JP2002074678A - 光学式記録媒体 - Google Patents
光学式記録媒体Info
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- JP2002074678A JP2002074678A JP2000267152A JP2000267152A JP2002074678A JP 2002074678 A JP2002074678 A JP 2002074678A JP 2000267152 A JP2000267152 A JP 2000267152A JP 2000267152 A JP2000267152 A JP 2000267152A JP 2002074678 A JP2002074678 A JP 2002074678A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 62
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 11
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 5
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0901—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
-
- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0938—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following servo format, e.g. guide tracks, pilot signals
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/007—Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
- G11B7/00745—Sectoring or header formats within a track
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 例え符号間干渉が生じていても、再生装置に
おいて正確なトラッキングサーボを実施させることが出
来る光学式記録媒体を提供することを目的とする。 【解決手段】 トラッキングサーボ制御用のトラッキン
グピットが形成されているサーボ領域と、情報データを
記録するデータ領域とからなるフレームが情報読取方向
に連続して複数個設けられている光学式記録媒体におい
て、上記サーボ領域内での情報読取方向におけるトラッ
キングピットの形成位置を1フレーム毎に変更する。
おいて正確なトラッキングサーボを実施させることが出
来る光学式記録媒体を提供することを目的とする。 【解決手段】 トラッキングサーボ制御用のトラッキン
グピットが形成されているサーボ領域と、情報データを
記録するデータ領域とからなるフレームが情報読取方向
に連続して複数個設けられている光学式記録媒体におい
て、上記サーボ領域内での情報読取方向におけるトラッ
キングピットの形成位置を1フレーム毎に変更する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式記録媒体、
特にサンプルドサーボ方式の光学式記録媒体に関する。
特にサンプルドサーボ方式の光学式記録媒体に関する。
【0002】
【従来技術】従来、サンプルドサーボ方式の光学式記録
媒体として、MASS(MultiplexedAddress Sampled Se
rvo)フォーマットと呼ばれる方式の光ディスクが知ら
れている。図1は、MASSフォーマットによる従来の
光ディスクのフォーマットを示す図である。
媒体として、MASS(MultiplexedAddress Sampled Se
rvo)フォーマットと呼ばれる方式の光ディスクが知ら
れている。図1は、MASSフォーマットによる従来の
光ディスクのフォーマットを示す図である。
【0003】図1において、各記録トラック上には、再
生装置のサーボ制御用の各種ピットが形成されているサ
ーボ領域と、ディジタルデータを記録するデータ領域と
が交互に設けられる。サーボ領域もデータ領域もディス
ク半径方向に整列している。簡単のため、図1のサーボ
領域には後述するラジアルコサインピットPrcとウォブ
ルピットPwblのみ記した。
生装置のサーボ制御用の各種ピットが形成されているサ
ーボ領域と、ディジタルデータを記録するデータ領域と
が交互に設けられる。サーボ領域もデータ領域もディス
ク半径方向に整列している。簡単のため、図1のサーボ
領域には後述するラジアルコサインピットPrcとウォブ
ルピットPwblのみ記した。
【0004】ラジアルコサインピットPrcは、図1に示
す如く、各サーボ領域内の記録トラック上に1個設けら
れ、情報読取方向に対して2通りの位置を取る。ウォブ
ルピットPwblは、各サーボ領域内に2個設けられ、記
録トラックからディスク半径方向に隔たって配置され
る。すなわち1個のウォブルピットPwblは記録トラッ
ク上方にー定距離だけ隔たって、もう1個のウォブルピ
ットPwblは記録トラック下方に同じー定距離だけ隔た
って配置される。
す如く、各サーボ領域内の記録トラック上に1個設けら
れ、情報読取方向に対して2通りの位置を取る。ウォブ
ルピットPwblは、各サーボ領域内に2個設けられ、記
録トラックからディスク半径方向に隔たって配置され
る。すなわち1個のウォブルピットPwblは記録トラッ
ク上方にー定距離だけ隔たって、もう1個のウォブルピ
ットPwblは記録トラック下方に同じー定距離だけ隔た
って配置される。
【0005】ラジアルコサインピットPrcとウォブルピ
ットPwblのピットパターンは、同一トラック上では不
変であり、同一半径ライン上で1トラック毎に変化して
いる。すなわち、図1のように記録トラック1、及び記
録トラック3では、ラジアルコサインピットPrcが右寄
りに配置されるとともに、左側のウォブルピットPwb l
は記録トラック上方に隔たって配置され、右側のウォブ
ルピットPwblは記録トラック下方に隔たって配置され
る。一方、記録トラック2、記録トラック4では、ラジ
アルコサインピットPrcが左寄りに配置されるととも
に、左側のウォブルピットPwblは記録トラック下方に
隔たって配置され、右側のウォブルピットPw blは記録
トラック上方に隔たって配置される。なお、MASSフ
ォーマットの光ディスクの場合、隣接する記録トラック
のウォブルピットPwblは、図1に示す如く互いに重り
合っている。
ットPwblのピットパターンは、同一トラック上では不
変であり、同一半径ライン上で1トラック毎に変化して
いる。すなわち、図1のように記録トラック1、及び記
録トラック3では、ラジアルコサインピットPrcが右寄
りに配置されるとともに、左側のウォブルピットPwb l
は記録トラック上方に隔たって配置され、右側のウォブ
