を参照して説明したように、表生地1、羽毛又は羽根層3、中生地5、中綿層7及び裏生地9を、この順序で備えてなる。また、図23に示すように、その平面形状はほぼ長方形であり、その外周部は、例えばバイヤス21を用いた仕上げ処理によって、表生地1、羽毛又は羽根層3、中生地5、中綿層7及び裏生地9の全てが一体化されている。
多層式ベッドパッド400を表生地1側から見ると、その長さ方向については、5本の縦縫い線d1,f1,d2,f2,d3がある。また、その幅方向には、天端辺16の際にある縫い線p、地端辺18の際にある縫い線n、及び縫い線pと縫い線nとの間隔を四等分する3本の横縫い線e1,e2,e3がある。
多層式ベッドパッド400を裏生地9側から見ると、その幅方向に、3本の横縫い線e1,e2,e3がある。また、その長さ方向には、2本の縦縫い線f1,f2がある。
縦縫い線d1,d2,d3、縫い線p及び縫い線nは、表生地1と中生地5とを縫着しており、横縫い線e1,e2,e3及び縦縫い線f1,f2は、全ての層を貫通している。
多層式ベッドパッド400において、天端辺16と横縫い線e1との間隔y1、2本の横縫い線e1,e2間の間隔y2、2本の横縫い線e2,e3間の間隔y3、横縫い線e3と地端辺18との間隔y4は、多層式ベッドパッド400の表生地1の長さの約1/4である。即ち、約50〜52cmである。
また、側部端辺14と縦縫い線f2との間隔x1と、側部端辺12と縦縫い線f1との間隔x3は、多層式ベッドパッド400の表生地1の幅の約1/4、即ち、約25〜27cmであり、2本の縦縫い線f1,f2間の間隔x2は、多層式ベッドパッド400の幅の約1/2、即ち、約50cmである。これらの間隔x1,x2,x3は、それぞれ10〜55cmであり、15〜40cmが好ましく、20〜35cmがさらに好ましい。
前記縫い線により、羽毛又は羽根層3は、十六のセルに分けられている。また、中綿層7は、2本の縦縫い線f1,f2及び3本の横縫い線e1,e2,d3によって十二分されている。
羽毛又は羽根層3の各々のセルの大きさは、u1(又はu2又はu3又はu4)×v1(又はv2又はv3又はv4)である。多層式ベッドパッド400においては、約25cm×50cmである。
続いて、多層式ベッドパッド400の製造方法の一例を、図24乃至図27を参照しながら具体的に説明する。なお、以下に説明する製造方法は、第五の発明に相当する。
先ず、表生地1と中生地5とを、外周四辺の中、天端辺16を除く三辺において縫着する(工程21)。即ち、一方の側部端辺12から縫い代分をあけて側部端辺12にほぼ平行に1本縫製し(縦縫い線d1)、他方の側部端辺14から縫い代分をあけて側部端辺14にほぼ平行に1本縫製し(縦縫い線d3)、さらに、地端辺18から縫い代分をあけて地端辺18にほぼ平行に1本縫製する(縫い線n)。
次に、先に形成した2本の縦縫い線d1,d3間の間隔をほぼ二等分する位置において、側部端辺12,14に平行に、縦縫い線d2を形成し、天端辺16側の二つの開口部から、羽毛及び/又は羽根を充填する(工程22)。
次いで、縫着されていない天部を、縫い線pにて縫着して閉じる(工程23)。この際のX−X線(図23(A)参照)における断面図は、図24に示すとおりである。
工程23によって形成された、その内部に羽毛及び/又は羽根を含む、即ち羽毛及び/又は羽根層3を内包する、表生地1と中生地5とからなる袋体40を、中綿層7及び裏生地9と積層する(工程24)。
積層された袋体40、中綿層7及び裏生地9を貫通して、天地端辺16,18に平行に間隔をあけて(具体的には、天端辺16から間隔y1の位置と、地端辺18から間隔y4の位置と、天地端辺16,18の間隔の約1/2の位置において)縫着して、横縫い線e1(天端辺16から間隔y1の位置),e3(地端辺18から間隔y4の位置),e2(天地端辺16,18の間隔の約1/2の位置)を形成し、また、側部端辺12,14に平行に間隔をあけて(具体的には、側部端辺12から間隔x3の位置と、側部端辺14から間隔x1の位置において)縫着して、縦縫い線f1,f2を形成する(工程25−2)。縫着された状態のX−X線(図23(A)参照)における断面図は、図25に示すとおりであり、Y−Y線(図23(A)参照)における断面図は、図26に示すとおりである。
袋体40、中綿層7及び裏生地9の外周部(四周全体)を、バイヤス21を用いて巻縫いし、全体を一体化させる(工程26)。出来上がった状態の、図23(A)中のY−Y線における断面図は、図27に示すとおりである。
次に、第三の発明の多層式ベッドパッドの一例について、図28を参照しながら、その構成を具体的に説明する。同図中、(A)は表生地1側(羽毛又は羽根層3のある側)を、(B)は裏生地9側(中綿層7のある側)を示す。また、この多層式ベッドパッド500の出来上り寸法は、100cm×200cmである。
