JP2001124402A - 空気調和機室内機の空気吹出口 - Google Patents
空気調和機室内機の空気吹出口Info
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- JP2001124402A JP2001124402A JP30214499A JP30214499A JP2001124402A JP 2001124402 A JP2001124402 A JP 2001124402A JP 30214499 A JP30214499 A JP 30214499A JP 30214499 A JP30214499 A JP 30214499A JP 2001124402 A JP2001124402 A JP 2001124402A
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- Japan
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- lower blade
- air outlet
- indoor unit
- air conditioner
- air
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷房運転時に上下羽根を駆動するステッピン
グモーターへの結露を防止し、上下羽根の左右の隙間を
均一にし、風のよどみを防止する。 【解決手段】 空気吹出口に上下方向に回動可能に軸支
され、風向きを垂直方向に変化させる風向上下羽根を備
え、その風向上下羽根が左右軸端でステッピングモータ
ーに連結されるとともに、前記上下羽根軸の軸受けをリ
ング状にする。
グモーターへの結露を防止し、上下羽根の左右の隙間を
均一にし、風のよどみを防止する。 【解決手段】 空気吹出口に上下方向に回動可能に軸支
され、風向きを垂直方向に変化させる風向上下羽根を備
え、その風向上下羽根が左右軸端でステッピングモータ
ーに連結されるとともに、前記上下羽根軸の軸受けをリ
ング状にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機室内機
の空気吹出口の形状に関し、冷房運転時に上下羽根を駆
動するステッピングモーターへの結露を防止し、上下羽
根の左右の隙間を均一にし、風のよどみを防止すること
によって風量を安定化させる。
の空気吹出口の形状に関し、冷房運転時に上下羽根を駆
動するステッピングモーターへの結露を防止し、上下羽
根の左右の隙間を均一にし、風のよどみを防止すること
によって風量を安定化させる。
【0002】
【従来の技術】空気調和機室内機101の冷房運転時、
空気吹出口102の近傍で上下羽根103を駆動するス
テッピングモーター104の結露を防止するために、図
4に示したように冷気が漏れる上下羽根軸105と吹出
口左右に設けた穴状の軸受け106とのクリアランスを
つめるか、ステッピングモーターを断熱材で冷気から遮
断する方法を行っていた。
空気吹出口102の近傍で上下羽根103を駆動するス
テッピングモーター104の結露を防止するために、図
4に示したように冷気が漏れる上下羽根軸105と吹出
口左右に設けた穴状の軸受け106とのクリアランスを
つめるか、ステッピングモーターを断熱材で冷気から遮
断する方法を行っていた。
【0003】また図5に示したように、上下羽根の左右
の隙間107は羽根が吹出口に当たらないように大きく
取られていた。
の隙間107は羽根が吹出口に当たらないように大きく
取られていた。
【0004】また図6に示したように、風量安定のため
にはその都度断熱材108等を貼り付けてよどみを無く
していた。
にはその都度断熱材108等を貼り付けてよどみを無く
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術においては、次のような問題点があった。
術においては、次のような問題点があった。
【0006】まず、上下羽根軸と吹出口穴状軸受けのク
リアランスを詰めることは上下羽根の駆動時の摩擦を増
大させ駆動が困難になる可能性がある。また、ステッピ
ングモーターを断熱材で冷気から遮断するのはスペース
上の制約を受け、部品点数を増加させてしまう。
リアランスを詰めることは上下羽根の駆動時の摩擦を増
大させ駆動が困難になる可能性がある。また、ステッピ
ングモーターを断熱材で冷気から遮断するのはスペース
上の制約を受け、部品点数を増加させてしまう。
【0007】また、上下羽根の左右の吹出口との隙間を
小さくすることは上下羽根と吹出口が当たる可能性を増
加させてしまう。
小さくすることは上下羽根と吹出口が当たる可能性を増
加させてしまう。
【0008】また、風量安定のための断熱材を貼り付け
ては部品点数及び貼り付け工数を増加させてしまう。
ては部品点数及び貼り付け工数を増加させてしまう。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、ステッピングモーターの結露を防止するため
には、上下羽根軸と軸受けとのクリアランスを詰めるこ
となく、またステッピングモーター周りを空間を大きく
したり、部品点数を増大させることなく実現する。
のであり、ステッピングモーターの結露を防止するため
には、上下羽根軸と軸受けとのクリアランスを詰めるこ
となく、またステッピングモーター周りを空間を大きく
したり、部品点数を増大させることなく実現する。
【0010】また、上下羽根の左右の隙間を縮めながら
上下羽根と吹出口の当たりを最小にすることを実現す
る。
上下羽根と吹出口の当たりを最小にすることを実現す
る。
【0011】また、風量安定を断熱材等を貼り付けるこ
と無く実現した空気調和機室内機の空気吹出口の形状を
提供することを目的とする。
と無く実現した空気調和機室内機の空気吹出口の形状を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題のうちのステッ
