JP2001236770A - ディスク記録媒体、記録装置、再生装置 - Google Patents
ディスク記録媒体、記録装置、再生装置Info
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- JP2001236770A JP2001236770A JP2000050517A JP2000050517A JP2001236770A JP 2001236770 A JP2001236770 A JP 2001236770A JP 2000050517 A JP2000050517 A JP 2000050517A JP 2000050517 A JP2000050517 A JP 2000050517A JP 2001236770 A JP2001236770 A JP 2001236770A
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Abstract
ドのトラックナンバ、インデックスナンバの表現範囲を
拡張する。 【解決手段】 サブコードのトラックナンバ情報、ポイ
ント情報、インデックス情報において8ビットのバイナ
リコードを用いることで、従前のサブコードフォーマッ
トと同様の8ビットの範囲でトラックナンバ、ポイント
情報で示されるトラックナンバ、インデックスナンバと
して表現できる値を拡大する。またトラックナンバ自
体、或いはインデックスナンバ自体に対応する値は、バ
イナリコードにおける「01」〜「9F」の範囲に限定
することで、トラックナンバやポイントとしての従前の
特殊定義の設定値との抵触をなくし、これによっても互
換性維持に好適なものとする。
Description
のディスク記録媒体、及びそのディスク記録媒体に対応
する記録装置、再生装置に関するものである。
えばCD−DA(COMPACT DISC−DIGITAL AUDIO)、C
D−ROM、CD−R(CD-RECORDABLE)、CD−RW
(CD-REWRITABLE)、CD−TEXT等、いわゆるCD
ファミリーに属する多様なディスクが開発され、かつ普
及している。CD−DA、CD−ROMは再生専用のメ
ディアである。一方、CD−Rは、記録層に有機色素を
用いたライトワンス型のメディアであり、CD−RW
は、相変化技術を用いることでデータ書き換え可能なメ
ディアである。
公知のように、音楽、映像、コンピュータデータなどの
データが記録されるとともに、サブコードとしてトラッ
クナンバ、インデックス、アドレスなどが記録されてい
る。インデックスとは、トラック内をさらに細かく分け
た単位のことをいう。例えば音楽でいうところの楽章な
どを区切る単位である。アドレスとしては、ディスク全
体に連続する値としての絶対アドレスや、トラック(プ
ログラムともいう;例えば音楽データの場合の1曲の単
位)単位で付された相対アドレスが記録される。これに
よりディスク上の各位置において、サブコードを抽出す
ることで絶対アドレス(絶対番地)や相対アドレス(相
対アドレス)が認識できる。また、ディスク最内周側に
はサブコード情報によりいわゆるTOC情報が構成さ
れ、各トラックの先頭やエリアを示すアドレスが記述さ
れるが、示されるアドレスの内容(何のアドレスである
か)は、その情報内容を提示するポイント情報により識
別される。
ド上のアドレスは、各8ビットの分、秒、フレームで表
現されている。また、その8ビットはBCD(Binary C
oded Decimal;2進化10進)コードとされているた
め、8ビットにより「0」〜「99」が表現可能とされ
ている。従って、「分」として0分〜99分が表現でき
る。但し「秒」は当然ながら「0」〜「59」までとさ
れ、さらに「フレーム」は、CDフォーマットにおいて
フレーム0〜フレーム74の75フレームが規定されて
いるため、「0」〜「74」が表現される。
ス、ポイントも、それぞれ8ビットでBCDコードによ
り表現されている。従ってトラックナンバは10進表記
で「0」〜「99」まで表現可能(但し「0」はリード
インを示すものとされる)である。インデックスは
「1」〜「99」まで表現可能である。TOCにおいて
用いられるポイントは、BCD値としての「01」〜
「99」はその値のトラックナンバに対応するものとさ
れるほか、16進表記でいう「A0」「A1」などの値
が、その後に続く情報の内容を示すものとなる。
リアにおけるサブコード(つまりTOC)では、トラッ
クナンバに続く8ビットがポイントとされ、一方、プロ
グラムエリア及びリードアウトエリアでは、トラックナ
ンバに続く8ビットがインデックスとされている。つま
りサブコードフォーマット上では、インデックスとポイ
ンタは同一のビットがエリアにより使い分けられてい
る。
媒体の大容量化の要望に応じて、CDフォーマットのデ
ィスクにおいても、記録の高密度化を行うことで大容量
化(例えば現状のCDの2倍容量のディスク)を実現す
るディスクが開発されている。なお以下、このようなデ
ィスクを説明上「高密度ディスク」と呼び、従前の容量
のCDフォーマットのディスクを「標準ディスク」と呼
ぶこととする。
エーションとしてこのような高密度ディスクが実用化さ
れることになると、次のような問題が生ずる。標準ディ
スクとしての例えばCD−DAでは、時間にして最大7
4分59秒74フレームに音楽データが記録可能とな
る。データ容量でいえば約800Mbyteである。これに
対して高密度ディスクでは、例えば2倍容量となったと
すると、150分前後の記録が可能となる。このような
場合において、トラックナンバやインデックスナンバ
が、上記の事情から「99」までに制限されることは好
ましくないことになる。つまり、例えば100曲(10
0トラック)以上を収録したディスクも想定できるため
である。もちろんTOCにおけるポイントとしても、ト
ラックナンバに対応させる必要があるため、同様に例え
ば100トラック以上が収録されるような場合に対応で
きなければならない。このようなことから、トラックナ
ンバ、インデックス、ポイントとしての情報において、
その表現範囲を100以上に拡大したいという要望があ
る。
フォーマット)を高密度ディスク専用に開発すれば、表
現できるトラックナンバの拡大などは容易に実現できる
が、そのようにすると、標準ディスクと高密度ディスク
(及び対応するディスクドライブ装置)において、互換
性がとれなくなり、好ましくない。また、サブコードに
おける他の領域(例えば空きビットや通常使用されない
ビット等)を用いてトラックナンバ表現範囲を拡張する
こともできるが、互換性の維持や、ドライブ装置のサブ
コードデコード処理の複雑化を招かないといったような
観点から、これも好ましくない。このため、互換性を維
持した上で、高密度ディスクにも対応できるようなサブ
コード形態が望まれている。
に応じて、高密度ディスクにも対応でき、かつ標準ディ
スクとの互換性が維持できるサブコード形態を提供する
ものである。
して採用できるディスク記録媒体として次のようなもの
とする。即ちサブコードとしてトラックナンバ情報が8
ビットのBCDコードで表現されるCDフォーマットに
準拠するディスク記録媒体であって、前記トラックナン
バ情報が、8ビットのバイナリコードによって記録され
ているようにする。そしてそのバイナリコード値として
の16進数表記における「01」〜「9F」の値が、ト
ラックナンバ自体を表すものとされているようにする。
また、サブコードとして、所定の情報の内容種別を提示
するポイント情報が8ビットのBCDコードで表現され
るCDフォーマットに準拠するディスク記録媒体であっ
て、前記ポイント情報が8ビットのバイナリコードによ
って記録されているとともに、そのバイナリコード値と
しての「01」〜「9F」の値は、トラックナンバ自体
を示すポイント情報値とされているようにする。またサ
ブコードとして、トラック内を細分化するインデックス
情報が8ビットのBCDコードで表現されるCDフォー
マットに準拠するディスク記録媒体であって、前記イン
デックス情報が8ビットのバイナリコードによって記録
されているとともに、そのバイナリコード値としての
「01」〜「9F」の値が、インデックスナンバ自体を
表すものとされているようにする。
報、ポイント情報、インデックス情報が8ビットのBC
Dコードで記録される第1のディスク記録媒体と、トラ
ックナンバ情報、ポイント情報、インデックス情報が8
ビットのバイナリコードにより記録され、かつそれらは
16進数表記における「01」〜「9F」の値がトラッ
クナンバ自体もしくはインデックスナンバ自体を表すも
のとなる第2のディスク記録媒体の両方に対して記録を
