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JP2000512333A - 二層板ガラス用の反応性ホットメルト接着剤組成物 - Google Patents

二層板ガラス用の反応性ホットメルト接着剤組成物

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JP2000512333A
JP2000512333A JP10502197A JP50219798A JP2000512333A JP 2000512333 A JP2000512333 A JP 2000512333A JP 10502197 A JP10502197 A JP 10502197A JP 50219798 A JP50219798 A JP 50219798A JP 2000512333 A JP2000512333 A JP 2000512333A
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silane
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、シラン官能性のポリイソブチレン/水素添加ポリブタジエン/ポリ-α-オレフィンをベースとする少なくとも1つの反応性バインダーと、ブチルゴム、ポリ-α-オレフィン、ポリブテン、スチレンブロックコポリマーおよびジエンポリマーおよび/またはコポリマー系ゴムからなる群から選ばれる非反応性バインダーとの混合物を含むホットメルト接着剤組成物を開示し、この接着剤組成物は、二層板ガラスの製造のために、一液型または二液型接着剤/シーラントとして使用することができる。本発明によれば、金属またはプラスチック製のセパレーターを別途使用する必要がない。エッジ結合自体を均一な材料から形成しているため、一方では二層板ガラスユニットの製造法を非常に簡素化でき、他方では複合材料を採用していないため、二層板ガラスユニットを分解した後に、均一な材料を再循環工程に非常に容易に付すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 二層板ガラス用の反応性ホットメルト接着剤組成物 本発明は、ホットメルト接着剤組成物およびその使用、特に二層(二重窓用) 板ガラスまたは複層板ガラス製造のための使用に関する。 現在、断熱ガラスは、単一の板ガラスに比し特に改善された断熱作用や遮音作 用を示すことを含め、多くの利点を有するため、建築業界や自動車産業で広範に 使用されている。複層板ガラス系は、2枚またはそれ以上のガラス層からなり、 これらのガラス層は、相互に平行に並べられてそれらのエッジで接合され、これ により、各ガラス層間の空間は、周囲の大気からシールされ、その空間内に湿分 が浸透できないようになっている。加えて、このエッジ結合/シールは、気候条 件の変化によって生じうる種々の機械的および化学的ストレス全てに耐えうるよ うに、設計される。多くの場合、空気充填材よりも断熱作用および遮音作用を向 上させるような乾燥ガスを、ガラス層間の空間に充填する。 市販の複層板ガラスユニットでは、硬質のスペーサーによって、各ガラス層は 、相互に所定の間隔に維持されている。最も一般的な具体例では、スペーサーは 、アルミニウムまたはスチール製中空断面材である。スペーサーは、ガラス層の エッジ付近に配置され、このエッジと共に、シーラントや接着剤を収納するため の外側に向いた溝を形成している。一般に、ガラス層間の空間に向いたスペーサ ー側部は小さい開口部を有し、また、スペーサーの中空内部は、乾燥剤を収納す るのに使用され、この乾燥剤によってガラス層間の空気/ガス空間に存在する残 留湿分および溶剤が吸収される。これは、ガラス層の内側において湿分が低い環 境温度で凝縮することを防止する。高品質の複層板ガラス系では、水蒸気に対し 良好なバリヤー作用を示ずシーラントを、ガラス層およびその表面に向いたスペ ーサー面の間に充填する。シーラントとして、ポリイソブチレンおよび/または ブチルゴムをベースとする組成物が使用される。外側に向いたスペーサー面とガ ラス層縁部とによって形成された溝には、一般に、複層板ガラスユニットを十分 な強度で結合/シールするような二液型接着剤/シーラントを充填する。使用さ れ る接着剤/シーラントは、ガラスに対し良好な接着力を示す必要があり、加えて 、気候条件の変化に応じてガラス層が膨張/収縮する動きに耐えうるのに十分な 弾性を有する必要がある。 