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JP2002120291A - フランジ付き樹脂ライニング金属管の製造方法とフランジ付き樹脂ライニング金属管の構造 - Google Patents

フランジ付き樹脂ライニング金属管の製造方法とフランジ付き樹脂ライニング金属管の構造

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JP2002120291A
JP2002120291A JP2000318120A JP2000318120A JP2002120291A JP 2002120291 A JP2002120291 A JP 2002120291A JP 2000318120 A JP2000318120 A JP 2000318120A JP 2000318120 A JP2000318120 A JP 2000318120A JP 2002120291 A JP2002120291 A JP 2002120291A
Authority
JP
Japan
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flange
pipe
resin
metal pipe
metal
Prior art date
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Application number
JP2000318120A
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English (en)
Inventor
Toyotoshi Tadokoro
豊年 田所
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接の簡略化と面取りの容易化により製造作
業能率の向上を図り、面取りの加工精度のバラツキを抑
えて、樹脂管管端部のつば返しによる拡径状態を均一に
して、品質を向上させる。樹脂管管端部を凹凸のない平
滑度の高い面取りに沿うつば返しにより行なうことで、
管端部のひび割れを避ける。 【解決手段】 フランジ3の軸方向外端面30とフラン
ジ孔32が交わる環状の角部に機械切削によって面取り
9を行う。このフランジ3と金属管2管端面2aを円周
突き合わせ溶接14によって接合したのち、金属管4の
内面を樹脂管4でライニングし、この樹脂管4の管端部
40を前記面取り9に沿ってつば返しにより拡径して前
記軸方向外端面30に接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フランジ付き樹脂
ライニング金属管の製造方法とフランジ付き樹脂ライニ
ング金属管の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上水道の給配水管、下水処理
プラントの配管、空調配管、薬液輸送管として、図14
および図15に示すフランジ付き樹脂ライニング金属管
1が使用されている。このものは、金属管2の管軸両端
部にフランジ3が溶接によって接合され、金属管2の内
面には、たとえば塩化ビニル樹脂よりなる樹脂管4がラ
イニングされており、この樹脂管4におけるフランジ3
よりも外側に突出している管端部40をつば返しにより
拡径させてフランジ3の軸方向外端面30に接着してあ
る。このような構造のフランジ付き樹脂ライニング金属
管1によれば、金属管2の強度と樹脂管4の耐食性、耐
薬品性の両方の長所を発揮することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記構造の従来のフラ
ンジ付き樹脂ライニング金属管1は、図16に示すよう
に、フランジ3のフランジ孔32に金属管2の管軸両端
部20を挿入することにより、フランジ3の軸方向内端
面31と金属管2の外周面とで環状の第1隅角部5を形
成し、フランジ3のフランジ孔32と金属管2の管端面
21とで環状の第2隅角部6を形成したのち、図17に
示すように、第1隅角部5に第1円周隅肉溶接7を施す
とともに、第2隅角部6に第2円周隅肉溶接8を施すこ
