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JP2001218420A - モータ、及びその製造方法 - Google Patents

モータ、及びその製造方法

Info

Publication number
JP2001218420A
JP2001218420A JP2000025197A JP2000025197A JP2001218420A JP 2001218420 A JP2001218420 A JP 2001218420A JP 2000025197 A JP2000025197 A JP 2000025197A JP 2000025197 A JP2000025197 A JP 2000025197A JP 2001218420 A JP2001218420 A JP 2001218420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
fitting
motor
rotating shaft
worm shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000025197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yamamoto
博昭 山本
Katsuhiko Torii
勝彦 鳥居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2000025197A priority Critical patent/JP2001218420A/ja
Priority to US09/538,496 priority patent/US6242824B1/en
Publication of JP2001218420A publication Critical patent/JP2001218420A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/112Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with friction clutches in combination with brakes
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
    • H02K7/1163Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion
    • H02K7/1166Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion comprising worm and worm-wheel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T74/21Elements
    • Y10T74/2186Gear casings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】モータ本体の回転軸と、減速部のウォーム軸と
を容易に連結することができるモータの製造方法を提供
する。 【解決手段】ヨークハウジング4とギヤハウジング21
の組み付け時、先ずヨークハウジング4側に設けられた
第1係合凸部12,13と、ギヤハウジング21側に設
けられた第2係合凸部26,27を係合させて回転軸6
及びウォーム軸23を同心軸上に位置決めし、その状態
で、回転軸6の2面巾凸部6a及びウォーム軸23に連
結されたクラッチ30の2面巾孔32dの相対的な回転
方向位置が所定位置でないとき、ヨークハウジング4と
ギヤハウジング21を組み付ける方向に付勢しながら、
回転軸6を回転駆動することにより2面巾凸部6aを2
面巾孔32dに嵌挿させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータに係り、詳
しくは減速部を備えたモータ及びその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パワーウインド装置等に用いられ
るモータは、モータ本体と減速部とを備えている。モー
タ本体のヨークハウジングには、アーマチャ(電機子)
を備えた回転軸が回転可能に支持されている。減速部の
ギヤハウジングには、ウォーム軸及びウォーム軸のウォ
ームと噛合されるウォームホイールが収容されている。
そして、回転軸とウォーム軸は、ヨークハウジングとギ
ヤハウジングを両軸の軸線方向に移動させて組付ける
際、ヨークハウジングとギヤハウジングが当接する前に
同心軸上に連結される。
【0003】このモータは、モータ本体の回転軸が回転
駆動されると、回転軸の回転に伴ってウォーム軸が回転
し、ウォーム軸が回転するとウォームホイールがウォー
ム軸の回転速度より遅く、高トルクで回転する。する
と、ウォームホイールに連結された出力軸が回転し、外
部の負荷に回転力が伝達される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記モ
ータでは、ヨークハウジングとギヤハウジングの組み付
け時、先ず回転軸側の連結部分とウォーム軸側の連結部
分を正確に同心軸上に保持しながら連結(嵌挿)させる
必要があり、その作業が面倒であり、難しいという問題
がある。
【0005】又、回転軸側の連結部分とウォーム軸側の
連結部分は、相対的な回転方向位置が所定位置にある状
態で軸線方向に嵌挿(連結)可能で、嵌挿(連結)され
た状態で回転方向に係合し相対回動不能となる必要があ
るため、例えば、D字状の嵌合凸部と断面D字状の嵌合
凹部とされる。しかしながら、ヨークハウジングとギヤ
ハウジングの組み付け時、嵌合凸部と嵌合凹部は、その
回転方向位置が任意となっており、該凸部と凹部を連結
(嵌挿)させるための回転方向位置決めが面倒であると
いう問題がある。これらのことは、組み付け時間の増大
を招く原因となっている。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、組み付け時に、モータ
本体の回転軸と、減速部のウォーム軸とを容易に連結す
ることができるモータ、及びその製造方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ヨークハウジングと、そ
のヨークハウジングに対して支持され回転駆動される回
転軸とを有するモータ本体と、ギヤハウジングと、その
ギヤハウジングに対して支持され前記回転軸と同心軸上
に連結されるウォーム軸とを有する減速部とを備えたモ
ータにおいて、前記ヨークハウジングと前記ギヤハウジ
ングの組み付け時、前記回転軸側の第1連結部とウォー
