JP2000220674A - 無励磁作動型電磁ブレーキの消音装置 - Google Patents
無励磁作動型電磁ブレーキの消音装置Info
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- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品の加工精度を向上させなくてもアーマチ
ュアとライニングとの間隙を小さくでき、かつ前記間隙
を調節もでき、ブレーキの作動時にアーマチュアがライ
ニングに衝突する時の衝突音を低減させる無励磁作動型
電磁ブレーキの消音装置を提供する。 【解決手段】 制動板4のボス部4bと対向する調整板
8の端面に環状溝8bを設け、ブレーキの解放時に環状
弾性体10の一部が環状溝8bから突出しかつボス部4
bの端面に接触するように環状溝8bに環状弾性体10
を埋設し、調整板8を回転軸12に固定する。頭部9a
を有しかつ調整板8の厚さ8tより長い円柱部9bを有
するスライド量調整用ボルト9を調整板8の貫通孔8c
に挿入してボス部4bの端面に固定する。制動ばね6の
付勢力及び環状弾性体10の復元力によってそれぞれ反
対方向に制動板4をスライド可能にする。円柱部9bの
長さ9tと調整板8の厚さ8tとの差を制動板4のスラ
イド量sとする。
ュアとライニングとの間隙を小さくでき、かつ前記間隙
を調節もでき、ブレーキの作動時にアーマチュアがライ
ニングに衝突する時の衝突音を低減させる無励磁作動型
電磁ブレーキの消音装置を提供する。 【解決手段】 制動板4のボス部4bと対向する調整板
8の端面に環状溝8bを設け、ブレーキの解放時に環状
弾性体10の一部が環状溝8bから突出しかつボス部4
bの端面に接触するように環状溝8bに環状弾性体10
を埋設し、調整板8を回転軸12に固定する。頭部9a
を有しかつ調整板8の厚さ8tより長い円柱部9bを有
するスライド量調整用ボルト9を調整板8の貫通孔8c
に挿入してボス部4bの端面に固定する。制動ばね6の
付勢力及び環状弾性体10の復元力によってそれぞれ反
対方向に制動板4をスライド可能にする。円柱部9bの
長さ9tと調整板8の厚さ8tとの差を制動板4のスラ
イド量sとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーマチュアと制
動板のライニングとの間隙を少なくすることにより、ブ
レーキの作動時に制動ばねでアーマチュアが制動板のラ
イニングに衝突する時の衝突音を低減させる無励磁作動
型電磁ブレーキの消音装置に関するものである。
動板のライニングとの間隙を少なくすることにより、ブ
レーキの作動時に制動ばねでアーマチュアが制動板のラ
イニングに衝突する時の衝突音を低減させる無励磁作動
型電磁ブレーキの消音装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6、図7に示すような無励磁作
動型電磁ブレーキの消音装置がある。図6は、無励磁作
動型電磁ブレーキの消音装置のブレーキの作動時の一部
断面図であり、図7は、同無励磁作動型電磁ブレーキの
消音装置のブレーキの解放時の一部断面図である。図
6、図7に示すような無励磁作動型電磁ブレーキの消音
装置は、アーマチュア3を吸着するフィールド1の吸着
面に複数の収容孔1d′を設け、ブレーキの作動時にそ
の各収容孔1d′に筒状または円柱状の消音ゴム11′
をその一部が吸着面より突出する状態で収容したもの
で、ブレーキの解放時、すなわち電磁コイル2に通電さ
れフィールド1が励磁された時にアーマチュア3がフィ
ールド1に吸着される時の衝突音を消音材(筒状または
円柱状の消音ゴム11′)によって低減させる無励磁作
動型電磁ブレーキの消音装置である。この無励磁作動型
電磁ブレーキの消音装置では、図7に示す状態、すなわ
ちブレーキの解放時にはアーマチュア3とライニング5
との間には間隙Gが存在する。したがって、ブレーキの
作動時にはアーマチュア3が制動ばねによって付勢さ
れ、アーマチュア3が間隙Gを移動してライニング5に
衝突して衝突音を発生する。すなわち、図6、図7に示
すような無励磁作動型電磁ブレーキの消音装置は、ブレ
ーキの作動時に制動ばねでアーマチュアが制動板のライ
ニングに衝突する時の衝突音を低減させる機能を持たな
いものである。
動型電磁ブレーキの消音装置がある。図6は、無励磁作
動型電磁ブレーキの消音装置のブレーキの作動時の一部
断面図であり、図7は、同無励磁作動型電磁ブレーキの
消音装置のブレーキの解放時の一部断面図である。図
6、図7に示すような無励磁作動型電磁ブレーキの消音
装置は、アーマチュア3を吸着するフィールド1の吸着
面に複数の収容孔1d′を設け、ブレーキの作動時にそ
の各収容孔1d′に筒状または円柱状の消音ゴム11′
をその一部が吸着面より突出する状態で収容したもの
で、ブレーキの解放時、すなわち電磁コイル2に通電さ
れフィールド1が励磁された時にアーマチュア3がフィ
ールド1に吸着される時の衝突音を消音材(筒状または
円柱状の消音ゴム11′)によって低減させる無励磁作
動型電磁ブレーキの消音装置である。この無励磁作動型
電磁ブレーキの消音装置では、図7に示す状態、すなわ
ちブレーキの解放時にはアーマチュア3とライニング5
との間には間隙Gが存在する。したがって、ブレーキの
作動時にはアーマチュア3が制動ばねによって付勢さ
れ、アーマチュア3が間隙Gを移動してライニング5に
衝突して衝突音を発生する。すなわち、図6、図7に示
すような無励磁作動型電磁ブレーキの消音装置は、ブレ
ーキの作動時に制動ばねでアーマチュアが制動板のライ
ニングに衝突する時の衝突音を低減させる機能を持たな
いものである。
【0003】ところで、ブレーキの作動時に制動ばねで
