JP2002167013A - 棚設備 - Google Patents
棚設備Info
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- JP2002167013A JP2002167013A JP2000369337A JP2000369337A JP2002167013A JP 2002167013 A JP2002167013 A JP 2002167013A JP 2000369337 A JP2000369337 A JP 2000369337A JP 2000369337 A JP2000369337 A JP 2000369337A JP 2002167013 A JP2002167013 A JP 2002167013A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、複数台の荷受台があるとき、荷受
台の番号を覚えてなくても簡単に目的の荷受台を選択で
きる棚設備を提供することを目的とする。 【解決手段】 荷受台を選択する荷受台選択ボタン32
a,32bと、スタッカークレーンを駆動させて荷の出し
入れを制御する制御装置16を備え、荷受台選択ボタン32
a,32bは、操作毎に所定のパルス信号を出力するよう
に構成され、制御装置16は、荷受台選択ボタン32a,32
bから出力されるパルスの数をカウントすることによ
り、荷の出し入れを行う荷受台を特定する。この構成に
よれば、作業者は荷受台の並びを見てn(正の整数)番
目のとき、n回、荷受台選択ボタン32a,32bを操作す
るだけで、入出庫を行う荷受台を設定でき、荷受台の番
号を覚えなくても簡単に荷の出し入れを行う荷受台を設
定できる。
台の番号を覚えてなくても簡単に目的の荷受台を選択で
きる棚設備を提供することを目的とする。 【解決手段】 荷受台を選択する荷受台選択ボタン32
a,32bと、スタッカークレーンを駆動させて荷の出し
入れを制御する制御装置16を備え、荷受台選択ボタン32
a,32bは、操作毎に所定のパルス信号を出力するよう
に構成され、制御装置16は、荷受台選択ボタン32a,32
bから出力されるパルスの数をカウントすることによ
り、荷の出し入れを行う荷受台を特定する。この構成に
よれば、作業者は荷受台の並びを見てn(正の整数)番
目のとき、n回、荷受台選択ボタン32a,32bを操作す
るだけで、入出庫を行う荷受台を設定でき、荷受台の番
号を覚えなくても簡単に荷の出し入れを行う荷受台を設
定できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷収納部に対して
荷を自動的に入出庫する棚設備に関するものである。
荷を自動的に入出庫する棚設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の棚設備には、図9に示す
ように、荷を収納する複数の荷収納部71を有する棚7
2と、フォークリフト73との荷の受け渡しを行う複数
(図9では7台)の荷受台74と、棚72に沿って自走
して荷収納部71と荷受台74との間で荷を搬送するス
タッカークレーン75と、このスタッカークレーン75
を制御する制御装置76が備えられている。荷受台74
には、図示するように、固有の番号〜が予め設定さ
れる。
ように、荷を収納する複数の荷収納部71を有する棚7
2と、フォークリフト73との荷の受け渡しを行う複数
(図9では7台)の荷受台74と、棚72に沿って自走
して荷収納部71と荷受台74との間で荷を搬送するス
タッカークレーン75と、このスタッカークレーン75
を制御する制御装置76が備えられている。荷受台74
には、図示するように、固有の番号〜が予め設定さ
れる。
【0003】制御装置76の表面には操作パネル77が
設けられ、この操作パネル77には、たとえば入庫作業
や出庫作業といった作業モード等を表示する液晶表示装
置と、入庫作業や出庫作業といった作業モードを設定す
る作業モード設定スイッチと、データ設定用のテンキー
スイッチと、上記作業モード設定スイッチとテンキース
イッチとを使用する手動モードに切換える切換スイッチ
等が設けられる。
設けられ、この操作パネル77には、たとえば入庫作業
や出庫作業といった作業モード等を表示する液晶表示装
置と、入庫作業や出庫作業といった作業モードを設定す
る作業モード設定スイッチと、データ設定用のテンキー
スイッチと、上記作業モード設定スイッチとテンキース
イッチとを使用する手動モードに切換える切換スイッチ
等が設けられる。
【0004】また操作パネル77とは別に、遠隔操作用
のリモートスイッチ(遠隔操作器)78が設けられてお
り、このリモートスイッチ78には、操作パネル77と
同様な作業モード設定スイッチやテンキースイッチ等が
設けられる。また、制御装置76の側部には、リモート
スイッチ78から送信された信号を受信する受信装置が
設けられる。
のリモートスイッチ(遠隔操作器)78が設けられてお
り、このリモートスイッチ78には、操作パネル77と
同様な作業モード設定スイッチやテンキースイッチ等が
設けられる。また、制御装置76の側部には、リモート
スイッチ78から送信された信号を受信する受信装置が
設けられる。
【0005】これによると、作業者がフォークリフト7
3に乗車したまま操作パネル77から離れた箇所で入出
庫作業を設定する場合、フォークリフト73上の作業者
は携帯したリモートスイッチ78の作業モード設定スイ
ッチやテンキースイッチを操作する。これにより、入庫
作業や出庫作業といった作業モードが設定され、入庫ま
たは出庫する荷が特定され、さらに荷が入出庫される荷
受台74が設定される。荷受台74はテンキースイッチ
で上記固有の番号を入力することで設定される。
3に乗車したまま操作パネル77から離れた箇所で入出
庫作業を設定する場合、フォークリフト73上の作業者
は携帯したリモートスイッチ78の作業モード設定スイ
ッチやテンキースイッチを操作する。これにより、入庫
作業や出庫作業といった作業モードが設定され、入庫ま
たは出庫する荷が特定され、さらに荷が入出庫される荷
受台74が設定される。荷受台74はテンキースイッチ
で上記固有の番号を入力することで設定される。
【0006】また、上記のようなリモートスイッチを使
用しない場合には、作業者が操作パネル77の手前まで
近寄り、切換スイッチを手動モードに切換え、操作パネ
ルの作業モード設定スイッチやテンキースイッチを操作
すればよい。
用しない場合には、作業者が操作パネル77の手前まで
近寄り、切換スイッチを手動モードに切換え、操作パネ
ルの作業モード設定スイッチやテンキースイッチを操作
すればよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、作業者が操作パネル77で荷受台74の設
定を行う場合、棚設備全体の荷受台74の台数を意識し
つつ、荷受台に設定された固有の番号を入力する必要が
あるが、左右の棚72のどちらにも複数の荷受台74が
存在するとき荷受台74の固有の番号の振り方(設定方
法)が図9に示すように、配置の順と異なることが多
く、さらに作業者は各荷受台74に予め設定された固有
の番号〜を毎回覚えてないために、作業者は、その
固有の番号を思い浮かべて数えながら目的の荷受台74
の番号を入力しなければならず、入力ミスが発生してい
る。
来形式では、作業者が操作パネル77で荷受台74の設
定を行う場合、棚設備全体の荷受台74の台数を意識し
つつ、荷受台に設定された固有の番号を入力する必要が
あるが、左右の棚72のどちらにも複数の荷受台74が
存在するとき荷受台74の固有の番号の振り方(設定方
法)が図9に示すように、配置の順と異なることが多
く、さらに作業者は各荷受台74に予め設定された固有
の番号〜を毎回覚えてないために、作業者は、その
固有の番号を思い浮かべて数えながら目的の荷受台74
の番号を入力しなければならず、入力ミスが発生してい
る。
【0008】また作業モード設定スイッチやテンキース
イッチ等は操作パネル77とリモートスイッチ78との
両者にそれぞれ設けられており、リモートスイッチ78
を使用している場合、操作パネル77の作業モード設定
スイッチやテンキースイッチが不用となり、操作パネル
77を使用している場合、リモートスイッチ78の作業
モード設定スイッチやテンキースイッチが不用となるた
め、これらスイッチ類が無駄となり、その反面、コスト
がアップするといった問題がある。また、リモートスイ
ッチ78を使用しない際、リモートスイッチ78の保管