多層式ベッドパッド500は、先に図1を参照して説明したように、表生地1、羽毛又は羽根層3、中生地5、中綿層7及び裏生地9を、この順序で備えてなる。また、図16に示すように、その平面形状はほぼ長方形であり、その外周部は、例えばバイヤス21を用いた仕上げ処理によって、表生地1、羽毛又は羽根層3、中生地5、中綿層7及び裏生地9の全てが一体化されている。
多層式ベッドパッド500を表生地1側から見ると、その長さ方向については、一方の側部端辺12の際にある縫い線r1、他方の側部端辺14の際にある縫い線r3、及び縫い線r1と縫い線r3との間隔を三等分する2本の縦縫い線g1,g2がある。また、その幅方向には、天端辺16の際にある縫い線s、地端辺18の際にある縫い線r2、及び縫い線sと縫い線r3との間隔を三等分する2本の横縫い線h1,h2がある。
多層式ベッドパッド500を裏生地9側から見ると、その長さ方向には2本の縦縫い線g1,g2が、また、その幅方向には2本の横縫い線h1,h2がある。
縫い線r1,r2,r3及びsは、表生地1と中生地5とを縫着しており、縦縫い線g1,g2と横縫い線h1,h2は、全ての層を貫通している。
多層式ベッドパッド500において、側部端辺14と縦縫い線g2との間隔x1、2本の縦縫い線g2,g1間の間隔x2、縦縫い線g1と側部端辺12との間隔x3は、多層式ベッドパッド500の表生地1の幅の約1/3である。即ち、約33〜35cmである。これらの間隔x1,x2,x3は、それぞれ10〜55cmであり、15〜40cmが好ましく、20〜35cmがさらに好ましい。
また、天端辺16と横縫い線h1との間隔y1、2本の横縫い線h1,h2間の間隔y2、横縫い線h2と地端辺18との間隔y3は、多層式ベッドパッド200の表生地1の長さの約1/3である。即ち、約67〜68cmである。これらの間隔y1,y2,y3は、それぞれ10〜110cmであり、15〜60cmが好ましく、20〜40cmがさらに好ましい。
前記縫い線により、羽毛又は羽根層3は、九つのセルに分けられている。また、中綿層7も、同様に九分されている。
羽毛又は羽根層3の各々のセルの大きさは、u1(又はu2又はu3)×v1(又はv2又はv3)である。多層式ベッドパッド500においては、約33cm×67cmである。セルの一辺、即ち、u1,u2,u3,v1,v2,v3は、それぞれ、10〜55cmであることが好ましく、15〜40cmであることがさらに好ましく、20〜30cmであることが特に好ましい。
続いて、多層式ベッドパッド500の製造方法の一例を、図29乃至図35を参照しながら具体的に説明する。なお、以下に説明する製造方法は、第六の発明に相当する。
図29に示すように、先ず、表生地1と中生地5とを、外周四辺の中、天端辺16を除く三辺において縫着する(工程31)。即ち、一方の側部端辺12から縫い代分をあけて側部端辺12にほぼ平行に1本縫製し(縫い線r1)、他方の側部端辺14から縫い代分をあけて側部端辺14にほぼ平行に1本縫製し(縫い線r3)、さらに、地端辺18から縫い代分をあけて地端辺18にほぼ平行に1本縫製する(縫い線r2)。
次に、図29に示すように、天端辺16側の開口部から、羽毛及び/又は羽根を充填する(工程32)。
次いで、図30に示すように、縫着されていない天部を、縫い線sにて縫着して閉じる(工程33)。この際のX−X線における断面図は、図31に示すとおりである。
工程33によって形成された、その内部に羽毛及び/又は羽根を含む、即ち羽毛及び/又は羽根層3を内包する、表生地1と中生地5とからなる袋体50を、中綿層7及び裏生地9と積層する(工程34)。積層された状態のX−X線(図28(A)参照)における断面図は、図32に示すとおりである。
積層された袋体50、中綿層7及び裏生地9を貫通して、側部端辺12,14に平行に間隔をあけて(具体的には、側部端辺12から間隔x3の位置と、側部端辺14から間隔x1の位置において)縫着して、縦縫い線g1,g2を形成し、また、天地端辺16,18に平行に間隔をあけて(具体的には、天端辺16から間隔y1の位置と、地端辺18から間隔y3の位置において)縫着して、横縫い線h1,h2を形成する(工程35)。縫着された状態のX−X線(図28(A)参照)における断面図は、図33に示すとおりである。
袋体50、中綿層7及び裏生地9の外周部(四周全体)を、バイヤス21を用いて巻縫いし、全体を一体化させる(工程36)。出来上がった状態の、図28(A)中のX−X線における断面図は、図34に示すとおりであり、Y−Y線における断面図は、図35に示すとおりである。
以上、多層式ベッドパッドについて説明したが、羽毛又は羽根層、中綿層の重量が異なること以外は、同様の説明が、敷パッド、敷布団にも当てはまる。