アーマチュアが制動板のライニングに衝突する時の衝突
音を低減させるために、前記間隙Gを小さく設定して、
衝突距離を短くすることが考えられるが、この場合には
回転軸、フィールド、アーマチュア、制動板、ライニン
グ、調整板等の加工精度を格段に向上しなければならな
い等の問題がある。
アーマチュアが制動板のライニングに衝突する時の衝突
音を低減させるために、前記間隙Gを小さく設定して、
衝突距離を短くすることが考えられるが、この場合には
回転軸、フィールド、アーマチュア、制動板、ライニン
グ、調整板等の加工精度を格段に向上しなければならな
い等の問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述したよ
うな従来の問題を解決し、部品の加工精度を向上させな
くてもアーマチュアと制動板のライニングとの間隙を小
さくすることができ、かつ前記間隙を調節することもで
き、ブレーキの作動時に制動ばねでアーマチュアが制動
板のライニングに衝突する時の衝突音を低減させること
ができる無励磁作動型電磁ブレーキの消音装置を提供す
ることを課題とするものである。
うな従来の問題を解決し、部品の加工精度を向上させな
くてもアーマチュアと制動板のライニングとの間隙を小
さくすることができ、かつ前記間隙を調節することもで
き、ブレーキの作動時に制動ばねでアーマチュアが制動
板のライニングに衝突する時の衝突音を低減させること
ができる無励磁作動型電磁ブレーキの消音装置を提供す
ることを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、請求項1に記載の発明の無励磁作動型電磁ブレーキ
の消音装置は、電磁コイルを埋設したフィールドと、回
転軸とともに回転する制動板と、前記フィールドと前記
制動板との間に配置され前記回転軸の軸方向にのみ移動
可能なアーマチュアと、前記アーマチュアを前記制動板
に圧接する方向に付勢する制動ばねとを備えた無励磁作
動型電磁ブレーキにおいて、前記制動板を前記回転軸に
対して前記回転軸の軸方向にスライド可能に取付け、前
記制動板の軸方向のスライドを規制する調整板を前記制
動板のボス部の端面と対向するように前記回転軸に固定
し、前記制動板のボス部と前記調整板との対向する端面
のいずれか一方の端面に環状溝を設け、ブレーキの解放
時に環状弾性体の一部が前記環状溝から突出しかつ前記
制動板のボス部と前記調整板との対向する端面のいずれ
か他方の端面に接触するように前記環状溝に環状弾性体
を埋設し、頭部を有しかつ前記調整板の厚さより長い円
柱部を有するスライド量調整用ボルトを前記調整板に設
けた貫通孔に挿入して前記制動板のボス部の端面に螺合
固定し、前記制動ばねの付勢力及び前記環状弾性体の復
元力によってそれぞれ反対方向に前記制動板をスライド
可能にし、前記スライド量調整用ボルトの円柱部の長さ
と前記調整板の厚さとの差を前記制動板のスライド量と
し、前記アーマチュアと前記制動板のライニングとの間
隙を小さくしたものである。
に、請求項1に記載の発明の無励磁作動型電磁ブレーキ
の消音装置は、電磁コイルを埋設したフィールドと、回
転軸とともに回転する制動板と、前記フィールドと前記
制動板との間に配置され前記回転軸の軸方向にのみ移動
可能なアーマチュアと、前記アーマチュアを前記制動板
に圧接する方向に付勢する制動ばねとを備えた無励磁作
動型電磁ブレーキにおいて、前記制動板を前記回転軸に
対して前記回転軸の軸方向にスライド可能に取付け、前
記制動板の軸方向のスライドを規制する調整板を前記制
動板のボス部の端面と対向するように前記回転軸に固定
し、前記制動板のボス部と前記調整板との対向する端面
のいずれか一方の端面に環状溝を設け、ブレーキの解放
時に環状弾性体の一部が前記環状溝から突出しかつ前記
制動板のボス部と前記調整板との対向する端面のいずれ
か他方の端面に接触するように前記環状溝に環状弾性体
を埋設し、頭部を有しかつ前記調整板の厚さより長い円
柱部を有するスライド量調整用ボルトを前記調整板に設
けた貫通孔に挿入して前記制動板のボス部の端面に螺合
固定し、前記制動ばねの付勢力及び前記環状弾性体の復
元力によってそれぞれ反対方向に前記制動板をスライド
可能にし、前記スライド量調整用ボルトの円柱部の長さ
と前記調整板の厚さとの差を前記制動板のスライド量と
し、前記アーマチュアと前記制動板のライニングとの間
隙を小さくしたものである。
【0006】請求項2に記載の発明の無励磁作動型電磁
ブレーキの消音装置は、請求項1に記載の無励磁作動型
電磁ブレーキの消音装置において、前記スライド量調整
用ボルトの円柱部の長さと前記調整板の厚さとの差を変
えることにより前記アーマチュアと前記制動板のライニ
ングとの間隙を調整するものである。
ブレーキの消音装置は、請求項1に記載の無励磁作動型
電磁ブレーキの消音装置において、前記スライド量調整
用ボルトの円柱部の長さと前記調整板の厚さとの差を変
えることにより前記アーマチュアと前記制動板のライニ
ングとの間隙を調整するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の無励磁作動型電磁ブレー
キは、ブレーキの作動時には、電磁コイルは通電されて
いないから、フィールドは励磁されていない。したがっ
て、アーマチュアは制動ばねによって付勢されており、
制動板はアーマチュアによって右方向にスライド量sだ
けスライドしている。そして、フィールドとアーマチュ
アとの間には間隙Gが保たれている。
キは、ブレーキの作動時には、電磁コイルは通電されて
いないから、フィールドは励磁されていない。したがっ
て、アーマチュアは制動ばねによって付勢されており、
