[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2001064639A - 低電圧用青色蛍光体及びその製造方法 - Google Patents

低電圧用青色蛍光体及びその製造方法

Info

Publication number
JP2001064639A
JP2001064639A JP2000213818A JP2000213818A JP2001064639A JP 2001064639 A JP2001064639 A JP 2001064639A JP 2000213818 A JP2000213818 A JP 2000213818A JP 2000213818 A JP2000213818 A JP 2000213818A JP 2001064639 A JP2001064639 A JP 2001064639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor
low
zinc oxide
fluorescent substance
low voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000213818A
Other languages
English (en)
Inventor
Il Yu
一 劉
Yosan Ryu
容 贊 劉
Mi-Ran Song
美 蘭 宋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung SDI Co Ltd
Original Assignee
Samsung SDI Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung SDI Co Ltd filed Critical Samsung SDI Co Ltd
Publication of JP2001064639A publication Critical patent/JP2001064639A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • C09K11/08Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials
    • C09K11/54Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing zinc or cadmium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • C09K11/08Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials
    • C09K11/70Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing phosphorus
    • C09K11/701Chalcogenides
    • C09K11/703Chalcogenides with zinc or cadmium

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光体表面にPを適正量含有させること
によって輝度改善の効果が優れている低電圧用青色蛍光
体及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 亜鉛酸化物とガリウム酸化物からなる蛍
光体にPが0.5〜3重量%の量でドーピングされた低
電圧用青色蛍光体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低電圧用青色蛍光体
及びその製造方法に関し、さらに詳しくは輝度が改善さ
れたVFD(蛍光表示管)またはFED(フィールド・
エミッション・ディスプレイ)などに用いられる低電圧
青色蛍光体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1kV以下の低電圧ディスプレイにはF
ED、VFDなどがある。FEDは次世代小型平板表示
素子として活発に研究されており、VFDは主に家電、
AV、自動車などの各種表示素子として用いられる。こ
れら低電圧用表示装置は熱線などのような電子放出部か
ら放出された電子が蛍光体を発光させて所望の画像を再
現する構造からなる。
【0003】FED、VFDなどの低電圧駆動装置用蛍
光体は低抵抗で、発光開始電圧を低くしなければならな
いので、低加速電圧での発光効率が高くて輝度の飽和が
なく、蛍光体粒子の表面に欠陥が少なく、低速電子励起
発光状態が安定で分解が起こらないものが要求される。
低電圧駆動装置用蛍光体としては硫化物系(sulfi
de)蛍光体が広範囲に用いられている。硫化物系蛍光
体は母体の抵抗が高いので低速電子線励起発光を行なう
ために抵抗を低くするための方法として導電物質を添加
して使用している。しかし、電子線励起の時、硫化物系
ガス放出と蛍光体物質の分解飛散によって酸化物フィラ
メント汚染と蛍光体効率の低下を引き起こす問題点があ
るので非硫化物系蛍光体の開発が活発に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】その中でもZnGa2
4蛍光体は相対的に輝度が優れていて、安定した青色
を示すので注目される蛍光体である。ZnGa24はZ
nOとGa23の複合酸化物で光学的にバンドギャップ
が約4.4eVである。電子線励起の場合、電子は蛍光
体の中の発光中心を直接励起させずに先に蛍光体母体を
励起させて、このエネルギーが発光中心に伝達されて発
光する。低電圧用青色蛍光体は原料物質と融剤を混合し
て一次焼成した後、ボールミルにかけ、洗浄した後、二
次焼成して分級する工程を経て製造される。焼成時には
粒径を成長させるために融剤(フラックス)を添加する
ことができる。硫化物系蛍光体の場合輝度を向上させる
ために融剤を添加することが必要であるが、その他の蛍
光体の場合にはかえって輝度を悪化させることが知られ
ている。
【0005】米国特許第5、478、499号には、1
00V以下で発光し、リチウム:Liが800乃至23
00ppmにドーピングされて燐:Pが100ppm以
下にドーピングされたZnO・Ga23青色蛍光体が記
載されているが、これは輝度改善の程度が微小である。
【0006】本発明は前記問題点を解決するためのもの
であって、蛍光体表面に燐:Pを適正量含有させること
によって輝度改善の効果が優れている低電圧用青色蛍光
体及びその製造方法を提供するためのものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による低電圧用青色蛍光体では亜鉛酸化物と
ガリウム酸化物からなる蛍光体に残存する燐:Pの量が
