JP2000223458A - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
- Publication number
- JP2000223458A JP2000223458A JP2090799A JP2090799A JP2000223458A JP 2000223458 A JP2000223458 A JP 2000223458A JP 2090799 A JP2090799 A JP 2090799A JP 2090799 A JP2090799 A JP 2090799A JP 2000223458 A JP2000223458 A JP 2000223458A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- spray
- processing liquid
- processing
- developer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
- Weting (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
手段に残存する処理液を回収して、新たな処理液の供給
時に劣化及び汚染することを防止する。 【解決手段】スプレー手段7による現像液噴射が終了し
た後、回動手段73によりスプレーノズル711を水平
線より上方に回動させ、その状態でスプレーパイプ70
の一端を傾斜手段の円形カム722の回転により係止棒
721を介して上方に持ち上げる。これによりスプレー
パイプ70内の残存現像液は下方側となる他端に自重に
より流下し、スプレーパイプ70の連接された現像液回
収手段9をにより現像液タンク42に回収される。
Description
マスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス基板、
光ディスク用の基板に処理液を供給して所定処理を行う
基板処理装置に関する。
は、半導体ウェハやガラス基板のような被処理基板に処
理液を供給することにより、被処理基板の表面やその表
面に形成された薄膜に対する処理を施す工程が含まれ
る。このような工程を実施するための基板処理装置の中
には、処理対象の基板をほぼ水平な状態で直線的に搬送
しながら、その基板の表面に所定の処理液を供給するこ
とによって、基板に処理を施すようにしたものがある。
を収容するための処理槽と、この処理槽内を搬送される
基板に向けて処理液を上方からスプレーするためのノズ
ルとを備えている。ノズルから噴出される処理液は、処
理槽外に設けられた処理液タンクに貯留されており、こ
の処理液タンクから処理液供給配管を介してノズルに供
給されるようになっている。ノズルに供給された処理液
は、ノズルから基板に向けて勢いよく噴射される。そし
て、基板に供給された後の処理液は、処理槽の底面に接
続された処理液回収配管を通って処理液タンクに回収さ
れて、次の基板の処理に再利用されるようになってい
る。
た金属膜をエッチングする酸性溶液であるエッチング
液、基板の主面からレジスト膜を剥離するアルカリ溶液
である剥離液、レジスト膜を現像するアルカリ溶液であ
る現像液、および、界面活性剤などを含む溶液である、
現像液、および、界面活性剤などを含む溶液などの洗浄
液などである。
であって、搬入部、UVオゾン洗浄部、水洗部、液滴除
去部、及び搬出部からなる。搬入部から搬出部までは、
コンベアによって基板を搬送しつつ洗浄処理する。コン
ベアにより水洗部に運ばれた基板は、水洗部において、
ロールブラシによるスクラブ洗浄、超音波スプレー洗
浄、及び高圧ジェットスプレーによる純水での洗浄が行
われる。この後、基板は、液滴除去部において、エアー
ナイフにより表面に残留する純水の液滴が飛ばされる。
また、現像ユニットにおいてはノズルより噴霧状の現像
液を基板上面にシャワー状にかけるスプレー現像が行わ
れる。
理槽内の基板搬送路上方で、基板200が搬送される基
板搬送方向Aに沿って複数配設されたスプレーパイプ2
01から基板200の主面である上面に供給される。こ
こで、スプレーパイプ201に穿孔された各ノズルから
基板200の上面への処理液吐出位置が固定であると、
基板200は搬送方向には移動しているもののその幅方
向には移動しないため、スプレーパイプ201の直下の
基板200の上面にどうしても強く処理液が当たること
になる。よって、基板200の上面での処理液の供給に
ムラが生じることとなる。このため、これらの各スプレ
ーパイプ201をその長手方向の中心軸を回動中心とし
て、基板搬送方向Aと直交する方向Bに沿って回動させ
つつ処理液をそのノズルから供給し、基板の上面への処
理液供給の均一化を図っている。
うな装置では、処理液のスプレーパイプ201による供
給が終了した後にもスプレーパイプ201の管内に残存
