JP2001076652A - 平板ディスプレイ装置及びその製造方法 - Google Patents
平板ディスプレイ装置及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2001076652A JP2001076652A JP2000252043A JP2000252043A JP2001076652A JP 2001076652 A JP2001076652 A JP 2001076652A JP 2000252043 A JP2000252043 A JP 2000252043A JP 2000252043 A JP2000252043 A JP 2000252043A JP 2001076652 A JP2001076652 A JP 2001076652A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- forming
- back plate
- emitter
- flat panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/028—Mounting or supporting arrangements for flat panel cathode ray tubes, e.g. spacers particularly relating to electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/467—Control electrodes for flat display tubes, e.g. of the type covered by group H01J31/123
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/86—Vessels; Containers; Vacuum locks
- H01J29/864—Spacers between faceplate and backplate of flat panel cathode ray tubes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J31/00—Cathode ray tubes; Electron beam tubes
- H01J31/08—Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
- H01J31/10—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
- H01J31/12—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
- H01J31/123—Flat display tubes
- H01J31/125—Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
- H01J31/127—Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection using large area or array sources, i.e. essentially a source for each pixel group
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2329/00—Electron emission display panels, e.g. field emission display panels
- H01J2329/86—Vessels
- H01J2329/8625—Spacing members
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2329/00—Electron emission display panels, e.g. field emission display panels
- H01J2329/86—Vessels
- H01J2329/8625—Spacing members
- H01J2329/863—Spacing members characterised by the form or structure
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストを上昇させずに,製造工程での製
品損傷を防止することが可能な,平板ディスプレイ装置
及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 フェースプレート1と,このフェースプ
レート1に連結されて密閉容器5を形成するバックプレ
ート3と,容器から光を発光する手段と,バックプレー
ト3側に配置される電子放出源に対応してこの電子放出
源がフェースプレート1側に露出されるようにする複数
の孔部21aを有し,バックプレート3上に配置される
フレーム21と,容器上に設定される非表示領域に対応
してフレーム21に形成される複数のスペーサ23と,
孔部と貫通する孔部を有し,フレーム21の一面に所定
のパターンを維持して形成される複数のゲート電極とを
含む。
品損傷を防止することが可能な,平板ディスプレイ装置
及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 フェースプレート1と,このフェースプ
レート1に連結されて密閉容器5を形成するバックプレ
ート3と,容器から光を発光する手段と,バックプレー
ト3側に配置される電子放出源に対応してこの電子放出
源がフェースプレート1側に露出されるようにする複数
の孔部21aを有し,バックプレート3上に配置される
フレーム21と,容器上に設定される非表示領域に対応
してフレーム21に形成される複数のスペーサ23と,
孔部と貫通する孔部を有し,フレーム21の一面に所定
のパターンを維持して形成される複数のゲート電極とを
含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,平板ディスプレイ
装置及びその製造方法に関し,さらに詳細には,エミッ
タ(電子放出源)から電子を放出するためのゲート電極
を有する平板ディスプレイ装置及びその製造方法に関す
る。
装置及びその製造方法に関し,さらに詳細には,エミッ
タ(電子放出源)から電子を放出するためのゲート電極
を有する平板ディスプレイ装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に,平板ディスプレイ(FPD;F
lat Panel Display)装置は,フェース
プレート,バックプレート及びサイドウオールを組み合
わせて密閉容器を構成し,この容器の内部を略10-7
Torr程度の真空状態に維持して外観を形成する。
lat Panel Display)装置は,フェース
プレート,バックプレート及びサイドウオールを組み合
わせて密閉容器を構成し,この容器の内部を略10-7
Torr程度の真空状態に維持して外観を形成する。
【0003】かかる平板ディスプレイ装置は,両プレー
トの間に形成される内部圧力と外部大気圧との圧力差だ
けでは,他のディスプレイ装置のように両プレートの間
隔を均一に維持することが困難である。このため,通常
は,容器内部にディスプレイのセルギャップを維持する
ためのスペーサが,少なくとも一以上配置される。
トの間に形成される内部圧力と外部大気圧との圧力差だ
けでは,他のディスプレイ装置のように両プレートの間
隔を均一に維持することが困難である。このため,通常
は,容器内部にディスプレイのセルギャップを維持する
ためのスペーサが,少なくとも一以上配置される。
【0004】また,平板ディスプレイ装置が高電圧型の
場合,プレートの間隔が略1mm以上と大きくなるが,
この時にはエミッタ(電子放出源)から放出された電子
が該当ピクセルの蛍光体に正確に伝わらず,周辺の他の
ピクセルの蛍光体を励起して発光させる場合がある。こ
のため,従来の高電圧用平板ディスプレイ装置には,か
かる現象を未然に防止するために,電子の流れを制御す
るためのフォーカス電極が設置される。
場合,プレートの間隔が略1mm以上と大きくなるが,
この時にはエミッタ(電子放出源)から放出された電子
が該当ピクセルの蛍光体に正確に伝わらず,周辺の他の
ピクセルの蛍光体を励起して発光させる場合がある。こ
のため,従来の高電圧用平板ディスプレイ装置には,か
かる現象を未然に防止するために,電子の流れを制御す
るためのフォーカス電極が設置される。
【0005】上記に示すような,従来の平板ディスプレ
イ装置として,米国特許第5,650,690号に記載
された電界放射ディスプレイ(FED:Field Em
ission Device)が挙げられる。この電界
放射ディスプレイでは,フェースプレート上に配置され
たグリッパーとバックプレート上に配置されたロケータ
との間に,スペーサウオールを装着することにより,装
置の内部空間が有効に維持される。また,エミッタの周
囲には,エミッタから放出された電子の流れを制御する
ためにフォーカス電極が形成されている。
イ装置として,米国特許第5,650,690号に記載
された電界放射ディスプレイ(FED:Field Em
ission Device)が挙げられる。この電界
放射ディスプレイでは,フェースプレート上に配置され
たグリッパーとバックプレート上に配置されたロケータ
との間に,スペーサウオールを装着することにより,装
置の内部空間が有効に維持される。また,エミッタの周
囲には,エミッタから放出された電子の流れを制御する
ためにフォーカス電極が形成されている。
【0006】上記従来技術では,ロケータ及びフォーカ
スグリッド電極をプレート上に感光性物質をスピンコー
ティングあるいはスクリーンプリンタで配置し,さら
に,フォトリソグラフィ工程を実施して形成される。
スグリッド電極をプレート上に感光性物質をスピンコー
ティングあるいはスクリーンプリンタで配置し,さら
に,フォトリソグラフィ工程を実施して形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記工
程では,電極を構成する感光性物質とプレートを構成す
る物質との間では熱膨張係数が相異するため,材質自体
が変形する恐れがある。さらに,真空蒸着後には材質に
含まれる水分が徐々に外部に滲み出すことにより微細な
エミッタが損傷してしまい,デバイスの寿命が短縮する
場合もある。さらに,上記従来技術では,高価なペース
トを使用して数十μm以上の厚い電極を形成するので,
製品の価格が上昇するという問題がある。
程では,電極を構成する感光性物質とプレートを構成す
る物質との間では熱膨張係数が相異するため,材質自体
が変形する恐れがある。さらに,真空蒸着後には材質に
含まれる水分が徐々に外部に滲み出すことにより微細な
エミッタが損傷してしまい,デバイスの寿命が短縮する
場合もある。さらに,上記従来技術では,高価なペース
トを使用して数十μm以上の厚い電極を形成するので,
製品の価格が上昇するという問題がある。
【0008】したがって,本発明の目的は,製造コスト
を上昇させずに,製造工程で製品損傷を防止することが
可能な,新規かつ改良された平板ディスプレイ装置及び
その製造方法を提供することにある。
を上昇させずに,製造工程で製品損傷を防止することが
可能な,新規かつ改良された平板ディスプレイ装置及び
その製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,フェースプレートと,前記フェースプレートと連結
