JP2002028506A - 研削装置およびこれを用いる精殻機 - Google Patents
研削装置およびこれを用いる精殻機Info
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- B02B—PREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
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Abstract
精殻効率を高めることができる構成を備えた研削装置提
供する。 【解決手段】 導入された穀物を搬送しながら研削して
搗精する研削装置3であって、円筒状ロールの外周面に
複数の凸状部材4を着脱可能に設け、上記凸状部材4
は、予め機械加工により凸状に形成された部材の表面に
金属メッキ4Bを介して超硬砥粒Dを固定して構成さ
れ、上記円筒状ロール表面で周方向および軸方向に沿っ
て取り付けられていることを特徴とする。
Description
を用いる精殻機に関し、さらに詳しくは、精殻に用いら
れる搗精ロールの構成に関する。
機の一つに、研削方式を用いた構成のものがある。研削
方式を用いた精殻機には、搗精のための研削ロールが設
けられており、その研削ロールの構成には、回転可能な
金属体の外周面に対して機械加工により多数の凸状研削
刃を形成した構成や金剛砂等の砥粒を焼結して回転体と
した構成がある。しかし、金属体を機械加工する場合に
は加工コストがかかり、また砥粒を焼結した場合には精
度において均一化したものが得にくい等の問題があっ
た。このような不具合を解消するために、例えば、特開
平9−173876号公報に開示されているように、金
属からなるロールの表面に砥粒を金属メッキ層を介して
設けた構成がある。この構成においては、ダイヤモンド
やサファイアさらにはジルコニア系セラミックスなどの
硬度が高い材質の砥粒を金属メッキ層を介してロール表
面に散乱した状態で付着させてロールと砥粒とを一体化
している。
れた米などがロールの回転に従って軸方向に移動できる
ように、1条のネジ状凸部が周面に形成してある。上記
公報には、この構成により、周面の形状によって穀物を
軸方向に移動させることができると共に、移動方向下流
側に位置して穀物に作用する圧力を変えることができる
抵抗板の作用によって精殻機の内部圧力をある程度高め
て穀粒と砥石ととの間での接触圧力を大きくできること
が開示されている。しかし、内部圧力を高めることによ
り精殻効率を上げるために上記抵抗板の押圧力を上げる
と、穀粒の粗密状態ではなく全体に穀粒が充満した状態
となり、所謂、ブロック状となることが本発明者の実験
によって確認された。このため、穀粒が充満してブロッ
ク状となると穀粒の動きが規制されてしまい、穀粒が回
転・反転運動できなくなり、穀粒全体が均一に研削され
ない欠点が生じる。つまり、穀粒が回転・反転運動し
て、所謂、向きを反転させることができずに、常に同じ
部分(面)が搗精ロールの研削面に接触することにな
る。穀粒の研削は、例えば米の場合であれば、側面の扁
平な部分がさらに扁平に削られてしまい、このことが穀
粒の回転を阻害してますます扁平状態が促進されてしま
うことになる。これに対して、上記抵抗板の押圧力を減
らして搗精ロールの回転数を変えることにより扁平状態
の促進を防止しようとすると、穀粒の長軸を軸とした方
向の回転が発生する。このため、穀粒が円筒状に研削さ
れ、極端な場合には針形状に研削されてしまう。このよ
うな現象の発生を考慮して、穀粒全体を均一に研削する
には、さらに抵抗板の押圧力を下げて搗精ロールに当た
った穀粒が反転できる程度に穀粒密度を下げる必要があ
るが、このようにすると、精殻効率を低下させることに
なる。このように1条のネジ状突起を用いた搗精ロール
では、送殻能力があることが原因してブロック状となる
のを防止し、ある程度の精殻効率を上げることが可能で
あるものの、充分な精殻効率を出せないという不具合が
あった。
成により、穀粒の向きが揃えられて形状変化を少なくす
ることができることが開示されている。しかし、上述し
たように、抵抗板の押圧力を上げると搗精室内の穀粒密