ルピットPwblは記録トラック下方に隔たって配置され
る。一方、記録トラック2、記録トラック4では、ラジ
アルコサインピットPrcが左寄りに配置されるととも
に、左側のウォブルピットPwblは記録トラック下方に
隔たって配置され、右側のウォブルピットPw blは記録
トラック上方に隔たって配置される。なお、MASSフ
ォーマットの光ディスクの場合、隣接する記録トラック
のウォブルピットPwblは、図1に示す如く互いに重り
合っている。
【0006】図2は、上記サーボ領域内での詳細なピッ
ト配置を示す図である。図2に示す如く、ラジアルコサ
インピットPrcは、情報読取方向に対しての形成位置が
1記録トラック毎に2通り(位置1、又は位置2)に変化
する。この形成位置の違いを利用することにより、再生
装置側では、現在、奇数記録トラックから記録情報の読
み取りを行っているのか、又は偶数記録トラックから記
録情報の読み取りを行っているのかを判定する。クロッ
クピットPclkは、ディスク半径方向に整列しており、
再生装置がクロック再生を行う際の基準となる。ラジア
ルコサインピットPrcとクロックピットPclkの間の鏡
面部は、再生装置の同期基準となる。ウォブルピットP
wblは、記録トラックから上下に隔たって配置され、再
生装置のトラッキングサーボの基準となる。アドレスピ
ットPadrは、サーボ領域内に2個ずつ設けられ、16
記録トラック周期で変化するピットパターンを有する。
ト配置を示す図である。図2に示す如く、ラジアルコサ
インピットPrcは、情報読取方向に対しての形成位置が
1記録トラック毎に2通り(位置1、又は位置2)に変化
する。この形成位置の違いを利用することにより、再生
装置側では、現在、奇数記録トラックから記録情報の読
み取りを行っているのか、又は偶数記録トラックから記
録情報の読み取りを行っているのかを判定する。クロッ
クピットPclkは、ディスク半径方向に整列しており、
再生装置がクロック再生を行う際の基準となる。ラジア
ルコサインピットPrcとクロックピットPclkの間の鏡
面部は、再生装置の同期基準となる。ウォブルピットP
wblは、記録トラックから上下に隔たって配置され、再
生装置のトラッキングサーボの基準となる。アドレスピ
ットPadrは、サーボ領域内に2個ずつ設けられ、16
記録トラック周期で変化するピットパターンを有する。
【0007】再生装置に搭載されているピックアップか
ら照射された読取レーザ光は、光ディスクの記録面上に
ビームスポットBSを形成する。光ディスクの回転に伴
って、ビームスポットBSは、図2に実線で示した記録
トラック上を失印方向にトレースする。ピックアップ
は、かかるビームスポットBSによる記録面からの反射
光を受光し、その反射光量に応じた読取信号を得る。こ
のとき、ビームスポットBSが記録トラック上を正確に
卜レースするように、トラッキングサーボが行われる。
この場合、一対のウォブルピットPwblの中央にある記
録トラック上をビームスポットBSがトレースする必要
があるので、これら一対のウォブルピットPwbl各々に
対応する読取信号のレベルが等しくなるようにトラッキ
ングサーボが行われる。ただし、図2に示す如く1記録
トラック毎に一対のウォブルピットPwblによるピット
パターンが変化しているので、再生装置側では、ラジア
ルコサインピットPrcを用いて情報読取中の記録トラッ
クを判定し、1記録トラック毎にトラッキング誤差信号
の極性を反転する。この結果、ビームスポットBSは記
録トラック上を正確にトレースすることができる。
ら照射された読取レーザ光は、光ディスクの記録面上に
ビームスポットBSを形成する。光ディスクの回転に伴
って、ビームスポットBSは、図2に実線で示した記録
トラック上を失印方向にトレースする。ピックアップ
は、かかるビームスポットBSによる記録面からの反射
光を受光し、その反射光量に応じた読取信号を得る。こ
のとき、ビームスポットBSが記録トラック上を正確に
卜レースするように、トラッキングサーボが行われる。
この場合、一対のウォブルピットPwblの中央にある記
録トラック上をビームスポットBSがトレースする必要
があるので、これら一対のウォブルピットPwbl各々に
対応する読取信号のレベルが等しくなるようにトラッキ
ングサーボが行われる。ただし、図2に示す如く1記録
トラック毎に一対のウォブルピットPwblによるピット
パターンが変化しているので、再生装置側では、ラジア
ルコサインピットPrcを用いて情報読取中の記録トラッ
クを判定し、1記録トラック毎にトラッキング誤差信号
の極性を反転する。この結果、ビームスポットBSは記
録トラック上を正確にトレースすることができる。
【0008】ここで、光ディスクを高密度化すべくピッ
ト長とピット間隔を短くした場合、又はフォーカス・サ
ーボが不正確であった場合、あるいはディスク歪みによ
るチルトが生じている場合には、同一記録トラック上で
隣接するピット同士が互いに影響して読取信号の波形が
変化する。これを符号間干渉と呼ぶ。符号間干渉による
波形の変化は、同一記録トラック上で隣接するピットが
形成するピットパターンに応じて決まる。再生装置は上
記読取信号の波形から、トラッキングサーボ、クロック
再生の為のPLL(Phase Locked Loop)等のサーボルー
プにおけるサーボ誤差信号を検出する。この際、上述し
た如き符号間干渉が発生すると、読取信号波形が変化す
るので、サーボ誤差信号のレベルも変化することにな
る。
ト長とピット間隔を短くした場合、又はフォーカス・サ
ーボが不正確であった場合、あるいはディスク歪みによ
るチルトが生じている場合には、同一記録トラック上で
隣接するピット同士が互いに影響して読取信号の波形が
変化する。これを符号間干渉と呼ぶ。符号間干渉による
波形の変化は、同一記録トラック上で隣接するピットが
形成するピットパターンに応じて決まる。再生装置は上
記読取信号の波形から、トラッキングサーボ、クロック
再生の為のPLL(Phase Locked Loop)等のサーボルー
プにおけるサーボ誤差信号を検出する。この際、上述し
た如き符号間干渉が発生すると、読取信号波形が変化す
るので、サーボ誤差信号のレベルも変化することにな
る。
【0009】従来のサンプルドサーボ方式による光ディ
スクでは、サーボ領域のピットパターンが1記録トラッ
クに亘り変化しない。それ故、符号間干渉が発生した場
合にも、サーボ誤差信号のレベルは1記録トラックに亘
り変化せず、再生装置のサーボループに周波数の低い外
乱が加わることになる。この際、サーボループは周波数
の低い外乱に追従してしまうので、サーボ動作が不正確
になるという問題が生じる。
スクでは、サーボ領域のピットパターンが1記録トラッ
クに亘り変化しない。それ故、符号間干渉が発生した場
合にも、サーボ誤差信号のレベルは1記録トラックに亘
り変化せず、再生装置のサーボループに周波数の低い外
乱が加わることになる。この際、サーボループは周波数
の低い外乱に追従してしまうので、サーボ動作が不正確
になるという問題が生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決せんとして為されたものであり、例え符号間干渉