する処理液がノズルから落下して排出される。しかしな
がら、新たな処理液の供給により押出すわけでは無いの
で、完全に排出しきれずスプレーパイプ201の管内に
処理液が残ってしまう。このため、次の基板の処理に際
してスプレーパイプ201内に残存し劣化した処理液
が、新たに供給される処理液に混入し汚染された処理液
が噴射されるという問題があった。また、排出しきれな
かった残存処理液がスプレー処理過程でない時に基板上
に落下し、その処理液により不要な処理が起こってしま
うという問題があった。
な処理液を導いた際に新たな処理液を汚染することがな
い基板処理装置を提供することを目的とする。また、こ
の発明の他の目的は、スプレー手段に新たな処理液を導
いく前にスプレー手段内に残存する処理液を回収し、新
たな処理液への混入を防止し汚染するとともに処理過程
でない時に基板上に処理液が落下することがない基板処
理装置を提供することを目的とする。
の請求項1記載の発明は、処理液を貯めておくことので
きる処理液貯留容器と、該処理液貯留容器から処理液供
給手段を介して導かれた処理液を基板の主面へ吹き付け
るスプレーノズルを有するスプレー手段と、該スプレー
手段のスプレーノズルの向きを前記基板の主面に対向す
る状態と上向状態に変換する回動手段と、該回動手段に
よりノズルが上向状態のスプレー手段の一端を持ち上げ
スプレー手段を傾倒させる傾斜手段と、該傾斜手段によ
り傾倒したスプレー手段内で下端側に自重流下した処理
液を前記スプレー手段外部に導くためスプレー手段に接
続された処理液回収手段を備えたことを特徴とする基板
処理装置である。
状態で傾斜されるので、スプレー手段内に残存する処理
液は自重流下により処理液回収路に回収することができ
る。
による処理液の吹き付けが終了した時、回動手段により
ノズルを上向状態とした後、スプレー手段の一端を持ち
上げるべく前記傾斜手段を制御する制御手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1記載の基板処理装置である。
液が滴下しない状態でスプレー手段を傾斜できるから、
確実に残存する処理液を回収することができ上にスプレ
ー手段の傾斜途中における処理液の滴下を防止する事が
できる。
段は前記スプレー手段の一端を介して処理液供給配管か
らノズルに処理液を導き、前記スプレー手段の他端を傾
斜手段により持ち上げることにより流下し処理液供給配
管に戻された処理液を供給配管から分岐して前記処理液
貯留容器に回収することを特徴とする請求項1ないし2
のいずれかに記載の基板処理装置である。
液供給路のスプレー手段との接続部分の含む一部を介し
て処理液を回収することができるから処理液回収手段の
構成を簡単にすることができる。
板処理時にスプレー手段を基板に対向して揺動または回
動させつつ基板の主面に処理液を供給して処理を行うこ
とを特徴とする請求項2ないし3のいずれかに記載の基
板処理装置である。
段のコントロールにより基板のスプレー手段による処理
液の供給を基板主面に対して均一的に行える。また、処
理液回収時には回動手段をノズルが上向状態になるまで
作動させるように制御すれば良い。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。第1図は、こ
の発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を簡略化
して示す断面図である。この基板処理装置は、インデク
サ部1に配置された露光処理後の基板Sを処理部2へ搬
入し、この処理部2内をほぼ水平な基板搬送方向TDに
搬送する過程において、その基板Sに処理液を供給する
ことにより、基板Sの表面に現像処理を施すための装置
である。
方向に積層して収容可能なカセットCを載置することが
できるカセット載置部11と、カセット載置部11に載
置されたカセットCから基板Sを1枚ずつ取り出して、
処理部2に搬入するためのインデクサロボット12とを
備えている。
上流側から順に、搬入部3、現像槽4、水洗槽5および
搬出部6が直列に結合されて配置されている。搬入部
3、現像槽4、水洗槽5および搬出部6には、それぞ
れ、基板搬送方向TDに沿って基板Sを搬送するための
複数の搬送ローラ31、41、51、61が備えられて
いる。搬送ローラ31、41、51、61は、いずれ
も、基板搬送方向TDと直交する水平方向に延びた軸線
まわりに回転して、その上に置かれた基板Sを基板搬送
方向TDに沿って搬送することができる。インデクサロ
ボット12によって、カセットCから取り出された基板
Sが搬入部3の搬送ローラ31上に置かれると、その基
板Sは、現像槽4および水洗槽5へ順に搬入されて現像
処理を受けた後、搬出部6の搬送ローラ61上に払い出
される。搬出部50に払い出されてきた処理済みの基板
Sは、図示しない搬出ロボットによって搬送ローラ61
上から取り除かれる。
願発明を構成する基板Sの上面に現像液をスプレーする
