JP2001089615A - 回転成形用ポリエチレン樹脂組成物およびその組成物を用いた回転成形体 - Google Patents
回転成形用ポリエチレン樹脂組成物およびその組成物を用いた回転成形体Info
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- JP2001089615A JP2001089615A JP2000194925A JP2000194925A JP2001089615A JP 2001089615 A JP2001089615 A JP 2001089615A JP 2000194925 A JP2000194925 A JP 2000194925A JP 2000194925 A JP2000194925 A JP 2000194925A JP 2001089615 A JP2001089615 A JP 2001089615A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】本発明の回転成形用ポリエチレン樹脂組成
物は、密度が0.880〜0.930g/cm3、MFRが0.01〜5g/10
分であるエチレン・α- オレフィン共重合体(A)と、密
度が0.931〜0.974g/cm3、MFRが0.5〜20g/10分である
エチレン単独重合体またはエチレン・α- オレフィン共
重合体(B)とを含有してなり、両成分の重量比((A)/(B))
が10/90〜50/50であり、かつ両成分からなるブレンド物
の密度が0.920〜0.960g/cm3、MFRが1〜10g/10分であ
る。成分(A)がメタロセン系オレフィン重合用触媒を用
いて調製された共重合体であり、成分(B)がメタロセン
系またはチーグラー系オレフィン重合用触媒を用いて調
製された(共)重合体であることが好ましい。本発明の
回転成形体は、上記ポリエチレン樹脂組成物からなる。 【効果】本発明によれば、回転成形性に優れ、従来のポ
リエチレン回転成形体よりも、さらに耐衝撃性と耐環境
応力亀裂性に優れる回転成形体を調製できる回転成形用
ポリエチレン樹脂組成物およびその組成物を用いた回転
成形体を提供できる。
物は、密度が0.880〜0.930g/cm3、MFRが0.01〜5g/10
分であるエチレン・α- オレフィン共重合体(A)と、密
度が0.931〜0.974g/cm3、MFRが0.5〜20g/10分である
エチレン単独重合体またはエチレン・α- オレフィン共
重合体(B)とを含有してなり、両成分の重量比((A)/(B))
が10/90〜50/50であり、かつ両成分からなるブレンド物
の密度が0.920〜0.960g/cm3、MFRが1〜10g/10分であ
る。成分(A)がメタロセン系オレフィン重合用触媒を用
いて調製された共重合体であり、成分(B)がメタロセン
系またはチーグラー系オレフィン重合用触媒を用いて調
製された(共)重合体であることが好ましい。本発明の
回転成形体は、上記ポリエチレン樹脂組成物からなる。 【効果】本発明によれば、回転成形性に優れ、従来のポ
リエチレン回転成形体よりも、さらに耐衝撃性と耐環境
応力亀裂性に優れる回転成形体を調製できる回転成形用
ポリエチレン樹脂組成物およびその組成物を用いた回転
成形体を提供できる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、回転成形用ポリエチレン
樹脂組成物およびその組成物を用いた回転成形体に関
し、さらに詳しくは、中空成形品、複雑な成形品等たと
えば貯水タンクの製造に適したポリエチレン樹脂組成
物、特に耐衝撃性と耐環境応力亀裂性(ESCR)に優
れる回転成形体の調製が可能な回転成形用ポリエチレン
樹脂組成物、およびその組成物を用いた回転成形体に関
する。
樹脂組成物およびその組成物を用いた回転成形体に関
し、さらに詳しくは、中空成形品、複雑な成形品等たと
えば貯水タンクの製造に適したポリエチレン樹脂組成
物、特に耐衝撃性と耐環境応力亀裂性(ESCR)に優
れる回転成形体の調製が可能な回転成形用ポリエチレン
樹脂組成物、およびその組成物を用いた回転成形体に関
する。
【0002】
【発明の技術的背景】従来より回転成形法を用いてタン
ク、容器、日用品、家具、園芸用品、アウトドアー用品
等の製品が生産されている。これらの生産で使用される
素材としては、機械的強度特性、特に耐衝撃性と耐環境
応力亀裂性(ESCR)に優れていることが要求されて
いる。このような要求に応える回転成形用の素材とし
て、主にポリエチレン樹脂が使用されてきた。
ク、容器、日用品、家具、園芸用品、アウトドアー用品
等の製品が生産されている。これらの生産で使用される
素材としては、機械的強度特性、特に耐衝撃性と耐環境
応力亀裂性(ESCR)に優れていることが要求されて
いる。このような要求に応える回転成形用の素材とし
て、主にポリエチレン樹脂が使用されてきた。
【0003】しかしながら、ポリエチレン樹脂から回転
成形して得られた製品は、耐衝撃性、剛性および耐環境
応力亀裂性のいずれか一つないし二つの物性に優れてい
るものの、すべての物性に優れるポリエチレン樹脂は少
なく、より一層の物性バランスに優れた製品が求められ
ていた。
成形して得られた製品は、耐衝撃性、剛性および耐環境
応力亀裂性のいずれか一つないし二つの物性に優れてい
るものの、すべての物性に優れるポリエチレン樹脂は少
なく、より一層の物性バランスに優れた製品が求められ
ていた。
【0004】本願出願人に係る特開平9−194537
号公報には、密度が0.920〜0.955g/cm3
であり、溶融指数(MFR)が1〜20g/10分であ
り、かつ、分子量分布(Mw/Mn)が2〜3であるエ
チレン・α- オレフィンランダム共重合体からなり、粒
径が30メッシュ以下である回転成形用樹脂が記載され
ている。この樹脂から成形された回転成形体は、特に耐
衝撃性、剛性および耐環境ストレスクラック性(ESC
R)のバランスに優れ、実用上全く問題はない。
号公報には、密度が0.920〜0.955g/cm3
であり、溶融指数(MFR)が1〜20g/10分であ
り、かつ、分子量分布(Mw/Mn)が2〜3であるエ
チレン・α- オレフィンランダム共重合体からなり、粒
径が30メッシュ以下である回転成形用樹脂が記載され
ている。この樹脂から成形された回転成形体は、特に耐
衝撃性、剛性および耐環境ストレスクラック性(ESC
R)のバランスに優れ、実用上全く問題はない。
【0005】しかしながら、この樹脂から成形された回
転成形体に比し、耐衝撃性および耐環境応力亀裂性(E
SCR)が更に優れる回転成形体を提供できるような回
転成形用ポリエチレン樹脂が望まれている。
転成形体に比し、耐衝撃性および耐環境応力亀裂性(E
SCR)が更に優れる回転成形体を提供できるような回
転成形用ポリエチレン樹脂が望まれている。
【0006】そこで、本願発明者らは、その要求に応え
るために鋭意研究し、エチレンと炭素原子数3〜20の
α- オレフィンとからなり、密度(ASTM D 1505)が
0.880〜0.930g/cm3の範囲内にあり、メ
ルトフローレート(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)
が0.01〜5g/10分の範囲内にあるエチレン・α
-オレフィン共重合体(A)と、エチレンまたはエチレ
ンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとからなり、
密度が0.931〜0.974g/cm3の範囲内にあ
り、メルトフローレートが0.5〜20g/10分の範
囲内にあるエチレン単独重合体またはエチレン・α- オ
レフィン共重合体(B)とを特定の重量比で含有してな
り、エチレン・α- オレフィン共重合体(A)とエチレ
ン単独重合体またはエチレン・α- オレフィン共重合体
(B)とからなるブレンド物の密度が0.920〜0.
960g/cm3の範囲内にあり、メルトフローレート
が1〜10g/10分の範囲内にある樹脂組成物を用い
て回転成形することにより、耐衝撃性および耐環境応力
亀裂性に優れるポリエチレン回転成形体が得られること
を見出し、本発明を完成するに至った。
るために鋭意研究し、エチレンと炭素原子数3〜20の
α- オレフィンとからなり、密度(ASTM D 1505)が
0.880〜0.930g/cm3の範囲内にあり、メ
ルトフローレート(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)
が0.01〜5g/10分の範囲内にあるエチレン・α
-オレフィン共重合体(A)と、エチレンまたはエチレ
ンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとからなり、
密度が0.931〜0.974g/cm3の範囲内にあ
り、メルトフローレートが0.5〜20g/10分の範
囲内にあるエチレン単独重合体またはエチレン・α- オ
レフィン共重合体(B)とを特定の重量比で含有してな
り、エチレン・α- オレフィン共重合体(A)とエチレ
ン単独重合体またはエチレン・α- オレフィン共重合体
(B)とからなるブレンド物の密度が0.920〜0.
