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JP2002176221A - 半導体レーザおよびその製造方法 - Google Patents

半導体レーザおよびその製造方法

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Publication number
JP2002176221A
JP2002176221A JP2000370137A JP2000370137A JP2002176221A JP 2002176221 A JP2002176221 A JP 2002176221A JP 2000370137 A JP2000370137 A JP 2000370137A JP 2000370137 A JP2000370137 A JP 2000370137A JP 2002176221 A JP2002176221 A JP 2002176221A
Authority
JP
Japan
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layer
crystal
semiconductor laser
gaas
manufacturing
Prior art date
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Application number
JP2000370137A
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English (en)
Inventor
Kazue Kawasaki
和重 川崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再成長表面荒れのない結晶成長が可能で、素
子特性を安定させ、歩留まり良く信頼性のある半導体レ
ーザを製造できる方法を得る。 【解決手段】 n−GaAs基板1上にn型のAlGa
As層2、0.98μm活性層3およびp−A10.3
Ga0.7Asクラッド層4からなる結晶層と、この結
晶層を覆うGaAs層8を形成する第1の結晶成長工程
と、再成長直前にGaAs層8を除去し、結晶層上にp
−A10.3Ga0.7Asクラッド層6、p−GaA
sコンタクト層7からなる再成長結晶層を形成する第2
の結晶成長工程とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば光通信シ
ステムや情報処理に用いられるAlGaAs系材料を使
用する半導体レーザおよびその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体レーザの製造工程では、
結晶成長工程が数回入る場合が少なくない。数回の結晶
成長を経ることによって、その回数だけ再成長界面が発
生する。再成長界面には不純物が導入されたり、転位が
発生したり、表面が荒れたり、さまざまな問題が生じ、
半導体レーザの特性や信頼性を低下させている。
【0003】特に、Al系材料の上への再成長界面を有
する半導体レーザでは、Alが酸化されやすい特徴を有
するため、結晶成長の方法が素子の特性に大きく影響す
る。再成長後の結晶の品質をもっとも反映するのが表面
荒れである。表面荒れを抑制することが素子の特性・信
頼性を向上させることに直結する。例えば光通信システ
ムの光増幅用の光源として用られる0.98μm帯の半
導体レーザでは、2回の結晶成長を行う。
【0004】図3は、一例として0.98μm帯の従来
の半導体レーザを示す製造工程図である。図において、
1はn−GaAs基板、2はn−A10.3Ga0.7
Asクラッド層、3は0.98μm活性層、4はp−A
10.3Ga0.7Asクラッド層、5はSiOxの絶
縁膜、6はp−A10.3Ga0.7Asクラッド層、
7はp−GaAsコンタクト層である。
【0005】次に、その製造方法について説明する。ま
ず、図3(a)に示すように、n−GaAs基板1上に
n−A10.3Ga0.7Asクラッド層2、0.98
μm活性層3、p−A10.3Ga0.7Asクラッド
層4をエピタキシャル成長し、1回目の結晶成長工程が
完了する。次に、図3(b)に示すように、ウエハ全面
を覆うように、約400Å厚のSiOxの絶縁膜5を形
成し、窓構造を形成するために600℃以上の高温処理
を実施する。次いで、SiOxの絶縁膜5をエッチング
により除去した後、図3(c)に示すように、p−A1
0.3Ga0.7Asクラッド層6、p−GaAsコン
