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JP2001223345A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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Publication number
JP2001223345A
JP2001223345A JP2000369597A JP2000369597A JP2001223345A JP 2001223345 A JP2001223345 A JP 2001223345A JP 2000369597 A JP2000369597 A JP 2000369597A JP 2000369597 A JP2000369597 A JP 2000369597A JP 2001223345 A JP2001223345 A JP 2001223345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower electrode
semiconductor device
adhesive layer
insulating layer
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000369597A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihide Namatame
俊秀 生田目
Masaru Kadoshima
勝 門島
Takaaki Suzuki
孝明 鈴木
Tetsuo Fujiwara
徹男 藤原
Seiji Watabiki
誠次 綿引
Yasuhiko Murata
康彦 村田
Mitsuo Hayashibara
光男 林原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000369597A priority Critical patent/JP2001223345A/ja
Publication of JP2001223345A publication Critical patent/JP2001223345A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下部電極の緻密化熱処理工程および誘電体の結
晶化熱処理工程で発生する下部電極の膜剥離を防止す
る。 【解決手段】下部電極とSiO2 絶縁層の凹部開孔部の
内壁との間に絶縁体を含む接着層を形成する。Si基板
11上にSiO2 層14があり、その中にSiプラグ1
2,バリア層13が形成されている。SiO2 絶縁層1
5の開孔部内壁に接着層16が形成され、バリア層13
と接着層16上にRuからなる下部電極17が作製され
ている。下部電極17上にはBSTからなる誘電体膜1
8,Ruからなる上部電極19が順次積層され、これら
と下部電極17とにより誘電体素子を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法に係わり、特に誘電体素子を内蔵する半導体
装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(Dynamic Random Access Memor
y)は、大容量化のために、コンデンサー部分の微細化が
行われている。コンデンサーの微細化には、誘電体材料
の薄膜化,誘電率の高い材料の選択,上下電極と誘電体
からなる構造の立体化などが挙げられる。Integration
Processes of (Ba,Sr)TiO3 Capacitor for 1Gb andBeyo
nd[Byoung Teak Lee et al.; IEDM TECH. Dig., 1998,
p.815-818]は、立体素子構造で、Ptの下部電極とS
iO2 との間に接着層として、5nmの導電性のTiS
iN膜が形成されたコンデンサー部が記載されている。
このコンデンサー部の立体構造のアスペクト比(深さ/
幅)は約3であり、誘電体に (Ba,Sr)TiO3(B
ST)を用い、BST誘電体膜は下部電極の表面にCV