度が上がり、穀粒が自由に移動できなくなる。このた
め、1条のネジ谷部の穀粒はそのまま谷部に止まりなが
ら出口に向かって送られ、その間に表面を厚く研削され
てしまうことになる。これに対して、搗精室内で搗精網
側の粒は搗精ロール側に移動できないまま、送殻スクリ
ューによる送殻力で出口に向けて移動することになる、
極端な場合にはその表面を全く削られずに排出されるこ
とになる。このため、過度に削られた粒と全く削られな
い粒とが混在して排出されてしまう虞がある。
ルを用いる場合には、大型なものを一体成形することは
機械加工上、困難であり、しかも、研削面の摩耗や欠損
などの際の補修も困難となり新しいものに交換すること
になることから、加工コストやランニングコストが上昇
する虞がある。しかも、1条のネジ構造を用いたことに
より、上述したように、搗精機会が全ての穀粒において
均等に得られるようにはならず、搗精効率を向上させる
ことが困難となる。
置における問題に鑑み、加工およびランニングコストの
上昇を抑えることができる構成を備えた研削装置および
これを用いる精殻機を提供することにある。
て均等な搗精機会が与えられるようにして、換言すれ
ば、穀粒の自由な移動を可能にして回転・反転が容易に
行えるとともに、全ての穀粒が搗精ロールに接触するよ
うにして均一でムラのない研削を可能にして精殻効率を
向上させることができる構成を備えた研削装置およびこ
れを用いる精殻機を提供することにある。
め、請求項1記載の発明は、導入された穀物を搬送しな
がら研削して搗精する研削装置であって、円筒状ロール
の外周面に複数の凸状部材を着脱可能に設け、上記凸状
部材は、予め機械加工により凸状に形成された部材の表
面に金属メッキを介して超硬砥粒を固定して構成され、
上記円筒状ロール表面で周方向および軸方向に沿って取
り付けられていることを特徴としている。この発明で
は、円筒状ロールの表面に凸状部材を取り付けるだけで
超硬砥粒が分布する表面を有する凸部に構成することが
できる。
削装置において、上記凸状部材は、上記搗精ロールの軸
方向に上記穀物を移動させることができる形態に並べら
れて上記搗精ロールの周面に設けられていることを特徴
としている。この発明では、凸状部材が穀物を軸方向に
移動させることができる形態に並べられて設けられてい
るので、搗精ロールの回転時に各凸状部材に穀物が接触
すると軸方向に移動させられて同じ箇所に止まることが
ない。これにより、穀物が1カ所に止まった場合に生じ
るブロック状態をなくして研削機会を多くすることがで
きる。
上記搗精ロールの周方向で軸方向に傾けて配置され、該
傾斜方向に沿った長手方向中心を基準として180°反
転可能に設けられていることを特徴としている。この発
明では、各凸状部材がその長手方向中心を基準として反
転させることができるので、搗精ロールの回転方向によ
って穀物と最初に接触する側の端部が摩耗や欠損した場
合には、穀物と最初に接触しない側の端部を新たに穀物
と最初に接触する側の端部に置き換えることができる。
これにより、凸状部材の交換時期を遅延させて、所謂寿
命を2倍にすることができる。
は、回転した際にその周面において上記凸状部材が位置
する凸部分と凸状部材が位置しないで周面が露呈する凹
部分とが穀物に対して交互に接触する状態で上記凸状部
材が周方向および軸方向に間隔を持たせて並べられてい
ることを特徴としている。この発明では、凸状部材が位
置する凸部分と凸状部材が位置しないで搗精ロール周面
が露呈する凹部分とが搗精ロールの回転時に穀物に対し
て交互に接触するように周方向および軸方向で間隔を持
たせて並べられているので、1条のネジと違って、搗精
ロールが回転しているときに穀物が凸部分と凹部分とに
交互に対向する。これにより、凹凸各部に穀物が当たる
ことで穀物自体の回転・反転が起こることで穀物の向
き、換言すれば、研削される面の向きが変わり、穀物の
表面全体を研削することができる。しかも、搗精網部材
との間に形成される搗精空間の容積が凸状部材と搗精網
部材とが対向した位置と搗精ロールの周面が搗精網部材
に対向した位置とで異なることになるので、穀物が容積
変化に応じて粗密な状態を繰り返すことにより搗精網側
に位置した穀物と搗精ロール側に位置した穀物との入れ