行うことのできる記録装置とする。そして記録対象とな
っているディスク記録媒体が前記第1のディスク記録媒
体であるか前記第2のディスク記録媒体であるかを判別
する判別手段と、前記判別手段により前記第1のディス
ク記録媒体と判別された場合は、8ビットのBCDコー
ドによりトラックナンバ情報、ポイント情報、インデッ
クス情報が表現されるサブコードデータを生成してサブ
コードの記録を実行させ、前記判別手段により前記第2
のディスク記録媒体と判別された場合は、8ビットのバ
イナリコードによりトラックナンバ情報、ポイント情
報、インデックス情報が表現されるサブコードデータを
生成してサブコードの記録を実行させる制御手段と、を
備えるようにする。
報、ポイント情報、インデックス情報が8ビットのBC
Dコードで記録される第1のディスク記録媒体と、トラ
ックナンバ情報、ポイント情報、インデックス情報が8
ビットのバイナリコードにより記録され、かつそれらは
16進数表記における「01」〜「9F」の値がトラッ
クナンバ自体もしくはインデックスナンバ自体を表すも
のとなる第2のディスク記録媒体の両方に対して再生を
行うことのできる再生装置とする。そして再生対象とな
っているディスク記録媒体が前記第1のディスク記録媒
体であるか前記第2のディスク記録媒体であるかを判別
する判別手段と、前記判別手段により前記第1のディス
ク記録媒体と判別された場合は、再生されたサブコード
に含まれるトラックナンバ情報、ポイント情報、インデ
ックス情報を8ビットのBCDコードにより表現された
トラックナンバ値と認識し、前記判別手段により前記第
2のディスク記録媒体と判別された場合は、再生された
サブコードに含まれるトラックナンバ情報、ポイント情
報、インデックス情報を8ビットのバイナリコードによ
り表現されたトラックナンバ値と認識する制御手段と、
を備えるようにする。
ドを用いることで、8ビットの範囲でトラックナンバ情
報、ポイント情報、インデックス情報として表現できる
値を拡大できるようにする。つまりサブコードフォーマ
ット上でのビット/バイトの割り当てを変更しないま
ま、表現値を拡大することで高密度ディスクへの対応及
び標準ディスクとの互換性を維持する。またトラックナ
ンバ自体、或いはインデックスナンバ自体に対応する値
は、バイナリコードにおける「01」〜「9F」の範囲
に限定することで、トラックナンバやポイントとしての
従前の特殊定義の設定値との抵触をなくし、これによっ
ても互換性維持やサブコード情報のデコード/エンコー
ドの簡易性維持をはかる。
のディスク、及び本発明の記録装置、再生装置の実施の
形態としてのディスクドライブ装置を次の順序で説明す
る。 1.ディスクタイプ 2.サブコード及びTOC 3.ディスクドライブ装置の構成 4.ディスクドライブ装置の処理例
れるディスクの種別を示す。図1(a)は、ディスクの
全域が従前の記録密度とされた標準ディスクを示してい
る。現在普及しているCD−DA、CD−ROM、CD
−R、CD−RWなどがこれに相当する。図1(b)
は、近年開発された高密度ディスクであり、この例は、
ディスク全域が高密度記録されるタイプのものである。
例えば標準ディスクに比べて2倍密度、3倍密度などの
ディスクが開発されている。特に、CD−R、CD−R
Wとして記録可能な高密度ディスクが開発されている。
図1(c)(d)は、内周側と外周側(もしくはその
逆)で、標準密度の領域と高密度の領域が分けられたハ
イブリッドディスクである。
高密度ディスクを考えた場合、ディスクドライブ装置と
しては、ディスクが装填された際に、そのディスクタイ
プを判別する必要がある。また、図1(c)(d)のハ
イブリッドディスクを考えると、ディスクドライブ装置
は、現在記録又は再生中の領域が高密度エリアであるか
標準密度エリアであるかのエリアタイプを判別する必要
がある。
は、サブコードに示されるトラックナンバ、インデック
ス、ポイント、高密度ディスクにも十分な表現値範囲を
実現するものである。なお、本例ではアドレス(絶対時
間、トラック内時間)についても、高密度ディスクにお
いて十分なアドレス値範囲を表現できるようにしたもの
であるとともに、ディスクタイプ/エリアタイプを示す
データを含むようにもしている。
に記録されるTOC、及びサブコードについて説明す
る。CD方式のディスクにおいて記録されるデータの最
小単位は1フレームとなる。そして98フレームで1ブ
ロックが構成される。
フレームは588ビットで構成され、先頭24ビットが
同期データ、続く14ビットがサブコードデータエリア
とされる。そして、その後にデータ及びパリティが配さ
れる。
ロックが構成され、98個のフレームから取り出された
サブコードデータが集められて図3(a)のような1ブ
ロックのサブコードデータ(サブコーディングフレー
ム)が形成される。98フレームの先頭の第1、第2の
フレーム(フレーム98n+1,フレーム98n+2)
からのサブコードデータは同期パターンとされている。
そして、第3フレームから第98フレーム(フレーム9
8n+3〜フレーム98n+98)までで、各96ビッ
トのチャンネルデータ、即ちP,Q,R,S,T,U,
V,Wのサブコードデータが形成される。
チャンネルとQチャンネルが用いられる。ただし、Pチ
ャンネルはトラックとトラックの間のポーズ部分を示し
ているのみで、より細かい制御はQチャンネル(Q1〜
Q96)によって行なわれる。96ビットのQチャンネ
ルデータは図3(b)のように構成される。
データとされ、オーディオのチャンネル数、エンファシ
ス、CD−ROM、デジタルコピー可否の識別などに用
いられる。
れ、これはサブQデータのモードを示すものとされてい
る。具体的にはADRの4ビットで以下のようにモード
(サブQデータ内容)が表現される。 0000:モード0・・・基本的はサブQデータはオー
ルゼロ(CD−RWでは使用) 0001:モード1・・・通常のモード 0010:モード2・・・ディスクのカタログナンバを
示す 0011:モード3・・・ISRC(International St
andard Recording Code)等を示す 0100:モード4・・・CD−Vで使用 0101:モード5・・・CD−R、CD−RW、CD
−EXTRA等、マルチセッション系で使用
されているモードであるが、本例は、ADRの値により
さらに次のようなモードを設定する。 1000:モード8・・・基本的はサブQデータはオー
ルゼロ(CD−RWでは使用) 1001:モード9・・・通常のモード 1010:モードA・・・ディスクのカタログナンバを
示す 1011:モードB・・・ISRC(International St
andard Recording Code)等を示す 1100:モードC・・・CD−Vで使用 1101:モードD・・・CD−R、CD−RW、CD
−EXTRA等、マルチセッション系で使用
とされたモード8〜モードDの内容は、モード0〜モー
ド5と同様であるが、このモード8〜モードDは、高密
度ディスクに対応するモードを示すものとなる。即ち、
標準ディスク(又は標準密度エリア)においては、AD
Rによりモード0〜モード5のいずれかが示され、一
方、高密度ディスク(又は高密度エリア)においては、
ADRによりモード8〜モードDのいずれかが示される
ものとなる。特に、後述するサブQデータによるアドレ
ス形態としては、標準ディスクでは各8ビットのBCD
コードによる分/秒/フレームの形態で示され、トラッ
クナンバ、ポインタ、インデックスもそれぞれ8ビット
のBCDコードにより示されるものとなるが、高密度デ
ィスク(高密度モード)では、アドレスは24ビットの
バイナリコードによりLBA(Logical Block Addres
s:論理ブロックアドレス)の形態で示され、さらにト
ラックナンバ、ポインタ、インデックスはそれぞれ8ビ
ットのバイナリコードにより表現されるものとなる。
24ビットのバイナリコードによりLBAを示すものと
するのはあくまで一例であり、本発明としては、アドレ
スは標準モードと同様にBCDコードを用いるようにし
てもよいし、さらにアドレスを拡張したい場合は、後述
する図11のような形態をとるようにしてもよい。
「0111」、つまりモード6、モード7は規定されて
いないが、これは、標準ディスクについて将来的に規定
されるモードのための予備とされる。同様に「111
0」「1111」、つまりモードE、モードFは、高密
度ディスクについて将来的に規定されるモードのための
予備とされる。
は、サブQデータとされ、残りのQ81〜Q96はCR
Cとされる。
るのは、ADRによりモード1もしくはモード9が示さ
れている場合である。サブQデータにおけるアドレス形