D(化学気相成長)法で形成されている。
【0003】特開平11−243179号公報は、誘電
体と上下電極が平坦であるコンデンサー部において、S
iO2 である層間絶縁膜上に酸化物IrO2 またはRu
2からなる酸化物層と、IrまたはRuからなる金属
層とを形成することを記載する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、立体素
子構造では、開孔部側壁で下部電極の剥離が生じると、
アスペクト比が大きいほど膜剥離に起因する応力が強く
働くので、底部の下部電極も剥離しやすくなって、立体
素子構造を作れない問題点がある。
【0005】“Integration Processes of ・・・”は、S
iプラグ上にTiNバリア,TiSiN接着層,Pt下
部電極,BST誘電体を順に設けたコンデンサー部を記
載するが、BST成膜後に行われる酸素雰囲気中の熱処
理工程の際に、TiSiN中のSiが酸化され易く、接
着層の一部がSiO2 の絶縁膜となって、Siプラグと
Pt下部電極との間の導通が不良にある場合がある。ま
た、TiSiN接着層とPt下部電極とをスパッタ法で
作製しているために、アスペクト比が3より大きな立体
構造の場合に、段差被覆性が悪く、開孔部側壁への付着
が表面,底面に比べて小さくなってしまい、立体素子構
造を作れない問題点があった。
【0006】本発明の目的は、下部電極の緻密化熱処理
工程および誘電体の結晶化熱処理工程で発生する下部電
極の膜剥離を防止する半導体装置、該半導体装置の製造
方法を提供することを目的とする。
【0007】本発明の他の目的は、アスペクト比が3よ
り大きな立体構造を有する高集積な半導体装置、該半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の特徴は、下部電極と絶縁層の凹部開孔部の内壁との
間に絶縁体を含む接着層を設けたことにある。
【0009】CVD法で作製した下部電極の膜は、CV
D原料に起因する炭素,水素,酸素の残留元素を含む。
下部電極の緻密化熱処理工程および誘電体膜の酸素雰囲
気中の結晶化熱処理工程の際に、これらの残留元素が下
部電極の膜から離れたり、残留元素のうちの酸素が下部
電極中の金属元素と反応したりして、下部電極膜の再結
晶化及び膜収縮が起こるが、接着膜が下部電極膜を下地
SiO2 に強力に接着するので、下部電極膜が下地Si
2 から剥離するのを防止できる。
【0010】立体構造素子においては、開孔部側壁の下
部電極膜の膜収縮によって、下部電極膜と下地SiO2
との間に互いに離れようとする応力が生じ、特に、アス
ペクト比が3以上の立体構造素子では、開孔部側壁の下
部電極膜によって、開孔部底面の下部電極膜をバリヤ層
から引き離そうとする力が大きくなる。しかし、本発明
では、開孔部の側壁の接着層が、開孔部側壁の下部電極
膜と下地SiO2 との間の応力を緩和するので、アスペ
クト(深さ/幅)比が3以上の立体構造素子であって
も、開孔部底面の下部電極膜はバリヤ層から剥離するこ
となく、下部電極とSiプラグとの間の導通が良好に保
たれる。
【0011】本発明の他の特徴は、絶縁膜に形成された
開孔部の内壁上に、CVD(化学気相成長)法で接着層
を形成する工程と、バリア層上の接着層を除去する工程
と、接着層上に下部電極を形成する工程とを含むことに
ある。
【0012】CVD(化学気相成長)法を用いることに
よって、開孔部のアスペクト比が3以上の立体構造素子
においても均質な接着層を形成できる。
【0013】Ti,Ta,W,Cuのうちいずれか1種
以上を含む金属膜を、SiO2 である絶縁膜に設けられ
た開孔部の内壁に形成すると、Ti,Ta,WおよびC
uはSiO2 と密着性に優れるので、この金属膜と下地
のSiO2 とが密着する。さらに、下部電極の形成過
程,下部電極の緻密化熱処理過程および誘電体膜の酸素
雰囲気中での結晶化熱処理過程において、この金属膜は
酸化されて、金属酸化物となり、下部電極との間の密着
性に優れるようになる。したがって、Ti,Ta,W,
Cuのうちいずれか1種以上を含む接着層は、下地の絶
縁膜と下部電極との両方に優れた接着性を有する。下部
電極を接着層上に形成した後の加工において衝撃や外傷
を受けても、絶縁膜および下部電極と接着層との密着性
