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JP2000507911A - ジヒドロキシピリミジン誘導体の製造方法 - Google Patents

ジヒドロキシピリミジン誘導体の製造方法

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JP2000507911A
JP2000507911A JP9509864A JP50986497A JP2000507911A JP 2000507911 A JP2000507911 A JP 2000507911A JP 9509864 A JP9509864 A JP 9509864A JP 50986497 A JP50986497 A JP 50986497A JP 2000507911 A JP2000507911 A JP 2000507911A
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malonic acid
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JP9509864A
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シュミット,ベアト
キーナー,アンドレアス
マクガリティ,ジョン
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ロンザ アーゲー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一般式(I)のジヒドロキシピリミジン誘導体(式中、R1およびR2は同一または異なるものであって、水素原子、C1〜C4アルキル基またはアリール基をあらわす。)の新規な製造方法に関する。第一工程において、基質として、一般式(II)の化合物(式中、R2は上述した意義を有し、R3は−CNまたは−COOR4であって、このR4はC1〜C4アルキル基をあらわす。)を、ロドコックスRhodococcus属の微生物を利用して、一般式(III)のマロン酸誘導体(式中、R2は上述した意義を有し、R5はC1〜C4アルコキシ基または−NH2をあらわす。)に転換し、これを第二工程で一般式(IV)のカルボン酸アミド(式中、R1は上述した意義を有する。)を用いて、塩基の存在下に環化して、式(I)の最終生成物を取得する。

Description

【発明の詳細な説明】 ジヒドロキシピリミジン誘導体の製造方法 本発明は、下記の一般式のジヒドロキシピリミジン誘導体を製造する新規な方 法に関し、 (上式中、R1およびR2は同一または異なるものであって、水素原子、アリール 基またはC1〜C4アルキル基をあらわす。) 下記の一般式 (上式中、R2は上述した意義を有し、R3は−CNまたは−COOR4であって 、このR4はC1〜C4アルキル基をあらわす。) の化合物から出発する。 ジヒドロキシピリミジン誘導体は、殺虫剤たとえば4,6−ピリミジンジイル −ビス(チオノ)(チオール)フォスフォリック(フォスフォニック)アシッド エステル類を製造するための、重要な中間体である(DE2523324)。 今日まで、ジヒドロキシピリミジンまたはその誘導体を製造する方法が、いく つか知られている。 たとえば、マロンアミドから出発するジヒドロキシピリミジンの製造方法が知 られている(ドイツ特許明細書1200308)。その製造方法においては、マ ロンアミドが、フォルムアミドとともにナトリウム・メタノレートの存在下に 環化して、ジヒドロキシピリミジンを与える。 この方法は、出発原料とするマロンアミドが比較的高価であるという欠点を有 する。 D.J.Brown(J.Chem.Soc.,1956,pp.2312-2314)も、マロンアミ ドから出発するジヒドロキシピリミジンの製造方法を記述している。この方法に よるときは、マロンアミドが、ナトリウム・エトキシドおよびエチル・フォルメ ートの存在下に環化して、ジヒドロキシピリミジンを与える。この方法は、一方 で、ジヒドロキシピリミジンが中程度の収率でしか得られないという欠点があり 、他方で、上記のように、出発物質のマロンアミドが比較的高価であるという欠 点がある。 JP4260は、マロネートとフォルムアミドとの、アルカリ金属アルコキシ ドの存在下の反応により、ジヒドロキシピリミジンを製造する方法を開示してい る。この方法の欠点は、フォルムアミドを大過剰に使用しなければならないこと である。 