態について、まず標準ディスクの場合(上記ADR=モ
ード1)の場合を説明していき、後に高密度ディスクの
場合(上記ADR=モード9)の場合を説明する。
びTOC構造を図4、図5で説明する。ディスクのリー
ドインエリアにおいては、そこに記録されているサブQ
データが即ちTOC情報となる。つまりリードインエリ
アから読み込まれたQチャンネルデータにおけるQ9〜
Q80の72ビットのサブQデータは、図4(a)のよ
うな情報を有するものである。なお、この図4(a)
は、リードインエリアにおける図3(b)の構造を72
ビットのサブQデータの部分について詳しく示したもの
である。サブQデータは各8ビットのデータを有し、T
OC情報を表現する。
ンバ(TNO)が記録される。リードインエリアではト
ラックナンバは『00』に固定される。続いてQ17〜
Q24の8ビットでPOINT(ポイント)が記され
る。Q25〜Q32、Q33〜Q40、Q41〜Q48
の各8ビットで、トラック内の経過時間としてMIN
(分)、SEC(秒)、FRAME(フレーム)が示さ
れる。Q49〜Q56は「00000000」とされ
る。さらに、Q57〜Q64、Q65〜Q72、Q73
〜Q80の各8ビットで、PMIN,PSEC,PFR
AMEが記録されるが、このPMIN,PSEC,PF
RAMEは、POINTの値によって意味が決められて
いる。
きは、そのPOINTの値はトラックナンバを意味し、
この場合PMIN,PSEC,PFRAMEにおいて
は、そのトラックナンバのトラックのスタートポイント
(絶対時間アドレス)が分(PMIN),秒(PSE
C),フレーム(PFRAME)として記録されてい
る。
INに最初のトラックのトラックナンバが記録される。
また、PSECの値によってCD−DA(デジタルオー
ディオ),CD−I,CD−ROM(XA仕様)などの
仕様の区別がなされる。POINTの値が『A1』のと
きは、PMINに最後のトラックのトラックナンバが記
録される。POINTの値が『A2』のときは、PMI
N,PSEC,PFRAMEにリードアウトエリアのス
タートポイントが絶対時間アドレス(分(PMIN),
秒(PSEC),フレーム(PFRAME))として示
される。
場合、このようなサブQデータによるTOCとしては図
5のようにデータが記録されていることになる。TOC
であるため、図示するようにトラックナンバTNOは全
て『00』である。ブロックNO.とは上記のように9
8フレームによるブロックデータ(サブコーディングフ
レーム)として読み込まれた1単位のサブQデータのナ
ンバを示している。各TOCデータはそれぞれ3ブロッ
クにわたって同一内容が書かれている。図示するように
POINTが『01』〜『06』の場合、PMIN,P
SEC,PFRAMEとして第1トラック#1〜第6ト
ラック#6のスタートポイントが示されている。
INに最初のトラックナンバとして『01』が示され
る。またPSECの値によってディスクが識別され、通
常のオーディオ用のCDの場合は『00』となる。な
お、ディスクがCD−ROM(XA仕様)の場合は、P
SEC=『20』、CD−Iの場合は『10』というよ
うに定義されている。
MINに最後のトラックのトラックナンバが記録され、
POINTの値が『A2』の位置に、PMIN,PSE
C,PFRAMEにリードアウトエリアのスタートポイ
ントが示される。ブロックn+27以降は、ブロックn
〜n+26の内容が再び繰り返して記録されている。
が記録されているプログラム領域及びリードアウトエリ
アにおいては、そこに記録されているサブQデータは図
4(b)の情報を有する。この図4(b)は、プログラ
ム領域及びリードアウトエリアにおける図3(b)の構
造を72ビットのサブQデータの部分について詳しく示
したものである。
トラックナンバ(TNO)が記録される。即ち各トラッ
ク#1〜#nでは『01』〜『99』のいづれかの値と
なる。またリードアウトエリアではトラックナンバは
『AA』とされる。続いてQ17〜Q24の8ビットで
インデックス(X)が記録される。インデックスは各ト
ラックをさらに細分化することができる情報である。
〜Q48の各8ビットで、トラック内の経過時間(相対
アドレス)としてMIN(分)、SEC(秒)、FRA
ME(フレーム)が示される。Q49〜Q56は「00
000000」とされる。Q57〜Q64、Q65〜Q
72、Q73〜Q80の各8ビットはAMIN,ASE
C,AFRAMEとされるが、これは絶対アドレスとし
ての分(AMIN),秒(ASEC),フレーム(AF
RAME)となる。絶対アドレスとは、第1トラックの
先頭(つまりプログラムエリアの先頭)からリードアウ
トエリアまで連続的に付されるアドレスとなる。
以上のように構成されているが、このサブコードQデー
タ内には、絶対アドレスを表現するエリアとして、AM
IN,ASEC,AFRAMEが配され、また相対アド
レス表現するエリアとして、MIN,SEC,FRAM
Eが配されている。さらに、トラックやリードアウトエ
リアの先頭を示すアドレスポインタとして、PMIN,
PSEC,PFRAMEが配されている。これらはそれ
ぞれ、分、秒、フレーム番号として、アドレス値を示す
形態とされる。そして各8ビットは、BCDコードで値
が記述されている。
AMEを例に挙げて、BCDコードを図6に示す。BC
Dコードは、4ビット単位で「0」〜「9」を表現する
コード体系であり、従って8ビットBCDコードによれ
ば、「00」〜「99」までの値が表現できる。即ち上
位4ビットが10の位の数値、下位4ビットが1の位の
数値を示すことで「99」までが表現される。
るように「00000000」〜「10011001」
により「0」〜「99」までの値をとり得ることにな
る。ASEC(秒)としては、59秒まで表現できれば
よいため「00000000」〜「01011001」
により「0」〜「59」までの値をとる。AFRAME
(フレーム)としては、CDフォーマットでは1秒間に
75フレーム存在するため、「00000000」〜
「01110100」により「0」〜「74」までの値
をとるようにされる。
C,AFRAMEを例に挙げたが、相対アドレスMI
N,SEC,FRAMEの場合も同様であり、またPM
IN,PSEC,PFRAMEでアドレスが示される場
合も同様である。
(TNO)、ポイント(POINT)、インデックス
(X)はそれぞれ、各8ビットのBCDコードで値が記
述されている。
ト(POINT)及びインデックス(X)についてのB
CDコードを示す。即ちトラックナンバ(TNO)につ
いては、「00000000」〜「10011001」
により「0」〜「99」までの値をトラックナンバの値
自体としてとり得ることになる。つまりフォーマット上
では、99トラックまでが管理可能とされる。ただし
「00」はリードインエリアを示すものと規定されてい
る。また「AA」(=10101010)はリードアウ
トエリアを示すものとなる。
(X)についても、「00000000」〜「1001
1001」により「0」〜「99」までの値をとり得
る。ただし図7に上げているのは、ポイント(POIN
T)については、その値自体がトラックナンバを示す場
合のみであり、上述したように、TOCにおいてはポイ
ント(POINT)の値として「A0」(=10100
000)、「A2」(=10100001)などが規定
されており、さらに「A3」以降、「B*」「C*」な
ども、現在、もしくは将来的に定義できるようにされて
いる。つまりポイント(POINT)が、単純に数値
(0〜99のトラックナンバ)を表す範囲としては、図
7に示したとおりであるが、「10100000」以降
は、多様な定義に用いられる。
ている場合、即ち高密度ディスク(又は高密度エリア)
に適応できるサブQデータの構造を説明する。
構造を図8に示す。この場合も、ディスクのリードイン
エリアにおいては、そこに記録されているサブQデータ
が即ちTOC情報となる。そしてリードインエリアから
読み込まれたQチャンネルデータにおけるQ9〜Q80
の72ビットのサブQデータは、図8(a)のような情
報を有するものである。なお、上記図4(a)と同じ
く、図8(a)は、リードインエリアにおける図3
(b)の構造を72ビットのサブQデータの部分につい
て詳しく示したものである。
Q16のトラックナンバ(TNO)、Q17〜Q24の
POINT(ポイント)、Q49〜Q56の「0000
0000」は、ビット割り当てという点では、上記図4
(a)と同様となる。但しこの場合は、トラックナンバ
(TNO)及びポイント(POINT)は、その8ビッ
トがバイナリコードとして数値を表現するものとなって