が良好なために、これらの界面での剥離を防止できる。
【0014】また、Ti,Ta,W,Cuのうちいずれ
か1種以上を含む金属膜を酸化させて、金属酸化膜から
なる接着層を形成するだけでなく、Ti,Ta,W,C
uのうちいずれか1種以上の金属と他の酸化しにくい金
属を用いて金属膜を作り、この膜を酸化させて、金属酸
化物と金属とが混合した接着膜を形成してもよい。どち
らの接着膜も、接着層中で金属酸化物が形成されること
によって、Ru膜の再結晶化及び膜収縮によるRu膜と
下地SiO2 との間の応力を緩和できる。
【0015】また、接着層ははじめに金属で形成され
る。金属膜はエッチング条件の自由度が大きく、絶縁膜
であるSiO2 及びバリア層のエッチング速度をごく小
さくし、金属膜を選択的にエッチングすることができ
る。したがって、接着層が酸化される前にエッチングす
ることによって、開孔部側壁にのみ接着層を形成でき
る。
【0016】接着層にARuO3(A=Ba,Sr)から
なる化合物の膜、または構成元素を含む非晶質膜を用い
ると、下部電極のRu金属またはRuO2酸化物とAR
uO3とはRu構成元素を共有するようになるので、密
着性が良好となる。また、接着層中のアルカリ土類金属
(BaおよびSr)がSiO2 へ容易に拡散するので、
下地SiO2 とARuO3 からなる化合物の膜またはA
RuO3 の構成元素を含む非晶質膜との接着性が高くな
る。したがって、ARuO3(A=Ba,Sr)からなる
化合物、または構成元素を含む非晶質を含む接着層は、
下地の絶縁膜と下部電極との両方に優れた接着性を有す
る。
【0017】また、接着層が膜として効力を示すために
は膜厚10nm以上が必要であり、50nmより厚くな
ると膜表面が粗くなるために、10nm以上50nm以
下が良好である。
【0018】また、絶縁層自体を接着層と同じ材料で形
成し、絶縁層に開孔部を形成した後に、開孔部の内壁上
に直接に下部電極を形成してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】Ti,Ta,W,Cu金属とSi
2 との密着性が良好なことは良く知られている。しか
し、RuまたはRuO2 または両者の組合せた薄膜とT
i,Ta,W,Cu金属との密着性については良く分か
っていなかった。
【0020】本発明の発明者らは、Si基板上にSiO
2 絶縁層を設けた下地基板上に、Ti,Ta,W,Cu
金属薄膜を形成した後、シクロペンタジエニル錯体を用
いたMOCVD法によりRuまたはRuO2 または両者
の組合せた薄膜を作製して酸素雰囲気中の熱処理を施
し、Ti,Ta,W,Cu金属薄膜とRu膜およびSi
2 絶縁層との密着性を調べた。
【0021】この結果、本発明の発明者らは、Ti,T
a,W,Cu金属の酸化物とRuおよびSiO2 との密
着性が向上することを見出した。Ti,Ta,W,Cu
金属の酸化物は、MOCVD法で反応ガスとして用いた
酸素がRu膜中に溶在し、このRu膜中の酸素が熱処理
によってTi,Ta,W,Cu金属を酸化してできたも
のである。
【0022】したがって、このような酸化物を含む接着
層は下地のSiO2 絶縁膜とRu下部電極との両方に優
れた接着性を有するので、下部電極の緻密化熱処理工程
および誘電体の結晶化熱処理工程においても下部電極の
膜剥離を防止でき、アスペクト比が3以上の立体構造素
子の下地SiO2 開孔部内壁に、Ru下部電極を作製す
ることができる。
【0023】本発明の誘電体素子の構成を図1を用いて
説明する。図中の符号11は、MOS部(図示せず)が形
成されたSi基板である。このSi基板11上にSiO
2 層14があり、その中にSiプラグ12,バリア層1
3が形成されている。SiO2絶縁層15の開孔部内壁に
接着層16が形成され、バリア層13と接着層16上に
Ruからなる下部電極17が作製されている。下部電極
17上にはBSTからなる誘電体膜18、Ruからなる
上部電極19が順次積層され、これらと下部電極17と
により誘電体素子を構成している。
【0024】次に、図1の構成の誘電体素子の製造方法
について説明する。
【0025】まず、MOS部が形成されたSiウエハを
300℃に熱酸化で形成したSiO2層14にコント径を