US特許明細書1766748は、ジエチル・マロネートから出発する2−ア リル−4,6−ジヒドロキシピリミジンの製造方法を開示している。この方法に おいては、ジエチル・マロネートをアリールカルボン酸のアミジンの存在下に環 化して、対応する生成物を得る。この方法は、対応するアミジンがきわめて高価 であるという欠点を有する。 本発明の目的は、ジヒドロキシピリミジン誘導体の製造のための、より経済的 であって、エコロジカルにより好ましく、良好な収率と純度とをもって、ジヒド ロキシピリミジンを単離することのできる方法を実施可能にすることにある。 この目的は、請求の範囲第1項の新規な方法によって達成される。 最初の工程において、基質として、一般式 (上式中、R2およびR3は上述した意義を有する。) の化合物を、ロドコックスRhodococcus属の微生物を利用して、一般式(上式中、R2は上述した意義を有し、R5はC1〜C4アルキル基またはNH2を あらわす。) のマロン酸誘導体に転換する。 一般式IIの化合物たとえばメチル−またはエチルシアノアセテートは、市販の 化合物である。 第一の工程は、ロドコックス・ロドクロウス(Rhodococcus rhodochrous)種 、ロドコックス・sp.5−6(Rhodococcus sp.5-6)種、ロドコックス・エキ (Rhodococcus equi)種の微生物、好ましくはロドコックス・sp.5−6(F ERM BP−687)、ロドコックス・ロドクロウスJ1(FERM BP− 1478)、またはロドコックス・エキTG328(FERM BP−3791 またはDSM6710)を使用して実施するのが適切である。この反応はとくに 、ロドコックス・ロドクロウス(FERM BP−1478)を使用して実施す るのがよい。ロドコックス・sp.5−6、ロドコックス・ロドクロウスJ1、 またはロドコックス・エキTG328は、文献に記載された微生物である。ロド コックス・ロドクロウスJ1(FERM BP−1478)は、EP−B307 928に、ロドコックス・sp.5−6(FERM BP−687)はEP−A 0188316に、またロドコックス・エキTG328(FERM BP−37 91)はUS特許明細書5258305に、それぞれ詳細に記述されている。 同様に本方法にとって適切なものは、これらの微生物の機能的に同等な変種お よび突然変異種である。「機能的に同等な変種および突然変異種」とは、もとの 微生物と本質的に同じ特性と機能とを有する微生物を意味すると理解すべきであ る。そのようなタイプの変種や突然変異種は、ランダムに、たとえば紫外線の照 射によって形成される。 これらの微生物は、実際のバイオ変換に先立ち、EP−B307928に従っ て、常法により培養(成長)させ、酵素を導入する。好ましくは、バイオ変換 を、当業技術者にとって常用の手法に従って、固定化した微生物の細胞を使用し て実施する。 バイオ変換は、pH範囲3〜7、好ましくはpH範囲4〜6で実施するのが好 都合である。 このバイオ変換は、温度0〜30℃、好ましくは3〜20℃で実施することが できる。 基質としては、一般式IIの化合物において、R2が水素原子、アリール基また はC1〜C4アルキル基であって、R3が−CNまたはCOOR4である(ここでR4 はC1〜C4アルキル基)ものが使用される。C1〜C4アルキル基としては、メ チル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチルまたはt−ブチル が使用できる。アリールとしては、たとえば、置換または非置換のフェニル、ま たはナフチルが使用できる。R2が水素原子であって、R3がメチル、エチル、i −プロピルまたは−CNであるものが好ましい。 通常の反応時間である1〜100時間ののち、生成したアミド類は簡単な方法 で、たとえば水の除去によって、単離することができる。 第二の工程では、一般式 のマロン酸を、塩基の存在下に、下記の一般式のカルボキサミドで環化して、式 Iの最終生成物を得る。 基R5は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、i−ブトキシ、t− ブトキシまたは−NH2である。好ましくは、R5は、メトキシまたはエトキシで ある。基R2は、上述した意義を有する。 基R1は、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、t−ブチル、 i−ブチルのようなC1〜C4アルキル基であってもよいし、水素原子であっても よい。 