従って、この種の高品質複層板ガラスユニットの製造は、当然に多数の複雑な 処理工程を伴うことになり、大型の組み立てラインが高度に自動化されているに も拘わらず、非常にコスト高となる。このため、複層板ガラスの製造に伴う複雑 な処理工程を単純化する試み、特に予め断面材に加工したスペーサーの必要性を 排除する試みは、これまであまりなされていなかった。 いわゆる「System Biver」は、例えば熱可塑性樹脂の内部ストランドを含んで なり、このストランドは、そのポリマー成分が好適にはポリイソブチレンゴムま たはブチルゴムであって、湿分吸着のためにモレキュラーシーブを含む。このス トランドは、ガラス層間の空間に向いており、まず一方のガラス層上に押し出さ れる。その後、第2ガラス層を第1ガラス層上に配置し、これら2つのガラス層 を、これらの層が所定の間隔になるまで、相互に押圧する。次いで、外側縁部を 一般に二液型接着剤/シーラントでシールする。この配置では、熱可塑性ポリマ ーの内部ストランドは、スペーサーとしての機能を奏すると共に、乾燥剤を担持 し、かつ水蒸気に対し.主要なバリヤーとして作用する。通常の外部二液型接着 剤/シーラントによって、二層板ガラス系は機械的強度が得られる。この二層板 ガラス系は、種々の特許/特許出願に開示されている(例えば、DE-C-25 5538 1、DE-A-25 55 383、DE-A-25 55 384およびEP-A-176 388)。 DE-A-44 07 892は、二層または複層板ガラス系の製法を開示し、この製法 によれば、相互に平行に配置した2枚またはそれ以上のガラス層を、所定の間隔 に維持し、それらの縁部を押出被覆フレームで包囲し、これによりガラス層を相 互に所定の間隔に保持する。この特許文献によれば、押出被覆に用いた材料は、 熱硬化性、熱可塑性またばセラミック材料である。射出成形材料の組成は、検討 されておらず、ガラス層間の空間中のガスまたは空気を乾燥状態に保持しうる方 法について、全く開示がない。 EP-A-517 067は、2つの断熱ガラス層間の空間をシールしかつガラス層間 の 間隔を維持するための、変形可能なストリップ状押出物を開示する。この変形可 能なストリップは、フラットウェーブ形態の材料を中央に備え流れ抵抗を示すポ リマーマトリックスからなり、このフラットウェーブ形材料は、ガラス層に対し 垂直に延在すると共にポリマーマトリックスに緊密に接触している。このフラッ トウェーブ形材料は、スペーサーとして機能すると同時に水蒸気のバリヤーとし て作用する。ガラス層間の空間に向いたポリマーマトリックス本体は、乾燥剤を 含む。このポリマーマトリックスとして、ブチルゴムおよびわずかに架橋したポ リイソブチレンからなる半相互透過性網状体を提案する。変形可能な予備成形シ ール用ストリップは、ポリマーマトリックス材料およびフラットウェーブ形材料 を同時押出することによつて製造される。次いで、この予備成形シールテープを 一方のガラス層上に配置し、第2ガラス層を第1ガラス層上に配置し、これら2 つのガラス層を一緒に押圧する。適用後に付加的な硬化処理を行わないため、シ ール用ストリップとガラス層との間の縁部域は、コールドフローになる傾向を示 す。 DE-A-38 34 400は、プラスチックスペーサーによってエッジで接合した2 枚のガラス層からなる二層板ガラスユニットを開示する。このスペーサーは、2 またはそれ以上の異なる層からなり、これらの層では、内層が内部空間を形成す ると共に湿分吸収性物質を含む硬化した接着剤からなる一方、外層は、内層を形 成する上記接着剤とは異なる硬化した接着剤からなる。接着剤の内層は、水蒸気 に対し比較的高い透過性を示すポリマーからなり、さらに、モレキュラーシーブ のような粉末形態の乾燥剤を含んでもよく、他方、接着剤の外層は、内層よりも 水蒸気に対する透過性が非常に低いと称している。内層として、ポリウレタンま たはシリコーンゴムを提案している一方、外層として、ポリスルフィド系接着剤 を提案している。この系は、両方の接着剤層が適用後に架橋する反応性の材料か らなるため気候の影響を受けてもガラス層の機械的凝集力が良好である点で、前 記した二層板ガラス系よりも優れた利点を有する。この方法の欠点は、2つの異 なる材料を2つの処理工程で適用することが必要なことである。 WO95/13449は、このために予備成形されたシール断面材を開示する。こ のシール断面材は、完全または部分的に架橋したポリイソブチレンコポリマーを ポリマーマトリックスとして含む共に、アルミニウム箔を水蒸気拡散バリヤーと して含む。