開け、次にSiプラグ12を作製する。次にスパッタ法
によりSiプラグ12上にTiNのバリア層13を作製
した。さらにTEOS原料を用いたプラズマCVD法に
よりSiO2 絶縁層15を形成した(図2(a))後、
コント径を中心にして溝を加工して片側開孔部21のあ
る下地基板を作製した(図2(b))。
【0026】片側開孔部21の内壁に凹型に接着層16
を成膜した(図2(c))。アスペクト比が3以上の高
立体構造の下地SiO2 の開孔部内壁に接着層を形成す
るためには、(側壁の膜厚/表面の膜厚)のカバーレッ
ジが70%以上必要なために化学気相成長法(CVD
法)が有効である。
【0027】その後、エッチングによりSiO2 絶縁層
15表面上及びバリア層13上の接着層を除去して開孔
部側壁22に沿って筒状の接着層16を形成した(図2
(d))。
【0028】開孔部側壁22の接着層16と開孔部底壁
23のバリア層13を覆うように、酸素を含む減圧CV
D法でRuからなる下部電極17を成膜した(図3
(e))後、エッチング加工で表面の下部電極17を除
去して、開孔部内壁に下部電極17を凹型に形成した
(図3(f))。不活性雰囲気中熱処理を行い下部電極
17を緻密化した。
【0029】次に、酸素を含む減圧CVD法でBSTか
らなる誘電体膜18を成膜した(図3(g))後、酸素
雰囲気中結晶化熱処理を行い接着層16を全部酸化或い
は部分酸化する。
【0030】さらに、誘電体膜18上に酸素を含む減圧
CVD法でRuからなる上部電極19を形成する(図3
(h))。
【0031】下部電極17にRuを用いたが、これに限
らずRuO2 又はRuとRuO2 の混合物や、Ruと他
の材料を組合せて用いても良い。また、Pt,Irの貴
金属を下部電極17に用いても良い。誘電体膜18の材
料にBSTを用いているが、Pb(Zr,Ti)O3,(P
b,La)(Zr,Ti)O3,Ta25,SrBi2Ta2
9,SrTiO3,BaTiO3等の他の誘電体材料で
も良い。
【0032】上部電極19にRuを用いたが、これに限
らずRuO2 又はRuとRuO2 の混合物や、Ruと他
の材料を組合せて用いても良い。TiN或いはPt,I
rの貴金属を上部電極19に用いても良い。
【0033】以下に具体的に誘電体素子の製造方法を説
明する。 (実施例1)接着層にTaを用いた作製方法を以下に示
す。図1に示した誘電体素子の断面図について、参照数
字11はMOS部(図示せず)が形成されたSi基板で
ある。
【0034】まず、Si基板11を300℃に熱酸化で
形成したSiO2 層14にコント径を開け、次にSiプ
ラグ12を作製する。次に、スパッタ法によりSiプラ
グ上に厚さ10nmのTiN層のバリア層13を作製し
た。さらにTEOS原料を用いたプラズマCVD法によ
り厚さ800nmのSiO2 絶縁層15を形成した後、
コント径を中心にして、径240nmの孔を加工して凹
部開孔部のある下地基板を作製した。この立体構造のア
スペクト比(孔深さ/孔幅)は、約3.3 である。
【0035】この上にペンタエトキシタンタル(Ta
(OC25)5)をCVD原料として液体マスフローコン
トローラーを用いて0.1 〜3SCCMの速度で供給し
た。気化器の温度を100〜150℃に設定してCVD
原料を一気に液体からガスにした後、Arガス198〜
500SCCMで搬送した。次にCVD/Arガスと水
素ガス2〜100SCCMと混合した後、反応容器に導
入した。反応容器の圧力を0.1 〜50Torrとし、成膜
温度を350℃以上500℃以下として1〜20min 成
膜して、膜厚10〜50nmのTa膜を得た。
【0036】次に選択エッチングにより、開孔部表面と
バリア層13上のTa膜を除去して開孔部内壁に接着層
16を形成した。
【0037】次に、下部電極17を作製した。下部電極
17を作製するために、ジス(エチルシクロペンタジエ
ニル)ルテニウム(Ru(EtCp)2)錯体をテトラヒ
ドロフラン(THF)溶媒に0.05〜0.25mol/l
の濃度で調合してCVD原料とした。CVD原料は液体
マスフローコントローラーを用いて0.1 〜3SCCM
の速度で供給した。気化器の温度を80〜150℃に設
定してCVD原料を一気に液体からガスにした後、Ar
ガス198〜500SCCMで搬送した。次にCVD/