されて密閉容器を形成するバックプレートと,前記密閉
容器から光を発光する手段と,前記バックプレート側に
配置されるエミッタに対応して,前記エミッタが前記フ
ェースプレート側に露出するように形成される複数の孔
部を有する,前記バックプレート上に配置されるフレー
ムと,前記密閉容器上に設定される非表示領域に対応し
て,前記フレームに形成される複数のスペーサと,前記
フレーム孔部と貫通するように形成される孔部を有し,
前記フレームの一面に所定のパターンを維持して形成さ
れる複数のゲート電極と,を有することを特徴とする平
板ディスプレイ装置が提供される。
め,フェースプレートと,前記フェースプレートと連結
されて密閉容器を形成するバックプレートと,前記密閉
容器から光を発光する手段と,前記バックプレート側に
配置されるエミッタに対応して,前記エミッタが前記フ
ェースプレート側に露出するように形成される複数の孔
部を有する,前記バックプレート上に配置されるフレー
ムと,前記密閉容器上に設定される非表示領域に対応し
て,前記フレームに形成される複数のスペーサと,前記
フレーム孔部と貫通するように形成される孔部を有し,
前記フレームの一面に所定のパターンを維持して形成さ
れる複数のゲート電極と,を有することを特徴とする平
板ディスプレイ装置が提供される。
【0010】本項記載の発明では,プレート上にゲート
電極,スペーサなどを直接形成せず,別途に具備したフ
レームを介して配置するので,製造コストが上昇するこ
となく,製造工程での製品が損傷することを防止するこ
とができる。
電極,スペーサなどを直接形成せず,別途に具備したフ
レームを介して配置するので,製造コストが上昇するこ
となく,製造工程での製品が損傷することを防止するこ
とができる。
【0011】また,請求項2に記載の発明のように,前
記フレームは,感光性ガラスからなる,如く構成すれ
ば,フレームを容易にパターン加工することができる。
記フレームは,感光性ガラスからなる,如く構成すれ
ば,フレームを容易にパターン加工することができる。
【0012】また,請求項3に記載の発明のように,前
記フレームの他面には,前記フレーム孔部と貫通する孔
部を有するフォーカス電極が所定のパターンを維持して
形成される,如く構成すれば,エミッタから放出された
電子の流れを制御することができるので,対応する蛍光
体を正確に励起することができる。
記フレームの他面には,前記フレーム孔部と貫通する孔
部を有するフォーカス電極が所定のパターンを維持して
形成される,如く構成すれば,エミッタから放出された
電子の流れを制御することができるので,対応する蛍光
体を正確に励起することができる。
【0013】また,請求項4に記載の発明のように,前
記発光手段は,前記密閉容器内の前記バックプレート上
に形成される複数のカソード電極と,前記フレーム孔部
内に配置され,前記カソード電極上に形成されるエミッ
タと,前記密閉容器内で前記フェースプレート上に形成
される複数のアノード電極と,前記アノード電極上に形
成される蛍光層と,を有する如く構成すれば,ディスプ
レイ装置を発光するための発光手段を形成することがで
きる。
記発光手段は,前記密閉容器内の前記バックプレート上
に形成される複数のカソード電極と,前記フレーム孔部
内に配置され,前記カソード電極上に形成されるエミッ
タと,前記密閉容器内で前記フェースプレート上に形成
される複数のアノード電極と,前記アノード電極上に形
成される蛍光層と,を有する如く構成すれば,ディスプ
レイ装置を発光するための発光手段を形成することがで
きる。
【0014】また,請求項5に記載の発明のように,前
記エミッタは,面状からなる,如く構成するれば,平面
ディスプレイ装置用の電子放出源とすることができる。
なお,請求項6に記載の発明のように,前記エミッタ
は,カーボンナノチューブからなる,如く構成するのが
好ましい。
記エミッタは,面状からなる,如く構成するれば,平面
ディスプレイ装置用の電子放出源とすることができる。
なお,請求項6に記載の発明のように,前記エミッタ
は,カーボンナノチューブからなる,如く構成するのが
好ましい。
【0015】また,請求項7に記載の発明のように,前
記スペーサは,前記フレームの一面にだけ形成される,
如く構成することができる。また,請求項8に記載の発
明のように,前記スペーサは,前記フレームの両面に対
向配置されて形成される,如く構成することができる。
記スペーサは,前記フレームの一面にだけ形成される,
如く構成することができる。また,請求項8に記載の発
明のように,前記スペーサは,前記フレームの両面に対
向配置されて形成される,如く構成することができる。
【0016】また,請求項9に記載の発明のように,前
記スペーサは,前記フレームと同一の材質からなり,前
記フレームと一体に形成される,如く構成すれば,フレ
ーム及びスペーサを同一の製造工程で形成することがで
きる。この結果,フレーム及び製造コストを低減するこ
とができる。
記スペーサは,前記フレームと同一の材質からなり,前
記フレームと一体に形成される,如く構成すれば,フレ
ーム及びスペーサを同一の製造工程で形成することがで
きる。この結果,フレーム及び製造コストを低減するこ
とができる。
【0017】また,請求項10に記載の発明のように,
前記スペーサは,前記フレーム上に形成されたホルダに
嵌合して装着される,如く構成すれば,フレームとスペ
ーサを一体に形成する必要がなく,フレーム上には孔部
とホルダだけを形成すれば良いのでフレームの製造工程
が容易になる。また,露光のためのマスク配置は感光ガ
ラスの一面だけに配置すれば良く,過エッチング防止層
を形成する必要もない。
前記スペーサは,前記フレーム上に形成されたホルダに
嵌合して装着される,如く構成すれば,フレームとスペ
ーサを一体に形成する必要がなく,フレーム上には孔部
とホルダだけを形成すれば良いのでフレームの製造工程
が容易になる。また,露光のためのマスク配置は感光ガ
ラスの一面だけに配置すれば良く,過エッチング防止層
を形成する必要もない。
【0018】また,請求項11に記載の発明のように,
前記フレームの一側部には,前記フェースプレートに支
持される支持体が一体に形成される,如く構成すれば,
スペーサとともに密閉容器のセルギャップを維持するこ
とができる。
前記フレームの一側部には,前記フェースプレートに支
持される支持体が一体に形成される,如く構成すれば,
スペーサとともに密閉容器のセルギャップを維持するこ
とができる。
【0019】また,請求項12に記載の発明のように,
前記フレームの一側部には,前記フェースププレート及
び前記バックプレートに支持される支持体が一体に形成
される,如く構成すれば,スペーサとともに密閉容器の
セルギャップを維持することができる。
前記フレームの一側部には,前記フェースププレート及
び前記バックプレートに支持される支持体が一体に形成
される,如く構成すれば,スペーサとともに密閉容器の
セルギャップを維持することができる。
【0020】また,請求項13に記載の発明のように,
前記バックプレート上の前記エミッタ以外の部分に誘電
層が形成される,如く構成すれば,例えばカーボンナノ
チューブであるエミッタの位置する空間を誘電層を利用
したフォトリソグラフィ工程でパターン化できるので,
電子放出源であるエミッタを高精度にパターン化するこ
とができる。
前記バックプレート上の前記エミッタ以外の部分に誘電
層が形成される,如く構成すれば,例えばカーボンナノ
チューブであるエミッタの位置する空間を誘電層を利用
したフォトリソグラフィ工程でパターン化できるので,
電子放出源であるエミッタを高精度にパターン化するこ
とができる。
【0021】また,請求項14に記載の発明のように,
前記誘電層は感光性物質からなる,如く構成すれば,誘
電体のパターンを容易にエッチング加工することができ
る。
前記誘電層は感光性物質からなる,如く構成すれば,誘
電体のパターンを容易にエッチング加工することができ
る。
【0022】また,上記課題を解決するため,請求項1
5に記載の発明では,バックプレートの一面にカソード
電極を形成する工程と,前記カソード電極上に電子放出
源であるエミッタを形成する工程と,前記バックプレー
ト上に,前記エミッタに対応する孔部,非表示領域にセ
ルギャップを維持するためのスペーサ,及びその一面に
前記エミッタから電子を放出するためのゲート電極が形
成されているフレームを配置する工程と,フェースプレ
ートの一面にアノード電極を形成する工程と,前記アノ
ード電極上に蛍光層を形成する工程と,前記フェースプ
レートを,前記バックプレートに結合して密閉容器を形
成する工程と,を含むことを特徴とする平板ディスプレ
ー装置の製造方法が提供される。
5に記載の発明では,バックプレートの一面にカソード
電極を形成する工程と,前記カソード電極上に電子放出
源であるエミッタを形成する工程と,前記バックプレー
ト上に,前記エミッタに対応する孔部,非表示領域にセ
ルギャップを維持するためのスペーサ,及びその一面に
前記エミッタから電子を放出するためのゲート電極が形
成されているフレームを配置する工程と,フェースプレ
ートの一面にアノード電極を形成する工程と,前記アノ
ード電極上に蛍光層を形成する工程と,前記フェースプ
レートを,前記バックプレートに結合して密閉容器を形
成する工程と,を含むことを特徴とする平板ディスプレ
ー装置の製造方法が提供される。
【0023】本項記載の発明では,製造コストが上昇す
ることなく,製造工程での製品が損傷することを防止す
ることができる。また,プレート上にゲート電極,スペ
ーサなどを直接形成せず,別途に具備したフレームを介
して配置した平板ディスプレイ装置を提供することがで
きる。
ることなく,製造工程での製品が損傷することを防止す
ることができる。また,プレート上にゲート電極,スペ
ーサなどを直接形成せず,別途に具備したフレームを介
して配置した平板ディスプレイ装置を提供することがで
きる。
【0024】また,上記課題を解決するため,請求項1
6に記載の発明では,バックプレートの一面にカソード
電極を形成する工程と,前記カソード電極上に電子放出
源であるエミッタを形成する工程と,前記バックプレー
トの上に,前記エミッタに対応する孔部,非表示領域に
セルギャップを維持するためのスペーサ,その一面に前
記エミッタから電子を放出するためのゲート電極,前記
一面の対向面に前記孔部を通過した電子ビームの流れを
制御するためのフォーカス電極が形成されるフレームを
配置する工程と,フェースプレートの一面にアノード電
極を形成する工程と,前記アノード電極上に蛍光層を形
成する工程と,前記フェースプレートを,前記バックプ
レートに結合させて密閉容器を形成する工程と,を含む
ことを特徴とする平板ディスプレイ装置の製造方法が提
供される。
6に記載の発明では,バックプレートの一面にカソード
電極を形成する工程と,前記カソード電極上に電子放出
源であるエミッタを形成する工程と,前記バックプレー
トの上に,前記エミッタに対応する孔部,非表示領域に
セルギャップを維持するためのスペーサ,その一面に前
記エミッタから電子を放出するためのゲート電極,前記
一面の対向面に前記孔部を通過した電子ビームの流れを
制御するためのフォーカス電極が形成されるフレームを
配置する工程と,フェースプレートの一面にアノード電
極を形成する工程と,前記アノード電極上に蛍光層を形
成する工程と,前記フェースプレートを,前記バックプ
レートに結合させて密閉容器を形成する工程と,を含む
ことを特徴とする平板ディスプレイ装置の製造方法が提
供される。