なお、敷布団の製造に際しては、使用する表生地1に、予め、片面がフェルトの粘着テープを貼付しておいてもよい。より具体的には、表生地1の裏側(羽毛又は羽根層3に対向する側)であって、表生地1、羽毛又は羽根層3、中生地5、中綿層7及び裏生地9が一体的に縫製される個所、即ち、全層を貫通する縦縫い線、横縫い線の位置周辺に、上記粘着テープを貼付しておいてもよい。敷布団では、中綿層7が厚いため、全層を貫通する縫製には、太い針及び糸を用いることとなる。この場合に、この太い針が通る個所であって表生地1の裏側に上記粘着テープが貼付されていれば、表生地1からの羽毛の飛出し低減に役立つ。
片面がフェルトの粘着テープのフェルト層は、一例を挙げると、ポリエステル製で坪量が100〜150g/mのニードルパンチ不織布で構成される。また、テープの幅は、30〜60mmが好ましい。
以下に、本発明のベッドパッドの製造方法の一例について、具体的に説明する。
表生地として、綿100%、230本ブロード(#40×#40/133×100)であって、ダウンプルーフ加工(羽毛の飛出しを防止するための加工)を施したものを用意した。
中生地として、ポリエステル100%、75デニール×75デニールの240本タフタを用意した。
表生地及び中生地を、105cm×210cmの大きさに切断し、重ねあわせ、生地の短辺の一方を残し、三辺を縫い代1.5cmで縫製した。縫製に際し、縫い目から羽毛が飛び出さないように、針数は、2.54cm(1インチ)あたり20針とした。
次いで、生地の幅方向(105cmの方)にその一方の側部端辺から18.5cm、52.5cm及び86.5cmの個所を、布の長さ方向に縫製した。このようにして、幅方向左右それぞれに17cm×208.5cmの袋部、幅方向内側に34cm×208.5cmの袋部二つを有する袋体を作製した。
次に、ダウンとスモールフェザーとの混合物(重量比で85:15)を、幅方向左右の袋部それぞれには40g、幅方向内側の袋部それぞれには80g充填した。
縫製していなかった一辺を、縫い代1.5cmで縫製した。
別に、オプナーを用い、羊毛50%、ポリエステル50%の重量比で混綿し、次いで、製綿機で坪量300g/mに製綿し、キルティング用綿を製造した。
ポリプロピレン製スパンボンド不織布(坪量:20g/m)にキルティング用綿を積層し、多針キルト加工を行った。キルト柄は、10.16cm(4インチ)幅のストライプとした。
裏生地として、表生地と同じものを、同じ大きさで用意した。
裏生地、中綿層、不織布層、中生地、羽毛/羽根層、表生地の順番となるように、裏生地の上に、キルティング加工した綿と羽毛及び羽根が充填された袋体を積層した。
次いで、積層したものの長さ方向(210cmの方)に天端辺から27cm、53cm、79cm、105cm、131cm、157cm及び183cmの個所を、幅方向に縫製した。
最後に、積層し、幅方向に縫製したものの四周を、表生地と同じ布製の50mm幅のバイヤスを用いて巻縫いを行い、多層式ベッドパッドを得た。
本発明の多層式のベッドパッドの部分断面図である。 本発明における中綿層の一例を示す断面図である。 多針キルト加工により、中綿層7が不織布8に縫付けられた状態を示す断面図である。 第一の発明の多層式ベッドパッドの一例を示す模式的平面図である。 図4に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的平面図である。 図4に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的平面図である。 図4に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図4に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図4に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図4に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 第一の発明の多層式ベッドパッドの他の一例を示す模式的平面図である。 図11に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図11に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図11に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図11に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 第二の発明の多層式ベッドパッドの一例を示す模式的平面図である。 図16に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的平面図である。 