Arガスと酸素ガス2〜800SCCMと混合した後、
反応容器に導入した。反応容器の圧力を0.1 〜50To
rrとし、成膜温度を180℃以上250℃以下として1
〜20min 成膜して、膜厚20〜30nmのRu膜を得
た。次にSOGをスピンコート法を用いて塗布し、凹凸
を埋めて平坦化した。300℃の熱処理を加えてSOG
を硬化させた後、リン酸溶液を用いた化学的機械的研磨
法でSiO2 絶縁層15の表面が現れるまで研磨した。
その後、Ru膜の凹部に残ったSOGを除去して下部電
極17を作製した。N2 雰囲気中350〜600℃の熱
処理を行ってRu下部電極17を緻密化熱処理した。
【0038】次に、下部電極17上に誘電体膜18であ
る(Ba,Sr)TiO3(BST)をCVD法により作製
した。バリウムビスジビバロイルメタナート(Ba(dp
m)2),ストロンチウムビスジビバロイルメタナート
(Sr(dpm)2),ジイソプロポキシチタンジビバロ
イルメタナート(Ti(O−iPr)2(dpm)2)を出
発原料に用いて、各々をTHF溶媒に0.05〜0.25
mol/l の濃度で調合してCVD原料とした。各々のC
VD原料について、液体マスフローコントローラーで
0.1 〜3SCCMの速度で250℃に設定した気化器
に供給した。Arキャリアガスを200SCCMでCV
D原料ガスを反応容器に導入すると共に酸素ガスを5〜
100SCCMで反応容器に導入した。反応容器の圧力
を0.1 〜50Torrとし、成膜温度を420℃として3
min 成膜して、BST薄膜18を30nm成膜した。
【0039】次に、酸素雰囲気中650℃で30〜60
sec 熱処理して結晶性を向上させた。
【0040】この誘電体膜18上に上部電極19を形成
した。下部電極17の形成と同一方法で同一条件で成膜
を行いRu膜の上部電極19を形成できた。
【0041】得られた誘電体素子の1Vにおけるεrは
300と非常に優れた電気特性を示した。また、誘電体
素子の断面をSEM観察したところ、Ta接着層はRu
下部電極界面から深さ5〜30nmの酸化物層と残りは
酸化物と金属の混合層であることが認められた。
【0042】接着層にTaを用いたが、他のTi,W,
Cu元素または前記元素を主成分とする薄膜を用いた場
合においても上記と同様の方法で行えば、膜剥離のない
誘電体素子を形成することができた。作製した誘電体素
子の各々の接着層は、Ta接着層の場合と同様に酸化物
層と酸化物と金属の混合層で構成されていることが分か
った。
【0043】以上では、接着層16を設けた誘電体素子
について説明したが、SiO2 絶縁層15自体を接着層
16と同じ材料で形成してもよい(図5参照)。
【0044】Siプラグ12とバリア層13を形成した
Si基板11上に、スパッタ法で厚さ800nmのTa
層20を形成する(図6(a)を参照)。このTa層に
径240nmの孔を加工して片側開孔部21のある下地
基板を作製した(図6(b)を参照)。この立体構造のア
スペクト比(孔深さ/孔幅)は、約3.3 である。以降
は、図3を用いて説明した半導体装置の製造方法と同様
に、Ta層20の上に下部電極17の形成から上部電極
の形成までを行う。
【0045】接着層16を設けた誘電体素子の場合と同
様に、Ta層20は途中の熱処理によって金属酸化物の
絶縁膜となり、下部電極17との間の密着性に優れるよ
うになる。従って、この誘電体素子でも、絶縁膜と下部
電極17との界面での剥離を防止することができる。
【0046】また、この誘電体素子の製造方法では、S
iO2 絶縁膜と下部電極17との間に接着層16を設け
る製造方法と比べて、製造過程を短くすることができ
る。 (実施例2)本発明の第2の実施例である誘電体素子に
ついて説明する。実施例1と同様に図2(d)に示すコ
ント径を中心にして、径240nmの孔を加工して凹部
開孔部のある下地基板を作製した。この立体構造のアス
ペクト比(孔深さ/孔幅)は、約3.3である。
【0047】この上にSr(dpm)2,トリジビバロイ
ルメタナートルテニウム(Ru(dpm)3)を出発原料
に用いて、各々をTHF溶媒に0.05〜0.25 mol/
lの濃度で調合してCVD原料とした。各々のCVD原
料について、液体マスフローコントローラーで0.1 〜
