JP2002023811A - フィールド機器制御装置およびそのコネクタの配線接続方法 - Google Patents
フィールド機器制御装置およびそのコネクタの配線接続方法Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Programmable Controllers (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工事、保守が容易な構造とすると共に、高イ
ンテリジェンスな機能を持つフィールド機器制御装置を
得る。 【解決手段】 入出力回路部3aと制御パネル部3bと
を分離し、着脱自在のミニコネクタ3cで接続して、制
御パネル部3bの交換を容易にする。制御パネル部3b
上の各チップはSOC(System On Chip)の高集積化技
術を用いて回路素子をチップ化し、より小型化を図る。
また通信コネクタ3dと電源コネクタ3eのフィールド
バス2と電源供給線7の配線は、複数個のフィールド機
器制御装置3に対して芋づる式に配線し、電気的には各
フィールド機器制御装置3の対して並列接続となるよう
にして、一つのフィールド機器制御装置のコネクタを外
しても他のフィールド機器制御装置3は接続されたまま
とし、電源を停止せずに取り替えの作業が行える。
ンテリジェンスな機能を持つフィールド機器制御装置を
得る。 【解決手段】 入出力回路部3aと制御パネル部3bと
を分離し、着脱自在のミニコネクタ3cで接続して、制
御パネル部3bの交換を容易にする。制御パネル部3b
上の各チップはSOC(System On Chip)の高集積化技
術を用いて回路素子をチップ化し、より小型化を図る。
また通信コネクタ3dと電源コネクタ3eのフィールド
バス2と電源供給線7の配線は、複数個のフィールド機
器制御装置3に対して芋づる式に配線し、電気的には各
フィールド機器制御装置3の対して並列接続となるよう
にして、一つのフィールド機器制御装置のコネクタを外
しても他のフィールド機器制御装置3は接続されたまま
とし、電源を停止せずに取り替えの作業が行える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィールド機器
を制御すると共に、主制御装置からの指令等で動作する
フィールド機器制御装置に関するものである。
を制御すると共に、主制御装置からの指令等で動作する
フィールド機器制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来方式の一例について説明す
る。図11はシステム構成図であり、図において、1は
システム全体の制御と監視を行う主制御装置、2は主制
御装置とフィールド機器制御装置30を接続するフィー
ルドバス、4はフィールド機器制御装置30とフィール
ド機器群5を各入出力点毎に接続する専用線である。6
は電源装置であり、フィールド機器制御装置30へ電源
供給7で電源を供給する。
る。図11はシステム構成図であり、図において、1は
システム全体の制御と監視を行う主制御装置、2は主制
御装置とフィールド機器制御装置30を接続するフィー
ルドバス、4はフィールド機器制御装置30とフィール
ド機器群5を各入出力点毎に接続する専用線である。6
は電源装置であり、フィールド機器制御装置30へ電源
供給7で電源を供給する。
【0003】8はオペレータコンソールであり、主制御
装置1とはLAN9で接続され、各分散設置された主制
御装置1やフィールド機器制御装置30へのフィールド
機器の動作モード等の設定、試験動作の確認、機器の状
態表示等の機能を持つ。なお、フィールド機器制御装置
30は通常、複数個のフィールド機器を接続し制御して
いる。また、専用線4の数は、例えば、1個のフィール
ド機器あたり2本、または複数個のフィールド機器に対
してコモン線1本と1個のフィールド機器あたり1本で
ある。
装置1とはLAN9で接続され、各分散設置された主制
御装置1やフィールド機器制御装置30へのフィールド
機器の動作モード等の設定、試験動作の確認、機器の状
態表示等の機能を持つ。なお、フィールド機器制御装置
30は通常、複数個のフィールド機器を接続し制御して
いる。また、専用線4の数は、例えば、1個のフィール
ド機器あたり2本、または複数個のフィールド機器に対
してコモン線1本と1個のフィールド機器あたり1本で
ある。
【0004】図12はフィールド機器制御装置30の機
能ブロック図であり、図において、30aはベースユニ
ットであり、図示しない取付け機構、図示しない電源や
通信信号の供給機構、端子台30bから構成される。ベ
ースユニット30aには、制御ユニット30cと入出力
ユニット30dが図示しないコネクタで接続され、両者
は一括でベースユニット30aから取り外しできる構造
となっている。
能ブロック図であり、図において、30aはベースユニ
ットであり、図示しない取付け機構、図示しない電源や
通信信号の供給機構、端子台30bから構成される。ベ
ースユニット30aには、制御ユニット30cと入出力
ユニット30dが図示しないコネクタで接続され、両者
は一括でベースユニット30aから取り外しできる構造
となっている。
【0005】制御ユニット30cは、プロセッサ部30
c1(MPU、メモリ、タイマー、周辺回路等で構
成)、フィールドバスの通信制御部30c2、入出力制
御部30c3、表示・操作制御部30c4で構成され
る。入出力回路ユニット30dは、一般的に高電圧・高
電流・高耐圧など電気的な仕様を満たすため、リレーや
トランジスタ及びフォトカプラなど比較的小型化が困難
な部品で構成される。また、ベースユニット30aには
フィールド機器制御装置の番号を設定する設定スイッチ
30fがあり、通信制御部30c2で認識できるように
なっている。
c1(MPU、メモリ、タイマー、周辺回路等で構
成)、フィールドバスの通信制御部30c2、入出力制
御部30c3、表示・操作制御部30c4で構成され
る。入出力回路ユニット30dは、一般的に高電圧・高
電流・高耐圧など電気的な仕様を満たすため、リレーや
トランジスタ及びフォトカプラなど比較的小型化が困難
な部品で構成される。また、ベースユニット30aには
フィールド機器制御装置の番号を設定する設定スイッチ
30fがあり、通信制御部30c2で認識できるように
なっている。
【0006】図13はフィールド機器制御装置30の外
観図、図14はフィールド機器制御装置30の実装図で
ある。フィールド機器制御装置30と電源装置6は、図
示しないDINレール取付け機構によりDINレール1
0に取付けられ、フィールドバスや電源はケーブルで接
続される。30gは開閉できる端子台のカバーであり、
端子部の接触保護や工事・保守用の物理的な端子番号や
必要に応じて論理的な信号名が、片面または両面に印刷
またはラベル張りつけにて表示を目的としている。
観図、図14はフィールド機器制御装置30の実装図で
ある。フィールド機器制御装置30と電源装置6は、図
示しないDINレール取付け機構によりDINレール1
0に取付けられ、フィールドバスや電源はケーブルで接
続される。30gは開閉できる端子台のカバーであり、