【0025】本項記載の発明では,製造コストが上昇す
ることなく,製造工程での製品が損傷することを防止す
ることができる。また,プレート上にゲート電極,スペ
ーサなどを直接形成せず,別途に具備したフレームを介
して配置した平板ディスプレイ装置を提供することがで
きる。さらに,エミッタから放出された電子の流れを制
御することができるので,対応する蛍光体を正確に励起
することができる。
ることなく,製造工程での製品が損傷することを防止す
ることができる。また,プレート上にゲート電極,スペ
ーサなどを直接形成せず,別途に具備したフレームを介
して配置した平板ディスプレイ装置を提供することがで
きる。さらに,エミッタから放出された電子の流れを制
御することができるので,対応する蛍光体を正確に励起
することができる。
【0026】また,請求項17に記載の発明のように,
前記フレームの形成工程は,感光性ガラスを介して所定
の孔パターンを有するマスクを対向配置する工程と,前
記マスクを介して前記感光性ガラスを露光する工程と,
前記感光性ガラスを熱処理する工程と,前記感光性ガラ
スに過エッチング防止層を塗布する工程と,前記感光性
ガラスをエッチング処理する工程と,前記過エッチング
防止層を前記感光性ガラスから除去する工程と,を含
む,如く構成すれば,その一面にスペーサを有するフレ
ームを提供することができる。また,感光ガラスを使用
するので,フレームを容易にパターン加工することがで
きる。さらに,感光性ガラスの一側部位が過度にエッチ
ングされるのを防止してエッチングすることができる。
前記フレームの形成工程は,感光性ガラスを介して所定
の孔パターンを有するマスクを対向配置する工程と,前
記マスクを介して前記感光性ガラスを露光する工程と,
前記感光性ガラスを熱処理する工程と,前記感光性ガラ
スに過エッチング防止層を塗布する工程と,前記感光性
ガラスをエッチング処理する工程と,前記過エッチング
防止層を前記感光性ガラスから除去する工程と,を含
む,如く構成すれば,その一面にスペーサを有するフレ
ームを提供することができる。また,感光ガラスを使用
するので,フレームを容易にパターン加工することがで
きる。さらに,感光性ガラスの一側部位が過度にエッチ
ングされるのを防止してエッチングすることができる。
【0027】また,請求項18に記載の発明のように,
前記ゲート電極あるいは前記フォーカス電極は,アルミ
ニウム(Al)またはインジウムチンオキサイド(IT
O)を蒸着装置により蒸着することにより形成される,
如く構成するのが好ましい。
前記ゲート電極あるいは前記フォーカス電極は,アルミ
ニウム(Al)またはインジウムチンオキサイド(IT
O)を蒸着装置により蒸着することにより形成される,
如く構成するのが好ましい。
【0028】また,請求項19に記載の発明のように,
前記フレームの形成工程は,前記感光性ガラスのある一
面に所定の孔パターンを有するマスクを配置する工程
と,前記マスクを介して前記感光性ガラスを露光する工
程と,前記感光性ガラスを熱処理する工程と,前記感光
性ガラスをエッチング処理する工程と,を含む,如く構
成すれば,プレート上にゲート電極,スペーサなどを直
接形成しない平板ディスプレイ装置用のフレームを別途
に提供することができる。
前記フレームの形成工程は,前記感光性ガラスのある一
面に所定の孔パターンを有するマスクを配置する工程
と,前記マスクを介して前記感光性ガラスを露光する工
程と,前記感光性ガラスを熱処理する工程と,前記感光
性ガラスをエッチング処理する工程と,を含む,如く構
成すれば,プレート上にゲート電極,スペーサなどを直
接形成しない平板ディスプレイ装置用のフレームを別途
に提供することができる。
【0029】また,請求項20に記載の発明のように,
前記スペーサは,前記フレームの非表示領域に形成され
たスペーサ固定用ホルダに挿入することにより,前記フ
レームに固定される,如く構成すれば,フレームを形成
する際には,スペーサを一体に形成しなくてもよい。フ
レームとスペーサを一体に形成する必要がなく,フレー
ム上には孔部とホルダだけを形成すれば良いのでフレー
ムの製造工程が容易になる。また,露光のためのマスク
配置は感光ガラスの一面だけに配置すれば良く,過エッ
チング防止層を形成する必要もない。
前記スペーサは,前記フレームの非表示領域に形成され
たスペーサ固定用ホルダに挿入することにより,前記フ
レームに固定される,如く構成すれば,フレームを形成
する際には,スペーサを一体に形成しなくてもよい。フ
レームとスペーサを一体に形成する必要がなく,フレー
ム上には孔部とホルダだけを形成すれば良いのでフレー
ムの製造工程が容易になる。また,露光のためのマスク
配置は感光ガラスの一面だけに配置すれば良く,過エッ
チング防止層を形成する必要もない。
【0030】また,請求項21に記載の発明のように,
前記フレームの形成工程は,感光性ガラスの両面に,所
定の孔パターンを有するマスクを対向配置する工程と,
前記マスクを介して前記感光性ガラスを露光する工程
と,前記感光性ガラスを熱処理する工程と,を含む,如
く構成すれば,フォーカス電極を有するフレームを容易
にパターン加工することができる。
前記フレームの形成工程は,感光性ガラスの両面に,所
定の孔パターンを有するマスクを対向配置する工程と,
前記マスクを介して前記感光性ガラスを露光する工程
と,前記感光性ガラスを熱処理する工程と,を含む,如
く構成すれば,フォーカス電極を有するフレームを容易
にパターン加工することができる。
【0031】また,上記課題を解決するため,請求項2
2に記載の発明では,バックプレート上に所定のパター
ンを有するカソード電極を形成する工程と,前記バック
プレート全面に感光性誘電体ペーストを印刷して乾燥し
て,感光性誘電層を形成する工程と,前記感光性誘電層
を部分露光及び現像して画素領域に該当する部分を除去
する工程と,前記除去された部分にエミッタを形成する
工程と,感光性ガラスからなるフレームに複数の孔部を
形成する工程と,前記フレームの一面に所定のパターン
を有するゲート電極を形成する工程と,非表示領域に該
当する前記フレームの上にスペーサを形成する工程と,
フェースプレートの上に所定のパターンを有するアノー
ド電極を形成する工程と,前記アノード電極上に蛍光層
を形成する工程と,前記フレーム孔部内に前記エミッタ
が配置されるように,前記フレームを前記プレート上に
配置し,前記フェースプレートを前記バックプレートに
結合させて密閉容器を形成する工程と,を含む,ことを
特徴とする平板ディスプレイ装置の製造方法が提供され
る。
2に記載の発明では,バックプレート上に所定のパター
ンを有するカソード電極を形成する工程と,前記バック
プレート全面に感光性誘電体ペーストを印刷して乾燥し
て,感光性誘電層を形成する工程と,前記感光性誘電層
を部分露光及び現像して画素領域に該当する部分を除去
する工程と,前記除去された部分にエミッタを形成する
工程と,感光性ガラスからなるフレームに複数の孔部を
形成する工程と,前記フレームの一面に所定のパターン
を有するゲート電極を形成する工程と,非表示領域に該
当する前記フレームの上にスペーサを形成する工程と,
フェースプレートの上に所定のパターンを有するアノー
ド電極を形成する工程と,前記アノード電極上に蛍光層
を形成する工程と,前記フレーム孔部内に前記エミッタ
が配置されるように,前記フレームを前記プレート上に
配置し,前記フェースプレートを前記バックプレートに
結合させて密閉容器を形成する工程と,を含む,ことを
特徴とする平板ディスプレイ装置の製造方法が提供され
る。
【0032】本項記載の発明では,例えばカーボンナノ
チューブであるエミッタの位置する空間を誘電層を利用
したフォトリソグラフィ工程でパターン化できるので,
電子放出源であるエミッタを高精度にパターン化するこ
とができる。
チューブであるエミッタの位置する空間を誘電層を利用
したフォトリソグラフィ工程でパターン化できるので,
電子放出源であるエミッタを高精度にパターン化するこ
とができる。
【0033】また,請求項23に記載の発明のように,
前記エミッタの形成工程は,前記カソード電極上にカー
ボンナノチューブペーストをスクリーン印刷する工程
と,前記印刷されたカーボンナノチューブペーストを熱
処理及び表面処理する工程と,を含む,如く構成すれ
ば,カーボンナノチューブが位置する空間を誘電層を利
用したフォトリソグラフィ工程でパターン化するので,
電子放出源であるカーボンナノチューブを高精度にパタ
ーン化することができる。
前記エミッタの形成工程は,前記カソード電極上にカー
ボンナノチューブペーストをスクリーン印刷する工程
と,前記印刷されたカーボンナノチューブペーストを熱
処理及び表面処理する工程と,を含む,如く構成すれ
ば,カーボンナノチューブが位置する空間を誘電層を利
用したフォトリソグラフィ工程でパターン化するので,
電子放出源であるカーボンナノチューブを高精度にパタ
ーン化することができる。
【0034】また,請求項24に記載の発明のように,
前記フレームに孔部を形成する工程は,感光性ガラスの
一面に所定の孔パターンを有するマスクを配置して露光
する工程と,前記感光性ガラスを熱処理する工程と,前
記感光性ガラスの露光部分をエッチングにより除去する
工程と,を含む,如く構成すれば,フレームを容易にパ
ターン加工できる。
前記フレームに孔部を形成する工程は,感光性ガラスの
一面に所定の孔パターンを有するマスクを配置して露光
する工程と,前記感光性ガラスを熱処理する工程と,前
記感光性ガラスの露光部分をエッチングにより除去する
工程と,を含む,如く構成すれば,フレームを容易にパ
ターン加工できる。
【0035】また,請求項25に記載の発明のように,
前記フレーム上にゲート電極を形成する工程は,前記フ
レーム孔部が露出するように,前記フレーム上に金属ペ
ーストを所定のパターンで印刷する工程と,前記印刷さ
れた金属ペーストを乾燥及び焼成する工程と,を含む,
如く構成すれば,容易にフレーム上にゲート電極を形成
することができる。
前記フレーム上にゲート電極を形成する工程は,前記フ
レーム孔部が露出するように,前記フレーム上に金属ペ
ーストを所定のパターンで印刷する工程と,前記印刷さ
れた金属ペーストを乾燥及び焼成する工程と,を含む,
如く構成すれば,容易にフレーム上にゲート電極を形成
することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好適な実施の形態
について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚,以下の説明及び添付図面において,同一の機能及び
構成を有する構成要素については,同一符号を付するこ
とにより,重複説明を省略する。
について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚,以下の説明及び添付図面において,同一の機能及び
構成を有する構成要素については,同一符号を付するこ
とにより,重複説明を省略する。
【0037】(第1の実施の形態)まず,図1〜図11
を参照しながら,第1の実施の形態について説明する。
図1は,本実施形態にかかる平板ディスプレイ装置であ
る電界放射ディスプレイを示す断面図である。
を参照しながら,第1の実施の形態について説明する。
図1は,本実施形態にかかる平板ディスプレイ装置であ
る電界放射ディスプレイを示す断面図である。
【0038】まず図1に示すように,電界放射ディスプ
レイは,フェースプレート1と,フェースプレート1と
所定の間隔をおいて平行に配置されるバックプレート3
とを結合して密閉容器5が形成される。この密閉容器5
