JP2001049955A - 自動ドアの開閉制御装置 - Google Patents
自動ドアの開閉制御装置Info
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- JP2001049955A JP2001049955A JP11228196A JP22819699A JP2001049955A JP 2001049955 A JP2001049955 A JP 2001049955A JP 11228196 A JP11228196 A JP 11228196A JP 22819699 A JP22819699 A JP 22819699A JP 2001049955 A JP2001049955 A JP 2001049955A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 強風時でもスムーズにドアを開閉移動できる
と共に、ドアが人と衝突した時の衝撃力が小さく、無駄
に電力を消費しない自動ドアの開閉制御装置とする。 【解決手段】 ドア1を開閉移動するモータ4を回転制
御する自動ドアコントローラ12と、風力センサー9
と、人体検出センサー13を備え、自動ドアコントロー
ラ12は入力された風力に応じてモータ出力トルクを制
御し、ドア開閉力を風圧によるドア移動抵抗に見合う値
とする。
と共に、ドアが人と衝突した時の衝撃力が小さく、無駄
に電力を消費しない自動ドアの開閉制御装置とする。 【解決手段】 ドア1を開閉移動するモータ4を回転制
御する自動ドアコントローラ12と、風力センサー9
と、人体検出センサー13を備え、自動ドアコントロー
ラ12は入力された風力に応じてモータ出力トルクを制
御し、ドア開閉力を風圧によるドア移動抵抗に見合う値
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアを開き位置と
閉じ位置に亘って直線的に開閉移動する引き戸式の自動
ドアの開閉制御装置に関する。
閉じ位置に亘って直線的に開閉移動する引き戸式の自動
ドアの開閉制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】引き戸式の自動ドアとしては、出入口を
開放する開き位置と出入口を閉じる閉じ位置に亘って直
線的に開閉移動するドアと、モータを備えたドア開閉動
作部と、そのモータを回転するモータ駆動回路と、出入
口に人が接近したことを検出する人体検出センサーと、
この人体検出センサーの人体検出信号が入力されること
で前記モータ駆動回路に正転、逆転、停止等の制御指令
を出力する制御回路を備えたものが知られている。
開放する開き位置と出入口を閉じる閉じ位置に亘って直
線的に開閉移動するドアと、モータを備えたドア開閉動
作部と、そのモータを回転するモータ駆動回路と、出入
口に人が接近したことを検出する人体検出センサーと、
この人体検出センサーの人体検出信号が入力されること
で前記モータ駆動回路に正転、逆転、停止等の制御指令
を出力する制御回路を備えたものが知られている。
【0003】前述の自動ドアは、出入口に人が接近する
と人体検出センサーが人体検出信号を出力し、制御回路
がモータ駆動回路に正転指令を出力し、モータが正転し
て閉じ位置のドアが開き位置に向けて開き移動する。開
き位置でドアを一定時間停止し続け、その後に制御回路
がモータ駆動回路に逆転指令を出力し、モータが逆転し
てドアが閉じ位置に向けて閉じ移動し、ドアが閉じ位置
に移動したらモータを停止してドアを閉じ位置に停止す
る。
と人体検出センサーが人体検出信号を出力し、制御回路
がモータ駆動回路に正転指令を出力し、モータが正転し
て閉じ位置のドアが開き位置に向けて開き移動する。開
き位置でドアを一定時間停止し続け、その後に制御回路
がモータ駆動回路に逆転指令を出力し、モータが逆転し
てドアが閉じ位置に向けて閉じ移動し、ドアが閉じ位置
に移動したらモータを停止してドアを閉じ位置に停止す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動ドアにおい
ては、ドアを開き移動、閉じ移動する時のモータ出力ト
ルクは一定であるから、ドアの開閉力は常に一定であ
る。一方、屋外に面しているドアの場合にはドアに風力
が作用し、その風圧がドアの移動抵抗となるので、強風
時には風圧によるドアの移動抵抗が大きく、無風時には
風圧によるドアの移動抵抗がゼロである。
ては、ドアを開き移動、閉じ移動する時のモータ出力ト
ルクは一定であるから、ドアの開閉力は常に一定であ
る。一方、屋外に面しているドアの場合にはドアに風力
が作用し、その風圧がドアの移動抵抗となるので、強風
時には風圧によるドアの移動抵抗が大きく、無風時には
風圧によるドアの移動抵抗がゼロである。
【0005】前述のモータ出力トルクを無風時に見合う
値に設定すると、強風時にドアの開閉力がドアの移動抵
抗に比べて小さくなってドアがスムーズに開閉移動しな
くなる。また、前述のモータ出力トルクを強風時に見合
う値に設定して強風時にドアがスムーズに開閉移動する
ようにすると、無風時にドアの移動抵抗に比べてドア開