箇所は特に設けられておらず、リモートスイッチ78を
紛失し易いといった問題もある。
イッチ等は操作パネル77とリモートスイッチ78との
両者にそれぞれ設けられており、リモートスイッチ78
を使用している場合、操作パネル77の作業モード設定
スイッチやテンキースイッチが不用となり、操作パネル
77を使用している場合、リモートスイッチ78の作業
モード設定スイッチやテンキースイッチが不用となるた
め、これらスイッチ類が無駄となり、その反面、コスト
がアップするといった問題がある。また、リモートスイ
ッチ78を使用しない際、リモートスイッチ78の保管
箇所は特に設けられておらず、リモートスイッチ78を
紛失し易いといった問題もある。
【0009】本発明は、複数台の荷受台があるとき、荷
受台の固有の番号を覚えてなくても簡単に目的の荷受台
を選択でき、さらにモード選択手段や入力手段の数を減
らすことを可能とした棚設備を提供することを目的とす
る。
受台の固有の番号を覚えてなくても簡単に目的の荷受台
を選択でき、さらにモード選択手段や入力手段の数を減
らすことを可能とした棚設備を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、荷を収納する複数の荷収
納部と、この荷収納部と複数の荷受手段との間で前記荷
の搬送を行なう荷搬送手段とを有し、前記荷受手段にお
いて荷の出し入れを行う棚設備であって、上記荷受手段
を選択する荷受選択手段と、前記荷搬送手段を駆動させ
て荷の出し入れを制御する制御手段を備え、前記荷受選
択手段は、操作毎に所定の信号を出力するように構成さ
れ、前記制御手段は、前記荷受選択手段から出力される
信号を数える(カウントする)ことにより、荷の出し入
れを行う荷受手段を特定することを特徴とするものであ
る。
に、請求項1に記載の発明は、荷を収納する複数の荷収
納部と、この荷収納部と複数の荷受手段との間で前記荷
の搬送を行なう荷搬送手段とを有し、前記荷受手段にお
いて荷の出し入れを行う棚設備であって、上記荷受手段
を選択する荷受選択手段と、前記荷搬送手段を駆動させ
て荷の出し入れを制御する制御手段を備え、前記荷受選
択手段は、操作毎に所定の信号を出力するように構成さ
れ、前記制御手段は、前記荷受選択手段から出力される
信号を数える(カウントする)ことにより、荷の出し入
れを行う荷受手段を特定することを特徴とするものであ
る。
【0011】この構成によれば、荷の出し入れを行う荷
受手段を設定する場合、作業者は荷の出し入れを行う荷
受手段の並びを見てn(正の整数)番目のとき、n回、
荷受選択手段を操作する。すると、荷受選択手段の操作
の毎に所定の信号が制御手段へ入力され制御手段におい
て数えられる(カウントされる)。この数えた値(カウ
ント値)により入出庫を行う荷受手段が設定される。こ
れにより、作業者は荷受手段の配置の順番を数えるだけ
で簡単に荷の出し入れを行う荷受手段を設定できる。
受手段を設定する場合、作業者は荷の出し入れを行う荷
受手段の並びを見てn(正の整数)番目のとき、n回、
荷受選択手段を操作する。すると、荷受選択手段の操作
の毎に所定の信号が制御手段へ入力され制御手段におい
て数えられる(カウントされる)。この数えた値(カウ
ント値)により入出庫を行う荷受手段が設定される。こ
れにより、作業者は荷受手段の配置の順番を数えるだけ
で簡単に荷の出し入れを行う荷受手段を設定できる。
【0012】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、各荷受手段にはそれぞれ、基
準となる荷受手段から配置された順に固有の符号が付さ
れ、制御手段は、前記荷受選択手段から出力される信号
を数え、この数えた値に予め設定された前記固有の符号
の荷受手段を、荷の出し入れを行う荷受手段として特定
することを特徴とするものである。
1に記載の発明であって、各荷受手段にはそれぞれ、基
準となる荷受手段から配置された順に固有の符号が付さ
れ、制御手段は、前記荷受選択手段から出力される信号
を数え、この数えた値に予め設定された前記固有の符号
の荷受手段を、荷の出し入れを行う荷受手段として特定
することを特徴とするものである。
【0013】この構成によれば、荷の出し入れを行う荷
受手段を設定する場合、作業者は荷の出し入れを行う荷
受手段の並びを見て、基準となる荷受手段からn(正の
整数)番目のとき、n回、荷受選択手段を操作する。す
ると、荷受選択手段の操作の毎に所定の信号が制御手段
へ入力され制御手段において数えられる(カウントされ
る)。この数えた値(カウント値)に予め設定された固
有の符号の荷受手段が入出庫を行う荷受手段として特定
される。これにより、作業者は荷受手段に予め設定され
た固有の符号を覚えていなくても配置の順番を数えるだ
けで簡単に荷の出し入れを行う荷受手段を設定できる。
受手段を設定する場合、作業者は荷の出し入れを行う荷
受手段の並びを見て、基準となる荷受手段からn(正の
整数)番目のとき、n回、荷受選択手段を操作する。す
ると、荷受選択手段の操作の毎に所定の信号が制御手段
へ入力され制御手段において数えられる(カウントされ
る)。この数えた値(カウント値)に予め設定された固
有の符号の荷受手段が入出庫を行う荷受手段として特定
される。これにより、作業者は荷受手段に予め設定され
た固有の符号を覚えていなくても配置の順番を数えるだ
けで簡単に荷の出し入れを行う荷受手段を設定できる。
【0014】また請求項3に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、複数の荷受手段は複数の群に
区別され、各荷受手段にはそれぞれ、群毎に基準となる
荷受手段から配置された順に固有の符号が付され、荷受
選択手段は、各群に対応した、操作毎に所定の信号を出
力する操作手段から構成され、制御手段は、各操作手段
の操作により出力される信号を数え、この数えた値に予
め設定された符号の荷受手段を、各群における荷の出し
入れを行う荷受手段と特定することを特徴とするもので
ある。
1に記載の発明であって、複数の荷受手段は複数の群に
区別され、各荷受手段にはそれぞれ、群毎に基準となる
荷受手段から配置された順に固有の符号が付され、荷受
選択手段は、各群に対応した、操作毎に所定の信号を出
力する操作手段から構成され、制御手段は、各操作手段
の操作により出力される信号を数え、この数えた値に予
め設定された符号の荷受手段を、各群における荷の出し
入れを行う荷受手段と特定することを特徴とするもので
ある。
【0015】上記群は、たとえば荷搬送手段の搬送経路
のどちらのサイドであるなどの配置により設定される。
この構成によれば、荷の出し入れを行う荷受手段を設定
する場合、作業者は荷の出し入れを行う荷受手段の並び
によりその群を判断し、その群において基準となる荷受
手段からn(正の整数)番目のとき、判断した群の操作
手段をn回操作する。すると、荷受選択手段の操作手段
の操作の毎にこの操作手段の所定の信号が制御手段へ入
力され、制御手段において数えられる(カウントされ
る)。この数えた値(カウント値)により荷の出し入れ
を行う群の荷受手段が設定される。これにより、作業者
は荷受手段に予め設定された固有の符号を覚えていなく
ても群を判断してその配置の順番を数えるだけでより簡
単に荷の出し入れを行う荷受手段を設定できる。
のどちらのサイドであるなどの配置により設定される。
この構成によれば、荷の出し入れを行う荷受手段を設定
する場合、作業者は荷の出し入れを行う荷受手段の並び
によりその群を判断し、その群において基準となる荷受
手段からn(正の整数)番目のとき、判断した群の操作
手段をn回操作する。すると、荷受選択手段の操作手段
の操作の毎にこの操作手段の所定の信号が制御手段へ入
力され、制御手段において数えられる(カウントされ
る)。この数えた値(カウント値)により荷の出し入れ
を行う群の荷受手段が設定される。これにより、作業者
は荷受手段に予め設定された固有の符号を覚えていなく
ても群を判断してその配置の順番を数えるだけでより簡
単に荷の出し入れを行う荷受手段を設定できる。
【0016】また請求項4に記載の発明は、上記請求項
3に記載の発明であって、荷受手段の群は、荷搬送手段
の搬送経路を挟んで左右の2つの群に区別され、荷受選
択手段は、左右の群毎に操作される操作手段から構成さ
れることを特徴とするものである。
3に記載の発明であって、荷受手段の群は、荷搬送手段
の搬送経路を挟んで左右の2つの群に区別され、荷受選
択手段は、左右の群毎に操作される操作手段から構成さ