ム軸側の第2連結部が係合する前に係合し、前記回転軸
及び前記ウォーム軸を同心軸上に位置決めするための第
1係合部を前記ヨークハウジング側に、第2係合部を前
記ギヤハウジング側に設けたことを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のモータにおいて、前記第1連結部は、嵌合凸部又は嵌
合凹部であり、前記第2連結部は、嵌合凹部又は嵌合凸
部であり、前記嵌合凹部の開口側には、前記回転軸と前
記ウォーム軸を同心軸上に位置決めして、前記ヨークハ
ウジングと前記ギヤハウジングが組み付けられる方向に
付勢されている状態で、前記嵌合凸部と前記嵌合凹部を
相対回動させ、該嵌合凸部と該嵌合凹部の相対的な回転
方向位置が所定位置となったとき、該嵌合凸部と該嵌合
凹部の相対回動を規制する規制部を形成したことを要旨
とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のモータにおいて、前記規制部は、前記回転軸及び前記
ウォーム軸が同心軸上に配置されたときの前記嵌合凸部
の回転軌跡範囲と軸線方向に重なる前記嵌合凹部の開口
部の面に、所定の周方向に向かうほど該嵌合凹部の底側
に向かう傾斜面を形成することで形成される周方向壁面
であることを要旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載のモータにおいて、前記嵌合凹部の開口部には、
内側に向かうほど該嵌合凹部の底側に向かうテーパ面を
形成したことを特徴とするモータ。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記第1係合
部は、前記ヨークハウジング側から回転軸線方向に突出
する一対の第1係合凸部であり、前記第2係合部は、前
記ギヤ側からウォーム軸線方向に突出し、前記一対の第
1係合凸部とそれぞれ係合した状態で前記回転軸及び前
記ウォーム軸を同心軸上に位置決めする一対の第2係合
凸部であり、前記一対の第1係合凸部、及び前記一対の
第2係合凸部の少なくとも一方は、先端の軸線方向位置
が異なることを要旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
に記載のモータにおいて、前記減速部には、前記ウォー
ム軸と連結され、前記第2連結部を有し、前記回転軸と
連結された状態で該回転軸から該ウォーム軸に回転を伝
達するとともに、該ウォーム軸から該回転軸への回転伝
達を阻止するクラッチを設けたことを要旨とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、モータ本体のヨ
ークハウジングと減速部のギヤハウジングとの組み付け
時、前記ヨークハウジングに対して支持され回転駆動さ
れる回転軸と前記ギヤハウジングに対して支持されたウ
ォーム軸とを同心軸上に連結するモータの製造方法にお
いて、前記ヨークハウジングと前記ギヤハウジングの組
み付け時、先ず前記ヨークハウジング側に設けられた第
1係合部と、前記ギヤハウジング側に設けられた第2係
合部を係合させて前記回転軸及び前記ウォーム軸を同心
軸上に位置決めし、該第1及び第2係合部にて該同心軸
上を保持させたまま前記回転軸側の第1連結部と前記ウ
ォーム軸側の第2連結部とを連結させることを要旨とす
る。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のモータの製造方法において、前記回転軸及び前記ウォ
ーム軸を同心軸上に位置決めした状態で、前記第1及び
第2連結部の相対的な回転方向位置が所定位置でないと
き、前記ヨークハウジングと前記ギヤハウジングを組み
付ける方向に付勢した状態で、前記回転軸を回転駆動す
ることにより第1及び第2連結部を連結することを要旨
とする。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のモータの製造方法において、前記第1連結部は、嵌合
凸部又は嵌合凹部であり、前記第2連結部は、嵌合凹部
又は嵌合凸部であり、前記回転軸及び前記ウォーム軸が
同心軸上に配置されたときの前記嵌合凸部の回転軌跡範
囲と軸線方向に重なる前記嵌合凹部の開口部の面には、
所定の周方向に向かうほど該嵌合凹部の底側に向かう傾
斜面が形成されたことを要旨とする。
【0016】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
ヨークハウジングとギヤハウジングの組み付け時、先ず
ヨークハウジング側に設けられた第1係合部と、ギヤハ
ウジング側に設けられた第2係合部とが係合して、回転
軸及びウォーム軸が同心軸上に位置決めされ、その後、
回転軸側の第1連結部とウォーム軸側の第2連結部が係
合される。このように、第1及び第2連結部が連結され
る前に、回転軸及びウォーム軸が同心軸上に位置決めさ
れるため、その組み付け作業が容易となる。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、嵌合凹部
の開口側には、回転軸とウォーム軸が同心軸上に配置さ
れ、ヨークハウジングとギヤハウジングが組み付けられ
る方向に付勢されている状態で、嵌合凸部と嵌合凹部の
相対的な回転方向位置が所定位置となったとき、規制部
により嵌合凸部と嵌合凹部の相対回動が規制される。よ
って、嵌合凸部と嵌合凹部は相対的な回転方向位置が所
定位置で保持され、その組み付け作業が容易となる。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、嵌合凸部
と嵌合凹部の相対的な回転方向位置が所定位置となった
とき、回転軸及びウォーム軸が同心軸上に配置されたと
きの嵌合凸部の回転軌跡範囲と軸線方向に重なる前記嵌
合凹部の開口部の面に所定の周方向に向かうほど嵌合凹
部の底側に向かう傾斜面を形成することで形成される周
方向壁面により、嵌合凸部と嵌合凹部の相対回動が規制
される。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、前記嵌合
凹部の開口部には、内側に向かうほど該嵌合凹部の底側
に向かうテーパ面が形成されるため、嵌合凸部及び嵌合
凹部が同心軸上から若干ずれていても、ヨークハウジン
グとギヤハウジングを組み付ける方向に付勢したとき、
嵌合凸部はテーパ面により嵌合凹部と同心軸上となるよ
うに誘導される。従って、第1及び第2係合部が高度な
精度を必要としない。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、一対の第
1係合凸部、及び一対の第2係合凸部の少なくとも一方
は、先端の軸線方向位置が異なるため、一対の第1係合
凸部と一対の第2係合凸部と係合させる際の組み付け自
由度が広がる。
【0021】請求項6に記載の発明によれば、回転軸か