960g/cm3の範囲内にあり、メルトフローレート
が1〜10g/10分の範囲内にある樹脂組成物を用い
て回転成形することにより、耐衝撃性および耐環境応力
亀裂性に優れるポリエチレン回転成形体が得られること
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
【発明の目的】本発明は、従来のポリエチレン回転成形
体よりも、さらに耐衝撃性と耐環境応力亀裂性(ESC
R)に優れる回転成形体の調製が可能な回転成形用ポリ
エチレン樹脂組成物およびその組成物を用いた回転成形
体を提供することを目的としている。
体よりも、さらに耐衝撃性と耐環境応力亀裂性(ESC
R)に優れる回転成形体の調製が可能な回転成形用ポリ
エチレン樹脂組成物およびその組成物を用いた回転成形
体を提供することを目的としている。
【0008】
【発明の概要】本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹
脂組成物は、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレ
フィンとからなり、密度(ASTM D 1505)が0.880
〜0.930g/cm3の範囲内にあり、メルトフロー
レート(MFR;ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)が
0.01〜5g/10分の範囲内にあるエチレン・α-
オレフィン共重合体(A)と、エチレンまたはエチレン
と炭素原子数3〜20のα- オレフィンとからなり、密
度(ASTM D 1505)が0.931〜0.974g/cm3
の範囲内にあり、メルトフローレート(MFR;ASTM D
1238,190℃、荷重2.16kg)が0.5〜20g/10分
の範囲内にあるエチレン単独重合体またはエチレン・α
- オレフィン共重合体(B)とを含有してなる樹脂組成
物であり、該樹脂組成物中におけるエチレン・α- オレ
フィン共重合体(A)とエチレン単独重合体またはエチ
レン・α- オレフィン共重合体(B)との重量比
((A)/(B))が10/90〜50/50であり、
かつ、エチレン・α- オレフィン共重合体(A)とエチ
レン単独重合体またはエチレン・α- オレフィン共重合
体(B)とからなるブレンド物の密度(ASTM D 1505)
が0.920〜0.960g/cm3の範囲内にあり、
メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,190℃、荷
重2.16kg)が1〜10g/10分の範囲内にあることを
特徴としている。
脂組成物は、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレ
フィンとからなり、密度(ASTM D 1505)が0.880
〜0.930g/cm3の範囲内にあり、メルトフロー
レート(MFR;ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)が
0.01〜5g/10分の範囲内にあるエチレン・α-
オレフィン共重合体(A)と、エチレンまたはエチレン
と炭素原子数3〜20のα- オレフィンとからなり、密
度(ASTM D 1505)が0.931〜0.974g/cm3
の範囲内にあり、メルトフローレート(MFR;ASTM D
1238,190℃、荷重2.16kg)が0.5〜20g/10分
の範囲内にあるエチレン単独重合体またはエチレン・α
- オレフィン共重合体(B)とを含有してなる樹脂組成
物であり、該樹脂組成物中におけるエチレン・α- オレ
フィン共重合体(A)とエチレン単独重合体またはエチ
レン・α- オレフィン共重合体(B)との重量比
((A)/(B))が10/90〜50/50であり、
かつ、エチレン・α- オレフィン共重合体(A)とエチ
レン単独重合体またはエチレン・α- オレフィン共重合
体(B)とからなるブレンド物の密度(ASTM D 1505)
が0.920〜0.960g/cm3の範囲内にあり、
メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,190℃、荷
重2.16kg)が1〜10g/10分の範囲内にあることを
特徴としている。
【0009】本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂
組成物は、エチレン・α- オレフィン共重合体(A)、
エチレン単独重合体およびエチレン・α- オレフィン共
重合体(B)の調製の際に用いられるオレフィン重合用
触媒により、次の4つの態様に分けられる。 (1)前記エチレン・α- オレフィン共重合体(A)、
およびエチレン単独重合体またはエチレン・α- オレフ
ィン共重合体(B)が、メタロセン系オレフィン重合用
触媒を用いて調製された(共)重合体である樹脂組成
物。 (2)前記エチレン・α- オレフィン共重合体(A)が
メタロセン系オレフィン重合用触媒を用いて調製された
共重合体であり、かつ、前記エチレン単独重合体および
エチレン・α- オレフィン共重合体(B)がチーグラー
系オレフィン重合用触媒を用いて調製された(共)重合
体である樹脂組成物。 (3)前記エチレン・α- オレフィン共重合体(A)、
エチレン単独重合体およびエチレン・α- オレフィン共
重合体(B)が、チーグラー系オレフィン重合用触媒を
用いて調製された(共)重合体である樹脂組成物。 (4)前記エチレン・α- オレフィン共重合体(A)が
チーグラー系オレフィン重合用触媒を用いて調製された
共重合体であり、かつ、前記エチレン単独重合体および
エチレン・α- オレフィン共重合体(B)がメタロセン
系オレフィン重合用触媒を用いて調製された(共)重合
体である樹脂組成物。
組成物は、エチレン・α- オレフィン共重合体(A)、
エチレン単独重合体およびエチレン・α- オレフィン共
重合体(B)の調製の際に用いられるオレフィン重合用
触媒により、次の4つの態様に分けられる。 (1)前記エチレン・α- オレフィン共重合体(A)、
およびエチレン単独重合体またはエチレン・α- オレフ
ィン共重合体(B)が、メタロセン系オレフィン重合用
触媒を用いて調製された(共)重合体である樹脂組成
物。 (2)前記エチレン・α- オレフィン共重合体(A)が
メタロセン系オレフィン重合用触媒を用いて調製された
共重合体であり、かつ、前記エチレン単独重合体および
エチレン・α- オレフィン共重合体(B)がチーグラー
系オレフィン重合用触媒を用いて調製された(共)重合
体である樹脂組成物。 (3)前記エチレン・α- オレフィン共重合体(A)、
エチレン単独重合体およびエチレン・α- オレフィン共
重合体(B)が、チーグラー系オレフィン重合用触媒を
用いて調製された(共)重合体である樹脂組成物。 (4)前記エチレン・α- オレフィン共重合体(A)が
チーグラー系オレフィン重合用触媒を用いて調製された
共重合体であり、かつ、前記エチレン単独重合体および
エチレン・α- オレフィン共重合体(B)がメタロセン
系オレフィン重合用触媒を用いて調製された(共)重合
体である樹脂組成物。
【0010】これらの樹脂組成物(1)〜(4)の中で
も、メタロセン系オレフィン重合用触媒を用いて調製さ
れたエチレン・α- オレフィン共重合体(A)と、メタ
ロセン系もしくはチーグラー系オレフィン重合用触媒を
用いて調製されたエチレン単独重合体またはエチレン・
α- オレフィン共重合体(B)とを含有してなる樹脂組
成物(1)、(2)が好ましい。特に、メタロセン系オ
レフィン重合用触媒を用いて調製されたエチレン・α-
オレフィン共重合体(A)と、チーグラー系オレフィン
重合用触媒を用いて調製されたエチレン単独重合体また
はエチレン・α- オレフィン共重合体(B)とを含有し
てなる組成物が好ましい。
も、メタロセン系オレフィン重合用触媒を用いて調製さ
れたエチレン・α- オレフィン共重合体(A)と、メタ
ロセン系もしくはチーグラー系オレフィン重合用触媒を
用いて調製されたエチレン単独重合体またはエチレン・
α- オレフィン共重合体(B)とを含有してなる樹脂組
成物(1)、(2)が好ましい。特に、メタロセン系オ
レフィン重合用触媒を用いて調製されたエチレン・α-
オレフィン共重合体(A)と、チーグラー系オレフィン
重合用触媒を用いて調製されたエチレン単独重合体また
はエチレン・α- オレフィン共重合体(B)とを含有し
てなる組成物が好ましい。
【0011】本発明に係る回転成形体は、上記の、本発
明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂組成物からなるこ
とを特徴としている。
明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂組成物からなるこ
とを特徴としている。
【0012】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る回転成形用ポ
リエチレン樹脂組成物およびその組成物を用いた回転成
形体について具体的に説明する。
リエチレン樹脂組成物およびその組成物を用いた回転成
形体について具体的に説明する。
【0013】本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂
組成物は、エチレン・α- オレフィン共重合体(A)
と、この共重合体(A)と密度を異にするエチレン単独
重合体またはエチレン・α- オレフィン共重合体(B)
とを含有してなり、かつ、エチレン・α- オレフィン共
重合体(A)とエチレン単独重合体またはエチレン・α
- オレフィン共重合体(B)とからなる樹脂組成物の密
度とメルトフローレートが特定の範囲にある。
組成物は、エチレン・α- オレフィン共重合体(A)
と、この共重合体(A)と密度を異にするエチレン単独
重合体またはエチレン・α- オレフィン共重合体(B)
とを含有してなり、かつ、エチレン・α- オレフィン共
重合体(A)とエチレン単独重合体またはエチレン・α
- オレフィン共重合体(B)とからなる樹脂組成物の密
度とメルトフローレートが特定の範囲にある。
【0014】エチレン・α- オレフィン共重合体(A) 本発明で用いられるエチレン・α- オレフィン共重合体
(A)は、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフ
ィンとの共重合体であり、密度(ASTM D 1505)が0.