端子部の接触保護や工事・保守用の物理的な端子番号や
必要に応じて論理的な信号名が、片面または両面に印刷
またはラベル張りつけにて表示を目的としている。
【0007】次に動作について説明する。 (1)まず、オペレータコンソール8のメニュー画面よ
り、動作パラメータ(装置番号、DIやDO等種別、点
数、フィルタの定数等)を主制御装置1に設定する。 (2)この設定により、主制御装置1は設定されたフィ
ールド機器制御装置30へ各種パラメータを送付すると
ともに、定周期でデータ入出力や状態監視を開始する。
り、動作パラメータ(装置番号、DIやDO等種別、点
数、フィルタの定数等)を主制御装置1に設定する。 (2)この設定により、主制御装置1は設定されたフィ
ールド機器制御装置30へ各種パラメータを送付すると
ともに、定周期でデータ入出力や状態監視を開始する。
【0008】(3)フィールドバス2の通信方式は主制
御装置1が送出するパケットのヘッダー部に上記装置番
号を付加し、これを認識した対応するフィールド機器制
御装置30のみが応答を返送するハンドシェーク方式の
半二重通信で行い、この手順を装置の数だけ順次繰返し
実行する。
御装置1が送出するパケットのヘッダー部に上記装置番
号を付加し、これを認識した対応するフィールド機器制
御装置30のみが応答を返送するハンドシェーク方式の
半二重通信で行い、この手順を装置の数だけ順次繰返し
実行する。
【0009】(4)フィールド機器制御装置30は、プ
ロセサッサ部30c1が通信制御部30c2から動作パ
ラメータを受け取ると、制御ユニット30c上のオンラ
イン表示の点燈、オフラインやエラー表示の消燈を行い
正常動作状態にするとともに、動作パラメータで与えら
れた周期で、主制御装置1から通信制御部30c2の受
信バッファに書き込まれたデータを入出力回路ユニット
30dへ出力、または入出力回路ユニット30dからの
入力データを通信制御部30c2の送信バッファに書き
込む。送信バッファの内容は主制御装置1からの通信で
読み込まれる。 (5)また、各入出力点のオンやオフの状態はプロセッ
サ部30c1の制御で表示・操作部30c4を通じて、
制御ユニット30c上のLEDに表示される。
ロセサッサ部30c1が通信制御部30c2から動作パ
ラメータを受け取ると、制御ユニット30c上のオンラ
イン表示の点燈、オフラインやエラー表示の消燈を行い
正常動作状態にするとともに、動作パラメータで与えら
れた周期で、主制御装置1から通信制御部30c2の受
信バッファに書き込まれたデータを入出力回路ユニット
30dへ出力、または入出力回路ユニット30dからの
入力データを通信制御部30c2の送信バッファに書き
込む。送信バッファの内容は主制御装置1からの通信で
読み込まれる。 (5)また、各入出力点のオンやオフの状態はプロセッ
サ部30c1の制御で表示・操作部30c4を通じて、
制御ユニット30c上のLEDに表示される。
【0010】(6)フィールド機器制御装置30から主
制御装置1への応答が無い場合や、主制御装置1がフィ
ールド機器制御装置30からエラー検出した場合には、
オペレータコンソール8へ通知され、故障警報が表示さ
れる。 (7)故障に該当するフィールド機器制御装置30の交
換は、故障警報に基き、保守員が現場に行き、オペレー
タコンソール8の操作・監視員と電話などで連絡を取り
ながら、対応する保守マニュアルを見ながら交換、復旧
確認作業を行う。
制御装置1への応答が無い場合や、主制御装置1がフィ
ールド機器制御装置30からエラー検出した場合には、
オペレータコンソール8へ通知され、故障警報が表示さ
れる。 (7)故障に該当するフィールド機器制御装置30の交
換は、故障警報に基き、保守員が現場に行き、オペレー
タコンソール8の操作・監視員と電話などで連絡を取り
ながら、対応する保守マニュアルを見ながら交換、復旧
確認作業を行う。
【0011】(8)交換の単位は、制御ユニットまたは
入出力回路ユニットの故障なら、ベースモジュールは残
して両者一括で交換、ベースユニットの故障なら、フィ
ールド機器制御装置一括での交換となる。フィールド機
器制御装置一括交換の場合には、電源と通信信号の渡り
が一時的に切れるため、故障箇所より下の同列配置装置
も一時的に故障となる。
入出力回路ユニットの故障なら、ベースモジュールは残
して両者一括で交換、ベースユニットの故障なら、フィ
ールド機器制御装置一括での交換となる。フィールド機
器制御装置一括交換の場合には、電源と通信信号の渡り
が一時的に切れるため、故障箇所より下の同列配置装置
も一時的に故障となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィールド機器
制御装置は以上のように構成されているので、装置のサ
イズがまだまだ大きく実装スペースが必要で、機能的に
もインテリジェンスが不足しており、装置の製作、据付
工事、試験調整、保守が旧態依然とした手法でしか行え
ず、人件費を含めたシステム全体でのトータルコストが
なかなか下がらないという課題があった。
制御装置は以上のように構成されているので、装置のサ
イズがまだまだ大きく実装スペースが必要で、機能的に
もインテリジェンスが不足しており、装置の製作、据付
工事、試験調整、保守が旧態依然とした手法でしか行え
ず、人件費を含めたシステム全体でのトータルコストが
なかなか下がらないという課題があった。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、工事、保守が容易な構造とす
ると共に、コスト面も含めて実用化できる新技術を用い
て、高インテリジェンスな機能を持つフィールド機器制
御装置を得ることを目的とし、また、外部結線において
も、工事、保守の容易な結線方法を提供することを目的
とする。
めになされたものであり、工事、保守が容易な構造とす
ると共に、コスト面も含めて実用化できる新技術を用い
て、高インテリジェンスな機能を持つフィールド機器制
御装置を得ることを目的とし、また、外部結線において
も、工事、保守の容易な結線方法を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】(1)この発明に係る請
求項1のフィールド機器制御装置は、計算機機能を有し
プラント等のシステムの状態を監視制御する主制御装置
とフィールドバスを介して接続されると共に、上記シス
テムの状態を検知および制御動作等を行うフィールド機
器と接続され、上記主制御装置および上記フィールド機
器と監視・制御に関わるデータを授受すると共に所定の
処理を行うフィールド制御装置において、上記フィール
ド機器制御装置には入出力ユニットと制御ユニットとを
設け、上記入出力ユニットは、上記主制御装置とのデー
タ授受用のコネクタと、上記フィールド機器を接続する
端子台とを設けると共に、上記フィールド機器との入出
力データに対して所定の動作を行うリレーおよびトラン
ジスタ・フォトカプラ等の入出力回路部を有する入出力
ユニットとし、上記制御ユニットは、板状の形状を持
ち、その板状の一平面部が上記入出力ユニットに形成さ
れた一平面部と対向して取り付けられ、その取り付けら