らウォーム軸に回転が伝達され、ウォーム軸から回転軸
への回転伝達は阻止される。請求項7に記載の発明によ
れば、ヨークハウジングとギヤハウジングの組み付け
時、先ずヨークハウジング側に設けられた第1係合部
と、ギヤハウジング側に設けられた第2係合部が係合さ
れて回転軸及びウォーム軸が同心軸上に位置決めされ
る。そして、第1及び第2係合部にて前記同心軸上が保
持されたまま回転軸側の第1連結部とウォーム軸側の第
2連結部とが連結される。
【0022】請求項8に記載の発明によれば、回転軸及
びウォーム軸が同心軸上に位置決めされた状態で、第1
及び第2連結部の相対的な回転方向位置が所定位置でな
いとき、ヨークハウジングとギヤハウジングが組み付け
られる方向に付勢された状態で、回転軸が回転駆動され
る。すると、回転軸と共に第1連結部が回転され、第1
及び第2連結部の相対的な回転方向位置が所定位置にな
ったとき、第1及び第2連結部が連結される。このよう
に、第1及び第2連結部の相対的な回転方向位置が所定
位置でないときでも、ヨークハウジングとギヤハウジン
グを組み付ける方向に付勢した状態で、回転軸を回転駆
動するだけで、該第1及び第2連結部が連結される。
【0023】請求項9に記載の発明によれば、回転軸及
びウォーム軸が同心軸上に配置されたときの嵌合凸部の
回転軌跡範囲と軸線方向に重なる嵌合凹部の開口部の面
には、所定の周方向に向かうほど該嵌合凹部の底側に向
かう傾斜面が形成されているため、前述したように、回
転軸と共に第1連結部が所定方向に回転されたとき、嵌
合凸部が傾斜面により嵌合凹部内に引き込まれるように
嵌挿(連結)される。従って、嵌合凸部と嵌合凹部を容
易に連結することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態について図1〜図10を参照して説明する。図1
は、本実施形態におけるモータ1の要部断面図を示す。
図2は、モータ1の要部分解断面図を示す。モータ1
は、モータ本体2と減速部3とを備えている。
【0025】図1に示すように、上記モータ本体2は、
ヨークハウジング4、複数のマグネット5、回転軸6、
アーマチャ(電機子)7、コンミテータ(整流子)8、
樹脂製のブラシホルダ9及びブラシ10を備えている。
【0026】ヨークハウジング4は、略有底扁平円筒状
に形成されている。そして、その内周面には、2つのマ
グネット5が対向配置に固着されている。また、ヨーク
ハウジング4の底部には、その中心軸に沿って上記回転
軸6の基端部が回転可能に支持されている。この回転軸
6の先端部には、円柱形状から平行に面取りした第1連
結部及び嵌合凸部としての2面巾凸部6aが形成されて
いる(図6参照)。
【0027】上記マグネット5の位置に対応する上記回
転軸6の中間部には、前記アーマチャ7が固定されてい
る。また、上記回転軸6の上記アーマチャ7よりも先端
側には、コンミテータ8が固定されている。
【0028】上記ヨークハウジング4の開口部には、径
方向外側に延びるフランジ部4aが形成され、そのフラ
ンジ部4aには2つの貫通孔4b,4cが形成されてい
る。又、ヨークハウジング4の開口部には、ブラシホル
ダ9が嵌合固定されている。このブラシホルダ9は、ヨ
ークハウジング4の開口部と対応し、同開口部を略覆う
形状のホルダ本体9aと、フランジ部4aより回転軸6
の径方向外側に突出した給電部(コネクタ)9bとを備
えている(図3参照)。又、ホルダ本体9aのヨークハ
ウジング4内部側には給電部9bと図示しない配線で接
続された一対のブラシ10が配設されている。又、ホル
ダ本体9aの略中央には軸受11が設けられ、その軸受
11によって上記回転軸6の先端側が回転可能に支持さ
れている。
【0029】又、ブラシホルダ9のホルダ本体9aと給
電部9bとを繋ぐ連結部9cには、減速部3側(図1及
び図2中、下側)から凹設された凹部9dが形成されて
いる(図3参照)。又、連結部9cには、一方の貫通孔
4bと対応した位置で凹部9d底部から貫通する貫通孔
9eが形成されている。
【0030】ホルダ本体9aの減速部3側(図1及び図
2中、下側)には、第1係合部としての一対の第1係合
凸部12,13が設けられている。第1係合凸部12,
13は回転軸6と平行に延出している。両第1係合凸部
12,13は、図3に示すように、回転軸6を挟んで平
行に形成されている。一方の第1係合凸部12は、他方
の第1係合凸部13より高く(図1及び図2中、下側
に)突出している。第1係合凸部12,13の先端は、
各角が面取りされている。又、ホルダ本体9aの減速部
3側(図1及び図2中、下側)中央寄りには、第1係合
凸部12,13と同方向に延びる延出部14が形成され
ている。
【0031】ここで、上記ブラシ10は、上記コンミテ
ータ8に対応した位置に配置されて同コンミテータ8と
接触している。従って、外部電源から給電部9bに電流
が供給されると、上記ブラシ10及びコンミテータ8を
介してアーマチャ7に巻装したコイル導線に電流が供給
され、同アーマチャ7、すなわちモータ本体2の回転軸
6が回転駆動される。
【0032】減速部3は、ギヤハウジング21と、第1
及び第2軸受22a,22bと、ウォーム軸23と、ウ
ォームホイール24と、出力軸25とを備える。ギヤハ
ウジング21は、樹脂製であって、その上端部(図1
中、上側端部)が前記ヨークハウジング4及びブラシホ
ルダ9に対して固定される。
【0033】ギヤハウジング21の上端部(図1中、上
側端部)中央には、開口凹部21aが形成されている。
ギヤハウジング21の上端部には、ブラシホルダ9の凹
部9dに嵌挿される凸部21bが形成され、該凸部21
bには、ブラシホルダ9の貫通孔9e及びヨークハウジ
ング4の一方の貫通孔4bに嵌挿される嵌挿凸部21c
が形成されている。又、ギヤハウジング21の上端部に
は、ヨークハウジング4の他方の貫通孔4cに嵌挿可能
な嵌挿凸部21dが形成されている。
【0034】ギヤハウジング21には、開口凹部21a
の底部中央から凹設したクラッチ収容凹部21e(図7
参照)、該クラッチ収容凹部21eの底部中央から回転
軸6の軸線方向に沿って延びるように凹設したウォーム
軸収容凹部21fが形成されている。又、ギヤハウジン
グ21には、ウォーム軸収容凹部21fの中間部の軸線
直交方向(図1中、右方向)に該ウォーム軸収容凹部2
1fと連通するホイール収容部21gが形成されてい
る。ウォーム軸収容凹部21fの開口部には、軸受収容
凹部21h(図7参照)が形成されている。
【0035】又、開口凹部21aの底部には、第2係合
部としての一対の第2係合凸部26,27が設けられて
いる。両第2係合凸部26,27は回転軸6の軸方向に
平行に延出している。両第2係合凸部26,27は、図
3に1点鎖線で示すように、前記第1係合凸部12,1
3をそれぞれ外側に囲って収容する略コ字形状に形成さ