この系の欠点は、スペーサー系が数種の異なる層から構成されている ため、その製法が複雑であり、また廃棄および/または再循環の観点から望まし くないことである。 EP-A-232 873は、スペーサーを用いない二層板ガラス系製造用のシーラン トを開示し、この系は、20〜80重量%のエポキシ化天然ゴム、5〜30重量%の少 なくとも1つの他のエボキシ化合物および架橋剤としてのトリアルコキシシリル 基含有メルカプタンまたはアミン、および代表的な添加剤、例えばカップリング 剤、粘着付与剤、可塑剤、充填材、乾燥剤、老化防止剤および紫外線ろ過剤をベ ースとする。この二層板ガラス系は、優れた耐老化性を示すが、二液型系として のみ製造されるため、その適用直前にしか2つの反応性成分を混合できないとい う、欠点を有している。 本発明者らによれば、少なくとも1つの反応性バインダーと少なくとも1つの 非反応性バインダーとの混合物を含むホットメルト接着剤組成物を用いれば、複 層板ガラス系を、特に経済的に製造できることが判明した。ここに、少なくとも 1つの反応性バインダーは、シラン官能性ポリイソブチレンおよび/またはシラ ン官能性水素添加ポリブタジエンおよび/またはシラン官能性ポリ-α-オレフィ ンからなり、非反応性バインダーは、ブチルゴム、ポリ-α-オレフィン、ポリブ テン、スチレンブロックコポリマー系ゴム、およびランダムジエンホモポリマー および/またはコポリマー系ゴムからなる群から選ばれる。 反応性バインダーのジラン官能基は、式: 〔式中、-A-は、式(2):-(CH2)m-、式(3):-S-(CH2)m-または 式(4):-NH-CO-NH-R3-、 R1およびR2は、同一または異なって、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜 20のアリール基または炭素数7〜20のアリールアルキル基、 Xは、ヒドロキシル基または加水分解可能な基、 aは、0〜3の整数、 bは、0、1または2の数、 aとbの合計は1またはそれ以上の数、 nは、0〜18の数、 mは、0〜4の整数、および R3は、式:-(CH2)m-または式:-(CH2)m-NH-(CH2)m-を意味する。〕 で示すことができる。 反応性バインダーは、式(1)のシラン官能基を少なくとも1つ有する。本発 明の好適な具体例によれば、反応性バインダーは、1分子当たり、統計学的平均1 〜3のシラン官能基を含む。シラン官能基は、巨大分子(テレケリックポリマー )の末端に位置するか、またはポリマー鎖上にランダムに分布する。加水分解可 能な基Xは、それ自体既知の加水分解可能な基であってよく、例えばアルコキシ 基、アセトキシ基、アミノ基、オキシム基またはアミド基であってよい。加水分 解可能な基は、好適にはアルコキシ基、より好適にはメトキシ基またはエトキシ 基である。 シラン官能性ポリイソブチレン、シラン官能性ポリブタジエンまたはシラン官 能性ポリ-α-オレフィンは常法で製造することができる。オレフィン系不飽和末 端基を有するテレケリックポリマーは、通常第1工程で形成され、これを、オル ガノケイ素化合物と第2工程で反応させて、シラン官能性ポリイソブチレン、水 素添加ポリブタジエンまたはポリ-α-オレフィンを形成する。シラン官能性ポリ イソブチレンまたはポリブタジエンについてのこの製造法は、種々の変法が開示 されている〔例えば、EP-A-287 025、EP-A-452 875、EP-A-434 840、 EP-A-252 372、EP-A-79 456、EP-A-537 660などを参照〕。 シラン官能性ポリイソブチレンまたは水素添加ポリブタジエンの他の製法は、 EP-A-312 967に開示されている。加えて、ヒドロキシ官能性ポリイソブチレ ン、ヒドロキシ官能性ポリブタジエンまたはヒドロキシ官能性ポリ-α-オレフィ ンを、第1工程で製造し、第2工程でイソシアネート官能性シランと反応させる ことができる。 シラン官能性バインダーの別の可能な製法は、非官能性ポリイソブチレン、水 素添加ポリブタジエンまたはポリ-α-オレフィンを対応する有機官能性シランと 、既知のグラフト反応法によって反応させてなる。シラン基は、もちろんポリマ ー鎖にランダムに分布してもよい。 原則として、官能基を有しないゴム状ポリマーは、いずれも非反応性バインダ ーとして使用することができる。