制動板はアーマチュアによって右方向にスライド量sだ
けスライドしている。そして、フィールドとアーマチュ
アとの間には間隙Gが保たれている。
【0008】ブレーキを解除するために、電磁コイルに
通電すると、フィールドが励磁しアーマチュアが吸引さ
れ、ブレーキが解除されると同時に環状弾性体の復元力
により制動板はアーマチュアの方向にスライド量sだけ
スライドし、アーマチュアとライニングとの間に間隙h
が形成される。この間隙hは、前述の間隙Gよりスライ
ド量sだけ小さいものである。
通電すると、フィールドが励磁しアーマチュアが吸引さ
れ、ブレーキが解除されると同時に環状弾性体の復元力
により制動板はアーマチュアの方向にスライド量sだけ
スライドし、アーマチュアとライニングとの間に間隙h
が形成される。この間隙hは、前述の間隙Gよりスライ
ド量sだけ小さいものである。
【0009】この状態から、再び電磁コイルへの通電が
断たれると、フィールドが消磁し、再びアーマチュアが
制動ばねの付勢力によって、制動板のライニングに当接
し、ブレーキが作動する。
断たれると、フィールドが消磁し、再びアーマチュアが
制動ばねの付勢力によって、制動板のライニングに当接
し、ブレーキが作動する。
【0010】また、アーマチュアがライニングに衝突す
るまでの衝突距離は、前述の間隙hであるから、従来の
衝突距離G(図7に示す間隙G)よりスライド量sだけ
小さくなっている。したがって、ブレーキの作動時にア
ーマチュアがライニングに衝突する時の衝突音を低減で
きる。
るまでの衝突距離は、前述の間隙hであるから、従来の
衝突距離G(図7に示す間隙G)よりスライド量sだけ
小さくなっている。したがって、ブレーキの作動時にア
ーマチュアがライニングに衝突する時の衝突音を低減で
きる。
【0011】さらに、環状弾性体の弾性力によって、ア
ーマチュアがライニングに衝突するときの衝撃力を緩衝
することもできる。
ーマチュアがライニングに衝突するときの衝撃力を緩衝
することもできる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基いて、本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の無励磁作動型電磁ブレーキの消音
装置の一実施例を示す概略全体断面図、図2は同実施例
のフィールド1とアーマチュア3まわりの分解斜視図、
図3は同実施例の制動板4と調整板8まわりの分解斜視
図である。
する。図1は本発明の無励磁作動型電磁ブレーキの消音
装置の一実施例を示す概略全体断面図、図2は同実施例
のフィールド1とアーマチュア3まわりの分解斜視図、
図3は同実施例の制動板4と調整板8まわりの分解斜視
図である。
【0013】図1、図2に示すように、フィールド1は
磁性材料で形成されており、内部に絶縁部材2aを介し
て電磁コイル2が埋設されている。また、フィールド1
は、3個のボルト挿通孔1bが形成されており、この3
個のボルト挿通孔1bを通して3本の取付ボルト7によ
り、たとえば図示しないモータのフレームの後端に取付
けられる。また、フィールド1には、3個のばね支持孔
1cが形成されており、各ばね支持孔1cには、制動ば
ね6が収容されており、その一端部は図示しないモータ
のフレームの後端に当接している。
磁性材料で形成されており、内部に絶縁部材2aを介し
て電磁コイル2が埋設されている。また、フィールド1
は、3個のボルト挿通孔1bが形成されており、この3
個のボルト挿通孔1bを通して3本の取付ボルト7によ
り、たとえば図示しないモータのフレームの後端に取付
けられる。また、フィールド1には、3個のばね支持孔
1cが形成されており、各ばね支持孔1cには、制動ば
ね6が収容されており、その一端部は図示しないモータ
のフレームの後端に当接している。
【0014】フィールド1に埋設された電磁コイル2の
絶縁部材2aと対向してアーマチュア3が配設されてい
る。そのとき、アーマチュア3は制動ばね6の他端に当
接し、制動ばね6によって後述する制動板4の方向に付
勢力を受けている。アーマチュア3は磁性材料で形成さ
れており、所定の厚みを有する円板状に形成されてい
る。アーマチュア3は、その中心部に中心孔3aが設け
られ、さらに3個のガイド孔3bを有している。また取
付ボルト7の頭部7aがガイド孔3bに嵌合しているか
ら、アーマチュア3は、軸方向に移動可能である。
絶縁部材2aと対向してアーマチュア3が配設されてい
る。そのとき、アーマチュア3は制動ばね6の他端に当
接し、制動ばね6によって後述する制動板4の方向に付
勢力を受けている。アーマチュア3は磁性材料で形成さ
れており、所定の厚みを有する円板状に形成されてい
る。アーマチュア3は、その中心部に中心孔3aが設け
られ、さらに3個のガイド孔3bを有している。また取
付ボルト7の頭部7aがガイド孔3bに嵌合しているか
ら、アーマチュア3は、軸方向に移動可能である。
【0015】図4は、同実施例のブレーキの作動時の一
部断面図である。図5は、同実施例のブレーキの解放時
の一部断面図である。図2、図4、図5に示すように、
アーマチュア3と対向するフィールド1の断面には3個
の円形状の凹溝1dが形成されており、この各円形状の
凹溝1dには、たとえばゴム製の半球形弾性体11が埋
設されている。詳しくは図4に示すように、半球形弾性
体11は、ブレーキの作動時に半球面の一部が円形状の
凹溝1dから突出しかつアーマチュア3の端面に接触す
るように各円形状の凹溝1dに埋設されている。
部断面図である。図5は、同実施例のブレーキの解放時
の一部断面図である。図2、図4、図5に示すように、
アーマチュア3と対向するフィールド1の断面には3個
の円形状の凹溝1dが形成されており、この各円形状の