ための現像液用スプレー手段7を備えている。詳細は後
述するが、この現像液用スプレー手段7には、処理液貯
留容器としての現像液タンク42に貯留された現像液
が、現像液(処理液)供給手段8を介して供給されてい
る。現像液供給手段8によって、現像液用スプレー手段
7から現像液を噴射させたり、その噴射を停止されたり
することができる。この構成により、露光処理後の基板
Sの表面に向けて現像液を供給することができ、基板S
の表面の不要なレジスト膜を除去して、その表面にレジ
ストパターンを形成することができる。また、基板Sに
供給された後の現像液は、現像槽4の底面に接続された
回収配管43を介して、現像液タンク42に回収される
ようになっている。現像液タンク42は現像槽4の底部
と図示しないフィルタを有する回収配管43によって連
結されており、現像液は現像槽4からフィルタを介して
現像液タンク42に回収されて循環使用される構成とな
っている。
下方に、それぞれ基板Sの表面および裏面に純水を供給
するための純水用スプレー手段52U、52Lを備えて
いる。スプレー手段52Uには、純水タンク53に貯留
された純水が、ポンプ54によって汲み出され、純水供
給管55を介して供給されている。また、スプレー手段
52Lには、ポンプ54によって純水タンク53から汲
み出された純水が、純水供給管55に分岐して結合され
た分岐管56を介して供給されている。純水供給管55
の途中部には、エア弁57が介装されており、このエア
弁57を開閉することによって、スプレー手段52U、
52Lから純水を噴射させたり、その噴射を停止させた
りすることができる。この構成により、現像液によって
処理された基板Sの表面および裏面に向けて純水を供給
することができ、その表面および裏面に付着している現
像液などを洗い流すことができる。
8Rおよび回収配管59Rを介して純水タンク53に回
収されるか、バルブ58Aおよび廃液配管59Aを介し
て廃棄される。具体的には、基板Sに対して洗浄処理を
開始した当初の期間には、バルブ58Rを閉じて、バル
ブ58Aを開く。これにより、基板Sから洗い流された
現像液などを多く含んだ純水が廃棄される。そして、一
定時間が経過した後にバルブ58Rを開くとともにバル
ブ58Aを閉じる。これにより、基板Sの洗浄に用いら
れた後の純水のうち、比較的清浄なものについては、純
水タンク53に回収することができる。
方および下方に、それぞれ基板Sの表面および裏面に乾
燥エアを吹き付ける一対のエアナイフ装置62,63が
配置されている。これらの一対のエアナイフ装置62,
63には、図外のエア供給源から送り出される乾燥エア
が、エア供給配管64を介して供給されている。エア供
給配管64にはエア弁65が介装されていて、このエア
弁65を開閉することにより、エアナイフ装置62,6
3から乾燥エアを基板Sに向けて供給したり、その供給
を停止したりできる。この構成により、搬出部6に払い
出されてきた基板Sの表面および裏面に乾燥エアを吹き
付けることができ、その表面および裏面に付着している
水分を除去することができる。
内の残存現像液を回収する機構の一例について更に詳細
に説明する。図2は、図1の切断面線I−Iから見た断面
図である。図3は図2の現像槽4の正面構成を示し、回
動手段の構成を示す平面図、図4は図2においてスプレ
ー手段7を傾倒させた状態を示す断面図である。図2に
おいて、現像槽4に備えられている複数本の搬送ローラ
41は、いずれも、一対の端縁支持ローラ411と中央
支持ローラ412とを回転軸413に固定して構成され
ている、一対の端縁支持ローラ411は、基板Sの基板
搬送方向(図2の紙面に垂直な方向)に沿う側縁の下面
を支持する本体部414と、基板Sの側面をガイドする
フランジ部415とを有している。また、中央支持ロー
ラ412は、一対の端縁支持ローラ411の間の中央部
に設けられており、基板Sの下面を支持するようになっ
ている。
側)が側板44を貫通し、側板44に沿って配置された
モータ等の駆動手段20に連結し、この駆動により各搬
送ローラ41は同一方向の同期回転に伴って駆動してい
る。よって搬送ローラ41上に基板Sを載置することに
より、基板Sは搬送方向TDに向けて搬送されるように
なっている。搬送ローラ41の駆動手段20の動作は、
後述する制御手段によって制御されるようになってい
る。これにより、たとえば、搬送ローラ41は、基板S
を搬送方向TDに搬送するために正転されたり、基板S
を搬送方向TDとは逆方向に戻すために逆転されたりす
る。これにより、基板Sは、現像槽4内で揺動され、こ
れらの各処理部における処理が基板Sの全域において均
一に施されるようになっており、かつ、各処理部の搬送
路長を長くすることなく各工程に必要十分な処理時間を
確保できるようになっている。
方には、基板Sの上面に向けて現像液を供給する複数の
スプレー手段7が所定間隔毎に配設されている。これら