3SCCMの速度で200℃に設定した気化器に供給し
た。Arキャリアガス200SCCMでCVD原料ガス
を反応容器に導入すると共に酸素ガス5〜100SCC
Mも反応容器に導入した。反応容器の圧力を0.1〜5
0Torrとし、成膜温度を420℃として3min成膜し
て、SrRuO3の接着層16を10〜50nm成膜し
た。
【0048】次に選択エッチングにより、開孔部表面と
バリア層13上のTa膜を除去して開孔部内壁に接着層
16を形成した。
【0049】次に実施例1と同様の成膜,加工方法で膜
厚20〜30nmのRu下部電極17、その上に膜厚3
0nmのBST誘電体膜18、最後にRu上部電極を形
成して誘電体素子を作製した。
【0050】得られた誘電体素子の1Vにおけるεrは
300と非常に優れた電気特性を示した。また、SrR
uO3 の接着層16のX線回折による結晶性は悪く、ピ
ークより算出される格子定数から類推される比抵抗は5
00mΩ・cmと非常に高抵抗な膜であることが分かっ
た。さらに、SrRuO3 薄膜中には非晶質な部分を含
むことも分かった。
【0051】Sr(dpm)2の代りにBa(dpm)2或
いは両者の混合をCVD原料に用いた場合においても、
上記と同様の方法で行えば、膜剥離のない誘電体素子を
形成することができた。Ba量を増加するに従って結晶
性は低下し、非晶質部分の増大と比抵抗の増加を示した
が、膜剥離は認められなかった。 (実施例3)本発明の実施例1で作製した誘電体素子を
内蔵した半導体装置であるDRAMの実施例について、
図4のDRAMセルの断面図を用いて説明する。
【0052】P型半導体基板41上に酸化法によって素
子分離酸化膜43a,43bを作製し、イオン注入によ
りN型のソース/ドレイン領域40a,40b,40c
を半導体基板の主表面上に作製した。この間のチャンネ
ル領域上に膜厚12nmのゲート酸化膜41a,41
b,41c,41dを介して膜厚200nmのゲート電
極42a,42b,42c,42dが形成されている。
ソース/ドレイン領域40b上には電気的に接続された
埋め込みビット線44がフォトリソ法及びドライエッチ
ング法で形成され、全体を覆うようにSiO2 層14が
形成されている。
【0053】この後は、実施例1に示した方法で接着層
16と下部電極17と誘電体膜18と上部電極19から
なる誘電体素子を作製した。次に上部電極19を覆うよ
うに層間絶縁膜48を形成した後、化学エッチング法に
より平坦化した。この上に間隔を置いて第一層目のアル
ミニウム配線45が形成され、さらに、これを覆うよう
に絶縁保護膜46が作製され、この上に第二層目のアル
ミニウム配線層47が形成されている。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、下部電極の熱処理及び
誘電体膜の酸素雰囲気中の結晶化熱処理を行っても下部
電極の剥離が起こらず、高アスペクト比の立体素子構造
を有する半導体装置を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘電体素子を示す断面図である。
【図2】本発明の半導体装置の製造工程を示す図であ
る。
【図3】本発明の半導体装置の製造工程を示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の半導体装置であるDRAM
セルの断面図である。
【図5】本発明の他の誘電体素子を示す断面図である。
【図6】本発明の他の半導体装置の製造工程を示す図で
ある。
【符号の説明】 11…Si基板、12…Siプラグ、13…バリア層、
14…SiO2 層、15…SiO2 絶縁層、16…接着
層、17…下部電極、18…誘電体膜、19…上部電
極、20…Ta層、21…片側開孔部、22…開孔部側
壁、23…開孔部底壁、40a,40b,40c…ソー
ス/ドレイン領域、41…P型半導体基板、41a,4
1b,41c,41d…ゲート酸化膜、42a,42
b,42c,42d…ゲート電極、43a,43b…素
子分離酸化膜、44…埋め込みビット線、45…第一層
目のアルミニウム配線、46…絶縁保護膜、47…第二