凹溝1dには、たとえばゴム製の半球形弾性体11が埋
設されている。詳しくは図4に示すように、半球形弾性
体11は、ブレーキの作動時に半球面の一部が円形状の
凹溝1dから突出しかつアーマチュア3の端面に接触す
るように各円形状の凹溝1dに埋設されている。
【0016】なお、これとは逆に、円形状の凹溝1dを
アーマチュア3の端面に形成し、半球形弾性体11をこ
の円形状の凹溝1dに埋設し、ブレーキの作動時に半球
面の一部が円形状の凹溝1dから突出しかつフィールド
1の端面に接触するようにしてもよい。
アーマチュア3の端面に形成し、半球形弾性体11をこ
の円形状の凹溝1dに埋設し、ブレーキの作動時に半球
面の一部が円形状の凹溝1dから突出しかつフィールド
1の端面に接触するようにしてもよい。
【0017】図1、図3、図4、図5に示すように、フ
ィールド1の中心部には、中心孔1aが形成されてお
り、図示しない軸受によって支持されたたとえばモータ
軸等の回転軸12がこの中心孔1aを貫通している。回
転軸12の軸端には、小径のおねじ部12aが形成され
ている。回転軸12に対して、一端面にライニング5を
固着し他端面に羽根4dを有する制動板4が、回転軸1
2とともに回転しかつ回転軸12の軸方向にスライド可
能に取付けられる。
ィールド1の中心部には、中心孔1aが形成されてお
り、図示しない軸受によって支持されたたとえばモータ
軸等の回転軸12がこの中心孔1aを貫通している。回
転軸12の軸端には、小径のおねじ部12aが形成され
ている。回転軸12に対して、一端面にライニング5を
固着し他端面に羽根4dを有する制動板4が、回転軸1
2とともに回転しかつ回転軸12の軸方向にスライド可
能に取付けられる。
【0018】制動板4を回転軸12に取付けるには、調
整板8とスライド量調整用ボルト9と環状弾性体10
(たとえばOリング)を用いる。調整板8は、フランジ
部8aとフランジ部8aに形成した環状溝8bとフラン
ジ部8aを貫通する貫通孔8cとめねじ部8dとを備え
ている。環状弾性体10(たとえばOリング)は、環状
溝8bの深さより大きいものを用いる。スライド量調整
用ボルト9は、頭部9aと円柱部9bとを有している。
また、スライド量調整用ボルト9の円柱部9bの長さ9
tはフランジ部8aの厚さ8tよりsだけ大きくなって
いる。
整板8とスライド量調整用ボルト9と環状弾性体10
(たとえばOリング)を用いる。調整板8は、フランジ
部8aとフランジ部8aに形成した環状溝8bとフラン
ジ部8aを貫通する貫通孔8cとめねじ部8dとを備え
ている。環状弾性体10(たとえばOリング)は、環状
溝8bの深さより大きいものを用いる。スライド量調整
用ボルト9は、頭部9aと円柱部9bとを有している。
また、スライド量調整用ボルト9の円柱部9bの長さ9
tはフランジ部8aの厚さ8tよりsだけ大きくなって
いる。
【0019】制動板4を回転軸12に取付けるには、ま
ず、制動板4のキー溝4cを回転軸12のキー12bに
整合させ、回転軸12に嵌合する。次に、環状弾性体1
0(たとえばOリング)を調整板8の環状溝8bに嵌合
し、調整板8のめねじ部8dを回転軸12の小径のおね
じ部12aに螺合し、調整板8を制動板4のボス部4b
の端面に当接させながら、制動ばね6の付勢力に抗して
フィールド1とアーマチュア3との間隙が所定の間隙G
となるまで螺合する。ついで、スライド量調整用ボルト
9を調整板8の貫通孔8cに挿入し、スライド量調整用
ボルト9の円柱部9bの端部が制動板4のボス部4bの
端面に当接するまでボス部4bのねじ孔4eに螺合す
る。これによって、スライド量調整用ボルト9の頭部9
aと調整板8のフランジ部8aとの間にスライド量sが
確保される。このとき、環状弾性体10(たとえばOリ
ング)は環状溝8b内に圧縮状態で保持されている。
ず、制動板4のキー溝4cを回転軸12のキー12bに
整合させ、回転軸12に嵌合する。次に、環状弾性体1
0(たとえばOリング)を調整板8の環状溝8bに嵌合
し、調整板8のめねじ部8dを回転軸12の小径のおね
じ部12aに螺合し、調整板8を制動板4のボス部4b
の端面に当接させながら、制動ばね6の付勢力に抗して
フィールド1とアーマチュア3との間隙が所定の間隙G
となるまで螺合する。ついで、スライド量調整用ボルト
9を調整板8の貫通孔8cに挿入し、スライド量調整用
ボルト9の円柱部9bの端部が制動板4のボス部4bの
端面に当接するまでボス部4bのねじ孔4eに螺合す
る。これによって、スライド量調整用ボルト9の頭部9
aと調整板8のフランジ部8aとの間にスライド量sが
確保される。このとき、環状弾性体10(たとえばOリ
ング)は環状溝8b内に圧縮状態で保持されている。
【0020】なお、調整板8に環状溝8bを形成する代
わりに、制動板4のボス部4bの端面に環状溝を形成
し、環状弾性体10(たとえばOリング)を嵌合しても
よい。
わりに、制動板4のボス部4bの端面に環状溝を形成
し、環状弾性体10(たとえばOリング)を嵌合しても
よい。
【0021】また、スライド量sは、スライド量調整用
ボルト9の円柱部9bの長さ9tと調整板8のフランジ
部8aの厚さ8tとの差によって、決まるものであるか
ら、スライド量調整用ボルト9の円柱部9bの長さ9t
と調整板8のフランジ部8aの厚さ8tとの差を変える
ことにより、制動板4のスライド量sを調節することが
できる。
ボルト9の円柱部9bの長さ9tと調整板8のフランジ
部8aの厚さ8tとの差によって、決まるものであるか
ら、スライド量調整用ボルト9の円柱部9bの長さ9t
と調整板8のフランジ部8aの厚さ8tとの差を変える
ことにより、制動板4のスライド量sを調節することが
できる。
【0022】以下、本発明の上記実施例の動作について