いる。ただしトラックナンバとしての数値の表現範囲は
「00」〜「9F」に限定されている。10進表記でい
えば「0」〜「159」である。
ットで、トラック内での相対アドレスとしてブロックア
ドレスR−LBAが示されるものとされる。またQ57
〜Q80の24ビットで、アドレスポインタP−LBA
が記録される。アドレスポインタP−LBAは、上述し
た図4(a)のPMIN,PSEC,PFRAMEと同
様に、POINTの値によって意味が決められている。
即ち、POINTの値が「01」〜[9F」、つまり1
0進表記で『01』〜『159』のときは、そのPOI
NTの値はトラックナンバを意味し、この場合アドレス
ポインタP−LBAにおいては、そのトラックナンバの
トラックのスタートポイントが論理ブロックアドレスと
して記録されている。
アドレスポインタP−LBAにリードアウトエリアのス
タートポイントが論理ブロックアドレスとして示され
る。なお、POINTの値が『A0』又は『A1』の場
合は、アドレスポインタP−LBAは実際にはアドレス
を示すものではなく、上述のように最初のトラックのト
ラックナンバ、ディスクの仕様の区別、最後のトラック
のトラックナンバなどが記録されるものであるため、ア
ドレスポインタP−LBAの24ビットは、図4(a)
のPMIN,PSEC,PFRAMEとして扱われれば
よい。
っても、上記図5のようなTOCデータが表現されるこ
とになるが、図5においてPMIN,PSEC,PFR
AMEの値として示したアドレス値が、24ビットの論
理ブロックアドレスとして示されるものとなる。
が記録されているプログラム領域及びリードアウトエリ
アにおいては、そこに記録されているサブQデータは図
8(b)の情報を有する。この図8(b)は、プログラ
ム領域及びリードアウトエリアにおける図3(b)の構
造を72ビットのサブQデータの部分について詳しく示
したものである。
Q9〜Q16のトラックナンバ(TNO)、Q17〜Q
24のインデックス、Q49〜Q56の「000000
00」は、ビット割り当てという点では上記図4(b)
と同様となる。但しこの場合は、トラックナンバ(TN
O)及びインデックス(X)は、その8ビットがバイナ
リコードとして数値を表現するものとなっている。ただ
しトラックナンバ又はインデックスナンバとしての数値
の表現範囲は「00」〜「9F」に限定されている。1
0進表記でいえば「0」〜「159」である。
で、トラック内の相対アドレスとしてブロックアドレス
R−LBAが示される。また、Q57〜Q80の24ビ
ットで、絶対アドレスとしてのブロックアドレスA−L
BAが記録される。この絶対ブロックアドレスとは、第
1トラックの先頭(つまりプログラムエリアの先頭)か
らリードアウトエリアまで連続的に付されるアドレスと
なる。
コードは以上のように構成されているが、このサブコー
ドQデータ内には、絶対アドレスを表現するエリアとし
てA−LBAが配され、また相対アドレス表現するエリ
アとしてR−LBAが配されている。さらに、トラック
やリードアウトエリアの先頭を示すアドレスポインタと
してP−LBAが配されている。これらはそれぞれ24
ビットのバイナリコードにより、ブロックアドレス値を
示す形態とされる。
げて、24ビットバイナリコードによるアドレス値を図
9に示す。24ビットバイナリコードによれば、図示す
るように、アドレス値「0」〜アドレス値「FFFFF
F」(=224)までを表現できる。1つのブロックアド
レスが付されるブロック(セクター)とは、サブコーデ
ィングフレームに相当する単位であるが、そのセクター
容量は2048バイト(又は2352バイト)である。
即ち211(バイト)である。従って、容量的にみれば、
235(バイト)、即ち約34Gバイトの容量をアドレス
的に表現できるようになる。
LBAの場合も同様であり、またP−LBAでアドレス
が示される場合も同様である。
ードでは、上記のようにトラックナンバ(TNO)、ポ
イント(POINT)、インデックス(X)は、それぞ
れ8ビットのバイナリコードにより「00」〜「9F」
の範囲で表現されるものとなる。つまり図10に示すよ
うに、トラックナンバ(TNO)については、「000
00000」〜「10011111」により「0」〜
「9F(=159)」までの値をとり得ることになる。
つまりフォーマット上で管理できるトラック数が159
トラックまで拡大されるものとなる。なお標準モードの
場合と同じく、「00」はリードインエリアを示すもの
と規定され、「AA」(=10101010)はリード
アウトエリアを示すものと規定される。
(X)についても、「00000000」〜「1001
11111」により「0」〜「9F」までの値をとり得
ることで、ポイント(POINT)を上記トラックナン
バ(TNO)に対応させることができ、またインデック
ス(X)として1トラック内を159個に細分化できる
ものとなる。
ナンバ自体又はインデックスナンバ自体とされる値が
「00」〜「9F」の範囲とされているのは次の理由に
よる。上述したように、従前のCDフォーマット、つま
り図4のサブコード情報においては、ポイント(POI
NT)については、その値がトラックナンバを示す場合
以外には、「A0」、「A2」或いは「A3」以降、
「B*」「C*」など特殊な定義が規定されている。
「9F」の次の値である「A0」を含めるようにする
と、ポイント(POINT)がそのトラックナンバを指
し示す場合は、特殊コードである「A0」を使用せざる
を得なくなる。そして、ポイント(POINT)がバイ
ナリコードによりトラックナンバを表す値として「A
0」或いはそれ以降の「A2」「A3」・・・「B*」
「C*」などを使用するとすると、高密度モードと標準
モードで、「A1」等の定義を変更しなければならず、
互換性維持に適切ではない。例えば記録再生装置では高
密度ディスクと標準ディスクでの異なる定義に対応する
ため、ソフトウエアもしくはハードウエアの負担が大き
くなるなどの影響が生ずる。
F」(=159)までとし、ポイント(POINT)の
値が、トラックナンバを示す場合の範囲としては「A
0」以降は使用されないものとして、高密度モードであ
っても「A0」以降の定義をそのまま使用できるように
しているものである。従ってポイント(POINT)の
値としては、バイナリコードによるものではあるが「0
0」〜「9F」までの値はトラックナンバに対応し、
「A0」以降は、特殊定義に用いられる。
除いては「9F」までとなることに対応させて、サブコ
ードフォーマット上で同一のビット割り当てとなってい
るインデックス(X)についても、「00」〜「9F」
までのバイナリコードとするものである。
ることは、標準モードにおけるトラックナンバ「A
A」、つまりリードアウトを示すトラックナンバ値の定
義を、高密度モードでもそのまま使用できるようにする
ことも意味する。
合、サブコードの構造は以上のようになるが、従って本
例のディスクとしては、高密度ディスクの場合、ADR
の最上位ビット=「1」によってLBAモード(高密度
ディスク/高密度エリア)であることが示されるととも
に、アドレス値が24ビットバイナリの論理ブロックア
ドレスで示されるため、アドレス表現範囲は大容量化さ
れた高密度ディスクにとっても十分なものとなる。そし
てさらにトラックナンバ、インデックスナンバは、15
9までに拡大できるため、管理できる(収録できる)ト
ラック数、インデックス数としても高密度ディスクにと
って十分なものとなる。さらにトラックナンバの拡大は
159、つまり「9F」までとしたことにより、ポイン
ト(POINT)として特殊定義されていた値「A0」
「A1」・・・、或いはトラックナンバ(TNO)とし
て特殊定義されていた「AA」に影響を与えないことに
なる。従って換言すれば、本例によれば、CDフォーマ
ットのサブコード構造や値の特殊定義をそのまま用い
て、高密度ディスクを実現できる。
ってLBAモードが表現されることで、サブコードのみ
で高密度ディスク(高密度エリア)であるか、標準ディ
スク(標準密度エリア)であるかが識別できるものとな
る。
ード8、モード2とモード9、・・・モード5 モード
Dはそれぞれ同内容となっている。つまりADRの下位
3ビットは、1つのコードは1つのモード内容に対応し
ているため、モードが拡張されたことによって処理が複
雑になることはない。また上述したように将来的なモー
ド追加にも対応できる。
ードのサブコードフォーマットでは、アドレスについて
は24ビットバイナリの論理ブロックアドレスで示され
るものとしたが、アドレスをBCDコードで表すことも
考えられる。図11にその例を示す。この図11では、