880〜0.930g/cm3、好ましくは0.885
〜0.925g/cm3、さらに好ましくは0.890
〜0.920g/cm3であり、メルトフローレート
(MFR;ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重)が0.0
1〜5g/10分、好ましくは0.05〜4.5g/1
0分、さらに好ましくは0.1〜4.0g/10分であ
る。
(A)は、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフ
ィンとの共重合体であり、密度(ASTM D 1505)が0.
880〜0.930g/cm3、好ましくは0.885
〜0.925g/cm3、さらに好ましくは0.890
〜0.920g/cm3であり、メルトフローレート
(MFR;ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重)が0.0
1〜5g/10分、好ましくは0.05〜4.5g/1
0分、さらに好ましくは0.1〜4.0g/10分であ
る。
【0015】上記の炭素原子数が3〜20のα- オレフ
ィンとしては、具体的には、プロピレン、1-ブテン、1-
ペンテン、2-メチル-1- ブテン、3-メチル-1- ブテン、
1-ヘキセン、3-メチル-1- ペンテン、4-メチル-1- ペン
テン、3,3-ジメチル-1- ブテン、1-ヘプテン、メチル-1
- ヘキセン、ジメチル-1- ペンテン、トリメチル-1-ブ
テン、エチル-1- ペンテン、1-オクテン、メチル-1- ペ
ンテン、ジメチル-1-ヘキセン、トリメチル-1- ペンテ
ン、エチル-1- ヘキセン、メチルエチル-1- ペンテン、
ジエチル-1- ブテン、プロピル-1- ペンテン、1-デセ
ン、メチル-1- ノネン、ジメチル-1- オクテン、トリメ
チル-1- ヘプテン、エチル-1- オクテン、メチルエチル
-1- ヘプテン、ジエチル-1- ヘキセン、1-ドデセン、1-
ヘキサドデセンなどが挙げられる。
ィンとしては、具体的には、プロピレン、1-ブテン、1-
ペンテン、2-メチル-1- ブテン、3-メチル-1- ブテン、
1-ヘキセン、3-メチル-1- ペンテン、4-メチル-1- ペン
テン、3,3-ジメチル-1- ブテン、1-ヘプテン、メチル-1
- ヘキセン、ジメチル-1- ペンテン、トリメチル-1-ブ
テン、エチル-1- ペンテン、1-オクテン、メチル-1- ペ
ンテン、ジメチル-1-ヘキセン、トリメチル-1- ペンテ
ン、エチル-1- ヘキセン、メチルエチル-1- ペンテン、
ジエチル-1- ブテン、プロピル-1- ペンテン、1-デセ
ン、メチル-1- ノネン、ジメチル-1- オクテン、トリメ
チル-1- ヘプテン、エチル-1- オクテン、メチルエチル
-1- ヘプテン、ジエチル-1- ヘキセン、1-ドデセン、1-
ヘキサドデセンなどが挙げられる。
【0016】これらのα- オレフィンは、単独で、ある
いは2種以上組み合わせて用いることができる。本発明
で好ましく用いられるエチレン・α- オレフィン共重合
体(A)は、エチレン・1-ブテン共重合体、エチレン・
1-ペンテン共重合体、エチレン・1-ヘキセン共重合体、
エチレン・4-メチル-1- ペンテン共重合体、エチレン・
1-オクテン共重合体である。
いは2種以上組み合わせて用いることができる。本発明
で好ましく用いられるエチレン・α- オレフィン共重合
体(A)は、エチレン・1-ブテン共重合体、エチレン・
1-ペンテン共重合体、エチレン・1-ヘキセン共重合体、
エチレン・4-メチル-1- ペンテン共重合体、エチレン・
1-オクテン共重合体である。
【0017】上記のような物性を有するエチレン・α-
オレフィン共重合体(A)は、従来公知のチーグラー系
またはメタロセン系オレフィン重合用触媒、好ましくは
メタロセン系オレフィン重合用触媒の存在下に、エチレ
ンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとを共重合し
て調製することができる。
オレフィン共重合体(A)は、従来公知のチーグラー系
またはメタロセン系オレフィン重合用触媒、好ましくは
メタロセン系オレフィン重合用触媒の存在下に、エチレ
ンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとを共重合し
て調製することができる。
【0018】エチレン単独重合体またはエチレン・α-
オレフィン共重合体(B) 本発明で用いられるエチレン単独重合体またはエチレン
・α- オレフィン共重合体(B)は、エチレンのみから
なる重合体またはエチレンと炭素原子数3〜20のα-
オレフィンとの共重合体であり、密度(ASTM D 1505)
が0.931〜0.974g/cm3、好ましくは0.
935〜0.970g /cm3、さらに好ましくは0.
938〜0.968g/cm3であり、メルトフローレ
ート(MFR;ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重)が
0.5〜20g/10分、好ましくは1.0〜19g/
10分、さらに好ましくは1.5〜18g/10分であ
る。
オレフィン共重合体(B) 本発明で用いられるエチレン単独重合体またはエチレン
・α- オレフィン共重合体(B)は、エチレンのみから
なる重合体またはエチレンと炭素原子数3〜20のα-
オレフィンとの共重合体であり、密度(ASTM D 1505)
が0.931〜0.974g/cm3、好ましくは0.
935〜0.970g /cm3、さらに好ましくは0.