は,フェースプレート1とバックプレート3との間に
は,通常,サイドガラス7が介在して形成される。
レイは,フェースプレート1と,フェースプレート1と
所定の間隔をおいて平行に配置されるバックプレート3
とを結合して密閉容器5が形成される。この密閉容器5
は,フェースプレート1とバックプレート3との間に
は,通常,サイドガラス7が介在して形成される。
【0039】かかる密閉容器5において,フェースプレ
ート1には,アノード電極9上に,スラリー法あるいは
スクリーンプリンティング法によりR,G,B蛍光層1
1が形成されており,この蛍光層11の間にはブラック
マトリックス13が配置されている。
ート1には,アノード電極9上に,スラリー法あるいは
スクリーンプリンティング法によりR,G,B蛍光層1
1が形成されており,この蛍光層11の間にはブラック
マトリックス13が配置されている。
【0040】また,バックプレート3には,蛍光層11
を励起して発光させるための面状のエミッタ(電子放出
源)15が,カソード電極17上に所定のパターンで形
成されている。なお,このエミッタ15は,カーボンナ
ノチューブにより形成されるのが好ましい。
を励起して発光させるための面状のエミッタ(電子放出
源)15が,カソード電極17上に所定のパターンで形
成されている。なお,このエミッタ15は,カーボンナ
ノチューブにより形成されるのが好ましい。
【0041】また,電界放射ディスプレイには,エミッ
タ15から電子を放出させるためのゲート電極19がさ
らに形成されており,このゲート電極19はバックプレ
ート3上に装着されるフレーム21上に形成される。
タ15から電子を放出させるためのゲート電極19がさ
らに形成されており,このゲート電極19はバックプレ
ート3上に装着されるフレーム21上に形成される。
【0042】次に,図2に基づいて,フレームの構造を
より具体的に説明する。なお,図2は,本実施形態にか
かるフレームを示す斜視図である。
より具体的に説明する。なお,図2は,本実施形態にか
かるフレームを示す斜視図である。
【0043】まず,図2に示すように,フレーム21
は,バックプレート3に対応する所定の大きさを有し,
その内側には孔部21aが複数形成されている。この孔
部21aは,電界放射ディスプレイ装置のピクセル(換
言すると,蛍光層9及びエミッタ15)に対応して形成
される。また,フレーム21には,密閉容器5のセルギ
ャップを維持するためのスペーサ23が装着されてい
る。
は,バックプレート3に対応する所定の大きさを有し,
その内側には孔部21aが複数形成されている。この孔
部21aは,電界放射ディスプレイ装置のピクセル(換
言すると,蛍光層9及びエミッタ15)に対応して形成
される。また,フレーム21には,密閉容器5のセルギ
ャップを維持するためのスペーサ23が装着されてい
る。
【0044】このスペーサ23は,密閉容器5上に設定
される非表示領域に対応するように,フレーム21と一
体に形成されており,その形状は,図2に示すように,
例えば円柱体とすることができる。また,図3に示すよ
うに,直方体,十字柱体あるいは薄いシート形状のスペ
ーサ23とすることもできる。
される非表示領域に対応するように,フレーム21と一
体に形成されており,その形状は,図2に示すように,
例えば円柱体とすることができる。また,図3に示すよ
うに,直方体,十字柱体あるいは薄いシート形状のスペ
ーサ23とすることもできる。
【0045】また,フレーム21の一側部には,スペー
サ21と略同一高さの支持体25が一体に形成されてい
る。この支持体25は,スペーサ21とともに密閉容器
5のセルギャップを維持する役割がある。
サ21と略同一高さの支持体25が一体に形成されてい
る。この支持体25は,スペーサ21とともに密閉容器
5のセルギャップを維持する役割がある。
【0046】なお,上記構造のフレーム21は,感光性
ガラスから形成されるのが好ましい。
ガラスから形成されるのが好ましい。
【0047】以下,図4から図9に基づいて,本実施形
態にかかる平板ディスプレイ装置のフレームの製造方法
を説明する。なお,図4,図5,図6,図7,図8及び
図9は,フレームの形成工程を説明するための断面図で
ある。なお,上記図面では,説明の便宜上,フレームに
形成された一つの孔部部位を中心として図示している。
態にかかる平板ディスプレイ装置のフレームの製造方法
を説明する。なお,図4,図5,図6,図7,図8及び
図9は,フレームの形成工程を説明するための断面図で
ある。なお,上記図面では,説明の便宜上,フレームに
形成された一つの孔部部位を中心として図示している。
【0048】まず,図4に示すように,フレーム21と
して,所定の厚さの感光性ガラス27が提供される。次
いで,図5に示すように,感光性ガラス27を介してマ
スク29,31を対向配置する。なお,このマスク2
9,31には任意のパターンの孔部29a,31aが各
々形成されている。
して,所定の厚さの感光性ガラス27が提供される。次
いで,図5に示すように,感光性ガラス27を介してマ
スク29,31を対向配置する。なお,このマスク2
9,31には任意のパターンの孔部29a,31aが各
々形成されている。
【0049】次いで,図6に示すように,マスク29,
31を介して感光性ガラス27の露光(例えば約30分
間)を行ない,この露光工程が終了した感光性ガラス2
7は,熱処理用炉(図示せず)により2段階の熱処理(例
えば500℃の温度で例えば1時間,及び例えば600
℃の温度で例えば1時間)がおこなわれる。この熱処理
工程の後,図7に示すように,感光性ガラス27の一面
には,フォトレジストからなる過エッチング防止層33
が形成される。この過エッチング防止層33は,次工程
のエッチング工程で感光性ガラス27の一側部位が過度
にエッチングされるのを防止する目的で形成される。
31を介して感光性ガラス27の露光(例えば約30分
間)を行ない,この露光工程が終了した感光性ガラス2
7は,熱処理用炉(図示せず)により2段階の熱処理(例
えば500℃の温度で例えば1時間,及び例えば600
℃の温度で例えば1時間)がおこなわれる。この熱処理
工程の後,図7に示すように,感光性ガラス27の一面
には,フォトレジストからなる過エッチング防止層33
が形成される。この過エッチング防止層33は,次工程
のエッチング工程で感光性ガラス27の一側部位が過度
にエッチングされるのを防止する目的で形成される。
【0050】さらに,図8に示すように,過エッチング
防止層形成工程の後,感光性ガラス27のエッチング工
程(例えばHF10%のエッチング液に感光性ガラスを
10〜40分程度浸積する)をおこなって,感光性ガラ
ス27の熱処理された部位を除去する。その後,図9に
示すように,過エッチング防止層33を除去する。この
ように,スペーサ23が形成された感光性ガラス27
は,本実施形態にかかるフレーム21として最終的に完
成する。
防止層形成工程の後,感光性ガラス27のエッチング工
程(例えばHF10%のエッチング液に感光性ガラスを
10〜40分程度浸積する)をおこなって,感光性ガラ
ス27の熱処理された部位を除去する。その後,図9に
示すように,過エッチング防止層33を除去する。この
ように,スペーサ23が形成された感光性ガラス27
は,本実施形態にかかるフレーム21として最終的に完
成する。
【0051】図10に示すように,上記工程によりスペ
ーサ23が形成されたフレーム21の一面には,所定の
厚さのゲート電極19が形成される。このゲート電極1
9は,フレーム21の孔部21aに対応する位置に孔部
19aを有しており,ストライプのパターンを維持して
形成される。このゲート電極19は,アルミニウム(A
l)あるいはインジウムチンオキサイド(ITO)を蒸着
装置により蒸着して形成するのが好ましい。
ーサ23が形成されたフレーム21の一面には,所定の
厚さのゲート電極19が形成される。このゲート電極1
9は,フレーム21の孔部21aに対応する位置に孔部
19aを有しており,ストライプのパターンを維持して
形成される。このゲート電極19は,アルミニウム(A
l)あるいはインジウムチンオキサイド(ITO)を蒸着
装置により蒸着して形成するのが好ましい。
【0052】次に,図11に基づいて,フレームをバッ
クプレート上に搭載した状態を説明する。なお,図11
は,バックプレート上にフレームを搭載した状態を示す
斜視図である。
クプレート上に搭載した状態を説明する。なお,図11
は,バックプレート上にフレームを搭載した状態を示す
斜視図である。
【0053】図11に示すように,フレーム21は,バ
ックプレート3上に形成されているエミッタ11が孔部
21a内に位置するように,バックプレート3上に装着
される。当然ながら,スペーサ23は,密閉容器5の非
表示領域に対応するように配置されている。したがっ
て,本実施形態にかかる平板ディスプレイ装置は,フレ
ーム21をバックプレート3上に装着する際に,複数の
スペーサ23に対して容易に装着することができる。
ックプレート3上に形成されているエミッタ11が孔部
21a内に位置するように,バックプレート3上に装着
される。当然ながら,スペーサ23は,密閉容器5の非
表示領域に対応するように配置されている。したがっ
て,本実施形態にかかる平板ディスプレイ装置は,フレ
ーム21をバックプレート3上に装着する際に,複数の
スペーサ23に対して容易に装着することができる。
【0054】(第2の実施の形態)次に,図12に基づ
いて,第2の実施の形態かかる電界放射ディスプレイを
説明する。なお,図2は,第2の実施の形態かかる電界
放射ディスプレイを示す断面図である。
いて,第2の実施の形態かかる電界放射ディスプレイを
説明する。なお,図2は,第2の実施の形態かかる電界
放射ディスプレイを示す断面図である。
【0055】本実施形態では,フレームに形成されるス
ペーサの固定構造が第1の実施の形態と異なる。即ち,
上記実施形態では,スペーサをフレームに一面に一体に
形成するのに対し,本実施形態では,スペーサをフレー
ムと一体として形成せずに,フレームに形成されたスペ
ーサを固定用ホルダを使用して固定する。なお,他の基
本構成は,第1の実施形態の電界放射ディスプレイと同
様である。
ペーサの固定構造が第1の実施の形態と異なる。即ち,
上記実施形態では,スペーサをフレームに一面に一体に
形成するのに対し,本実施形態では,スペーサをフレー
ムと一体として形成せずに,フレームに形成されたスペ
ーサを固定用ホルダを使用して固定する。なお,他の基
本構成は,第1の実施形態の電界放射ディスプレイと同
様である。
【0056】まず,図12に示すように,スペーサ固定
用ホルダ21bは,フレーム21を貫通して形成される
孔部である。スペーサ23は,フレーム21とは別途に
形成され,その一側部位がホルダ21bに挿入されて固
定される。当然ながら,スペーサ23は,第1の実施の
形態と同様に,円柱体を以外の形状とすることができ
る。なお,このとき,ホルダ21bの形状は,スペーサ
23の形状に合せて形成する必要がある。即ち,例えば
円柱体形状のスペーサ23を採用する場合には孔部を円
形に形成する必要があり,また,四角柱体形状のスペー
サ23を採用する場合には孔部を四角形上に形成する必
要がある。
用ホルダ21bは,フレーム21を貫通して形成される
孔部である。スペーサ23は,フレーム21とは別途に
形成され,その一側部位がホルダ21bに挿入されて固
定される。当然ながら,スペーサ23は,第1の実施の
形態と同様に,円柱体を以外の形状とすることができ
る。なお,このとき,ホルダ21bの形状は,スペーサ
23の形状に合せて形成する必要がある。即ち,例えば