Q49〜Q56の8ビットを4ビットづつ使用して、分
/秒/フレームの上位となる「時間」を示すようにして
いる。
示すようにQ49、Q50、Q51,Q52の4ビット
で、「MIN」、「SEC」、「FRAME」の上位と
なる時間「HOUR」が記録されるようにし、Q53、
Q54,Q55,Q56の4ビットで、「PMIN」、
「PSEC」、「PFRAME」の上位となる時間「P
HOUR」が記録されるようにしている。またトラック
#1・・・リードアウトエリアでは、図11(b)に示
すようにQ49、Q50、Q51,Q52の4ビット
で、「MIN」、「SEC」、「FRAME」の上位と
なる時間「HOUR」が記録されるようにし、Q53、
Q54,Q55,Q56の4ビットで、「AMIN」、
「ASEC」、「AFRAME」の上位となる時間「A
HOUR」が記録されるようにしている。
すべてBCDコードで表現される。従って「HOUR」
「PHOUR」「AHOUR」としては0〜9時間まで
が表現可能であり、高密度ディスクに十分対応できる範
囲となる。
バ(TNO)はバイナリコードにより「00」〜「9
F」及び「AA」が表現され、インデックス(X)はバ
イナリコードにより「00」〜「9F」が表現され、ポ
イント(POINT)はバイナリコードにより「00」
〜「9F」及び「A0」以降の値が表現される。このよ
うなサブコードフォーマットも高密度ディスクへの対応
と共に、標準ディスクとの互換性維持に好適なものとな
る。
を行うことのできるディスクドライブ装置を説明してい
く。図12はディスクドライブ装置70の構成を示す。
図12において、ディスク90はCD−R、CD−R
W、CD−DA、CD−ROMなどCDフォーマットの
ディスクである。そしてこれらのディスクとして、図1
で示したように標準ディスク、高密度ディスク、ハイブ
リッドディスクなどが存在する。
され、記録/再生動作時においてスピンドルモータ1に
よって一定線速度(CLV)もしくは一定角速度(CA
V)で回転駆動される。そして光学ピックアップ1によ
ってディスク90上のピットデータの読み出しがおこな
われる。ピットは、CD−RWの場合は相変化ピット、
CD−Rの場合は有機色素変化(反射率変化)によるピ
ット、CD−DAやCD−ROMなどの場合はエンボス
ピットのこととなる。
レーザダイオード4や、反射光を検出するためのフォト
ディテクタ5、レーザ光の出力端となる対物レンズ2、
レーザ光を対物レンズ2を介してディスク記録面に照射
し、またその反射光をフォトディテクタ5に導く光学系
(図示せず)が形成される。またレーザダイオード4か
らの出力光の一部が受光されるモニタ用ディテクタ22
も設けられる。
キング方向及びフォーカス方向に移動可能に保持されて
いる。またピックアップ1全体はスレッド機構8により
ディスク半径方向に移動可能とされている。またピック
アップ1におけるレーザダイオード4はレーザドライバ
18からのドライブ信号(ドライブ電流)によってレー
ザ発光駆動される。
ィテクタ5によって検出され、受光光量に応じた電気信
号とされてRFアンプ9に供給される。なお、ディスク
90へのデータの記録前・記録後や、記録中などで、デ
ィスク90からの反射光量はCD−ROMの場合より大
きく変動するのと、更にCD−RWでは反射率自体がC
D−ROM、CD−Rとは大きく異なるなどの事情か
ら、RFアンプ9には一般的にAGC回路が搭載され
る。
しての複数の受光素子からの出力電流に対応して電流電
圧変換回路、マトリクス演算/増幅回路等を備え、マト
リクス演算処理により必要な信号を生成する。例えば再
生データであるRF信号、サーボ制御のためのフォーカ
スエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEなどを
生成する。RFアンプ9から出力される再生RF信号は
2値化回路11へ、フォーカスエラー信号FE、トラッ
キングエラー信号TEはサーボプロセッサ14へ供給さ
れる。
スク90上は、記録トラックのガイドとなるグルーブ
(溝)が予め形成されており、しかもその溝はディスク
上の絶対アドレスを示す時間情報がFM変調された信号
によりウォブル(蛇行)されたものとなっている。従っ
て記録動作時には、グルーブの情報からトラッキングサ
ーボをかけることができるとともに、グルーブのウォブ
ル情報から絶対アドレスを得ることができる。RFアン
プ9はマトリクス演算処理によりウォブル情報WOBを
抽出し、これをアドレスデコーダ23に供給する。アド
レスデコーダ23では、供給されたウォブル情報WOB
を復調することで、絶対アドレス情報を得、システムコ
ントローラ10に供給する。またグルーブ情報をPLL
回路に注入することで、スピンドルモータ6の回転速度
情報を得、さらに基準速度情報と比較することで、スピ
ンドルエラー信号SPEを生成し、出力する。
値化回路11で2値化されることでいわゆるEFM信号
(8−14変調信号)とされ、エンコード/デコード部
12に供給される。エンコード/デコード部12は、再
生時のデコーダとしての機能部位と、記録時のエンコー
ダとしての機能部位を備える。再生時にはデコード処理
として、EFM復調、CIRCエラー訂正、デインター
リーブ、CD−ROMデコード等の処理を行い、CD−
ROMフォーマットデータに変換された再生データを得
る。またエンコード/デコード部12は、ディスク90
から読み出されてきたデータに対してサブコードの抽出
処理も行い、サブコード(Qデータ)としてのTOCや
アドレス情報等をシステムコントローラ10に供給す
る。さらにエンコード/デコード部12は、PLL処理
によりEFM信号に同期した再生クロックを発生させ、
その再生クロックに基づいて上記デコード処理を実行す
ることになるが、その再生クロックからスピンドルモー
タ6の回転速度情報を得、さらに基準速度情報と比較す
ることで、スピンドルエラー信号SPEを生成し、出力
できる。
は、上記のようにデコードしたデータをバッファメモリ
20に蓄積していく。このディスクドライブ装置からの
再生出力としては、バッファメモリ20にバファリング
されているデータが読み出されて転送出力されることに
なる。
コンピュータ80と接続され、ホストコンピュータ80
との間で記録データ、再生データや、各種コマンド等の
通信を行う。実際にはSCSIやATAPIインターフ
ェースなどが採用されている。そして再生時において
は、デコードされバッファメモリ20に格納された再生
データは、インターフェース部13を介してホストコン
ピュータ80に転送出力されることになる。なお、ホス
トコンピュータ80からのリードコマンド、ライトコマ
ンドその他の信号はインターフェース部13を介してシ
ステムコントローラ10に供給される。
0から記録データ(オーディオデータやCD−ROMデ
ータ)が転送されてくるが、その記録データはインター
フェース部13からバッファメモリ20に送られてバッ
ファリングされる。この場合エンコード/デコード部1
2は、バファリングされた記録データのエンコード処理
として、CD−ROMフォーマットデータをCDフォー
マットデータにエンコードする処理(供給されたデータ
がCD−ROMデータの場合)、CIRCエンコード及
びインターリーブ、サブコード付加、EFM変調などを
実行する。
ド処理により得られたEFM信号は、ライトストラテジ
ー21で波形調整処理が行われた後、レーザドライブパ
ルス(ライトデータWDATA)としてレーザードライ
バ18に送られる。ライトストラテジー21では記録補
償、すなわち記録層の特性、レーザー光のスポット形
状、記録線速度等に対する最適記録パワーの微調整を行
うことになる。
ATAとして供給されたレーザドライブパルスをレーザ
ダイオード4に与え、レーザ発光駆動を行う。これによ
りディスク90にEFM信号に応じたピット(相変化ピ
ットや色素変化ピット)が形成されることになる。
は、モニタ用ディテクタ22の出力によりレーザ出力パ
ワーをモニターしながらレーザーの出力が温度などによ
らず一定になるように制御する回路部である。レーザー
出力の目標値はシステムコントローラ10から与えら
れ、レーザ出力レベルが、その目標値になるようにレー
ザドライバ18を制御する。
らのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信
号TEや、エンコード/デコード部12もしくはアドレ
スデコーダ20からのスピンドルエラー信号SPE等か
ら、フォーカス、トラッキング、スレッド、スピンドル
の各種サーボドライブ信号を生成しサーボ動作を実行さ
せる。即ちフォーカスエラー信号FE、トラッキングエ
ラー信号TEに応じてフォーカスドライブ信号FD、ト
