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JP2000318709A - 真空ガス置換包装装置 - Google Patents

真空ガス置換包装装置

Info

Publication number
JP2000318709A
JP2000318709A JP11129342A JP12934299A JP2000318709A JP 2000318709 A JP2000318709 A JP 2000318709A JP 11129342 A JP11129342 A JP 11129342A JP 12934299 A JP12934299 A JP 12934299A JP 2000318709 A JP2000318709 A JP 2000318709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
lid
gas
seal
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11129342A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Sumida
幸雄 隅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Mfg Co Ltd
Furukawa Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Mfg Co Ltd
Furukawa Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Mfg Co Ltd, Furukawa Seisakusho Co Ltd filed Critical Furukawa Mfg Co Ltd
Priority to JP11129342A priority Critical patent/JP2000318709A/ja
Publication of JP2000318709A publication Critical patent/JP2000318709A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vacuum Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 下箱10と上箱11とからなる真空耐圧チャ
ンバー内に配置したトレイ16内に、真空環境下で不活
性ガスを注ぎいれる。この場合前記トレイに被せた整形
蓋材21を開放するために、トレイに対する蓋材の食み
出し部分21の下にガス噴出用ノズル34を上向きに開
口すると共に、該ノズルからガスをフラツシュする。ガ
ス圧により蓋材の食み出し部分21を押し上げると同時
に、トレイ内外の差圧でもってガスをトレイ内に注入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は密封状の耐圧チャンバー内
を真空環境に変化させ、該環境下に配置した蓋つきトレ
イの内部の食品に不活性ガスをフラッシュするガス置換
包装装置に関する。
【0002】
【従来技術の課題】従来図6に示すごとく被包装物1を
収容して縦列状態で搬送される各トレイ2内に不活性ガ
ス3を次々とフラッシュする場合は、前記トレイ2の開
口面に帯状フイルム4を封鎖することができたが、昨今
は各トレイ個々に整形蓋が取り付けられるようになり、
かかる蓋を個々に開いてトレイ内にガスをフラツシュす
る現状では能率が上がらない欠点がある。
【0003】
【発明の実施形態】本発明は整形蓋を備えるトレイであ
つても能率よくガス置換を行える装置を開示するもの
で、トレイ周縁開口部分に連続的に形成した所定幅のフ
ランジを真空チャンバー内のシール台の上に載置すると
共に、前記の真空チャンバー内の空気を排除しかつ前記
フランジの上に重ね合わせた整形蓋の上からシール台に
向けて枠形シーラを下降して前記フランジと整形蓋とを
溶着する手段であって、前記の溶着の前に、整形蓋の上
面中央付近を支え部材で上から押さえながら、トレイの
コーナから外側に食み出た整形蓋コーナ部分の下から上
向きにガスノズルでもって不活性ガスを噴出するように
構成する。
【0004】前記構成では、ガスノズルから噴出する不
活性ガスの噴出圧によつて、フランジ部分から外側に食
み出る整形双のコーナは上方にめくられるが、トレイ内
はすでに真空状態であるから、ガス圧でもつて前記不活
性ガスは必然的にトレイ内に流れ込む。この場合整形蓋
の真ん中付近を支え部材が固定するので、蓋の不要な移
動は阻止される。
【0005】
【実施例】図1に示すように上面開口形の下箱10と、
それに被さる蓋材11は、矢印12−12線部分から分
離が可能で、下箱内には可撓性の袋13によって形成し
た加圧手段の上に、盤14を介して平面枠形のシール台
15を設置し、図4に示すごとく該枠形シール台15の
上にトレイ16周縁のフランジ17を載置する。一方前