閉力が大き過ぎるので、誤ってドアが人に衝突した時の
衝撃力が大きく、人がけがをする恐れがある。しかも、
モータ出力トルクが大きいということはモータの消費電
力が多いことであるから、無風時に無駄に電力を消費す
ることになる。
値に設定すると、強風時にドアの開閉力がドアの移動抵
抗に比べて小さくなってドアがスムーズに開閉移動しな
くなる。また、前述のモータ出力トルクを強風時に見合
う値に設定して強風時にドアがスムーズに開閉移動する
ようにすると、無風時にドアの移動抵抗に比べてドア開
閉力が大き過ぎるので、誤ってドアが人に衝突した時の
衝撃力が大きく、人がけがをする恐れがある。しかも、
モータ出力トルクが大きいということはモータの消費電
力が多いことであるから、無風時に無駄に電力を消費す
ることになる。
【0006】自動ドアにおいては、ドア開き移動時にド
アの加速度を検出し、その加速度が設定値よりも小さい
時にドアが人と衝突したと判断してモータを停止した
り、モータを停止した後に逆転して閉じ移動している。
前述のように、モータ出力トルクを一定としてドアの開
閉力を一定としてドアを開閉移動すると、強風時に風圧
によるドアの移動抵抗が大きいためにドアの加速度が小
さくなってドアが人と衝突したと誤判断することがある
ので、ドアがスムーズに開き移動しないことがある。
アの加速度を検出し、その加速度が設定値よりも小さい
時にドアが人と衝突したと判断してモータを停止した
り、モータを停止した後に逆転して閉じ移動している。
前述のように、モータ出力トルクを一定としてドアの開
閉力を一定としてドアを開閉移動すると、強風時に風圧
によるドアの移動抵抗が大きいためにドアの加速度が小
さくなってドアが人と衝突したと誤判断することがある
ので、ドアがスムーズに開き移動しないことがある。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした自動ドアの開閉制御装置を提供することを目
的とする。
ようにした自動ドアの開閉制御装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、出入口3
を開放する開き位置と出入口3を閉じる閉じ位置に亘っ
て直線的に開閉移動するドア1と、モータ4を備え、前
記ドア1を開閉移動するドア開閉動作部8と、前記出入
口3に接近した人を検出する人体検出センサー13と、
前記人体検出センサー13の人体検出信号が入力される
ことでモータ4を正転、逆転、停止する自動ドアコント
ローラ12と、前記ドア1の近くの風力を検出して自動
ドアコントローラ12に入力する風力センサー9を備
え、前記自動ドアコントローラ12はモータ4の出力ト
ルクを、入力された風力に応じた値とすることを特徴と
する自動ドアの開閉制御装置である。
を開放する開き位置と出入口3を閉じる閉じ位置に亘っ
て直線的に開閉移動するドア1と、モータ4を備え、前
記ドア1を開閉移動するドア開閉動作部8と、前記出入
口3に接近した人を検出する人体検出センサー13と、
前記人体検出センサー13の人体検出信号が入力される
ことでモータ4を正転、逆転、停止する自動ドアコント
ローラ12と、前記ドア1の近くの風力を検出して自動
ドアコントローラ12に入力する風力センサー9を備
え、前記自動ドアコントローラ12はモータ4の出力ト
ルクを、入力された風力に応じた値とすることを特徴と
する自動ドアの開閉制御装置である。
【0009】第2の発明は、第1の発明において前記自
動ドアコントローラ12は、ドア1の開閉移動時の加速
度が設定加速度以下の時にドア衝突と判断してモータ4
を停止する機能及び、風力センサー9が強風以上の風力
を検出した時に、モータ4の出力トルクを、ドア1の移
動開始時の加速度が前記設定加速度以上となる大きさと
する機能を有する自動ドアの開閉制御装置である。
動ドアコントローラ12は、ドア1の開閉移動時の加速
度が設定加速度以下の時にドア衝突と判断してモータ4
を停止する機能及び、風力センサー9が強風以上の風力
を検出した時に、モータ4の出力トルクを、ドア1の移
動開始時の加速度が前記設定加速度以上となる大きさと
する機能を有する自動ドアの開閉制御装置である。
【0010】第3の発明は、第1の発明において前記自
動ドアコントローラ12は、人体検出信号が入力された
時にドア1を開き位置まで開き移動し、その後に閉じ位
置まで閉じ移動する通常開閉動作及び人体検出信号が入
力されている時にのみドア1を開き移動し、かつ人体検
出信号が入力されなくなるとドア1を閉じ位置まで閉じ
移動する特別開閉動作を備え、前記風力センサー9が強
風以下の風力を検出した時には自動ドアコントローラ1
2は通常開閉動作となり、強風以上の烈風を検出した時
には自動ドアコントローラ12は特別開閉動作となるよ
うにした自動ドアの開閉制御装置である。
動ドアコントローラ12は、人体検出信号が入力された
時にドア1を開き位置まで開き移動し、その後に閉じ位
置まで閉じ移動する通常開閉動作及び人体検出信号が入
力されている時にのみドア1を開き移動し、かつ人体検
出信号が入力されなくなるとドア1を閉じ位置まで閉じ
移動する特別開閉動作を備え、前記風力センサー9が強