が生じていても、再生装置側において正確なトラッキン
グサーボを実施させることが出来る光学式記録媒体を提
供することを目的とする。
を解決せんとして為されたものであり、例え符号間干渉
が生じていても、再生装置側において正確なトラッキン
グサーボを実施させることが出来る光学式記録媒体を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による光学式記録
媒体は、トラッキングサーボ制御用のトラッキングピッ
トが形成されているサーボ領域と、情報データを記録す
るデータ領域とからなるフレームが情報読取方向に連続
して複数個設けられている光学式記録媒体であって、前
記サーボ領域内での前記情報読取方向における前記トラ
ッキングピットの形成位置を1フレーム毎に変更する。
媒体は、トラッキングサーボ制御用のトラッキングピッ
トが形成されているサーボ領域と、情報データを記録す
るデータ領域とからなるフレームが情報読取方向に連続
して複数個設けられている光学式記録媒体であって、前
記サーボ領域内での前記情報読取方向における前記トラ
ッキングピットの形成位置を1フレーム毎に変更する。
【0012】
【発明の実施の形態】図3は、本発明による光学式記録
媒体としての光ディスクの記録面の形態を示す図であ
る。図3に示すように、かかる光ディスクの記録面上に
は、再生装置のサーボ基準となる各種ピットが形成され
ているサーボ領域と、情報データが記録されるデータ領
域とが交互に設けられる。サーボ領域及びデータ領域
は、共にディスク半径方向に整列している。同一記録ト
ラック上において連続するサーボ領域とデータ領域とで
フレームを構成する。
媒体としての光ディスクの記録面の形態を示す図であ
る。図3に示すように、かかる光ディスクの記録面上に
は、再生装置のサーボ基準となる各種ピットが形成され
ているサーボ領域と、情報データが記録されるデータ領
域とが交互に設けられる。サーボ領域及びデータ領域
は、共にディスク半径方向に整列している。同一記録ト
ラック上において連続するサーボ領域とデータ領域とで
フレームを構成する。
【0013】尚、図3においては、サーボ領域中にはト
ラッキングピットのみ記し、データ領域に形成されるべ
き情報データを担うデータピットについてはその記述を
省略した。又、図3には、複数の記録トラック1〜8が
示されているが、螺旋状のトラック形態を有する光ディ
スクの場合には、これら記録トラック1〜8は、実際に
は1本の連続した記録トラックである。
ラッキングピットのみ記し、データ領域に形成されるべ
き情報データを担うデータピットについてはその記述を
省略した。又、図3には、複数の記録トラック1〜8が
示されているが、螺旋状のトラック形態を有する光ディ
スクの場合には、これら記録トラック1〜8は、実際に
は1本の連続した記録トラックである。
【0014】図3において、トラッキングピットPtrk
は、各サーボ領域内の1記録トラック上に形成されてお
り、情報読取方向に3通りの異なる位置を取る。説明の
便宜上、図3におけるトラッキングピットPtrkの3通
りの位置を左から順に位置1、位置2、位置3と称す
る。トラッキングピットPtrkの位置は、同一記録トラ
ック上において1フレーム毎に変更されている。例え
ば、図3の記録トラック1上に形成されるトラッキング
ピットPtrkは、第1フレームのサーボ領域1では位置
1に配置され、第2フレームのサーボ領域2では位置2
に配置され、第3フレームのサーボ領域3では位置3に
配置される。そして、これら隣接する3つのフレーム内
でのトラッキングピットPtrkの配置パターンを、その
他のフレームにおいても同様に3フレーム毎に繰り返
す。
は、各サーボ領域内の1記録トラック上に形成されてお
り、情報読取方向に3通りの異なる位置を取る。説明の
便宜上、図3におけるトラッキングピットPtrkの3通
りの位置を左から順に位置1、位置2、位置3と称す
る。トラッキングピットPtrkの位置は、同一記録トラ
ック上において1フレーム毎に変更されている。例え
ば、図3の記録トラック1上に形成されるトラッキング
ピットPtrkは、第1フレームのサーボ領域1では位置
1に配置され、第2フレームのサーボ領域2では位置2
に配置され、第3フレームのサーボ領域3では位置3に
配置される。そして、これら隣接する3つのフレーム内
でのトラッキングピットPtrkの配置パターンを、その
他のフレームにおいても同様に3フレーム毎に繰り返
す。
【0015】又、同一サーボ領域内において各記録トラ
ック上に形成されるトラッキングピットPtrkの位置
は、隣接する記録トラック上に形成されているもの同士
では互いに異なる位置を取る。尚、トラッキングピット
Ptrkとして取り得る位置は、図3に示す例では、位置
1〜位置3の3通りである。例えば、図3のサーボ領域
1内においてトラッキングピットPtrkは、記録トラッ
ク1上では位置1に配置され、記録トラック2上では位
置2に配置され、記録トラック3上では位置3に配置さ
れる。そして、これら隣接する3つの記録トラック上で
のトラッキングピットPtrkの配置パターンを、その他
の記録トラック上においても同様にして3記録トラック
毎に繰り返す。
ック上に形成されるトラッキングピットPtrkの位置
は、隣接する記録トラック上に形成されているもの同士
では互いに異なる位置を取る。尚、トラッキングピット
Ptrkとして取り得る位置は、図3に示す例では、位置
1〜位置3の3通りである。例えば、図3のサーボ領域
1内においてトラッキングピットPtrkは、記録トラッ
ク1上では位置1に配置され、記録トラック2上では位
置2に配置され、記録トラック3上では位置3に配置さ
れる。そして、これら隣接する3つの記録トラック上で
のトラッキングピットPtrkの配置パターンを、その他
の記録トラック上においても同様にして3記録トラック
毎に繰り返す。
【0016】ここで、サーボ領域及びデータ領域は夫々
ディスク半径方向に整列しているために、ディスク1周
分、すなわち1記録トラックは、M(Mは正の整数)個の
フレームから構成される。トラッキングピットPtrkが
上述の如き配置パターンを有するために、互いに隣接す
る記録トラック上では、トラッキングピットPtrkの位
置が互いに異なる。従って、 M=3k+1 (kは、正の整数) あるいは M=3k−1 という関係が成立する必要がある。
ディスク半径方向に整列しているために、ディスク1周
分、すなわち1記録トラックは、M(Mは正の整数)個の
フレームから構成される。トラッキングピットPtrkが
上述の如き配置パターンを有するために、互いに隣接す
る記録トラック上では、トラッキングピットPtrkの位
置が互いに異なる。従って、 M=3k+1 (kは、正の整数) あるいは M=3k−1 という関係が成立する必要がある。
【0017】図4は、サーボ領域内での詳細なピット配
置を示す図である。図4において、かかるサーボ領域内
に形成されている複数の記録トラック上には、夫々、ガ
ードピットPg、同期ピットPsync、トラッキングピッ
トPtrkが形成されている。尚、図4には、複数の記録