の各スプレー手段7はそれぞれ、基板Sの搬送方向TD
に沿って配設されており、搬送方向TDに対して直交す
る方向に複数のスプレーパイプ70を並設されている。
各スプレーパイプ70は円筒管により構成され、その周
面の長手方向に複数のスプレーノズル71が一列に設け
てある。このスプレーノズル71は先端が開口され、ス
プレーパイプ70内に導かれた現像液をこの開口より吐
き出すものである。スプレー手段7はスプレーパイプ7
0の一端(図2中、右側)にスプレーパイプ70を傾倒
させる傾斜手段72が、他端(図2中、左側)にはスプ
レーパイプ70を回動させる回動手段73が配設されて
いる。また、スプレーパイプ73の他端は現像液の供給
を可能とする為、現像液供給手段8に接続される。
端に突設させた係止棒721と、この係止棒721に当
接し上方に押上げる円形カム722と、この円形カム7
22を後述する制御手段からの信号により回転される回
転軸723により構成される。スプレーパイプ70には
復帰バネ724が側板44との間に配置され、常にスプ
レーパイプ70を一端に装着された軸受け725を介し
て側板44の側面に配置された支持板726上に位置す
るように下方に付勢されている。支持板726は断面L
字状で、その下部にて側板44に装着され、立設壁に形
成されたスリット727に軸受け725が進入、下降し
て支持板726上に載置される。回転軸723は円形カ
ム722が偏心して配設され、図外の駆動源と連結され
る事により駆動可能となり、これにより回転軸723が
回転すると円形カム722と係止棒721との係合によ
りスプレーパイプ70の一端は復帰バネ724に逆らっ
て支持板726より上方に持ち上げられる。
スプレーパイプ70毎に設けてあっても良いし、一個所
に配置しスプレーパイプ70を一端で連結するようにし
ても良い。また、基板S上面への現像液供給の均一化を
図るべく、各スプレー手段7には、各スプレーパイプ7
0をそれぞれの長手方向の中心軸を回動中心として、基
板搬送方向TDと直交する方向に回動させる回動手段7
3が側板45の外部に沿って配設されている。
て、駆動モータ74とスプレーパイプ70との間に介装
されたリンク機構75よりなる。リンク機構75は駆動
モータ74の回転軸に第1アーム751を介して一方端
が連結されたクランクアーム752を有し、クランクア
ーム752は第1アーム751を介して駆動モータ74
に連結される。クランクアーム752の他端は、第2ア
ーム753の一端に連結される。第2アーム753の他
端は側板45に配置された固定板46と兆番47を介し
て傾倒可能な可動取付板48(図3においては一点鎖線
で示す)に固定されたシャフト754に回動自在に嵌合
されており、駆動モータ74の回転軸の回転でリンク機
構75は第1アーム751、クランクアーム752さら
に第2アーム753を介してシャフト754の軸心を回
動中心として第3アーム753が所定角度Dだけ回動す
るように構成されている。また、各スプレーパイプ70
の他端はそれぞれ軸受け755で回動自在に軸支されて
いる。この軸受け755が側板45のスリット451に
内に進入し下辺部に軸受け755が当接してスプレーパ
イプ70が回動自在に支持される。
れの外周に固定した各取付片756が設けられており、
各取付片756の下端部は揺動連結アーム757に連結
されている。この揺動連結アーム757の一端には揺動
連結アーム757から突出した突起758がスリットに
係合した連結板759が連結され、この連結板759が
シャフト754の外周に嵌合した第2アーム753の下
端部に連設されており、第2アーム753の回動によっ
て連結板759、揺動連結アーム757さらに各取付片
756を介して各スプレーパイプ70をそれぞれ各軸心
を回動中心として図5に示す所定角度Eだけ回動させる
構成となっている。
この回動手段73により各スプレーパイプ70の回動を
可能とするようにスプレーパイプ70の接続部80をア
ールを持たせると共に傾斜手段72による傾倒を許容可
能にする為に、材質自体も多少伸縮可能な樹脂製の可撓
性チューブなどで構成されており、スプレーパイプ70
の回動及び傾倒時の現像液供給手段8とスプレーパイプ
70の接続部80における移動を吸収するようにしてい
る。
と連結部80を介して一端が接続された現像液タンク4
2の底部に、他端が連結された現像液供給配管81を有
し、現像液供給配管81の他端は現像液タンク42から
現像液供給配管81に現像液を送液するポンプ82が配
設されている。現像液供給配管81の途中部には、フィ
ルタ83とエア弁84が介装されており、このエア弁8
4を開閉することによってスプレー手段7から現像液を
噴射させたり、その噴射を停止されたりすることができ
る。この構成により、露光処理後の基板Sの上面に現像
液を、ポンプ82によって汲み出され、現像液供給配管
81を介してスプレーパイプ70のスプレーノズル71
から噴射して基板Sに所定の処理を施す構成となってい