風以下の風力を検出した時には自動ドアコントローラ1
2は通常開閉動作となり、強風以上の烈風を検出した時
には自動ドアコントローラ12は特別開閉動作となるよ
うにした自動ドアの開閉制御装置である。
【0011】第4の発明は、第3の発明において前記特
別開閉動作時のドア開閉速度を通常開閉動作時のドア開
閉速度よりも遅くした自動ドアの開閉制御装置である。
別開閉動作時のドア開閉速度を通常開閉動作時のドア開
閉速度よりも遅くした自動ドアの開閉制御装置である。
【0012】第5の発明は、第1の発明において前記自
動ドアコントローラ12は、風力センサー9が強風より
も強い烈風以上の超烈風を検出した時にモータ4への制
御指令を禁止して手動開閉とし、その後に烈風以下を検
出した時にモータ4への制御指令の出力を可能として自
動開閉に復帰する自動ドアの開閉制御装置である。
動ドアコントローラ12は、風力センサー9が強風より
も強い烈風以上の超烈風を検出した時にモータ4への制
御指令を禁止して手動開閉とし、その後に烈風以下を検
出した時にモータ4への制御指令の出力を可能として自
動開閉に復帰する自動ドアの開閉制御装置である。
【0013】第6の発明は、第5の発明において前記自
動ドアコントローラ12が手動開閉となった時に作動し
て人が手動開閉であることを認識可能とする認識手段1
5を設けた自動ドアの開閉制御装置である。
動ドアコントローラ12が手動開閉となった時に作動し
て人が手動開閉であることを認識可能とする認識手段1
5を設けた自動ドアの開閉制御装置である。
【0014】
【作 用】第1の発明によれば、ドア1を開閉移動する
モータ4の出力トルクが風力に応じた値であるので、風
圧によるドアの移動抵抗が小さい微風時にはモータ出力
トルクが小さくドア開閉力はドア移動抵抗に見合う小さ
い値となり、風圧によるドア移動抵抗が大きい強風時に
はモータ出力トルクが大きくドア開閉力はドア移動抵抗
に見合う大きい値となる。
モータ4の出力トルクが風力に応じた値であるので、風
圧によるドアの移動抵抗が小さい微風時にはモータ出力
トルクが小さくドア開閉力はドア移動抵抗に見合う小さ
い値となり、風圧によるドア移動抵抗が大きい強風時に
はモータ出力トルクが大きくドア開閉力はドア移動抵抗
に見合う大きい値となる。
【0015】したがって、ドア1に強風が作用した場合
でもドア1をスムーズに開閉できると共に、誤ってドア
1が人に衝突した時の衝撃力が小さく人がけがすること
がない。しかも、無駄に電力を消費することがない。ま
た、ドア移動時の加速度でドア衝突を判断するようにし
た自動ドアにおいても強風時にドア1は所定速度で開閉
移動するので、ドア衝突と誤判断することがない。
でもドア1をスムーズに開閉できると共に、誤ってドア
1が人に衝突した時の衝撃力が小さく人がけがすること
がない。しかも、無駄に電力を消費することがない。ま
た、ドア移動時の加速度でドア衝突を判断するようにし
た自動ドアにおいても強風時にドア1は所定速度で開閉
移動するので、ドア衝突と誤判断することがない。
【0016】第2の発明によれば、強風時にモータ4の
出力トルクが大きくなり、風圧によるドア移動抵抗が大
きい場合にドア移動開始時の加速度が、ドア衝突と判断
する際の設定加速度よりも大きくなる。したがって、強
風時においてドア移動開始する際にドア衝突と誤判断す
ることがなく、ドア1を確実に開閉移動できる。
出力トルクが大きくなり、風圧によるドア移動抵抗が大
きい場合にドア移動開始時の加速度が、ドア衝突と判断
する際の設定加速度よりも大きくなる。したがって、強
風時においてドア移動開始する際にドア衝突と誤判断す
ることがなく、ドア1を確実に開閉移動できる。
【0017】第3の発明によれば、ドア1に強風以下の
風力が作用している時には人体検出信号によってドア1
を通常開閉動作し、強風以上の烈風がドア1に作用した
時には特別開閉動作となって人体検出信号が入力されて
いる時にドア1が開き移動し、かつ人体検出信号が入力
されなくなるとドア1が閉じ移動する。
風力が作用している時には人体検出信号によってドア1
を通常開閉動作し、強風以上の烈風がドア1に作用した
時には特別開閉動作となって人体検出信号が入力されて
いる時にドア1が開き移動し、かつ人体検出信号が入力
されなくなるとドア1が閉じ移動する。
【0018】したがって、烈風時の出入口3の開口幅
は、通常開閉動作時の開口幅よりも小さく、風が屋内に
吹き込むことが低減する。
は、通常開閉動作時の開口幅よりも小さく、風が屋内に
吹き込むことが低減する。
【0019】第4の発明によれば、特別開閉動作時のド
ア移動速度が通常開閉動作時のドア移動速度よりも遅
い。これにより、烈風時の出入口3の開口幅がより小さ
く、風が屋内に吹き込むことがより低減すると共に、ド
ア1が閉じ移動する時に人と衝突することを防止でき安
全である。
ア移動速度が通常開閉動作時のドア移動速度よりも遅
い。これにより、烈風時の出入口3の開口幅がより小さ
く、風が屋内に吹き込むことがより低減すると共に、ド
ア1が閉じ移動する時に人と衝突することを防止でき安
全である。
【0020】第5の発明によれば、ドア1に超烈風が作
用している時にはドア1を人が手動で開閉して出入する
