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JP2001219006A - 凝集疎水剤及び使用方法 - Google Patents

凝集疎水剤及び使用方法

Info

Publication number
JP2001219006A
JP2001219006A JP2000071283A JP2000071283A JP2001219006A JP 2001219006 A JP2001219006 A JP 2001219006A JP 2000071283 A JP2000071283 A JP 2000071283A JP 2000071283 A JP2000071283 A JP 2000071283A JP 2001219006 A JP2001219006 A JP 2001219006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flocculation
waste water
weight
hydrophobic agent
hydrophobizing agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000071283A
Other languages
English (en)
Inventor
Jien Ri
治遠 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EARTH SYSTEM SCIENCE CO Ltd
Shihezi Agricultural & Environ
Shihezi Agricultural & Environmental Inst For Arid Area In Central Asia
Original Assignee
EARTH SYSTEM SCIENCE CO Ltd
Shihezi Agricultural & Environ
Shihezi Agricultural & Environmental Inst For Arid Area In Central Asia
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EARTH SYSTEM SCIENCE CO Ltd, Shihezi Agricultural & Environ, Shihezi Agricultural & Environmental Inst For Arid Area In Central Asia filed Critical EARTH SYSTEM SCIENCE CO Ltd
Priority to JP2000071283A priority Critical patent/JP2001219006A/ja
Publication of JP2001219006A publication Critical patent/JP2001219006A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は環境にやさしく、浄水場、土木工事現
場、地下工事や地盤堀削の際に発生する高濃度な廃水、
汚泥から都市排水、生活排水、工場廃水等幅広い廃水の
急速処理ができる凝集疎水剤及び使用方法を提供する。
かつ、濁度の除去とともにCOD、BOD値を原水より
激減させることができる凝集疎水剤を提供する。処理す
る廃水のpHには極端な場合を除き、広い範囲で対応す
るので、予めpH調整の必要がない。この凝集疎水剤は
粉末状で処理対象に混合するだけで放流可能な清浄処理
水とフロック塊に分離することができる特徴を持つ処理
方法を提供する。 【構成】シリカゲル天然鉱物10〜60重量%,可溶性
アルミニウム塩5〜40重量%,アルカリ金属塩5〜3
0重量%,アルカリ土類金属化合物5〜40重量%の凝
集主成分に対して、有機凝集剤を助剤として1〜10重
量%が配合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は凝集疎水剤と其の使用方
法に関するものである。更に詳しくは、この発明は都市
下水、産業排水、土木工事又は地下工事現場から排出さ
れる高濃度な汚泥や汚濁水の処理によって水と固形分と
を分離することに有用な新しい凝集疎水剤に関するもの
である。本凝集疎水剤を用いることにより各種の高濃度
な汚泥、汚濁水を発生現場で短期間、低コスト、簡単な
設備で実施することができる凝集疎水剤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術と問題点】今までたくさんの凝集剤が発明
されたが、人類の生産活動や生活活動で発生する廃水を
完全に処理できるまでは至っていない。とくに高層建築
の基礎工事や、ボーリング、トンネル工事など地盤堀削
の際に発生する各種泥水にはほとんどの場合ベントナイ
トや、ポリマー形の膨張剤、分散剤、増粘剤が使用され
ている。この際、排出する廃泥水は堀削対象となる土壌
や岩石の種類によりその成分構成は複雑となり、かつ高
濃度のため容易に沈降せず、その処理に苦慮しているの
が現状である。
【0003】従来より、都市排水や各産業排水、汚泥等
の処理において、無機系凝集剤としては硫酸バンド、硫
酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄、アンモニウム明ば
ん、カリ明ばん、ポリ塩化アルミニウム、塩化コッバラ
ス、アルミン酸ソーダ等数多く用いられている。しかし
ながら、これまでに知られている凝集剤は単独使用では
凝集能力が弱く、十分大きなフロックが形成されないた
め、固液分離速度が遅いと言う欠点がある。また無機系
凝集剤や有機高分子凝集剤は水に溶けて使用する場合が
多く、原水のpHを前もって調整する準備作業が必要で
ある。そのため、場所や設備が大がかりになるとともに
処理に多くの時間と経費を要する欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】望ましい凝集疎水剤は
高い汎用性があり、少ない添加量で高濃度な廃水、汚泥
等に対し凝集、分離に優れたものであり、且つ粉体のま
まで処理対象に添加するものである。凝集疎水分離によ
って、COD、BOD値を原水より劇的に減少すること
ができるものであり、強いフロックが大きく形成でき、