れることを特徴とするものである。
【0017】この構成によれば、群は荷搬送手段の搬送
経路を挟んで設定され、作業者は群の判断を容易にでき
る。また請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4
のいずれかに記載の発明であって、荷受選択手段は遠隔
操作器に設けられ、この遠隔操作器に、前記荷受選択手
段より出力された所定の信号を送信する送信手段が設け
られ、制御手段に、前記遠隔操作器の送信手段より送信
された所定の信号を受信する受信手段が設けられ、前記
制御手段は、受信した所定の信号を数えることにより、
荷の出し入れを行う荷受手段を特定することを特徴とす
るものである。
経路を挟んで設定され、作業者は群の判断を容易にでき
る。また請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4
のいずれかに記載の発明であって、荷受選択手段は遠隔
操作器に設けられ、この遠隔操作器に、前記荷受選択手
段より出力された所定の信号を送信する送信手段が設け
られ、制御手段に、前記遠隔操作器の送信手段より送信
された所定の信号を受信する受信手段が設けられ、前記
制御手段は、受信した所定の信号を数えることにより、
荷の出し入れを行う荷受手段を特定することを特徴とす
るものである。
【0018】この構成によれば、荷の出し入れを行う荷
受手段を設定する場合、作業者は荷の出し入れを行う荷
受手段の並びを見てn(正の整数)番目のとき、n回、
遠隔操作器の荷受選択手段を操作する。すると、荷受選
択手段の操作の毎に所定の信号が送信手段より送信さ
れ、この所定の信号は受信手段を介して制御手段へ入力
され制御手段において数えられる(カウントされる)。
この数えた値(カウント値)により入出庫を行う荷受手
段が設定される。
受手段を設定する場合、作業者は荷の出し入れを行う荷
受手段の並びを見てn(正の整数)番目のとき、n回、
遠隔操作器の荷受選択手段を操作する。すると、荷受選
択手段の操作の毎に所定の信号が送信手段より送信さ
れ、この所定の信号は受信手段を介して制御手段へ入力
され制御手段において数えられる(カウントされる)。
この数えた値(カウント値)により入出庫を行う荷受手
段が設定される。
【0019】また請求項6に記載の発明は、上記請求項
1〜請求項5のいずれかに記載の発明であって、制御手
段により特定された荷受手段の情報を表示する表示手段
を設けたことを特徴とするものである。
1〜請求項5のいずれかに記載の発明であって、制御手
段により特定された荷受手段の情報を表示する表示手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0020】この構成によれば、制御手段により特定さ
れた荷受手段の情報、すなわち荷の出し入れを行う荷受
手段が表示される。これにより、作業者は上記表示手段
に表示された表示内容を目視することにより、目的の荷
受台が設定されたかどうかを把握することができる。
れた荷受手段の情報、すなわち荷の出し入れを行う荷受
手段が表示される。これにより、作業者は上記表示手段
に表示された表示内容を目視することにより、目的の荷
受台が設定されたかどうかを把握することができる。
【0021】また請求項7に記載の発明は、上記請求項
6に記載の発明であって、制御手段は、荷搬送手段の作
業状況により、表示手段に荷受手段の作業状態を表示す
ることを特徴とするものである。
6に記載の発明であって、制御手段は、荷搬送手段の作
業状況により、表示手段に荷受手段の作業状態を表示す
ることを特徴とするものである。
【0022】この構成によれば、制御手段により荷搬送
手段の作業状況に応じて、荷受手段の作業状態が表示手
段に表示される。これにより、作業者は上記表示手段に
表示された表示内容を目視することによって、荷受手段
の作業状態を容易に把握することができる。
手段の作業状況に応じて、荷受手段の作業状態が表示手
段に表示される。これにより、作業者は上記表示手段に
表示された表示内容を目視することによって、荷受手段
の作業状態を容易に把握することができる。
【0023】また請求項8に記載の発明は、上記請求項
5〜請求項7のいずれかに記載の発明であって、遠隔操
作器に、荷の入庫または出庫の作業モードを選択可能な
モード選択手段と、荷収納部または荷を特定する特定情
報を入力する入力手段を付加し、この遠隔操作器の送信
手段は、荷受選択手段により入力された所定の信号に加
えて、前記モード選択手段により選択された作業モード
および前記入力手段により入力された特定情報を送信
し、制御手段は、受信手段で受信された作業モードと特
定情報、および特定した荷受手段の情報を順次記憶し、
所定の順に連続して荷搬送手段を制御することを特徴と
するものである。
5〜請求項7のいずれかに記載の発明であって、遠隔操
作器に、荷の入庫または出庫の作業モードを選択可能な
モード選択手段と、荷収納部または荷を特定する特定情
報を入力する入力手段を付加し、この遠隔操作器の送信
手段は、荷受選択手段により入力された所定の信号に加
えて、前記モード選択手段により選択された作業モード
および前記入力手段により入力された特定情報を送信
し、制御手段は、受信手段で受信された作業モードと特
定情報、および特定した荷受手段の情報を順次記憶し、
所定の順に連続して荷搬送手段を制御することを特徴と
するものである。
【0024】この構成によれば、モード選択手段により
選択された作業モードと入力手段により入力された荷収
納部または荷を特定する特定情報は、送信手段から送信
され、受信手段を介して制御手段へ入力され、制御手段
に入庫作業や出庫作業といった作業モードが設定され、
入庫または出庫する荷が特定される。また遠隔操作器を
用いて複数回分の作業内容を一度にまとめて打ち込むこ
とができ、その後、所定の順に、入庫作業や出庫作業が
複数回連続して行われるため、作業効率がよい。
選択された作業モードと入力手段により入力された荷収
納部または荷を特定する特定情報は、送信手段から送信
され、受信手段を介して制御手段へ入力され、制御手段
に入庫作業や出庫作業といった作業モードが設定され、
入庫または出庫する荷が特定される。また遠隔操作器を
用いて複数回分の作業内容を一度にまとめて打ち込むこ
とができ、その後、所定の順に、入庫作業や出庫作業が
複数回連続して行われるため、作業効率がよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
棚設備の要部斜視図、図2は同棚設備の配置図である。
に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
棚設備の要部斜視図、図2は同棚設備の配置図である。
【0026】図1および図2において、1は棚設備であ
り、一対の棚2とスタッカクレーン(荷搬送手段の一
例)8とを有しており、上記各棚2は荷3を収納する複
数の荷収納部4を備えている。また、一対の棚2間には
前後方向の通路5が形成されており、通路5には、棚2
の長手方向に沿ってスタッカークレーン8の走行レール
(搬送経路の一例)9が設置され、通路5の一端側に設
置した荷搬出入部(搬入出口)6に荷受手段として、
(リフタ付)チェーンコンベヤからなる1対の荷受台7
a,7bが通路5を挟んで設置され、さらに棚2の下段
の荷収納部4を取り外して荷受手段として、搬入出口6
から見て左の棚2にチェーンコンベヤからなる2台の荷
受台7c,7dが設置され、右の棚2にチェーンコンベ
ヤからなる3台の荷受台7e,7f,7gが設置されて
いる。
り、一対の棚2とスタッカクレーン(荷搬送手段の一
例)8とを有しており、上記各棚2は荷3を収納する複
数の荷収納部4を備えている。また、一対の棚2間には
前後方向の通路5が形成されており、通路5には、棚2
の長手方向に沿ってスタッカークレーン8の走行レール
(搬送経路の一例)9が設置され、通路5の一端側に設
置した荷搬出入部(搬入出口)6に荷受手段として、
(リフタ付)チェーンコンベヤからなる1対の荷受台7
a,7bが通路5を挟んで設置され、さらに棚2の下段
の荷収納部4を取り外して荷受手段として、搬入出口6
から見て左の棚2にチェーンコンベヤからなる2台の荷
受台7c,7dが設置され、右の棚2にチェーンコンベ
ヤからなる3台の荷受台7e,7f,7gが設置されて
いる。
【0027】これら荷受台7(7a,7b,7c,7
d,7e,7f,7g)は、走行レール9(通路5)を
挟んで搬入出口6から見て左側の荷受台7a,7c,7