ことになる。したがって、この時の出入口3の開口幅は
人が通れる程度と小さいので、風が屋内に吹き込むこと
が低減すると共に、ドア1が人と衝突することがなく安
全である。
用している時にはドア1を人が手動で開閉して出入する
ことになる。したがって、この時の出入口3の開口幅は
人が通れる程度と小さいので、風が屋内に吹き込むこと
が低減すると共に、ドア1が人と衝突することがなく安
全である。
【0021】第6の発明によれば、認識手段15でドア
1が手動開閉状態であることを認識できる。
1が手動開閉状態であることを認識できる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1に示すように、ドア1は建物
2の出入口3を開放する開き位置と、出入口3を閉じる
閉じ位置に亘って直線的に開閉移動する。なお、ドア1
は片引きとしてあるが両引きでも良い。図2に示すよう
に、モータ4で駆動される駆動プーリ5と従動プーリ6
にベルト7を巻掛けてドア開閉動作部8を形成してい
る。このベルト7にドア1を連結し、モータ4を正転す
ることでドア1が閉じ位置から開き位置に向けて開き移
動し、モータ4を逆転することでドア1が開き位置から
閉じ位置に向けて閉じ移動するようにしてある。図1に
示すように、建物2の出入口3近くの屋外に風力センサ
ー9が取付けてある。この風力センサー9でドア1近く
の風力を検出する。
2の出入口3を開放する開き位置と、出入口3を閉じる
閉じ位置に亘って直線的に開閉移動する。なお、ドア1
は片引きとしてあるが両引きでも良い。図2に示すよう
に、モータ4で駆動される駆動プーリ5と従動プーリ6
にベルト7を巻掛けてドア開閉動作部8を形成してい
る。このベルト7にドア1を連結し、モータ4を正転す
ることでドア1が閉じ位置から開き位置に向けて開き移
動し、モータ4を逆転することでドア1が開き位置から
閉じ位置に向けて閉じ移動するようにしてある。図1に
示すように、建物2の出入口3近くの屋外に風力センサ
ー9が取付けてある。この風力センサー9でドア1近く
の風力を検出する。
【0023】図3に示すように、前記モータ4を回転す
るモータ駆動回路10と、このモータ駆動回路10に正
転、逆転、停止等の制御指令を出力する制御回路11で
自動ドアコントローラ12としてある。前記制御回路1
1には前述の風力センサー9の検出した風力と人体検出
センサー13が検出した人体検出信号が入力される。
るモータ駆動回路10と、このモータ駆動回路10に正
転、逆転、停止等の制御指令を出力する制御回路11で
自動ドアコントローラ12としてある。前記制御回路1
1には前述の風力センサー9の検出した風力と人体検出
センサー13が検出した人体検出信号が入力される。
【0024】前記モータ4の回転数はエンコーダ14で
検出され、そのモータ回転数は制御回路11に入力され
る。制御回路11は入力されたモータ回転数に基づいて
ドア1の位置を検出すると共に、ドア1の加速度を検出
する。なお、ドア1の加速度はベルト7の移動速度で検
出しても良い。
検出され、そのモータ回転数は制御回路11に入力され
る。制御回路11は入力されたモータ回転数に基づいて
ドア1の位置を検出すると共に、ドア1の加速度を検出
する。なお、ドア1の加速度はベルト7の移動速度で検
出しても良い。
【0025】前記モータ駆動回路10と制御回路11
(自動ドアコントローラ12)は従来と同様に人体検出
信号が入力されるとモータ4を正転してドア1を開き移
動する。ドア1が開き位置に移動したことをエンコーダ
14の検出したモータ回転数で検出し、一定時間経過後
にモータ4を逆転してドア1を閉じ移動し、ドア1が閉
じ位置に移動したことを検出したらモータ4を停止して
ドア1を閉じ位置に停止する。
(自動ドアコントローラ12)は従来と同様に人体検出
信号が入力されるとモータ4を正転してドア1を開き移
動する。ドア1が開き位置に移動したことをエンコーダ
14の検出したモータ回転数で検出し、一定時間経過後
にモータ4を逆転してドア1を閉じ移動し、ドア1が閉
じ位置に移動したことを検出したらモータ4を停止して
ドア1を閉じ位置に停止する。
【0026】ドアが開き移動中にエンコーダ14の検出
したモータ回転数でドア1の加速度を検出し、その加速
度が設定値以下となったらドア1が人と衝突したと判断
し、モータ4を停止又はモータ4を停止した後に逆転す
る。
したモータ回転数でドア1の加速度を検出し、その加速
度が設定値以下となったらドア1が人と衝突したと判断
し、モータ4を停止又はモータ4を停止した後に逆転す
る。
【0027】前記制御回路11はモータ出力トルク制御
部20を備えている。このモータ出力トルク制御部20
は風力センサー9から入力される風力に応じた複数のモ
ータ出力トルク値を有し、そのモータ出力トルク値に応
じたトルク制御指令をモータ駆動回路10に出力し、モ
ータ4の出力トルクを風力に応じた値とする。
部20を備えている。このモータ出力トルク制御部20
は風力センサー9から入力される風力に応じた複数のモ
ータ出力トルク値を有し、そのモータ出力トルク値に応
じたトルク制御指令をモータ駆動回路10に出力し、モ