好ましくは、R1は水素原子である。 カルボキサミドは、マロン酸誘導体1モルに対し、2〜8モルの比率で、好ま しくは2〜3モルの比率で使用するのが好都合である。 塩基としては、アルカリ金属アルコレートたとえばナトリウムまたはカリウム のメタノレート、エタノレート、プロパノレート、ブタノレート、i−ブタノレ ート、t−ブタノレート、アミレートまたはi−アミレートを使用する。 塩基の濃度は、マロン酸誘導体1モルあたり2〜6モルの範囲、好ましくは3 〜4モルの範囲で変動させることができる。 第二工程の溶媒としては、メタノール、エタノール、プロパノールまたはブタ ノールのような極性の溶媒が使用でき、好ましくはメタノールが使用される。 この第二工程は、30℃から使用した溶媒の還流温度までの温度において、好 ましくは使用した溶媒の還流温度において、実施するのが好都合である。 さらなる反応時間1〜6時間の後、式Iのジヒドロキシピリミジン誘導体を、 常用の仕上げ工程によって単離することができる。 実施例 [実施例1] マロン酸モノアミドモノエステル類(カルバモイル酢酸エステル類)の、メチル シアノアセテート、エチルアセトシアノアセテートおよびイソプロピルシアノア セテートからの製造 電磁撹拌機をそなえたガラス容器中で、200mlの水、0.62gのJ1バイ オマス(FERM BP−1478)(乾燥重量として計算)および50gの対 応するシアノ酢酸エステルを、室温で16時間培養した。pHは、おおよそ5で あった。GC分析によれば、出発物質はこの時点で、もはや検出されなかった。 このバイオマスを濾過により分離し、濾液から水を減圧下に除去した。残存する 水を、残渣にトルエンを加えて共沸蒸留をすることにより除去した。分離された 生成物の収量は90%以上であって、GCによれば、生成したカルバ モイル酢酸エステルの純度は95%以上であった。このバイオ変換の間に、イソ プロピルカルバモイルアセテートが、この条件下に水性溶液から沈殿した。そこ で、この実施例では、バイオマスの濾過に先立って、イソプロピルエステルを溶 液に移行させるために、懸濁液をまず50℃に温めた。 [実施例2] メチルシアノアセテートのメチルカルバモイルアセテートへの転換に対するpH の影響 1リットルのアプリコン(Applikon)発酵器を実験に使用した。バイオ変換バ ッチは、メチルシアノアセテート200g、水800mlおよびJ1バイオマス( FERM BP−687)(乾燥重量として計算)を含んでいた。容器を200 rpmで撹拌した。温度は12〜17℃であった。反応を、16時間後に終了させ た。この時点で、GC分析によれば、出発物質はまったく検出することができな かった。バッチAのpHは一定には保たれず、はじめの値5.7から、反応の末 期には4.7に低下した。 バッチBにおいては、全反応時間にわたって、pHを一定の値8.0に維持し た。これを実現するため、30%のNaOH溶液を使用した。 仕上げ操作は、上記したところと同様に行なった。 滴定によって、かなりの量のメチルカルバモイルアセテートが、バッチAとバ ッチBの両方から検出された。しかし、バッチBにくらべて、バッチAの生成物 は、はるかにより純粋であった。 [実施例3] J1バイオマス(FERM BP−1478)を使用したマロノニトリルのマロ ンアミドへの変換 電磁撹拌機を備えたガラス容器に、水90ml、J1バイオマス0.3g(乾燥 重量として計算)およびマロノニトリル10gを入れ、室温で6時間培養した。 この時点で、GC分析によっては、出発物質はまったく検出されなかった。マロ ノニトリルが、この条件下で、バイオ変換の間に水性溶液から沈殿した。バ イオマスを濾過するに先立って、生成物を溶解するために、懸濁液を50℃に温 めた。 生成物から水を減圧下に除去した。単離した生成物の収率は90%以上であり 、生成したマロノニトリルの純度は95%以上であった(GC)。 [実施例4] ジヒドロキシピリミジンの製造(R1=R2=H) フォルムアミド(26.43g;575mmol)をナトリウム・メチレートの溶 液(157.56g;875mmol)に、室温で、5分間かけて添加したところ、 溶液は28℃に上昇した。溶液を還流温度(64℃)に加熱し、この温度に15 分間維持した。マロン酸モノアミドモノエステルを30mlのメタノールに溶解し た溶液を、この温めた溶液に64℃で滴下して加えた。その過程で次第に、無色 の懸濁液が生成した。この撹拌が容易な懸濁液を3時間にわたって還流させたの ち、室温まで冷却した。125mlの水を加えて、温度を約25℃にした。