タ外層7をエピタキシャル成長し、2回目の結晶成長工
程を完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の半導
体レーザの製造方法では、以下のような、問題点があっ
た。AlGaAs同士の再成長界面であること、更に1
回目の結晶成長の後、SiOxの絶縁膜を付けた状態で
高温の熱処理工程を経ることで、III族元素が絶縁膜中
に取り込まれるなど、1回目の結晶成長工程で形成され
たp−A10.3Ga0.7As光出クラッド層の再表
面は酸化、組成変化等の問題が発生する。この上に2回
目の結晶成長を実施すると表面荒れが起こり、素子の特
性はスロープ効率(電流の増加に伴う光出力の増加の割
合)の低下、最高発振温度の低下、或いは再成長時に取
り込まれてしまう不純物のSiがn型のドーパントとし
て働き素子抵抗の増加といった症状を示すという問題点
があった。
【0007】この発明は、上記の問題点を解決するため
になされたものであり、再成長表面荒れを抑制し、素子
特性を安定させ、歩留まり良く信頼性のある半導体レー
ザを製造できる半導体レーザの製造方法およびこの製造
方法された半導体レーザを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る半
導体レーザの製造方法は、半導体基板上に複数の層から
なる結晶層と、該結晶層を覆う表面保護層を形成する第
1の結晶成長工程と、再成長直前に上記表面保護層を除
去し、上記結晶層上に複数の層からなる再成長結晶層を
形成する第2の結晶成長工程とを備えたものである。
【0009】請求項2の発明に係る半導体レーザの製造
方法は、請求項1の発明において、上記結晶層は第1の
クラッド層、活性層および第2のクラッド層を含み、上
記再成長結晶層は第3のクラッド層およびコンタクト層
を含むものである。
【0010】請求項3の発明に係る半導体レーザの製造
方法は、請求項2の発明において、上記第1のクラッド
層はn型のAlGaAs層であり、上記第2および第3
のクラッド層はp型のAlGaAs層であり、上記表面
保護層はGaAs層であるものである。
【0011】請求項4の発明に係る半導体レーザの製造
方法は、請求項3の発明において、上記p型のAlGa
As層同士の再成長に対し、上記GaAs層と酒石酸:
過酸化水素系の選択エッチング液を適用したものであ
る。
【0012】請求項5の発明に係る半導体レーザの製造
方法は、請求項3の発明において、上記表面保護層とし
て上記GaAs層の代わりにAlGaAs層を用い、上
記表面保護層と上記第2のクラッド層のAl組成比を第
2のクラッド層のA1組成>表面保護層のAl組成と
し、選択エッチング液として酒石酸:過酸化水素系の選
択エッチング液を用いたものである。
【0013】請求項6の発明に係る半導体レーザの製造
方法は、請求項4または5の発明において、上記酒石
酸:過酸化水素系の選択エッチング液として酒石酸:過
酸化水素=1:10の選択エッチング液を用いたもので
ある。
【0014】請求項7の発明に係る半導体レーザの製造
方法は、請求項3の発明において、上記表面保護層とし
て上記GaAs層の代わりにAlInP層を用い、選択
エッチング液として塩酸を用いたものである。
【0015】請求項8の発明に係る半導体レーザの製造
方法は、請求項4〜7のいずれかの発明において、上記
p型のAlGaAs層の再成長を実施する場合は、下地
となる結晶層の最表面、または再成長結晶層の最下層、
あるいはその両方のp型のAlGaAs層のドーパント
濃度を1×1018cm3以上にしておくものである。
【0016】請求項9の発明に係る半導体レーザの製造
方法は、請求項8の発明において、上記結晶層の最表面
および上記再成長結晶層の最下層の厚さは10nm程度
であるものである。
【0017】請求項10の発明に係る半導体レーザは、
請求項1〜9のいずれかに記載の半導体レーザの製造方
法を用いて製造されたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態
を、図に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1を示す
製造工程図であって、ここでは一例として0.98μm
帯の半導体レーザを製造する場合である。なお、図1に
おいて、図3と対応する部分には同一符号を付して説明
する。図において、1は半導体基板としてのn−GaA
s基板、2は第1のクラッド層としてのn−A10.3
Ga0.7Asクラッド層、3は0.98μm活性層、
4は第2のクラッド層としてのp−A10.3Ga0.