れた状態で上記入出力ユニットとの間に設けられたユニ
ット間データ授受用のコネクタにより接続すると共に、
上記入出力ユニットからのデータの入出力制御を行う入
出力制御部と、上記主制御装置とのデータの授受を行う
通信制御部と、LED表示、操作スイッチ等で表示・操
作を行う表示・操作部と、計算機機能を有し各種制御演
算処理を行うプロセッサ部とを有する制御ユニットとし
たものである。
求項1のフィールド機器制御装置は、計算機機能を有し
プラント等のシステムの状態を監視制御する主制御装置
とフィールドバスを介して接続されると共に、上記シス
テムの状態を検知および制御動作等を行うフィールド機
器と接続され、上記主制御装置および上記フィールド機
器と監視・制御に関わるデータを授受すると共に所定の
処理を行うフィールド制御装置において、上記フィール
ド機器制御装置には入出力ユニットと制御ユニットとを
設け、上記入出力ユニットは、上記主制御装置とのデー
タ授受用のコネクタと、上記フィールド機器を接続する
端子台とを設けると共に、上記フィールド機器との入出
力データに対して所定の動作を行うリレーおよびトラン
ジスタ・フォトカプラ等の入出力回路部を有する入出力
ユニットとし、上記制御ユニットは、板状の形状を持
ち、その板状の一平面部が上記入出力ユニットに形成さ
れた一平面部と対向して取り付けられ、その取り付けら
れた状態で上記入出力ユニットとの間に設けられたユニ
ット間データ授受用のコネクタにより接続すると共に、
上記入出力ユニットからのデータの入出力制御を行う入
出力制御部と、上記主制御装置とのデータの授受を行う
通信制御部と、LED表示、操作スイッチ等で表示・操
作を行う表示・操作部と、計算機機能を有し各種制御演
算処理を行うプロセッサ部とを有する制御ユニットとし
たものである。
【0015】(2)この発明に係る請求項2のフィール
ド機器制御装置は、請求項1のフィールド機器制御装置
において、制御ユニット内の入出力制御部、通信制御
部、表示・操作部、プロセッサ部の各部の各々をSOC
(System On Chip)技術により1チップ
化、または、各部を併せて全体をSOC技術により1チ
ップ化したものである。
ド機器制御装置は、請求項1のフィールド機器制御装置
において、制御ユニット内の入出力制御部、通信制御
部、表示・操作部、プロセッサ部の各部の各々をSOC
(System On Chip)技術により1チップ
化、または、各部を併せて全体をSOC技術により1チ
ップ化したものである。
【0016】(3)この発明に係る請求項3のフィール
ド機器制御装置は、請求項1または請求項2のフィール
ド機器制御装置において、入出力ユニットのフィールド
機器の配線接続用の端子台は、上記フィールド機器が容
易に着脱できるようなコネクタ形式の端子台、または、
コネクタとしたものである。
ド機器制御装置は、請求項1または請求項2のフィール
ド機器制御装置において、入出力ユニットのフィールド
機器の配線接続用の端子台は、上記フィールド機器が容
易に着脱できるようなコネクタ形式の端子台、または、
コネクタとしたものである。
【0017】(4)この発明に係る請求項4のフィール
ド機器制御装置は、請求項1〜3項のいずれか1項のフ
ィールド機器制御装置において、不揮発メモリを入出力
ユニットおよび制御ユニットの少なくともいずれか一方
に設け、この不揮発メモリに機種コード、製造番号、製
造ロット、改良バージョン情報等の管理情報を保存し、
制御ユニットの表示・操作部において表示可能としたも
のである。
ド機器制御装置は、請求項1〜3項のいずれか1項のフ
ィールド機器制御装置において、不揮発メモリを入出力
ユニットおよび制御ユニットの少なくともいずれか一方
に設け、この不揮発メモリに機種コード、製造番号、製
造ロット、改良バージョン情報等の管理情報を保存し、
制御ユニットの表示・操作部において表示可能としたも
のである。
【0018】(5)この発明に係る請求項5のフィール
ド機器制御装置は、請求項1〜4のいずれか1項のフィ
ールド機器制御装置において、制御ユニットの入出力ユ
ニットの取付け面と反対側の平面部上に液晶パネルを取
付け、この液晶パネルで必要とする情報を文字またはグ
ラフィック表示により表示可能としたものである。
ド機器制御装置は、請求項1〜4のいずれか1項のフィ
ールド機器制御装置において、制御ユニットの入出力ユ
ニットの取付け面と反対側の平面部上に液晶パネルを取
付け、この液晶パネルで必要とする情報を文字またはグ
ラフィック表示により表示可能としたものである。
【0019】(6)この発明に係る請求項6のフィール
ド機器制御装置は、請求項5のフィールド機器制御装置
において、液晶パネルの前面にタッチパネルを設け、操
作をタッチパネル上で可能としたものである。
ド機器制御装置は、請求項5のフィールド機器制御装置
において、液晶パネルの前面にタッチパネルを設け、操
作をタッチパネル上で可能としたものである。
【0020】(7)この発明に係る請求項7のフィール
ド機器制御装置は、請求項1〜4のいずれか1項のフィ
ールド機器制御装置において、制御ユニットと、この制
御ユニットの両面部上に各々配置された液晶パネルと、
これら液晶パネルの各表示面上に配置されたタッチパネ
ルとを、制御・表示ブロックとして一体化し、この制御
・表示ブロックと入出力ユニットとをデータ授受用のフ
レキシブルケーブルで接続すると共に、上記制御・表示
ブロックの一つの液晶パネル側が上記入出力ユニットの
一平面部と対向するよう上記入出力ユニットに上記制御
・表示ブロックが取り付けられ、上記入出力ユニットと
対向する側の液晶パネルを見るときは、上記フレキシブ
ルケーブルを保持箇所として見開くように回動して見る
ことを可能にし、これら液晶パネルには監視制御に関す
る情報を文字またはグラフィック表示により表示可能と
したものである。
ド機器制御装置は、請求項1〜4のいずれか1項のフィ
ールド機器制御装置において、制御ユニットと、この制
御ユニットの両面部上に各々配置された液晶パネルと、
これら液晶パネルの各表示面上に配置されたタッチパネ
ルとを、制御・表示ブロックとして一体化し、この制御
・表示ブロックと入出力ユニットとをデータ授受用のフ
レキシブルケーブルで接続すると共に、上記制御・表示
ブロックの一つの液晶パネル側が上記入出力ユニットの
一平面部と対向するよう上記入出力ユニットに上記制御
・表示ブロックが取り付けられ、上記入出力ユニットと
対向する側の液晶パネルを見るときは、上記フレキシブ
ルケーブルを保持箇所として見開くように回動して見る
ことを可能にし、これら液晶パネルには監視制御に関す
る情報を文字またはグラフィック表示により表示可能と
したものである。
【0021】(8)この発明に係る請求項8のフィール
ド機器制御装置のコネクタの配線接続方法は、請求項1
〜7のいずれか1項のフィールド機器制御装置を複数個
用いる場合に、これらフィールド機器制御装置の各コネ
クタに外部配線を接続する方法として、上記各コネクタ
間で同一の接続を必要とする各端子に対して、渡り線で
順次、直列的に接続することにより、電気的には上記各
フィールド機器制御装置に対して並列接続となるような