図16に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的平面図である。 図16に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図16に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図16に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図16に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 第二の発明の多層式ベッドパッドの他の一例を示す模式的平面図である。 図23に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図23に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図23に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図23に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 第三の発明の多層式ベッドパッドの一例を示す模式的平面図である。 図28に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的平面図である。 図28に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的平面図である。 図28に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図28に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図28に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図28に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。 図28に示す多層式ベッドパッドの製造方法を説明するための模式的断面図である。
符号の説明
1 表生地
3 羽毛又は羽根層
5 中生地
7 中綿層
8 不織布
9 裏生地
10,20,30,40,50 袋体
12,14 側部端辺
16 天端辺
18 地端辺
21 バイヤス
100,200,300,400,500 多層式ベッドパッド

Claims (11)

  1. 表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドであって、表生地と中生地とを縫着した横縫い線aと、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地を貫通して縫着した縦縫い線b又は縦縫い線b及び横縫い線cとがあり、縦縫い線b間及び縦縫い線bと敷布団、敷パッド又はベッドパッドの側部端辺との間隔が10〜55cmであり、且つ、横縫い線cがある場合には、横縫い線c間及び横縫い線cと敷布団、敷パッド又はベッドパッドの天地端辺との間隔が10〜110cmであることを特徴とする多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッド。
  2. 表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドであって、表生地と中生地とを縫着した縦縫い線dと、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地を貫通して縫着した横縫い線e又は横縫い線e及び縦縫い線fとがあり、横縫い線e間及び横縫い線eと敷布団、敷パッド又はベッドパッドの天地端辺との間隔が10〜110cmであり、且つ、縦縫い線fがある場合には、縦縫い線f間及び縦縫い線fと敷布団、敷パッド又はベッドパッドの側部端辺との間隔が10〜55cmであることを特徴とする多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッド。
  3. 表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドであって、表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地を貫通して縫着した縦縫い線gと横縫い線hとがあり、縦縫い線g間及び縦縫い線gと敷布団、敷パッド又はベッドパッドの側部端辺との間隔が10〜55cmであり、且つ、横縫い線h間及び横縫い線hと敷布団、敷パッド又はベッドパッドの天地端辺との間隔が10〜110cmであることを特徴とする多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッド。