938〜0.968g/cm3であり、メルトフローレ
ート(MFR;ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重)が
0.5〜20g/10分、好ましくは1.0〜19g/
10分、さらに好ましくは1.5〜18g/10分であ
る。
【0019】上記の炭素原子数が3〜20のα- オレフ
ィンの具体例としては、上述したエチレン・α- オレフ
ィン共重合体(A)を構成する炭素原子数3〜20のα
- オレフィンと同じ具体例を挙げることができる。炭素
原子数3〜20のα- オレフィンは、1種単独で、ある
いは2種以上組み合わせて用いることができる。
ィンの具体例としては、上述したエチレン・α- オレフ
ィン共重合体(A)を構成する炭素原子数3〜20のα
- オレフィンと同じ具体例を挙げることができる。炭素
原子数3〜20のα- オレフィンは、1種単独で、ある
いは2種以上組み合わせて用いることができる。
【0020】本発明で好ましく用いられるエチレン・α
- オレフィン共重合体(B)は、エチレン・1-ブテン共
重合体、エチレン・1-ペンテン共重合体、エチレン・1-
ヘキセン共重合体、エチレン・4-メチル-1- ペンテン共
重合体、エチレン・1-オクテン共重合体である。
- オレフィン共重合体(B)は、エチレン・1-ブテン共
重合体、エチレン・1-ペンテン共重合体、エチレン・1-
ヘキセン共重合体、エチレン・4-メチル-1- ペンテン共
重合体、エチレン・1-オクテン共重合体である。
【0021】上記のような物性を有するエチレン単独重
合体またはエチレン・α- オレフィン共重合体(B)
は、従来公知のチーグラー系またはメタロセン系オレフ
ィン重合用触媒の存在下に、エチレンを単独重合、また
はエチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとを
共重合して調製することができる。
合体またはエチレン・α- オレフィン共重合体(B)
は、従来公知のチーグラー系またはメタロセン系オレフ
ィン重合用触媒の存在下に、エチレンを単独重合、また
はエチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとを
共重合して調製することができる。
【0022】本発明において、エチレン・α- オレフィ
ン共重合体(A)としてメタロセン系オレフィン重合用
触媒を用いて調製されたエチレン・α- オレフィン共重
合体を用いる場合には、エチレン単独重合体またはエチ
レン・α- オレフィン共重合体(B)としてメタロセン
系オレフィン重合用触媒を用いて調製されたエチレン単
独重合体またはエチレン・α- オレフィン共重合体を用
いることができるし、また、チーグラー系オレフィン重
合用触媒を用いて調製されたエチレン単独重合体または
エチレン・α- オレフィン共重合体を用いることもでき
る。
ン共重合体(A)としてメタロセン系オレフィン重合用
触媒を用いて調製されたエチレン・α- オレフィン共重
合体を用いる場合には、エチレン単独重合体またはエチ
レン・α- オレフィン共重合体(B)としてメタロセン
系オレフィン重合用触媒を用いて調製されたエチレン単
独重合体またはエチレン・α- オレフィン共重合体を用
いることができるし、また、チーグラー系オレフィン重
合用触媒を用いて調製されたエチレン単独重合体または
エチレン・α- オレフィン共重合体を用いることもでき
る。
【0023】また、エチレン・α- オレフィン共重合体
(A)としてチーグラー系オレフィン重合用触媒を用い
て調製されたエチレン・α- オレフィン共重合体を用い
る場合には、エチレン単独重合体またはエチレン・α-
オレフィン共重合体(B)としてチーグラー系オレフィ
ン重合用触媒を用いて調製されたエチレン単独重合体ま
たはエチレン・α- オレフィン共重合体が用いられる。
(A)としてチーグラー系オレフィン重合用触媒を用い
て調製されたエチレン・α- オレフィン共重合体を用い
る場合には、エチレン単独重合体またはエチレン・α-
オレフィン共重合体(B)としてチーグラー系オレフィ
ン重合用触媒を用いて調製されたエチレン単独重合体ま
たはエチレン・α- オレフィン共重合体が用いられる。
【0024】上記の中では、メタロセン系オレフィン重
合用触媒を用いて調製されたエチレン・α- オレフィン
共重合体(A)と成分(B)としてチーグラー系オレフ
ィン重合用触媒を用いて調製されたエチレン単独重合体
との組み合わせが好ましい。
合用触媒を用いて調製されたエチレン・α- オレフィン
共重合体(A)と成分(B)としてチーグラー系オレフ
ィン重合用触媒を用いて調製されたエチレン単独重合体
との組み合わせが好ましい。
【0025】回転成形用ポリエチレン樹脂組成物 本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂組成物は、上
記のエチレン・α- オレフィン共重合体(A)とエチレ
ン単独重合体またはエチレン・α- オレフィン共重合体
(B)とを含有してなる。
記のエチレン・α- オレフィン共重合体(A)とエチレ
ン単独重合体またはエチレン・α- オレフィン共重合体
(B)とを含有してなる。
【0026】この樹脂組成物中におけるエチレン・α-
オレフィン共重合体(A)とエチレン単独重合体または
エチレン・α- オレフィン共重合体(B)との重量比
((A)/(B))は、10/90〜50/50、好ま
しくは15/85〜45/55、さらに好ましくは20
/80〜40/60である。
オレフィン共重合体(A)とエチレン単独重合体または
エチレン・α- オレフィン共重合体(B)との重量比
((A)/(B))は、10/90〜50/50、好ま
しくは15/85〜45/55、さらに好ましくは20
/80〜40/60である。
【0027】また、本発明に係る回転成形用ポリエチレ
ン樹脂組成物は、エチレン・α- オレフィン共重合体
(A)とエチレン単独重合体またはエチレン・α- オレ
フィン共重合体(B)とからなるブレンド物の密度(AS
TM D 1505)が0.920〜0.960g/cm3、好ま
しくは0.922〜0.958g/cm3、さらに好ま
しくは0.925〜 0.955g/cm3、特に好まし
くは0.930〜 0.955g/cm3の範囲内にあ
り、メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,190
℃、荷重2.16kg)が1〜10g/10分、好ましくは
1.5〜9g/10分、さらに好ましくは2.0〜8g
/10分の範囲内にある。この樹脂組成物の密度が上記
範囲内にあると、剛性と機械強度に優れた回転成形体が
得られる。また、この樹脂組成物のメルトフローレート
が上記範囲内にあると、回転成形性が良好で、外観に優
れるポリエチレン回転成形体が得られる。
ン樹脂組成物は、エチレン・α- オレフィン共重合体
(A)とエチレン単独重合体またはエチレン・α- オレ
フィン共重合体(B)とからなるブレンド物の密度(AS
TM D 1505)が0.920〜0.960g/cm3、好ま
しくは0.922〜0.958g/cm3、さらに好ま
しくは0.925〜 0.955g/cm3、特に好まし
くは0.930〜 0.955g/cm3の範囲内にあ
り、メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,190
℃、荷重2.16kg)が1〜10g/10分、好ましくは
1.5〜9g/10分、さらに好ましくは2.0〜8g
/10分の範囲内にある。この樹脂組成物の密度が上記
範囲内にあると、剛性と機械強度に優れた回転成形体が
得られる。また、この樹脂組成物のメルトフローレート
が上記範囲内にあると、回転成形性が良好で、外観に優
れるポリエチレン回転成形体が得られる。
【0028】回転成形用ポリエチレン樹脂組成物の調製 本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂組成物は、上
述したように、エチレン・α- オレフィン共重合体
(A)とエチレン単独重合体またはエチレン・α-オレ
フィン共重合体(B)とを含有している。
述したように、エチレン・α- オレフィン共重合体
(A)とエチレン単独重合体またはエチレン・α-オレ
フィン共重合体(B)とを含有している。
【0029】このポリエチレン樹脂組成物中に、有機ま
たは無機充填剤、酸化防止剤、耐熱安定剤、紫外線吸収
剤、難燃剤、帯電防止剤、滑剤、発泡剤、着色剤、離形
剤、耐候安定剤などの添加剤を、本発明の目的を損なわ
ない範囲で配合することができる。
たは無機充填剤、酸化防止剤、耐熱安定剤、紫外線吸収
剤、難燃剤、帯電防止剤、滑剤、発泡剤、着色剤、離形
剤、耐候安定剤などの添加剤を、本発明の目的を損なわ
ない範囲で配合することができる。
【0030】本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂
組成物は、パウダーでも、ペレットでもよく、回転成形
に使用する際にパウダーであればよい。本発明に係る回
転成形用ポリエチレン樹脂組成物がペレットである場合
には、回転成形の使用時に、このペレットを粉砕してパ
ウダーにする。
組成物は、パウダーでも、ペレットでもよく、回転成形
に使用する際にパウダーであればよい。本発明に係る回
転成形用ポリエチレン樹脂組成物がペレットである場合
には、回転成形の使用時に、このペレットを粉砕してパ
ウダーにする。
【0031】本発明で用いられるポリエチレン樹脂組成
物のパウダーの粒径は、30メッシュ以下、好ましくは
40〜100メッシュであることが望ましい。粒径が上
記範囲内にあるパウダーを用いると、回転成形性が良好
で、外観に優れる回転成形体が得られる。