記蓋材11は内部に絶縁材19を介して枠形シーラ20
を固定し、該シーラの枠部分を前記の枠形シール台15
と対向させる。
【0006】蓋の被さつたトレイを上から見ると図2に
示すごとくであり、トレイ16の周縁の一部より蓋材2
1のコーナが食み出し、かかる状態は裏側から見ると図
3のごとくで、トレイ16のコーナに比べて整形蓋21
のコーナが角張っている。
【0007】ガス置換においては先ず、ホース29を介
してチャンバー内の空気を排除したあと、ライン30か
らシリンダ25内に供給する圧力流体でピストンロッド
26をバネ31の圧力に抗して押し下げ、枠形シーラ2
0の穴27を貫通する前記ピストンロツド下端のゴム製
の支え部材28でトレイ16に被せた整形蓋21を押さ
え、チューブ33を介してシール台15に上向きに開口
するガスノズル34から不活性ガスをフラッシュする。
図2に示すごとく前記のノズル34は整形蓋21の下に
存在し、従って図4のごとく支え部材28で整形蓋21
の真ん中付近を押さえながら、ノズル24から吹き上げ
るガス35の圧力によつて整形蓋のコーナは押し上げら
れるので、トレイ16の内部にガス補給が行われる。そ
のあとライン36から袋13内に圧力流体を送り込み、
その圧力でシール台15を押し上げてトレイ16及び蓋
材21を上部の枠形シーラ20との間で加熱シールす
る。
【0008】図5はチェン40でもつて枠形シール台4
1を間欠的に搬送しながらガス置換する実施例であり、
図6のごとくトレイ及び整形蓋21を載せた全期シール
台41は、その両端を一対のチェン40で支えられて運
搬されるが、該シール台における整形蓋のコーナの下部
分にノズル50を形成している。間欠移動する枠形シー
ル台41の第1の停止位置にはアクチュエータ43でも
つて上下動するシール材44が存在し、シール台の停止
と同時に前記シール材44は、図2のごとく整形蓋の一
部をスポットシールする。
【0009】シール台が第2の停止位置に留まると、矢
印45から下のそこ板46と、矢印47から上の蓋材4
8とが枠形シール台41を挟み付け、ホース61、62
わ通じてチャンバー内の空気を排除する。この場合トレ
イと整形蓋とはスポツトシールによつて連結されている
ので、差圧でもつて整形蓋は部分的に押し開かれる。底
板46に連結したガスチューブ49はシール台のノズル
穴50と自動的に連結されるので、前記チューブ49を
介して供給される不活性ガスは図4のごとく整形蓋を押
し上げてトレイ内に充填され、そのあとシリンダ51は
シール枠52を押し下げ、トレイと整形蓋とを密封す
る。
【0010】プラスチック製のトレイは僅かに酸素の透
過性があるので、図2のごとく内部に脱酸素剤60を封
入し、透過による蓋の窪み現象を防止するのが望まし
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 断面側面図
【図2】 トレイに被せた整形蓋の平面図
【図3】 前図における部分的裏面図
【図4】 図2における部分的断面図
【図5】 他実施例説明図
【図6】 前図における部分的平面図
【図7】 従来例説明図
【符号の説明】
10―下箱 11−蓋材 13−加圧手段 15−枠形シール台 16――トレイ 20−シール枠 21−整形蓋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイ周縁開口部分に連続的に形成した
    所定幅のフランジを真空チャンバー内のシール台の上に
    載置すると共に、前記の真空チャンバー内の空気を排除
    しかつ前記フランジの上に重ね合わせた整形蓋の上から
    シール台に向けて枠形シーラを下降して前記フランジと
    整形蓋とを溶着する手段であって、前記の溶着の前に、
    整形蓋の上面中央付近を支え部材で上から押さえなが
    ら、トレイのコーナから外側に食み出た整形蓋コーナ部
    分の下から上向きにガスノズルでもって不活性ガスを噴
    出するような構成の真空ガス置換包装装置。
  2. 【請求項2】 トレイのフランジ部分を載置して縦列状
    態で移動する多数の枠形シール台を真空チャンバー内に
    次々と搬入したあと、該真空チャンバー内の空気を排除
    すると共に、前記トレイ上に被せた整形蓋の周縁を、前
    記枠形シール台と、該シール台と対向する枠形シーラと
    の相対的接近によってトレイのフランジに溶着するよう
    にした手段において、前記真空チャンバーの前工程でフ
    ランジと整形蓋の周縁とを仮シールしたあと、トレイの
    コーナから食み出す整形蓋コーナ部分の下から上向きに
    ガスノズルでもつて不活性ガスを噴出する構成の真空ガ
    ス置換包装装置。
JP11129342A 1999-05-11 1999-05-11 真空ガス置換包装装置 Pending JP2000318709A (ja)

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