る。
レーパイプ70内の残存現像液を現像液タンク42に回
収するための現像液(処理液)回収手段9が配設されて
いる。現像液回収手段9は現像液供給配管81のエア弁
84の下流側から分岐され現像液タンク42の上部に連
結された分岐回収配管90と、この分岐回収配管90に
現像液タンク42側から介装されたフィルタ91、エア
弁92により構成される。この現像液回収手段9によれ
ば、エア弁84を閉じエア弁92を開いた状態で現像液
供給配管81をスプレーパイプ70側から逆流してくる
現像液を分岐回収配管90を介して現像液タンク42に
導くこととなる。
2、フィルタ83およびエア弁84により、現像液タン
ク42からスプレー手段7内に現像液を供給する現像液
供給手段8が構成されている。同じく、この現像液供給
配管81の連結部80側の一部と分岐回収配管90、エ
ア弁91及びフィルタ91により現像液回収手段9が構
成される。
段100について説明する。図2は電気的構成を示すブ
ロック図で制御手段100を示し、傾斜手段72の回転
軸723と回動手段73の駆動モータ74と現像液供給
手段8及び現像液回収手段9はマイクロコンピュータを
有する制御部101により制御される。
を駆動するための駆動手段20を制御するようになって
いる。この制御部101には、図示しない現像槽4の入
口センサおよび出口センサの出力信号が入力されるよう
になっている。これらのセンサの出力信号に基づいて、
制御手部101は、基板Sの搬送とそれに伴うスプレー
手段7による現像処理と処理工程後の残存現像液の回収
の制御を行う。
おける現像槽4においてスプレー手段7内の残存現像液
を回収する動作の一例について詳細に説明する。図4
は、傾斜手段72によりスプレーパイプ70が傾倒した
状態を説明するための断面図である。図5は回動手段7
3によるスプレーノズル70の回動状態を示す説明図で
ある。
部3の搬送ローラ31による基板Sの搬送を開始した
後、現像槽4の入口センサの出力信号を監視する。入口
センサが基板Sを検出してオン状態となると、搬送ロー
ラ41を駆動して現像処理を開始させる。
像液回収手段9はエア弁72を閉じた状態でポンプ82
により現像液タンク42から現像液を汲み出す。現像液
は供給配管81と連結部80を介してスプレーパイプ7
0に導かれスプレーノズル71の開口から基板Sの上面
に噴射される。その工程中、回動手段73の駆動モータ
741が正逆転されリンク機構75により各スプレーパ
イプ70をそれぞれ各軸心を回動中心として図5に示す
所定角度Eだけそれぞれ繰返し回動させる。よってスプ
レーノズル71は図5に示す状態Fと状態Gを駆動モー
タ74の回転方向に併せて回動することとなる。
位置に達する、その後(搬送方向TD上で基板Sを揺動
させない場合)、制御部101は、ポンプ82を停止し
現像液の供給を停止すると共に、回動手段73をスプレ
ーノズル71を上向状態へと回動させる。即ち、図5に
示す状態Hとなるまでスプレーパイプ70を駆動モータ
74の回転制御により回動させる。状態Hはスプレーノ
ズル71が水平線IIより上方に位置するため残存現像液
の滴下が防止される。
回転させ図4に示すようにスプレーパイプ70の一端を
上方に持ち上げる。スプレーパイプ70の他端は可動取
付板48及びリンク機構75により支持され、可動取付
板48が兆番47を支点に他端側に傾倒する事によりス
プレーパイプ70の傾倒が回動手段73と共に達成され
る。
現像液は自重によりスプレーパイプ70の他端側に流下
し、供給配管81に戻される。エア弁84は閉じられ、
エア弁92を開くことにより逆流する現像液は分岐回収
配管90を介して現像液タンク42に回収される。回収
される現像液はフィルタ91を通して回収される為にゴ
ミや固形化した現像液の一部は取り除かれて回収される
事となる。
しないオフ状態となったかどうかを監視する。出口セン
サがオフ状態となると、制御部101は、さらに、次に
搬送させてきた基板Sを搬入部20の出口センサが検出
しているかどうかを判断する。次の基板Sの先端が検出
されると傾斜手段72及び回動手段73が駆動されシャ
ワー手段7を現像液噴射可能な状態へとセットする。
したが、本発明は、他の形態でも実施することが可能で
ある。図6は本願発明の他の実施例を示す図2に相当す
る断面図である。尚、上述の第1の実施例と構成を同じ
とする手段に関しては同じ符号を用い説明を省略する。
この第2の実施例においては、スプレーパイプ70の両
端の構造を入れ替えた点が第1の実施例とは異なる。即
ち、スプレーパイプ70の図中右に回動手段73が、左
側に傾斜手段72が配設される。さらに現像液回収手段
9Aが回動手段73と同じ側に配設される。現像液回収
手段9Aはスプレーパイプ70の一端からエア弁92A
とフィルター91Aを介装した独立回収配管90Aが接
続され、回収配管43に連結される。
にあたりスプレーパイプ70が傾倒されるとエア弁92