0.5〜3重量%になるように製造する。つまり、本発
明による低電圧用青色蛍光体では、亜鉛酸化物とガリウ
ム酸化物からなる蛍光体に燐:Pが0.5〜3重量%の
量でドーピングされている。また、本発明による低電圧
用青色蛍光体の製造方法は、亜鉛酸化物及びガリウム酸
化物の混合物に融剤として燐系化合物を添加して混合す
る工程、前記混合物を1200〜1300℃で2〜3時
間一次焼成する工程、前記一次焼成した物質に対してミ
リングを実施して分散させる工程、前記分散された物質
を硝酸または塩酸で洗浄する工程、前記洗浄された物質
を900〜1100℃で1〜3時間二次焼成する工程、
前記二次焼成した物質を分級する工程からなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1の製造工程図
を参照してさらに詳細に説明する。
【0009】本発明の青色蛍光体の製造工程中第1段階
として亜鉛酸化物(ZnO)とガリウム酸化物(Ga2
3)との混合物に融剤として燐系化合物を添加して乳
鉢でよく混合する。この時、ZnO:Ga23のモル比
は1:1であるのが好ましい。前記融剤として用いられ
る燐系化合物としてはLi3PO4、Na3PO4などを用
いることができる。前記融剤として用いられる燐系化合
物は粒径を成長させたり粒型を調節し、Pの一部は蛍光
体に残存して付活剤として作用する。燐系化合物は酸化
物マトリックスに対して10〜60モル%用いられ、3
0モル%添加するのが好ましい。
【0010】第2段階で前記混合物を1200〜130
0℃で2〜3時間一次焼成する。前記焼成工程は大気雰
囲気下で1200℃の温度で約3時間程度実施するのが
好ましい。一次焼成工程を経てZnO・Ga23マトリ
ックスが形成される。
【0011】そのような一次焼成され凝集された粒子を
除去して分散性及び粒度分布を向上させるために一次焼
成物に対し約3〜4時間、好ましくは3時間ミリング
(milling)工程を実施する。
【0012】ミリング工程を経た物質に対して硝酸また
は塩酸で0.5〜1時間洗浄する。硝酸の濃度は0.5
Nであるのが好ましく、塩酸は1%程度であるのが好ま
しい。この工程を通じて過剰な量の融剤を除去すること
によって二次焼成時に母体に影響を及ぼすことを防止で
きる。
【0013】前記洗浄された物質に対して900〜11
00℃で1〜3時間二次焼成を実施する。この時の焼成
工程は約1100℃で2時間実施するのが好ましく、酸
素が欠乏した雰囲気を作って伝導度が向上するように還
元雰囲気下で実施するのが好ましい。前記還元雰囲気は
2ガスとN2ガスが5:95の割合で存在するように調
節する。
【0014】このように二次焼成された物質をふるいを
使用して分級することで低電圧用青色蛍光体を製造す
る。この二次焼成工程を通じて蛍光体の結晶性と自己活
性化(self-activation)を増加させて
発光効率を向上することができる。製造された青色蛍光
体に残存するPの量は0.5〜3重量%であるのが好ま
しく、この範囲を超過する場合には輝度改善の程度が微
小である。
【0015】次に、本発明の理解のために好ましい実施
例を提示する。しかし、下記の実施例は本発明をより容
易に理解するために提供されるものであり、本発明が下
記の実施例に限られるわけではない。
【0016】実施例及び比較例 実施例1〜5 ZnOとGa23を1:1のモル比で混合して30モル
%のLi3PO4を添加して乳鉢でよく混合し、1200
℃で3時間一次焼成した。次いで、ボールミル過程を経
て、これを1%塩酸で洗浄した後1100℃で2時間の
間二次焼成して青色蛍光体であるZnGa24を製造し
た。
【0017】比較例1 5%の塩酸で洗浄したことを除いて前記実施例と同一な
方法で青色蛍光体ZnGa24を製造した。また比較例
2で市販されている双葉電子工業(株)製の蛍光体Zn
Ga24を購入した。前記実施例1〜5及び比較例1〜
2の青色蛍光体であるZnGa24に残存するPの量を
誘電結合プラズマ発光分光分析法(ICP-AES方
法)で測定して下記の表1に記載した。実施例1〜5及
び比較例1〜2の蛍光体に対して27Vの駆動電圧でC
IE色度座標と相対輝度を測定して下記の表1に共に記
載した。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】本発明による低電圧用青色蛍光体は残存
するPの量を0.5〜3重量%に調節することによって
既存の蛍光体に比べて相対輝度が20%以上増加するこ
とが分かった。
【0020】本発明の単純な変形または変更は全てこの
分野の通常の知識を有する者であれば容易に実施するこ
とができ、このような変形や変更は全て本発明の領域に
含まれると見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低電圧用青色蛍光体の製造工程図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宋 美 蘭 大韓民国京畿道水原市勸善區勸善洞(無番 地) ソンジアパートメント105棟802号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 亜鉛酸化物とガリウム酸化物からなる蛍
    光体に燐:Pが0.5〜3重量%の量でドーピングされ
    た低電圧用青色蛍光体。
  2. 【請求項2】 前記亜鉛酸化物はZnOでガリウム酸化
    物はGa23であり、亜鉛酸化物:ガリウム酸化物のモ
    ル比は1:1である請求項1に記載の低電圧用青色蛍光
    体。
  3. 【請求項3】 亜鉛酸化物及びガリウム酸化物の混合物
    に融剤として燐系化合物を添加して混合する工程;前記
    混合物を1200〜1300℃で2〜3時間一次焼成す
    る工程;前記一次焼成した物質に対してミリングを実施
    して分散させる工程;前記分散された物質を硝酸または
    塩酸で洗浄する工程;前記洗浄された物質を900〜1
    100℃で1〜3時間二次焼成する工程;及び前記二次
    焼成した物質を分級する工程;を含む低電圧用青色蛍光
    体の製造方法。
JP2000213818A 1999-07-16 2000-07-14 低電圧用青色蛍光体及びその製造方法 Pending JP2001064639A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019990028990A KR100315226B1 (ko) 1999-07-16 1999-07-16 고휘도 저전압용 청색 형광체
KR1999-28990 1999-07-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001064639A true JP2001064639A (ja) 2001-03-13