dの群(グループ)と右側の荷受台7b,7e,7f,
7gの群(グループ)に区別され、搬入出口6から見て
左側の各荷受台7a,7c,7dには、図7に示すよう
に、搬入出口6側から固有の番号(符号の一例)として
が設定され、また通路5を挟んで搬入出口6から
見て右側の各荷受台7b,7e,7f,7gには、図7
に示すように、搬入出口6側から固有の番号として
が設定されている。また左側の荷受台の群において
の荷受台の配置を数える基準となる荷受台を荷受台7a
(固有番号)、右側の荷受台の群において基準となる
荷受台を荷受台7b(固有番号)としている。
d,7e,7f,7g)は、走行レール9(通路5)を
挟んで搬入出口6から見て左側の荷受台7a,7c,7
dの群(グループ)と右側の荷受台7b,7e,7f,
7gの群(グループ)に区別され、搬入出口6から見て
左側の各荷受台7a,7c,7dには、図7に示すよう
に、搬入出口6側から固有の番号(符号の一例)として
が設定され、また通路5を挟んで搬入出口6から
見て右側の各荷受台7b,7e,7f,7gには、図7
に示すように、搬入出口6側から固有の番号として
が設定されている。また左側の荷受台の群において
の荷受台の配置を数える基準となる荷受台を荷受台7a
(固有番号)、右側の荷受台の群において基準となる
荷受台を荷受台7b(固有番号)としている。
【0028】上記スタッカクレーン8は、上記通路5内
を移動して上記荷収納部4と荷受台7との間で荷3の搬
送を行う。すなわち、上記スタッカクレーン8は、通路
5に敷設されたレール9に支持案内されて前後方向へ走
行自在な走行体10と、走行体10に立設されたポスト
11に支持案内されて上下方向へ昇降自在な荷台12
と、荷台12に設けられかつ荷3を荷収納部4または荷
受台7と荷台12との間で出し入れする出退自在なフォ
ーク13とで構成されている。
を移動して上記荷収納部4と荷受台7との間で荷3の搬
送を行う。すなわち、上記スタッカクレーン8は、通路
5に敷設されたレール9に支持案内されて前後方向へ走
行自在な走行体10と、走行体10に立設されたポスト
11に支持案内されて上下方向へ昇降自在な荷台12
と、荷台12に設けられかつ荷3を荷収納部4または荷
受台7と荷台12との間で出し入れする出退自在なフォ
ーク13とで構成されている。
【0029】図2において、14は荷3を搬送するとと
もに荷受台7と間で荷3の移載を行う、すなわち入出庫
を行うフォークリフト(荷の入出庫手段の一例)であ
る。また、上記通路5の前後一端でかつ搬入出口6の一
対の荷受台7a,7b間の手前側には、上記スタッカク
レーン8を制御する制御装置(制御手段の一例)16が
設置されており、この制御装置16には、作業モード等
の設定に使用される設定装置17が設けられている。
もに荷受台7と間で荷3の移載を行う、すなわち入出庫
を行うフォークリフト(荷の入出庫手段の一例)であ
る。また、上記通路5の前後一端でかつ搬入出口6の一
対の荷受台7a,7b間の手前側には、上記スタッカク
レーン8を制御する制御装置(制御手段の一例)16が
設置されており、この制御装置16には、作業モード等
の設定に使用される設定装置17が設けられている。
【0030】上記設定装置17の構成について以下に説
明する。すなわち、図3〜図5に示すように、上記設定
装置17は、操作パネル18とリモコン19(遠隔操作
器の一例)とで構成されている。上記操作パネル18は
リモコン19を支持する支持手段を兼ねており、操作パ
ネル18に形成された長方形状の凹部21にリモコン1
9を嵌め込むことによって、リモコン19が支持される
ように構成されている。
明する。すなわち、図3〜図5に示すように、上記設定
装置17は、操作パネル18とリモコン19(遠隔操作
器の一例)とで構成されている。上記操作パネル18は
リモコン19を支持する支持手段を兼ねており、操作パ
ネル18に形成された長方形状の凹部21にリモコン1
9を嵌め込むことによって、リモコン19が支持される
ように構成されている。
【0031】また、上記操作パネル18には、表示画面
22(表示手段の一例)と、非常停止ボタン23と、起
動ボタン24と、異常解除用の解除ボタン25と、運転
モードを切り換える切換スイッチ26とが設けられてい
る。
22(表示手段の一例)と、非常停止ボタン23と、起
動ボタン24と、異常解除用の解除ボタン25と、運転
モードを切り換える切換スイッチ26とが設けられてい
る。
【0032】また、上記リモコン19には、図5に示す
ように、荷3の入庫作業を選択する入庫モード選択ボタ
ン28(モード選択手段の一例)と、荷3の出庫作業を
選択する出庫モード選択ボタン29(モード選択手段の
一例)と、荷3のピッキング作業を選択するピッキング
モード選択ボタン30(モード選択手段の一例)と、荷
収納部4の場所を特定する番号(棚番に相当するもの
で、特定情報の一例である)を入力するテンキースイッ
チ31(入力手段の一例)と、左側の荷受台の群の中か
ら一つの荷受台を選択する荷受台選択ボタン(荷受選択
手段の一例)32aと、右側の荷受台の群の中から一つ
の荷受台を選択する荷受台選択ボタン(荷受選択手段の
一例)32bと、設定ボタン33と、クリアボタン34
と、IDボタン35と、非常停止ボタン36と、これら
ボタン28〜36の操作に基づいて操作信号または設定
されたデータを光信号にして送信する光送信装置39
(送信手段の一例)とが設けられている。
ように、荷3の入庫作業を選択する入庫モード選択ボタ
ン28(モード選択手段の一例)と、荷3の出庫作業を
選択する出庫モード選択ボタン29(モード選択手段の
一例)と、荷3のピッキング作業を選択するピッキング
モード選択ボタン30(モード選択手段の一例)と、荷
収納部4の場所を特定する番号(棚番に相当するもの
で、特定情報の一例である)を入力するテンキースイッ
チ31(入力手段の一例)と、左側の荷受台の群の中か
ら一つの荷受台を選択する荷受台選択ボタン(荷受選択
手段の一例)32aと、右側の荷受台の群の中から一つ
の荷受台を選択する荷受台選択ボタン(荷受選択手段の
一例)32bと、設定ボタン33と、クリアボタン34
と、IDボタン35と、非常停止ボタン36と、これら
ボタン28〜36の操作に基づいて操作信号または設定
されたデータを光信号にして送信する光送信装置39
(送信手段の一例)とが設けられている。
【0033】図3〜図5に示すように、上記操作パネル
18の凹部21の上方には、リモコン19の光送信装置
39から送信された光信号を受信する光受信装置40
(受信手段の一例)が設けられている。尚、上記凹部2
1にリモコン19を嵌め込んだ際、光送信装置39が光
受信装置40に対向するように構成されている。
18の凹部21の上方には、リモコン19の光送信装置
39から送信された光信号を受信する光受信装置40
(受信手段の一例)が設けられている。尚、上記凹部2
1にリモコン19を嵌め込んだ際、光送信装置39が光
受信装置40に対向するように構成されている。
【0034】また、上記凹部21の上下中央部には、凹
部21よりも低い陥没部42が形成されている。この陥
没部42は凹部21から左右両側方へ張り出して形成さ
れており、陥没部42の左右両端部が凹部21に嵌め込
まれたリモコン19の左右両外側方へ突出している。
部21よりも低い陥没部42が形成されている。この陥
没部42は凹部21から左右両側方へ張り出して形成さ
れており、陥没部42の左右両端部が凹部21に嵌め込
まれたリモコン19の左右両外側方へ突出している。
【0035】また、上記リモコン19の裏側には金属シ
ール(図示せず)が貼り付けられ、上記操作パネル18
の陥没部42の中央底面には、上記金属シールを吸着す
る磁石44が設けられている。
ール(図示せず)が貼り付けられ、上記操作パネル18
の陥没部42の中央底面には、上記金属シールを吸着す
る磁石44が設けられている。
【0036】さらに、上記表示画面22には、左側の群
の荷受台7a,7c,7dに対して実施される作業モー
ド(入庫モードまたは出庫モード)と右側の群の荷受台
7b,7e,7f,7gに対して実施される作業モード
(入庫モードまたは出庫モード)と、入出庫の対象とな
る荷収納部4の場所と、入出庫を行う上記荷受台7の固
有の番号が表示される。尚、表示画面22中のBANK
は列方向イ(図1参照)の番号を示し、BAYは奥行方
向ロ(図1参照)の番号を示し、LEVELは上下方向
ハ(図1参照)の番号を示している。
の荷受台7a,7c,7dに対して実施される作業モー
ド(入庫モードまたは出庫モード)と右側の群の荷受台