物のパウダーの粒径は、30メッシュ以下、好ましくは
40〜100メッシュであることが望ましい。粒径が上
記範囲内にあるパウダーを用いると、回転成形性が良好
で、外観に優れる回転成形体が得られる。
【0032】本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂
組成物は、従来公知の方法、たとえばエチレン・α- オ
レフィン共重合体(A)、エチレン単独重合体またはエ
チレン・α- オレフィン共重合体(B)、および任意に
上記のような添加剤を、従来公知の混練装置たとえば押
出機、バンバリーミキサー、ニーダー、ヘンシェルミキ
サーなどを用いて溶融混練した後、冷凍粉砕、機械粉砕
等の手段によってパウダー化することにより得ることが
できる。
組成物は、従来公知の方法、たとえばエチレン・α- オ
レフィン共重合体(A)、エチレン単独重合体またはエ
チレン・α- オレフィン共重合体(B)、および任意に
上記のような添加剤を、従来公知の混練装置たとえば押
出機、バンバリーミキサー、ニーダー、ヘンシェルミキ
サーなどを用いて溶融混練した後、冷凍粉砕、機械粉砕
等の手段によってパウダー化することにより得ることが
できる。
【0033】また、メタロセン系オレフィン重合用触媒
の存在下に、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレ
フィンとを共重合してエチレン・α- オレフィン共重合
体(A)を調製する工程と、メタロセン系またはチーグ
ラー系オレフィン重合用触媒の存在下に、エチレンを単
独重合またはエチレンと炭素原子数3〜20のα- オレ
フィンとを共重合してエチレン単独重合体またはエチレ
ン・α- オレフィン共重合体(B)を調製する工程とを
連続的に行ない、次いで、得られた樹脂組成物を冷凍粉
砕、機械粉砕等の手段によってパウダー化することによ
り、本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂組成物を
得ることができる。また、このパウダー化を行なう前
に、樹脂組成物と添加剤とを混練装置で溶融混練しても
よい。
の存在下に、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレ
フィンとを共重合してエチレン・α- オレフィン共重合
体(A)を調製する工程と、メタロセン系またはチーグ
ラー系オレフィン重合用触媒の存在下に、エチレンを単
独重合またはエチレンと炭素原子数3〜20のα- オレ
フィンとを共重合してエチレン単独重合体またはエチレ
ン・α- オレフィン共重合体(B)を調製する工程とを
連続的に行ない、次いで、得られた樹脂組成物を冷凍粉
砕、機械粉砕等の手段によってパウダー化することによ
り、本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂組成物を
得ることができる。また、このパウダー化を行なう前
に、樹脂組成物と添加剤とを混練装置で溶融混練しても
よい。
【0034】同様に、エチレン・α- オレフィン共重合
体(A)とエチレン単独重合体またはエチレン・α- オ
レフィン共重合体(B)がともにチーグラー系オレフィ
ン重合用触媒を用いて調製される場合には、チーグラー
系オレフィン重合用触媒の存在下に、エチレンと炭素原
子数3〜20のα- オレフィンとを共重合してエチレン
・α- オレフィン共重合体(A)を調製する工程と、チ
ーグラー系オレフィン重合用触媒の存在下に、エチレン
を単独重合またはエチレンと炭素原子数3〜20のα-
オレフィンとを共重合してエチレン単独重合体またはエ
チレン・α- オレフィン共重合体(B)を調製する工程
とを連続的に行ない、次いで、得られた樹脂組成物を冷
凍粉砕、機械粉砕等の手段によってパウダー化すること
により、本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂組成
物を得ることができる。また、このパウダー化を行なう
前に、樹脂組成物と添加剤とを混練装置で溶融混練して
もよい。
体(A)とエチレン単独重合体またはエチレン・α- オ
レフィン共重合体(B)がともにチーグラー系オレフィ
ン重合用触媒を用いて調製される場合には、チーグラー
系オレフィン重合用触媒の存在下に、エチレンと炭素原
子数3〜20のα- オレフィンとを共重合してエチレン
・α- オレフィン共重合体(A)を調製する工程と、チ
ーグラー系オレフィン重合用触媒の存在下に、エチレン
を単独重合またはエチレンと炭素原子数3〜20のα-
オレフィンとを共重合してエチレン単独重合体またはエ
チレン・α- オレフィン共重合体(B)を調製する工程
とを連続的に行ない、次いで、得られた樹脂組成物を冷
凍粉砕、機械粉砕等の手段によってパウダー化すること
により、本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂組成
物を得ることができる。また、このパウダー化を行なう
前に、樹脂組成物と添加剤とを混練装置で溶融混練して
もよい。
【0035】また、チーグラー系オレフィン重合用触媒
の存在下に、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレ
フィンとを共重合してエチレン・α- オレフィン共重合
体(A)を調製する工程と、メタロセン系オレフィン重
合用触媒の存在下に、エチレンを単独重合またはエチレ
ンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとを共重合し
てエチレン単独重合体またはエチレン・α- オレフィン
共重合体(B)を調製する工程とを連続的に行ない、次
いで、得られた樹脂組成物を冷凍粉砕、機械粉砕等の手
段によってパウダー化することにより、本発明に係る回
転成形用ポリエチレン樹脂組成物を得ることができる。
また、このパウダー化を行なう前に、樹脂組成物と添加
剤とを混練装置で溶融混練してもよい。
の存在下に、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレ
フィンとを共重合してエチレン・α- オレフィン共重合
体(A)を調製する工程と、メタロセン系オレフィン重
合用触媒の存在下に、エチレンを単独重合またはエチレ
ンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとを共重合し
てエチレン単独重合体またはエチレン・α- オレフィン
共重合体(B)を調製する工程とを連続的に行ない、次
いで、得られた樹脂組成物を冷凍粉砕、機械粉砕等の手
段によってパウダー化することにより、本発明に係る回
転成形用ポリエチレン樹脂組成物を得ることができる。
また、このパウダー化を行なう前に、樹脂組成物と添加
剤とを混練装置で溶融混練してもよい。
【0036】回転成形体 本発明に係る回転成形体は、上述した本発明に係る回転
成形用ポリエチレン樹脂組成物から回転成形法により製
造される。この回転成形に際して用いられるポリエチレ
ン樹脂組成物の形態は、上述したようにパウダーであ
る。
成形用ポリエチレン樹脂組成物から回転成形法により製
造される。この回転成形に際して用いられるポリエチレ
ン樹脂組成物の形態は、上述したようにパウダーであ
る。
【0037】本発明に係る回転成形体は、従来公知の方
法で調製することができる。具体的には、一軸または直
交する二軸の周りに回転する金型、揺動回転する金型等
の中に、本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂組成
物のパウダーを入れ、密閉状態で金型の内部表面に付
着、融着させ、次いで、金型を冷却して金型内表面に形
成された成形体を取り出すことにより、本発明に係る回
転成形体を得ることができる。
法で調製することができる。具体的には、一軸または直
交する二軸の周りに回転する金型、揺動回転する金型等
の中に、本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹脂組成
物のパウダーを入れ、密閉状態で金型の内部表面に付
着、融着させ、次いで、金型を冷却して金型内表面に形
成された成形体を取り出すことにより、本発明に係る回
転成形体を得ることができる。
【0038】なお、上記金型の内面に、シボ模様が形成
されていてもよいし、また形成されていなくてもよい。
されていてもよいし、また形成されていなくてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る回転成形用ポリエチレン樹
脂組成物は、2種類の特定のエチレン・α- オレフィン
共重合体、または特定のエチレン・α- オレフィン共重
合体とエチレン単独重合体を含有すると同時に、両
(共)重合体からなるブレンド物の密度とメルトフロー
レートが特定の範囲にあるので、回転成形性に優れ、従
来のポリエチレン回転成形体よりも、さらに耐衝撃性と
耐環境応力亀裂性(ESCR)に優れる回転成形体を提
供することができる。
脂組成物は、2種類の特定のエチレン・α- オレフィン
共重合体、または特定のエチレン・α- オレフィン共重
合体とエチレン単独重合体を含有すると同時に、両
(共)重合体からなるブレンド物の密度とメルトフロー
レートが特定の範囲にあるので、回転成形性に優れ、従
来のポリエチレン回転成形体よりも、さらに耐衝撃性と
耐環境応力亀裂性(ESCR)に優れる回転成形体を提
供することができる。
【0040】本発明に係る回転成形体は、本発明に係る
回転成形用ポリエチレン樹脂組成物から形成されている
ので、従来のポリエチレン回転成形体よりも、さらに耐
衝撃性と耐環境応力亀裂性(ESCR)に優れている。
回転成形用ポリエチレン樹脂組成物から形成されている