Family

ID=19602498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000213818A Pending JP2001064639A (ja) 1999-07-16 2000-07-14 低電圧用青色蛍光体及びその製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6416688B1 (ja)
JP (1) JP2001064639A (ja)
KR (1) KR100315226B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3825431B2 (ja) * 2002-09-30 2006-09-27 双葉電子工業株式会社 蛍光表示管
KR100764148B1 (ko) * 2006-01-17 2007-10-05 루시미아 주식회사 시트상 형광체와 그 제조방법 및 이를 이용한 발광장치
US20080029456A1 (en) * 2006-08-03 2008-02-07 Southwest Turf Solutions, Inc. Method and apparatus for removing minerals from a water source

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2719209B2 (ja) * 1989-11-24 1998-02-25 双葉電子工業株式会社 蛍光体の製造方法
KR950007692B1 (ko) * 1992-08-10 1995-07-14 최원용 골프티 및 그 제조방법
JP2636672B2 (ja) 1993-05-31 1997-07-30 双葉電子工業株式会社 低速電子線用青色発光蛍光体

Also Published As

Publication number Publication date
KR100315226B1 (ko) 2001-11-26
US6416688B1 (en) 2002-07-09
KR20010010227A (ko) 2001-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6501281B2 (ja) 蛍光体、その製造方法、照明器具および画像表示装置
JP3232101B2 (ja) 電界放出ディスプレイに使用できる高純度蛍光体の製造プロセス
JP6739832B2 (ja) 蛍光体、その製造方法、照明器具および画像表示装置
JP6519824B2 (ja) 発光器具および画像表示装置
JP3686159B2 (ja) 低速電子線励起用蛍光体
JP2001064639A (ja) 低電圧用青色蛍光体及びその製造方法
US20060151753A1 (en) Yttrium based phosphors comprising conducting material, process for preparing the yttrium based phosphors and display device using the yttrium based phosphors
KR20000059998A (ko) 저전압용 청색 형광체 및 그 제조 방법
KR100285274B1 (ko) 가돌리늄알루미네이트계 녹색 형광체와 이의 제조방법
KR20100120362A (ko) 진공자외선을 여기원으로 하는 발광 소자용 녹색형광체, 그의 제조방법 및 이를 포함하는 발광소자
JP2003055657A (ja) 低速電子線用の蛍光体
JPH1077469A (ja) 希土類酸化物蛍光体の製造方法
JPH09316444A (ja) イットリウムシリケート蛍光体の製造方法
US6217795B1 (en) Low voltage blue emitting phosphor and method of preparing same
KR100285273B1 (ko) Zn₂SiO₄계 녹색 형광체와 이의 제조방법
JP2719209B2 (ja) 蛍光体の製造方法
KR100348967B1 (ko) 툴리움을 포함하는 저전압용 청색 형광체 및 그 제조방법
KR100378006B1 (ko) 저전압용 녹색 형광체의 제조 방법
KR100424864B1 (ko) 가돌륨옥시브로마이드계 녹색 형광체의 제조방법
KR100667923B1 (ko) 저전압용 녹색 형광체의 제조 방법
JP2000309777A (ja) 低電圧用青色蛍光体の製造方法
JP5386092B2 (ja) 酸化物蛍光体の製造方法
JPH10140150A (ja) 蛍光体及び蛍光体の製造方法
TWI261613B (en) Phosphor formulations for low voltage and manufacturing methods thereof
WO2011063571A1 (zh) 硅酸盐发光材料及其制造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070125

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070202