円柱体形状のスペーサ23を採用する場合には孔部を円
形に形成する必要があり,また,四角柱体形状のスペー
サ23を採用する場合には孔部を四角形上に形成する必
要がある。
【0057】また,本実施形態においては,フレーム2
1を形成する際に,スペーサ23を一体に形成する必要
がないので,フレームの形成方法が第1の実施の形態と
異なる。即ち,本実施形態においても,第1の実施の形
態と同様に,感光性ガラスを露光した後エッチングによ
りフレーム21を形成するが,フレーム21上に孔部2
1aとホルダ21bだけを形成すれば良いので,露光用
のマスクは感光性ガラスの一面にだけ配置される。この
点において,露光用のマスクは感光性ガラスの両面に配
置する第1の実施の形態とは異なる。また,過エッチン
グ防止層を形成する必要もない。当然ながら,上記以外
の工程は,第1の実施の形態に示した工程と同様であ
る。
1を形成する際に,スペーサ23を一体に形成する必要
がないので,フレームの形成方法が第1の実施の形態と
異なる。即ち,本実施形態においても,第1の実施の形
態と同様に,感光性ガラスを露光した後エッチングによ
りフレーム21を形成するが,フレーム21上に孔部2
1aとホルダ21bだけを形成すれば良いので,露光用
のマスクは感光性ガラスの一面にだけ配置される。この
点において,露光用のマスクは感光性ガラスの両面に配
置する第1の実施の形態とは異なる。また,過エッチン
グ防止層を形成する必要もない。当然ながら,上記以外
の工程は,第1の実施の形態に示した工程と同様であ
る。
【0058】本実施形態においては,フレーム上にホル
ダが形成されており,このホルダに別途に形成したスペ
ーサを固定するので,フレームの製造工程が簡易にな
る。即ち,露光用のマスクを感光性ガラスの一面にだけ
配置すればよく,また,過エッチング防止層を形成する
必要もない。
ダが形成されており,このホルダに別途に形成したスペ
ーサを固定するので,フレームの製造工程が簡易にな
る。即ち,露光用のマスクを感光性ガラスの一面にだけ
配置すればよく,また,過エッチング防止層を形成する
必要もない。
【0059】(第3の実施の形態)本実施形態において
は,フレーム上にフォーカス電極をさらに配置してい
る。以下,図13から図16に基づいて第3の実施の形
態について説明する。なお,図13は,本実施形態にか
かる電界放射ディスプレイを示す断面図である。
は,フレーム上にフォーカス電極をさらに配置してい
る。以下,図13から図16に基づいて第3の実施の形
態について説明する。なお,図13は,本実施形態にか
かる電界放射ディスプレイを示す断面図である。
【0060】まず,図13に示すように,本実施形態に
かかる電界放射ディスプレイにも,フェースプレート1
及びバックプレート3の間に感光性ガラスからなるフレ
ーム21が配置される。本実施形態においては,上記実
施形態と異なり,フレーム21上には,ゲート電極19
及びエミッタ15から放出された電子の流れを制御する
ためのフォーカス電極34が形成されている。
かかる電界放射ディスプレイにも,フェースプレート1
及びバックプレート3の間に感光性ガラスからなるフレ
ーム21が配置される。本実施形態においては,上記実
施形態と異なり,フレーム21上には,ゲート電極19
及びエミッタ15から放出された電子の流れを制御する
ためのフォーカス電極34が形成されている。
【0061】次に,図14に基づいて,本実施形態にか
かるフレーム21の構造をより具体的に説明する。図1
4に示すように,フレーム21は,上記実施形態のフレ
ームと同様に,バックプレート3に対応して所定の大き
さを有し,その内側には複数の孔部21aが形成されて
いる。また,密閉容器5のセルギャップを維持するため
のスペーサ23が形成されている。
かるフレーム21の構造をより具体的に説明する。図1
4に示すように,フレーム21は,上記実施形態のフレ
ームと同様に,バックプレート3に対応して所定の大き
さを有し,その内側には複数の孔部21aが形成されて
いる。また,密閉容器5のセルギャップを維持するため
のスペーサ23が形成されている。
【0062】このスペーサ23は,密閉容器5上に設定
される非表示領域に対応するように,フレーム21の両
面(図中の上面及び下面)に一体に形成されている。な
お,スペーサ23の形状は,上記実施形態と同様に,円
柱体以外にも直方体,十字型柱体あるいは薄いシート形
状とすることもできる。
される非表示領域に対応するように,フレーム21の両
面(図中の上面及び下面)に一体に形成されている。な
お,スペーサ23の形状は,上記実施形態と同様に,円
柱体以外にも直方体,十字型柱体あるいは薄いシート形
状とすることもできる。
【0063】本実施形態にかかるフレーム21は,上記
実施形態の工程と同様に,フレーム21の両面全てにス
ペーサ23を形成するので,スペーサの製造工程では,
第1の実施形態の製造工程では必要であった過エッチン
グ防止層形成工程は含まない。
実施形態の工程と同様に,フレーム21の両面全てにス
ペーサ23を形成するので,スペーサの製造工程では,
第1の実施形態の製造工程では必要であった過エッチン
グ防止層形成工程は含まない。
【0064】また,図15に示すように,ゲート電極1
9は,フレーム21の一面(本実施形態においては,バ
ックプレートの対向面)に,例えばストライプなどのパ
ターンを維持して形成されている。また,フォーカス電
極34は,図16に示すように,フレーム21の他面
(本実施形態においては,フェースプレートの対向面)
に,所定の厚さで全面に形成されている。当然ながら,
ゲート電極19及びフォーカス電極34にも,フレーム
21の孔部21aに対応するように,孔部19a,34
aが各々形成されている。
9は,フレーム21の一面(本実施形態においては,バ
ックプレートの対向面)に,例えばストライプなどのパ
ターンを維持して形成されている。また,フォーカス電
極34は,図16に示すように,フレーム21の他面
(本実施形態においては,フェースプレートの対向面)
に,所定の厚さで全面に形成されている。当然ながら,
ゲート電極19及びフォーカス電極34にも,フレーム
21の孔部21aに対応するように,孔部19a,34
aが各々形成されている。
【0065】同時に,ゲート電極19及びフォーカス電
極34は,上記実施形態と同様に,アルミニウム(A
l)またはインジウムチンオキサイド(ITO)を蒸着
装置により蒸着して形成されるの好ましいが,相異なる
材質でゲート電極19及びフォーカス電極34を形成す
ることもできる。
極34は,上記実施形態と同様に,アルミニウム(A
l)またはインジウムチンオキサイド(ITO)を蒸着
装置により蒸着して形成されるの好ましいが,相異なる
材質でゲート電極19及びフォーカス電極34を形成す
ることもできる。
【0066】(第4の実施の形態)次に,図17から図
23に基づいて,第4の実施の形態について説明する。
なお,図17は,本実施形態にかかる電界放射ディスプ
レイを示す分解斜視図である。また,図18は,本実施
形態にかかる電界放射ディスプレイを示す結合断面図で
ある。
23に基づいて,第4の実施の形態について説明する。
なお,図17は,本実施形態にかかる電界放射ディスプ
レイを示す分解斜視図である。また,図18は,本実施
形態にかかる電界放射ディスプレイを示す結合断面図で
ある。
【0067】図17及び図18に示すように,電界放射
ディスプレイは,フリートにより一体に結合されるフェ
ースプレート42とバックプレート44とを含む。
ディスプレイは,フリートにより一体に結合されるフェ
ースプレート42とバックプレート44とを含む。
【0068】このバックプレート44上には,ストライ
プパターンを有するカソード電極46が複数形成され,
このカソード電極46上には電子放出源であるカーボン
ナノチューブ(エミッタ)48が所定の間隔をおいて分
離形成されている。
プパターンを有するカソード電極46が複数形成され,
このカソード電極46上には電子放出源であるカーボン
ナノチューブ(エミッタ)48が所定の間隔をおいて分
離形成されている。
【0069】また,カーボンナノチューブ(エミッタ)
48が配置された部分以外のバックプレート44上の残
りの部分には,感光性物質からなる誘電層50が形成さ
れている。
48が配置された部分以外のバックプレート44上の残
りの部分には,感光性物質からなる誘電層50が形成さ
れている。
【0070】一方,フェースプレート42上には,所定
のパターンをを有するアノード電極52が形成されてお
り,このアノード電極52上には蛍光層54が形成され
ている。
のパターンをを有するアノード電極52が形成されてお
り,このアノード電極52上には蛍光層54が形成され
ている。
【0071】かかるフェースプレート42及びバックプ
レート44の間には,感光性ガラスからなるフレーム5
6が配置され,両プレート42,44はフリート40に
より結合されている。このフレーム56には,各カーボ
ンナノチューブ48に対応するように孔部56aが形成
されており,その一面(フェースプレートの対向面)に
は,カーボンナノチューブ(エミッタ)48から電子放
出を誘導するためのゲート電極58が形成されている。
レート44の間には,感光性ガラスからなるフレーム5
6が配置され,両プレート42,44はフリート40に
より結合されている。このフレーム56には,各カーボ
ンナノチューブ48に対応するように孔部56aが形成
されており,その一面(フェースプレートの対向面)に
は,カーボンナノチューブ(エミッタ)48から電子放
出を誘導するためのゲート電極58が形成されている。
【0072】このゲート電極58には,フレーム56の
孔部56aと貫通する孔部58aが形成されており,カ
ソード電極46と直交となるように配置するパターンが
形成されている。
孔部56aと貫通する孔部58aが形成されており,カ
ソード電極46と直交となるように配置するパターンが
形成されている。
【0073】また,本実施形態にかかる電界放射ディス
プレイにおいても,セルギャップを維持するために,フ
ェースプレート42及びバックプレート44との間に
は,複数のスペーサ60が非表示領域上に配置されてい
る。本実施形態においても,感光性ガラスからなるフレ
ームを採用しているので,上記実施形態と同様の効果を
奏する。
プレイにおいても,セルギャップを維持するために,フ
ェースプレート42及びバックプレート44との間に
は,複数のスペーサ60が非表示領域上に配置されてい
る。本実施形態においても,感光性ガラスからなるフレ
ームを採用しているので,上記実施形態と同様の効果を
奏する。
【0074】次に,本実施形態にかかる電界放射ディス
プレイの製造工程を,図19から図23に基づいて,説
明する。なお,図19,図20,図21,図22,図2
3は,本実施形態にかかる電界放射ディスプレイの製造
工程をするための断面図である。
プレイの製造工程を,図19から図23に基づいて,説
明する。なお,図19,図20,図21,図22,図2
3は,本実施形態にかかる電界放射ディスプレイの製造
工程をするための断面図である。
【0075】本実施形態にかかる電界放射ディスプレイ
の製造工程は,大きくバックプレート44及びフェース
プレート42にそれぞれの構成要素を形成し,フレーム
56にゲート電極58を形成した後,これら三個の部材
を一体に結合する工程からなる。以下説明する。
の製造工程は,大きくバックプレート44及びフェース
プレート42にそれぞれの構成要素を形成し,フレーム
56にゲート電極58を形成した後,これら三個の部材
を一体に結合する工程からなる。以下説明する。
【0076】まず,図19に示すように,バックプレー