説明する。図4は、同実施例のブレーキの作動時の一部
断面図である。図4に示すように、ブレーキの作動時に
は、電磁コイル2は通電されていないからフィールド1
は励磁されていない。したがってアーマチュア3は制動
ばね6によって付勢されており、制動板4はアーマチュ
ア3によって右方向にsだけスライドしている。そし
て、フィールド1とアーマチュア3との間には間隙Gが
保たれている。このとき、半球形弾性体11は、弾性復
元力によって、復元しており、アーマチュア3の端面に
接触している。
説明する。図4は、同実施例のブレーキの作動時の一部
断面図である。図4に示すように、ブレーキの作動時に
は、電磁コイル2は通電されていないからフィールド1
は励磁されていない。したがってアーマチュア3は制動
ばね6によって付勢されており、制動板4はアーマチュ
ア3によって右方向にsだけスライドしている。そし
て、フィールド1とアーマチュア3との間には間隙Gが
保たれている。このとき、半球形弾性体11は、弾性復
元力によって、復元しており、アーマチュア3の端面に
接触している。
【0023】図5は、同実施例のブレーキの解放時の一
部断面図である。ブレーキを解除するために、電磁コイ
ル2に通電すると、フィールド1が励磁し、図5に示す
ように、アーマチュア3が吸引され、ブレーキが解除さ
れる。このとき、アーマチュア3に接触していた半球形
弾性体11は、アーマチュア3によって弾性変形し、ア
ーマチュア3がフィールド1に衝突するときの衝突音を
低減する。また半球形弾性体11は、弾性変形するとき
に、全体的に弾性変形し、局所的な弾性変形をおこさな
いので、耐久性がある。
部断面図である。ブレーキを解除するために、電磁コイ
ル2に通電すると、フィールド1が励磁し、図5に示す
ように、アーマチュア3が吸引され、ブレーキが解除さ
れる。このとき、アーマチュア3に接触していた半球形
弾性体11は、アーマチュア3によって弾性変形し、ア
ーマチュア3がフィールド1に衝突するときの衝突音を
低減する。また半球形弾性体11は、弾性変形するとき
に、全体的に弾性変形し、局所的な弾性変形をおこさな
いので、耐久性がある。
【0024】また、ブレーキが解除されると同時に、環
状弾性体10(たとえばOリング)の復元力により制動
板4はアーマチュア3の方向にスライド量sだけスライ
ドし、アーマチュア3とライニング5との間に間隙hが
形成される。この間隙hは、前述の間隙Gよりスライド
量sだけ小さいものである。
状弾性体10(たとえばOリング)の復元力により制動
板4はアーマチュア3の方向にスライド量sだけスライ
ドし、アーマチュア3とライニング5との間に間隙hが
形成される。この間隙hは、前述の間隙Gよりスライド
量sだけ小さいものである。
【0025】この状態から、再び電磁コイル2への通電
が断たれると、フィールド1が消磁し、再び図4に示す
ように、アーマチュア3が制動ばね6の付勢力によっ
て、制動板4のライニング5に当接し、ブレーキが作動
する。このとき、制動ばね6の付勢力に加えて、半球形
弾性体11の復元力がアーマチュア3に作用し、制動時
間が短縮される。
が断たれると、フィールド1が消磁し、再び図4に示す
ように、アーマチュア3が制動ばね6の付勢力によっ
て、制動板4のライニング5に当接し、ブレーキが作動
する。このとき、制動ばね6の付勢力に加えて、半球形
弾性体11の復元力がアーマチュア3に作用し、制動時
間が短縮される。
【0026】また、アーマチュア3がライニング5に衝
突するまでの衝突距離は、前述の間隙hであるから、図
7に示すように従来の間隙G、すなわち衝突距離よりス
ライド量sだけ小さくなっている。したがって、ブレー
キの作動時にアーマチュア3がライニング5に衝突する
時の衝突音を低減できる。
突するまでの衝突距離は、前述の間隙hであるから、図
7に示すように従来の間隙G、すなわち衝突距離よりス
ライド量sだけ小さくなっている。したがって、ブレー
キの作動時にアーマチュア3がライニング5に衝突する
時の衝突音を低減できる。
【0027】さらに、環状弾性体10(たとえばOリン
グ)の弾性力によって、アーマチュア3がライニング5
に衝突するときの衝撃力を緩衝することもできる。
グ)の弾性力によって、アーマチュア3がライニング5
に衝突するときの衝撃力を緩衝することもできる。
【0028】以上のように、請求項1に記載の発明によ
れば、制動板を回転軸に対して回転軸の軸方向にスライ
ド可能に取付け、制動板の軸方向のスライドを規制する
調整板を制動板のボス部の端面と対向するように回転軸
に固定し、制動板のボス部と調整板との対向する端面の
いずれか一方の端面に環状溝を設け、ブレーキの解放時
に環状弾性体の一部が環状溝から突出しかつ制動板のボ
ス部と調整板との対向する端面のいずれか他方の端面に
接触するように環状溝に環状弾性体を埋設し、頭部を有
しかつ調整板の厚さより長い円柱部を有するスライド量
調整用ボルトを調整板に設けた貫通孔に挿入して制動板
のボス部の端面に螺合固定し、制動ばねの付勢力及び環
状弾性体の復元力によってそれぞれ反対方向に制動板を
スライド可能にし、スライド量調整用ボルトの円柱部の
長さと調整板の厚さとの差を制動板のスライド量とし、
アーマチュアと制動板のライニングとの間隙を小さくし
たから、部品の加工精度を格段に向上させなくても、ア
ーマチュアとライニングとの間隙を小さくすることがで
き、ブレーキの作動時にアーマチュアがライニングに衝
突する時の衝突音を低減することができる。さらに、環
状弾性体(たとえばOリング)の弾性力によって、アー
マチュアがライニングに衝突するときの衝撃力を緩衝す
ることもできる。
れば、制動板を回転軸に対して回転軸の軸方向にスライ
ド可能に取付け、制動板の軸方向のスライドを規制する