配線とし、任意のフィールド機器制御装置のコネクタを
取り外しても、他のフィールド機器制御装置は電気的な
接続状態が保持されるようにしたものである。
ド機器制御装置のコネクタの配線接続方法は、請求項1
〜7のいずれか1項のフィールド機器制御装置を複数個
用いる場合に、これらフィールド機器制御装置の各コネ
クタに外部配線を接続する方法として、上記各コネクタ
間で同一の接続を必要とする各端子に対して、渡り線で
順次、直列的に接続することにより、電気的には上記各
フィールド機器制御装置に対して並列接続となるような
配線とし、任意のフィールド機器制御装置のコネクタを
取り外しても、他のフィールド機器制御装置は電気的な
接続状態が保持されるようにしたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図に基づいて説明する。図1はシステム
構成図であり、従来例とは電源とフィールドバスの接続
形態が異なる。図2はフィールド機器制御装置3の機能
ブロック図、図3はフィールド機器制御装置3の斜視図
で、各部を分離した状態を示している。図4はフィール
ド機器制御装置3を複数個の実装する場合の図で、特に
フィールドバスと電源供給線の接続状態を示す。
実施の形態1を図に基づいて説明する。図1はシステム
構成図であり、従来例とは電源とフィールドバスの接続
形態が異なる。図2はフィールド機器制御装置3の機能
ブロック図、図3はフィールド機器制御装置3の斜視図
で、各部を分離した状態を示している。図4はフィール
ド機器制御装置3を複数個の実装する場合の図で、特に
フィールドバスと電源供給線の接続状態を示す。
【0023】これらの図において、フィールド機器制御
装置3は、入出力回路部3aと制御パネル部3bと前面
パネル3b5で構成している。入出力回路部3aと制御
パネル3bとは分離された構成となっていて、ミニコネ
クタ3cで容易に着脱でき、入出力回路部3aに制御パ
ネル部3bを取り付けると、ミニコネクタ3cが接続さ
れた状態となる。
装置3は、入出力回路部3aと制御パネル部3bと前面
パネル3b5で構成している。入出力回路部3aと制御
パネル3bとは分離された構成となっていて、ミニコネ
クタ3cで容易に着脱でき、入出力回路部3aに制御パ
ネル部3bを取り付けると、ミニコネクタ3cが接続さ
れた状態となる。
【0024】入出力回路部3aは、従来と同じく一般的
に高電圧・高電流・高耐圧など電気的な仕様を満たすた
め、フィールド機器との接続端子台30b、及び、図示
しないがリレーやトランジスタ及びフォトカプラなど普
遍的な機構と部品が搭載されている。そして、フィール
ドバス2との接続を行う通信コネクタ3dと、電源供給
線7との接続を行う電源コネクタ3eとを設けている。
また、入出力回路部3aには、従来方式と同じDINレ
ール取付け機構が付加されている。
に高電圧・高電流・高耐圧など電気的な仕様を満たすた
め、フィールド機器との接続端子台30b、及び、図示
しないがリレーやトランジスタ及びフォトカプラなど普
遍的な機構と部品が搭載されている。そして、フィール
ドバス2との接続を行う通信コネクタ3dと、電源供給
線7との接続を行う電源コネクタ3eとを設けている。
また、入出力回路部3aには、従来方式と同じDINレ
ール取付け機構が付加されている。
【0025】制御パネル部3bは、プロセッサ基本チッ
プ(MPU、メモリ、タイマー等周辺回路からなる)3
b1、通信制御チップ3b2、入出力制御チップ3b
3、表示・操作チップ3b4で構成される。これらの各
チップは、高集積化、小型・軽量化化、低コスト化が期
待されるSOC(System On Chip)技術
により、集約実装して、より薄型の制御パネル部3bが
構成される。制御パネル部3bには従来方式と同じく、
LEDの名称表示や、ロゴ、型名表示などが入った前面
パネル3b5が付加されている。
プ(MPU、メモリ、タイマー等周辺回路からなる)3
b1、通信制御チップ3b2、入出力制御チップ3b
3、表示・操作チップ3b4で構成される。これらの各
チップは、高集積化、小型・軽量化化、低コスト化が期
待されるSOC(System On Chip)技術
により、集約実装して、より薄型の制御パネル部3bが
構成される。制御パネル部3bには従来方式と同じく、
LEDの名称表示や、ロゴ、型名表示などが入った前面
パネル3b5が付加されている。
【0026】またフィールド機器制御装置3の通信コネ
クタ3dと電源コネクタ3eに、フィールドバス2と電
源供給線7とを接続する場合の接続は、図4、図2、図
1に示すように、それぞれ芋づる式に、フィールドバス
2と電源供給線7とを渡り線で順次、各フィールド機器
制御装置3に対して直列的に接続していくことにより、
各フィールド機器制御装置3に対しては電気的に並列接
続となるようにしている。つまり、1つのフィールド機
器制御装置3のコネクタを外しても、他のフィールド機
器制御装置3は接続されたままの状態となり、活線作業
を可能としている。
クタ3dと電源コネクタ3eに、フィールドバス2と電
源供給線7とを接続する場合の接続は、図4、図2、図
1に示すように、それぞれ芋づる式に、フィールドバス
2と電源供給線7とを渡り線で順次、各フィールド機器
制御装置3に対して直列的に接続していくことにより、
各フィールド機器制御装置3に対しては電気的に並列接
続となるようにしている。つまり、1つのフィールド機
器制御装置3のコネクタを外しても、他のフィールド機
器制御装置3は接続されたままの状態となり、活線作業
を可能としている。
【0027】なお、通信コネクタ3dと電源コネクタ3
eは入出力回路部3a側に取り付けられた固定されたコ
ネクタと、この固定コネクタに嵌合すると共に、着脱自
在とする相手の差込側コネクタとがあり、差込側コネク
タにフィールドバス2と電源供給線7が接続されるが、
コネクタの構造としては公知の構造であり、図2では図
示を省略している。
eは入出力回路部3a側に取り付けられた固定されたコ
ネクタと、この固定コネクタに嵌合すると共に、着脱自
在とする相手の差込側コネクタとがあり、差込側コネク
タにフィールドバス2と電源供給線7が接続されるが、
コネクタの構造としては公知の構造であり、図2では図
示を省略している。
【0028】更に、入出力回路部3の端子台30bを、
入出力回路部3aとフィールド機器の専用線4とが着脱
自在になるように、2ピースタイプの端子台を使用す
る。このようにするとフィールド機器から入出力回路部
3aが容易に取り外すことができ、入出力回路部3aの
取り替えがより簡単にできる。また、フィールド機器自
体の取り替えも容易になる。
入出力回路部3aとフィールド機器の専用線4とが着脱
自在になるように、2ピースタイプの端子台を使用す
る。このようにするとフィールド機器から入出力回路部
3aが容易に取り外すことができ、入出力回路部3aの
取り替えがより簡単にできる。また、フィールド機器自
体の取り替えも容易になる。
【0029】ここで2ピースタイプの端子台とは、コネ
クタ形式の端子台で、市販品では「コネクタ端子」など
と言われていて、下側の端子台部分が入出力回路部3a