とで、金属管2にフランジ3を接合する。つぎに、ハン
ドグラインダ−を使用した研削によって、図18に示す
ように、環状の第2円周隅肉溶接8を面取り9する。つ
いで、図19に示すように、金属管2の内面を樹脂管4
でライニングしたのち、図14および図15に示すよう
に、樹脂管4の管端部40を面取り9に沿ってつば返し
により拡径させて、フランジ3の軸方向外端面30に接
着する方法によって製造される。なお、金属管2の内面
への樹脂管4のライニングは、樹脂管4の表面に接着剤
を塗布し、金属管2に挿入したのち、加熱して樹脂管4
を膨張させることで、金属管2の内面に接着し固定させ
る方法によってなされる。また、樹脂管4の管端部40
を面取り9に沿ってつば返しにより拡径させる加工は、
管端部40を加熱することによってなされる。なお、3
Aはボルト挿通孔を示す。
【0004】ところが、前記従来のフランジ付き樹脂ラ
イニング金属管1を製造する方法では、フランジ3を金
属管2に接合するためには、環状の第1隅角部5と環状
の第2隅角部6の二箇所に第1円周隅肉溶接7と第2円
周隅肉溶接8を施す必要があるとともに、金属管2にフ
ランジ3を接合したのちに、ハンドグラインダ−を使用
した研削によって、環状の第2円周隅肉溶接8に面取り
9を行なう必要があり、二箇所の第1円周隅肉溶接7と
第2円周隅肉溶接8に手間がかかる上に、第2円周隅肉
溶接8の面取り9にも煩雑な手間が必要になるので、製
造作業能率の向上が妨げられてコストを高くする一因に
なっている。
【0005】また、ハンドグラインダ−を使用した研削
による面取り9では、熟練した研削技能が必要であるに
もかかわらず、加工精度にバラ付きが生じやすく、バラ
付きのある面取り9に沿って管端部40がつば返しによ
り拡径されると、拡径状態が不均一になってフランジ付
き樹脂ライニング金属管1の品質を低下させる。さら
に、第2円周隅肉溶接8が研削された面取り9では、溶
接欠陥であるピンホールが露出するおそれを有し、ピン
ホールが露出すると面取り9の平滑度が低下して凹凸状
になり、凹凸状の面取り9に沿って管端部40がつば返
しにより拡径されると、応力集中により管端部40にひ
び割れが生じて、フランジ3や面取り9された第2円周
隅肉溶接8などが直接流体に触れて腐食するおそれを有
している。
【0006】そこで、本発明は、金属管とフランジを接
合する溶接の簡略化と面取りの容易化によって、製造作
業能率の向上を図って、コストダウンを達成することが
できるとともに、面取りの加工精度にバラツキが生じる
のを抑えることで、樹脂管管端部のつば返しによる拡径
状態を均一にして、品質を向上させることができ、樹脂
管の管端部の拡径を凹凸のない平滑度の高い面取りに沿
うつば返しにより行なうことで、管端部のひび割れを避
けて、フランジや面取りなどが直接流体に触れて腐食す
るのを確実に防止することができるフランジ付き樹脂ラ
イニング金属管の製造方法とフランジ付き樹脂ライニン
グ金属管の構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、内面を樹脂管でライニン
グした金属管にフランジが溶接され、前記樹脂管の管端
部をつば返しにより拡径させて前記フランジの軸方向外
端面に接着してなるフランジ付き樹脂ライニング金属管
の製造方法において、前記軸方向外端面とフランジ孔が
交わる環状の角部を面取りしたフランジと、前記金属管
を円周突き合わせ溶接によって接合し、前記金属管の内
面を前記樹脂管でライニングし、この樹脂管の管端部を
前記面取りに沿ってつば返しにより拡径して前記フラン
ジの軸方向外端面に接着することを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の発明は、内面を樹脂管で
ライニングした金属管にフランジが溶接され、前記樹脂
管の管端部をつば返しにより拡径させて前記フランジの
軸方向外端面に接着してなるフランジ付き樹脂ライニン
グ金属管の構造において、前記軸方向外端面とフランジ
孔が交わる環状の角部を面取りされたフランジが前記金
属管に円周突き合わせ溶接によって接合され、前記金属
管の内面をライニングしている樹脂管の管端部が前記面
取りに沿うつば返しにより拡径されてフランジの軸方向