ト44には,ペーストをスープライフパターンにスクリ
ーン印刷した後,ペーストを熱処理することによりカソ
ード電極46を形成する。さらに,このカソード電極4
6上にポジティブ感光性誘電体ペーストをスクリーン印
刷した後,乾燥することにより誘電層50を形成する。
ト44には,ペーストをスープライフパターンにスクリ
ーン印刷した後,ペーストを熱処理することによりカソ
ード電極46を形成する。さらに,このカソード電極4
6上にポジティブ感光性誘電体ペーストをスクリーン印
刷した後,乾燥することにより誘電層50を形成する。
【0077】次に,図20に示すように,誘電層50上
に画素領域に対応する複数個の露光孔62aが形成され
た露光用マスク62を装着し,一定時間の露光を行な
う。この露光工程により,露光孔62aを介して光の照
射を受けた(露光された)誘電層50の部分の溶解度が
増加し,図21に示すように,現像工程を介して,溶解
度が増加した露光部分の誘電層50を除去する。
に画素領域に対応する複数個の露光孔62aが形成され
た露光用マスク62を装着し,一定時間の露光を行な
う。この露光工程により,露光孔62aを介して光の照
射を受けた(露光された)誘電層50の部分の溶解度が
増加し,図21に示すように,現像工程を介して,溶解
度が増加した露光部分の誘電層50を除去する。
【0078】このように誘電層50をパターン化するこ
とによりカーボンナノチューブ(エミッタ)48が位置
する空間を形成した後,バックプレート44を焼成して
誘電層50を硬化させる。
とによりカーボンナノチューブ(エミッタ)48が位置
する空間を形成した後,バックプレート44を焼成して
誘電層50を硬化させる。
【0079】本実施形態では,カーボンナノチューブ
(エミッタ)48が位置する空間を,誘電層50を使用
してフォトリソグラフィ工程によりパターン化するの
で,電子放出源であるカーボンナノチューブ(エミッ
タ)48を高精度にパターン化することができる。
(エミッタ)48が位置する空間を,誘電層50を使用
してフォトリソグラフィ工程によりパターン化するの
で,電子放出源であるカーボンナノチューブ(エミッ
タ)48を高精度にパターン化することができる。
【0080】次に,図22に示すように,誘電層50の
パターン化された部分に,カーボンナノチューブペース
ト48’をスクリーン印刷した後,バックプレート44
を450〜500℃の温度で,大気圧下で焼成してカー
ボンナノチューブペースト48’に含まれるバインダを
蒸発させる。このように,誘電層50のパターン化され
た部分に,カーボンナノチューブ48が形成される。
パターン化された部分に,カーボンナノチューブペース
ト48’をスクリーン印刷した後,バックプレート44
を450〜500℃の温度で,大気圧下で焼成してカー
ボンナノチューブペースト48’に含まれるバインダを
蒸発させる。このように,誘電層50のパターン化され
た部分に,カーボンナノチューブ48が形成される。
【0081】その後,図23に示すように,カーボンナ
ノチューブ48の表面を研磨して,カーボンナノチュー
ブ48の表面を均一にする。
ノチューブ48の表面を研磨して,カーボンナノチュー
ブ48の表面を均一にする。
【0082】一方,フレーム56は,パターン加工が容
易な感光性ガラスで形成されており,上記実施形態のよ
うに,露光,熱処理,エッチングなどの工程を介して複
数の孔部56aが形成される。さらに,フレーム56の
一面に,金属ペーストをストライプパターンによりスク
リーン印刷した後,乾燥及び焼成することによりフレー
ム56上にゲート電極58が形成される。
易な感光性ガラスで形成されており,上記実施形態のよ
うに,露光,熱処理,エッチングなどの工程を介して複
数の孔部56aが形成される。さらに,フレーム56の
一面に,金属ペーストをストライプパターンによりスク
リーン印刷した後,乾燥及び焼成することによりフレー
ム56上にゲート電極58が形成される。
【0083】ゲート電極58を形成した後,フレーム5
6の非表示領域上には,スペーサ60を複数配置するよ
うに形成される。一方,フェースプレート42上に形成
されるアノード電極52及び蛍光層54は,公知の方法
により形成される。
6の非表示領域上には,スペーサ60を複数配置するよ
うに形成される。一方,フェースプレート42上に形成
されるアノード電極52及び蛍光層54は,公知の方法
により形成される。
【0084】上記工程が終了した後,カーボンナノチュ
ーブ48が孔部56aを介して露出するように,フレー
ム56がバックプレート44上に配置されて,バックプ
レート44と結合される。その後,フレーム56上にフ
ェースプレート42が配置されてフレーム56と結合す
ることにより,電界放射ディスプレイが完成する。
ーブ48が孔部56aを介して露出するように,フレー
ム56がバックプレート44上に配置されて,バックプ
レート44と結合される。その後,フレーム56上にフ
ェースプレート42が配置されてフレーム56と結合す
ることにより,電界放射ディスプレイが完成する。
【0085】以上,本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例および変更例を想定し
得るものであり,それらの修正例および変更例について
も本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例および変更例を想定し
得るものであり,それらの修正例および変更例について
も本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0086】例えば上記実施形態においては,電界放射
ディスプレイとして平板ディスプレイ装置を採用した構
成を例に説明したが,フラットCRTなど他の平板ディ
スプレイ装置にも適用することができる。
ディスプレイとして平板ディスプレイ装置を採用した構
成を例に説明したが,フラットCRTなど他の平板ディ
スプレイ装置にも適用することができる。
【0087】
【発明の効果】本発明では,平板ディスプレイ装置はプ
レート上にゲート電極,フォーカス電極及びスペーサな
どを直接形成せずに別途に具備したフレームを通じて配
置するので,従来の平板ディスプレイ装置の製造時に発
生した製品損傷あるいは製造単価の上昇などの問題が効
果的に解決される。
レート上にゲート電極,フォーカス電極及びスペーサな
どを直接形成せずに別途に具備したフレームを通じて配
置するので,従来の平板ディスプレイ装置の製造時に発
生した製品損傷あるいは製造単価の上昇などの問題が効
果的に解決される。
【図1】第1の実施の形態にかかる平板ディスプレイ装
置を示す断面図である。
置を示す断面図である。
【図2】第1の実施の形態にかかるフレームを示す斜視
図である。
図である。
【図3】第1の実施の形態にかかるスペーサの構造を説
明するためのた斜視図である。
明するためのた斜視図である。
【図4】第1の実施の形態にかかるフレームの形成工程
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図5】第1の実施の形態にかかるフレームの形成工程
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図6】第1の実施の形態にかかるフレームの形成工程
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図7】第1の実施の形態にかかるフレームの形成工程
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図8】第1の実施の形態にかかるフレームの形成工程
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図9】第1の実施の形態にかかるフレームの形成工程
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図10】第1の実施の形態にかかるゲート電極がフレ
ーム上に形成された状態を示す斜視図である。
ーム上に形成された状態を示す斜視図である。
【図11】第1の実施の形態にかかるフレームがバック
プレート上に装着された状態を示す斜視図である。
プレート上に装着された状態を示す斜視図である。
【図12】第2の実施の形態にかかる平板ディスプレイ
装置を示す断面図である。
装置を示す断面図である。
【図13】第3の実施の形態にかかる平板ディスプレイ
装置を示す断面図である。
装置を示す断面図である。
【図14】第3の実施の形態にかかるフレームを示す斜
視図である。
視図である。
【図15】第3の実施の形態にかかるゲート電極がフレ
ーム上に形成された状態を示す斜視図である。
ーム上に形成された状態を示す斜視図である。
【図16】第3の実施の形態にかかるフォーカス電極が
フレーム上に形成された状態を示す斜視図である。
フレーム上に形成された状態を示す斜視図である。
【図17】第4の実施の形態かかる平板ディスプレイ装
置を示す分解斜視図である。
置を示す分解斜視図である。
【図18】第4の実施の形態にかかる平板ディスプレイ
装置を示す結合断面図である。
装置を示す結合断面図である。
【図19】第4の実施の形態にかかる誘電層の製造工程
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図20】第4の実施の形態にかかる誘電層の製造工程
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図21】第4の実施の形態にかかる誘電層の製造工程
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図22】第4の実施の形態にかかる電子放出源の製造
工程を説明するための断面図である。
工程を説明するための断面図である。
【図23】第4の実施の形態にかかる電子放出源の製造
工程を説明するための断面図である。
工程を説明するための断面図である。
1 フェースプレート 3 バックプレート 5 密閉容器 7 サイドガラス 9 アノード電極 11 蛍光層 13 ブラックマトリックス 15 エミッタ 17 カソード電極 19 ゲート電極 21 フレーム 21a 孔部 23 スペーサ 25 支持体 27 感光性ガラス 29,31 マスク 33 過エッチング防止層 34 フォーカス電極
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 29/52 H01J 29/52 29/64 29/64 Z
Claims (25)
- 【請求項1】 フェースプレートと,前記フェースプレ
ートと連結されて密閉容器を形成するバックプレート
と,前記密閉容器から光を発光する手段と,前記バック
プレート側に配置されるエミッタに対応して,前記エミ
ッタが前記フェースプレート側に露出するように形成さ
れる複数の孔部を有する,前記バックプレート上に配置
されるフレームと,前記密閉容器上に設定される非表示
領域に対応して,前記フレームに形成される複数のスペ
ーサと,前記フレーム孔部と貫通するように形成される
孔部を有し,前記フレームの一面に所定のパターンを維
持して形成される複数のゲート電極と,を有することを
特徴とする平板ディスプレイ装置。 - 【請求項2】 前記フレームは,感光性ガラスからな
る,ことを特徴とする請求項1に記載の平板ディスプレ
イ装置。 - 【請求項3】 前記フレームの他面には,前記フレーム
孔部と貫通する孔部を有するフォーカス電極が所定のパ
ターンを維持して形成される,ことを特徴とする請求項