の基板などに取り付けられ、上側の端子台部分にフィー
ルド機器の配線(専用線4)が取り付けられる。上下の
両端子台の両端部でネジ止めすると上下の対向した各端
子が接続されるようになる。なお、2ピースタイプの端
子台の代わりにコネクタを用いてもよい。
クタ形式の端子台で、市販品では「コネクタ端子」など
と言われていて、下側の端子台部分が入出力回路部3a
の基板などに取り付けられ、上側の端子台部分にフィー
ルド機器の配線(専用線4)が取り付けられる。上下の
両端子台の両端部でネジ止めすると上下の対向した各端
子が接続されるようになる。なお、2ピースタイプの端
子台の代わりにコネクタを用いてもよい。
【0030】次に動作について説明する。 (1)動作は従来方式と基本的に同じであり、オペレー
タコンソール8のメニュー画面より、動作パラメータ
(装置番号、DIやDO等種別、点数、フィルタの定数
等)を主制御装置1に設定する。 (2)これにより、主制御装置1は設定されたフィール
ド機器制御装置3へ各種パラメータを送付するととも
に、定周期でデータ入出力や状態監視を開始する。
タコンソール8のメニュー画面より、動作パラメータ
(装置番号、DIやDO等種別、点数、フィルタの定数
等)を主制御装置1に設定する。 (2)これにより、主制御装置1は設定されたフィール
ド機器制御装置3へ各種パラメータを送付するととも
に、定周期でデータ入出力や状態監視を開始する。
【0031】(3)フィールドバス2の通信方式は主制
御装置1が送出するパケットのヘッダー部に上記装置番
号を付加し、これを認識した対応するフィールド機器制
御装置3のみが応答を返送するハンドシェーク方式の半
二重通信で行い、この手順を装置の数だけ順次繰返し実
行する。
御装置1が送出するパケットのヘッダー部に上記装置番
号を付加し、これを認識した対応するフィールド機器制
御装置3のみが応答を返送するハンドシェーク方式の半
二重通信で行い、この手順を装置の数だけ順次繰返し実
行する。
【0032】(4)フィールド機器制御装置3は、プロ
セサッサ基本チップ3b1が通信制御チップ3b2から
動作パラメータを受け取ると、制御パネル部3b上のオ
ンライン表示の点燈、オフラインやエラー表示の消燈を
行い正常動作状態にするとともに、動作パラメータで与
えられた周期で、主制御装置1から通信制御チップ3b
2の受信バッファに書き込まれたデータを入出力回路部
3aへ出力、または入出力回路部3aからの入力データ
を通信制御チップ3b2の送信バッファに書き込む。送
信バッファの内容は主制御装置1からの通信で読み込ま
れる。
セサッサ基本チップ3b1が通信制御チップ3b2から
動作パラメータを受け取ると、制御パネル部3b上のオ
ンライン表示の点燈、オフラインやエラー表示の消燈を
行い正常動作状態にするとともに、動作パラメータで与
えられた周期で、主制御装置1から通信制御チップ3b
2の受信バッファに書き込まれたデータを入出力回路部
3aへ出力、または入出力回路部3aからの入力データ
を通信制御チップ3b2の送信バッファに書き込む。送
信バッファの内容は主制御装置1からの通信で読み込ま
れる。
【0033】(5)また、各入出力点のオンやオフの状
態はプロセッサ基本チップ3b1の制御で表示・操作チ
ップ3b4を通じて、制御パネル部3b上のLEDに表
示される。 (6)フィールド機器制御装置3から主制御装置1への
応答が無い場合や、主制御装置1がフィールド機器制御
装置3からエラー検出した場合には、オペレータコンソ
ール8へ通知され、故障警報が表示される。 (7)故障に該当するフィールド機器制御装置3の交換
は故障警報に基き、保守員が現場に行き、オペレータコ
ンソール8の操作・監視員と電話などで連絡を取りなが
ら、対応する保守マニュアルを見ながら交換、復旧確認
作業を行う。
態はプロセッサ基本チップ3b1の制御で表示・操作チ
ップ3b4を通じて、制御パネル部3b上のLEDに表
示される。 (6)フィールド機器制御装置3から主制御装置1への
応答が無い場合や、主制御装置1がフィールド機器制御
装置3からエラー検出した場合には、オペレータコンソ
ール8へ通知され、故障警報が表示される。 (7)故障に該当するフィールド機器制御装置3の交換
は故障警報に基き、保守員が現場に行き、オペレータコ
ンソール8の操作・監視員と電話などで連絡を取りなが
ら、対応する保守マニュアルを見ながら交換、復旧確認
作業を行う。
【0034】(8)故障修理時の交換は、制御パネル部
3bの故障時はこの部分のみ交換すればよい。入出力回
路部3aの故障の場合、または、不確定な場合には、当
該装置への通信コネクタ3dと電源コネクタ3eを動作
状態で抜いて装置一括で行う。同列配置の他のフィール
ド機器制御装置3への電源供給と通信線路は途切れるこ
とがないため他の装置は影響を受けない。
3bの故障時はこの部分のみ交換すればよい。入出力回
路部3aの故障の場合、または、不確定な場合には、当
該装置への通信コネクタ3dと電源コネクタ3eを動作
状態で抜いて装置一括で行う。同列配置の他のフィール
ド機器制御装置3への電源供給と通信線路は途切れるこ
とがないため他の装置は影響を受けない。
【0035】次に入出力回路部3aと制御パネル部3b
とを分離することのメリットを詳細に説明する。制御パ
ネル部3bには、マイクロプロセッサ上で動作し、通
信、操作、入出力を制御するμプログラムが搭載されて
いて、このμプログラムがフィールド機器制御装置3に
インテリジェント性を持たすものであり、入出力回路部
3aからの入力や入出力回路部3aへのデータを加工し
たり、計算処理を行ったりする。
とを分離することのメリットを詳細に説明する。制御パ
ネル部3bには、マイクロプロセッサ上で動作し、通
信、操作、入出力を制御するμプログラムが搭載されて
いて、このμプログラムがフィールド機器制御装置3に
インテリジェント性を持たすものであり、入出力回路部
3aからの入力や入出力回路部3aへのデータを加工し
たり、計算処理を行ったりする。
【0036】例えば、(1)同じ交流信号を取り込む入
出力回路部3aのH/Wでも、有効電力を計算する処
理、力率を計算する処理、実行値を計算する処理を制御
パネル部3bで行うことにより、(2)また、同じディ
ジタル信号を取り込む入出力回路部3aのH/Wでも、
単にON/OFFを認識する処理、ONの回数をカウン
トする処理を制御パネル部3bで行うことにより、異な
る種類の制御装置にすることができる。
出力回路部3aのH/Wでも、有効電力を計算する処
理、力率を計算する処理、実行値を計算する処理を制御
パネル部3bで行うことにより、(2)また、同じディ
ジタル信号を取り込む入出力回路部3aのH/Wでも、
単にON/OFFを認識する処理、ONの回数をカウン
トする処理を制御パネル部3bで行うことにより、異な
る種類の制御装置にすることができる。
【0037】従って、入出力回路部3aと制御パネル部
3bとを分離して、制御パネル部3bを交換することに
より、このような機能の変更が容易に可能となる。ま
た、μプログラムのみのバージョンアップやアップグレ
ード目的での制御パネル部3bの交換も容易にできる。
3bとを分離して、制御パネル部3bを交換することに