Aを開き専用の独立回収配管90Aでもって残存現像液
が回収される事となる。よって、スプレーパイプ70内
に現像液が残存しなくなると共に現像液供給配管81は
残存した現像液により汚染されることが無い。
術的事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能であ
る。例えばスプレー手段7における残存液の回収を基板
Sの搬送タイミングをトリガーとして実施するようにし
ているが、基板処理装置の主操作パネルから任意のタイ
ミングで実施できるように制御可能として行うようにし
てもよい。
成される例を示したが、水洗槽5の水洗スプレー手段に
対しても実施可能である。
スプレー手段により処理液を噴射した後にスプレー手段
内に残存する処理液をスプレー手段を傾倒して一方端に
自重にて流下して回収することにより、スプレー手段の
中に処理液が残存する事は無い。
新たな処理液に残存した処理液が混合して劣化及び汚染
されることが無い基板処理装置が提供される。またスプ
レー処理過程以外における処理液の基板上への落下を確
実に防止できる。
概略図だある。
面図である。
3の構成を示す平面図である。
を示す断面図である。
明図である。
る。
の配管構成を示す平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 処理液を貯めておくことのできる処理液
貯留容器と、該処理液貯留容器から処理液供給手段を介
して導かれた処理液を基板の主面へ吹き付けるスプレー
ノズルを有するスプレー手段と、該スプレー手段のスプ
レーノズルの向きを前記基板の主面に対向する状態と上
向状態に変換する回動手段と、該回動手段によりノズル
が上向状態のスプレー手段の一端を持ち上げスプレー手
段を傾倒させる傾斜手段と、該傾斜手段により傾倒した
スプレー手段内で下端側に自重流下した処理液を前記ス
プレー手段外部に導くためスプレー手段に接続された処
理液回収手段を備えたことを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項2】 前記スプレー手段による処理液の吹き付
けが終了した時、回動手段によりノズルを上向状態とし
た後、スプレー手段の一端を持ち上げるべく前記傾斜手
段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項
1記載の基板処理装置。 - 【請求項3】 前記処理液回収手段は前記スプレー手段
の一端を介して処理液供給配管からノズルに処理液を導
き、前記スプレー手段の他端を傾斜手段により持ち上げ
ることにより流下し処理液供給配管に戻された処理液を
供給配管から分岐して前記処理液貯留容器に回収するこ
とを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載の基
板処理装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は基板処理時にスプレー手
段を基板に対向して揺動または回動させつつ基板の主面
に処理液を供給して処理を行うことを特徴とする請求項
2ないし3のいずれかに記載の基板処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2090799A JP3851462B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 基板処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2090799A JP3851462B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 基板処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000223458A true JP2000223458A (ja) | 2000-08-11 |
JP3851462B2 JP3851462B2 (ja) | 2006-11-29 |
Family
ID=12040311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2090799A Expired - Fee Related JP3851462B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 基板処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3851462B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007284345A (ja) * | 2004-03-17 | 2007-11-01 | Nishiyama Stainless Chem Kk | フラットパネルディスプレイ用ガラス板の製造方法及びその装置 |