ータ4の出力トルクを風力に応じた値とする。
【0028】すなわち、風力が小さい時にはモータ出力
トルクを小さくする。風力が中位の時にはモータ出力ト
ルクを中の大きさとする。風力が大きい時にはモータ出
力トルクを大とする。例えば、風力が5m/秒以下の時
にはモータ出力トルクをA、風力が5m/秒〜10m/
秒の時にはモータ出力トルクをB、風力が10m/秒以
上の時にモータ出力トルクをCとする。(A<B<
C)。この場合の風力とは所定時間の平均風力である。
トルクを小さくする。風力が中位の時にはモータ出力ト
ルクを中の大きさとする。風力が大きい時にはモータ出
力トルクを大とする。例えば、風力が5m/秒以下の時
にはモータ出力トルクをA、風力が5m/秒〜10m/
秒の時にはモータ出力トルクをB、風力が10m/秒以
上の時にモータ出力トルクをCとする。(A<B<
C)。この場合の風力とは所定時間の平均風力である。
【0029】このようであるから、前述のようにドア1
を開閉移動する時にドア1の近くの風力に応じてモータ
4の出力トルクが自動的に制御され、風力が弱い時(微
風時)で風圧による移動抵抗が小さい時のドア1の開閉
力は小さくなる。風力が中位の時(中風時)でドア1の
風圧による移動抵抗が中位の時のドア1の開閉力は中と
なる。風力が強い時(強風時)でドア1の風圧による移
動抵抗が大きい時のドア1の開閉力は大となる。
を開閉移動する時にドア1の近くの風力に応じてモータ
4の出力トルクが自動的に制御され、風力が弱い時(微
風時)で風圧による移動抵抗が小さい時のドア1の開閉
力は小さくなる。風力が中位の時(中風時)でドア1の
風圧による移動抵抗が中位の時のドア1の開閉力は中と
なる。風力が強い時(強風時)でドア1の風圧による移
動抵抗が大きい時のドア1の開閉力は大となる。
【0030】したがって、強風時でも無風時でもドア1
に作用する風圧が異なってもドア1をスムーズに開閉移
動できる。また、ドア1の開閉力はドアの移動抵抗に見
合う値であるから、誤ってドア1が人に衝突した時の衝
撃力が小さく人がけがをすることがないし、モータ4が
電力を無駄に消費することがない。
に作用する風圧が異なってもドア1をスムーズに開閉移
動できる。また、ドア1の開閉力はドアの移動抵抗に見
合う値であるから、誤ってドア1が人に衝突した時の衝
撃力が小さく人がけがをすることがないし、モータ4が
電力を無駄に消費することがない。
【0031】なお、以上の説明ではモータ4の出力トル
クを風力に応じて段階的に変えるようにしたが、このモ
ータ4の出力トルクを風力に応じて順次変えるようにし
ても良い。
クを風力に応じて段階的に変えるようにしたが、このモ
ータ4の出力トルクを風力に応じて順次変えるようにし
ても良い。
【0032】前記制御回路11にはドア1の加速度に基
づいてドア1が人と衝突したことと判断するドア衝突検
出部30が設けてある。このドア衝突検出部30はあら
かじめ設定した設定加速度と、エンコーダ14の検出し
たモータ回転数により演算した実際の加速度を比較し、
その実際の加速度が設定加速度よりも小さい時にドア衝
突と判断する。
づいてドア1が人と衝突したことと判断するドア衝突検
出部30が設けてある。このドア衝突検出部30はあら
かじめ設定した設定加速度と、エンコーダ14の検出し
たモータ回転数により演算した実際の加速度を比較し、
その実際の加速度が設定加速度よりも小さい時にドア衝
突と判断する。
【0033】前記制御回路11はモータ4を停止状態か
ら正転開始する時ドア1をスムーズに移動するため一定
の加速度となるようにしている。この移動開始時のドア
加速度は前記設定加速度よりも大である。このために、
前述のように風力が強い時(強風時)にドア1が開き移
動開始するまでの時間が長くなる。つまり、強風時には
移動開始時のドア加速度が小で、前述のドア衝突検出部
30の設定加速度よりも小さくなり、ドア衝突と判断し
てしまうので、強風時にドア1が開き移動しない。
ら正転開始する時ドア1をスムーズに移動するため一定
の加速度となるようにしている。この移動開始時のドア
加速度は前記設定加速度よりも大である。このために、
前述のように風力が強い時(強風時)にドア1が開き移
動開始するまでの時間が長くなる。つまり、強風時には
移動開始時のドア加速度が小で、前述のドア衝突検出部
30の設定加速度よりも小さくなり、ドア衝突と判断し
てしまうので、強風時にドア1が開き移動しない。
【0034】このことを解消するために、制御回路11
は風力センサー9から入力された風力が大の時(強風
時)にはモータ4を停止状態から正転開始する時のモー
タ出力トルクを、ドア1の移動開始時のドア加速度が前
述の設定加速度よりも大きくなるように大きくする。こ
れにより、強風時におけるドア移動開始時のドア加速度
がドア衝突検出部30の設定加速度よりも大きくなり、
ドア衝突と判断することがないので、強風時にドア1を
開き移動できる。
は風力センサー9から入力された風力が大の時(強風
時)にはモータ4を停止状態から正転開始する時のモー
タ出力トルクを、ドア1の移動開始時のドア加速度が前
述の設定加速度よりも大きくなるように大きくする。こ
れにより、強風時におけるドア移動開始時のドア加速度