7b,7e,7f,7gに対して実施される作業モード
(入庫モードまたは出庫モード)と、入出庫の対象とな
る荷収納部4の場所と、入出庫を行う上記荷受台7の固
有の番号が表示される。尚、表示画面22中のBANK
は列方向イ(図1参照)の番号を示し、BAYは奥行方
向ロ(図1参照)の番号を示し、LEVELは上下方向
ハ(図1参照)の番号を示している。
【0037】棚設備の全体の制御構成図を図6に示す。
図6において、45は搬入出口6に設けた光送受信装置
であり、スタッカークレーン8にこの光送受信装置45
に対向してデータの送受信を行う光送受信装置46が設
けられ、この光送受信装置46にスタッカークレーン8
のコントローラ47が接続されている。また上記リモコ
ン19が光送信装置39および光受信装置40を介して
上記制御装置16に接続され、また制御装置16が操作
パネル17および7台の荷受台7および光送受信装置4
5、光送受信装置46を介してスタッカークレーン8の
コントローラ47に接続されている。
図6において、45は搬入出口6に設けた光送受信装置
であり、スタッカークレーン8にこの光送受信装置45
に対向してデータの送受信を行う光送受信装置46が設
けられ、この光送受信装置46にスタッカークレーン8
のコントローラ47が接続されている。また上記リモコ
ン19が光送信装置39および光受信装置40を介して
上記制御装置16に接続され、また制御装置16が操作
パネル17および7台の荷受台7および光送受信装置4
5、光送受信装置46を介してスタッカークレーン8の
コントローラ47に接続されている。
【0038】上記制御装置16は、光受信装置40で受
信された作業データに基づいてスタッカクレーン8を制
御するものであり、複数回分の作業データを順次記憶
し、記憶した順(所定の順の一例)に連続してスタッカ
クレーン8を制御する。スタッカークレーン8のコント
ローラ47へは光送受信装置45、光送受信装置46を
介して制御データが送信される。
信された作業データに基づいてスタッカクレーン8を制
御するものであり、複数回分の作業データを順次記憶
し、記憶した順(所定の順の一例)に連続してスタッカ
クレーン8を制御する。スタッカークレーン8のコント
ローラ47へは光送受信装置45、光送受信装置46を
介して制御データが送信される。
【0039】また制御装置16は、リモコン19の荷受
台選択ボタン32a,32bの操作により発生されるそ
れぞれの操作信号(パルス信号;所定の信号の一例)を
光送信装置39および光受信装置40を介して入力する
と、各荷受台選択ボタン32a,32bの操作信号を区
別して数える(カウントする)機能を有しており、図6
に示すように、左側の群の荷受台7を選択する荷受台選
択ボタン32aの操作信号のカウント値1,2,3にそ
れぞれ荷受台7の固有の番号,,が対応して予め
設定され、右側の群の荷受台7を選択する荷受台選択ボ
タン32bの操作信号のカウント値1,2,3,4にそ
れぞれ荷受台7の固有の番号,,,が対応して
予め設定されている。この設定は、搬入出口6側の基準
となる荷受台7a,7bから遠くに向かう配置の順番
(カウント値)を荷受台7の固有の番号に対応させるこ
とで行っている。この機能と設定によって、制御装置1
6は、荷受台選択ボタン32a,32bの操作信号をカ
ウントし、そのカウント値と荷受台7の固有の番号を対
応させることにより、入出庫する荷受台7を特定し、表
示画面22に特定した荷受台7の固有の番号を表示させ
ている。
台選択ボタン32a,32bの操作により発生されるそ
れぞれの操作信号(パルス信号;所定の信号の一例)を
光送信装置39および光受信装置40を介して入力する
と、各荷受台選択ボタン32a,32bの操作信号を区
別して数える(カウントする)機能を有しており、図6
に示すように、左側の群の荷受台7を選択する荷受台選
択ボタン32aの操作信号のカウント値1,2,3にそ
れぞれ荷受台7の固有の番号,,が対応して予め
設定され、右側の群の荷受台7を選択する荷受台選択ボ
タン32bの操作信号のカウント値1,2,3,4にそ
れぞれ荷受台7の固有の番号,,,が対応して
予め設定されている。この設定は、搬入出口6側の基準
となる荷受台7a,7bから遠くに向かう配置の順番
(カウント値)を荷受台7の固有の番号に対応させるこ
とで行っている。この機能と設定によって、制御装置1
6は、荷受台選択ボタン32a,32bの操作信号をカ
ウントし、そのカウント値と荷受台7の固有の番号を対
応させることにより、入出庫する荷受台7を特定し、表
示画面22に特定した荷受台7の固有の番号を表示させ
ている。
【0040】以下、上記構成における作用を説明する。
作業者がフォークリフト14に乗車したまま操作パネル
18から離れた箇所で入出庫作業を設定する場合、作業
者はリモコン19を携帯してフォークリフト14に乗り
込み、フォークリフト14上でリモコン19を操作す
る。
作業者がフォークリフト14に乗車したまま操作パネル
18から離れた箇所で入出庫作業を設定する場合、作業
者はリモコン19を携帯してフォークリフト14に乗り
込み、フォークリフト14上でリモコン19を操作す
る。
【0041】例えば、左側の群の荷受台7を用いて荷3
を入庫する場合、作業者は、フォークリフト14を運転
して入庫する荷3を左側の荷受台7(たとえば荷受台7
c)上に載置し、フォークリフト14上からリモコン1
9の入庫モード選択ボタン28を押し、次に、左側の荷
受台選択ボタン32aを、荷3を載置した荷受台7が配
置された順番(荷受台7aを基準とした順番)の数n
(正の整数)だけ押し{たとえば、荷受台7c(固有番
号)のとき、基準となる荷受台7aより2番目に位置
するので2回押す}、さらに、入庫先の荷収納部4の場
所に対応する番号(棚番)をテンキースイッチ31で入
力し、その後、設定ボタン33を押す。これにより、光
信号がリモコン19の光送信装置39から送信されて操
作パネル18の光受信装置40に受信され、入庫モード
と左側の荷受台7(たとえば、固有の番号がの荷受台
7c)と入庫先の荷収納部4とが設定される。この際、
図4に示すように、表示画面22に、入庫モードと左側
の荷受台7の固有の番号(たとえば、荷受台7cのとき
固有番号の“3”)と入庫先の荷収納部4の番号とが表
示される。
を入庫する場合、作業者は、フォークリフト14を運転
して入庫する荷3を左側の荷受台7(たとえば荷受台7
c)上に載置し、フォークリフト14上からリモコン1
9の入庫モード選択ボタン28を押し、次に、左側の荷
受台選択ボタン32aを、荷3を載置した荷受台7が配
置された順番(荷受台7aを基準とした順番)の数n
(正の整数)だけ押し{たとえば、荷受台7c(固有番
号)のとき、基準となる荷受台7aより2番目に位置
するので2回押す}、さらに、入庫先の荷収納部4の場
所に対応する番号(棚番)をテンキースイッチ31で入
力し、その後、設定ボタン33を押す。これにより、光
信号がリモコン19の光送信装置39から送信されて操
作パネル18の光受信装置40に受信され、入庫モード
と左側の荷受台7(たとえば、固有の番号がの荷受台
7c)と入庫先の荷収納部4とが設定される。この際、
図4に示すように、表示画面22に、入庫モードと左側
の荷受台7の固有の番号(たとえば、荷受台7cのとき
固有番号の“3”)と入庫先の荷収納部4の番号とが表
示される。
【0042】上記のようにして設定された作業データに
基づいて制御装置16がスタッカクレーン8を制御する
ことにより、スタッカクレーン8の走行体10が走行
し、荷台12が昇降し、フォーク13が出退して、スタ
ッカクレーン8が荷3を左側の設定された2番目(固有
番号)の荷受台7cから入庫先の荷収納部4内へ入庫
する。なお、制御装置16より入庫先の荷受台7cへ入
庫指令信号が出力され、荷受台7はフォークリフト14
より荷3が載置されると、スタッカークレーン8との荷
渡しが可能な棚2の内部位置へ荷3を搬送する。
基づいて制御装置16がスタッカクレーン8を制御する
ことにより、スタッカクレーン8の走行体10が走行
し、荷台12が昇降し、フォーク13が出退して、スタ
ッカクレーン8が荷3を左側の設定された2番目(固有
番号)の荷受台7cから入庫先の荷収納部4内へ入庫
する。なお、制御装置16より入庫先の荷受台7cへ入
庫指令信号が出力され、荷受台7はフォークリフト14
より荷3が載置されると、スタッカークレーン8との荷
渡しが可能な棚2の内部位置へ荷3を搬送する。
【0043】また、右側の群の荷受台7を用いる場合