ラッキングドライブ信号TDを生成し、二軸ドライバ1
6に供給する。二軸ドライバ16はピックアップ1にお
ける二軸機構3のフォーカスコイル、トラッキングコイ
ルを駆動することになる。これによってピックアップ
1、RFアンプ9、サーボプロセッサ14、二軸ドライ
バ16、二軸機構3によるトラッキングサーボループ及
びフォーカスサーボループが形成される。
ックジャンプ指令に応じて、トラッキングサーボループ
をオフとし、二軸ドライバ16に対してジャンプドライ
ブ信号を出力することで、トラックジャンプ動作を実行
させる。
ルモータドライバ17に対してスピンドルエラー信号S
PEに応じて生成したスピンドルドライブ信号を供給す
る。スピンドルモータドライバ17はスピンドルドライ
ブ信号に応じて例えば3相駆動信号をスピンドルモータ
6に印加し、スピンドルモータ6のCLV回転又はCA
V回転を実行させる。またサーボプロセッサ14はシス
テムコントローラ10からのスピンドルキック/ブレー
キ制御信号に応じてスピンドルドライブ信号を発生さ
せ、スピンドルモータドライバ17によるスピンドルモ
ータ6の起動、停止、加速、減速などの動作も実行させ
る。
ッキングエラー信号TEの低域成分として得られるスレ
ッドエラー信号や、システムコントローラ10からのア
クセス実行制御などに基づいてスレッドドライブ信号を
生成し、スレッドドライバ15に供給する。スレッドド
ライバ15はスレッドドライブ信号に応じてスレッド機
構8を駆動する。スレッド機構8には、図示しないが、
ピックアップ1を保持するメインシャフト、スレッドモ
ータ、伝達ギア等による機構を有し、スレッドドライバ
15がスレッドドライブ信号に応じてスレッドモータ8
を駆動することで、ピックアップ1の所要のスライド移
動が行なわれる。
種動作はマイクロコンピュータによって形成されたシス
テムコントローラ10により制御される。システムコン
トローラ10は、ホストコンピュータ80からのコマン
ドに応じて各種処理を実行する。例えばホストコンピュ
ータ80から、ディスク90に記録されている或るデー
タの転送を求めるリードコマンドが供給された場合は、
まず指示されたアドレスを目的としてシーク動作制御を
行う。即ちサーボプロセッサ14に指令を出し、シーク
コマンドにより指定されたアドレスをターゲットとする
ピックアップ1のアクセス動作を実行させる。その後、
その指示されたデータ区間のデータをホストコンピュー
タ80に転送するために必要な動作制御を行う。即ちデ
ィスク90からのデータ読出/デコード/バファリング
等を行って、要求されたデータを転送する。
(ライトコマンド)が出されると、システムコントロー
ラ10は、まず書き込むべきアドレスにピックアップ1
を移動させる。そしてエンコード/デコード部12によ
り、ホストコンピュータ80から転送されてきたデータ
について上述したようにエンコード処理を実行させ、E
FM信号とさせる。そして上記のようにライトストラテ
ジー21からのライトデータWDATAがレーザドライ
バ18に供給されることで、記録が実行される。
ピュータ80に接続されるディスクドライブ装置70と
したが、本発明の記録装置、再生装置となるディスクド
ライブ装置としては、例えばオーディオ用のCDプレー
ヤ、CDレコーダなどのようにホストコンピュータ80
等と接続されない形態もあり得る。その場合は、操作部
や表示部が設けられたり、データ入出力のインターフェ
ース部位の構成が、図12とは異なるものとなる。つま
り、ユーザーの操作に応じて記録や再生が行われるとと
もに、オーディオデータの入出力のための端子部が形成
されればよい。また表示部において記録/再生中のトラ
ックナンバや時間(絶対アドレス又は相対アドレス)が
表示されるような構成とすればよい。
られ、例えば記録専用装置、再生専用装置としての例も
考えられる。
3はディスクドライブ装置の処理例として、装填された
ディスク90のディスクタイプ(又はエリアタイプ)を
判別する処理のフローチャートを示している。なお、以
下説明していく各フローチャートチャートは、システム
コントローラ10で行われる処理例とする。
は、ディスク90から少なくとも1つのサブコーディン
グフレームを取り込むことにより実行できるものであ
り、各種の時点で実行可能である。例えばディスク90
が装填された際、ディスク90のTOC情報を読み出す
際、再生中、アクセス時など、必要な時点でいつでも可
能である。つまりサブコードはディスク全体に記録され
ているものであるため、記録密度のタイプの判別が必要
となった際にいつでも実行可能となる。
ーラ10はまずステップF101として少なくとも1つ
のサブコーディングフレームを取り込む。そしてステッ
プF102で、サブコードのADRの最上位ビットが
「1」であるか否かを判別する。上述したように本例の
ディスクでは、ADRの最上位ビットが「1」であれ
ば、それは高密度ディスク(又は高密度エリア)を示す
ものであるため、そのような場合はステップF104に
進み、高密度の記録データに対応する各種モード設定を
行う。また、ADRの最上位ビットが「0」であれば、
それは標準ディスク(又は標準密度エリア)を示すもの
であるため、ステップF103に進んで、標準密度の記
録データに対応した各種モード設定を行う。
データの記録/再生時とでは、所要箇所でのモード変更
が必要になる。具体的な例としては、RFアンプ9にお
けるRFゲインやイコライジング特性、フォーカシン
グ、トラッキング等の各種サーボゲイン、トラックピッ
チが異なることによるシーク時の演算係数の設定、など
を、高密度時と標準密度時とでは切り換えることが必要
となる。ステップF103,F104のモード設定と
は、これらを、高密度データ又は標準密度データに応じ
て設定する処理である。
トローラ10は、必要な時点で正確に記録密度を判別
し、それに応じてモード設定が可能となるため、ディス
クタイプ又はエリアタイプに応じて正確な記録再生動作
を実現できる。特に、サブコード検出によるものである
ため、ピックアップ1がディスク90上のどの位置をト
レースしているときでも判別可能である。またこれは、
例えばTOCエリアなどディスク上の特定のエリアをア
クセスしなくても、標準密度/高密度の判別ができ、そ
れに合わせて再生系のモード設定ができることを意味す
る。つまり、ディスクタイプがわからないまま或る特定
のエリアにアクセスする必要はなく、これはアクセス時
などにディスクタイプとモード設定が一致していないこ
とによる誤動作や暴走状態の発生を招かないことにもな
る。
て、サブコードデコード処理を図14で説明する。再生
時やTOCリード時などにおいては、システムコントロ
ーラ10は、デコーダ12からサブコーディングフレー
ムが取り込まれる毎に、そこに示されているトラックナ
ンバ、ポイント又はインデックス、アドレス(分/秒/
フレーム、又は論理ブロックアドレス)などを認識する
ことになる。つまりTOCリードによりディスクに収録
されているトラックの認識を行い、また再生時には、ト
ラックナンバ、インデックスナンバ、現在の再生位置の
アドレスを認識し、時間表示、アクセス制御等の各種処
理に用いる。
り込まれる毎に、そのサブコーディングフレームに示さ
れている情報を認識して、上記各種処理に利用するため
に他の処理系に出力する処理である。
報」或いは「分」とはAMIN、MIN、PMINの総
称とし、「秒情報」或いは「秒」とは、ASEC、SE
C、PSECの総称とする。また「フレーム情報」或い
は「フレーム」とは、AFRAME、FRAME、AF
RAMEの総称とする。さらに「LBA」とは、A−L
BA、R−LBA、P−LBAの総称とする。
まれたサブコーディングフレームについて、ステップF
201で、ADR=モード1であるか否かを確認する。
モード1であった場合は、システムコントローラ10は
ステップF203でトラックナンバ(TNO)の8ビッ
トをBCDコードとして認識してその値を得る。またス
テップF204でインデックス(X)又はポイント(P
OINT)の8ビットをBCDコードとして認識してそ
の値を得る。さらにステップF205で、アドレス、つ
まり「分」「秒」「フレーム」の各8ビットを、それぞ
れBCDコードとして認識し、「分」「秒」「フレー
ム」の値を得る。そしてステップF206でトラックナ
ンバ、ポイント値又はインデックスナンバ、「分」
「秒」「フレーム」の各値をサブコードデータとして出
力する。
テップF202でADR=モード9であるか否かを確認
する。モード9でもなければ、上記した他のモードの内
容に基づく処理が行われる。ADR=モード9でった場
合は、ステップF207で、トラックナンバ(TNO)