替え作用が起こりやすくなり、向きがあらゆる方向に変
わることも相俟って穀物表面をムラなく研削することが
できる。
うちの一つに記載の研削装置を用いる精殻機であって、
穀物の導入部近傍に配置されている回転可能な搬送部材
と同軸上に配置されて外周面に複数の凸状部材が周面に
取り付けられている円筒状ロールからなる搗精ロール
と、上記搗精ロールの外周囲に配置されて該搗精ロール
との間に穀物の移動空間を構成する搗精網部材と、上記
搗精ロールの軸方向で上記搬送部材と反対側に設けられ
た穀物排出部とを備えたことを特徴としている。この発
明では、搗精網部材との間に形成される搗精空間の容積
が搗精ロールの回転時に軸方向で交互に変化するので、
搗精室空間を移動する穀物が粗密状態を繰り返すことが
できる。これにより、穀物の向きが粗密状態に変化に応
じて変化しやすくなると共に網部材側と搗精ロール側と
に位置する穀物の入れ替えが交互に行われるので、全て
の穀物を対象として表面全体を均一にかつムラなく研削
することができる。
実施に形態を説明する。図1は、本発明実施例による研
削装置を備えた精殻機の全体構成を示す図であり、同図
には、図1における上方が精殻機1の頂部となるように
設置した場合が示されている。図1において精殻機1
は、円筒部材からなる外郭部材1Aを備え、外郭部材1
Aの下部には米などの精殻対象となる穀物の導入口1B
が設けられ、外郭部材1Aの長手方向において導入口1
Bと反対側には吐出口1Cが設けられている。導入口1
Bには、外部に連通する穀物貯蔵部との間に配置された
搬送部材1Dが、また排出口1Cには、排出トレイ1E
がそれぞれ設けられている。外郭部材1Aの内部には、
導入口1Bの近傍に配置されている搬送部材をなす搬送
スクリュー2と、搬送スクリュー2と同軸上に設けられ
ている搗精ロール3とが配置されている。
要部をなす部材であり、その構成が図2以降の図面に示
されている。図2において、搗精ロール3は金属製の円
筒状ロールで構成され、その外周面には凸状部材4が多
数配置されている。凸状部材4は、図4および図5に示
すように、金属母材を予め機械加工することにより平面
視において長円形をなし、側面視において搗精ロール3
の外周面の曲率半径に対応した円弧状に形成されたブロ
ック片である。凸状部材4には、搗精ロール3に取り付
ける際のネジ孔4Aが長手方向に沿って複数箇所に形成
されており、これによって、搗精ロール3に対して着脱
できるようになっている。
に、ダイアモンドなどの超硬砥粒Dが散布された状態で
設けられている。超硬砥粒Dは、図6(C)に示すよう
に、凸状部材4の表面に設けられる金属メッキ層4Bを
介して凸状部材4の表面に固定されており、凸状部材4
が図6(B)に示すように、搗精ロール3の表面にボル
ト5を介して取り付けられることにより、搗精ロール3
の表面に凸状の研削面を構成できるようになっている。
は凸状部材4が多数配置されているが、その配置構成は
次の通りとされている。図2において、凸状部材4は、
搗精ロール3の回転時に穀物を軸方向に移動させること
ができるように周方向で軸方向に傾けて、しかも、その
傾斜方向が長手方向となるように取り付けられている。
一つの凸状部材4では、長手方向中心を基準として18
0°反転させることができるようになっており、反転さ
せる場合には、長手方向両端のネジ孔4Aに対する締結
保持を解除すればよい。これにより、凸状部材4が穀物
と最初に当たる側である搗精ロール3の回転方向上流側
に相当する端部が摩耗や欠損を生じた場合には、180
°反転させるだけで、新たな端部を穀物と最初に当たる
部分とすることができる。
部材4は、図2に示すように、搗精ロール3が回転した
際に、その周面において上記凸状部材が位置する凸部分
と凸状部材が位置しないで周面が露呈する凹部分とが穀
物に対して交互に接触する状態で上記凸状部材が周方向
および軸方向に間隔を持たせて並べられている。図2で
は、周方向において符号4で示す凸状部材と符号4’で
示す凸状部材とが軸方向にずらされて取り付けられてい
る状態が示されており、凸状部材4の長手方向端部に隣
り合う位置には搗精ロール3の周面が存在し、凸状部材
4’の長手方向端部に隣り合う位置にも搗精ロール3の