7Asクラッド層、5はSiOxの絶縁膜、6は第3の
クラッド層としてのp−A10.3Ga0.7Asクラ
ッド層、7はp−GaAsコンタクト層、8は表面保護
層としてのGaAs層である。
【0019】次に、その製造方法について説明する。先
ず、図1(a)に示すように、n−GaAs基板1上に
n−A10.3Ga0.7Asクラッド層2、0.98
μm活性層3、p−A10.3Ga0.7Asクラッド
層4をエピタキシャル成長し、つまり、結晶層を形成
し、最後にGaAs層8を成長し、第1の結晶成長工程
としての1回目の結晶成長工程を完了する。次に、図1
(b)に示すように、ウエハ全面を覆うように、約40
0Å厚のSiOxの絶縁膜5を形成し、窓構造を形成す
るために600℃以上の高温処理を実施する。
【0020】次に、SiOxの絶縁膜5をエッチングに
より除去した後、更に選択性エッチング可能なエッチン
グ液、例えば選択エッチング液として酒石酸:過酸化水
素系の選択エッチング液(例えば、酒石酸:過酸化水素
=1:10)でGaAs層8だけを除去する。次に、図
1(c)に示すように、p−A10.3Ga0.7As
クラッド層6、p−GaAsコンタクト層7をエピタキ
シャル成長し、つまり、再成長結晶層を形成し、第2の
結晶成長工程としての2回目の結晶成長工程を完了す
る。このように、1回目の結晶成長の後の熱処理等で変
質している最表面の表面保護層であるGaAs層を、2
回目の結晶成長前に除去することで表面荒れのない結晶
成長が可能となる。
【0021】図2は、本実施の形態による表面保護層を
導入した方式で結晶成長した後の表面検査の結果を、従
来方法で結晶成長した後の表面検査の結果と対比して示
す図である。図2(a)は従来方法で結晶成長した後の
表面検査の結果、図2(b)は表面保護層を導入した本
実施の形態による結晶成長した後の表面検査の結果であ
る。
【0022】図2(a)では円形のウエハ内部の黒点が
表面荒れを示していることが分かる。なお、図2(a)
で黒点が四角に配列されている部分は、ウエハ内部に形
成されたパターンであり、表面荒れとは関係ない。一
方、図2(b)では表面荒れが改善されていることが分
かる。また、再成長する場合には必ずn型の不純物であ
るSiが再成長界面に入るので、p型の再成長を実施す
る場合は下地となる結晶層の最表面(10nm程度)、
或いは再成長結晶層の最下層(10nm程度)、あるい
は両方のp型のドーパント濃度を1×1018cm3以上
にしておくと、素子抵抗の上昇を抑制することができ
る。図1の場合では、p−A10.3Ga0.7Asク
ラッド層4の最表面10nmのp型のドーパント濃度を
2×1018cm3としている。
【0023】このように、本実施の形態では、1回目の
結晶成長の後の熱処理等で変質している最表面の表面保
護層を2回目の結晶成長前に除去することで、表面荒れ
のない結晶成長が可能となり、素子特性を安定させ、歩
留まり良く信頼性のある半導体レーザを製造することが
できる。
【0024】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
表面保護層として用いられたGaAs層の代わりに、A
lGaAs層を用いてもよい。このとき、p−A10.
3Ga0.7Asクラッド層4のA1組成>GaAs層
8のAl組成とする。斯くして、本実施の形態でも、上
記実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0025】実施の形態3.また、上記実施の形態1で
表面保護層として用いられたGaAs層の代わりにIn
GaP層を用いてもよい。この場合の選択エッチング液
は塩酸を使用する。斯くして、本実施の形態でも、上記
実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0026】実施の形態4.また、上記実施の形態1で
表面保護層として用いられたGaAs層の代わりにAl
InP層を用いてもよい。この場合の選択エッチング液
は塩酸を使用する。斯くして、本実施の形態でも、上記
実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、半導体基板上に複数の層からなる結晶層と、該結晶
層を覆う表面保護層を形成する第1の結晶成長工程と、
再成長直前に上記表面保護層を除去し、上記結晶層上に
複数の層からなる再成長結晶層を形成する第2の結晶成
長工程とを備えたので、再成長表面荒れのない結晶成長
が可能となり、素子特性を安定させ、歩留まり良く信頼
性のある半導体レーザを製造できるという効果がある。
【0028】また、請求項2の発明によれば、上記結晶
層は第1のクラッド層、活性層および第2のクラッド層
を含み、上記再成長結晶層は第3のクラッド層およびコ
ンタクト層を含むので、素子特性の安定化、歩留まりの
向上に寄与できるという効果がある。
【0029】また、請求項3の発明によれば、上記第1
のクラッド層はn型のAlGaAs層であり、上記第2
および第3のクラッド層はp型のAlGaAs層であ
り、上記表面保護層はGaAs層であるので、再成長表
面の荒れを確実に抑制し、素子特性を安定させ、歩留ま
りを良くすることができるという効果がある。
【0030】また、請求項4の発明によれば、上記p型
のAlGaAs層同士の再成長に対し、上記GaAs層
と酒石酸:過酸化水素系の選択エッチング液を適用した
ので、再成長表面の荒れを抑制し、素子特性の安定化、
歩留まりの向上に寄与できるという効果がある。
【0031】また、請求項5の発明によれば、上記表面
保護層として上記GaAs層の代わりにAlGaAs層
を用い、上記表面保護層と上記第2のクラッド層のAl
組成比を第2のクラッド層のA1組成>表面保護層のA
l組成とし、選択エッチング液として酒石酸:過酸化水