れている。一方の第2係合凸部26は、他方の第2係合
凸部27より低く(図1及び図2中、上側に)突出して
いる。
【0036】第1軸受22aは、略円筒形状のすべり軸
受であって、軸受収容凹部21hに内嵌されている。
又、第2軸受22bは、ウォーム軸収容凹部21fの底
側(図1中、下側)に内嵌されている。
【0037】ウォーム軸23は、その中間部にウォーム
23aが形成され、その両端部で第1及び第2軸受22
a,22bに回転可能に支持されてウォーム軸収容凹部
21f内に収容されている。ウォーム軸23のモータ本
体2側端部(図1中、上側端部)には、図7に示すよう
に、内周に多数の歯溝を有する嵌合穴23bが形成され
ている。
【0038】ウォームホイール24は、ウォーム23a
と噛合され、ウォーム軸23と直交する方向(図1の紙
面直交方向)の軸中心で回転可能にホイール収容部21
g内に収容されている。そして、出力軸25は、ウォー
ムホイール24の回転に伴って同軸で回転するように該
ウォームホイール24に連結されている。
【0039】前記回転軸6は、クラッチ30を介してウ
ォーム軸23に連結されている。クラッチ30は、図4
〜図8に示すように、クラッチハウジング31と、駆動
側回転体32と、ボール33と、従動側回転体34と、
複数(3つ)の転動体35と、サポート部材36と、カ
バープレート37とを備えている。クラッチハウジング
31は、円筒形状の外輪31aと外輪31aの一端(図
4中、下端)から径方向内側に延びる環状のカバー部3
1bとからなる。外輪31aの他端(図4中、上端)に
は、内周に複数の略三角形状の歯溝を有したセレーショ
ン部31cが形成されている。駆動側回転体32、ボー
ル33、従動側回転体34、転動体35、サポート部材
36、及びカバープレート37は、組み付けられてクラ
ッチハウジング31内に収容され、一つのユニット(ク
ラッチ30)とされる。
【0040】クラッチハウジング31のそのセレーショ
ン部31cは、図7に示すように、クラッチ収容凹部2
1eの底部中央に形成された環状のセレーション穴21
iに嵌合固定されている。又、クラッチハウジング31
のカバー部31bは、図1に示すように、ブラシホルダ
9の延出部14に押さえられ、該ハウジング31の抜け
止めがなされている。
【0041】前記駆動側回転体32は、樹脂材にて形成
され、軸部32a及び同軸部32aよりも拡径された円
盤部32bを有している。駆動側回転体32は、円盤部
32bの基端側(図7の上側)がクラッチハウジング3
1のカバー部31bと摺動可能とされ、回転可能とされ
ている。この駆動側回転体32の中心部には、同駆動側
回転体32を貫通する軸心孔32cが形成されている。
この軸心孔32cの基端側(図7の上側)には、断面に
平行面を有し、回転軸6の2面巾凸部6aが嵌挿可能な
第2連結部及び嵌合凹部としての2面巾孔32dが形成
されている。
【0042】図5(a)〜(c)及び図6に示すよう
に、回転軸6(2面巾凸部6a)と駆動側回転体32が
同心軸上に配置されたときの2面巾凸部6aの回転軌跡
範囲と軸線方向に重なる2面巾孔32dの開口部の面
(即ち、2面巾孔32dの平行面を形成するために円形
の孔の内側から突出する突部の上面)には、所定の周方
向(時計回り方向)に向かうほど該孔32dの奥に向か
う傾斜面32e,32fが形成されている。
【0043】又、前記2面巾孔32dの開口部には、内
側に向かうほど2面巾孔32dの奥側に向かうテーパ面
32gが形成されている。この2面巾孔32dは、図7
に示されるようにクラッチハウジング31の外部に連通
し、前記回転軸6の2面巾凸部6aが嵌挿されて同回転
軸6に対して回転不能に連結される。尚、2面巾凸部6
aは2面巾孔32dとの相対的な回転方向位置が所定位
置となった状態でのみ嵌挿される。従って、モータ本体
2の回転軸6が回転するとその回転力が駆動側回転体3
2に伝達される。
【0044】尚、図2に示すように、クラッチ30がギ
ヤハウジング21に固定され、モータ本体2と減速部3
が組み付けられていない状態において、第1係合凸部1
2,13と第2係合凸部26,27間距離Aは、2面巾
凸部6aと2面巾孔32d間距離Bより短く設定されて
いる。又、図2に示す状態において、2面巾凸部6aと
2面巾孔32d間距離Bは、嵌挿凸部21c(21d)
と貫通孔9e(貫通孔4c)間距離Cより短く設定され
ている。
【0045】駆動側回転体32の円盤部32bの先端側
(図7の下側)には、図4に示すように、外周面に沿っ
て軸方向と平行に突出する略扇形状の突設部38が等角
度間隔に複数(3つ)形成されている。突設部38に
は、図8に示すように、径方向内側から突設部38の中
間まで径方向に延びる嵌合溝38aが形成されている。
【0046】嵌合溝38aには、ゴムよりなる緩衝部材
39が嵌合固定されている。詳しくは、図4に示すよう
に、緩衝部材39は、薄肉のリング部39aと、リング
部39aの外周側で等角度間隔に複数(3つ)軸線方向
に立設される緩衝部39bとを備える。緩衝部39bの
外周側には嵌合溝38aと対応した嵌合凸部39cが形
成されている。そして、緩衝部材39は、各嵌合凸部3
9cが各嵌合溝38aに嵌合されるとともに、リング部
39aが円盤部32b上に配置されて固定されている。
【0047】緩衝部39bの周方向の幅は、図8に示す
ように、突設部38の内周面の周方向の幅より若干大き
く設定されている。そして、隣り合う突設部38の側面
(周方向の面)38b,38c及び隣り合う緩衝部39
bの側面(周方向の面)39d,39eにより、等角度
間隔に複数(3つ)の係合溝40が形成されている。こ
れら係合溝40は中心側で互いに連通している。又、上
記円盤部32bの突設部38が形成されていない外周側
には軸方向と平行に切り欠かれた溝部41が形成されて
いる。突設部38の側面38b,38cの外周側は、周
方向に僅かに膨出し、係合溝40の開口部42を構成し
ている。
【0048】前記ボール33は金属製とされ、前記軸心
孔32cの内径に応じた外径にて球体に形成されてお
り、同軸心孔32cの先端側(図7の右側)からその内
部に収容される。尚、ボール33は、軸心孔32cに収
容された状態で、その一部が軸心孔32cから突出す
る。
【0049】前記従動側回転体34は、円盤部34a
と、その中心部からその先端側(図7の下側)に突出す
る嵌合部34bとを備える。嵌合部34bは、図7に示
すように、ウォーム軸23の嵌合穴23bと対応する多
数の歯を有し、該嵌合穴23bに嵌合固定される。
【0050】前記円盤部34aは、その基端側(図7の
上側)がボール33と当接され、前記突設部38(緩衝
部39b)に囲まれ、回転可能に配設される。この円盤
部34aはボール33と点接触となるため、その回転は
円滑なものとされる。
【0051】前記円盤部34aには、図4及び図8に示