外端面に接着されていることを特徴としている。
【0009】請求項1または請求項2に記載の発明によ
れば、フランジと金属管の接合を一箇所の円周突き合わ
せ溶接のみによって行なうことができるとともに、軸方
向外端面とフランジ孔が交わる環状の角部の面取りを機
械切削によって行なうことができる。また、機械切削に
より面取りできることにより、面取りの加工精度のバラ
付きを抑えることができる。さらに、機械切削により凹
凸のない平滑度の高い面取りが得られるので、樹脂管の
管端部の拡径を凹凸のない平滑度の高い面取りに沿うつ
ば返しにより行なうことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る製造方法に
よって製造されたフランジ付き樹脂ライニング金属管の
第1実施の形態の全体を示す縦断面図、図2は要部の拡
大断面図である。なお、前記図14〜図19の従来例と
同一もしくは相当部分には、同一符号を付して説明す
る。図1および図2において、フランジ付き樹脂ライニ
ング金属管1は、金属管2の管軸両端部にフランジ3が
溶接によって接合され、金属管2の内面には、たとえば
塩化ビニル樹脂よりなる樹脂管4がライニングされてお
り、樹脂管4におけるフランジ3よりも外側に突出して
いる管端部40をつば返しにより拡径させてフランジ3
の軸方向外端面30に接着してある。
【0011】図3に示すように、フランジ3は金属製の
もので、その軸方向外端面30とフランジ孔32が交わ
る環状の角部が機械切削により面取り9されており、軸
方向内端面31におけるフランジ孔32の近傍には、軸
方向内端面31から離れる方向へ環状に突出する突出部
33が設けられ、この突出部33の突出端部を機械切削
により先細テーパ状に切削してフランジ側の円周開先1
0が形成されている。フランジ孔32の内径Dは、図4
に示す金属管2の内径D1に等しくまたは略等しく設定
され、突出部33の外径D2は金属管2の外径D3に等
しくまたは略等しく設定されている。また、金属管2の
管軸両端部20(ただし、図4には、金属管2の管軸一
端部20のみが示されている)を機械切削により先細テ
ーパ状に切削して金属管側の円周開先11が形成されて
いる。
【0012】図5に示すように、フランジ3と金属管2
を銅製の筒状ジグ12に外嵌するとともに、筒状ジグ1
2の外端部に形成したフランジ部12Aの内端面をフラ
ンジ3の軸方向外端面30に当接させて、フランジ3と
金属管2を突き合わせ状態で位置決めすることにより、
フランジ側の円周開先10と金属管側の円周開先11と
で環状のV開先13を形成する。つぎに、環状のV開先
13に対して円周方向に所定の間隔を隔てて仮り付け溶
接(図示省略)をしたのち、図6に示すように、環状の
V開先13の全周を溶接する円周突き合わせ溶接14に
よってフランジ3と金属管2を接合する。
【0013】つぎに、銅製の筒状ジグ12を抜き取り、
図7に示すように、金属管2の内面を樹脂管4でライニ
ングし、さらに図2に示すように、樹脂管4の管端部4
0を面取り9に沿ってつば返しにより拡径させて、フラ
ンジ3の軸方向外端面30に接着することにより、図1
に示すフランジ付き樹脂ライニング金属管1が製造され
る。なお、金属管2の内面への樹脂管4のライニングお
よび樹脂管4の管端部40を面取り9に沿ってつば返し
により拡径する方法は、前記従来例と同様になされる。
【0014】このような構成であれば、フランジ3と金
属管2の接合を一箇所の円周突き合わせ溶接14のみに
よって行なうことができるので、溶接が簡略化されると
ともに、フランジ3の軸方向外端面30とフランジ孔3
2が交わる環状の角部の面取り9を機械切削によって行
なうことができるから、製造作業能率が著しく向上す
る。また、機械切削により面取り9できることにより、
面取り9の加工精度のバラ付きが抑えられるので、バラ
付きのない面取り9に沿って樹脂管4の管端部40をつ
ば返しにより均一に拡径させて、品質を向上させること
ができる。さらに、機械切削により凹凸のない平滑度の
高い面取り9が得られることにより、樹脂管4の管端部
40の拡径を凹凸のない平滑度の高い面取り9に沿うつ
ば返しにより行なうことができる。その結果、管端部4