1に記載の平板ディスプレイ装置。 - 【請求項4】 前記発光手段は,前記密閉容器内の前記
バックプレート上に形成される複数のカソード電極と,
前記フレーム孔部内に配置され,前記カソード電極上に
形成されるエミッタと,前記密閉容器内で前記フェース
プレート上に形成される複数のアノード電極と,前記ア
ノード電極上に形成される蛍光層と,を有することを特
徴とする請求項1に記載の平板ディスプレイ装置。 - 【請求項5】 前記エミッタは,面状からなる,ことを
特徴とする請求項4に記載の平板ディスプレイ装置。 - 【請求項6】 前記エミッタは,カーボンナノチューブ
からなる,ことを特徴とする請求項5に記載の平板ディ
スプレイ装置。 - 【請求項7】 前記スペーサは,前記フレームの一面に
だけ形成される,ことを特徴とする請求項1に記載の平
板ディスプレイ装置。 - 【請求項8】 前記スペーサは,前記フレームの両面に
対向配置されて形成される,ことを特徴とする請求項1
に記載の平板ディスプレイ装置。 - 【請求項9】 前記スペーサは,前記フレームと同一の
材質からなり,前記フレームにと一体に形成される,こ
とを特徴とする請求項7または8に記載の平板ディスプ
レイ装置。 - 【請求項10】 前記スペーサは,前記フレーム上に形
成されたホルダに嵌合して装着される,ことを特徴とす
る請求項7に記載の平板ディスプレイ装置。 - 【請求項11】 前記フレームの一側部には,前記フェ
ースプレートに支持される支持体が一体に形成される,
ことを特徴とする請求項1に記載の平板ディスプレイ装
置。 - 【請求項12】 前記フレームの一側部には,前記フェ
ースプレート及び前記バックプレートに支持される支持
体が前記フレームと一体に形成される,ことを特徴とす
る請求項1に記載の平板ディスプレイ装置。 - 【請求項13】 前記バックプレート上の前記エミッタ
以外の部分に誘電層が形成される,ことを特徴とする請
求項4に記載の平板ディスプレイ装置。 - 【請求項14】 前記誘電層は感光性物質からなる,こ
とを特徴とする請求項13に記載の平板ディスプレイ装
置。 - 【請求項15】 バックプレートの一面にカソード電極
を形成する工程と,前記カソード電極上に電子放出源で
あるエミッタを形成する工程と,前記バックプレート上
に,前記エミッタに対応する孔部,非表示領域にセルギ
ャップを維持するためのスペーサ,及びその一面に前記
エミッタから電子を放出するためのゲート電極が形成さ
れているフレームを配置する工程と,フェースプレート
の一面にアノード電極を形成する工程と,前記アノード
電極上に蛍光層を形成する工程と,前記フェースプレー
トを,前記バックプレートに結合して密閉容器を形成す
る工程と,を含むことを特徴とする平板ディスプレー装
置の製造方法。 - 【請求項16】 バックプレートの一面にカソード電極
を形成する工程と,前記カソード電極上に電子放出源で
あるエミッタを形成する工程と,前記バックプレートの
上に,前記エミッタに対応する孔部,非表示領域にセル
ギャップを維持するためのスペーサ,その一面に前記エ
ミッタから電子を放出するためのゲート電極,前記一面
の対向面に前記孔部を通過した電子ビームの流れを制御
するためのフォーカス電極が形成されるフレームを配置
する工程と,フェースプレートの一面にアノード電極を
形成する工程と,前記アノード電極上に蛍光層を形成す
る工程と,前記フェースプレートを,前記バックプレー
トに結合させて密閉容器を形成する工程と,を含むこと
を特徴とする平板ディスプレイ装置の製造方法。 - 【請求項17】 前記フレームの形成工程は,感光性ガ
ラスを介して所定の孔パターンを有するマスクを対向配
置する工程と,前記マスクを介して前記感光性ガラスを
露光する工程と,前記感光性ガラスを熱処理する工程
と,前記感光性ガラスに過エッチング防止層を塗布する
工程と,前記感光性ガラスをエッチング処理する工程
と,前記過エッチング防止層を前記感光性ガラスから除
去する工程と,を含む,ことを特徴とする請求項15に
記載の平板ディスプレイ装置の製造方法。 - 【請求項18】 前記ゲート電極あるいは前記フォーカ
ス電極は,アルミニウムまたはインジウムチンオキサイ
ドを蒸着装置により蒸着することにより形成される,こ
とを特徴とする請求項15または16に記載の平板ディ
スプレー装置の製造方法。 - 【請求項19】 前記フレームの形成工程は,前記感光
性ガラスのある一面に所定の孔パターンを有するマスク
を配置する工程と,前記マスクを介して前記感光性ガラ
スを露光する工程と,前記感光性ガラスを熱処理する工
程と,前記感光性ガラスをエッチング処理する工程と,
を含む,ことを特徴とする請求項15に記載の平板ディ
スプレイ装置の製造方法。 - 【請求項20】 前記スペーサは,前記フレームの非表
示領域に形成されたスペーサ固定用ホルダに挿入するこ
とにより,前記フレームに固定される,ことを特徴とす
る請求項15に記載の平板ディスプレイの製造方法。 - 【請求項21】 前記フレームの形成工程は,感光性ガ
ラスの両面に,所定の孔パターンを有するマスクを対向
配置する工程と,前記マスクを介して前記感光性ガラス
を露光する工程と,前記感光性ガラスを熱処理する工程
と,を含む,ことを特徴とする請求項16に記載の平板
ディスプレイ装置の製造方法。 - 【請求項22】 バックプレート上に所定のパターンを
有するカソード電極を形成する工程と,前記バックプレ
ート全面に感光性誘電体ペーストを印刷して乾燥して,
感光性誘電層を形成する工程と,前記感光性誘電層を部
分露光及び現像して画素領域に該当する部分を除去する
工程と,前記除去された部分にエミッタを形成する工程
と,感光性ガラスからなるフレームに複数の孔部を形成
する工程と,前記フレームの一面に所定のパターンを有
するゲート電極を形成する工程と,非表示領域に該当す
る前記フレームの上にスペーサを形成する工程と,フェ
ースプレートの上に所定のパターンを有するアノード電
極を形成する工程と,前記アノード電極上に蛍光層を形
成する工程と,前記フレーム孔部内に前記エミッタが配
置されるように,前記フレームを前記プレート上に配置
し,前記フェースプレートを前記バックプレートに結合
させて密閉容器を形成する工程と,を含む,ことを特徴
とする平板ディスプレイ装置の製造方法。 - 【請求項23】 前記エミッタの形成工程は,前記カソ
ード電極上にカーボンナノチューブペーストをスクリー
ン印刷する工程と,前記印刷されたカーボンナノチュー
ブペーストを熱処理及び表面処理する工程と,を含む,
ことを特徴とする請求項22に記載の平板ディスプレイ
装置の製造方法。 - 【請求項24】 前記フレームに孔部を形成する工程
は,感光性ガラスの一面に所定の孔パターンを有するマ
スクを配置して露光する工程と,前記感光性ガラスを熱
処理する工程と,前記感光性ガラスの露光部分をエッチ
ングにより除去する工程と,を含む,ことを特徴とする
請求項22に記載の平板ディスプレイ装置の製造方法。 - 【請求項25】 前記フレーム上にゲート電極を形成す
る工程は,前記フレーム孔部が露出するように,前記フ
レーム上に金属ペーストを所定のパターンで印刷する工
程と,前記印刷された金属ペーストを乾燥及び焼成する
工程と,を含む,ことを特徴とする請求項22に記載の
平板ディスプレイ装置の製造方法。
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019990035034A KR100542182B1 (ko) | 1999-08-23 | 1999-08-23 | 평판 디스플레이 장치 |
KR1019990044602A KR20010037213A (ko) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 전계 방출 표시소자 및 그의 제조 방법 |
KR1999P35034 | 2000-01-03 | ||
KR1999P44602 | 2000-01-03 | ||
KR2000P80 | 2000-01-03 | ||
KR1020000000080A KR100315234B1 (ko) | 2000-01-03 | 2000-01-03 | 평판 디스플레이 장치 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001076652A true JP2001076652A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=27350048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000252043A Pending JP2001076652A (ja) | 1999-08-23 | 2000-08-23 | 平板ディスプレイ装置及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6756729B1 (ja) |
JP (1) | JP2001076652A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003071576A1 (fr) * | 2002-02-19 | 2003-08-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Dispositif d'affichage d'image |
JP2004335440A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Ind Technol Res Inst | 支柱構造のゲート極板を含むフィールドエミッションディスプレイおよびその製法 |
US7141923B2 (en) | 2003-12-10 | 2006-11-28 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Field emission display in which a field emission device is applied to a flat display |
US7233301B2 (en) | 2002-10-09 | 2007-06-19 | Noritake Co., Ltd. | Flat panel display and method of manufacturing the same |
US7309954B2 (en) | 2002-12-24 | 2007-12-18 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Field emission display having gate plate |
US7456564B2 (en) | 2004-05-04 | 2008-11-25 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Field emission display having a gate portion with a metal mesh |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002063864A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-28 | Ise Electronics Corp | 蛍光表示管 |
US7005787B2 (en) * | 2001-01-24 | 2006-02-28 | Industrial Technology Research Institute | Anodic bonding of spacer for field emission display |