しかしながら、組成物自体は、好適にはスペー サーを備えてない二層板ガラスエッジシール/結合体の製造を意図しているため 、非反応性バインダーは、板ガラスユニット全体のガス、特に水蒸気に対し低い 透過性を保証するようなポリマーから選択すべきである。非反応性バインダーは 、ポリ-α-オレフィン、スチレンブロックコポリマー系ゴム、ランダムジエンホ モポリマーおよび/またはコポリマー系ゴム、および特にポリブテンまたはブチ ルゴムからなる群から選択することができる。 好適なポリ-α-オレフィンは、例えばエチレン/プロピレンエラストマー、例 えばエチレン/プロピレンコポリマーおよびエチレン/プロピレン/非共役ジエ ン(EPDM)ターポリマーである。プロピレン/ブテンコポリマーおよびエチ レン/酢酸ビニルコポリマーも好適である。 スチレンブロックコポリマー系ゴムは、スチレンとジエンとのジブロックおよ びトリブロックコポリマー、例えば市販のブタジエンまたはイソプレン(例えば 商標名Kraton、Shell)である。水素添加または部分的水素添加ブロックコポリ マーを使用することもできる。 ランダムジエンホモポリマーおよびコポリマーの例は、ポリブタジエン、ポリ イソプレン、それらのコポリマーおよびスチレン/ブタジエンコポリマー、アク リロニトリル/ブタジエンコポリマーおよび最後の群の部分的水素添加または完 全水素添加ジエンポリマーである。 天然ゴム、特にエポキシ化天然ゴムも、非反応性バインダーとして使用するこ とができる。 ポリブテンおよび/またはポリイソブテン、1-ブテンまたはイソブテンとブチ ルゴム(即ちイソブチレンとイソプレンとのコポリマー)との立体特異性重合に よって製造されるポリオレフィンは、特に水蒸気およびガスに対し良好なバリヤ ー作用を示すため、最も好適である。 本発明のホットメルト接着剤組成物は、可塑剤を含んでもよいが、可塑剤は、 以下の条件に従い、特に慎重に選択すべきである。 ・二層板ガラスユニット.の寿命期間にわたり、いわゆる曇りを回避すべく、揮 発性成分の含量が非常に低い割合であること。曇りは、バインダー系の少量の揮 発性成分がガラス層間の空間内にまず入り、次いでガラス層のより冷たい部分上 に凝縮するという、よく知られた現象である。 ・水蒸気およびガスに対するポリマーマトリックスのバリヤー作用が、可塑剤に よって悪影響を受けるべきではない。 好適な可塑剤の例は、フタル酸アルキルエステルまたはアリールエステルをベ ースとする既知のフタル酸エステル可塑剤である。ただし、これら可塑剤は、い ずれの曇りをも引き起こさないように少量の揮発性成分しか含んおらず、かつバ インダー系に適合して滲出する傾向を全く示さないことが条件である。 液体ボリブテンおよびポリイソブチレンが最も好適な可塑剤である。 本発明のホットメルト接着剤組成物は、特に水結合性充填材、好適にはモレキ ュラーシーブとして既知の3A型の粉末ゼオライトを含め、既知の成分を付加的 に含んでもよい。加えて、微粒子不活性充填材、例えば粉砕または沈降白亜、カ オリン、クレーおよびカーボンブラックを使用することができる。白亜、カオリ ンまたはクレーは、表面疎水化形態または非前処理形態の両形態で使用すること ができる。 加えて、本発明の組成物は、カップリング剤および/または架橋剤として有機 官能性シラン、例えば、3-グリシジルオキシプロピルトリアルコキシシラン、3- アクリルオキシプロピルトリアルコキシシラン、3-アミノプロピルトリアルコキ シシラン、ビニルトリアルルコキシシラン、N-アミノエチル-3-アミノプロピル メチルジアルコキシシラン、フェニルアミノプロピルトリアルコキシシラン、ア ミノアルキルトリアルコキシジシランまたはイソブチルメトキシシランが挙られ る。特に好適なアルコキシ基は、メトキシまたはエトキシ基である。 好適な触媒は、シラン官能基における加水分解可能な基の加水分解反応および Si-OH基のシロキサン基へのその後の縮合反応(架橋反応またはカップリン グ反応)を触媒しうる既知化合物である。二価および四価スズの有機化合物が最 も好適である。 老化防止剤を使用する場合、その選択は、バインダーの組成に応じてなされる 。ヒンダードフェノール、チオエーテルまたは高分子量メルカプト化合物型の酸 化防止剤、および既知のベンゾトリアゾール、ベンゾフェノンまたはHALS( ヒンダードアミン光安定化剤)型の紫外線安定化剤を使用することもできる。既 知のオゾン化防止剤を添加することが有利となりうる。例外的ではあるが、加水 分解安定化剤の添加が必要となりうる。 