0のひび割れを避けて、フランジ3や面取り9などが直
接流体に触れて腐食するのを確実に防止することができ
る。
【0015】つぎに、本発明の第2実施の形態について
説明する。図8は、第2実施の形態に適用されるフラン
ジの拡大縦断面図、図9は第2実施の形態の要部を示す
拡大縦断面図である。なお、前記第1実施の形態と同一
部分には、同一符号を付して重複した構造説明は省略す
る。図8において、フランジ3には、面取り9の内端と
フランジ孔32の境界点から軸線Cに直交して径外方向
にのびる環状の突き合わせ面34が機械切削により形成
されており、この環状の突き合わせ面34の外周端から
軸方向内端面31にかけて漸次拡径するテーパ面によっ
てなる円周開先15が形成されている。そして、突き合
わせ面34の外径D4は、図9に示す金属管2の外径D
3に略等しく設定されている。また、管軸両端部20
(ただし、図9には、金属管2の管軸一端部20のみが
示されている)の管端面20aは管軸線C1に直交して
いる。したがって、図10に示すように、フランジ3と
金属管2を銅製の筒状ジグ12に外嵌するとともに、金
属管2の管軸両端部20を円周開先15に挿入して、管
端面20aを環状の突き合わせ面34に当接し、かつ筒
状ジグ12の外端部に形成したフランジ部12Aの内端
面をフランジ3の軸方向外端面30に当接させて、フラ
ンジ3と金属管2を突き合わせ状態で位置決めすること
で、テーパ面によってなる円周開先15と金属管2の管
軸両端部20の外周面とで環状の横向きV開先16を形
成する。つぎに、環状の横向きV開先16に対して円周
方向に所定の間隔を隔てて仮り付け溶接(図示省略)し
たのち、図11に示すように、環状の横向きV開先16
の全周を溶接する円周突き合わせ溶接14によってフラ
ンジ3と金属管2を接合する。
【0016】つぎに、銅製の筒状ジグ12を抜き取った
のち、前記第1実施の形態と同様に金属管2の内面を樹
脂管4でライニングし、さらに樹脂管4の管端部40を
面取り9に沿ってつば返しにより拡径させて、フランジ
3の軸方向外端面30に接着することにより、図9に示
すような、フランジ付き樹脂ライニング金属管1が製造
される。勿論、金属管2の内面への樹脂管4のライニン
グおよび樹脂管4の管端部40を面取り9に沿ってつば
返しにより拡径する方法は、前記第1実施の形態と同様
になされる。
【0017】このように構成された第2実施の形態のフ
ランジ付き樹脂ライニング金属管1でも、前記第1実施
の形態と同様の作用・効果を奏することができるととも
に、金属管2の長さおよびフランジ3の肉厚が第1実施
の形態と同じであれば、図3に示すフランジ3における
突出部33の突出長さl1の2倍に図8に示すフランジ
3における軸方向内端面31から突き合わせ面34まで
の長さl2の2倍を加えた長さに略相当して、フランジ
付き樹脂ライニング金属管1の全長を短縮することがで
きる。したがって、この第2実施の形態を、図12に示
すような、呼び径が100A以上のエルボに適用するこ
とで、一方の開口部の中心C2から他方の開口部C3の
中心までの直線距離L1と、他方の開口部の中心C3か
ら一方の開口部の中心C2までの直線距離L2を短くで
きるので、既存のエルボ型金属管2を使用して、フラン
ジ付き樹脂ライニングエルボ型金属管1を製造しても、
前記直線距離L1、L2を既存のエルボ型金属管2の許
容範囲内に納めることができる。
【0018】なお、図13に示すように、突出部33の
内端面を軸線C1に直交する環状の突き合わせ面35と
し、この環状の突き合わせ面35に対向する金属管2の
管軸端部20を機械切削によりテーパ状に削除して金属
管側の円周開先11を形成し、金属管2の管端面2aを
環状の突き合わせ面35に当接させて、フランジ3と金
属管2を突き合わせ状態で位置決めすることで、環状の
突き合わせ面35と金属管側の円周開先11とで環状の
V開先13を形成し、この環状のV開先13の全周を溶
接する円周突き合わせ溶接14によってフランジ3と金
属管2を接合してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は構成され
ているので、以下のような格別の効果を奏する。