トラック1〜8が示されているが、螺旋状のトラック形
態を有する光ディスクの場合には、これら記録トラック
1〜8は、実際には1本の連続した記録トラックであ
る。
置を示す図である。図4において、かかるサーボ領域内
に形成されている複数の記録トラック上には、夫々、ガ
ードピットPg、同期ピットPsync、トラッキングピッ
トPtrkが形成されている。尚、図4には、複数の記録
トラック1〜8が示されているが、螺旋状のトラック形
態を有する光ディスクの場合には、これら記録トラック
1〜8は、実際には1本の連続した記録トラックであ
る。
【0018】ガードピットPgは、データ領域との境界
部分に設けられ、サーボ領域とデータ領域との符号間干
渉を防止すべく設けられたものである。同期ピットP
syncは、ディスク半径方向に整列しており、他のピット
よりもピット長が長く、再生装置の同期基準となる。ト
ラッキングピットPtrkは、情報読取方向に3通りの異
なる位置を取り、再生装置のトラッキングサーボの基準
となる。
部分に設けられ、サーボ領域とデータ領域との符号間干
渉を防止すべく設けられたものである。同期ピットP
syncは、ディスク半径方向に整列しており、他のピット
よりもピット長が長く、再生装置の同期基準となる。ト
ラッキングピットPtrkは、情報読取方向に3通りの異
なる位置を取り、再生装置のトラッキングサーボの基準
となる。
【0019】ここで、再生装置に搭載されているピック
アップから照射された読取レーザ光は、その記録面上に
図4に示す如きビームスポットBSを形成する。ビーム
スポットBSは、ディスク回転に伴い、図4に破線で示
した記録トラック間の中心線上を矢印方向へ卜レースす
る。上記ピックアップは、このビームスポットBSによ
る記録面からの反射光を受光し、この反射光量に応じた
読取信号を得る。このとき、ビームスポットBSが記録
トラック間の中心線上を正確に卜しースするように、ト
ラッキングサーボが行われる。
アップから照射された読取レーザ光は、その記録面上に
図4に示す如きビームスポットBSを形成する。ビーム
スポットBSは、ディスク回転に伴い、図4に破線で示
した記録トラック間の中心線上を矢印方向へ卜レースす
る。上記ピックアップは、このビームスポットBSによ
る記録面からの反射光を受光し、この反射光量に応じた
読取信号を得る。このとき、ビームスポットBSが記録
トラック間の中心線上を正確に卜しースするように、ト
ラッキングサーボが行われる。
【0020】図5は、かかる光ディスクから記録情報の
再生を行う光学式記録情報再生装置の構成を示す図であ
る。ピックアップ1は、図3及び図4に示す如き構成を
有する光ディスク2の記録面上に読取レーザ光を照射
し、その反射光を光電変換して得たアナログの読取信号
を増幅回路3に供給する。増幅回路3は、かかるアナロ
グの読取信号を増幅して得た読取信号RFをA/D変換
回路4に供給する。A/D変換回路4は、VCO(Volta
ge Controlled Oscillator)5から供給された再生クロ
ックに同期してアナログの読取信号RFをサンプリング
して読取サンプル値系列RSを得る。同期検出回路6
は、上記読取サンプル値系列RSから同期ピットPsync
に対応する区間を検出して得た同期検出信号をタイミン
グ発生回路7に供給する。タイミング発生回路7は、上
記同期検出信号を時間基準として各種のタイミング信号
を発生してクロック位相誤差検出回路8、レベル比較回
路9、トラッキング誤差検出回路10の各々に供給す
る。クロック位相誤差検出回路8は、先ず、上記タイミ
ング信号に応じて上記読取サンプル値系列RSから同期
ピットPsyncの両側のピットエッジに対応するサンプル
値を抽出する。そして、これらサンプル値同士のレベル
差を求め、これを位相誤差データPeとしてD/A変換
回路11に供給する。D/A変換回路11は、上記位相
誤差データPeをアナログの位相誤差信号に変換してこ
れをLPF(Low Pass Filter)12に供給する。LPF
12は、上記位相誤差信号の波形を平滑化した平滑化位
相誤差信号をVCO5に供給する。VCO5は、上記平
滑化位相誤差信号のレベルに応じて発振周波数を変化さ
せて、上記読取信号RFに位相同期した再生クロックを
発生してA/D変換回路4に供給する。
再生を行う光学式記録情報再生装置の構成を示す図であ
る。ピックアップ1は、図3及び図4に示す如き構成を
有する光ディスク2の記録面上に読取レーザ光を照射
し、その反射光を光電変換して得たアナログの読取信号
を増幅回路3に供給する。増幅回路3は、かかるアナロ
グの読取信号を増幅して得た読取信号RFをA/D変換
回路4に供給する。A/D変換回路4は、VCO(Volta
ge Controlled Oscillator)5から供給された再生クロ
ックに同期してアナログの読取信号RFをサンプリング
して読取サンプル値系列RSを得る。同期検出回路6
は、上記読取サンプル値系列RSから同期ピットPsync
に対応する区間を検出して得た同期検出信号をタイミン
グ発生回路7に供給する。タイミング発生回路7は、上
記同期検出信号を時間基準として各種のタイミング信号
を発生してクロック位相誤差検出回路8、レベル比較回
路9、トラッキング誤差検出回路10の各々に供給す
る。クロック位相誤差検出回路8は、先ず、上記タイミ
ング信号に応じて上記読取サンプル値系列RSから同期
ピットPsyncの両側のピットエッジに対応するサンプル
値を抽出する。そして、これらサンプル値同士のレベル
差を求め、これを位相誤差データPeとしてD/A変換
回路11に供給する。D/A変換回路11は、上記位相
誤差データPeをアナログの位相誤差信号に変換してこ
れをLPF(Low Pass Filter)12に供給する。LPF
12は、上記位相誤差信号の波形を平滑化した平滑化位
相誤差信号をVCO5に供給する。VCO5は、上記平
滑化位相誤差信号のレベルに応じて発振周波数を変化さ
せて、上記読取信号RFに位相同期した再生クロックを
発生してA/D変換回路4に供給する。
【0021】尚、上記A/D変換回路4、クロック位相
誤差検出回路8、D/A変換回路11、LPF12、及
びVCO5は、PLL(Phase Locked Loop)回路を構成
している。このPLL回路は、上記再生クロックをアナ
ログの読取信号RFに位相同期させるためのサーボルー
プである。レベル比較回路9は、上記タイミング信号に
応じて上記読取サンプル値系列RSから、トラッキング
ピットPtrkに対応するサンプル値を3つ抽出し、これ
ら3つのサンプル値のレベルを比較することによりトラ
ッキングピットPtrkのパターンを判定し、この判定結
果を示すパターン判定信号をトラッキング誤差検出回路
10に供給する。トラッキング誤差検出回路10は、上
記パターン判定信号と上記タイミング信号に応じて、上
記読取サンプル値系列RSからトラッキングピットP
trkに対応するサンプル値を2つ抽出し、両者のレベル
差をトラッキング誤差データTeとしてD/A変換回路
13に供給する。D/A変換回路13は、上記トラッキ
ング誤差データTeをアナログのトラッキング誤差信号