がドア衝突検出部30の設定加速度よりも大きくなり、
ドア衝突と判断することがないので、強風時にドア1を
開き移動できる。
【0035】次に、風力が前述の強風(10m/秒)以
上の烈風、例えば15m/秒以上の時のドア開閉移動を
説明する。前述の烈風の時にドア1を前述のようにして
開閉移動すると出入口3が長い時間開放され、屋内に風
が吹き込むので好ましくない。このことを解消するため
に、風力センサ9が烈風を検出した時には、制御回路1
1は前述の通常開閉動作ではなく後述する特殊開閉動作
とする。
上の烈風、例えば15m/秒以上の時のドア開閉移動を
説明する。前述の烈風の時にドア1を前述のようにして
開閉移動すると出入口3が長い時間開放され、屋内に風
が吹き込むので好ましくない。このことを解消するため
に、風力センサ9が烈風を検出した時には、制御回路1
1は前述の通常開閉動作ではなく後述する特殊開閉動作
とする。
【0036】制御部回路11に烈風が入力された時には
人体検出信号が入力されたらドア1を開き位置まで開き
移動した後に閉じ位置まで移動するのではなく、人体検
出信号が入力されている時にのみドア1を開き移動し、
人体検出信号が入力されなくなったら開き位置まで移動
しない場合でもドア1を閉じ移動して出入口3をできる
だけ早く閉じる。
人体検出信号が入力されたらドア1を開き位置まで開き
移動した後に閉じ位置まで移動するのではなく、人体検
出信号が入力されている時にのみドア1を開き移動し、
人体検出信号が入力されなくなったら開き位置まで移動
しない場合でもドア1を閉じ移動して出入口3をできる
だけ早く閉じる。
【0037】このようにすることで、出入口3が開放す
る時間が通常開閉動作時よりも短かくなり、風が屋内に
吹き込むことが低減する。
る時間が通常開閉動作時よりも短かくなり、風が屋内に
吹き込むことが低減する。
【0038】また、前述のドア1の開閉速度は通常開閉
動作時の開閉速度よりも遅くする。このようにすること
で、ドア1の開き速度が遅い分だけドア1の開き位置に
向う移動距離が短かくなって、出入口3の開口幅が小さ
くなるから、風が屋内に吹き込むことがより一層低減す
る。しかも、ドア1が閉じ移動する時に遅い速度で移動
するから、ドア1が人と衝突することを防止でき安全で
ある。
動作時の開閉速度よりも遅くする。このようにすること
で、ドア1の開き速度が遅い分だけドア1の開き位置に
向う移動距離が短かくなって、出入口3の開口幅が小さ
くなるから、風が屋内に吹き込むことがより一層低減す
る。しかも、ドア1が閉じ移動する時に遅い速度で移動
するから、ドア1が人と衝突することを防止でき安全で
ある。
【0039】次に風力が前述の烈風(15m/秒)以上
の超烈風、例えば20m/秒以上の時のドア開閉移動を
説明する。前述の超烈風の時にドア1をモータ4で開閉
移動することはモータ出力トルク、安全性、風の屋内へ
の吹き込み等の理由から好ましくない。このことを解消
するために、風力センサー9が超烈風を検出した時に
は、制御回路11はモータ制御回路10への制御指令の
出力を禁止し、手動開閉に切替える。なお、ドア1が開
閉移動中に超烈風を検出した場合には、ドア1を閉じ位
置まで閉じ移動して停止し、その後に手動開閉に切替え
る。
の超烈風、例えば20m/秒以上の時のドア開閉移動を
説明する。前述の超烈風の時にドア1をモータ4で開閉
移動することはモータ出力トルク、安全性、風の屋内へ
の吹き込み等の理由から好ましくない。このことを解消
するために、風力センサー9が超烈風を検出した時に
は、制御回路11はモータ制御回路10への制御指令の
出力を禁止し、手動開閉に切替える。なお、ドア1が開
閉移動中に超烈風を検出した場合には、ドア1を閉じ位
置まで閉じ移動して停止し、その後に手動開閉に切替え
る。
【0040】制御回路11が手動開閉に切替った時には
制御回路11は認識手段15を作動して人が手動開閉で
あることを認識できるようにする。例えば、音声発生器
で「手動開閉」を発したり、表示パネルに「手動開閉」
の文字を表示する。これにより、出入口3を出入りする
人はドアが手動開閉であることを認識し、手動でドア1
を開閉移動して出入口3を出入りする。
制御回路11は認識手段15を作動して人が手動開閉で
あることを認識できるようにする。例えば、音声発生器
で「手動開閉」を発したり、表示パネルに「手動開閉」
の文字を表示する。これにより、出入口3を出入りする
人はドアが手動開閉であることを認識し、手動でドア1
を開閉移動して出入口3を出入りする。
【0041】このように、人が手動でドア1を開閉移動
するので、出入口3の開口幅は人が通れる程度であって
モータにより自動で開閉移動する場合よりも開口幅が小
さく、風が屋内に吹き込むことが低減する。しかも、ド
ア1と人が衝突することがなく安全である。
するので、出入口3の開口幅は人が通れる程度であって
モータにより自動で開閉移動する場合よりも開口幅が小
さく、風が屋内に吹き込むことが低減する。しかも、ド
ア1と人が衝突することがなく安全である。
【0042】前述のように手動開閉の状態において風力
センサー9が烈風(15m/秒)以下の風力を検出した