調整板を制動板のボス部の端面と対向するように回転軸
に固定し、制動板のボス部と調整板との対向する端面の
いずれか一方の端面に環状溝を設け、ブレーキの解放時
に環状弾性体の一部が環状溝から突出しかつ制動板のボ
ス部と調整板との対向する端面のいずれか他方の端面に
接触するように環状溝に環状弾性体を埋設し、頭部を有
しかつ調整板の厚さより長い円柱部を有するスライド量
調整用ボルトを調整板に設けた貫通孔に挿入して制動板
のボス部の端面に螺合固定し、制動ばねの付勢力及び環
状弾性体の復元力によってそれぞれ反対方向に制動板を
スライド可能にし、スライド量調整用ボルトの円柱部の
長さと調整板の厚さとの差を制動板のスライド量とし、
アーマチュアと制動板のライニングとの間隙を小さくし
たから、部品の加工精度を格段に向上させなくても、ア
ーマチュアとライニングとの間隙を小さくすることがで
き、ブレーキの作動時にアーマチュアがライニングに衝
突する時の衝突音を低減することができる。さらに、環
状弾性体(たとえばOリング)の弾性力によって、アー
マチュアがライニングに衝突するときの衝撃力を緩衝す
ることもできる。
【0029】また、請求項2に記載の発明によれば、ス
ライド量調整用ボルトの円柱部の長さと調整板の厚さと
の差を変えることによりアーマチュアとライニングとの
間隙を調整することができるから、ライニングの摩耗な
どによりアーマチュアとライニングとの間隙が変化する
場合でも適切に対応できる。
ライド量調整用ボルトの円柱部の長さと調整板の厚さと
の差を変えることによりアーマチュアとライニングとの
間隙を調整することができるから、ライニングの摩耗な
どによりアーマチュアとライニングとの間隙が変化する
場合でも適切に対応できる。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明によれば、部品の加工精度を格段に向上させなく
ても、アーマチュアとライニングとの間隙を小さくする
ことができ、ブレーキの作動時にアーマチュアがライニ
ングに衝突する時の衝突音を低減することができる。さ
らに、環状弾性体(たとえばOリング)の弾性力によっ
て、アーマチュアがライニングに衝突するときの衝撃力
を緩衝することもできる。
の発明によれば、部品の加工精度を格段に向上させなく
ても、アーマチュアとライニングとの間隙を小さくする
ことができ、ブレーキの作動時にアーマチュアがライニ
ングに衝突する時の衝突音を低減することができる。さ
らに、環状弾性体(たとえばOリング)の弾性力によっ
て、アーマチュアがライニングに衝突するときの衝撃力
を緩衝することもできる。
【0031】請求項2に記載の発明によれば、ライニン
グの摩耗などによりアーマチュアとライニングとの間隙
が変化する場合でも制動板のスライド量を調整すること
により、アーマチュアとライニングとの間隙を適切に調
整することができる。
グの摩耗などによりアーマチュアとライニングとの間隙
が変化する場合でも制動板のスライド量を調整すること
により、アーマチュアとライニングとの間隙を適切に調
整することができる。
【図1】本発明の無励磁作動型電磁ブレーキの消音装置
の一実施例を示す概略全体断面図である。
の一実施例を示す概略全体断面図である。
【図2】同実施例のフィールドとアーマチュアまわりの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図3】同実施例の制動板と調整板まわりの分解斜視図
である。
である。
【図4】同実施例のブレーキの作動時の一部断面図であ
る。
る。
【図5】同実施例のブレーキの解放時の一部断面図であ
る。
る。
【図6】従来の一例としての無励磁作動型電磁ブレーキ
の消音装置のブレーキの作動時の一部断面図である。
の消音装置のブレーキの作動時の一部断面図である。
【図7】同無励磁作動型電磁ブレーキの消音装置のブレ
ーキの解放時の一部断面図である。
ーキの解放時の一部断面図である。
1: フィールド 1a: 中
心孔 1b: ボルト挿通孔 1c: ば
ね支持孔 1d: 円形状の凹溝 2: 電
磁コイル 2a: 絶縁部材 3: ア
ーマチュア 3a: 中心孔 3b: ガ
イド孔 4: 制動板 4a: 中
心孔 4b: ボス部 4c: キ
ー溝 4d: 羽根 4e: ね
じ孔 5: ライニング 6: 制
動ばね 7: 取付ボルト 7a: 頭
部 8: 調整板 8a: フ
ランジ部 8b: 環状溝 8c: 貫
通孔 8d: めねじ部 8t: フ
ランジ部の厚さ 9: スライド量調整用ボルト 9a: 頭
部 9b: 円柱部 9t: 円
柱部の長さ 10: 環状弾性体(Oリング) 11: 半
球形弾性体 12: 回転軸 12a:お
ねじ部 12b:キー G: 間
隙 s: スライド量 h: 間
隙
心孔 1b: ボルト挿通孔 1c: ば
ね支持孔 1d: 円形状の凹溝 2: 電
磁コイル 2a: 絶縁部材 3: ア
ーマチュア 3a: 中心孔 3b: ガ
イド孔 4: 制動板 4a: 中
心孔 4b: ボス部 4c: キ
ー溝 4d: 羽根 4e: ね
じ孔 5: ライニング 6: 制
動ばね 7: 取付ボルト 7a: 頭
部 8: 調整板 8a: フ
ランジ部 8b: 環状溝 8c: 貫
通孔 8d: めねじ部 8t: フ
ランジ部の厚さ 9: スライド量調整用ボルト 9a: 頭
部 9b: 円柱部 9t: 円
柱部の長さ 10: 環状弾性体(Oリング) 11: 半
球形弾性体 12: 回転軸 12a:お
ねじ部 12b:キー G: 間
隙 s: スライド量 h: 間
隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 孝明 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 園田 勝敏 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 Fターム(参考) 3J058 AA43 AA47 AA53 AA68 AA78 AA88 BA21 CC13 CC72 CC77 DA32 FA42
Claims (2)
- 【請求項1】 電磁コイルを埋設したフィールドと、回
転軸とともに回転する制動板と、前記フィールドと前記
制動板との間に配置され前記回転軸の軸方向にのみ移動
可能なアーマチュアと、前記アーマチュアを前記制動板
に圧接する方向に付勢する制動ばねとを備えた無励磁作
動型電磁ブレーキにおいて、前記制動板を前記回転軸に
対して前記回転軸の軸方向にスライド可能に取付け、前
記制動板の軸方向のスライドを規制する調整板を前記制
動板のボス部の端面と対向するように前記回転軸に固定
し、前記制動板のボス部と前記調整板との対向する端面
のいずれか一方の端面に環状溝を設け、ブレーキの解放
時に環状弾性体の一部が前記環状溝から突出しかつ前記
制動板のボス部と前記調整板との対向する端面のいずれ
か他方の端面に接触するように前記環状溝に環状弾性体
を埋設し、頭部を有しかつ前記調整板の厚さより長い円
柱部を有するスライド量調整用ボルトを前記調整板に設
けた貫通孔に挿入して前記制動板のボス部の端面に螺合
固定し、前記制動ばねの付勢力及び前記環状弾性体の復
元力によってそれぞれ反対方向に前記制動板をスライド
可能にし、前記スライド量調整用ボルトの円柱部の長さ
と前記調整板の厚さとの差を前記制動板のスライド量と
し、前記アーマチュアと前記制動板のライニングとの間
隙を小さくしたことを特徴とする無励磁作動型電磁ブレ
ーキの消音装置。 - 【請求項2】 前記スライド量調整用ボルトの円柱部の
長さと前記調整板の厚さとの差を変えることにより前記
アーマチュアと前記制動板のライニングとの間隙を調整
することを特徴とする請求項1に記載の無励磁作動型電
磁ブレーキの消音装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11024438A JP2000220674A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 無励磁作動型電磁ブレーキの消音装置 |
US09/474,156 US6155386A (en) | 1999-02-01 | 1999-12-29 | Spring-actuated electromagnetic brake with noise suppressing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11024438A JP2000220674A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 無励磁作動型電磁ブレーキの消音装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000220674A true JP2000220674A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12138163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11024438A Pending JP2000220674A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 無励磁作動型電磁ブレーキの消音装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6155386A (ja) |
JP (1) | JP2000220674A (ja) |
Cited By (4)
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CN102410326A (zh) * | 2011-08-16 | 2012-04-11 | 成都瑞迪机械实业有限公司 | 一种双作用低噪音电磁制动器 |
WO2019155509A1 (ja) * | 2018-02-06 | 2019-08-15 | 株式会社日立製作所 | 電磁ブレーキ装置、巻上機及びエレベーター |
CN111902646A (zh) * | 2018-04-06 | 2020-11-06 | 辉门汽车零部件有限责任公司 | 制动衬块背板 |
US11940024B2 (en) | 2018-11-13 | 2024-03-26 | Chr. Mayr Gmbh + Co. Kg | Electromechanically switchable brake having integral damper structure |
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FI106255B (fi) * | 1998-12-23 | 2000-12-29 | Kone Corp | Vetopyörähissin pitojarru |
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US7063190B1 (en) * | 2003-09-09 | 2006-06-20 | Mpc Products Corporation | Braking system |