この水 の添加が終わるころ、わずかに黄色い溶液が得られた。pHを、濃HC1溶液8 2.0gを添加することにより、4.0に調整した。(温度は25〜30℃であ った。)懸濁液を室温で15分間撹拌し、沈殿した固体を濾別して、45mlの水 で2回、十分に洗浄した。淡い黄色の固体を、真空乾燥オーブン中、60℃で2 4時間乾燥した。得られた生成物は22.67g(HPLCによる純度97.0 %)であって、収率78.5%に相当する。1 H NMR(DMSO d6)δ:5.22(s,1H); 8.05(s,1H); 11.5−12.2(s,br,2H).13 C NMR(DMSO d6)δ:89.99; 149.90; 166.17.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD, MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 マクガリティ,ジョン スイス国 グリス CH−3902 ベツィヴ ェク 45

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 一般式 (上式中、R1およびR2は同一または異なるものであって、水素原子、C1〜C4 アルキル基またはアリール基をあらわす。) のジヒドロキシピリミジン誘導体の製造方法であって、第一工程において、基質 として、下記の一般式の化合物を (上式中、R2は上述の意義を有し、R3は−CNまたは−COOR4であって、 このR4はC1〜C4アルキル基をあらわす。) ロドコッカスRhodococcus属の微生物を利用して、一般式 (上式中、R2は上述した意義を有し、R5はC1〜C4アルコキシ基または−NH2 をあらわす。) のマロン酸誘導体に転換し、これを第二工程で一般式 (上式中、R1は上述した意義を有する。) のカルボキサミドを用いて、塩基の存在下に環化して、式Iの最終生成物を取得 することを特徴とする製造方法。 2. 第一工程の変換がロドコックス・ロドクロウス(Rhodococcus rhodochr ous)種またはこれと機能的に等価の変種または突然変異種を利用して実施する ことを特徴とする請求の範囲第1項に従う製造方法。 3. 第一工程における変換を、固定したロドコックス・ロドクロウス(Rhod ococcus rhodochrous)種またはこれと機能的に等価の変種または突然変異種を 利用して実施することを特徴とする請求の範囲第2項に従う製造方法。 4. 第一工程における変換を、pH3ないし7、温度0ないし30℃におい て実施することを特徴とする請求の範囲第1項ないし第3項の少なくともひとつ に従う製造方法。 5. 第一工程において、一般式IIの化合物として、メチルシアノアセテート 、エチルシアノアセテート、イソプロピルシアノアセテートまたはマロノニトリ ルを使用することを特徴とする請求の範囲第1項ないし第4項の少なくともひと つに従う製造方法。 6. 第二工程において、マロン酸誘導体として、マロン酸モノアミドモノメ チルエステルまたはマロン酸モノアミドモノエチルエステルを使用することを特 徴とする請求の範囲第1項ないし第5項の少なくともひとつに従う製造方法。 7. 第二工程において、カルボキサミドとして、フォルムアミドを使用する ことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第6項の少なくともひとつに従う製造 方法。 8. 第二工程において、塩基として、アルカリ金属アルコラートを使用する ことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第7項の少なくともひとつに従う製造 方法。 9. 第二工程を、30℃から使用した溶媒の還流温度までの温度で実施する ことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第8項の少なくともひとつに従う製造 方法。 10. 一般式(上式中、R2およびR5は上述した意義を有する。) のマロン酸誘導体の製造方法であって、一般式 (上式中、R2およびR3は上述した意義を有する。) の化合物を、ロドコックスRhodococcus属の微生物を利用して、上記一般IIIのマ ロン酸誘導体に変換することを特徴とする製造方法。 11. 変換を、0から30℃までの温度で、pH3から7の範囲で実施する ことを特徴とする請求の範囲第10項に従う製造方法。
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