周面が存在し、搗精ロール3が回転した際に凸部分と凹
部分とが交互に現出するようになっている。このような
凸状部材4の配置構成においては、搗精ロール3の回転
時に穀物に対して搗精ロール3の凸部分と凹部分とが交
互に当たることができ、これにより、穀物が向きが交互
に当たるたびに変化させられることになる。
ている精殻機1の内部には、搗精ロール3の外周囲に搗
精ロール3と同心円からなる円筒状に構成された搗精網
部材6が配置されており、搗精ロール3との間に穀物の
移動空間が構成されている。さらに、精殻機1における
排出口1C近傍には、搗精ロール3の軸方向に進退可能
な圧力付与手段7が設けられている。圧力付与手段7
は、テーパコーン状の抵抗部材7Aをシリンダ7Bのロ
ッドに取り付けたものであり、搗精ロール3の外周面と
搗精網部材6との間に構成される搗精室内に導入される
穀物に対する押圧力を調整して穀粒密度を種々設定でき
るようになっている。
予め凸状部材4,4’を取り付けた搗精ロール3が精殻
機1の内部に配置される。搗精ロール3は、単なる円筒
形状とするだけですみ、また、凸状部材4,4’も予め
機械加工されたブロック片であるので、搗精ロール3全
体を一体成形する場合に比べて加工性が比較的良好で、
しかも入手しやすいものとされる。精殻機1において、
導入口1Bから導入された穀物は、搬送スクリュー2に
よって搗精ロール3側に向けて搬送される。
で並べられて取り付けられた凸状部材4,4’を備えて
いるので、1条ネジと違って回転した際に周方向で凸部
がある部分(凸部分)とない部分(凹部分)とを穀物に
対面させることができる。このため、圧力付与手段7に
よる凹圧力を上げて穀粒密度を高めた場合でも凸部分と
凹部分とで穀粒の粗密状態を設定することができ、凹部
分では粗の状態が発生し、凸部分では密な状態が発生す
る。従って、穀粒の粗密状態を作り出すことで穀粒の回
転・反転がしやすい状態が得られ、穀粒の表面でムラの
ない研削が行えることになる。しかも、凸状部材4,
4’が搗精ロール3の回転時に凸部分と凹部分とが交互
に穀粒に当たるように位置をずらして設けられているの
で、凹部分に集められて送られてきた穀粒が次に凸部分
で強制的に反転させられて移動することができる。これ
により、ある穀粒は頂部が凸部に当たり、別の穀粒は背
部が当たり、またさらに別の穀粒は尾部がそれぞれ凸部
に当たり、回転しながら搗精網部材6側に押し出される
というように纏めて多くの方向に力を受けて移動し、所
謂、スクランブル状態が穀粒に対して生じることにな
る。この結果、穀粒は排出口1Cに向けて移動されなが
ら、様々な方向に姿勢を変えることができるので、表面
全体を均一に研削されることになる。
が交互に現出するようになっているので、凹部分で送ら
れる穀粒も搗精ロール3が1回転する間に凸部分に複数
回対向した際に様々な方向に移動できるので、搗精網部
材6との間の搗精室内で網部材6側に位置していた穀粒
と搗精ロール3側に位置していた穀粒とが入れ替わるこ
とができる。これにより、全体として穀粒全てが搗精ロ
ール3に接触することができ、均一で且つムラのない研
削が行われることになる。
摩耗あるいは欠損した場合には、凸状部材4,4’の長
手方向中心を基準として180°反転させることで、新
しい長手方向端部を搗精ロール3の回転方向上流側に位
置させて穀粒と最初に当たるようにすることができる。
これにより、単一の凸状部材でありながら、寿命は2倍
にすることができ、しかも交換時でのメンテナンスにお
いても何ら特別な交換作業を要しないで行うことができ
る。
状部材4,4’を搗精ロール3の周面に取り付けるだけ
で研削面を有する搗精ロール3ができるので、凸状部材
4,4’の数を調整することも可能であることから、精
米度などの搗精度合いに応じた状態を設定することが可
能になる。なお、上記実施例では、精殻機1を立てた状
態に設置した例を示したが、横置きに設置することも勿
論可能である。
求項1記載の発明によれば、円筒状ロールの表面に凸状
部材を取り付けるだけで超硬砥粒が分布する表面を有す
る凸部に構成することができる。これにより、機械加工
が必要となる部材を用いる場合でも、比較的簡単な加工
ですみ、コスト低減を図ることが可能となる。