すように、径方向外側に延びる略扇形状の係合凸部43
が等角度間隔に複数(3つ)形成されている。この係合
凸部43は、その周方向の幅が前記係合溝40の周方向
の幅より小さく設定され、係合溝40内に収容される。
【0052】図8に示すように、係合凸部43の時計回
り側の面の径方向内側には、前記緩衝部39bの一側面
(反時計回り側の面)39dと対応した第1緩衝面43
aが形成され、係合凸部43の時計回り側の面の径方向
外側には、突設部38の一側面(反時計回り側の面)3
8bと対応した第1当接面43bが形成されている。第
1緩衝面43aは、駆動側回転体32が従動側回転体3
4に対して反時計回り方向(矢印X方向)に所定位置ま
で回転すると、緩衝部39bの一側面39dと当接す
る。又、第1当接面43bは、駆動側回転体32が前記
所定位置より更に反時計回り方向(矢印X方向)に回転
すると、突設部38の一側面38bと当接する。尚、駆
動側回転体32は、緩衝部39bが周方向に撓む(潰れ
る)ことにより、前記所定位置より更に反時計回り方向
(矢印X方向)に回転する(図9参照)。
【0053】又、係合凸部43の反時計回り側の面の内
周側には、前記緩衝部39bの他側面(時計回り側の
面)39eと対応した第2緩衝面43cが形成され、係
合凸部43の反時計回り側の面の外周側には、突設部3
8の他側面(時計回り側の面)38cと対応した第2当
接面43dが形成されている。第2緩衝面43cは、駆
動側回転体32が従動側回転体34に対して時計回り方
向(矢印Y方向)に所定位置まで回転すると、緩衝部3
9bの他側面39eと当接する。又、第2当接面43d
は、駆動側回転体32が前記所定位置より更に時計回り
方向(矢印Y方向)に回転すると、突設部38の他側面
38cと当接する。尚、駆動側回転体32は、緩衝部3
9bが周方向に撓む(潰れる)ことにより、前記所定位
置より更に時計回り方向(矢印Y方向)に回転する。
【0054】係合凸部43の外周面には、制御面44が
形成されている。本実施の形態の制御面44は、図9に
示すように、その全体が、軸線方向から見て、その周方
向の中央部44aの回転軌跡(従動側回転体34の軸中
心に回転したときの軌跡)の径より大きな径の円弧状に
膨らむように形成されている。よって、制御面44は、
中央部44aが、その周方向の両側部44b,44cを
結ぶ直線より径方向外側に配置される。又、制御面44
は、中央部44aと側部44b,44cとの間の中間部
44dが、中央部44aと側部44b,44cとを結ぶ
直線より径方向外側に膨れる弧状に形成される。
【0055】転動体35は、金属材料にて略円柱形状に
形成され、開口部42の第1及び第2面42a,42b
間において、係合凸部43の制御面44とクラッチハウ
ジング31の外輪31aの内周面31dとの間に配置さ
れる。
【0056】転動体35の直径は、制御面44の中央部
44aと外輪31aの内周面31dの間隔の長さより小
さく、制御面44の側部44b,44cと外輪31aの
内周面31dの間隔の長さより大きく設定されている。
そして、転動体35の直径は、中央部44aと側部44
b,44cとの間の中間部44dと、外輪31aの内周
面31dの間隔の長さと等しく設定されている。
【0057】サポート部材36は、樹脂材よりなり、リ
ングプレート45と、図4に示すように、各転動体35
を回転可能にかつ略平行に保持すべく、リングプレート
45から軸線方向に延びる3つのローラサポート46と
を備える。ローラサポート46は、リングプレート45
に等角度間隔で配設される。
【0058】各ローラサポート46は、リングプレート
45から軸線方向に延びる一対の保持板46aと、両保
持板46aの先端同士を連結する連結体46bとを備え
る。両保持板46aの配置間隔は転動体35の直径より
若干大きく設定され、リングプレート46と連結体46
bの間隔は転動体35の軸線方向長さより若干大きく設
定されている。そして、転動体35は、両保持板46a
間で且つリングプレート45と連結体46bとの間で回
転可能に、リングプレート45の周方向に対して移動不
能に、リングプレート45の径方向に移動可能に保持さ
れる。
【0059】ここで、各部材35,38,43,46の
形状は、図9に示すように、突設部38の一側面38b
が係合凸部43の第1当接面43bと当接し、開口部4
2の第1面42aがローラサポート46と当接した状態
で、転動体35が制御面44の中央部44aと対応した
位置に配置されるように設定されている。
【0060】又、各部材35,38,43,46の形状
は、突設部38の他側面38cが係合凸部43の第2当
接面43dと当接し、開口部42の第2面42bがロー
ラサポート46と当接した状態で、転動体35が制御面
44の中央部44aと対応した位置に配置されるように
設定されている。
【0061】カバープレート37は、樹脂製の環状のプ
レートであって、リングプレート45と摺接可能にクラ
ッチハウジング31の外輪31aに内嵌されている。上
記のように構成されたモータ1(クラッチ30)は、以
下のように動作する。
【0062】モータ本体2が駆動され回転軸6が図8の
反時計回り方向(矢印X方向)に回転されると、回転軸
6と共に駆動側回転体32が同方向(矢印X方向)に一
体回転する。そして、図9に示すように、突設部38の
一側面38bが係合凸部43の第1当接面43bと当接
し、開口部42の第1面42aがローラサポート46と
当接すると、転動体35が制御面44の中央部44aと
対応した位置(以下、中立位置という)に配置される。
【0063】尚、突設部38の一側面38bが第1当接
面43bに当接する前に、緩衝部39bの一側面39d
が係合凸部43の第1緩衝面43aに先に接触するた
め、該当接時の衝撃は小さくなる。
【0064】この中立状態では、転動体35は係合凸部
43の制御面44と外輪31aの内周面31dにて挟持
されないため、係合凸部43を備えた従動側回転体34
はクラッチハウジング31に対して回転可能となる。従
って、駆動側回転体32が更に反時計回り方向に回転す
ると、その回転力が突設部38から従動側回転体34に
伝達され、従動側回転体34が連れ回りする。尚、この
とき転動体35には開口部42の第1面42aから同方
向(矢印X方向)の回転力が伝達され、転動体35は同
方向に移動する。
【0065】逆に、回転軸6が図8の時計回り方向(矢
印Y方向)に回転されると、上記と同様に、突設部38
により転動体35が中立位置に配置される。この状態で
は、転動体35は係合凸部43の制御面44と外輪31
aの内周面31dにて挟持されないため、係合凸部43
を備えた従動側回転体34はクラッチハウジング31に
対して回転可能となる。従って、駆動側回転体32の回
転力が突設部38から従動側回転体34に伝達され、従
動側回転体34が連れ回りする。
【0066】すると、従動側回転体34と共にウォーム
軸23が回転し、その回転に応じてウォームホイール2
4及び出力軸25が回転する。一方、モータ1が停止し
ている状態で、出力軸25側に負荷がかかると、その負
荷は従動側回転体34を回動させようとする。そして、
従動側回転体34が図8の時計回り方向(矢印Y方向)
に回転されると、転動体35は係合凸部43の制御面4
4の側部44b側(中間部44d側)に相対移動する。
やがて、図10に示すように、転動体35が中間部44
dまで相対移動すると、転動体35は、制御面44と外
輪31aの内周面31dで挟持される(ロック状態とな
る)。そして、外輪31aが固定されているため、従動
側回転体34のそれ以上の回転は阻止され、駆動側回転
体32を連れ回りさせることはない。
【0067】逆に、従動側回転体34が図8の反時計回
り方向(矢印X方向)に回転されると、駆動側回転体3
2が停止しているため、転動体35は係合凸部43の制
御面44の側部44c側(中間部44d側)に相対移動
する。やがて、転動体35が中間部44dまで相対移動
すると、転動体35は、制御面44と外輪31aの内周
面31dで挟持される(ロック状態となる)。そして、
外輪31aが固定されているため、従動側回転体34の
それ以上の回転は阻止され、駆動側回転体32も回転し
ない。
【0068】このように、出力軸25側に大きな負荷を
かけても、従動側回転体34の回転は阻止される。上記
のように構成されたモータ1は以下のように組み付けら
れる。
【0069】図2に示すように、まずヨークハウジング
4にアーマチャ7やブラシホルダ9等のモータ本体2の
構成部品を組み付ける。又、ギヤハウジング21にウォ
ーム軸23やウォームホイール24等の減速部3の構成
部品を組み付け、該減速部3にクラッチ30を組み付け
る。
【0070】次に、ヨークハウジング4の貫通孔4b,
4cにギヤハウジング21の嵌挿凸部21c,21dを
嵌挿し、図示しないネジによりヨークハウジング4とギ
ヤハウジング21をネジ止めする。
【0071】この両ハウジング4,21の組み付け時、
先ずヨークハウジング4側の第1係合凸部12,13と
ギヤハウジング21側の第2係合凸部26,27を係合
させて回転軸6とウォーム軸23を同心軸上に位置決め
保持する。
【0072】そして、図6に示すように、回転軸6の2
面巾凸部6aと駆動側回転体32の2面巾孔32dの相
対的な回転方向位置が所定位置でないとき、ヨークハウ
ジング4とギヤハウジング21を組み付ける方向に付勢
した状態で、外部電源から給電部9bに電流を供給して
回転軸6を所定方向(本実施の形態では、回転軸6側か
ら見て時計回り方向)に回転駆動する。すると、2面巾
凸部6aが傾斜面32e,32fにより2面巾孔32d
内に引き込まれるように嵌挿(連結)される。又、この
とき2面巾凸部6aは、傾斜面32e,32fの下側
(図6の下側)まで誘導され、2面巾孔32dと相対的
な回転方向位置が所定位置となる。そして、更に所定方
向に回転しても、2面巾凸部6aは、傾斜面32e,3
2fを形成することで形成される傾斜面32e,32f
の上部と対応した規制部としての周方向壁面32h(図
5の(b),(c)参照)と周方向に係合するため、所
定位置が保持され、確実に2面巾孔32dに嵌挿され
る。
【0073】次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以
下に記載する。 (1)前述したように、図2に示す状態において、第1
係合凸部12,13と第2係合凸部26,27間距離A
は、2面巾凸部6aと2面巾孔32d間距離Bより短く
設定されている。従って、両ハウジング4,21の組み
付け時、先ず第1係合凸部12,13と第2係合凸部2
6,27が係合して回転軸6とウォーム軸23が同心軸
上に位置決めされる。このように、2面巾凸部6aと2
面巾孔32dを連結する前に、回転軸6とウォーム軸2
3が同心軸上に位置決めされるため、その組み付け作業
が容易となる。これにより、その組み付け時間を短縮す
ることができる。
【0074】(2)回転軸6及びウォーム軸23が同心
軸上に位置決めされた状態で、2面巾凸部6aと2面巾
孔32dの相対的な回転方向位置が所定位置でないと
き、図6に示すように、ヨークハウジング4とギヤハウ
ジング21を組み付ける方向に付勢した状態で、回転軸
6(2面巾凸部6a)を所定方向(回転軸6側から見て
時計回り方向)に回転駆動することで、2面巾凸部6a
を2面巾孔32dに嵌挿させるようにした。従って、2
面巾凸部6aを2面巾孔32dに嵌挿する組み付け作業
が容易となる。
【0075】(3)回転軸6(2面巾凸部6a)と駆動
側回転体32が同心軸上に配置されたときの2面巾凸部
6aの回転軌跡範囲と軸線方向に重なる2面巾孔32d
の開口部の面には、所定の周方向(時計回り方向)に向
かうほど該孔32dの奥に向かう傾斜面32e,32f
を形成した。従って、前述したように、回転軸6(2面
巾凸部6a)を所定方向に回転駆動したとき、2面巾凸
部6aが傾斜面32e,32fにより2面巾孔32d内
に引き込まれるように嵌挿(連結)される。又、このと
き傾斜面32e,32fの下側(図6の下側)まで誘導
され、2面巾孔32dと相対的な回転方向位置が所定位
置となった2面巾凸部6aは、更に所定方向に回転して
も、傾斜面32e,32fの上部と対応した周方向壁面
32h(図5の(b),(c)参照)と周方向に係合す
るため、所定位置が保持され、確実に2面巾孔32dに
嵌挿される。
【0076】(4)2面巾孔32dの開口部には、内側
に向かうほど2面巾孔32dの奥側に向かうテーパ面3
2gを形成したため、回転軸6(2面巾凸部6a)とウ
ォーム軸23(2面巾孔32d)が同心軸上から若干ず
れていても、ヨークハウジング4とギヤハウジング21
を組み付ける方向に付勢したとき、2面巾凸部6aはテ
ーパ面32gにより2面巾孔32dと同心軸上となるよ
うに誘導される。従って、第1係合凸部12,13や第
2係合凸部26,27が高度な精度を必要としない。
【0077】(5)一方の第1係合凸部12は、他方の
第1係合凸部13より高く(図1及び図2中、下側
に)、一方の第2係合凸部26は、他方の第2係合凸部
27より低く(図1及び図2中、上側に)突出している
ため、第1係合凸部12,13に第2係合凸部26,2
7を傾斜させながら係合させる等、その組み付け自由度
が広がる。よって、その組み付け作業が容易となる。
【0078】(6)第1係合凸部12,13を、ブラシ
10を保持するブラシホルダ9に形成したため、第1係
合凸部12,13が部品点数を増加させない。又、樹脂
にて形成されるため、材料費が増大しない。
【0079】上記実施の形態は、以下のように変更して
実施してもよい。 ・上記実施の形態では、ヨークハウジング4側に第1係