に変換してこれをLPF(Low Pass Filter)14に供給
する。LPF14は、上記トラッキング誤差信号の波形
を平滑化した平滑化トラッキング誤差信号をピックアッ
プ1に供給する。ピックアップ1は、上記トラッキング
誤差信号に応じて、ビームスポットBSが照射されるべ
きディスク半径方向の位置を制御する。
誤差検出回路8、D/A変換回路11、LPF12、及
びVCO5は、PLL(Phase Locked Loop)回路を構成
している。このPLL回路は、上記再生クロックをアナ
ログの読取信号RFに位相同期させるためのサーボルー
プである。レベル比較回路9は、上記タイミング信号に
応じて上記読取サンプル値系列RSから、トラッキング
ピットPtrkに対応するサンプル値を3つ抽出し、これ
ら3つのサンプル値のレベルを比較することによりトラ
ッキングピットPtrkのパターンを判定し、この判定結
果を示すパターン判定信号をトラッキング誤差検出回路
10に供給する。トラッキング誤差検出回路10は、上
記パターン判定信号と上記タイミング信号に応じて、上
記読取サンプル値系列RSからトラッキングピットP
trkに対応するサンプル値を2つ抽出し、両者のレベル
差をトラッキング誤差データTeとしてD/A変換回路
13に供給する。D/A変換回路13は、上記トラッキ
ング誤差データTeをアナログのトラッキング誤差信号
に変換してこれをLPF(Low Pass Filter)14に供給
する。LPF14は、上記トラッキング誤差信号の波形
を平滑化した平滑化トラッキング誤差信号をピックアッ
プ1に供給する。ピックアップ1は、上記トラッキング
誤差信号に応じて、ビームスポットBSが照射されるべ
きディスク半径方向の位置を制御する。
【0022】上記増幅回路3、A/D変換回路4、トラ
ッキング誤差検出回路10、D/A変換回路13、LP
F14、及びピックアップ1は、トラッキングサーボル
ープを構成している。このトラッキングサーボルーブ
は、ビームスポットBSが記録トラック間の中心線上を
トレースするためのサーボループである。図6は、上記
光学式記録情報再生装置が光ディスク2に形成されてい
るサーボ領域から記録情報の読み取りを行った際に得ら
れる読取信号の波形を示す図である。
ッキング誤差検出回路10、D/A変換回路13、LP
F14、及びピックアップ1は、トラッキングサーボル
ープを構成している。このトラッキングサーボルーブ
は、ビームスポットBSが記録トラック間の中心線上を
トレースするためのサーボループである。図6は、上記
光学式記録情報再生装置が光ディスク2に形成されてい
るサーボ領域から記録情報の読み取りを行った際に得ら
れる読取信号の波形を示す図である。
【0023】図6(a)は、ビームスポットBSが図4に
示す如き記録トラック1及び記録トラック2間をトレー
スした際に得られる読取信号の波形を示す図である。
又、図6(b)は、ビームスポットBSが図4に示す如き
記録トラック2及び記録トラック3間をトレースした際
に得られる読取信号の波形を示す図である。更に、図6
(c)は、ビームスポットBSが図4に示す如き記録トラ
ック3及び記録トラック4間をトレースした際に得られ
る読取信号の波形を示す図である。尚、図6に示される
破線は、再生クロックによるA/D変換回路4でのサン
プリングタイミングを示しており、時点t1からt16
において、16個のサンプル値S1〜S16が得られる
ものとする。
示す如き記録トラック1及び記録トラック2間をトレー
スした際に得られる読取信号の波形を示す図である。
又、図6(b)は、ビームスポットBSが図4に示す如き
記録トラック2及び記録トラック3間をトレースした際
に得られる読取信号の波形を示す図である。更に、図6
(c)は、ビームスポットBSが図4に示す如き記録トラ
ック3及び記録トラック4間をトレースした際に得られ
る読取信号の波形を示す図である。尚、図6に示される
破線は、再生クロックによるA/D変換回路4でのサン
プリングタイミングを示しており、時点t1からt16
において、16個のサンプル値S1〜S16が得られる
ものとする。
【0024】図6(a)〜図6(c)いずれの場合も、白丸
で示したサンプル値S3とS7が、同期ピットPsyncの
両側のピットエッジに対応したサンプル値である。この
2つのサンプル値S3及びS7間のレベル差が再生クロ
ックの位相誤差を表す。すなわち、クロック位相誤差検
出回路8は、これらサンプル値S3及びS7を用いた下
記の演算により、位相誤差データPeを得るのである。
で示したサンプル値S3とS7が、同期ピットPsyncの
両側のピットエッジに対応したサンプル値である。この
2つのサンプル値S3及びS7間のレベル差が再生クロ
ックの位相誤差を表す。すなわち、クロック位相誤差検
出回路8は、これらサンプル値S3及びS7を用いた下
記の演算により、位相誤差データPeを得るのである。
【0025】Pe=S3−S7 一方、レベル比較回路9は、図6中において黒丸で示し
た3つのサンプル値S10、S12、S14各々のレベ
ルを比較することにより、トラッキングピットPtrkの
配置パターンを判定する。図6(a)の場合、 S14<S10 であり、かつ、 S14<S12 なので、ビームスポットBSの両側にある記録トラック
上のトラッキングピットPtrkは、位置1と位置2に存
在することになる。従って、この際、ビームスポットB
Sは、記録トラック1及び記録トラック2間をトレース
していると考えられる。このとき、2つのトラッキング
ピットPtrkに対応する2つのサンプル値S10とS1
2とのレベル差が、ビームスポットBSのトラッキング
誤差を表す。そこで、トラッキング誤差検出回路10
は、上記サンプル値S10及びS12を用いた下記の演
算により、トラッキング誤差データTeを得る。
た3つのサンプル値S10、S12、S14各々のレベ
ルを比較することにより、トラッキングピットPtrkの
配置パターンを判定する。図6(a)の場合、 S14<S10 であり、かつ、 S14<S12 なので、ビームスポットBSの両側にある記録トラック
上のトラッキングピットPtrkは、位置1と位置2に存
在することになる。従って、この際、ビームスポットB
Sは、記録トラック1及び記録トラック2間をトレース
していると考えられる。このとき、2つのトラッキング
ピットPtrkに対応する2つのサンプル値S10とS1
2とのレベル差が、ビームスポットBSのトラッキング
誤差を表す。そこで、トラッキング誤差検出回路10
は、上記サンプル値S10及びS12を用いた下記の演
算により、トラッキング誤差データTeを得る。
【0026】Te=S10−S12 同様に、図6(b)の場合、レベル比較回路9は、 S10<S12 であり、かつ、 S10<S14 と判定するので、この際、トラッキング誤差検出回路1
0は、 Te=S12−S14 なるトラッキング誤差データTeを得る。
0は、 Te=S12−S14 なるトラッキング誤差データTeを得る。
【0027】同様に、図6(c)の場合、レベル比較回路
9は、 S12<S10 であり、かつ、 S12<S14 と判定するので、この際、トラッキング誤差検出回路1
0は、 Te=S14−S10 なるトラッキング誤差データTeを得る。
9は、 S12<S10 であり、かつ、 S12<S14 と判定するので、この際、トラッキング誤差検出回路1
0は、 Te=S14−S10 なるトラッキング誤差データTeを得る。
【0028】尚、図6は、符号間干渉が無い場合の読取
信号波形であり、図中の一点鎖線で示した如く、位相誤
差データPe及びトラッキング誤差データTeを算出する
ための2個のサンプル値は、いずれも同一レベルとな
る。すなわち、符号間干渉が無い場合には、位相誤差デ
ータPe及びトラッキング誤差データTeは共にゼロにな
る。
信号波形であり、図中の一点鎖線で示した如く、位相誤
差データPe及びトラッキング誤差データTeを算出する
ための2個のサンプル値は、いずれも同一レベルとな
る。すなわち、符号間干渉が無い場合には、位相誤差デ
ータPe及びトラッキング誤差データTeは共にゼロにな
る。
【0029】一方、符号間干渉が生じていると、同期ピ
ットPsync及びトラッキングピットPtrk各々からの反
射光が互いに影響し合って読取信号波形にひずみが生じ
る。これにより、位相誤差データPe及びトラッキング
誤差データTeを算出するための2個のサンプル値は、
必ずしも同一レベルにはならなくなる。図7は、符号間
干渉が生じている場合に得られる読取信号波形の一例を
示す図である。
ットPsync及びトラッキングピットPtrk各々からの反
射光が互いに影響し合って読取信号波形にひずみが生じ
る。これにより、位相誤差データPe及びトラッキング
誤差データTeを算出するための2個のサンプル値は、
必ずしも同一レベルにはならなくなる。図7は、符号間
干渉が生じている場合に得られる読取信号波形の一例を
示す図である。
【0030】尚、図7(a)は図6(a)、図7(b)は図6
(b)、図7(c)は図6(c)に夫々対応したものである。
例えば図7(a)の場合には、サンプル値S3よりもS7
の方が大となり、サンプル値S10よりもS12の方が
小となるので、位相誤差データPe及びトラッキング誤
差データTe各々は、 Pe=S3−S7<0 Te=S10−S12>0 となる。
(b)、図7(c)は図6(c)に夫々対応したものである。
例えば図7(a)の場合には、サンプル値S3よりもS7
の方が大となり、サンプル値S10よりもS12の方が
小となるので、位相誤差データPe及びトラッキング誤
差データTe各々は、 Pe=S3−S7<0 Te=S10−S12>0 となる。
【0031】又、図7(b)の場合には、サンプル値S3
よりもS7の方が小となり、サンプル値S12とS14
とが互いに等しいので、位相誤差データPe及びトラッ
キング誤差データTe各々は、 Pe=S3−S7>0 Te=S12−S14=0 となる。
よりもS7の方が小となり、サンプル値S12とS14
とが互いに等しいので、位相誤差データPe及びトラッ
キング誤差データTe各々は、 Pe=S3−S7>0 Te=S12−S14=0 となる。
【0032】そして、図7(c)の場合には、サンプル値
S3とS7とが互いに等しいものの、サンプル値S10
よりもS14が小なので、位相誤差データPe及びトラ
ッキング誤差データTe各々は、 Pe=S3−S7=0 Te=S14−S10<0 となる。
S3とS7とが互いに等しいものの、サンプル値S10
よりもS14が小なので、位相誤差データPe及びトラ
ッキング誤差データTe各々は、 Pe=S3−S7=0 Te=S14−S10<0 となる。
【0033】すなわち、符号間干渉が生じていると、位
相誤差データPe及びトラッキング誤差データTeは、正
の値、ゼロ、又は負の値を取るようになる。図8は、位
相誤差データPe及びトラッキング誤差データTeの時間
経過に応じたレベル変化の一例を示す図である。この
際、1記録トラック上でのトラッキングピットPtrkの
配置パターンは、図3に示す如く1フレーム毎に変化し
ているので、これに伴い、誤差データ(Pe、Te)のレベ
ルは図8に示す如く3フレームの周期で変化する。この
レベル変化が符号間干渉の影響による外乱としてサーボ
ループに加わることになる。ここで、ー般にフレームの
周波数は数10[KHz]であり、サーボループの周波数帯
域は数[KHz]である。したがって、図8に示されるが如
き誤差データ(Pe、Te)のレベル変化の周波数は、サー
ボループの周波数帯域に比べて高周波である。このよう
な高周波の外乱は上記LPF12及び14によって減衰
されるので、結果としてサーボループは上述した如き外
乱に追従することはない。具体的には、トラッキング誤
差データTeのレベル変化に対してトラッキングサーボ
ループは追従せず、トラッキングオフセットを生じるこ
とはない。更に、位相誤差データPeのレベル変化に対
してもPLLは追従せず、クロック位相オフセットを生
じることもない。
相誤差データPe及びトラッキング誤差データTeは、正
の値、ゼロ、又は負の値を取るようになる。図8は、位
相誤差データPe及びトラッキング誤差データTeの時間
経過に応じたレベル変化の一例を示す図である。この
際、1記録トラック上でのトラッキングピットPtrkの
配置パターンは、図3に示す如く1フレーム毎に変化し
ているので、これに伴い、誤差データ(Pe、Te)のレベ
ルは図8に示す如く3フレームの周期で変化する。この
レベル変化が符号間干渉の影響による外乱としてサーボ
ループに加わることになる。ここで、ー般にフレームの
周波数は数10[KHz]であり、サーボループの周波数帯
域は数[KHz]である。したがって、図8に示されるが如
き誤差データ(Pe、Te)のレベル変化の周波数は、サー
ボループの周波数帯域に比べて高周波である。このよう
な高周波の外乱は上記LPF12及び14によって減衰
されるので、結果としてサーボループは上述した如き外
乱に追従することはない。具体的には、トラッキング誤
差データTeのレベル変化に対してトラッキングサーボ
ループは追従せず、トラッキングオフセットを生じるこ
とはない。更に、位相誤差データPeのレベル変化に対
してもPLLは追従せず、クロック位相オフセットを生
じることもない。
【0034】以上の如く、本発明による光学式記録媒体
においては、トラッキングピットP trkの配置パターン
を1フレーム毎に変化させるようにしたので、符号間干
渉に伴う外乱が高周波領域にシフトすることになる。こ
の外乱は、再生装置のLPFによって除去されるので、
結果として、本発明による光学式記録媒体を用いれば、
符号間干渉に伴う外乱の影響が抑制されるのである。
においては、トラッキングピットP trkの配置パターン
を1フレーム毎に変化させるようにしたので、符号間干
渉に伴う外乱が高周波領域にシフトすることになる。こ
の外乱は、再生装置のLPFによって除去されるので、
結果として、本発明による光学式記録媒体を用いれば、
符号間干渉に伴う外乱の影響が抑制されるのである。
【0035】又、本発明による光学式記録媒体として
は、図9に示す如きトラッキングピットPtrkの配置を
有する光ディスクであっても良い。図9に示すように、
かかる光ディスクの記録面上には、再生装置のサーボ基
準となる各種ピットが形成されているサーボ領域と、情
報データが記録されるデータ領域とが交互に設けられ
る。サーボ領域及びデータ領域は、共にディスク半径方
向に整列している。同一記録トラック上において連続す
るサーボ領域とデータ領域とでフレームを構成する。
は、図9に示す如きトラッキングピットPtrkの配置を
有する光ディスクであっても良い。図9に示すように、
かかる光ディスクの記録面上には、再生装置のサーボ基
準となる各種ピットが形成されているサーボ領域と、情
報データが記録されるデータ領域とが交互に設けられ
る。サーボ領域及びデータ領域は、共にディスク半径方
向に整列している。同一記録トラック上において連続す
るサーボ領域とデータ領域とでフレームを構成する。
【0036】尚、図9においては、サーボ領域中にはト
ラッキングピットのみ記し、データ領域に形成されるべ
き情報データを担うデータピットについてはその記述を
省略した。又、図9には、複数の記録トラック1〜8が
示されているが、螺旋状のトラック形態を有する光ディ
スクの場合には、これら記録トラック1〜8は、実際に
は1本の連続した記録トラックである。
ラッキングピットのみ記し、データ領域に形成されるべ
き情報データを担うデータピットについてはその記述を
省略した。又、図9には、複数の記録トラック1〜8が
示されているが、螺旋状のトラック形態を有する光ディ
スクの場合には、これら記録トラック1〜8は、実際に
は1本の連続した記録トラックである。
【0037】図9において、トラッキングピットPtrk
は、各サーボ領域内の1記録トラック上に形成されてお
り、情報読取方向に4通りの異なる位置を取る。説明の
便宜上、図4におけるトラッキングピットPtrkの4通
りの位置を左から順に位置1、位置2、位置3、位置4
と称する。トラッキングピットPtrkの位置は、同一記
録トラック上において1フレーム毎に変化している。例
えば、図4の記録トラック1上に形成されるトラッキン
グピットPtrkは、第1フレームのサーボ領域1では位
置1に配置され、第2フレームのサーボ領域2では位置
2に配置され、第3フレームのサーボ領域3では位置3
に配置され、第4フレームのサーボ領域4では位置4に
配置される。そして、これら隣接する4つのフレーム内
でのトラッキングピットPtrkの配置パターンを、その
他のフレームにおいても同様にして4フレーム毎に繰り
返す。
は、各サーボ領域内の1記録トラック上に形成されてお
り、情報読取方向に4通りの異なる位置を取る。説明の
便宜上、図4におけるトラッキングピットPtrkの4通
りの位置を左から順に位置1、位置2、位置3、位置4
と称する。トラッキングピットPtrkの位置は、同一記
録トラック上において1フレーム毎に変化している。例
えば、図4の記録トラック1上に形成されるトラッキン
グピットPtrkは、第1フレームのサーボ領域1では位
置1に配置され、第2フレームのサーボ領域2では位置
2に配置され、第3フレームのサーボ領域3では位置3
に配置され、第4フレームのサーボ領域4では位置4に
配置される。そして、これら隣接する4つのフレーム内
でのトラッキングピットPtrkの配置パターンを、その
他のフレームにおいても同様にして4フレーム毎に繰り
返す。
【0038】又、同一サーボ領域内において各記録トラ
ック上に形成されるトラッキングピットPtrkの位置
は、隣接する記録トラック上に形成されているもの同士
では互いに異なる位置を取る。例えば、図9のサーボ領
域1内においてトラッキングピットPtrkは、記録トラ
ック1上では位置1に配置され、記録トラック2上では
位置2に配置され、記録トラック3上では位置3に配置
され、記録トラック4上では位置4に配置される。そし
て、これら隣接する4つの記録トラック上でのトラッキ
ングピットPtrkの配置パターンを、その他の記録トラ
ック上においても同様にして4記録トラック毎に繰り返
す。
ック上に形成されるトラッキングピットPtrkの位置
は、隣接する記録トラック上に形成されているもの同士
では互いに異なる位置を取る。例えば、図9のサーボ領
域1内においてトラッキングピットPtrkは、記録トラ
ック1上では位置1に配置され、記録トラック2上では
位置2に配置され、記録トラック3上では位置3に配置
され、記録トラック4上では位置4に配置される。そし
て、これら隣接する4つの記録トラック上でのトラッキ
ングピットPtrkの配置パターンを、その他の記録トラ
ック上においても同様にして4記録トラック毎に繰り返
す。
【0039】又、本発明による光学式記録媒体として
は、図10に示す如き形態を有する光ディスクであって
も良い。図10に示す光ディスクでは、トラッキングサ
ーボ制御用のピットとして、上記トラッキングピットP
trkに代わりウォブルピットPwblを用いている。ウォブ
ルピットPwblは記録トラックから上下に隔たって配置
され、情報読取方向において3通りの位置を取る。説明
の便宜上、図10におけるウォブルピットPwblの3通
りの位置を左から順に位置1、位置2、位置3と称す
る。ウォブルピットPwblの位置は、同一の記録トラッ
ク間の中心線上において1フレーム毎に変化している。
例えば、記録トラック1及び記録トラック2間に形成さ
れるウォブルピットPwblは、第1フレームのサーボ領
域1では位置2に配置され、第2フレームのサーボ領域
2では位置3に配置され、第3フレームのサーボ領域3
では位置1に配置される。そして、これら隣接する3つ
のフレーム内でのウォブルピットPwblの配置パターン
を、その他のフレームにおいても同様にして3フレーム
毎に繰り返す。
は、図10に示す如き形態を有する光ディスクであって
も良い。図10に示す光ディスクでは、トラッキングサ
ーボ制御用のピットとして、上記トラッキングピットP
trkに代わりウォブルピットPwblを用いている。ウォブ
ルピットPwblは記録トラックから上下に隔たって配置
され、情報読取方向において3通りの位置を取る。説明
の便宜上、図10におけるウォブルピットPwblの3通
りの位置を左から順に位置1、位置2、位置3と称す
る。ウォブルピットPwblの位置は、同一の記録トラッ
ク間の中心線上において1フレーム毎に変化している。
例えば、記録トラック1及び記録トラック2間に形成さ
れるウォブルピットPwblは、第1フレームのサーボ領
域1では位置2に配置され、第2フレームのサーボ領域
2では位置3に配置され、第3フレームのサーボ領域3
では位置1に配置される。そして、これら隣接する3つ
のフレーム内でのウォブルピットPwblの配置パターン
を、その他のフレームにおいても同様にして3フレーム
毎に繰り返す。
【0040】又、同一サーボ領域内において各記録トラ
ック間に形成されるウォブルピットPwblの位置は、隣
接する記録トラック間に形成されているもの同士では互
いに異なる位置を取る。例えば、図10のサーボ領域1
内においてウォブルピットP wblは、記録トラック1及
び記録トラック2間では位置2に配置され、記録トラッ
ク2及び記録トラック3間では位置3に配置され、記録
トラック3及び記録トラック4間では位置1に配置され
る。そして、これら隣接する3つの記録トラック間での