ら、制御回路11は自動開閉に自動的に復帰する。
センサー9が烈風(15m/秒)以下の風力を検出した
ら、制御回路11は自動開閉に自動的に復帰する。
【0043】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ドア1を
開閉移動するモータ4の出力トルクが風力に応じた値で
あるので、風圧によるドアの移動抵抗が小さい微風時に
はモータ出力トルクが小さくドア開閉力はドア移動抵抗
に見合う小さい値となり、風圧によるドア移動抵抗が大
きい強風時にはモータ出力トルクが大きくドア開閉力は
ドア移動抵抗に見合う大きい値となる。
開閉移動するモータ4の出力トルクが風力に応じた値で
あるので、風圧によるドアの移動抵抗が小さい微風時に
はモータ出力トルクが小さくドア開閉力はドア移動抵抗
に見合う小さい値となり、風圧によるドア移動抵抗が大
きい強風時にはモータ出力トルクが大きくドア開閉力は
ドア移動抵抗に見合う大きい値となる。
【0044】したがって、ドア1に強風が作用した場合
でもドア1をスムーズに開閉できると共に、誤ってドア
1が人に衝突した時の衝撃力が小さく人がけがすること
がない。しかも、無駄に電力を消費することがない。ま
た、ドア移動時の加速度でドア衝突を判断するようにし
た自動ドアにおいても強風時にドア1は所定速度で開閉
移動するので、ドア衝突と誤判断することがない。
でもドア1をスムーズに開閉できると共に、誤ってドア
1が人に衝突した時の衝撃力が小さく人がけがすること
がない。しかも、無駄に電力を消費することがない。ま
た、ドア移動時の加速度でドア衝突を判断するようにし
た自動ドアにおいても強風時にドア1は所定速度で開閉
移動するので、ドア衝突と誤判断することがない。
【0045】請求項2に係る発明によれば、強風時にモ
ータ4の出力トルクが大きくなり、風圧によるドア移動
抵抗が大きい場合にドア移動開始時の加速度が、ドア衝
突と判断する際の設定加速度よりも大きくなる。したが
って、強風時においてドア移動開始する際にドア衝突と
誤判断することがなく、ドア1を確実に開閉移動でき
る。
ータ4の出力トルクが大きくなり、風圧によるドア移動
抵抗が大きい場合にドア移動開始時の加速度が、ドア衝
突と判断する際の設定加速度よりも大きくなる。したが
って、強風時においてドア移動開始する際にドア衝突と
誤判断することがなく、ドア1を確実に開閉移動でき
る。
【0046】請求項3に係る発明によれば、ドア1に強
風以下の風力が作用している時には人体検出信号によっ
てドア1を通常開閉動作し、強風以上の烈風がドア1に
作用した時には特別開閉動作となって人体検出信号が入
力されている時にドア1が開き移動し、かつ人体検出信
号が入力されなくなるとドア1が閉じ移動する。
風以下の風力が作用している時には人体検出信号によっ
てドア1を通常開閉動作し、強風以上の烈風がドア1に
作用した時には特別開閉動作となって人体検出信号が入
力されている時にドア1が開き移動し、かつ人体検出信
号が入力されなくなるとドア1が閉じ移動する。
【0047】したがって、烈風時の出入口3の開口幅
は、通常開閉動作時の開口幅よりも小さく、風が屋内に
吹き込むことが低減する。
は、通常開閉動作時の開口幅よりも小さく、風が屋内に
吹き込むことが低減する。
【0048】請求項4に係る発明によれば、特別開閉動
作時のドア移動速度が通常開閉動作時のドア移動速度よ
りも遅い。これにより、烈風時の出入口3の開口幅がよ
り小さく、風が屋内に吹き込むことがより低減すると共
に、ドア1が閉じ移動する時に人と衝突することを防止
でき安全である。
作時のドア移動速度が通常開閉動作時のドア移動速度よ
りも遅い。これにより、烈風時の出入口3の開口幅がよ
り小さく、風が屋内に吹き込むことがより低減すると共
に、ドア1が閉じ移動する時に人と衝突することを防止
でき安全である。
【0049】請求項5に係る発明によれば、ドア1に超
烈風が作用している時にはドア1を人が手動で開閉して
出入することになる。したがって、この時の出入口3の
開口幅は人と通れる程度と小さいので、風が屋内に吹き
込むことが低減すると共に、ドア1が人が衝突すること
がなく安全である。
烈風が作用している時にはドア1を人が手動で開閉して
出入することになる。したがって、この時の出入口3の
開口幅は人と通れる程度と小さいので、風が屋内に吹き
込むことが低減すると共に、ドア1が人が衝突すること
がなく安全である。
【0050】請求項6に係る発明によれば、認識手段1
5でドア1が手動開閉状態であることを認識できる。
5でドア1が手動開閉状態であることを認識できる。
【図1】自動ドアの概略横断面図である。
【図2】ドア開閉動作部の正面図である。
【図3】制御回路図である。
1…ドア、3…出入口、4…モータ、8…ドア開閉動作
部、9…風圧センサー、10…モータ駆動回路、11…
制御回路、12…自動ドアコントローラ、13…人体検
出センサー、14…エンコーダ、15…認識手段。
部、9…風圧センサー、10…モータ駆動回路、11…
制御回路、12…自動ドアコントローラ、13…人体検
出センサー、14…エンコーダ、15…認識手段。
Claims (6)