は、リモコン19の右側の荷受台選択ボタン32bを押
せばよく、さらに、荷3を出庫する場合は、出庫モード
選択ボタン29を押せばよく、ピッキング作業を行う場
合は、ピッキングモード選択ボタン30を押せばよい。
は、リモコン19の右側の荷受台選択ボタン32bを押
せばよく、さらに、荷3を出庫する場合は、出庫モード
選択ボタン29を押せばよく、ピッキング作業を行う場
合は、ピッキングモード選択ボタン30を押せばよい。
【0044】また、作業者が直接操作パネル18から入
出庫作業を設定する場合、図3に示すように、リモコン
19を凹部21に嵌め込んで直接操作パネル18に装着
した状態で、リモコン19の各ボタン28〜30,32
a,32b,33やテンキースイッチ31等を押せばよ
い。この際、リモコン19の光送信装置39は操作パネ
ル18の光受信装置40に対向しているため、光送信装
置39から送信された光信号は確実に光受信装置40で
受信される。
出庫作業を設定する場合、図3に示すように、リモコン
19を凹部21に嵌め込んで直接操作パネル18に装着
した状態で、リモコン19の各ボタン28〜30,32
a,32b,33やテンキースイッチ31等を押せばよ
い。この際、リモコン19の光送信装置39は操作パネ
ル18の光受信装置40に対向しているため、光送信装
置39から送信された光信号は確実に光受信装置40で
受信される。
【0045】このように、荷3の出し入れ(入出庫)を
行う荷受台7を設定する場合、作業者は荷3の出し入れ
を行う荷受台7の並びによりその群(左側荷受台または
右側荷受台)を判断し、その群において基準となる荷受
台7aまたは7bからn(正の整数)番目のとき、判断
した群の荷受台選択ボタン32aまたは32bをn回操
作すると、荷受台選択ボタン32aまたは32bの操作
の毎にパルス信号(所定の信号)が制御装置16へ入力
され、制御装置16においてカウントされ、このカウン
ト値により荷3の出し入れを行う群の荷受台7が設定さ
れる。これにより、作業者は荷受台7に予め設定された
固有の番号を覚えていなくても群における配置の順番を
数えるだけでより簡単に荷3の出し入れを行う荷受台7
を設定することができる。また上記群は、スタッカーク
レーン8の走行レール(搬送経路)9を挟んで設定され
ており、作業者は群の判断を容易にできる。
行う荷受台7を設定する場合、作業者は荷3の出し入れ
を行う荷受台7の並びによりその群(左側荷受台または
右側荷受台)を判断し、その群において基準となる荷受
台7aまたは7bからn(正の整数)番目のとき、判断
した群の荷受台選択ボタン32aまたは32bをn回操
作すると、荷受台選択ボタン32aまたは32bの操作
の毎にパルス信号(所定の信号)が制御装置16へ入力
され、制御装置16においてカウントされ、このカウン
ト値により荷3の出し入れを行う群の荷受台7が設定さ
れる。これにより、作業者は荷受台7に予め設定された
固有の番号を覚えていなくても群における配置の順番を
数えるだけでより簡単に荷3の出し入れを行う荷受台7
を設定することができる。また上記群は、スタッカーク
レーン8の走行レール(搬送経路)9を挟んで設定され
ており、作業者は群の判断を容易にできる。
【0046】またリモコン19を操作パネル18から離
れた場所まで移動させて使用することができることに加
えて、リモコン19を操作パネル18に装着した状態で
も使用することができるため、リモコン19に設けられ
た各ボタン28〜30,32a,32b,33やテンキ
ースイッチ31等のみで入出庫作業の設定が行える。し
たがって、従来のように操作パネル18に、リモコン1
9と同様な各ボタン28〜30,32a,32b,33
やテンキースイッチ31等を設ける必要はない。
れた場所まで移動させて使用することができることに加
えて、リモコン19を操作パネル18に装着した状態で
も使用することができるため、リモコン19に設けられ
た各ボタン28〜30,32a,32b,33やテンキ
ースイッチ31等のみで入出庫作業の設定が行える。し
たがって、従来のように操作パネル18に、リモコン1
9と同様な各ボタン28〜30,32a,32b,33
やテンキースイッチ31等を設ける必要はない。
【0047】また、作業者が操作パネル18から離れた
場所で入出庫作業を設定する場合を除いて、リモコン1
9を凹部21に嵌め込んで操作パネル18に装着してお
くことにより、リモコン19の紛失を防止することがで
きる。さらに、リモコン19を凹部21に嵌め込んだ
際、金属シールが磁石44によって吸着するため、振動
等によってリモコン19が不用意に凹部21から脱落す
ることを防止することができる。
場所で入出庫作業を設定する場合を除いて、リモコン1
9を凹部21に嵌め込んで操作パネル18に装着してお
くことにより、リモコン19の紛失を防止することがで
きる。さらに、リモコン19を凹部21に嵌め込んだ
際、金属シールが磁石44によって吸着するため、振動
等によってリモコン19が不用意に凹部21から脱落す
ることを防止することができる。
【0048】また、作業者は表示画面22に表示された
表示内容を目視することによって、荷3の出し入れを行
う目的の荷受台7が正確に設定されたかどうかを把握す
ることができ、また荷受台7に対する作業状態を容易に
把握することができる。
表示内容を目視することによって、荷3の出し入れを行
う目的の荷受台7が正確に設定されたかどうかを把握す
ることができ、また荷受台7に対する作業状態を容易に
把握することができる。
【0049】また、リモコン19を凹部21から抜き取
る際、作業者は、指先を陥没部42の左右両端部に入れ
ることにより、凹部21に嵌め込まれたリモコン19の
両側部を容易に掴むことができる。これにより、リモコ
ン19を凹部21から抜き取る操作が容易に行える。
る際、作業者は、指先を陥没部42の左右両端部に入れ
ることにより、凹部21に嵌め込まれたリモコン19の
両側部を容易に掴むことができる。これにより、リモコ
ン19を凹部21から抜き取る操作が容易に行える。
【0050】また、上記のような入出庫作業を複数回連
続して行う場合、 1.各モード選択ボタン28,29,30により作業モ
ードを選択する。 2.荷受台選択ボタン32a,32bにより荷受台7を
選択する。 3.テンキースイッチ31により目的の荷収納部4の番
号(棚番)を入力する。 といった上記1.〜3.の操作を作業者が複数回行なう
ことにより、複数回分の作業データが、打ち込まれた順
に、制御装置16に記憶される。その後、作業者が設定
ボタン33を押すことによって、制御装置16は記憶し
た順(設定した順でもよい)に連続してスタッカクレー
ン8を制御し、入出庫作業が実行される。
続して行う場合、 1.各モード選択ボタン28,29,30により作業モ
ードを選択する。 2.荷受台選択ボタン32a,32bにより荷受台7を
選択する。 3.テンキースイッチ31により目的の荷収納部4の番
号(棚番)を入力する。 といった上記1.〜3.の操作を作業者が複数回行なう
ことにより、複数回分の作業データが、打ち込まれた順
に、制御装置16に記憶される。その後、作業者が設定
ボタン33を押すことによって、制御装置16は記憶し
た順(設定した順でもよい)に連続してスタッカクレー
ン8を制御し、入出庫作業が実行される。
【0051】これにより、リモコン19を用いて複数回
分の作業データを一度にまとめて打ち込むことができ、
打ち込んだ順に入出庫作業が複数回連続して行われるた
め、作業効率がよい。
分の作業データを一度にまとめて打ち込むことができ、
打ち込んだ順に入出庫作業が複数回連続して行われるた
め、作業効率がよい。
【0052】なお、上記実施の形態1では、荷受手段で
ある荷受台7として、チェーンコンベヤを使用している
が、自走台車やローラコンベヤ、あるいは固定式の荷受
台などを使用することもできる。 (実施の形態2)上記実施の形態1では、棚設備とし
て、スタッカークレーン8を使用した棚設備(自動倉
庫)1としているが、図7,図8に示すように、密閉式
自動倉庫51としてもよい。
ある荷受台7として、チェーンコンベヤを使用している
が、自走台車やローラコンベヤ、あるいは固定式の荷受
台などを使用することもできる。 (実施の形態2)上記実施の形態1では、棚設備とし
て、スタッカークレーン8を使用した棚設備(自動倉
庫)1としているが、図7,図8に示すように、密閉式
自動倉庫51としてもよい。
【0053】密閉式の自動倉庫51は、上下左右にそれ
ぞれコンテナ(荷の一例)52の収納空間(荷収納手段
の一例)を有す2基の棚(ラック)53を平行に配置