層目のアルミニウム配線層、48…層間絶縁膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 孝明 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 藤原 徹男 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 綿引 誠次 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 村田 康彦 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 林原 光男 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部電極と下部電極との間に誘電体を有す
    る誘電体素子を内蔵し、前記下部電極は絶縁層に囲ま
    れ、かつ、前記絶縁層の内壁に沿って設けられた凹型で
    ある半導体装置において、 前記下部電極と前記絶縁層の内壁との間に接着層を有
    し、 前記接着層は絶縁体または絶縁体と導体との混合物であ
    ることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記接着層は、Ti,Ta,W,Cuのう
    ちいずれか1種以上用いた酸化物、またはTi,Ta,
    W,Cuのうちいずれか1種以上用いた酸化物とその他
    の金属との混合物であることを特徴とする請求項1の半
    導体装置。
  3. 【請求項3】前記接着層は、ARuO3 (AはBa,S
    r、またはBaとSrの共存)からなる化合物、また
    は、前記ARuO3 の構成元素であるA(AはBa,S
    r、またはBaとSrの共存)、RuまたはOを含む非
    晶質であることを特徴とする請求項1の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記下部電極は、Ru,RuO2 、または
    RuとRuO2 との混合物であることを特徴とする請求
    項1の半導体装置。
  5. 【請求項5】上部電極と下部電極との間に誘電体を有す
    る誘電体素子を内蔵し、 前記下部電極はSiO2 絶縁層とSiプラグを覆うTi
    Nバリア層とによって囲まれ、かつ、前記SiO2 絶縁
    層と前記TiNバリア層とに沿って設けられた凹型であ
    る半導体装置において、 前記下部電極と前記SiO2 絶縁層の内壁との間に接着
    層を有し、 前記接着層は絶縁体または絶縁体と導体との混合物であ
    ることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】上部電極と下部電極との間に誘電体を有す
    る誘電体素子を内蔵し、前記下部電極は絶縁層に囲ま
    れ、前記絶縁層の内壁に沿って設けられた凹型である半
    導体装置の製造方法において、 前記絶縁層に設けられた片側開孔部の内壁に接着層を形
    成するステップと、 エッチング法を用いて前記片側開孔部の底壁に形成され
    た前記接着層を除去するステップと、 前記接着層上および前記片側開孔部の底壁上に前記下部
    電極を形成するステップとを含むことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記接着層を形成するステップは、CVD
    法によって、前記片側開孔部の内壁をTi,Ta,W,
    Cuのうちいずれか1種以上からなる金属、または、T
    i,Ta,W,Cuのうちいずれか1種以上からなる金
    属とその他の金属との混合物で覆うステップを含むこと
    を特徴とする請求項5の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記接着層を形成するステップは、CVD
    法によって、前記片側開孔部の内壁をARuO3 (Aは
    Ba,Sr、またはBaとSrの共存)からなる化合物
    で覆うステップを含むことを特徴とする請求項5の半導
    体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記下部電極を形成するステップは、CV
    D法によって、前記片側開孔部内壁をRu,RuO2