合部として一対の第1係合凸部12,13を設け、ギヤ
ハウジング21側に第2係合部として一対の第2係合凸
部26,27を設けたが、両ハウジング4,21の組み
付け時、2面巾凸部6aと2面巾孔32dが係合する前
に、係合して回転軸6(2面巾凸部6a)とウォーム軸
23(2面巾孔32d)を同心軸上に位置決めできれ
ば、その数、形状をどのように変更してもよい。例え
ば、第1係合部と第2係合部を4つの凸部と4つの凹部
としてもよい。このようにしても上記実施の形態の効果
と同様の効果を得ることができる。
【0080】・上記実施の形態では、一方の第1係合凸
部12は、他方の第1係合凸部13より高く(図1及び
図2中、下側に)、一方の第2係合凸部26は、他方の
第2係合凸部27より低く(図1及び図2中、上側に)
突出しているとしたが、一対の第1係合凸部12,1
3、及び一対の第2係合凸部26,27をそれぞれ同じ
高さの凸部としてもよい。このようにしても上記実施の
形態の効果(1)〜(4),(6)と同様の効果を得る
ことができる。
【0081】・上記実施の形態では、回転軸6に第1連
結部(嵌合凸部)としての2面巾凸部6aを設け、クラ
ッチ30の駆動側回転体32に第2連結部(嵌合凹部)
としての2面巾孔32dを設けたが、第1及び第2連結
部は、相対的な回転方向位置が所定位置の状態で軸線方
向に連結可能で、連結された状態で回転方向に係合し相
対回動不能となるものであればどのように変更してもよ
い。例えば、回転軸6に外周に多数の略三角形状の歯を
有する第1連結部としてのセレーション凸部を設け、駆
動側回転体32に内周に多数の略三角形状の歯溝を有す
る第2連結部としてのセレーション凹部を設けてもよ
い。又、例えば、回転軸6に断面D字状の第1連結部と
してのD字凸部を設け、駆動側回転体32に断面D字状
の第2連結部としてのD字凹部を設けてもよい。このよ
うにしても上記実施の形態の効果(1),(2),
(5),(6)と同様の効果を得ることができる。又、
これらの場合、回転軸6と駆動側回転体32が同心軸上
に配置されたときの第1連結部(セレーション凸部、D
字凸部)の回転軌跡範囲と軸線方向に重なる第2連結部
(セレーション凹部、D字凹部)の開口部の面に、所定
の周方向に向かうほど該凹部の奥に向かう傾斜面を形成
してもよい。このようにすると、更に上記実施の形態の
効果(3)と同様の効果を得ることができる。
【0082】・上記実施の形態では、減速部3にクラッ
チ30を固定し、そのクラッチ30に設けられウォーム
軸23と連結される駆動側回転体32に第2連結部(嵌
合凹部)としての2面巾孔32dを設けたが、クラッチ
30を備えないモータの場合、ウォーム軸23に直接、
回転軸6の2面巾凸部6aと対応した2面巾凹部を第2
連結部として形成する等適宜変更してもよい。又、クラ
ッチ30に換えてウォーム軸23に遊星歯車装置等の連
結装置が連結される場合、その連結装置の回転軸6との
連結部分に2面巾孔を形成し第2連結部とする等適宜変
更してもよい。勿論、クラッチ30(連結装置)を予め
モータ本体2に固定してもよく、その場合、その連結装
置のウォーム軸23との連結部分を第1連結部とし、ウ
ォーム軸23の連結装置との連結部分を第2連結部とす
る。このようにしても上記実施の形態の効果と同様の効
果を得ることができる。
【0083】・上記実施の形態では、ヨークハウジング
4とギヤハウジング21を組み付ける方向に付勢した状
態で、回転軸6を所定方向に回転駆動することで、2面
巾凸部6aと2面巾孔32dの相対的な回転方向位置を
所定位置として該凸部6aを該孔32dに嵌挿させるよ
うにしたが、回転軸6及びウォーム軸23を同心軸上に
位置決めした状態で、手作業で2面巾凸部6aと2面巾
孔32dの相対的な回転方向位置を所定位置として該凸
部6aを該孔32dに嵌挿してもよい。このようにして
も、上記実施の形態の効果(1),(5),(6)と同
様の効果を得ることができる。
【0084】・上記実施の形態では、回転軸6(2面巾
凸部6a)と駆動側回転体32が同心軸上に配置された
ときの2面巾凸部6aの回転軌跡範囲と軸線方向に重な
る2面巾孔32dの開口部の面には、所定の周方向に向
かうほど該孔32dの奥に向かう傾斜面32e,32f
を形成したが、この傾斜面32e,32fを形成しなく
てもよい。このようにしても上記実施の形態の効果
(1),(2),(5),(6)と同様の効果を得るこ
とができる。
【0085】・上記実施の形態では、傾斜面32e,3
2f及び2面巾孔32dの周囲に、傾斜面32e,32
f及び2面巾孔32dに向かうほど2面巾孔32dの奥
側に向かうテーパ面32gを形成したが、このテーパ面
32gを形成しなくてもよい。このようにしても上記実
施の形態の効果(1)〜(3),(5),(6)と同様
の効果を得ることができる。
【0086】・上記実施の形態では、第1係合凸部1
2,13をブラシ10を保持するブラシホルダ9に形成
したが、第1係合凸部12,13は例えばブラシホルダ
9に他の部材を固定して設けたり、ヨークハウジング4
から延設させたり、他の構成に変更してもよい。このよ
うにしても上記実施の形態の効果(1)〜(6)と同様
の効果を得ることができる。勿論、第2係合凸部26,
27も同様の機能を有すれば他の構成に変更してもよ
い。
【0087】上記実施の形態から把握できる請求項記載
以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記
載する。 (イ)請求項1乃至6のいずれかに記載のモータにおい
て、前記第1係合部を、前記ヨークハウジングに固定さ
れ電源供給用ブラシ(10)を保持する樹脂部(9)に
形成したことを特徴とするモータ。このようにすると、
第1係合部は、ヨークハウジングに固定され電源供給用
ブラシを保持する樹脂部に形成される。よって、第1係
合部が部品点数を増加させない。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜6に記
載の発明によれば、組み付け時に、モータ本体の回転軸
と、減速部のウォーム軸とを容易に連結することができ
るモータを提供することができる。
【0089】請求項7〜9に記載の発明によれば、組み
付け時に、モータ本体の回転軸と、減速部のウォーム軸
とを容易に連結することができるモータその製造方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のモータの要部断面図。
【図2】本実施の形態のモータの要部分解断面図。
【図3】本実施の形態のモータ本体を軸線方向から見た
説明図。
【図4】本実施の形態のクラッチの分解斜視図。
【図5】(a)本実施の形態の2面巾孔を説明するため
の説明図。(b)(a)のD−D断面図。(c)(a)
のE−E断面図。
【図6】本実施の形態の2面巾凸部及び2面巾孔を説明