より、このような機能の変更が容易に可能となる。ま
た、μプログラムのみのバージョンアップやアップグレ
ード目的での制御パネル部3bの交換も容易にできる。
【0038】更に、入出力回路部3aと制御パネル部3
bとを分離することのメリットについて説明する。一般
に、入出力回路部3aと制御パネル部3bの故障率、お
よびコストを比較すると、 入出力回路部3a 制御パネル部3b 故障率 高い 低い コスト 低価 高価 である。
bとを分離することのメリットについて説明する。一般
に、入出力回路部3aと制御パネル部3bの故障率、お
よびコストを比較すると、 入出力回路部3a 制御パネル部3b 故障率 高い 低い コスト 低価 高価 である。
【0039】つまり、故障頻度が高い入出力回路部3a
が故障で交換する場合、従来のように両者が一体になっ
ていると、高価な制御パネル部3bも交換しなければな
らない。しかし、両者を分離して、いずれも交換対象と
することで、故障の多い入出力回路部3aのみの取り替
えて、交換コストを低減することができる。
が故障で交換する場合、従来のように両者が一体になっ
ていると、高価な制御パネル部3bも交換しなければな
らない。しかし、両者を分離して、いずれも交換対象と
することで、故障の多い入出力回路部3aのみの取り替
えて、交換コストを低減することができる。
【0040】以上のようにこの発明の実施の形態1によ
れば、フィールド機器制御装置を分離した構成とすると
共に、先進の高集積化技術を用いて回路素子をチップ化
し、また、電源と通信の供給手段を芋づる状に接続した
ことにより、装置が必要最小限に小型・軽量化され、工
事や保守も容易に行え、システム全体のコストダウンが
期待できる。
れば、フィールド機器制御装置を分離した構成とすると
共に、先進の高集積化技術を用いて回路素子をチップ化
し、また、電源と通信の供給手段を芋づる状に接続した
ことにより、装置が必要最小限に小型・軽量化され、工
事や保守も容易に行え、システム全体のコストダウンが
期待できる。
【0041】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図に基づいて説明する。図5はフィールド機器制
御装置の機能ブロック図、図6はフィールド機器制御装
置の外観図である。図において、制御パネル部3bから
一切のLED表示を廃し、制御パネルの前面にカラー
(またはモノクロ)表示の液晶パネル3gを取付け、制
御パネルに表示機能選択スイッチ3b6を設け、表示・
操作チップ3b4に液晶パネル表示制御回路を追加し、
制御パネルと面接触にて電源と制御信号を接続し、表示
機能選択スイッチ3b6の操作に基いて制御パネル部3
bのμプログラムの制御で文字及びグラフィックを自在
に表示できる構成としている。
態2を図に基づいて説明する。図5はフィールド機器制
御装置の機能ブロック図、図6はフィールド機器制御装
置の外観図である。図において、制御パネル部3bから
一切のLED表示を廃し、制御パネルの前面にカラー
(またはモノクロ)表示の液晶パネル3gを取付け、制
御パネルに表示機能選択スイッチ3b6を設け、表示・
操作チップ3b4に液晶パネル表示制御回路を追加し、
制御パネルと面接触にて電源と制御信号を接続し、表示
機能選択スイッチ3b6の操作に基いて制御パネル部3
bのμプログラムの制御で文字及びグラフィックを自在
に表示できる構成としている。
【0042】更に、入出力回路部3aに不揮発性メモリ
4fを設け製作時に種別コードや製造番号または製造ロ
ット、バージョン情報を埋め込んでおくことで、同じく
制御パネル部3bにも図示しない不揮発性メモリを設
け、製作時に種別コードや製造番号または製造ロット、
バージョン情報を埋め込んでおくことで、制御パネル部
のμプログラムが入出力回路部3a及び制御パネル部3
b自身の情報を自動認識し、従来ケースへのシルクスク
リーン印刷やシール貼り付けで1個1個手作業で行って
いたロゴや型名等の意匠表示、LED表示による正常、
異常等の動作状態や入出力点のオンやオフの状態、従来
は主制御装置に接続されたオペレータコンソール等に表
示されていた数値表示や棒グラフ表示などを、液晶パネ
ル上へ文字やグラフィックで自動表示できる。
4fを設け製作時に種別コードや製造番号または製造ロ
ット、バージョン情報を埋め込んでおくことで、同じく
制御パネル部3bにも図示しない不揮発性メモリを設
け、製作時に種別コードや製造番号または製造ロット、
バージョン情報を埋め込んでおくことで、制御パネル部
のμプログラムが入出力回路部3a及び制御パネル部3
b自身の情報を自動認識し、従来ケースへのシルクスク
リーン印刷やシール貼り付けで1個1個手作業で行って
いたロゴや型名等の意匠表示、LED表示による正常、
異常等の動作状態や入出力点のオンやオフの状態、従来
は主制御装置に接続されたオペレータコンソール等に表
示されていた数値表示や棒グラフ表示などを、液晶パネ
ル上へ文字やグラフィックで自動表示できる。
【0043】表示画面は上記選択スイッチ3b7の選択
で従来LED表示していた通常動作画面を初めとして、
動作パラメータ等の表示、入出力データの数値や棒グラ
フ表示など多岐に渡って表示することができる。また、
種別コードや製造番号または製造ロット、バージョン情
報などを主制御装置から読み取ることで、出荷、保守管
理が自動的にできる。
で従来LED表示していた通常動作画面を初めとして、
動作パラメータ等の表示、入出力データの数値や棒グラ
フ表示など多岐に渡って表示することができる。また、
種別コードや製造番号または製造ロット、バージョン情
報などを主制御装置から読み取ることで、出荷、保守管
理が自動的にできる。
【0044】特に、製造や交換の単位が入出力回路部3
aと制御パネル部3bで別々であるので、機種コード、
製造番号、製造ロット等の情報が異なる場合が出てくる
が、両者に固有の情報を持たせば個別に情報を管理する
ことができる。実施の形態1で述べたように、制御パネ
ル部3bのμプログラムを変更して異なった機能の制御
装置に変更する場合を考えると、入出力回路部3aがそ
のμプログラムに適合したH/Wか否か確認することが
できる。
aと制御パネル部3bで別々であるので、機種コード、
製造番号、製造ロット等の情報が異なる場合が出てくる
が、両者に固有の情報を持たせば個別に情報を管理する
ことができる。実施の形態1で述べたように、制御パネ
ル部3bのμプログラムを変更して異なった機能の制御
装置に変更する場合を考えると、入出力回路部3aがそ
のμプログラムに適合したH/Wか否か確認することが
できる。
【0045】なお、入出力回路部3a、制御パネル部3
bごとの固有の管理が必要でない用途の場合は、不揮発
性メモリ4fは、入出力回路部3aのみ、または、制御
パネル部3bのみに設けてもよい。
bごとの固有の管理が必要でない用途の場合は、不揮発
性メモリ4fは、入出力回路部3aのみ、または、制御
パネル部3bのみに設けてもよい。
【0046】以上のようにこの発明の実施の形態2によ
れば、表示を液晶パネルにしたこと、また、製造、バー
ジョン管理情報を製造時に不揮発性メモリに書き込んで