【0020】請求項1または請求項2に記載の発明によ
れば、フランジと金属管の接合を一箇所の円周突き合わ
せ溶接のみによって行なうことができるので、溶接が簡
略化されるとともに、フランジの軸方向外端面とフラン
ジ孔が交わる環状の角部の面取りを機械切削によって行
なうことができるから、製造作業能率が著しく向上す
る。また、機械切削により面取りできることにより、面
取りの加工精度のバラ付きが抑えられるので、バラ付き
のない面取りに沿って樹脂管の管端部をつば返しにより
均一に拡径させて、品質を向上させることができる。さ
らに、機械切削により凹凸のない平滑度の高い面取りが
得られることにより、樹脂管の管端部の拡径を凹凸のな
い平滑度の高い面取りに沿うつば返しにより行なうこと
ができるので、管端部のひび割れを避けて、フランジや
面取りなどが直接流体に触れて腐食するのを確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の全体を示す縦断面図
である。
【図2】要部の拡大断面図である。
【図3】フランジの拡大縦断面図である。
【図4】金属管管軸端部の拡大縦断面図である。
【図5】フランジと金属管の溶接前段の位置決め状態の
一例を示す拡大縦断面図である。
【図6】フランジと金属管の溶接終了状態を示す拡大縦
断面図である。
【図7】金属管の内面に樹脂管をライニングした状態の
拡大縦断面図である。
【図8】第2実施の形態に適用されるフランジの拡大縦
断面図である。
【図9】第2実施の形態の要部を示す拡大縦断面図であ
る。
【図10】フランジと金属管の溶接前段の位置決め状態
の一例を示す拡大縦断面図である。
【図11】フランジと金属管の溶接終了状態を示す拡大
縦断面図である。
【図12】第2実施の形態の他の適用例を示す拡大縦断
面図である。
【図13】第1実施の形態の変形例を示す拡大縦断面図
である。
【図14】従来例の全体を示す縦断面図である。
【図15】図13の金属管管軸端部の拡大縦断面図であ
る。
【図16】フランジに金属管の管軸端部を挿入した状態
の拡大半截断面図である。
【図17】二箇所の円周隅肉溶接による金属管とフラン
ジの接合状態を示す拡大半截断面図である。
【図18】従来の円弧断面の面取り加工を示す拡大半截
断面図である。
【図19】金属管の内面に樹脂管をライニングした状態
の拡大半截断面図である。
【符号の説明】
1 フランジ付き樹脂ライニング金属管 2 金属管 3 フランジ 4 樹脂管 9 面取り 14 円周突き合わせ溶接 30 フランジの軸方向外端面 32 フランジの内周面 40 樹脂管の管端部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面を樹脂管でライニングした金属管に
    フランジが溶接され、前記樹脂管の管端部をつば返しに
    より拡径させて前記フランジの軸方向外端面に接着して
    なるフランジ付き樹脂ライニング金属管の製造方法にお
    いて、前記軸方向外端面とフランジ孔が交わる環状の角
    部を面取りしたフランジと、前記金属管を円周突き合わ
    せ溶接によって接合し、前記金属管の内面を前記樹脂管
    でライニングし、この樹脂管の管端部を前記面取りに沿
    ってつば返しにより拡径して前記フランジの軸方向外端
    面に接着することを特徴とするフランジ付き樹脂ライニ
    ング金属管の製造方法。
  2. 【請求項2】 内面を樹脂管でライニングした金属管に
    フランジが溶接され、前記樹脂管の管端部をつば返しに
    より拡径させて前記フランジの軸方向外端面に接着して
    なるフランジ付き樹脂ライニング金属管の構造におい
    て、前記軸方向外端面とフランジ孔が交わる環状の角部
    を面取りされたフランジが前記金属管に円周突き合わせ
    溶接によって接合され、前記金属管の内面をライニング
    している樹脂管の管端部が前記面取りに沿うつば返しに
    より拡径されてフランジの軸方向外端面に接着されてい
    ることを特徴とするフランジ付き樹脂ライニング金属管
    の構造。
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