本発明のホットメルト接着剤組成物は、複層板ガラスユニットの製造に使用す る場合、このように製造した複層板ガラスユニットは、以下のような特徴によっ て先行技術と区別される。 ・接着剤組成物は、スペーサーおよび湿分吸収性物質用のマトリックスの両者と して作用する。 ・接着剤組成物は、ガラス層のエッジにおいて弾性的な結合/シール体を形成す る。 ・二層板ガラスユニットの有効寿命に有害な水は、モレキュラーシーブを介して マトリックスに結合するだけでなく、硬化工程の化学反応によって少なくとも一 部消費される。特に有利には、従来からのエッジシール/結合体の形成に伴う処 理工程を、全て単一の工程に組み合わせたことである。別の利点として、接着剤 組成物は、単一の材料のみから構成され、先行技術とは対照的に組成物中に異な るポリマーマトリックスを含む複合材料ではないため、二層板ガラスユニットを その有効寿命の終了後に分解して再循環させることができる。 本発明の組成物は、好適には以下の成分からなる。 (a)シラン官能性ポリイソブチレン、シラン官能性水素添加ポリブタジエン またはシラン官能性ポリ-α-オレフィン20〜70重量%、 (b)ブチルゴム5〜30重量%、 (c)ポリ-α-オレフィン5〜30重量%、 (d)3A型ゼオライトのモレキュラーシーブ20〜30重量% (e)カーボンブラック5〜30重量%、 (f)触媒0.1〜2重量%、および (g)オルガノシラン0.1〜2重量% 本発明の組成物は、常法に従い、所望により真空下または不活性ガス雰囲気下 に高剪断混合によって均一にして製造することができる。混合される各成分は、 加熱または冷却する必要がある。ホットメルト接着剤組成物は、架橋反応によっ て水分と反応するため、使用者による最終の適用まで湿分から保護して、十分な 貯蔵安定性を保証する必要がある。 一液型接着剤/シーラントとしての具体例では、前記した全ての成分を製造工 程で一緒に混合する。二液型の具体例では、触媒(f)は、非反応性バインダー (b)および/または(c)および充填材の一部(e)および所望により可塑剤か らなるペースト中に、別の成分Bとして製造される。他の成分は、成分Aとして 製造され、両方の成分は、適用の直前に混合される。別の具体例によれば、成分 Aは、(a)〜(g)を含む一方、成分Bは、水含有ペーストを含み、水は、所望 により水放出型の化合物、例えば結晶水含有塩の形態でペースト中に存在する。 この方法の1つの利点は、特に急速な架橋反応を生じさせ、これにより形成した 二層板ガラスシール/結合体を、ごく短時間の後に激しい機械的応力に耐えうる ように、組成物を処方できることである。 二層板ガラスユニットを製造するには、接合されるガラス層を常法によって所 定の間隔に維持し、接着剤組成物を、押出し機類似のアプリケーターによってガ ラス層間の空間内にそれらの縁部において注入(射出)し、所望により加熱およ び型彫り処理(Profilierung)を行う。接着剤組成物のコンシステンシーはホッ トメルト様であるため、エッジのシール/結合体は、接着剤組成物の冷却後に、 二層板ガラスユニットが処理後直ちに輸送または貯蔵が可能となるのに十分な程 の早期強度を形成することができる。極限強度は、反応性バインダーのシラン基 および反応によって導入されたオルガノシランと、ガラス層間の空間および/ま たは周囲大気中の湿分との架橋によって形成される。 本発明の好適な別の具体例によれば、ホットメルト接着剤組成物を、一方のガ ラス層の周辺エッジに適用し、所望により加熱および型彫り処理を行う。次いで 、第2ガラス層または付加的なガラス層を第1ガラス層に、これらのガラス層の 一方が他方の上に正確に整合するように配置する。これらガラス層を相互に押圧 して、接着剤組成物を、両方または全てのガラス層のエッジを完全に湿潤させ、 かつこれらガラス層の間に所定の内層間隔を設ける。この具体例では、冷却処理 の間に、エッジシール/結合体の早期強度が形成される一方、極限強度は、湿分 との架橋によって達成される。 前記したように、二液型ホットメルト接着剤組成物の2つの成分は、上記適用 工程の直前に混合される。この具体例では、エッジシール/結合体は、一液型組 成物よりも急速に極限強度が形成される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの反応性バインダーと少なくとも1つの非反応性バインダ ーとの混合物を含む、ホットメルト接着剤組成物であって、 少なくとも1つの反応性バインダーは、シラン官能性ポリイソブチレンおよび /またはシラン官能性水素添加ポリブタジエンおよび/またはシラン官能性ポリ -α-オレフィンからなり、 非反応性バインダーは、ブチルゴム、ポリ-α-オレフィン、ポリブテン、スチ レンブロックコポリマー系ゴム、およびランダムジエンホモポリマーおよび/ま たはコポリマー系ゴムからなる群から選ばれる ことを特徴とする組成物。 