KR101039692B1 (ko) * | 2007-10-30 | 2011-06-09 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 고압수 분사 세정장치 |
JP2011518667A (ja) * | 2008-04-29 | 2011-06-30 | セーフティ・クリーン・システムズ・インコーポレイテッド | 多目的水系部品洗浄装置 |
JP2012011295A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 緩衝器の洗浄装置および製造方法 |
JP2013240732A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Gunze Ltd | 容器洗浄装置 |
CN105214990A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-01-06 | 重庆市银钢一通科技有限公司 | 一种凸轮清洗机 |
CN105749797A (zh) * | 2016-04-27 | 2016-07-13 | 嘉善博华绒业有限公司 | 一种植绒加工用高效搅拌装置 |
CN107899884A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-04-13 | 梁嘉慧 | 一种轮胎内壁抹胶装置 |
CN109433669A (zh) * | 2018-10-09 | 2019-03-08 | 许昌富华玻璃有限公司 | 一种异形玻璃自动清洗装置 |
CN109513674A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-03-26 | 徐州丰诚新材料科技有限公司 | 一种用于蓝玻璃的清洗装置 |
CN110799691A (zh) * | 2017-05-02 | 2020-02-14 | 金汶焕 | 包括喷嘴的待洗物品移送装置 |
CN112620221A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-04-09 | 侯锋 | 一种激光雕刻残留油气冲洗工艺 |
CN114618814A (zh) * | 2020-12-11 | 2022-06-14 | 芝浦机械电子装置股份有限公司 | 基板处理装置 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP2090799A patent/JP3851462B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007284345A (ja) * | 2004-03-17 | 2007-11-01 | Nishiyama Stainless Chem Kk | フラットパネルディスプレイ用ガラス板の製造方法及びその装置 |
KR101039692B1 (ko) * | 2007-10-30 | 2011-06-09 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 고압수 분사 세정장치 |
US8042558B2 (en) | 2007-10-30 | 2011-10-25 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | High-pressure water cleaning system |
JP2011518667A (ja) * | 2008-04-29 | 2011-06-30 | セーフティ・クリーン・システムズ・インコーポレイテッド | 多目的水系部品洗浄装置 |
JP2012011295A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 緩衝器の洗浄装置および製造方法 |
JP2013240732A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Gunze Ltd | 容器洗浄装置 |
CN105214990A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-01-06 | 重庆市银钢一通科技有限公司 | 一种凸轮清洗机 |
CN105749797A (zh) * | 2016-04-27 | 2016-07-13 | 嘉善博华绒业有限公司 | 一种植绒加工用高效搅拌装置 |
CN105749797B (zh) * | 2016-04-27 | 2019-03-05 | 嘉善博华绒业有限公司 | 一种植绒加工用高效搅拌装置 |
CN110799691A (zh) * | 2017-05-02 | 2020-02-14 | 金汶焕 | 包括喷嘴的待洗物品移送装置 |