ピングモーターの結露を防止するためには、本発明の請
求項1に記載の室内機内部に、室内熱交換器と、送風フ
ァンと、空気吹出口に上下方向に回動可能に軸支され、
風向きを垂直方向に変化させる風向上下羽根を備え、上
記風向上下羽根が、左右軸端でステッピングモーターに
連結され、上記上下羽根軸の軸受けをリング状にしたこ
とを特徴とする。
ピングモーターの結露を防止するためには、本発明の請
求項1に記載の室内機内部に、室内熱交換器と、送風フ
ァンと、空気吹出口に上下方向に回動可能に軸支され、
風向きを垂直方向に変化させる風向上下羽根を備え、上
記風向上下羽根が、左右軸端でステッピングモーターに
連結され、上記上下羽根軸の軸受けをリング状にしたこ
とを特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載の上下羽根軸の軸受
け近傍にリング状の突起を有することを特徴とする。
け近傍にリング状の突起を有することを特徴とする。
【0014】また、請求項3に記載の上下羽根軸受け近
傍の吹出グリルに遮蔽リブを有することを特徴とする。
傍の吹出グリルに遮蔽リブを有することを特徴とする。
【0015】次課題の上下羽根の左右の吹出口との隙間
を小さくすることは上下羽根と吹出口が当たる可能性を
増加させることを防止するためには、本発明の請求項2
に記載の上下羽根軸の軸受け近傍にリング状の突起を有
することを特徴とする。
を小さくすることは上下羽根と吹出口が当たる可能性を
増加させることを防止するためには、本発明の請求項2
に記載の上下羽根軸の軸受け近傍にリング状の突起を有
することを特徴とする。
【0016】次課題の風量安定のための断熱材を貼り付
けては部品点数及び貼り付け工数を増加させることを防
止するためには、本発明の請求項3に記載の上下羽根軸
受け近傍の吹出グリルに遮蔽リブを有することを特徴と
する。
けては部品点数及び貼り付け工数を増加させることを防
止するためには、本発明の請求項3に記載の上下羽根軸
受け近傍の吹出グリルに遮蔽リブを有することを特徴と
する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0018】図1は、本発明の空気調和機室内機の空気
吹出口の左部分を拡大した斜視図である。図1におい
て、1は上下羽根、2は吹出グリル、3は空気吹出口、
4は上下羽根軸、5はリング状の上下羽根軸受け、6は
上下羽根駆動用ステッピングモーターである。
吹出口の左部分を拡大した斜視図である。図1におい
て、1は上下羽根、2は吹出グリル、3は空気吹出口、
4は上下羽根軸、5はリング状の上下羽根軸受け、6は
上下羽根駆動用ステッピングモーターである。
【0019】図2は、本発明の空気調和機室内機の空気
吹出口の左部分を拡大した正面図及び斜視図である。図
2において、7は上下羽根軸で軸受け近傍に設けられた
リング状の突起である。
吹出口の左部分を拡大した正面図及び斜視図である。図
2において、7は上下羽根軸で軸受け近傍に設けられた
リング状の突起である。
【0020】図3は、本発明の空気調和機室内機の空気
吹出口の左部分を拡大した斜視図である。図3におい
て、8は上下羽根軸受け近傍の吹出グリルに設けた遮蔽
リブである。
吹出口の左部分を拡大した斜視図である。図3におい
て、8は上下羽根軸受け近傍の吹出グリルに設けた遮蔽
リブである。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、下記の効果を奏する。
ているため、下記の効果を奏する。
【0022】本発明の請求項1に記載の室内機内部に、
室内熱交換器と、送風ファンと、空気吹出口に上下方向
に回動可能に軸支され、風向きを垂直方向に変化させる
風向上下羽根を備え、上記風向上下羽根が、左右軸端で
ステッピングモーターに連結され、上記上下羽根軸の軸
受けをリング状にすることにより、単に上下羽根軸と吹
出グリルの穴状軸受けのクリアランスを詰めて冷気の漏
れを防止する効果をリング状の軸受けにすることより得
られ、かつ駆動時の摩擦の増大をクリアランスを詰める
場合よりも低減させる効果を奏する。
室内熱交換器と、送風ファンと、空気吹出口に上下方向
に回動可能に軸支され、風向きを垂直方向に変化させる
風向上下羽根を備え、上記風向上下羽根が、左右軸端で
ステッピングモーターに連結され、上記上下羽根軸の軸
受けをリング状にすることにより、単に上下羽根軸と吹
出グリルの穴状軸受けのクリアランスを詰めて冷気の漏
れを防止する効果をリング状の軸受けにすることより得
られ、かつ駆動時の摩擦の増大をクリアランスを詰める
場合よりも低減させる効果を奏する。
【0023】また、請求項2に記載の上下羽根軸の軸受
け近傍にリング状の突起を有することにより、従来羽根
端と吹出グリルの接触を防止するために左右方向の隙間
を大きく設けていたのに対し、吹出グリルとの接触がリ
ング先端の線接触になるため摩擦抵抗が低減され、上下
羽根と吹出グリルとの左右方向の隙間を詰められる効果
を奏する。
け近傍にリング状の突起を有することにより、従来羽根
端と吹出グリルの接触を防止するために左右方向の隙間
を大きく設けていたのに対し、吹出グリルとの接触がリ
ング先端の線接触になるため摩擦抵抗が低減され、上下
羽根と吹出グリルとの左右方向の隙間を詰められる効果
を奏する。
【0024】また、請求項3に記載の上下羽根軸受け近
傍の吹出グリルに遮蔽リブを有することにより、従来風
量安定のために吹出グリルに貼り付けていた断熱材を使
用することなく同じ効果を奏する。
傍の吹出グリルに遮蔽リブを有することにより、従来風
量安定のために吹出グリルに貼り付けていた断熱材を使
用することなく同じ効果を奏する。
【0025】また、請求項4に記載の上記請求項1,2
及び3を有することにより上記課題を同時に解決し補完
し合う効果を奏する。
及び3を有することにより上記課題を同時に解決し補完