    またはRuとRuO2 との混合物で覆うステップを含む
    ことを特徴とする請求項5の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】上部電極と下部電極との間に誘電体を有
    する誘電体素子を内蔵し、前記下部電極はSiO2 絶縁
    層とSiプラグを覆うTiNバリア層とによって囲ま
    れ、かつ、前記SiO2 絶縁層と前記TiNバリア層と
    に沿って設けられた凹型である半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記SiO2 絶縁層に設けられた片側開孔部の内壁に接
    着層を形成するステップと、 エッチング法を用いて前記片側開孔部の前記TiNバリ
    ア層上に形成された前記接着層を除去するステップと、 前記接着層上および前記TiNバリア層上に前記下部電
    極を形成するステップとを含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  11. 【請求項11】上部電極と下部電極との間に誘電体を有
    する誘電体素子を内蔵し、前記下部電極は絶縁層に囲ま
    れ、かつ、前記絶縁層の内壁に沿って設けられた凹型で
    ある半導体装置において、 前記接着層は、Ti,Ta,W,Cuのうちいずれか1
    種以上用いた酸化物、またはTi,Ta,W,Cuのう
    ちいずれか1種以上用いた酸化物とその他の金属との混
    合物であることを特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】上部電極と下部電極との間に誘電体を有
    する誘電体素子を内蔵し、前記下部電極は絶縁層に囲ま
    れ、かつ、前記絶縁層の内壁に沿って設けられた凹型で
    ある半導体装置において、 前記接着層は、ARuO3 (AはBa,Sr、またはB
    aとSrの共存)からなる化合物、または、前記ARu
    3 の構成元素であるA(AはBa,Sr、またはBa
    とSrの共存)、RuまたはOを含む非晶質であること
    を特徴とする請求項1の半導体装置。
  13. 【請求項13】前記下部電極は、Ru,RuO2、また
    はRuとRuO2との混合物であることを特徴とする請
    求項11または12の半導体装置。
  14. 【請求項14】上部電極と下部電極との間に誘電体を有
    する誘電体素子を内蔵し、前記下部電極は絶縁層に囲ま
    れ、前記絶縁層の内壁に沿って設けられた凹型である半
    導体装置の製造方法において、 半導体装置の基板上をTi,Ta,W,Cuのうちいず
    れか1種以上からなる金属、または、Ti,Ta,W,
    Cuのうちいずれか1種以上からなる金属とその他の金
    属との混合物で覆うステップと、 エッチング法を用いて前記絶縁層に設けられた片側開孔
    部を形成するステップと、 前記片側開孔部の内壁上に前記下部電極を形成するステ
    ップとを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】上部電極と下部電極との間に誘電体を有
    する誘電体素子を内蔵し、前記下部電極は絶縁層に囲ま
    れ、前記絶縁層の内壁に沿って設けられた凹型である半
    導体装置の製造方法において、 半導体装置の基板上をARuO3 (AはBa,Sr、ま
    たはBaとSrの共存)からなる化合物で覆うステップ
    と、 エッチング法を用いて前記絶縁層に設けられた片側開孔
    部を形成するステップと、 前記片側開孔部の内壁上に前記下部電極を形成するステ
    ップとを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】前記下部電極を形成するステップは、C
    VD法によって、前記片側開孔部内壁をRu,RuO
    2 、またはRuとRuO2 との混合物で覆うステップを
    含むことを特徴とする請求項14または15の半導体装
    置の製造方法。
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