の8ビットをバイナリコードとして認識してその値を得
る。またステップF208でインデックス(X)又はポ
イント(POINT)の8ビットをバイナリコードとし
て認識してその値を得る。さらにステップF209で、
サブQデータにはアドレスが、24ビットバイナリでL
BAとして記録されていると認識し、その値を得る(図
8の例の場合)。或いは、サブQデータにはアドレス
が、「時」「分」「秒」「フレーム」としてBCDコー
ドにより記録されていると認識し、その値を得る(図1
1の例の場合)。そして、以上の処理で得られたトラッ
クナンバ、ポイント値又はインデックスナンバ、アドレ
ス値を、ステップF210でサブコードデータとして出
力する。
ディスク(標準密度エリア)に対する再生、及び高密度
ディスク(高密度エリア)に対する再生の両方におい
て、適切に対応してサブコード情報を得ることができ
る。
記録可能なディスク90に対してディスクドライブ装置
70がデータ記録を行う場合は、サブコード情報も記録
することになる。図15は、記録動作時におけるサブコ
ードの記録に関する処理を示している。
プF301で記録対象となっているディスク90が高密
度ディスクであるか標準ディスクであるか(システム動
作が高密度モードとなっているか標準モードとなってい
るか)を判別する。そして標準ディスクであった場合
は、ステップF302〜F306の処理が行われる。即
ち1つのサブコードフレームデータの生成処理として、
ステップF302で標準モードを示すコードとしてAD
Rの値を設定する。例えばADR=モード1を設定す
る。またステップF303で8ビットBCDコードでト
ラックナンバ(TNO)のデータを生成する。ステップ
F304で8ビットBCDコードでインデックス(X)
又はポイント(POINT)としてのデータを生成す
る。ステップF305で、アドレス、つまり「分」
「秒」「フレーム」の各8ビットを、それぞれBCDコ
ードとして生成する。そして以上のように生成したデー
タを1つのサブコーディングフレームのデータとして生
成し、サブコード記録データとして出力する。即ちエン
コード/デコード部12に供給し、記録データとして処
理させてディスク90に記録する。以上の処理を、サブ
コーディングフレーム単位で繰り返す。
テップF307〜F311の処理が行われる。即ち1つ
のサブコードフレームデータの生成処理として、ステッ
プF307で高密度モードを示すコードとしてADRの
値を設定する。例えばADR=モード9を設定する。次
にステップF308で、トラックナンバ(TNO)の値
を8ビットのバイナリコードとして生成する。ステップ
F309では、インデックス(X)又はポイント(PO
INT)の値を8ビットをバイナリコードとして生成す
る。さらにステップF310では、アドレスとしての値
を、24ビットバイナリでかつLBAとして表現される
値として生成する(図8の例の場合)。或いは、アドレ
スとしての値を、「時」「分」「秒」「フレーム」と
し、それぞれBCDコードにより生成する(図11の例
の場合)。そして以上のように生成したデータを1つの
サブコーディングフレームのデータとして生成し、サブ
コード記録データとして出力する。即ちエンコード/デ
コード部12に供給し、記録データとして処理させてデ
ィスク90に記録する。以上の処理を、サブコーディン
グフレーム単位で繰り返す。
ィスク(標準密度エリア)に対する記録、及び高密度デ
ィスク(高密度エリア)に対する記録の両方において、
適切に対応してサブコード情報を生成し、記録すること
ができる。
種別、エリア種別の判別は、サブコード情報(ADR)
を用いる方法に限定されない。
は、CDフォーマットのディスク記録媒体として、サブ
コードのトラックナンバ情報、ポイント情報、インデッ
クス情報において8ビットのバイナリコードを用いるこ
とで、従前のサブコードフォーマットと同様の8ビット
の範囲でトラックナンバ、ポイント情報で示されるトラ
ックナンバ、インデックスナンバとして表現できる値を
拡大できる。これにより、高密度ディスクなどでより多
数のトラック数、インデックス数に対応したい場合に、
それが可能となるという効果があり、そのうえ、サブコ
ードフォーマット上でのビット/バイトの割り当てを変
更しないものであるため、標準ディスクとの互換性を容
易に維持できるという効果もある。またトラックナンバ
自体、或いはインデックスナンバ自体に対応する値は、
バイナリコードにおける「01」〜「9F」の範囲に限
定することで、トラックナンバやポイントとしての従前
の特殊定義の設定値との抵触をなくし、これによっても
互換性維持やサブコード情報のデコード/エンコードの
簡易性維持はより容易なものとなる。
別手段による判別に応じてサブコードの記録又は再生処
理を行うこと、つまりサブコード内のトラックナンバ情
報、ポイント情報、インデックス情報について、判別結
果に応じてバイナリコードかBCDコードか判別してエ
ンコード又はデコードを行うことで、標準ディスク、高
密度ディスクの両方に適切に対応できる。
である。
である。
ームの説明図である。
タの説明図である。
ある。
の説明図である。
ンバ、ポイント、インデックスの値の説明図である。
タの説明図である。
の説明図である。
ナンバ、ポイント、インデックスの値の説明図である。
ータの別例の説明図である。
のブロック図である。
判別処理のフローチャートである。
ードデコード処理のフローチャートである。
ードエンコード処理のフローチャートである。
レーザダイオード、5 フォトディテクタ、6 スピ
ンドルモータ、8 スレッド機構、9 RFアンプ、1
0 システムコントローラ、12 デコーダ、13 イ
ンターフェース部、14 サーボプロセッサ、20 バ
ッファメモリ、21 ライトストラテジー、23 アド
レスデコーダ、70 ディスクドライブ装置、80 ホ
ストコンピュータ、90 ディスク
Claims (9)
- 【請求項1】 サブコードとして、トラックナンバ情報
が8ビットのBCDコードで表現されるCDフォーマッ
トに準拠するディスク記録媒体であって、 前記トラックナンバ情報が8ビットのバイナリコードに
よって記録されているとともに、そのバイナリコード値
としての「01」〜「9F」の値が、トラックナンバ自
体を表すものとされていることを特徴とするディスク記
録媒体。 - 【請求項2】 サブコードとして、所定の情報の内容種
別を提示するポイント情報が8ビットのBCDコードで
表現されるCDフォーマットに準拠するディスク記録媒
体であって、 前記ポイント情報が8ビットのバイナリコードによって
記録されているとともに、そのバイナリコード値として
の「01」〜「9F」の値は、トラックナンバ自体を示
すポイント情報値とされていることを特徴とするディス
ク記録媒体。 - 【請求項3】 サブコードとして、トラック内を細分化
するインデックス情報が8ビットのBCDコードで表現
されるCDフォーマットに準拠するディスク記録媒体で
あって、 前記インデックス情報が8ビットのバイナリコードによ
って記録されているとともに、そのバイナリコード値と
しての「01」〜「9F」の値が、インデックスナンバ
自体を表すものとされていることを特徴とするディスク
記録媒体。 - 【請求項4】 CDフォーマットに準拠するサブコード
記録が行われるディスク記録媒体であって、前記サブコ
ードにおいてトラックナンバ情報が8ビットのBCDコ
ードで記録される第1のディスク記録媒体と、同じくC
Dフォーマットに準拠するサブコード記録が行われるデ
ィスク記録媒体であって、前記サブコードにおいてトラ
ックナンバ情報が8ビットのバイナリコードにより記録
され、かつ、そのバイナリコード値としての「01」〜
「9F」の値が、トラックナンバ自体を表すものとされ
る第2のディスク記録媒体の両方に対して記録を行うこ
とのできる記録装置として、 記録対象となっているディスク記録媒体が前記第1のデ
ィスク記録媒体であるか前記第2のディスク記録媒体で
あるかを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記第1のディスク記録媒体と判別
された場合は、8ビットのBCDコードによりトラック
ナンバ情報が表現されるサブコードデータを生成してサ
ブコードの記録を実行させ、前記判別手段により前記第
2のディスク記録媒体と判別された場合は、8ビットの
バイナリコードによりトラックナンバ情報が表現される
サブコードデータを生成してサブコードの記録を実行さ
せる制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。 - 【請求項5】 CDフォーマットに準拠するサブコード
