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JP2002120253A - 射出成形方法、射出成形装置および射出成形用金型 - Google Patents

射出成形方法、射出成形装置および射出成形用金型

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JP2002120253A
JP2002120253A JP2000313217A JP2000313217A JP2002120253A JP 2002120253 A JP2002120253 A JP 2002120253A JP 2000313217 A JP2000313217 A JP 2000313217A JP 2000313217 A JP2000313217 A JP 2000313217A JP 2002120253 A JP2002120253 A JP 2002120253A
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mold
molds
injection
product
primary
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JP2000313217A
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Takao Umezawa
隆男 梅澤
Yosuke Fukazawa
陽介 深沢
Shiyu Ishizawa
資右 石澤
Masayuki Higuchi
政行 樋口
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Oshima Electric Works Co Ltd
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Oshima Electric Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイスライド方式で中空状製品を成形するに
あたり、強アンダーカット製品であっても簡単に成形で
きるようにする。 【解決手段】 第一〜第三金型1、2、3を一連状に型
合せして欠く合わせ面に製品半部5、6を型成形した
後、中央の第二金型2を退去させ、しかる後、第一、第
三金型1、3を突き合わせて二次の型合わせをし、そし
て突き合わされた製品半部5、6同志を接着する二次の
射出をして製品7を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の成形体、車
両に取り付ける部品を例にしたときに、ウインカーやサ
イドウインカー、ヘッドランプ、あるいはドアミラー等
の成形体を成形するための射出成形方法および成形装置
の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来技術】今日、この種の成形体を射出成形する場
合、一対の製品半部を成形し、これら製品半部同志を突
き合わせ固着して完成品を成形するようにしたものがあ
り、このようなものを成形する場合に、ダイスライド方
式の射出成形装置が一般に知られている。そしてこのよ
うなものとして、例えば特開昭62−87315号公
報、特開平7−144334号公報、特開平11−16
2210号公報のものが知られているが、これらのもの
は、何れも固定金型と可動金型とを備え、これら金型を
型合わせした後、第一の射出工程で製品半部同志を成形
し、次いで可動金型を移動させて前記成形した各製品半
部同志を突き合わせた後、第二の射出工程でこれら突き
合わされた各半部同志を固着するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが今日、このよ
うな成形体においても、製品の多様化に加えてデザイン
性に対する要求が強く、そのため、前述したような単純
な金型同志の型合せではアンダーカットが強いもの(強
アンダーカットのもの)は型抜きの点で難点があり、こ
のため単純な金型同志の型合わせだけでは、形状の複雑
化要求に追い付けず、これに対処するには、これら金型
自体がますます複雑化することになって、成形装置が大
型化するだけでなく、型成形の安定化が損なわれるなど
の問題が残されており、ここに本発明の解決すべき課題
がある。さらに前述したダイスライド方式を採用して多
数個の小型製品を一度に形成したり、大型製品を成形し