- 【請求項1】 出入口3を開放する開き位置と出入口3
を閉じる閉じ位置に亘って直線的に開閉移動するドア1
と、 モータ4を備え、前記ドア1を開閉移動するドア開閉動
作部8と、 前記出入口3に接近した人を検出する人体検出センサー
13と、 前記人体検出センサー13の人体検出信号が入力される
ことでモータ4を正転、逆転、停止する自動ドアコント
ローラ12と、 前記ドア1の近くの風力を検出して自動ドアコントロー
ラ12に入力する風力センサー9を備え、 前記自動ドアコントローラ12はモータ4の出力トルク
を、入力された風力に応じた値とすることを特徴とする
自動ドアの開閉制御装置。 - 【請求項2】 前記自動ドアコントローラ12は、ドア
1の開閉移動時の加速度が設定加速度以下の時にドア衝
突と判断してモータ4を停止する機能及び、風力センサ
ー9が強風以上の風力を検出した時に、モータ4の出力
トルクを、ドア1の移動開始時の加速度が前記設定加速
度以上となる大きさとする機能を有する請求項1記載の
自動ドアの開閉制御装置。 - 【請求項3】 前記自動ドアコントローラ12は、人体
検出信号が入力された時にドア1を開き位置まで開き移
動し、その後に閉じ位置まで閉じ移動する通常開閉動作
及び人体検出信号が入力されている時にのみドア1を開
き移動し、かつ人体検出信号が入力されなくなるとドア
1を閉じ位置まで閉じ移動する特別開閉動作を備え、 前記風力センサー9が強風以下の風力を検出した時には
自動ドアコントローラ12は通常開閉動作となり、強風
以上の烈風を検出した時には自動ドアコントローラ12
は特別開閉動作となるようにした請求項1記載の自動ド
アの開閉制御装置。 - 【請求項4】 前記特別開閉動作時のドア開閉速度を通
常開閉動作時のドア開閉速度よりも遅くした請求項3記
載の自動ドアの開閉制御装置。 - 【請求項5】 前記自動ドアコントローラ12は、風力
センサー9が強風よりも強い烈風以上の超烈風を検出し
た時にモータ4への制御指令を禁止して手動開閉とし、
その後に烈風以下を検出した時にモータ4への制御指令
の出力を可能として自動開閉に復帰する請求項1記載の
自動ドアの開閉制御装置。 - 【請求項6】 前記自動ドアコントローラ12が手動開
閉となった時に作動して人が手動開閉であることを認識
可能とする認識手段15を設けた請求項5記載の自動ド
アの開閉制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11228196A JP2001049955A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | 自動ドアの開閉制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11228196A JP2001049955A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | 自動ドアの開閉制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001049955A true JP2001049955A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16872717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11228196A Pending JP2001049955A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | 自動ドアの開閉制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001049955A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109268996A (zh) * | 2018-09-20 | 2019-01-25 | 安徽信息工程学院 | 一种预防台风灾害的保护系统及其保护方法 |
CN113309437A (zh) * | 2021-05-08 | 2021-08-27 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车自动门关闭速度控制方法、系统及车辆 |
-
1999
- 1999-08-12 JP JP11228196A patent/JP2001049955A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109268996A (zh) * | 2018-09-20 | 2019-01-25 | 安徽信息工程学院 | 一种预防台风灾害的保护系统及其保护方法 |
CN113309437A (zh) * | 2021-05-08 | 2021-08-27 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车自动门关闭速度控制方法、系统及车辆 |
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