おくことで、量産性、管理性、保守性に優れたシステム
を供給できる。
れば、表示を液晶パネルにしたこと、また、製造、バー
ジョン管理情報を製造時に不揮発性メモリに書き込んで
おくことで、量産性、管理性、保守性に優れたシステム
を供給できる。
【0047】実施の形態3.図7はフィールド機器制御
装置の機能ブロック図、図8はフィールド機器制御装置
の外観図である。図において、液晶パネル3gの前面に
更にタッチパネル3hを付加し、表示・操作チップ3b
4にタッチパネル入力制御回路を追加し、制御パネル部
3bと液晶パネルを介して面接触にて電源と制御信号を
接続し、制御パネル部3bのμプログラムの制御でタッ
チパネル入力位置情報が取り込める構成として、上記の
種別識別手段を用いて、μプログラムがその種別に応じ
て、従来の操作スイッチや選択スイッチの選択画面を液
晶パネル上へ表示、これを操作することで一切のスイッ
チ設定を排除している。
装置の機能ブロック図、図8はフィールド機器制御装置
の外観図である。図において、液晶パネル3gの前面に
更にタッチパネル3hを付加し、表示・操作チップ3b
4にタッチパネル入力制御回路を追加し、制御パネル部
3bと液晶パネルを介して面接触にて電源と制御信号を
接続し、制御パネル部3bのμプログラムの制御でタッ
チパネル入力位置情報が取り込める構成として、上記の
種別識別手段を用いて、μプログラムがその種別に応じ
て、従来の操作スイッチや選択スイッチの選択画面を液
晶パネル上へ表示、これを操作することで一切のスイッ
チ設定を排除している。
【0048】以上のようにこの発明の実施の形態3によ
れば、タッチパネルによる入力機能を付加したことによ
り、分散設置されたフィールド機器制御装置の試験調
整、保守機能を各段に向上させることができる。
れば、タッチパネルによる入力機能を付加したことによ
り、分散設置されたフィールド機器制御装置の試験調
整、保守機能を各段に向上させることができる。
【0049】実施の形態4.図9はフィールド機器制御
装置の機能ブロック図、図10はフィールド機器制御装
置の斜視図と制御パネルと液晶パネルと一体化した側面
図である。図において、制御パネル部3bをフレキシブ
ルケーブル3jでの接続とし、自在に180°程度の開
閉ができるように構成し、制御パネル部3bの両面に液
晶パネル3gを付加する。
装置の機能ブロック図、図10はフィールド機器制御装
置の斜視図と制御パネルと液晶パネルと一体化した側面
図である。図において、制御パネル部3bをフレキシブ
ルケーブル3jでの接続とし、自在に180°程度の開
閉ができるように構成し、制御パネル部3bの両面に液
晶パネル3gを付加する。
【0050】更に液晶パネル3gの各表面にそれぞれタ
ッチパネル3hを取付け、制御パネル部3bでの両面表
示と両面操作を可能とし、裏面にリクエストメニュー表
示を出し、ここからのリクエスト操作で、主制御装置1
から試験調整・保守情報(システム設計で割り付けられ
た具体的なフィールド信号名、試験調整の手順書、設定
パラメータなど)をダウンロードして、フィールド信号
名などは物理的に対応した位置に表示できる機能を主制
御装置1と制御パネル部3のμプログラムに備える。
ッチパネル3hを取付け、制御パネル部3bでの両面表
示と両面操作を可能とし、裏面にリクエストメニュー表
示を出し、ここからのリクエスト操作で、主制御装置1
から試験調整・保守情報(システム設計で割り付けられ
た具体的なフィールド信号名、試験調整の手順書、設定
パラメータなど)をダウンロードして、フィールド信号
名などは物理的に対応した位置に表示できる機能を主制
御装置1と制御パネル部3のμプログラムに備える。
【0051】以上のようにこの発明の実施の形態4によ
れば、従来はオペレータコンソール監視員との電話での
やり取りや、工事・保守図面や資料持参での作業が、ペ
ーパレスで行え作業性が飛躍的に改善され、作業の準備
作業や連絡等の煩雑さからも解放され、効率化がが期待
できる。
れば、従来はオペレータコンソール監視員との電話での
やり取りや、工事・保守図面や資料持参での作業が、ペ
ーパレスで行え作業性が飛躍的に改善され、作業の準備
作業や連絡等の煩雑さからも解放され、効率化がが期待
できる。
【0052】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、フィー
ルド機器制御装置を分離した構成とすると共に、先進の
高集積化技術を用いて回路素子をチップ化し、また、電
源用と通信用のコネクタの配線を各フィールド機器制御
装置に対して並列的に接続したことにより、装置が必要
最小限に小型・軽量化され、工事や保守も容易に行え、
システム全体のコストダウンが期待できる。
ルド機器制御装置を分離した構成とすると共に、先進の
高集積化技術を用いて回路素子をチップ化し、また、電
源用と通信用のコネクタの配線を各フィールド機器制御
装置に対して並列的に接続したことにより、装置が必要
最小限に小型・軽量化され、工事や保守も容易に行え、
システム全体のコストダウンが期待できる。
【図1】 この発明の実施の形態1を示すフィールド機
器制御システムの構成図である。
器制御システムの構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示すフィールド機
器制御装置の機能ブロック図である。
器制御装置の機能ブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示すフィールド機
器制御装置の斜視図である。
器制御装置の斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態1を示すフィールド機
器制御装置の取付け状態と配線状態を示す実装図であ
る。
器制御装置の取付け状態と配線状態を示す実装図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態2を示すフィールド機
器制御装置の機能ブロック図である。
器制御装置の機能ブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態2を示すフィールド機
器制御装置の斜視図である。
器制御装置の斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態3を示すフィールド機
器制御装置の機能ブロック図である。
器制御装置の機能ブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3を示すフィールド機
器制御装置の斜視図である。
器制御装置の斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態4を示すフィールド機
器制御装置の機能ブロック図である。
器制御装置の機能ブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態4を示すフィールド
機器制御装置の斜視図および要部の側面図である。
機器制御装置の斜視図および要部の側面図である。
【図11】 従来のフィールド機器制御システムの構成