JP2020518426A (ja) * | 2017-05-02 | 2020-06-25 | キム ムン ファンKIM, Moon Hwan | ノズルを具備した洗濯物移送装置 |
CN107899884A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-04-13 | 梁嘉慧 | 一种轮胎内壁抹胶装置 |
CN107899884B (zh) * | 2017-10-30 | 2019-06-04 | 梁嘉慧 | 一种轮胎内壁抹胶装置 |
CN109433669A (zh) * | 2018-10-09 | 2019-03-08 | 许昌富华玻璃有限公司 | 一种异形玻璃自动清洗装置 |
CN109513674A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-03-26 | 徐州丰诚新材料科技有限公司 | 一种用于蓝玻璃的清洗装置 |
CN114618814A (zh) * | 2020-12-11 | 2022-06-14 | 芝浦机械电子装置股份有限公司 | 基板处理装置 |
CN114618814B (zh) * | 2020-12-11 | 2024-04-05 | 芝浦机械电子装置股份有限公司 | 基板处理装置 |
CN112620221A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-04-09 | 侯锋 | 一种激光雕刻残留油气冲洗工艺 |
CN112620221B (zh) * | 2020-12-21 | 2021-12-21 | 深圳嘉洛激光工艺有限公司 | 一种激光雕刻残留油气冲洗工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3851462B2 (ja) | 2006-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3103323B2 (ja) | 半導体装置製造用現像装置及びその製造方法 | |
KR101194975B1 (ko) | 기판처리장치 | |
JP3573626B2 (ja) | 半導体装置製造用現像装置及びその制御方法 | |
JP2000223458A (ja) | 基板処理装置 | |
KR20060136336A (ko) | 기판처리장치 | |
WO2003105201A1 (ja) | 基板処理装置、基板処理方法及び現像装置 | |
CN101219427A (zh) | 基板处理装置 | |
JP2007300129A (ja) | 基板処理装置 | |
JPH1187210A (ja) | 基板処理装置および基板処理方法 | |
JP3837720B2 (ja) | 基板処理方法及び基板処理装置 | |
JP2001284777A (ja) | 基板処理装置及び基板処理方法 | |
JP3550277B2 (ja) | 基板処理装置 | |
JP4328342B2 (ja) | 基板処理方法及び基板処理装置 | |
JP3586552B2 (ja) | 基板処理装置 | |
JPH07106240A (ja) | 基板端縁処理装置 | |
JP4052820B2 (ja) | 現像処理装置 | |
KR101149455B1 (ko) | 기판의 처리 장치, 반송 장치 및 처리 방법 | |
JPH08293660A (ja) | 基板のエッチング装置、および、基板のエッチング処理方法 | |
JPH09139375A (ja) | 基板端縁処理装置 | |
JP3898471B2 (ja) | 洗浄処理装置および現像処理装置 | |
JPH11145109A (ja) | 基板処理装置 | |
JP2003151947A (ja) | 表面処理装置および表面処理方法 | |
JP2002141269A (ja) | 基板処理装置および基板処理方法 | |
JP2988828B2 (ja) | 基板の液切り乾燥装置 | |
JP4523402B2 (ja) | 処理装置及び処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050329 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050530 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20060901 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090908 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090908 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |