JP2002053987A - 圧延された金属ストランド、特に鋼材ストリップを酸洗するための方法及び装置 - Google Patents
圧延された金属ストランド、特に鋼材ストリップを酸洗するための方法及び装置Info
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- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧延された金属ストランド、特に鋼材ストリ
ップを酸洗する際に、ストランド表面をコントロールす
ること。 【解決手段】 連続的に酸洗槽(2a)及び洗浄槽(2
b)を経て移動される、圧延された金属ストランド
(1)、特に鋼材ストリップ(1a)を酸洗するための
方法において、接触せずに作動する赤外線検出器(3)
(ピロメータ)が、金属ストランド表面(1b)上のス
ケール(4)又はスケール構造(5)を検出するために
使用されるようにすることによる。
ップを酸洗する際に、ストランド表面をコントロールす
ること。 【解決手段】 連続的に酸洗槽(2a)及び洗浄槽(2
b)を経て移動される、圧延された金属ストランド
(1)、特に鋼材ストリップ(1a)を酸洗するための
方法において、接触せずに作動する赤外線検出器(3)
(ピロメータ)が、金属ストランド表面(1b)上のス
ケール(4)又はスケール構造(5)を検出するために
使用されるようにすることによる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続的に酸洗槽及
び/又は洗浄槽を経て移動される、圧延された金属スト
ランド、特に鋼材ストリップを酸洗するための方法及び
装置に関する。
び/又は洗浄槽を経て移動される、圧延された金属スト
ランド、特に鋼材ストリップを酸洗するための方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高温の対象からの放射を測定するため
に、色々な方法が公知である。そして例えば複数のピロ
メータが、間隔を置いて高温の対象の近傍へと近づけら
れ、そして再び引き戻される(米国特許明細書第4,4
08,878号)。
に、色々な方法が公知である。そして例えば複数のピロ
メータが、間隔を置いて高温の対象の近傍へと近づけら
れ、そして再び引き戻される(米国特許明細書第4,4
08,878号)。
【0003】ストリップを亜鉛メッキする方法の場合
は、ストリップが、連続的に亜鉛で被膜処理され、そし
て連続炉内での熱処理を、Zn−Fe層を形成させるた
めに受けさせられる。この場合ストリップ表面の放射線
放射は、少なくとも1つのピロメータにより測定するこ
とができる。
は、ストリップが、連続的に亜鉛で被膜処理され、そし
て連続炉内での熱処理を、Zn−Fe層を形成させるた
めに受けさせられる。この場合ストリップ表面の放射線
放射は、少なくとも1つのピロメータにより測定するこ
とができる。
【0004】更に、長手方向に移動する長く伸ばされた
物体の温度を設定するためのピロメータ配置が公知であ
る(ヨーロッパ特許明細書第0 665 949号)。
プロセス制御ピロメータが使用され、このプロセス制御
ピロメータは、物体の表面の被膜処理されてない部分を
検出するために位置合わせされている。この場合は、均
一な被膜処理を調達すること、しかもプロセス制御ピロ
メータ及び較正ピロメータに基づいて調達することが目
標である。
物体の温度を設定するためのピロメータ配置が公知であ
る(ヨーロッパ特許明細書第0 665 949号)。
プロセス制御ピロメータが使用され、このプロセス制御
ピロメータは、物体の表面の被膜処理されてない部分を
検出するために位置合わせされている。この場合は、均
一な被膜処理を調達すること、しかもプロセス制御ピロ
メータ及び較正ピロメータに基づいて調達することが目
標である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これに対し本発明の基
礎にある課題は、圧延された金属ストランド、特に鋼材
ストリップを酸洗する際に、ストランド表面をコントロ
ールすることである。
礎にある課題は、圧延された金属ストランド、特に鋼材
ストリップを酸洗する際に、ストランド表面をコントロ
ールすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】提起された課題は、本発
明によれば、接触せずに作動する赤外線検出器が、金属
ストランド表面上のスケール又はスケール構造を検出す
るために使用されるようにすることによって解決され
る。ピロメータは、測定対象から放射される熱放射又は
赤外線放射を測定する。この放射の強さは、測定対象表
面の実際の温度と厳密に相関している。ピロメータは、
その初期開発段階において、純粋に視覚的な方法が温度
設定のために使用されており、ピロメータは、相応の放
射線放射における高い温度を測定するためにのみ使用さ
れていた。しかしながらその間に、氷点のはるか下まで
の低い温度を設定することができる、高感度で、かつ長
時間安定した赤外線検出器が使用可能となった。従って
このような赤外線検出器は、金属ストランド上に、スケ
ール又はスケール構造が存在しているかどうかを検出す
るためにも適し、これは、ストリップの酸洗又は洗浄を
するために重大な意義が有る。
明によれば、接触せずに作動する赤外線検出器が、金属
ストランド表面上のスケール又はスケール構造を検出す
るために使用されるようにすることによって解決され
る。ピロメータは、測定対象から放射される熱放射又は
赤外線放射を測定する。この放射の強さは、測定対象表
面の実際の温度と厳密に相関している。ピロメータは、
その初期開発段階において、純粋に視覚的な方法が温度
設定のために使用されており、ピロメータは、相応の放
射線放射における高い温度を測定するためにのみ使用さ
れていた。しかしながらその間に、氷点のはるか下まで
の低い温度を設定することができる、高感度で、かつ長
時間安定した赤外線検出器が使用可能となった。従って
このような赤外線検出器は、金属ストランド上に、スケ
ール又はスケール構造が存在しているかどうかを検出す
るためにも適し、これは、ストリップの酸洗又は洗浄を
するために重大な意義が有る。
【0007】この酸洗方法又は洗浄方法においては、赤
外線検出器が、いわゆる大気窓と呼ばれる波長領域にお
いて使用されるようにすることが有利である。これらの
窓内では、測定誤差が、空気の湿気又は測定間隔の変化
によって何ら生じることが無く、従って二酸化炭素は、
何ら誤差を引き起こすことができない。
外線検出器が、いわゆる大気窓と呼ばれる波長領域にお
いて使用されるようにすることが有利である。これらの
窓内では、測定誤差が、空気の湿気又は測定間隔の変化
によって何ら生じることが無く、従って二酸化炭素は、
何ら誤差を引き起こすことができない。
【0008】発展形態では、赤外線検出器が、約8〜1
4μmの波長領域において使用されるようにする。この
領域は、低温領域における最も重要な「窓」を意味す
る。この「窓」とは、測定結果への日光又は室内光の影
響の完全な遮断が結び付けられている。
4μmの波長領域において使用されるようにする。この
領域は、低温領域における最も重要な「窓」を意味す
る。この「窓」とは、測定結果への日光又は室内光の影
響の完全な遮断が結び付けられている。
【0009】圧延された金属ストランド、特に鋼材スト
リップを酸洗するための装置であって、金属ストランド
が、酸洗槽及び/又は洗浄槽を経て一定の速度で移動可
能であり、かつ温度測定装置を介して、連続的な監視が
実施可能である装置は、1つ又は複数の赤外線検出器
が、酸洗槽及び/又は洗浄槽の区間に対して使用可能で
あるように構成されていることによって、提起された課
題を解決するために優れる。
リップを酸洗するための装置であって、金属ストランド
が、酸洗槽及び/又は洗浄槽を経て一定の速度で移動可
能であり、かつ温度測定装置を介して、連続的な監視が
実施可能である装置は、1つ又は複数の赤外線検出器
が、酸洗槽及び/又は洗浄槽の区間に対して使用可能で
あるように構成されていることによって、提起された課
題を解決するために優れる。
【0010】この場合、赤外線検出器が、金属ストラン
ド表面のスケールの無い部分面に対するスケールの有る
部分面を識別するために使用されるように構成されてい
ることが有利である。この測定器は、固定であり、常
時、同じ位置を、もしくはピロメータの下で通過する製
品上を測定する。スケールの有る部分面が低い温度を放
射するので、測定器は、スケールのついてない面とスケ
ールのついた面との間で異なるのが良い。
ド表面のスケールの無い部分面に対するスケールの有る
部分面を識別するために使用されるように構成されてい
ることが有利である。この測定器は、固定であり、常
時、同じ位置を、もしくはピロメータの下で通過する製
品上を測定する。スケールの有る部分面が低い温度を放
射するので、測定器は、スケールのついてない面とスケ
ールのついた面との間で異なるのが良い。
【0011】このため発展形態として、赤外線検出器
が、異なるスケール構造を異なる放射率によって識別す
るために使用可能であるように構成されている。放射率
は、放射する大きさであり、表面からの熱的に最大限可
能な放射の割合が放出され、従って測定のために使用す
ることができる。
が、異なるスケール構造を異なる放射率によって識別す
るために使用可能であるように構成されている。放射率
は、放射する大きさであり、表面からの熱的に最大限可
能な放射の割合が放出され、従って測定のために使用す
ることができる。
【0012】別の改善によれば、赤外線検出器において
は、放射率が、金属ストランドの材料又は表面性状又は
波長領域に依存して調節可能であるように構成されてい
ることが提案される。即ち、測定すべき表面がどのよう
な性状であるかを、人が機器に知らせる。放射率は、通
常、材料及びその表面、並びにピロメータが作動する波
長に依存している。
は、放射率が、金属ストランドの材料又は表面性状又は
波長領域に依存して調節可能であるように構成されてい
ることが提案される。即ち、測定すべき表面がどのよう
な性状であるかを、人が機器に知らせる。放射率は、通
常、材料及びその表面、並びにピロメータが作動する波
長に依存している。
【0013】赤外線検出器の出力に好ましい信号が、イ
ンジケータ(モニタ上の)、調整装置(後続の装置)、
又はアクチュエータの制御装置(酸洗槽の機械におけ
る)のため、及び/又はデータの記録装置(記憶装置の
構成要素における)のために使用可能であるように構成
されているのが有利である。
ンジケータ(モニタ上の)、調整装置(後続の装置)、
又はアクチュエータの制御装置(酸洗槽の機械におけ
る)のため、及び/又はデータの記録装置(記憶装置の
構成要素における)のために使用可能であるように構成
されているのが有利である。
【0014】有利なこのような信号の使用は、赤外線検
出器と連絡する制御装置に、選択的に作動する装置が、
金属ストランド表面の検出される部分面におけるスケー
ルを除去するために接続されているように構成されてい
る。
出器と連絡する制御装置に、選択的に作動する装置が、
金属ストランド表面の検出される部分面におけるスケー
ルを除去するために接続されているように構成されてい
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図面において概略的に図示されて
いる本発明の実施例を、以下に詳細に説明する。
いる本発明の実施例を、以下に詳細に説明する。
【0016】圧延された金属ストランド1、特に鋼材ス
トリップ1aを酸洗するための方法は、移動方向6にお
ける連続的な移動の間に、酸洗槽2a及び洗浄槽2bを
経て行なわれる。この場合、接触せずに作動する赤外線
検出器3(ポリメータ)は、部分面1c上のスケール4
又はスケール構造5を検出するために使用される。そし
て酸洗槽2aの入口において、例えば、既に酸洗された
が、しかしながら完全に酸洗されてない鋼材ストリップ
1aのスケール箇所の測定が行なわれる。
トリップ1aを酸洗するための方法は、移動方向6にお
ける連続的な移動の間に、酸洗槽2a及び洗浄槽2bを
経て行なわれる。この場合、接触せずに作動する赤外線
検出器3(ポリメータ)は、部分面1c上のスケール4
又はスケール構造5を検出するために使用される。そし
て酸洗槽2aの入口において、例えば、既に酸洗された
が、しかしながら完全に酸洗されてない鋼材ストリップ
1aのスケール箇所の測定が行なわれる。
【0017】また付加的に、適切に制御モデルへと別の
パラメータとして介入する温度の測定も行なわれる。こ
れにより鋼材ストリップ1aの大きな温度変動の問題が
解決され、これより酸洗槽2aの熱収支に介入すること
ができる。更に酸洗槽間では、酸液作用の一時的な増強
が、後続の酸洗槽において行なわれる。酸洗結果を検出
し、かつ酸洗プロセス計算機において再調整を支持する
別の赤外線検出器3は、移動方向6において洗浄槽2b
の後方に設けられている。
パラメータとして介入する温度の測定も行なわれる。こ
れにより鋼材ストリップ1aの大きな温度変動の問題が
解決され、これより酸洗槽2aの熱収支に介入すること
ができる。更に酸洗槽間では、酸液作用の一時的な増強
が、後続の酸洗槽において行なわれる。酸洗結果を検出
し、かつ酸洗プロセス計算機において再調整を支持する
別の赤外線検出器3は、移動方向6において洗浄槽2b
の後方に設けられている。
【0018】金属ストランド表面1bに対する温度の測
定から良好な測定結果が生じる場合のために、1つ又は
複数の赤外線検出器3のグループの前にそれぞれ1つの
量気計が設けられており、この量気計は、簡略化のため
にここでは単に示されていないが、乾燥した金属ストラ
ンド表面1bを生じさせる。
定から良好な測定結果が生じる場合のために、1つ又は
複数の赤外線検出器3のグループの前にそれぞれ1つの
量気計が設けられており、この量気計は、簡略化のため
にここでは単に示されていないが、乾燥した金属ストラ
ンド表面1bを生じさせる。
【0019】赤外線検出器3は、いわゆる大気窓と呼ば
れる波長領域において使用される。赤外線検出器3は、
約8〜14μmの波長領域において作動する。
れる波長領域において使用される。赤外線検出器3は、
約8〜14μmの波長領域において作動する。
【0020】図1により移動方向6において使用される
赤外線放出検出器3は、本質的に、金属ストランド表面
1bのスケールの無い部分面に対するスケールの有る部
分面1cを識別するために使用される。その際異なるス
ケール構造5も、異なる放射率によって測定される。赤
外線検出器3においては、放射率が、金属ストランド1
の材料又は波長領域に依存して調節されている。
赤外線放出検出器3は、本質的に、金属ストランド表面
1bのスケールの無い部分面に対するスケールの有る部
分面1cを識別するために使用される。その際異なるス
ケール構造5も、異なる放射率によって測定される。赤
外線検出器3においては、放射率が、金属ストランド1
の材料又は波長領域に依存して調節されている。
【0021】更に金属ストランド1は、搬送ロール対7
によって駆動されて酸洗槽2aへと移動し、そこで乱流
8によって酸洗される。別の搬送ロール対9と10との
間では、別の測定が別の赤外線検出器3によって行なわ
れ、その後金属ストランド1は、洗浄槽2bへと走入
し、洗浄される。引き続き、搬送ロール対10及び11
によって制限された洗浄槽2bにおいて最後の測定が、
脱スケール度を確認するために、別の赤外線検出器3に
より行なわれる。赤外線検出器3の出力それぞれに好ま
しい信号は、調整装置及び/又はアクチュエータの制御
装置、及びインジケータ及び/又はデータの記録装置及
び記憶装置のために使用される。
によって駆動されて酸洗槽2aへと移動し、そこで乱流
8によって酸洗される。別の搬送ロール対9と10との
間では、別の測定が別の赤外線検出器3によって行なわ
れ、その後金属ストランド1は、洗浄槽2bへと走入
し、洗浄される。引き続き、搬送ロール対10及び11
によって制限された洗浄槽2bにおいて最後の測定が、
脱スケール度を確認するために、別の赤外線検出器3に
より行なわれる。赤外線検出器3の出力それぞれに好ま
しい信号は、調整装置及び/又はアクチュエータの制御
装置、及びインジケータ及び/又はデータの記録装置及
び記憶装置のために使用される。
【0022】図2によれば、部分図において垂直酸洗が
図示されており、この垂直酸洗においては鋼材ストリッ
プ1aが、垂直に下から上へと、移動方向6において転
向ローラ12及び13上を走行し、その他は、記載され
ているように赤外線検出器3により監視され、そして測
定結果が、記載されているように使用される。
図示されており、この垂直酸洗においては鋼材ストリッ
プ1aが、垂直に下から上へと、移動方向6において転
向ローラ12及び13上を走行し、その他は、記載され
ているように赤外線検出器3により監視され、そして測
定結果が、記載されているように使用される。
【0023】
【発明の効果】本発明により、圧延された金属ストラン
ド、特に鋼材ストリップを酸洗する際に、ストランド表
面をコントロールすることができる。
ド、特に鋼材ストリップを酸洗する際に、ストランド表
面をコントロールすることができる。
【図1】透視図法による図において、水平な酸洗槽を、
その表面が赤外線検出器によって監視される、通過する
鋼材ストリップと共に示す。
その表面が赤外線検出器によって監視される、通過する
鋼材ストリップと共に示す。
【図2】垂直酸洗の透視図法による部分図を示す。
1 金属ストランド 1a 鋼材ストリップ 1b 金属ストランド表面 1c 部分面 2a 酸洗槽 2b 洗浄槽 3 赤外線検出器 4 スケール 5 スケール構造 6 移動方向 7 搬送ロール対 8 乱流 9 搬送ロール対 10 搬送ロール対 11 搬送ロール対 12 転向ローラ 13 転向ローラ
フロントページの続き (72)発明者 シュテファン・フォルツ ドイツ連邦共和国、41468 グリムリング ハウゼン、ヘルツォークストラーセ、4ア ー Fターム(参考) 2G055 AA03 BA07 BA09 BA15 EA06 FA03 2G066 AC11 4K053 PA02 PA12 QA01 SA04 SA06 TA24 YA21 ZA10
Claims (9)
- 【請求項1】 連続的に酸洗槽及び洗浄槽を経て移動さ
れる、圧延された金属ストランド、特に鋼材ストリップ
を酸洗するための方法において、 接触せずに作動する赤外線検出器(ピロメータ)が、金
属ストランド表面上のスケール又はスケール構造を検出
するために使用されるようにすることを特徴とする方
法。 - 【請求項2】 赤外線検出器が、いわゆる大気窓と呼ば
れる波長領域において使用されるようにすることを特徴
とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 赤外線検出器が、約8〜14μmの波長
領域において使用されるようにすることを特徴とする請
求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 圧延された金属ストランド、特に鋼材ス
トリップを酸洗するための装置であって、金属ストラン
ドが、酸洗槽及び洗浄槽を経て一定の速度で移動可能で
あり、かつ温度測定装置を介して、連続的な監視が実施
可能である装置において、 1つ又は複数の赤外線検出器(3)が、酸洗槽(2a)
及び/又は洗浄槽(2b)の区間に対して使用可能であ
るように構成されていることを特徴とする装置。 - 【請求項5】 赤外線検出器(3)が、金属ストランド
表面(1b)のスケールの無い部分面に対するスケール
の有る部分面(1c)を識別するために使用されるよう
に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の装
置。 - 【請求項6】 赤外線検出器(3)が、異なるスケール
構造(5)を異なる放射率によって識別するために使用
可能であるように構成されていることを特徴とする請求
項4又は5に記載の装置。 - 【請求項7】 赤外線検出器(3)においては、放射率
が、金属ストランド(1)の材料又は金属ストランド表
面(1b)の性状又は波長領域に依存して調節可能であ
るように構成されていることを特徴とする請求項4〜6
のいずれか1つに記載の装置。 - 【請求項8】 赤外線検出器(3)の出力に好ましい信
号が、インジケータ、調整装置、又はアクチュエータの
制御装置のため、及び/又はデータの記録装置のために
使用可能であるように構成されていることを特徴とする
請求項4〜7のいずれか1つに記載の装置。 - 【請求項9】 赤外線検出器(3)と連絡する制御装置
に、選択的に作動する装置が、金属ストランド表面(1
b)の検出される部分面(1c)におけるスケール
(4)を除去するために接続されていることを特徴とす
る請求項4〜8のいずれか1つに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2000128058 DE10028058A1 (de) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | Verfahren und Einrichtung zum Beizen eines gewalzten Metallstranges, insbesondere eines Stahlbandes |
DE10028058:7 | 2000-06-06 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002053987A true JP2002053987A (ja) | 2002-02-19 |
Family
ID=7644918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001168137A Withdrawn JP2002053987A (ja) | 2000-06-06 | 2001-06-04 | 圧延された金属ストランド、特に鋼材ストリップを酸洗するための方法及び装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1162287A3 (ja) |
JP (1) | JP2002053987A (ja) |
DE (1) | DE10028058A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013044682A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-03-04 | Jfe Steel Corp | 酸洗液の管理方法及び装置 |
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