ようとしたときに、スライド分のスペースも必要になっ
て金型が大型化し、それに伴って装置自身も大型になっ
てしまうという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、第一の発明は、一連状に隣接する
三個の金型を備え、各隣接する金型同志を型合せする一
次の型合せ工程、該各型合せされた金型に製品半部を射
出成形する一次の射出工程、これら各金型を製品半部が
両側の金型に残る状態で離間させ、中側金型を前記型合
わせ領域から退去させる金型退去工程、前記成形された
製品半部同志を突き合わせるべく残りの両側金型同志を
型合せする二次の型合わせ工程、前記突き合わされた製
品半部同志を組付けすべく樹脂材を射出する二次の射出
工程を備えて構成されることを特徴とする射出成形方法
である。第二の発明は、一連状に隣接する三個の金型を
備え、該各隣接する金型を型合せする一次の型合せ手段
と、該型合せされたものに樹脂材を射出して製品半部を
成形する一次の射出手段と、これら各金型を製品半部が
両側の金型に残る状態で離間させ、中側金型を型合わせ
領域から退去させる金型退去手段と、前記成形された製
品半部同志を突き合わせるべく残りの両側金型同志を型
合せする二次の型合わせ手段と、前記突き合わされた製
品半部同志を組付けすべく樹脂材を射出する二次の射出
工程とを備えて構成されることを特徴とする射出成形装
置である。また第三の発明は、一連状に隣接する三個の
金型であって、該各隣接する金型同志は、互いに型合せ
された状態で樹脂材が一次射出されて製品半部がそれぞ
れ成形される一次成形用の金型とする一方、これら金型
のうち中側金型は、前記一次射出成形された後は退去さ
せられる退去金型とし、外側の両側金型は、中側金型が
退去された状態で前記製品半部同志を突き合わせて組付
けすべく二次射出される二次射出用金型であることを特
徴とする射出成形用金型である。そしてこのようにした
場合には、強アンダーカット製品であっても、問題なく
しかも効率よく成形することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次ぎに、本発明の実施の形態につ
いて説明する。このものは図面において、左右に一連状
に配された第一〜第三の金型1、2、3を備えて構成さ
れるものとし、そのうちの第一金型1は、成形機の基台
(ガイドポスト)Gに対して左右に移動する金型、第二
金型2は、該基台Gに対して左右に移動するよう設けら
れた伸縮シリンダ4に取付けられることにより、上下お
よび左右に移動する金型、そして第三の金型3は基台G
に対して動くことなく固定された金型となっている。そ
してこのような金型の左右移動、上下移動の具体的手段
については、従来公知の技術をそのまま採用することが
できるのでその詳細について説明することは省略する。
因みに、本実施の形態の成形機は金型が左右方向(前後
方向)に一連状に配されたものであるが、上下方向に一
連状に配されたものであっても勿論よいのであって、金
型の隣接方向については格別とらわれるものではない。
【0006】そして本実施の形態では、左右両側に位置
する第一金型1と第三金型3には、それぞれ左右に対向
するようにして複数個(本実施の形態では三個)雌型1
a、3aが形成されている。一方、該両金型1、3によ
り左右が挟まれる第二金型2には、前記雌型1a、3a
に対応する雄型2a、2bがそれぞれ形成されている
(図1(A))。そして、前記第一、第二金型1、2を
左右に移動させて一次の型合せをし、この状態で一次の
射出がなされ、これによって図1(B)に示すように各
製品半部5、6が成形される。因みに、雄型、雌型は、
説明の便宜上記載したもので、雄型と雌型が組み合わさ
ったもの、雄型のみのもの、雌型のみのものもの等、製
品の形状、種類によって種々の型が形成されることは言
うまでもない。次ぎに、これら型合せした金型1、2を
前記とは左右逆方向に移動させて金型1、2、3を離間
させ(図1(C))、しかる後、伸縮シリンダ4を縮小
作動させて中央の第二金型2を型合わせ領域から除外さ
せた(図1(D))後、これら残りの左右両金型1、3
を二次の型合せをさせる(図1(E))べく一次金型1
を左右方向に移動させる。その後、二次射出してこれら
製品半部5、6を固着し、完成した複数の成形品7が脱
型されることになる(図1(F))。尚、第二金型の型
合わせ領域からの退去は、第一、第三金型に対して相対
的な移動をすればよいものであって、前記実施の形態の