し合う効果を奏する。
【図1】本発明の空気調和機室内機の空気吹出口の左部
分を拡大した斜視図
分を拡大した斜視図
【図2】本発明の空気調和機室内機の空気吹出口の左部
分を拡大した正面図及び斜視図
分を拡大した正面図及び斜視図
【図3】本発明の空気調和機室内機の空気吹出口の左部
分を拡大した斜視図
分を拡大した斜視図
【図4】従来の本発明の空気調和機室内機の空気吹出口
の左部分を拡大した斜視図
の左部分を拡大した斜視図
【図5】上下羽根を閉じた従来の本発明の空気調和機室
内機の正面図と左吹出口の拡大図
内機の正面図と左吹出口の拡大図
【図6】上下羽根を開いた従来の本発明の空気調和機室
内機の正面図と左吹出口の拡大図
内機の正面図と左吹出口の拡大図
1 上下羽根 2 吹出グリル 3 空気吹出口 4 上下羽根軸 5 リング状の上下羽根軸受け 6 上下羽根駆動用ステッピングモーター 7 上下羽根軸で軸受け近傍に設けられたリング状の突
起 8 上下羽根軸受け近傍の吹出グリルに設けた遮蔽リブ 9 風量安定用吹出グリル貼り付け断熱材
起 8 上下羽根軸受け近傍の吹出グリルに設けた遮蔽リブ 9 風量安定用吹出グリル貼り付け断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 大意 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BG06 BH04 3L081 AA02 AA09 AB05 FA07 FB01 FB06 HA01 HB06
Claims (4)
- 【請求項1】 室内機内部に、室内熱交換器と、送風フ
ァンと、空気吹出口である吹出グリルに上下方向に回動
可能に軸支され、風向きを垂直方向に変化させる風向上
下羽根を備え、上記風向上下羽根が、左右軸端でステッ
ピングモーターに連結され、上記上下羽根軸の軸受けを
リング状にした空気調和機室内機の空気吹出口。 - 【請求項2】 上記上下羽根軸の軸受け近傍にリング状
の突起を有する空気調和機室内機の空気吹出口。 - 【請求項3】 上記上下羽根軸受け近傍の吹出グリルに
遮蔽リブを有する空気調和機室内機の空気吹出口。 - 【請求項4】 上記請求項1,2及び3を有する空気調
和機室内機の空気吹出口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30214499A JP2001124402A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 空気調和機室内機の空気吹出口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30214499A JP2001124402A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 空気調和機室内機の空気吹出口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001124402A true JP2001124402A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17905445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30214499A Pending JP2001124402A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 空気調和機室内機の空気吹出口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001124402A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015124951A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
WO2020183685A1 (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置の室内機及び空気調和装置 |
-
1999
- 1999-10-25 JP JP30214499A patent/JP2001124402A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015124951A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
WO2020183685A1 (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置の室内機及び空気調和装置 |
JPWO2020183685A1 (ja) * | 2019-03-14 | 2021-10-14 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置の室内機及び空気調和装置 |
JP7076628B2 (ja) | 2019-03-14 | 2022-05-27 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置の室内機及び空気調和装置 |
US12031743B2 (en) | 2019-03-14 | 2024-07-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Indoor unit of air-conditioning apparatus having vane shaft connection mechanism and air-conditioning apparatus having vane shaft connection mechanism |
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