DE102006018094A1 (de) * | 2005-11-29 | 2007-05-31 | Robert Bosch Gmbh | Sperrvorrichtung, Getriebe-Antriebseinheit beinhaltend eine solche Sperrvorrichtung, sowie Verfahren zur Herstellung einer solchen Getriebe-Antriebseinheit |
CN101317317B (zh) * | 2005-11-29 | 2011-11-16 | 罗伯特·博世有限公司 | 锁定装置,包含该锁定装置的传动-驱动单元以及制造该传动-驱动单元的方法 |
US8123012B2 (en) * | 2008-11-11 | 2012-02-28 | Warner Electric Technology, Llc | Rotational coupling device with wear compensation structure |
US8267237B2 (en) | 2008-11-24 | 2012-09-18 | Magna Powertrain Inc. | Reverse clutch for rotatable inputs |
BR112015024872A2 (pt) * | 2013-04-24 | 2017-07-18 | Mitsubishi Electric Corp | dispositivo de frenagem, e, máquina de içamento de elevador |
DE102014001061A1 (de) * | 2014-01-28 | 2015-07-30 | Lucas Automotive Gmbh | Scheibenbremse umfassend eine Schwingungsdämpfungseinrichtung mit einer Zusatzmasse und Bausatz mit einer derartigen Scheibenbremse |
CN103899680B (zh) * | 2014-04-24 | 2016-07-13 | 迈柯唯医疗设备(苏州)有限公司 | 一种电磁刹车嵌入式转轴 |
CN107237844B (zh) * | 2017-07-27 | 2023-04-28 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 制动器及伺服系统 |
Family Cites Families (7)
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---|---|---|---|---|
DE3687092D1 (de) * | 1985-07-26 | 1992-12-17 | Mavilor Syst Sa | Elektromotor mit scheibenbremse. |
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US4982825A (en) * | 1989-05-11 | 1991-01-08 | Sepal | Torque and air gap adjustment mechanism for spring engaged brake or clutch |
JPH0735829B2 (ja) * | 1989-08-18 | 1995-04-19 | 株式会社日立製作所 | エレベータ |
FI85907C (fi) * | 1990-03-13 | 1992-06-10 | Kone Oy | Elektromagnetisk broms. |
FI901247A (fi) * | 1990-03-13 | 1991-09-14 | Kone Oy | Elektromagnetisk broms. |
JPH0716576A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Hatsukoo Sangyo Kk | 加工部品等の洗浄廃水の浄化装置 |
-
1999
- 1999-02-01 JP JP11024438A patent/JP2000220674A/ja active Pending
- 1999-12-29 US US09/474,156 patent/US6155386A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102410326A (zh) * | 2011-08-16 | 2012-04-11 | 成都瑞迪机械实业有限公司 | 一种双作用低噪音电磁制动器 |
WO2019155509A1 (ja) * | 2018-02-06 | 2019-08-15 | 株式会社日立製作所 | 電磁ブレーキ装置、巻上機及びエレベーター |
CN111902646A (zh) * | 2018-04-06 | 2020-11-06 | 辉门汽车零部件有限责任公司 | 制动衬块背板 |
CN111902646B (zh) * | 2018-04-06 | 2024-03-08 | 辉门汽车零部件有限责任公司 | 制动衬块背板 |
US11940024B2 (en) | 2018-11-13 | 2024-03-26 | Chr. Mayr Gmbh + Co. Kg | Electromechanically switchable brake having integral damper structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6155386A (en) | 2000-12-05 |
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