の回転時に各凸状部材に穀物が接触すると軸方向に移動
させられて同じ箇所に止まることがない。これにより、
穀物が1カ所に止まった場合に生じるブロック状態をな
くして研削機会を多くすることができ、搗精効率を高め
ることが可能になる。
がその長手方向中心を基準として反転させることができ
るので、搗精ロールの回転方向によって穀物と最初に接
触する側の端部が摩耗や欠損した場合には、穀物と最初
に接触しない側の端部を新たに穀物と最初に接触する側
の端部に置き換えることができる。これにより、凸状部
材の交換時期を遅延させて、所謂寿命を2倍にすること
ができる
と違って、搗精ロールが回転しているときに穀物が凸部
分と凹部分とに交互に対向することができ、穀物の回転
・反転をしやすくすることが可能になる。これにより、
穀物の表面全体が研削できることになり、均一でムラの
ない精殻を行えることで精殻効率を高めることが可能に
なる。しかも、凸部分と凹部分とが交互に現出すること
で凹部分に存在している穀物が搗精ロールの1回転中で
複数回凸部分の作用により様々な方向に移動することが
できるので、搗精ロール側に位置していなかった穀物を
搗精ロール側に移動させることができ、導入された穀物
全体で均一かつムラのない精殻が可能になる。
との間に形成される搗精空間の容積が搗精ロールの回転
時に軸方向で交互に変化するので、搗精室空間を移動す
る穀物が粗密状態を繰り返すことができる。これによ
り、穀物の向きが粗密状態に変化に応じて変化しやすく
なると共に網部材側と搗精ロール側とに位置する穀物の
入れ替えが交互に行われるので、全ての穀物を対象とし
て表面全体を均一にかつムラなく研削することができ、
精殻効率を高めることが可能になる。
の全体構成を説明するための図である。
の構成を示す正面図である。
の構成を示す平面図である。
の側面図である。
(A)は外観図、(B)は部分的な断面図、(C)は部
分的な拡大断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 導入された穀物を搬送しながら研削して
搗精する研削装置であって、 円筒状ロールからなる搗精ロールの外周面に複数の凸状
部材を着脱可能に設け、 上記凸状部材は、予め機械加工により凸状に形成された
部材の表面に金属メッキを介して超硬砥粒を固定して構
成され、上記円筒状ロール表面で周方向および軸方向に
沿って取り付けられていることを特徴とする研削装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の研削装置において、 上記凸状部材は、上記搗精ロールの軸方向に上記穀物を
移動させることができる形態に並べられて上記搗精ロー
ルの周面に設けられていることを特徴とする研削装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の研削装置において、 上記凸状部材は、上記搗精ロールの周方向で軸方向に傾
けて配置され、該傾斜方向に沿った長手方向中心を基準
として180°反転可能に設けられていることを特徴と
する研削装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の研削装置において、 上記搗精ロールは、回転した際にその周面において上記
凸状部材が位置する凸部分と凸状部材が位置しないで周
面が露呈する凹部分とが穀物に対して交互に接触する状
態で上記凸状部材が周方向および軸方向に間隔を持たせ
て並べられていることを特徴とする研削装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至5のうちの一つに記載の研
削装置を用いる精殻機であって、 穀物の導入部近傍に配置されている回転可能な搬送部材
と同軸上に配置されて外周面に複数の凸状部材が取り付
けられている円筒状ロールからなる搗精ロールと、 上記搗精ロールの外周囲に配置されて該搗精ロールとの
間に穀物の移動空間を構成する搗精網部材と、 上記搗精ロールの軸方向で上記搬送部材と反対側に設け
られた穀物排出部とを備えたことを特徴とする精殻機。
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