2.反応性バインダーのシラン官能基は、式: 〔式中、-A-は、式(2):-(CH2)m-、式(3):-S-(CH2)m-または式(4) :-NH-CO-NH-R3-、 R1およびR2は、同一または異なって、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜 20のアリール基または炭素数7〜20のアリールアルキル基、 Xは、ヒドロキシル基または加水分解可能な基、 aは、0、1、2または3、 bは、0、1または2、 aとbの合計は1またはそれ以上の数、 nは、0〜18の整数、 mは、0〜4の整数、および R3は、式:-(CH2)mまたは式:-(CH2)m-NH-(CH2)m-を意味する。〕 で示される請求項1記載の組成物。 3.(a)シラン官能性バインダー20〜70重量%、 (b)非反応性バインダー5〜30重量%、 (c)水結合性充填材、好適には3A型モレキュラーシーブ20〜30重量%、 (d)粉砕または沈降白亜、カオリン、クレー、カーボンブラックからなる群 から選ばれる微粒子不活性充填材5〜30重量%、 (e)有機官能性シラン0.1〜2重量%、 (f)触媒0.1〜2重量%、および (g)酸化防止剤、紫外線安定化剤、オゾン化防止剤および加水分解安定化剤 からなる群から選ばれる老化防止剤0〜3重量%を含む請求項1または2記載の組 成物。 4.2〜40重量%の可塑剤を含む請求項3記載の組成物。 5.第1成分は、前記成分(a)〜(e)および(g)を含み、第2成分は、前記 成分(b)、(c)、(d)、(f)および所望により可塑剤を含む、二液型形態の請求 項3または4記載の組成物。 6.第1成分は、前記成分(a)〜(g)を含み、 第2成分は、溶解形態、吸着形態もしくは乳化形態の水または水放出型固体物 質として水を含む水含有ペースト、および所望により非反応性バインダー(b) および/または可塑剤を含んでなる、二液型形態の請求項3または4記載の組成 物。 7.請求項1〜6のいずれかに記載の接着剤組成物を製造する方法において、 前記各成分を、所望により真空下または乾燥不活性雰囲気下に、高剪断混合に 付して均一にさせることを特徴とする方法。 8.二層板ガラスまたは複層板ガラス製造用の一液型または二液型接着剤とし ての、請求項1〜6のいずれかに記載の接着剤組成物の使用。 9.二層板ガラスまたは複層板ガラスであって、 請求項1〜6のいずれかに記載の接着剤組成物を、上記板ガラスにおいて、 各ガラス層間のスペーサー、 湿分吸収性物質用のマトリックス、 水蒸気バリヤー、および エッジの弾性シール/結合体として用いることを特徴とする板ガラス。 10.請求項9記載の二層板ガラスを製造する方法において、 (a)接合されるガラス層を所定の間隔をあけて保持し、 (b)請求項1〜4のいずれかに記載の接着剤組成物を、ガラス層の間において それらのエッジに注入し、所望により加熱および型彫り処理を行い、 (c)ガラス層間の空間および/または周囲の大気から湿分を吸収して接着剤 組成物を硬化させ、これにより弾性シール/結合体を形成する ことを特徴とする方法。 11.請求項5または6記載の接着剤組成物中の各成分を、前記工程(b)実施 の直前に混合する請求項10記載の方法。 12.請求項9記載の二層板ガラスを製造する方法において、 (a)請求項1〜4のいずれかに記載の接着剤組成物を、一方のガラス層のエッ ジに適用し、所望により加熱および型彫り処理を行い、 (b)第2ガラス層または付加的なガラス層を前記第1ガラス層上に、これら のガラス層の一方が他方の上に正確に整合するように配置し、 (c)これらガラス層を相互に押圧して、接着剤組成物によって両方または全 てのガラス層のエッジを完全に湿潤させ、かつこれらガラス層の間に所定の間隔 を設け、 (d)ガラス層間の空間および/または周囲の大気から湿分を吸収して接着剤 組成物により弾性シール/結合体を形成する ことを特徴とする方法。 13.請求項5または6記載の接着剤組成物中の各成分を、前記工程(a)実施 の直前に混合する請求項12記載の方法。
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