し、またこれら棚53間に渡って上下に昇降する走行レ
ール54を設置し、この走行レール54に沿って左右に
走行し、コンテナ52の出し入れを行う移載機(荷搬送
手段の一例)55を備え、また棚53の空間を壁体56
で囲んで構成されている。この壁体56により外部から
棚53に収納されたコンテナ52に対する侵入を防止し
ている。この壁体56は人の侵入を防止することができ
ればよく、天井部付近ので高く設ける必要はなく、上部
が開いた状態としてもよい。また壁体56をメッシュ状
の壁としてもよい。
ぞれコンテナ(荷の一例)52の収納空間(荷収納手段
の一例)を有す2基の棚(ラック)53を平行に配置
し、またこれら棚53間に渡って上下に昇降する走行レ
ール54を設置し、この走行レール54に沿って左右に
走行し、コンテナ52の出し入れを行う移載機(荷搬送
手段の一例)55を備え、また棚53の空間を壁体56
で囲んで構成されている。この壁体56により外部から
棚53に収納されたコンテナ52に対する侵入を防止し
ている。この壁体56は人の侵入を防止することができ
ればよく、天井部付近ので高く設ける必要はなく、上部
が開いた状態としてもよい。また壁体56をメッシュ状
の壁としてもよい。
【0054】また壁体56の一部の2カ所に、左右に並
べて搬入出口57a,57bが設けられ、これら搬入出
口57a,57b毎に、左右に並べて複数の荷受台58
が設けられており、搬入出口57a,57b毎に荷受台
58の「群」が形成されている。左の搬入出口57aに
複数(図7では3台)の荷受台58が設けられ、固有の
番号が設定され、また右の搬入出口57bに複数
(図7では4台)の荷受台58が設けられ、固有の番号
が設定されている。これら荷受台58と棚53
の収納空間の間において、上下に昇降する走行レール5
4に沿って左右に移動する移載機55によりコンテナ5
2の出し入れが行われる。
べて搬入出口57a,57bが設けられ、これら搬入出
口57a,57b毎に、左右に並べて複数の荷受台58
が設けられており、搬入出口57a,57b毎に荷受台
58の「群」が形成されている。左の搬入出口57aに
複数(図7では3台)の荷受台58が設けられ、固有の
番号が設定され、また右の搬入出口57bに複数
(図7では4台)の荷受台58が設けられ、固有の番号
が設定されている。これら荷受台58と棚53
の収納空間の間において、上下に昇降する走行レール5
4に沿って左右に移動する移載機55によりコンテナ5
2の出し入れが行われる。
【0055】このような密閉式自動倉庫51において、
上述した棚設備(自動倉庫)1の場合と同様に制御装置
16および設定装置17(操作パネル18とリモコン1
9)を設け、リモコン19の2つの荷受台選択ボタン3
2a,32bにより荷受台58を選択するようにするこ
とができる。
上述した棚設備(自動倉庫)1の場合と同様に制御装置
16および設定装置17(操作パネル18とリモコン1
9)を設け、リモコン19の2つの荷受台選択ボタン3
2a,32bにより荷受台58を選択するようにするこ
とができる。
【0056】このとき、左と右の搬入出口57a,57
b毎に基準となる荷受台58{たとえば、搬入出口57
a,57bの最も左の荷受台58(固有番号との荷
受台)}を決めておき、この基準となる荷受台58から
配置通り(たとえば基準となる荷受台58から遠のく右
へ向かって)に順に数えた順番nの回数だけ、荷受台選
択ボタン32aまたは32bを操作することにより、コ
ンテナ52の入出庫を行う目的の荷受台58の設定を行
う。たとえば、右の搬入出口57bの左から2番目の荷
受台58(固有番号)を設定するとき、右の荷受台選
択ボタン32bを2回操作する。
b毎に基準となる荷受台58{たとえば、搬入出口57
a,57bの最も左の荷受台58(固有番号との荷
受台)}を決めておき、この基準となる荷受台58から
配置通り(たとえば基準となる荷受台58から遠のく右
へ向かって)に順に数えた順番nの回数だけ、荷受台選
択ボタン32aまたは32bを操作することにより、コ
ンテナ52の入出庫を行う目的の荷受台58の設定を行
う。たとえば、右の搬入出口57bの左から2番目の荷
受台58(固有番号)を設定するとき、右の荷受台選
択ボタン32bを2回操作する。
【0057】これにより、作業者は荷受台58に予め設
定された固有の符号を覚えていなくても群(搬入出口5
7aまたは57b)における配置の順番を数えるだけで
簡単にコンテナ52の出し入れを行う荷受台58を設定
することができる。また上記群は、左右に配置されて設
定されており、作業者は群の判断を容易にできる。
定された固有の符号を覚えていなくても群(搬入出口5
7aまたは57b)における配置の順番を数えるだけで
簡単にコンテナ52の出し入れを行う荷受台58を設定
することができる。また上記群は、左右に配置されて設
定されており、作業者は群の判断を容易にできる。
【0058】なお、上記実施の形態1,2では、入出庫
作業を行う際、各荷受台7,58を区別せずに用いてい
るが、荷受台7,58毎に入庫専用または出庫専用とし
てもよい。
作業を行う際、各荷受台7,58を区別せずに用いてい
るが、荷受台7,58毎に入庫専用または出庫専用とし
てもよい。
【0059】また上記実施の形態1,2では、荷受台
7,58の固有の符号として番号〜を使用している
が、番号に限ることなく、アルファベット(a,b,
c,…)やひらがな(い,ろ,は,…)など荷受台7を
特定する符号を使用すればよい。また実施の形態1で
は、搬入出口6側の荷受台7a,7bから遠くに向かう
配置の順番(カウント値)を荷受台7の固有の番号に対
応させているが、搬入出口6側から一番遠い荷受台7
d,7gを基準の荷受台7に設定し、近くに向かう配置
の順番(カウント値)を荷受台7の固有の番号に対応さ
せてもよい。同様に実施の形態2においても、搬入出口
57aと57bの最も左側の荷受台58から遠くに向か
う配置の順番(カウント値)を荷受台58の固有の番号
に対応させているが、搬入出口57aと57bの最も右
側の荷受台58を基準の荷受台に設定し、左方向に向か
う配置の順番(カウント値)を荷受台58の固有の番号
に対応させてもよい。
7,58の固有の符号として番号〜を使用している
が、番号に限ることなく、アルファベット(a,b,
c,…)やひらがな(い,ろ,は,…)など荷受台7を
特定する符号を使用すればよい。また実施の形態1で
は、搬入出口6側の荷受台7a,7bから遠くに向かう
配置の順番(カウント値)を荷受台7の固有の番号に対
応させているが、搬入出口6側から一番遠い荷受台7
d,7gを基準の荷受台7に設定し、近くに向かう配置
の順番(カウント値)を荷受台7の固有の番号に対応さ
せてもよい。同様に実施の形態2においても、搬入出口
57aと57bの最も左側の荷受台58から遠くに向か
う配置の順番(カウント値)を荷受台58の固有の番号
に対応させているが、搬入出口57aと57bの最も右
側の荷受台58を基準の荷受台に設定し、左方向に向か
う配置の順番(カウント値)を荷受台58の固有の番号
に対応させてもよい。
【0060】また上記実施の形態1,2では、入出庫先
の荷収納部4あるいは荷収納空間の場所に対応する番号
(棚番)を特定情報として、テンキースイッチ31で入
力しているが、荷3あるいはコンテナ52の名称や種類
毎に対応するコード番号を特定情報としてもよい。
の荷収納部4あるいは荷収納空間の場所に対応する番号
(棚番)を特定情報として、テンキースイッチ31で入
力しているが、荷3あるいはコンテナ52の名称や種類
毎に対応するコード番号を特定情報としてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の荷
受手段があるとき、作業者は荷受手段の配置の順番を数
えるだけで、その荷受手段に設定された符号を覚えてな
くても簡単に目的の荷受手段を選択でき、簡単に荷の出
し入れを行う荷受手段を設定できる。
受手段があるとき、作業者は荷受手段の配置の順番を数
えるだけで、その荷受手段に設定された符号を覚えてな
くても簡単に目的の荷受手段を選択でき、簡単に荷の出
し入れを行う荷受手段を設定できる。
【図1】本発明の実施の形態1における棚設備の要部斜
視図である。
視図である。
【図2】同棚設備の配置図である。
【図3】同棚設備の操作パネルの正面図であり、リモコ
ンを装着した状態を示す。
ンを装着した状態を示す。
【図4】同棚設備の操作パネルの正面図であり、リモコ
ンを取り外した状態を示す。
ンを取り外した状態を示す。