するための斜視図。
【図7】本実施の形態のクラッチを説明するための断面
図。
【図8】本実施の形態のクラッチを説明するための説明
図。
【図9】本実施の形態のクラッチの動作を説明するため
の説明図。
【図10】本実施の形態のクラッチの動作を説明するた
めの説明図。
【符号の説明】
2…モータ本体、3…減速部、4…ヨークハウジング、
6…回転軸、12,13…第1係合凸部、21…ギヤハ
ウジング、23…ウォーム軸、26,27…第2係合凸
部、30…クラッチ、6a…2面巾凸部、32d…2面
巾孔、32e,32f…傾斜面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J009 DA13 EA06 EA19 EA32 EB20 ED06 FA04 FA14 FA30 5H607 AA12 BB01 BB14 CC01 CC03 CC05 CC09 DD03 DD07 DD08 FF01 5H615 AA01 BB01 BB14 PP24 PP26 PP28

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨークハウジング(4)と、そのヨーク
    ハウジングに対して支持され回転駆動される回転軸
    (6)とを有するモータ本体(2)と、 ギヤハウジング(21)と、そのギヤハウジングに対し
    て支持され前記回転軸と同心軸上に連結されるウォーム
    軸(23)とを有する減速部(3)とを備えたモータに
    おいて、 前記ヨークハウジングと前記ギヤハウジングの組み付け
    時、前記回転軸側の第1連結部(6a)とウォーム軸側
    の第2連結部(32d)が係合する前に係合し、前記回
    転軸及び前記ウォーム軸を同心軸上に位置決めするため
    の第1係合部(12,13)を前記ヨークハウジング側
    に、第2係合部(26,27)を前記ギヤハウジング側
    に設けたことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータにおいて、 前記第1連結部は、嵌合凸部又は嵌合凹部であり、 前記第2連結部は、嵌合凹部又は嵌合凸部であり、 前記嵌合凹部の開口側には、前記回転軸と前記ウォーム
    軸を同心軸上に位置決めして、前記ヨークハウジングと
    前記ギヤハウジングが組み付けられる方向に付勢されて
    いる状態で、前記嵌合凸部と前記嵌合凹部を相対回動さ
    せ、該嵌合凸部と該嵌合凹部の相対的な回転方向位置が
    所定位置となったとき、該嵌合凸部と該嵌合凹部の相対
    回動を規制する規制部(32h)を形成したことを特徴
    とするモータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のモータにおいて、 前記規制部は、前記回転軸及び前記ウォーム軸が同心軸
    上に配置されたときの前記嵌合凸部の回転軌跡範囲と軸
    線方向に重なる前記嵌合凹部の開口部の面に、所定の周
    方向に向かうほど該嵌合凹部の底側に向かう傾斜面(3
    2e,32f)を形成することで形成される周方向壁面
    であることを特徴とするモータ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載のモータにおい
    て、 前記嵌合凹部の開口部には、内側に向かうほど該嵌合凹
    部の底側に向かうテーパ面(32g)を形成したことを
    特徴とするモータ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    モータにおいて、 前記第1係合部は、前記ヨークハウジング側から回転軸
    線方向に突出する一対の第1係合凸部であり、 前記第2係合部は、前記ギヤ側からウォーム軸線方向に
    突出し、前記一対の第1係合凸部とそれぞれ係合した状
    態で前記回転軸及び前記ウォーム軸を同心軸上に位置決
    めする一対の第2係合凸部であり、 前記一対の第1係合凸部、及び前記一対の第2係合凸部
    の少なくとも一方は、先端の軸線方向位置が異なること
    を特徴とするモータ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5に記載のモータにおい
    て、 前記減速部には、前記ウォーム軸と連結され、前記第2
    連結部を有し、前記回転軸と連結された状態で該回転軸
    から該ウォーム軸に回転を伝達するとともに、該ウォー
    ム軸から該回転軸への回転伝達を阻止するクラッチ(3
    0)を設けたことを特徴とするモータ。
  7. 【請求項7】 モータ本体(2)のヨークハウジング
    (4)と減速部(3)のギヤハウジング(21)との組
    み付け時、前記ヨークハウジングに対して支持され回転
    駆動される回転軸(6)と前記ギヤハウジングに対して
    支持されたウォーム軸(23)とを同心軸上に連結する
    モータの製造方法において、 前記ヨークハウジングと前記ギヤハウジングの組み付け
    時、先ず前記ヨークハウジング側に設けられた第1係合
    部(12,13)と、前記ギヤハウジング側に設けられ
    た第2係合部(26,27)を係合させて前記回転軸及
    び前記ウォーム軸を同心軸上に位置決めし、該第1及び
    第2係合部にて該同心軸上を保持させたまま前記回転軸
    側の第1連結部(6a)と前記ウォーム軸側の第2連結
    部(32d)とを連結させることを特徴とするモータの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のモータの製造方法にお
    いて、 前記回転軸及び前記ウォーム軸を同心軸上に位置決めし
    た状態で、前記第1及び第2連結部の相対的な回転方向
    位置が所定位置でないとき、前記ヨークハウジングと前
    記ギヤハウジングを組み付ける方向に付勢した状態で、
    前記回転軸を回転駆動することにより第1及び第2連結
    部を連結することを特徴とするモータの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のモータの製造方法にお
    いて、 前記第1連結部は、嵌合凸部又は嵌合凹部であり、 前記第2連結部は、嵌合凹部又は嵌合凸部であり、 前記回転軸及び前記ウォーム軸が同心軸上に配置された
    ときの前記嵌合凸部の回転軌跡範囲と軸線方向に重なる
    前記嵌合凹部の開口部の面には、所定の周方向に向かう
    ほど該嵌合凹部の底側に向かう傾斜面(32e,32
    f)が形成されたことを特徴とするモータ。
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