  4. 縦縫い線と横縫い線とに囲まれた羽毛又は羽根層のセルの一辺の大きさが10〜55cmである、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッド。
  5. さらに、中綿層と中生地又は裏生地との間に不織布の層があり、中綿層と不織布とが針幅2.54cm〜15.24cmの多針キルト加工により縫製されてなる、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッド。
  6. 羽毛又は羽根層が、ダウン、スモールフェザー及びラージフェザーからなる群から選択される一種以上からなる、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッド。
  7. 中綿層が、ポリエステル綿、アクリル綿、ナイロン綿、ポリプロピレン綿、羊毛綿、木綿綿、絹綿、麻綿及びスポンジ類からなる群から選択される一種以上からなる、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッド。
  8. 羽毛又は羽根層が、主としてダウンからなり、中綿層が、スモールフェザー及び/又はラージフェザーを含む、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッド。
  9. 表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドの製造方法であって、表生地と中生地とを、外周四辺の中、一方の側部を除く三辺において縫着する工程(11)、天地に平行に間隔をあけて縫着して横縫い線を形成し、縫着されていない側部から羽毛及び/又は羽根を充填する工程(12)、縫着されていない側部を縫着して閉じる工程(13)、工程(13)によって形成された、その内部に羽毛及び/又は羽根を含む表生地と中生地とからなる袋体を、中綿層及び裏生地と積層する工程(14)、積層された袋体、中綿層及び裏生地を貫通して、側部に平行に間隔をあけて縫着して縦縫い線を形成する工程(15−1)又は積層された袋体、中綿層及び裏生地を貫通して、側部に平行に間隔をあけて縫着して縦縫い線を、そして天地に平行に間隔をあけて縫着して横縫い線を形成する工程(15−2)、及び、袋体、中綿層及び裏生地の外周部を一体化させる工程(16)を含むことを特徴とする多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッドの製造方法。
  10. 表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドの製造方法であって、表生地と中生地とを、外周四辺の中、天又は地を除く三辺において縫着する工程(21)、側部に平行に間隔をあけて縫着して縦縫い線を形成し、縫着されていない天又は地から羽毛及び/又は羽根を充填する工程(22)、縫着されていない天又は地を縫着して閉じる工程(23)、工程(23)によって形成された、その内部に羽毛及び/又は羽根を含む表生地と中生地とからなる袋体を、中綿層及び裏生地と積層する工程(24)、積層された袋体、中綿層及び裏生地を貫通して、天地に平行に間隔をあけて縫着して横縫い線を形成する工程(25−1)又は積層された袋体、中綿層及び裏生地を貫通して、天地に平行に間隔をあけて縫着して横縫い線を、そして側部に平行に間隔をあけて縫着して縦縫い線を形成する工程(25−2)、及び、袋体、中綿層及び裏生地の外周部を一体化させる工程(26)を含むことを特徴とする多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッドの製造方法。
  11. 表生地、羽毛又は羽根層、中生地、中綿層及び裏生地をこの順序で備えてなり、その平面形状は略長方形で外周部は一体化されてなる敷布団、敷パッド又はベッドパッドの製造方法であって、表生地と中生地とを、外周四辺の中、いずれか一辺を除く三辺において縫着する工程(31)、縫着されていない一辺から羽毛及び/又は羽根を充填する工程(32)、縫着されていない一辺を縫着して閉じる工程(33)、工程(33)によって形成された、その内部に羽毛及び/又は羽根を含む表生地と中生地とからなる袋体を、中綿層及び裏生地と積層する工程(34)、積層された袋体、中綿層及び裏生地を貫通して、側部に平行に間隔をあけて縫着して縦縫い線を、そして天地に平行に間隔をあけて縫着して横縫い線を形成する工程(35)、及び、袋体、中綿層及び裏生地の外周部を一体化させる工程(36)を含むことを特徴とする多層式の敷布団、敷パッド又はベッドパッドの製造方法。
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