図である。
図である。
【図12】 従来のフィールド機器制御装置の機能ブロ
ック図である。
ック図である。
【図13】 従来のフィールド機器制御装置の斜視図で
ある。
ある。
【図14】 従来のフィールド機器制御装置の取付け状
態と配線状態を示す実装図である。
態と配線状態を示す実装図である。
1 主制御装置 2 フィールドバ
ス 3 フィールド機器制御装置 3a 入出力回路
部(入出力ユニット) 3b 制御パネル部(制御ユニット)3b1 プロセッ
サ基本チップ 3b2 通信制御チップ 3b3 入出力制
御チップ 3b4 表示・操作チップ 3b5 前面パネ
ル 3b6 表示機能選択スイッチ 3c ミニコネク
タ 3d 通信コネクタ 3e 電源コネク
タ 3f 設定スイッチ 3g 液晶パネル 3h タッチパネル 3j フレキシブ
ルケーブル 4 専用線 4f 不揮発性メ
モリ 5 フィールド機器群 6 電源装置 7 電源供給線 8 オペレータコ
ンソール 9 LAN 10 DINレー
ル 30a ベースユニット 30b 端子台 30g 端子台カバー 30f 設定スイ
ッチ
ス 3 フィールド機器制御装置 3a 入出力回路
部(入出力ユニット) 3b 制御パネル部(制御ユニット)3b1 プロセッ
サ基本チップ 3b2 通信制御チップ 3b3 入出力制
御チップ 3b4 表示・操作チップ 3b5 前面パネ
ル 3b6 表示機能選択スイッチ 3c ミニコネク
タ 3d 通信コネクタ 3e 電源コネク
タ 3f 設定スイッチ 3g 液晶パネル 3h タッチパネル 3j フレキシブ
ルケーブル 4 専用線 4f 不揮発性メ
モリ 5 フィールド機器群 6 電源装置 7 電源供給線 8 オペレータコ
ンソール 9 LAN 10 DINレー
ル 30a ベースユニット 30b 端子台 30g 端子台カバー 30f 設定スイ
ッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB07 CC21 DD00 DD01 EE01 EE56 FF00 FF04 GG04 GG07 HH01 5H220 AA01 BB01 BB15 CC02 CC09 CX05 CX09 FF02 GG13 JJ04 JJ12
Claims (8)
- 【請求項1】 計算機機能を有しプラント等のシステム
の状態を監視制御する主制御装置とフィールドバスを介
して接続されると共に、上記システムの状態を検知およ
び制御動作等を行うフィールド機器と接続され、上記主
制御装置および上記フィールド機器と監視・制御に関わ
るデータを授受すると共に所定の処理を行うフィールド
制御装置において、上記フィールド機器制御装置には入
出力ユニットと制御ユニットとを設け、上記入出力ユニ
ットは、上記主制御装置とのデータ授受用のコネクタ
と、上記フィールド機器を接続する端子台とを設けると
共に、上記フィールド機器との入出力データに対して所
定の動作を行うリレーおよびトランジスタ・フォトカプ
ラ等の入出力回路部を有する入出力ユニットとし、上記
制御ユニットは、板状の形状を持ち、その板状の一平面
部が上記入出力ユニットに形成された一平面部と対向し
て取り付けられ、その取り付けられた状態で上記入出力
ユニットとの間に設けられたユニット間データ授受用の
コネクタにより接続すると共に、上記入出力ユニットか
らのデータの入出力制御を行う入出力制御部と、上記主
制御装置とのデータの授受を行う通信制御部と、LED
表示、操作スイッチ等で表示・操作を行う表示・操作部
と、計算機機能を有し各種制御演算処理を行うプロセッ
サ部とを有する制御ユニットとしたことを特徴とするフ
ィールド機器制御装置。 - 【請求項2】 請求項1のフィールド機器制御装置にお
いて、制御ユニット内の入出力制御部、通信制御部、表
示・操作部、プロセッサ部の各部の各々をSOC(Sy
stem On Chip)技術により1チップ化、ま
たは、各部を併せて全体をSOC技術により1チップ化
したことを特徴とするフィールド機器制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2のフィールド機
器制御装置において、入出力ユニットのフィールド機器
の配線接続用の端子台は、上記フィールド機器が容易に
着脱できるようなコネクタ形式の端子台、または、コネ
クタとしたことを特徴とするフィールド機器制御装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3項のいずれか1項のフィー
ルド機器制御装置において、不揮発メモリを入出力ユニ
ットおよび制御ユニットの少なくともいずれか一方に設
け、この不揮発メモリに機種コード、製造番号、製造ロ
ット、改良バージョン情報等の管理情報を保存し、制御
ユニットの表示・操作部において表示可能としたことを
特徴とするフィールド機器制御装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項のフィール
ド機器制御装置において、制御ユニットの入出力ユニッ
トの取付け面と反対側の平面部上に液晶パネルを取付
け、この液晶パネルで必要とする情報を文字またはグラ
フィック表示により表示可能としたことを特徴とするフ
ィールド機器制御装置。 - 【請求項6】 請求項5のフィールド機器制御装置にお
いて、液晶パネルの前面にタッチパネルを設け、操作を
タッチパネル上で可能としたことを特徴とするフィール
ド機器制御装置。 - 【請求項7】 請求項1〜4のいずれか1項のフィール
ド機器制御装置において、制御ユニットと、この制御ユ
ニットの両面部上に各々配置された液晶パネルと、これ
ら液晶パネルの各表示面上に配置されたタッチパネルと
を、制御・表示ブロックとして一体化し、この制御・表
示ブロックと入出力ユニットとをデータ授受用のフレキ
シブルケーブルで接続すると共に、上記制御・表示ブロ
ックの一つの液晶パネル側が上記入出力ユニットの一平
面部と対向するよう上記入出力ユニットに上記制御・表
示ブロックが取り付けられ、上記入出力ユニットと対向
する側の液晶パネルを見るときは、上記フレキシブルケ
ーブルを保持箇所として見開くように回動して見ること
を可能にし、これら液晶パネルには監視制御に関する情
報を文字またはグラフィック表示により表示可能とした
ことを特徴とするフィールド機器制御装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項のフィール
ド機器制御装置を複数個用いる場合に、これらフィール
ド機器制御装置の各コネクタに外部配線を接続する方法
として、上記各コネクタ間で同一の接続を必要とする各
端子に対して、渡り線で順次、直列的に接続することに
より、電気的には上記各フィールド機器制御装置に対し
て並列接続となるような配線とし、任意のフィールド機
器制御装置のコネクタを取り外しても、他のフィールド
機器制御装置は電気的な接続状態が保持されるようにし
たことを特徴とするフィールド機器制御装置のコネクタ
の配線方法。
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