【図5】同棚設備のリモコンの正面図である。
【図6】同棚設備の制御構成図である。
【図7】本発明の実施の形態2における棚設備の斜視図
である。
である。
【図8】同棚設備の配置図である。
【図9】従来の棚設備の配置図である。
1 棚設備 2 棚 3 荷 4 荷収納部 6 搬入出口 7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g 荷受台
(荷受手段) 8 スタッカクレーン(荷搬送手段) 16 制御装置(制御手段) 17 設定装置 18 操作パネル 19 リモコン(遠隔操作器) 22 表示画面(表示手段) 28〜30 モード選択ボタン(モード選択手段) 31 テンキースイッチ(入力手段) 32a,32b 荷受台選択ボタン(荷受選択手段) 39 光送信装置(送信手段) 40 光受信装置(受信手段) 51 密閉式自動倉庫(棚設備) 52 コンテナ(荷) 53 棚 55 移載機(荷搬送手段) 57a,57b 搬入出口 58 荷受台(荷受手段)
(荷受手段) 8 スタッカクレーン(荷搬送手段) 16 制御装置(制御手段) 17 設定装置 18 操作パネル 19 リモコン(遠隔操作器) 22 表示画面(表示手段) 28〜30 モード選択ボタン(モード選択手段) 31 テンキースイッチ(入力手段) 32a,32b 荷受台選択ボタン(荷受選択手段) 39 光送信装置(送信手段) 40 光受信装置(受信手段) 51 密閉式自動倉庫(棚設備) 52 コンテナ(荷) 53 棚 55 移載機(荷搬送手段) 57a,57b 搬入出口 58 荷受台(荷受手段)
Claims (8)
- 【請求項1】 荷を収納する複数の荷収納部と、この荷
収納部と複数の荷受手段との間で前記荷の搬送を行なう
荷搬送手段とを有し、前記荷受手段において荷の出し入
れを行う棚設備であって、 上記荷受手段を選択する荷受選択手段と、 前記荷搬送手段を駆動させて荷の出し入れを制御する制
御手段を備え、 前記荷受選択手段は、操作毎に所定の信号を出力するよ
うに構成され、 前記制御手段は、前記荷受選択手段から出力される信号
を数えることにより、荷の出し入れを行う荷受手段を特
定することを特徴とする棚設備。 - 【請求項2】 各荷受手段にはそれぞれ、基準となる荷
受手段から配置された順に固有の符号が付され、 制御手段は、前記荷受選択手段から出力される信号を数
え、この数えた値に予め設定された前記固有の符号の荷
受手段を、荷の出し入れを行う荷受手段として特定する
ことを特徴とする請求項1記載の棚設備。 - 【請求項3】 複数の荷受手段は複数の群に区別され、
各荷受手段にはそれぞれ、群毎に基準となる荷受手段か
ら配置された順に固有の符号が付され、 荷受選択手段は、各群に対応した、操作毎に所定の信号
を出力する操作手段から構成され、 制御手段は、各操作手段の操作により出力される信号を
数え、この数えた値に予め設定された符号の荷受手段
を、各群における荷の出し入れを行う荷受手段として特
定することを特徴とする請求項1記載の棚設備。 - 【請求項4】 荷受手段の群は、荷搬送手段の搬送経路
を挟んで左右の2つの群に区別され、 荷受選択手段は、左右の群毎に操作される操作手段から
構成されることを特徴とする請求項3記載の棚設備。 - 【請求項5】 荷受選択手段は遠隔操作器に設けられ、 この遠隔操作器に、前記荷受選択手段より出力された所
定の信号を送信する送信手段が設けられ、 制御手段に、前記遠隔操作器の送信手段より送信された
所定の信号を受信する受信手段が設けられ、 前記制御手段は、受信した所定の信号を数えることによ
り、荷の出し入れを行う荷受手段を特定することを特徴
とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の棚設備。 - 【請求項6】 制御手段により特定された荷受手段の情
報を表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項
1〜請求項5のいずれかに記載の棚設備。 - 【請求項7】 制御手段は、荷搬送手段の作業状況によ
り、表示手段に荷受手段の作業状態を表示することを特
徴とする請求項6に記載の棚設備。 - 【請求項8】 遠隔操作器に、荷の入庫または出庫の作
業モードを選択可能なモード選択手段と、荷収納部また
は荷を特定する特定情報を入力する入力手段を付加し、 この遠隔操作器の送信手段は、荷受選択手段により入力
された所定の信号に加えて、前記モード選択手段により
選択された作業モードおよび前記入力手段により入力さ
れた特定情報を送信し、 制御手段は、受信手段で受信された作業モードと特定情
報、および特定した荷受手段の情報を順次記憶し、所定
の順に連続して荷搬送手段を制御することを特徴とする
請求項5〜請求項7のいずれかに記載の棚設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000369337A JP2002167013A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 棚設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000369337A JP2002167013A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 棚設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002167013A true JP2002167013A (ja) | 2002-06-11 |
Family
ID=18839391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000369337A Pending JP2002167013A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 棚設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002167013A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022699A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Nippon Yusoki Co Ltd | 入出庫システム |
JP2015214378A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-12-03 | 株式会社ダイフク | 物品搬送設備 |
JP2017048001A (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | トヨタ自動車株式会社 | 物品搬送システム |
CN107381256A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-11-24 | 快意电梯股份有限公司 | 自动载货电梯及自动载货方法 |
-
2000
- 2000-12-05 JP JP2000369337A patent/JP2002167013A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022699A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Nippon Yusoki Co Ltd | 入出庫システム |
JP2015214378A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-12-03 | 株式会社ダイフク | 物品搬送設備 |
JP2017048001A (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | トヨタ自動車株式会社 | 物品搬送システム |
CN107381256A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-11-24 | 快意电梯股份有限公司 | 自动载货电梯及自动载货方法 |
CN107381256B (zh) * | 2017-06-23 | 2023-04-07 | 快意电梯股份有限公司 | 自动载货电梯及自动载货方法 |
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