JP3842159B2 (ja) * | 2002-03-26 | 2006-11-08 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | ドーピング装置 |
US20050104505A1 (en) * | 2002-04-03 | 2005-05-19 | Shigeo Takenaka | Image display apparatus and method of manufacturing the same |
KR100893685B1 (ko) * | 2003-02-14 | 2009-04-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 그리드 플레이트를 구비한 전계 방출 표시장치 |
KR100932975B1 (ko) * | 2003-03-27 | 2009-12-21 | 삼성에스디아이 주식회사 | 다층 구조의 그리드 플레이트를 구비한 전계 방출표시장치 |
KR20050096532A (ko) * | 2004-03-31 | 2005-10-06 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전자 방출 소자 및 이를 이용한 전자방출 표시장치 |
KR20060095331A (ko) * | 2005-02-28 | 2006-08-31 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전자 방출 소자 |
CN1929080A (zh) * | 2005-09-07 | 2007-03-14 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 场发射显示装置 |
KR20070046663A (ko) * | 2005-10-31 | 2007-05-03 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전자 방출 표시 디바이스 |
KR20090005826A (ko) * | 2007-07-10 | 2009-01-14 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전자 방출 디바이스 |
JP2009037856A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-02-19 | Canon Inc | 画像形成装置及び発光体基板 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01296535A (ja) * | 1988-05-25 | 1989-11-29 | Canon Inc | 平面型表示装置の製造方法 |
JPH01298628A (ja) * | 1988-05-26 | 1989-12-01 | Canon Inc | 平板状ディスプレイ装置 |
JPH02177239A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 平板型crt |
JPH02299124A (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-11 | Canon Inc | 電極の形成方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5424605A (en) * | 1992-04-10 | 1995-06-13 | Silicon Video Corporation | Self supporting flat video display |
US5650690A (en) | 1994-11-21 | 1997-07-22 | Candescent Technologies, Inc. | Backplate of field emission device with self aligned focus structure and spacer wall locators |
US6359383B1 (en) * | 1999-08-19 | 2002-03-19 | Industrial Technology Research Institute | Field emission display device equipped with nanotube emitters and method for fabricating |
-
2000
- 2000-08-23 US US09/648,191 patent/US6756729B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-08-23 JP JP2000252043A patent/JP2001076652A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01296535A (ja) * | 1988-05-25 | 1989-11-29 | Canon Inc | 平面型表示装置の製造方法 |
JPH01298628A (ja) * | 1988-05-26 | 1989-12-01 | Canon Inc | 平板状ディスプレイ装置 |
JPH02177239A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 平板型crt |
JPH02299124A (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-11 | Canon Inc | 電極の形成方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003071576A1 (fr) * | 2002-02-19 | 2003-08-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Dispositif d'affichage d'image |
US7161290B2 (en) | 2002-02-19 | 2007-01-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image display apparatus |
US7233301B2 (en) | 2002-10-09 | 2007-06-19 | Noritake Co., Ltd. | Flat panel display and method of manufacturing the same |
US7309954B2 (en) | 2002-12-24 | 2007-12-18 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Field emission display having gate plate |
JP2004335440A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Ind Technol Res Inst | 支柱構造のゲート極板を含むフィールドエミッションディスプレイおよびその製法 |
US7141923B2 (en) | 2003-12-10 | 2006-11-28 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Field emission display in which a field emission device is applied to a flat display |
US7456564B2 (en) | 2004-05-04 | 2008-11-25 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Field emission display having a gate portion with a metal mesh |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6756729B1 (en) | 2004-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001076652A (ja) | 平板ディスプレイ装置及びその製造方法 | |
TW583707B (en) | Flat-panel display and flat-panel display cathode manufacturing method | |
US5705079A (en) | Method for forming spacers in flat panel displays using photo-etching | |
JP2000215792A (ja) | 平面型表示装置の製造方法 | |
JP3347648B2 (ja) | 表示装置 | |
JP2004214203A (ja) | 電界放出素子 | |
US6312302B1 (en) | Manufacturing method for a flat panel display and the display with reinforced support spacers | |
US6491559B1 (en) | Attaching spacers in a display device | |
JPH03261024A (ja) | 電子放出装置及び画像表示装置 | |
KR100542182B1 (ko) | 평판 디스플레이 장치 | |
JP3943999B2 (ja) | 平板型表示素子のスペーサの形成方法 | |
KR100315234B1 (ko) | 평판 디스플레이 장치 | |
JP2000182543A (ja) | 平面型表示装置 | |
JP2002100311A (ja) | 画像表示装置およびその製造方法 | |
JP2006108070A (ja) | 電子放出表示装置およびこの製造方法 | |
JP2003123673A (ja) | 平面表示装置およびその製造方法 | |
US7108575B2 (en) | Method for fabricating mesh of tetraode field-emission display | |
JPH11233002A (ja) | 画像形成装置とその製造方法 | |
JP2615685B2 (ja) | フラットディスプレイ装置の電極スペーサの形成方法 | |
CN100334677C (zh) | 具有隔板的平板显示器及隔板和平板显示器的制造方法 | |
KR100230068B1 (ko) | 가속전극을 갖는 전계방출 표시소자 및 그 제조방법 | |
WO2005020271A1 (ja) | 画像表示装置 | |
KR20020057328A (ko) | T자형의 스페이서를 갖춘 전계 방출형 표시 소자 및 그제조 방법 | |
JP2000251713A (ja) | フラットパネルディスプレイの製造方法 | |
KR19990023791A (ko) | 평판표시소자의 스페이서 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100629 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101207 |