記録が行われるディスク記録媒体であって、前記サブコ
ードにおいて所定の情報の内容種別を提示するポイント
情報が8ビットのBCDコードで記録される第1のディ
スク記録媒体と、同じくCDフォーマットに準拠するサ
ブコード記録が行われるディスク記録媒体であって、前
記サブコードにおいて前記ポイント情報が8ビットのバ
イナリコードにより記録されているとともに、そのバイ
ナリコード値としての「01」〜「9F」の値は、トラ
ックナンバ自体を示すポイント情報値とされる第2のデ
ィスク記録媒体の両方に対して記録を行うことのできる
記録装置として、 記録対象となっているディスク記録媒体が前記第1のデ
ィスク記録媒体であるか前記第2のディスク記録媒体で
あるかを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記第1のディスク記録媒体と判別
された場合は、8ビットのBCDコードによりポイント
情報が表現されるサブコードデータを生成してサブコー
ドの記録を実行させ、前記判別手段により前記第2のデ
ィスク記録媒体と判別された場合は、8ビットのバイナ
リコードによりポイント情報が表現されるサブコードデ
ータを生成してサブコードの記録を実行させる制御手段
と、 を備えたことを特徴とする記録装置。 - 【請求項6】 CDフォーマットに準拠するサブコード
記録が行われるディスク記録媒体であって、前記サブコ
ードにおいて所定の情報の内容種別を提示するトラック
内を細分化するインデックス情報が8ビットのBCDコ
ードで記録される第1のディスク記録媒体と、同じくC
Dフォーマットに準拠するサブコード記録が行われるデ
ィスク記録媒体であって、前記サブコードにおいて前記
インデックス情報が8ビットのバイナリコードにより記
録されているとともに、そのバイナリコード値としての
「01」〜「9F」の値が、インデックスナンバ自体を
表すものとされる第2のディスク記録媒体の両方に対し
て記録を行うことのできる記録装置として、 記録対象となっているディスク記録媒体が前記第1のデ
ィスク記録媒体であるか前記第2のディスク記録媒体で
あるかを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記第1のディスク記録媒体と判別
された場合は、8ビットのBCDコードによりインデッ
クス情報が表現されるサブコードデータを生成してサブ
コードの記録を実行させ、前記判別手段により前記第2
のディスク記録媒体と判別された場合は、8ビットのバ
イナリコードによりインデックス情報が表現されるサブ
コードデータを生成してサブコードの記録を実行させる
制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。 - 【請求項7】 CDフォーマットに準拠するサブコード
記録が行われるディスク記録媒体であって、前記サブコ
ードにおいてトラックナンバ情報が8ビットのBCDコ
ードで記録される第1のディスク記録媒体と、同じくC
Dフォーマットに準拠するサブコード記録が行われるデ
ィスク記録媒体であって、前記サブコードにおいてトラ
ックナンバ情報が8ビットのバイナリコードにより記録
され、かつ、そのバイナリコード値としての「01」〜
「9F」の値が、トラックナンバ自体を表すものとされ
る第2のディスク記録媒体の両方に対して再生を行うこ
とのできる再生装置として、 再生対象となっているディスク記録媒体が前記第1のデ
ィスク記録媒体であるか前記第2のディスク記録媒体で
あるかを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記第1のディスク記録媒体と判別
された場合は、再生されたサブコードに含まれるトラッ
クナンバ情報を8ビットのBCDコードにより表現され
たトラックナンバ値と認識し、前記判別手段により前記
第2のディスク記録媒体と判別された場合は、再生され
たサブコードに含まれるトラックナンバ情報を8ビット
のバイナリコードにより表現されたトラックナンバ値と
認識する制御手段と、 を備えたことを特徴とする再生装置。 - 【請求項8】 CDフォーマットに準拠するサブコード
記録が行われるディスク記録媒体であって、前記サブコ
ードにおいて所定の情報の内容種別を提示するポイント
情報が8ビットのBCDコードで記録される第1のディ
スク記録媒体と、同じくCDフォーマットに準拠するサ
ブコード記録が行われるディスク記録媒体であって、前
記サブコードにおいて前記ポイント情報が8ビットのバ
イナリコードにより記録されているとともに、そのバイ
ナリコード値としての「01」〜「9F」の値は、トラ
ックナンバ自体を示すポイント情報値とされる第2のデ
ィスク記録媒体の両方に対して再生を行うことのできる
再生装置として、 再生対象となっているディスク記録媒体が前記第1のデ
ィスク記録媒体であるか前記第2のディスク記録媒体で
あるかを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記第1のディスク記録媒体と判別
された場合は、再生されたサブコードに含まれるポイン
ト情報を8ビットのBCDコードにより表現されたポイ
ント値と認識し、前記判別手段により前記第2のディス
ク記録媒体と判別された場合は、再生されたサブコード
に含まれるポイント情報を8ビットのバイナリコードに
より表現されたポイント値と認識する制御手段と、 を備えたことを特徴とする再生装置。 - 【請求項9】 CDフォーマットに準拠するサブコード
記録が行われるディスク記録媒体であって、前記サブコ
ードにおいて所定の情報の内容種別を提示するトラック
内を細分化するインデックス情報が8ビットのBCDコ
ードで記録される第1のディスク記録媒体と、同じくC
Dフォーマットに準拠するサブコード記録が行われるデ
ィスク記録媒体であって、前記サブコードにおいて前記
インデックス情報が8ビットのバイナリコードにより記
録されているとともに、そのバイナリコード値としての
「01」〜「9F」の値が、インデックスナンバ自体を
表すものとされる第2のディスク記録媒体の両方に対し
て再生を行うことのできる再生装置として、 再生対象となっているディスク記録媒体が前記第1のデ
ィスク記録媒体であるか前記第2のディスク記録媒体で
あるかを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記第1のディスク記録媒体と判別
された場合は、再生されたサブコードに含まれるインデ
ックス情報を8ビットのBCDコードにより表現された
インデックス値と認識し、前記判別手段により前記第2
のディスク記録媒体と判別された場合は、再生されたサ
ブコードに含まれるインデックス情報を8ビットのバイ
ナリコードにより表現されたインデックス値と認識する
制御手段と、 を備えたことを特徴とする再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000050517A JP2001236770A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | ディスク記録媒体、記録装置、再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000050517A JP2001236770A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | ディスク記録媒体、記録装置、再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001236770A true JP2001236770A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18572287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000050517A Pending JP2001236770A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | ディスク記録媒体、記録装置、再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001236770A (ja) |
-
2000
- 2000-02-22 JP JP2000050517A patent/JP2001236770A/ja active Pending
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