素系の選択エッチング液を用いたので、再成長表面の荒
れを抑制し、素子特性の安定化、歩留まりの向上に寄与
できるという効果がある。
【0032】また、請求項6の発明によれば、上記酒石
酸:過酸化水素系の選択エッチング液として酒石酸:過
酸化水素=1:10の選択エッチング液を用いたので、
再成長表面の荒れを抑制し、素子特性の安定化、歩留ま
りの向上に寄与できるという効果がある。
【0033】また、請求項7の発明によれば、上記表面
保護層として上記GaAs層の代わりにAlInP層を
用い、選択エッチング液として塩酸を用いたので、再成
長表面の荒れを抑制し、素子特性の安定化、歩留まりの
向上に寄与できるという効果がある。
【0034】また、請求項8の発明によれば、上記p型
のAlGaAs層の再成長を実施する場合は、下地とな
る結晶層の最表面、または再成長結晶層の最下層、ある
いはその両方のp型のAlGaAs層のドーパント濃度
を1×1018cm3以上にしておくので、素子抵抗の上
昇を抑制することができるという効果がある。
【0035】また、請求項9の発明によれば、上記結晶
層の最表面および上記再成長結晶層の最下層の厚さは1
0nm程度であるので、確実に素子抵抗の上昇を抑制す
ることができるという効果がある。
【0036】さらに、請求項10の発明によれば、請求
項1〜9のいずれかに記載の半導体レーザの製造方法を
用いて製造されたので、素子特性の安定した信頼性のあ
る半導体レーザが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における製造工程を
示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における表面保護層
を導入した方式で結晶成長した後の表面検査の結果を、
従来方法で結晶成長した後の表面検査の結果と対比して
示す図である。
【図3】 従来の半導体レーザの製造方法における製造
工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 n−GaAs基板、 2 n−A10.3Ga0.
7Asクラッド層、3 0.98μm活性層、 4 p
−A10.3Ga0.7Asクラッド層、5 SiOx
の絶縁膜、 6 p−A10.3Ga0.7Asクラッ
ド層、 7p−GaAsコンタクト層、 8 GaAs
層。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に複数の層からなる結晶層
    と、該結晶層を覆う表面保護層を形成する第1の結晶成
    長工程と、 再成長直前に上記表面保護層を除去し、上記結晶層上に
    複数の層からなる再成長結晶層を形成する第2の結晶成
    長工程とを備えたことを特徴とする半導体レーザの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 上記結晶層は第1のクラッド層、活性層
    および第2のクラッド層を含み、上記再成長結晶層は第
    3のクラッド層およびコンタクト層を含むことを特徴と
    する請求項1記載の半導体レーザの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記第1のクラッド層はn型のAlGa
    As層であり、上記第2および第3のクラッド層はp型
    のAlGaAs層であり、上記表面保護層はGaAs層
    であることを特徴とする請求項2記載の半導体レーザの
    製造方法。
  4. 【請求項4】 上記p型のAlGaAs層同士の再成長
    に対し、上記GaAs層と酒石酸:過酸化水素系の選択
    エッチング液を適用したことを特徴とする請求項3記載
    の半導体レーザの製造方法。
  5. 【請求項5】 上記表面保護層として上記GaAs層の
    代わりにAlGaAs層を用い、上記表面保護層と上記
    第2のクラッド層のAl組成比を第2のクラッド層のA
    1組成>表面保護層のAl組成とし、選択エッチング液
    として酒石酸:過酸化水素系の選択エッチング液を用い
    たことを特徴とする請求項3記載の半導体レーザの製造
    方法。
  6. 【請求項6】 上記酒石酸:過酸化水素系の選択エッチ
    ング液として酒石酸:過酸化水素=1:10の選択エッ
    チング液を用いたことを特徴とする請求項4または5記
    載の半導体レーザの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記表面保護層として上記GaAs層の
    代わりにAlInP層を用い、選択エッチング液として
    塩酸を用いたことを特徴とする請求項3記載の半導体レ
    ーザの製造方法。
  8. 【請求項8】 上記p型のAlGaAs層の再成長を実
    施する場合は、下地となる結晶層の最表面、または再成
    長結晶層の最下層、あるいはその両方のp型のAlGa
    As層のドーパント濃度を1×1018cm3以上にして
    おくことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の
    半導体レーザの製造方法。
  9. 【請求項9】 上記結晶層の最表面および上記再成長結
    晶層の最下層の厚さは10nm程度であることを特徴と
    する請求項8記載の半導体レーザの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の半導
    体レーザの製造方法を用いて製造されたことを特徴とす
    る半導体レーザ。
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