ので、従来のポリエチレン回転成形体よりも、さらに耐
衝撃性と耐環境応力亀裂性(ESCR)に優れている。
【0041】したがって、本発明に係る回転成形用ポリ
エチレン樹脂組成物は、中空製品や複雑な形状の製品を
製造するのに適しており、大型あるいは小型のタンク
(たとえば貯水タンク)、容器、ボール、園芸用品、家
具、機械部品、異型断面をもつ中空体、アウトドアー用
品等の製造の適している。
エチレン樹脂組成物は、中空製品や複雑な形状の製品を
製造するのに適しており、大型あるいは小型のタンク
(たとえば貯水タンク)、容器、ボール、園芸用品、家
具、機械部品、異型断面をもつ中空体、アウトドアー用
品等の製造の適している。
【0042】
【実施例】以下に、本発明を実施例により説明するが、
本発明は、これら実施例により何ら限定されるものでは
ない。
本発明は、これら実施例により何ら限定されるものでは
ない。
【0043】なお、実施例、比較例で用いたエチレン・
α- オレフィン共重合体およびエチレン単独重合体は次
の通りである。単段重合により調製したエチレン単独重合体またはエチ
レン・α- オレフィン共重合体 (1) エチレン・1-ヘキセン共重合体(M−PE(1)) 触媒:ジルコニウムを含むメタロセン系オレフィン重合
用触媒 密度(ASTM D 1505):0.905g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):1g/1
0分 (2) エチレン・1-ヘキセン共重合体(M−PE(2)) 触媒:ジルコニウムを含むメタロセン系オレフィン重合
用触媒 密度(ASTM D 1505):0.905g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):4g/1
0分 (3) エチレン・1-ブテン共重合体(Z−PE(1)) 触媒:チーグラー系オレフィン重合用触媒 密度(ASTM D 1505):0.957g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):8.3g
/10分 (4) エチレン・プロピレン共重合体(Z−PE(2)) 触媒:チーグラー系オレフィン重合用触媒 密度(ASTM D 1505):0.966g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):12.5
g/10分 (5) エチレン・プロピレン共重合体(Z−PE(3)) 触媒:チーグラー系オレフィン重合用触媒 密度(ASTM D 1505):0.970g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):16g/
10分 (6) エチレン・プロピレン共重合体(Z−PE(4)) 触媒:チーグラー系オレフィン重合用触媒 密度(ASTM D 1505):0.965g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):11g/
10分 (7) エチレン単独重合体(Z−PE(5)) 触媒:チーグラー系オレフィン重合用触媒 密度(ASTM D 1505):0.968g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):5.2g
/10分 (8) エチレン・4-メチル-1-ペンテン共重合体(Z−P
E(6)) 触媒:チーグラー系オレフィン重合用触媒 密度(ASTM D 1505):0.944g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):7.1g
/10分
α- オレフィン共重合体およびエチレン単独重合体は次
の通りである。単段重合により調製したエチレン単独重合体またはエチ
レン・α- オレフィン共重合体 (1) エチレン・1-ヘキセン共重合体(M−PE(1)) 触媒:ジルコニウムを含むメタロセン系オレフィン重合
用触媒 密度(ASTM D 1505):0.905g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):1g/1
0分 (2) エチレン・1-ヘキセン共重合体(M−PE(2)) 触媒:ジルコニウムを含むメタロセン系オレフィン重合
用触媒 密度(ASTM D 1505):0.905g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):4g/1
0分 (3) エチレン・1-ブテン共重合体(Z−PE(1)) 触媒:チーグラー系オレフィン重合用触媒 密度(ASTM D 1505):0.957g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):8.3g
/10分 (4) エチレン・プロピレン共重合体(Z−PE(2)) 触媒:チーグラー系オレフィン重合用触媒 密度(ASTM D 1505):0.966g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):12.5
g/10分 (5) エチレン・プロピレン共重合体(Z−PE(3)) 触媒:チーグラー系オレフィン重合用触媒 密度(ASTM D 1505):0.970g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):16g/
10分 (6) エチレン・プロピレン共重合体(Z−PE(4)) 触媒:チーグラー系オレフィン重合用触媒 密度(ASTM D 1505):0.965g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):11g/
10分 (7) エチレン単独重合体(Z−PE(5)) 触媒:チーグラー系オレフィン重合用触媒 密度(ASTM D 1505):0.968g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):5.2g
/10分 (8) エチレン・4-メチル-1-ペンテン共重合体(Z−P
E(6)) 触媒:チーグラー系オレフィン重合用触媒 密度(ASTM D 1505):0.944g/cm3 MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重):7.1g
/10分
【0044】
【実施例1】上記のエチレン・1-ヘキセン共重合体(M
−PE(1))30重量部と上記エチレン・1-ブテン共
重合体(Z−PE(1))70重量部とを、40mmφ
一軸押出機を用いて200℃で溶融混練し、ポリエチレ
ン樹脂組成物を調製した。
−PE(1))30重量部と上記エチレン・1-ブテン共
重合体(Z−PE(1))70重量部とを、40mmφ
一軸押出機を用いて200℃で溶融混練し、ポリエチレ
ン樹脂組成物を調製した。
【0045】次いで、この組成物を冷凍粉砕し、30メ
ッシュ以下の粒径を有するパウダーを調製し、このパウ
ダーを円筒容器状の金型に入れ、金型温度270℃、成
形時間(加熱8分、スムージング2分、冷却5分)の条
件で回転成形し、肉厚3mmの成形体(円筒容器)を得
た。
ッシュ以下の粒径を有するパウダーを調製し、このパウ
ダーを円筒容器状の金型に入れ、金型温度270℃、成
形時間(加熱8分、スムージング2分、冷却5分)の条
件で回転成形し、肉厚3mmの成形体(円筒容器)を得
た。
【0046】得られた成形体から試験片をとり、引張試
験、オルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境
応力亀裂試験を下記の方法に従って行なった。その結果
を第1表に示す。試験方法 (1)引張試験 引張試験は、ASTM D−638に準拠して、引張速
度50mm/分の条件で行ない、降伏点応力、破断点抗
張力および破断点伸びを測定した。 (2)オルゼン剛性試験 オルゼン剛性試験は、ASTM D−747に準拠して
行なった。 (3)アイゾット衝撃試験 アイゾット衝撃試験は、JIS K−7110に準拠
し、ノッチ付きの条件下で、−20℃で行なった。 (4)環境応力亀裂試験 環境応力亀裂試験は、ASTM D−1698に準拠
し、10%アンタロックス(C0−630)溶液を用
い、50℃で行なった。サンプル厚みは3mmのものを
用いた。第1表中の数値は、50%破壊時間(hr)を
示す。
験、オルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境
応力亀裂試験を下記の方法に従って行なった。その結果
を第1表に示す。試験方法 (1)引張試験 引張試験は、ASTM D−638に準拠して、引張速
度50mm/分の条件で行ない、降伏点応力、破断点抗
張力および破断点伸びを測定した。 (2)オルゼン剛性試験 オルゼン剛性試験は、ASTM D−747に準拠して
行なった。 (3)アイゾット衝撃試験 アイゾット衝撃試験は、JIS K−7110に準拠
し、ノッチ付きの条件下で、−20℃で行なった。 (4)環境応力亀裂試験 環境応力亀裂試験は、ASTM D−1698に準拠
し、10%アンタロックス(C0−630)溶液を用
い、50℃で行なった。サンプル厚みは3mmのものを
用いた。第1表中の数値は、50%破壊時間(hr)を
示す。
【0047】
【実施例2】実施例1において、エチレン・1-ヘキセン
共重合体(M−PE(1))を40重量部用い、かつ、
エチレン・1-ブテン共重合体(Z−PE(1))70重
量部の代わりに、上記エチレン・プロピレン共重合体
(Z−PE(2))を60重量部用いた以外は、実施例
1と同様にして、ポリエチレン樹脂組成物を調製した。
共重合体(M−PE(1))を40重量部用い、かつ、
エチレン・1-ブテン共重合体(Z−PE(1))70重
量部の代わりに、上記エチレン・プロピレン共重合体