ように第二金型の移動によるもののほか、例えば第一、
第三金型を移動させることによっても実施することがで
きる。
【0007】さて次ぎに、上記成形を可能にするための
金型について、その実施の形態の一つを具体的に図2〜
4を用いて説明するが、このものは、前記各成形される
複数の製品半部5(5a、5b、5c)、6(6a、6
b、6c)は、本実施の形態では有底半円筒状をしたも
ので、各一つの射出ノズル8、9からの射出で成形され
ると共に、後述する二次射出の工程では、接着剤となる
二次射出材が製品内に埋設して外面に露出しなうよう配
慮されている。このためには、各製品半部5a、5b、
5cおよび6a、6b、6c同志を連通させる必要があ
り、そこで連通するための連通路が必要になるが、本実
施の形態では、第一、第三金型1、3の第二金型2との
型合わせ面に凹溝状となる連通路1b、3bが形成され
ているが、さらに二次射出する場合の二次射出材の充填
室Sと、これらを連通する連通路Tも併せて型成形され
る。つまりこのものでは、第二金型2の第一、第三金型
1、3の対向面に、充填室Sを成形するための雄型2
c、2dが形成されると共に、第二金型2の第一金型1
の対向面に、前記各充填室Sを連通する連通路Tを形成
するための雄型2eが形成される。そのため本実施の形
態では、第一金型1側の連通路1bが第三金型3の連通
路3bよりも深溝状に形成され、ここに第二金型2に形
成の雄型2eが、連通路1bの溝底には至らない中間部
分まで嵌合するように設定されていて、一次の型合せを
した場合の連通路1b、3bが確保される。そして、前
記連通路1b、3bが第一、第三金型1、3に形成のス
プルー1c、3cに連通され、一次射出用の射出ノズル
8、9から樹脂材が射出されることになるが、第一金型
1側の射出ノズル8のバルブゲートピン10は、一次の
射出材を射出後、第二金型2の雄型2eに当接する位置
まで突出するよう制御される(図2)。因みに、ゲート
位置は、各々のキャビティにそれぞれ設けることもで
き、また、ランナーについても、ホットランナー、コー
ルドランナー等、通常知られたものを必要において適宜
採用できることはいうまでもない。
【0008】つぎに、各金型1、2、3を離間させ、前
述したように第二金型2を型合せ領域から退去した後、
残った第一、第三金型1、3を型合せして各製品半部
5、6同志を突き合わせる。そしてこの突き合わせをし
た状態では、図3に示すように、前述した雄型2e部分
が空洞状になって連通路Tとなる一方、雄型2c、2d
部分が空洞状となって充填室Sとなり、この状態でバル
ブゲートピン10をノズル内まで引いた状態で二次射出
材の射出をすると、二次射出材11は、各充填室Sに充
填されることになって、製品半部5、6同志が接着固定
して完成品7が成形される。
【0009】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、一次の射出工程で複数の製品半部5、6を形
成し、しかる後、第二金型2を型合わせ領域から退去さ
せた後、残った第一、第三金型1、3同志を型合せして
対応する各製品半部5、6同志を突き合わせ、しかる
後、これら各突き合わせ面に形成される充填室Sに接着
用の二次射出材11を二次射出することで複数個の成形
品7が形成される。この結果、製品半部5、6につい
て、樹脂材が異なったもの(素材自体が異なるだけでな
く、色彩、密度等を異なったものを含む)であっても、
簡単に成形できることになって、従来のダイスライド方
式では成形が難しかった強アンダーカットを含む複雑な
形状や組合せのものであっても容易に成形できることに
なる。
【0010】本発明は、前記実施の形態に限定されるも
のではなく、図5、6に示す第二の実施の形態のよう
に、強アンダーカット製品の製造も簡単にできる。図面
では、射出ノズル、樹脂通路、製品半部同志を接着する
ための充填室については第一の実施の形態と同様である
から省略してある。そしてこの場合に、第一、第三金型
11、13に雌型11a、13aと雄型11b、13b
を形成する一方、第二金型12に、上記雌型11a、1
3a、雄型11b、13bにそれぞれ対応するよう雄型
12a、12b、雌型12c、12dが形成されてい
る。そして本実施の形態では、図5に示すように、第
一、第二、第三金型11、12、13を突き合わせて一
次の型合せをし、この型合せ状態で一次射出をして各製
品半部14、15を成形した後、第二金型12を退去さ
せ、しかる後、図6に示すように、第一、第三金型1