攪拌にも強いものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記した目的を達成す
るために、本発明においてはシリカゲル天然鉱物10〜
60重量%,可溶性アルミニウム塩5〜40重量%,ア
ルカリ金属塩5〜30重量%,アルカリ土類金属化合物
5〜40重量%の凝集主成分に対して、有機凝集剤1〜
10重量%が配合されてなる粉体凝集疎水剤が提供され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の凝集疎水剤を被処理対象水
投入することによって、急速に化学反応が起こる。この
凝集疎水剤における主成分シリカゲル天然鉱物とそのケ
イ酸塩は、水和反応により極性の吸着、イオン交換能
力、触媒作用を持ち、被処理対象全体のpHを中性の方
に調整させる。さらに水和反応により凝集疎水剤の有効
成分は重縮イオン、エトリンガイト結晶を形成し、強い
フロックが発生する。また、高濃度な汚泥、汚濁水は凝
集反応によって濁質が吸着される。有機凝集剤が更に凝
集効果を発揮し、より大きなフロックが作られる。凝集
と同時にCOD、BODが原水より激減し、各排水基準
を満たす放流が可能となる。
【0007】
【実施例】シリカゲル天然鉱物としてオパール40重量
%、可溶性アルミニウムとしてポリ塩化アルミニウム2
0重量%、アルカリ金属塩として炭酸ソーダ10重量
%、アルカリ土類金属化合物として高炉スラグ10重量
%、硫酸カルシウム10重量%とセメント10重量%に
有機高分子凝集剤を3重量%添加して均一に配合されて
なる凝集疎水剤Aである。本発明はこの例に限定される
ものではない。
【0008】
【実験例1】地下工事で発生した水溶性ポリマーを有す
るベントナイト系高濃度の廃泥水(比重は1.1)1L
に本発明の凝集疎水剤Aを9g添加してプレスをかけた
結果は表1のようであった。 表1に示すようにSSの除去率が高いことが確認され、
COD、BOD値と有害物質が原水より激減したことが
分かった。
【0009】
【実験例2】動、植物油と洗剤を含んでいるレストラン
の廃水1Lに対して本凝集疎水剤を0.5g添加した分
析の結果は表2のようであった。
【発明の効果】以上のように本発明の凝集疎水剤は、生
活汚水、産業廃水、高濃度泥水、汚濁水などと混合する
だけで、SS分が除去されると同時にCOD、BODが
大幅に低下できる。本発明の凝集疎水剤を用いれば、極
めて簡単に短期間で清浄な処理水とフロック塊に分離す
ることができ、施工費用の節減ができる。本発明は産業
廃水、生活廃水または高濃度な廃泥水、汚泥に対する凝
集疎水効果が優れたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/56 C02F 1/56 C 11/14 ZAB 11/14 ZABE Fターム(参考) 4D015 BA03 BA04 BA11 BB06 BB12 CA01 CA10 CA11 DA04 DA05 DA06 DA22 DA24 DA25 DA31 DA36 DA39 DA40 DB01 DC04 4D059 AA03 AA09 BE31 BE55 BE56 BE60 DA01 DA03 DA05 DA16 DA17 DA27 DA51 DA64 DA66 DA70 DB11 4D062 BA03 BA04 BA11 BB06 BB12 CA01 CA10 CA11 DA04 DA05 DA06 DA22 DA24 DA25 DA31 DA36 DA39 DB01 DC04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリカゲル天然鉱物10〜60重量%,
    可溶性アルミニウム塩5〜40重量%,アルカリ金属塩
    5〜30重量%,アルカリ土類金属化合物5〜40重量
    %の凝集主成分に対して、有機凝集剤を助剤として1〜
    10重量%が配合されてなる粉体凝集疎水剤。
  2. 【請求項2】 前記シリカゲル天然鉱物は天然非晶質ケ
    イ酸鉱物で、α−トリジマイト、α−クリストバライ
    ト、オパール又はそれを加工して成るケイ酸塩の中の少
    なくとも一種を用いることが出来る請求項1の凝集疎水
    剤。
  3. 【請求項3】 請求項1の凝集疎水剤が可溶性アルミ
    ニウム塩としてポリ塩化アルミニウム、カリみょうば
    ん、硫酸アルミニウム、アンモニウムみょうばんの中の
    少なくとも一種,アルカリ金属塩として炭酸カリ、ソ
    ーダ灰、重炭酸ソーダの中の少なくとも一種,アルカ
    リ土類金属化合物として炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
    ム、水酸化カルシウム、高炉スラグ、セメント、フライ
    アッシュの中の少なくとも一種以上が均一に配合されて
    なる凝集疎水剤。
  4. 【請求項4】 前記請求項1、2また請求項3の凝集疎
    水剤は粉末状で処理対象の廃水又は高濃度な汚泥と混
    合、撹拌するだけで廃水や汚泥などを凝集、疎水するこ
    とにより、清浄処理水とフロック塊を分離することが出
    来る特徴とする廃水、汚泥処理方法。
JP2000071283A 2000-02-09 2000-02-09 凝集疎水剤及び使用方法 Pending JP2001219006A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103641223A (zh) * 2013-12-12 2014-03-19 中国科学院南京地理与湖泊研究所 一种湖泊水生植物腐烂引发水体黑臭的修复方法
US9011972B2 (en) 2008-10-29 2015-04-21 E I Du Pont De Nemours And Company Treatment of tailings streams

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US9481799B2 (en) 2008-10-29 2016-11-01 The Chemours Company Fc, Llc Treatment of tailings streams
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