(Z−PE(2))を60重量部用いた以外は、実施例
1と同様にして、ポリエチレン樹脂組成物を調製した。
【0048】以下、このポリエチレン樹脂組成物を用
い、実施例1と同様にして、30メッシュ以下の粒径を
有するパウダーを調製し、回転成形を行ない、成形体を
得た。得られた成形体から試験片をとり、引張試験、オ
ルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境応力亀
裂試験を上記方法に従って行なった。その結果を第1表
に示す。
い、実施例1と同様にして、30メッシュ以下の粒径を
有するパウダーを調製し、回転成形を行ない、成形体を
得た。得られた成形体から試験片をとり、引張試験、オ
ルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境応力亀
裂試験を上記方法に従って行なった。その結果を第1表
に示す。
【0049】
【実施例3】実施例1において、エチレン・1-ヘキセン
共重合体(M−PE(1))を45重量部用い、かつ、
エチレン・1-ブテン共重合体(Z−PE(1))70重
量部の代わりに、上記エチレン・プロピレン共重合体
(Z−PE(3))を55重量部用いた以外は、実施例
1と同様にして、ポリエチレン樹脂組成物を調製した。
共重合体(M−PE(1))を45重量部用い、かつ、
エチレン・1-ブテン共重合体(Z−PE(1))70重
量部の代わりに、上記エチレン・プロピレン共重合体
(Z−PE(3))を55重量部用いた以外は、実施例
1と同様にして、ポリエチレン樹脂組成物を調製した。
【0050】以下、このポリエチレン樹脂組成物を用
い、実施例1と同様にして、30メッシュ以下の粒径を
有するパウダーを調製し、回転成形を行ない、成形体を
得た。得られた成形体から試験片をとり、引張試験、オ
ルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境応力亀
裂試験を上記方法に従って行なった。その結果を第1表
に示す。
い、実施例1と同様にして、30メッシュ以下の粒径を
有するパウダーを調製し、回転成形を行ない、成形体を
得た。得られた成形体から試験片をとり、引張試験、オ
ルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境応力亀
裂試験を上記方法に従って行なった。その結果を第1表
に示す。
【0051】
【実施例4】実施例1において、エチレン・1-ヘキセン
共重合体(M−PE(1))30重量部の代わりに、上
記エチレン・1-ヘキセン共重合体(M−PE(2))を
30重量部用い、かつ、エチレン・1-ブテン共重合体
(Z−PE(1))70重量部の代わりに、上記エチレ
ン・プロピレン共重合体(Z−PE(4))を70重量
部用いた以外は、実施例1と同様にして、ポリエチレン
樹脂組成物を調製した。
共重合体(M−PE(1))30重量部の代わりに、上
記エチレン・1-ヘキセン共重合体(M−PE(2))を
30重量部用い、かつ、エチレン・1-ブテン共重合体
(Z−PE(1))70重量部の代わりに、上記エチレ
ン・プロピレン共重合体(Z−PE(4))を70重量
部用いた以外は、実施例1と同様にして、ポリエチレン
樹脂組成物を調製した。
【0052】以下、このポリエチレン樹脂組成物を用
い、実施例1と同様にして、30メッシュ以下の粒径を
有するパウダーを調製し、回転成形を行ない、成形体を
得た。得られた成形体から試験片をとり、引張試験、オ
ルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境応力亀
裂試験を上記方法に従って行なった。その結果を第1表
に示す。
い、実施例1と同様にして、30メッシュ以下の粒径を
有するパウダーを調製し、回転成形を行ない、成形体を
得た。得られた成形体から試験片をとり、引張試験、オ
ルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境応力亀
裂試験を上記方法に従って行なった。その結果を第1表
に示す。
【0053】
【実施例5】実施例1において、エチレン・1-ヘキセン
共重合体(M−PE(1))を25重量部用い、かつ、
エチレン・1-ブテン共重合体(Z−PE(1))70重
量部の代わりに、上記エチレン単独重合体(Z−PE
(5))を75重量部用いた以外は、実施例1と同様に
して、ポリエチレン樹脂組成物を調製した。
共重合体(M−PE(1))を25重量部用い、かつ、
エチレン・1-ブテン共重合体(Z−PE(1))70重
量部の代わりに、上記エチレン単独重合体(Z−PE
(5))を75重量部用いた以外は、実施例1と同様に
して、ポリエチレン樹脂組成物を調製した。
【0054】以下、このポリエチレン樹脂組成物を用
い、実施例1と同様にして、30メッシュ以下の粒径を
有するパウダーを調製し、回転成形を行ない、成形体を
得た。得られた成形体から試験片をとり、引張試験、オ
ルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境応力亀
裂試験を上記方法に従って行なった。その結果を第1表
に示す。
い、実施例1と同様にして、30メッシュ以下の粒径を
有するパウダーを調製し、回転成形を行ない、成形体を
得た。得られた成形体から試験片をとり、引張試験、オ
ルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境応力亀
裂試験を上記方法に従って行なった。その結果を第1表
に示す。
【0055】
【実施例6】まず、一の重合器において、ジルコニウム
を含むメタロセン系オレフィン重合用触媒の存在下に、
エチレンと1-ヘキセンとを共重合して、密度(ASTM D 1
505)が0.904g/cm3、MFR(ASTM D 1238,1
90℃、2.16kg荷重)が1g/10分であるエチレン・1-
ヘキセン共重合体(M−PE(3))を調製した。
を含むメタロセン系オレフィン重合用触媒の存在下に、
エチレンと1-ヘキセンとを共重合して、密度(ASTM D 1
505)が0.904g/cm3、MFR(ASTM D 1238,1
90℃、2.16kg荷重)が1g/10分であるエチレン・1-
ヘキセン共重合体(M−PE(3))を調製した。
【0056】続いて、このエチレン・1-ヘキセン共重合
体(M−PE(3))を、上記重合器と直列に結合した
他の重合器に導いた後、この他の重合器において、ジル
コニウムを含むメタロセン系オレフィン重合用触媒の存
在下に、さらにエチレンと1-ヘキセンとを共重合して、
密度(ASTM D 1505)が0.957g/cm3、MFR
(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重)が8.8g/10
分であるエチレン・1-ヘキセン共重合体(M−PE
(4))を調製し、密度(ASTM D 1505)が0.940
g/cm3、MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷
重)が3.9g/10分のポリエチレン樹脂組成物を得
た。この組成物におけるエチレン・1-ヘキセン共重合体
(M−PE(3))とエチレン・1-ヘキセン共重合体
(M−PE(4))との重量比は、30/70であっ
た。
体(M−PE(3))を、上記重合器と直列に結合した
他の重合器に導いた後、この他の重合器において、ジル
コニウムを含むメタロセン系オレフィン重合用触媒の存
在下に、さらにエチレンと1-ヘキセンとを共重合して、
密度(ASTM D 1505)が0.957g/cm3、MFR
(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷重)が8.8g/10
分であるエチレン・1-ヘキセン共重合体(M−PE
(4))を調製し、密度(ASTM D 1505)が0.940
g/cm3、MFR(ASTM D 1238,190℃、2.16kg荷
重)が3.9g/10分のポリエチレン樹脂組成物を得
た。この組成物におけるエチレン・1-ヘキセン共重合体
(M−PE(3))とエチレン・1-ヘキセン共重合体
(M−PE(4))との重量比は、30/70であっ
た。
【0057】以下、このポリエチレン樹脂組成物を用
い、実施例1と同様にして、30メッシュ以下の粒径を
有するパウダーを調製し、回転成形を行ない、成形体を
得た。得られた成形体から試験片をとり、引張試験、オ
ルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境応力亀
裂試験を上記方法に従って行なった。その結果を第1表
に示す。
い、実施例1と同様にして、30メッシュ以下の粒径を
有するパウダーを調製し、回転成形を行ない、成形体を
得た。得られた成形体から試験片をとり、引張試験、オ
ルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境応力亀
裂試験を上記方法に従って行なった。その結果を第1表
に示す。
【0058】
【比較例1】実施例1において、実施例1で得られたポ
リエチレン樹脂組成物の代わりに、エチレン・4-メチル
-1-ペンテン共重合体(Z−PE(6))用いた以外
は、実施例1と同様にして、30メッシュ以下の粒径を
有するパウダーを調製し、回転成形を行ない、成形体を
得た。
リエチレン樹脂組成物の代わりに、エチレン・4-メチル
-1-ペンテン共重合体(Z−PE(6))用いた以外
は、実施例1と同様にして、30メッシュ以下の粒径を
有するパウダーを調製し、回転成形を行ない、成形体を
得た。
【0059】得られた成形体から試験片をとり、引張試
験、オルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境