1、13同志を突き合わせて二次の型合せをして二次射
出をすることで、製品半部14、15の突き合わせ部同
志の接着をし、脱型することで中空製品が成形されるこ
とになり、このようにしても実施することができる。そ
して該第二の実施の形態のような金型を採用すること
で、強アンダーカット製品を容易に成形できることにな
る。尚、図6をみたときに、合わせ面に空間部分が多
く、このままでは金型11、13の型合わせが不安定に
なるとの懸念があるが、その対策として、例えば図7に
示す金型の突き合わせ態様にすることで解消できる。図
7(A)のものは、第二金型12を、第一、第三金型1
1、13に内嵌する構造として一次の金型突き合わせを
行い、第二金型12を退去した第二の金型突き合わせの
段階で、一次の型合せでは互いに当接しないストッパー
16、17同志を突き合わせるようにしたものであり、
このようにすることで、第一、第三金型11、13の安
定した突合せができる。この場合に、ストッパー16、
17は、長リブ状や枠状になったものだけでなく、点在
状にしてもよい。さらにまた、図7(B)のように、一
次の型合わせ工程において、ストッパー16、17に当
接する当接部18を第二金型12に形成しても勿論よ
い。
【0011】さらにまた、図8に示す第三の実施の形態
のように、ボスや溝、さらには孔のような凸部19、凹
部20のあるものについても簡単に型成形することがで
きる。そしてこのものでは、凸部19等については、図
示するように途中で途切れたものであっても成形するこ
とができる。さらには、図9に示す第4の実施の形態の
ように、一次の射出成形をし、第二金型を退去させた段
階でインサート物21をインサートし、次いで二次の型
合わせして加工することもできる。またさらに、図10
に示す第五の実施の形態のように、一次の型合わせをす
る前段階でインサート物22を金型に組込んでおき、こ
のようにして一次の射出、第二金型の退去、そして二次
の型合わせ、二次の射出をしても成形することができ
る。
【0012】また、一次射出と二次射出をする場合の射
出ノズルについては、第一の実施の形態のように同じも
のであっても、それぞれ専用のものであってもよい。別
のものとしては、例えば図11に示す第六の実施の形態
のように、二次射出用の射出ノズル23を製品の側方に
配したサイドゲート方式のものとすることもできる。さ
らにまた、図12に示す第七の実施の形態のように、二
次射出用の射出ノズル24のゲートピン24aを一次射
出の際の射出経路に突出して二次射出用の流路を形成
し、二次射出の際にゲートピン24aを一次射出の流路
から没入させて二次射出するように構成してもよい。さ
らには一次射出をする場合に、第一金型側から第二金型
に形成した流路を経て第三金型側に一次射出の樹脂材を
供給するようにしても勿論よい。
【0013】さらにまた、本発明の隣接する三個の金型
の意義については、二次の射出工程において、中側の金
型が退去され、両側の金型が互いに突き合わされるもの
であればよく、例えば図13に示す第八の実施の形態の
ように、一端から数えて1、2、3、4、5番の五個の
金型が一連状に配設され、一次の射出工程では各隣接す
る金型同志で製品半部がそれぞれ形成され、二次の射出
工程では2、4番目の金型を同時退去し、1、3、5番
目の金型を突き合わせて完成品を二列で成形するように
したものでもよく、この場合の金型群の単位としては、
1、2、3番目の金型群と、3、4、5番目の金型群と
がそれぞれ隣接する三個の金型に相当することになる。
さらにこの展開として、前記二次の射出工程で形成され
た成形品について、さらに3番目の金型を退去させて
1、5番目の金型を突き合わせ、三次の射出をするよう
にしてもよく、このような三次の射出をする場合も含む
ものである。また、図14に示す第九の実施の形態のよ
うに、1、2、3、4番の四個の金型が一連状に配さ
れ、一次の射出工程では各隣接する金型同志で製品半部
が形成され、二次の射出工程では2番目の金型が退去さ
れ1,3番目の金型同志を突き合わせて半製品同志の射
出成形が行われ(3番目、4番目の金型で成形された製
品半部は4番目の金型にセットされた状態で該二次の射
出成形には参加しない)、次ぎの三次の射出工程では、
3番目の金型が退去されて1番目と4番目の金型が突き
合わされて射出成形するようにしてもよい。そしてこの
場合、1、2、3番目の金型群での成形だけでなく、
1、4番目の金型を突き合わせたものも含むものであ
る。
【0014】さらに第二の金型を突き合わせることの意