トラッキングピットPtrkの配置パターンを、その他の
記録トラック間においても同様にして3記録トラック間
毎に繰り返す。
ック間に形成されるウォブルピットPwblの位置は、隣
接する記録トラック間に形成されているもの同士では互
いに異なる位置を取る。例えば、図10のサーボ領域1
内においてウォブルピットP wblは、記録トラック1及
び記録トラック2間では位置2に配置され、記録トラッ
ク2及び記録トラック3間では位置3に配置され、記録
トラック3及び記録トラック4間では位置1に配置され
る。そして、これら隣接する3つの記録トラック間での
トラッキングピットPtrkの配置パターンを、その他の
記録トラック間においても同様にして3記録トラック間
毎に繰り返す。
【0041】又、本発明による光ディスクは、各種の光
ディスク媒体に応用できる。すなわち、データ領域に凹
凸ピットを記録した再生専用型の光ディスクにも応用で
き、データ領域に1回だけディジタルデータを記録でき
るライトワンス型の光ディスクにも応用でき、相変化記
録や光磁気記録によりデータ領域のデイジタルデータを
書き換えられる書き換え型の光ディスクにも応用でき
る。いずれの場合も、サーボ領域には凹凸ピットである
トラッキングピットPtrkを記録する。
ディスク媒体に応用できる。すなわち、データ領域に凹
凸ピットを記録した再生専用型の光ディスクにも応用で
き、データ領域に1回だけディジタルデータを記録でき
るライトワンス型の光ディスクにも応用でき、相変化記
録や光磁気記録によりデータ領域のデイジタルデータを
書き換えられる書き換え型の光ディスクにも応用でき
る。いずれの場合も、サーボ領域には凹凸ピットである
トラッキングピットPtrkを記録する。
【0042】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明による光学
式記録媒体においては、各サーボ領域内でのトラッキン
グサーボ制御用ピットの形成位置を1フレーム毎に変更
するようにしている。よって、この光学式記録媒体から
記録情報読み取りを行う際に符号間干渉が発生しても、
その符号間干渉によって生じた外乱はトラッキングサー
ボループの周波数帯域よりも高周波数となるので、トラ
ッキングサーボループは、この外乱の影響を受けること
なく正確なサーボ動作を継続させることが出来る。
式記録媒体においては、各サーボ領域内でのトラッキン
グサーボ制御用ピットの形成位置を1フレーム毎に変更
するようにしている。よって、この光学式記録媒体から
記録情報読み取りを行う際に符号間干渉が発生しても、
その符号間干渉によって生じた外乱はトラッキングサー
ボループの周波数帯域よりも高周波数となるので、トラ
ッキングサーボループは、この外乱の影響を受けること
なく正確なサーボ動作を継続させることが出来る。
【0043】従って、本発明による光学式記録媒体によ
れば、例え符号間干渉が生じていても再生装置において
正確なトラッキングサーボを実施させることが可能とな
るのである。
れば、例え符号間干渉が生じていても再生装置において
正確なトラッキングサーボを実施させることが可能とな
るのである。
【図1】サンプルドサーボ方式による従来の光ディスク
の記録面上の形態を示す図である。
の記録面上の形態を示す図である。
【図2】図1に示す光ディスクにおけるサーボ領域内で
の各種ピットの配置を示す図である。
の各種ピットの配置を示す図である。
【図3】本発明による光ディスクの記録面の形態を示す
図である。
図である。
【図4】図3に示す光ディスクにおけるサーボ領域内で
の各種ピットの配置を示す図である。
の各種ピットの配置を示す図である。
【図5】図3及び図4に示す光ディスクから記録情報の
再生を行う光学式記録情報再生装置の構成を示す図であ
る。
再生を行う光学式記録情報再生装置の構成を示す図であ
る。
【図6】図5の光学式記録情報再生装置によって図3に
示すサーボ領域から読み取られた読取信号波形(符号間
干渉無し)を示す図である。
示すサーボ領域から読み取られた読取信号波形(符号間
干渉無し)を示す図である。
【図7】図5の光学式記録情報再生装置によって図3に
示すサーボ領域から読み取られた読取信号波形(符号間
干渉有り)を示す図である。
示すサーボ領域から読み取られた読取信号波形(符号間
干渉有り)を示す図である。
【図8】位相誤差データPe及びトラッキング誤差デー
タTeの時間経過に伴なうレベル変化の一例を示す図で
ある。
タTeの時間経過に伴なうレベル変化の一例を示す図で
ある。
【図9】本発明の他の実施例による光ディスクのサーボ
領域内の構成を示す図である。
領域内の構成を示す図である。
【図10】本発明の他の実施例による光ディスクのサー
ボ領域内の構成を示す図である。
ボ領域内の構成を示す図である。
1 ピックアップ 2 光ディスク 8 クロック位相誤差検出回路 9 レベル比較回路 10 トラッキング誤差検出回路
Claims (6)
- 【請求項1】 トラッキングサーボ制御用のトラッキン
グピットが形成されているサーボ領域と、情報データを
記録するデータ領域とからなるフレームが情報読取方向
に連続して複数個設けられている光学式記録媒体であっ
て、 前記サーボ領域内での前記情報読取方向における前記ト
ラッキングピットの形成位置を1フレーム毎に変更する
ことを特徴とする光学式記録媒体。 - 【請求項2】 1つの前記サーボ領域内において前記ト
ラッキングピットの取り得る前記形成位置は第1位置〜
第N位置までのN通りあり、 連続するN個の前記フレーム各々に属する前記サーボ領
域各々内での前記トラッキングピットの形成位置は、夫
々前記第1位置〜第N位置のいずれかであることを特徴
とする請求項1記載の光学式記録媒体。 - 【請求項3】 前記Nは3であることを特徴とする請求
項2記載の光学式記録媒体。 - 【請求項4】 前記Nは4であることを特徴とする請求
項2記載の光学式記録媒体。 - 【請求項5】 N個の前記フレーム各々内での前記トラ
ッキングピットの配置パターンがNフレーム分毎に繰り
返されていることを特徴とする請求項2記載の光学式記
録媒体。 - 【請求項6】 前記トラッキングピットは、複数の記録
トラック各々上に形成されており、 隣接する2つの前記記録トラック上に形成されているト
ラッキングピットの各々は、互いに前記情報読取方向に
おいて異なる位置に形成されていることを特徴とする請
求項1記載の光学式記録媒体。
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Family Applications (1)
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2001
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- 2001-09-03 DE DE60129192T patent/DE60129192D1/de not_active Expired - Lifetime
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