応力亀裂試験を上記方法に従って行なった。その結果を
第1表に示す。
験、オルゼン剛性試験、アイゾット衝撃試験および環境
応力亀裂試験を上記方法に従って行なった。その結果を
第1表に示す。
【0060】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 23:00 B29K 23:00 B29L 22:00 B29L 22:00
Claims (7)
- 【請求項1】エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレ
フィンとからなり、密度(ASTM D 1505)が0.880
〜0.930g/cm3の範囲内にあり、メルトフロー
レート(MFR;ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)が
0.01〜5g/10分の範囲内にあるエチレン・α-
オレフィン共重合体(A)と、 エチレンまたはエチレンと炭素原子数3〜20のα- オ
レフィンとからなり、密度(ASTM D 1505)が0.93
1〜0.974g/cm3の範囲内にあり、メルトフロ
ーレート(MFR;ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)
が0.5〜20g/10分の範囲内にあるエチレン単独
重合体またはエチレン・α- オレフィン共重合体(B)
とを含有してなる樹脂組成物であり、 該樹脂組成物中におけるエチレン・α- オレフィン共重
合体(A)とエチレン単独重合体またはエチレン・α-
オレフィン共重合体(B)との重量比((A)/
(B))が10/90〜50/50であり、かつ、 エチレン・α- オレフィン共重合体(A)とエチレン単
独重合体またはエチレン・α- オレフィン共重合体
(B)とからなるブレンド物の密度(ASTM D 1505)が
0.920〜0.960g/cm3の範囲内にあり、メ
ルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,190℃、荷重
2.16kg)が1〜10g/10分の範囲内にあることを特
徴とする回転成形用ポリエチレン樹脂組成物。 - 【請求項2】前記エチレン・α- オレフィン共重合体
(A)、エチレン単独重合体およびエチレン・α- オレ
フィン共重合体(B)が、メタロセン系オレフィン重合
用触媒を用いて調製された(共)重合体であることを特
徴とする請求項1に記載の回転成形用ポリエチレン樹脂
組成物。 - 【請求項3】前記エチレン・α- オレフィン共重合体
(A)がメタロセン系オレフィン重合用触媒を用いて調
製された共重合体であり、かつ、前記エチレン単独重合
体およびエチレン・α- オレフィン共重合体(B)がチ
ーグラー系オレフィン重合用触媒を用いて調製された
(共)重合体であることを特徴とする請求項1に記載の
回転成形用ポリエチレン樹脂組成物。 - 【請求項4】前記エチレン・α- オレフィン共重合体
(A)、エチレン単独重合体およびエチレン・α- オレ
フィン共重合体(B)が、チーグラー系オレフィン重合
用触媒を用いて調製された(共)重合体であることを特
徴とする請求項1に記載の回転成形用ポリエチレン樹脂
組成物。 - 【請求項5】前記エチレン・α- オレフィン共重合体
(A)がチーグラー系オレフィン重合用触媒を用いて調
製された共重合体であり、かつ、前記エチレン単独重合
体およびエチレン・α- オレフィン共重合体(B)がメ
タロセン系オレフィン重合用触媒を用いて調製された
(共)重合体であることを特徴とする請求項1に記載の
回転成形用ポリエチレン樹脂組成物。 - 【請求項6】30メッシュ以下の粒径を有することを特
徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の回転成形用ポ
リエチレン樹脂組成物。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の回転成形
用ポリエチレン樹脂組成物からなることを特徴とする回
転成形体。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000194925A JP2001089615A (ja) | 1999-07-16 | 2000-06-23 | 回転成形用ポリエチレン樹脂組成物およびその組成物を用いた回転成形体 |
TW89113425A TW593500B (en) | 1999-07-16 | 2000-07-06 | Polyethylene resin composition for rotational molding and rotational molded product using the composition |
NZ50571200A NZ505712A (en) | 1999-07-16 | 2000-07-12 | Polyethylene resin composition for rotational molding and rotational molded product using the composition |
CN 00120777 CN1284822C (zh) | 1999-07-16 | 2000-07-14 | 滚塑用的聚乙烯树脂组合物及用此组合物制的滚塑制品 |
AU48619/00A AU764796B2 (en) | 1999-07-16 | 2000-07-14 | Polyethylene resin composition for rotational molding and rotational molded product using the composition |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-202678 | 1999-07-16 | ||
JP20267899 | 1999-07-16 | ||
JP2000194925A JP2001089615A (ja) | 1999-07-16 | 2000-06-23 | 回転成形用ポリエチレン樹脂組成物およびその組成物を用いた回転成形体 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001089615A true JP2001089615A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=26513522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000194925A Pending JP2001089615A (ja) | 1999-07-16 | 2000-06-23 | 回転成形用ポリエチレン樹脂組成物およびその組成物を用いた回転成形体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001089615A (ja) |
CN (1) | CN1284822C (ja) |
AU (1) | AU764796B2 (ja) |
NZ (1) | NZ505712A (ja) |
TW (1) | TW593500B (ja) |
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JP2008501056A (ja) * | 2004-05-28 | 2008-01-17 | トータル・ペトロケミカルズ・リサーチ・フエリユイ | 熱可塑性ポリウレタンを含む熱可塑性組成物の添加剤としての使用 |
JP2008501054A (ja) * | 2004-05-28 | 2008-01-17 | トータル・ペトロケミカルズ・リサーチ・フエリユイ | 回転成形でのポリエーテルエステルの使用 |
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CN101844654A (zh) * | 2010-04-13 | 2010-09-29 | 无锡新龙科技有限公司 | 具有塑钢复合结构的储罐的制造工艺 |
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JP2014139332A (ja) * | 2003-02-17 | 2014-07-31 | Mitsui Chemicals Inc | エチレン系重合体及び成形体への応用 |
JP2019044195A (ja) * | 2013-11-18 | 2019-03-22 | ノヴァ ケミカルズ(アンテルナショナル)ソシエテ アノニム | 改良されたescrバイモーダル回転成形樹脂 |
WO2019182893A1 (en) * | 2018-03-22 | 2019-09-26 | Dow Global Technologies Llc | Process for forming a rotational molded article |
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RS56541B1 (sr) | 2011-03-04 | 2018-02-28 | Total Res & Technology Feluy | Postupak za pripremanje smeše polietilena koja sadrži smole proizvedene sa metalocenom i smole proizvedene sa cigler-nata katalizatorom |
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