義については、外周が相互にすべて突き合わされるもの
に限定されず、図15に示す第十の実施の形態のよう
に、一部が突き合うもの(端部同志の突き合わせも含
む)、図16の第十一の実施の形態のように、第一、第
三金型の少なくとも一方を位置づれさせた状態で突き合
わせる(端部同志の突き合わせも含む)ようにしたもの
としてもよく、このようなものも含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(F)は第一の実施の形態の射出成形
過程の状態を示す概略説明図である。
【図2】一次射出したときの金型状態を示す要部拡大断
面図である。
【図3】二次の型合せした状態を示す要部拡大断面図で
ある。
【図4】二次射出したときの金型状態を示す要部拡大断
面図である。
【図5】第二の実施の形態の一次の射出成形過程の状態
を示す概略説明図である。
【図6】第二の実施の形態の二次の射出成形過程の状態
を示す概略説明図である。
【図7】(A)、(B)は、それぞれ一次と二次の型合
わせをしたときの金型の突き合わせ状態を示す概略説明
図である。
【図8】第三実施の形態の射出成形過程の状態を示す概
略説明図である。
【図9】第四の実施の形態の射出成形過程の状態を示す
概略説明図である。
【図10】第五の実施の形態の射出成形過程の状態を示
す概略説明図である。
【図11】第六の実施の形態の射出成形過程の状態を示
す概略説明図である。
【図12】第七の実施の形態の射出成形過程の状態を示
す概略説明図である。
【図13】第八の実施の形態の射出成形過程の状態を示
す概略説明図である。
【図14】第九の実施の形態の射出成形過程の状態を示
す概略説明図である。
【図15】第十の実施の形態の射出成形過程の状態を示
す概略説明図である。
【図16】第十一の実施の形態の射出成形過程の状態を
示す概略説明図である。
【符号の説明】
1、11 第一金型 2、12 第二金型 3、13 第三金型 5、6製品半部
フロントページの続き (72)発明者 石澤 資右 群馬県太田市西新町135−10 株式会社大 嶋電機製作所内 (72)発明者 樋口 政行 群馬県太田市西新町135−10 株式会社大 嶋電機製作所内 Fターム(参考) 4F202 AH17 CA11 CB01 CB11 CC01 CK06 CK52 CK90 4F206 AH17 JA07 JB11 JC01 JQ81

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連状に隣接する三個の金型を備え、各
    隣接する金型同志を型合せする一次の型合せ工程、該各
    型合せされた金型に製品半部を射出成形する一次の射出
    工程、これら各金型を製品半部が両側の金型に残る状態
    で離間させ、中側金型を前記型合わせ領域から退去させ
    る金型退去工程、前記成形された製品半部同志を突き合
    わせるべく残りの両側金型同志を型合せする二次の型合
    わせ工程、前記突き合わされた製品半部同志を組付けす
    べく樹脂材を射出する二次の射出工程を備えて構成され
    ることを特徴とする射出成形方法。
  2. 【請求項2】 一連状に隣接する三個の金型を備え、該
    各隣接する金型を型合せする一次の型合せ手段と、該型
    合せされたものに樹脂材を射出して製品半部を成形する
    一次の射出手段と、これら各金型を製品半部が両側の金
    型に残る状態で離間させ、中側金型を型合わせ領域から
    退去させる金型退去手段と、前記成形された製品半部同
    志を突き合わせるべく残りの両側金型同志を型合せする
    二次の型合わせ手段と、前記突き合わされた製品半部同
    志を組付けすべく樹脂材を射出する二次の射出工程とを
    備えて構成されることを特徴とする射出成形装置。
  3. 【請求項3】 一連状に隣接する三個の金型であって、
    該各隣接する金型同志は、互いに型合せされた状態で樹
    脂材が一次射出されて製品半部がそれぞれ成形される一
    次成形用の金型とする一方、これら金型のうち中側金型
    は、前記一次射出成形された後は退去させられる退去金
    型とし、外側の両側金型は、中側金型が退去された状態
    で前記製品半部同志を突き合わせて組付けすべく二次射
    出される二次射出用金型であることを特徴とする射出成
    形用金型。
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