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JP2000250250A - 記録用紙及びその製造方法 - Google Patents

記録用紙及びその製造方法

Info

Publication number
JP2000250250A
JP2000250250A JP11051834A JP5183499A JP2000250250A JP 2000250250 A JP2000250250 A JP 2000250250A JP 11051834 A JP11051834 A JP 11051834A JP 5183499 A JP5183499 A JP 5183499A JP 2000250250 A JP2000250250 A JP 2000250250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
recording paper
recording
recording sheet
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11051834A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Koike
正洋 小池
Hidetoshi Matsui
秀年 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11051834A priority Critical patent/JP2000250250A/ja
Publication of JP2000250250A publication Critical patent/JP2000250250A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写機等の電子写真用転写紙及びインクジェ
ットプリンター等の記録紙に併用され、特に、フルカラ
ー電子写真及びカラーインクジェット用としても優れた
性能を発揮する記録用紙及びその製造方法を提供するこ
とである。 【解決手段】 坪量が75〜85g/m2 の範囲で、白
色度84%以上(JIS−P8123法)の記録紙にお
いて、前記記録紙の体積固有抵抗が1.0×10 11
1.0×1013Ω・cm(JIS−K6911法)で、
ブリストー試験による吸収係数Kaが14〜15ml/
2 ・sec1/2 (J.TAPPINo.51法)で、
更に表裏平滑度が100〜200秒(J.TAPPIN
o.5B法)である記録用紙及びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録用紙に関し、
更に詳しくは、電子写真用転写紙及びインクジェット用
記録紙に併用され、特に、フルカラー電子写真用及びカ
ラーインクジェット用としても優れた性能を発揮する記
録用紙及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、インクジェット記録方式は、
種々の機構によりインクの小滴を吐出させて、記録用紙
上にインクのドットを形成・記録させることから、その
記録機構が極めて簡便である。しかも、装置本体が小型
で格安であり、また、記録時の騒音も少なく、カラー
化、高密度化、高速化が一段と進み、近年急速に普及し
ているものである。そこで、最近は、電子写真用転写紙
がインクジェット方式の複写機やプリンターなどに併用
されることが多くなった。特開平8−30011号及び
特開平8−50366号公報等にあるように電子写真用
転写紙のサイズ処理の改良によりインクジェット画質を
向上させ、かつ電子写真の用紙にも併用されるものが記
載されている。
【0003】しかしながら、これら公報に提案される記
録紙は、モノクロの画質では良好な画質が得られるよう
になったが、フルカラーの電子写真では画像の均一性が
悪く、しかも低湿時の画像品質等の問題があり、未だ十
分に良好な画質が得られていないのが実状である。ま
た、従来のフルカラー電子写真用記録紙は、例えば、8
0g/m2 のようにその坪量を比較的に多くして不透明
度を上げて、トナー画像の裏抜け防止をしている。この
ような坪量の多い用紙をインクジェットに使用した場合
に、例え適切なサイズ処理を施したとしても、紙層中に
浸透したインクの色濃度が、この不透明性に遮られ、そ
の印字されたインクの彩度を低下させる傾向がある。ま
た、フェザリングといった紙質の繊維すじに沿った滲み
や、多色時に隣接する異なる色のインクが、互いに滲ん
でおこるブリーディングを発生させて、印字品質を著し
く低下させる等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述するように、イン
クジェット記録方式の簡便で、装置本体も小型で格安で
あり、カラー化、高密度化、高速化が一段と進み、近年
急速にその普及がなされているに伴い、電子写真記録方
式におけるフルカラーPPCにおいて、画像形成及び転
写不良等が改善され、これらの両記録方式に併用される
記録用紙が要望されている。しかしながら、上述した公
報の提案では、フルカラーの電子写真では画像の均一性
が悪かったり、低湿時の画像品質等の問題があり、トナ
ー画像の裏抜け防止から坪量を多くして不透明度を上げ
ることによる、インクジェット記録における色濃度及び
印字されたインクの彩度を低下させたり、また、フェザ
リングやブリーディング等を発生させる等の問題が、未
だ十分に解決されていないのが実状である。
【0005】従って、本発明の目的は、フルカラーの電
子写真での画像の均一性が良く、使用環境が低湿度雰囲
気であっても、良好な画像が形成され、例えば、PPC
用等の電子写真記録紙として優れ、また、インクジェッ
ト紙として使用した場合でも、転写されるインク濃度が
鮮明で、フェザリング、ブリーヂング等の滲みが防止さ
れて、印字品質の優れたインクジェット用の記録紙であ
って、しかも、これらの両記録方式に併用される記録用
紙を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑みて、これらの課題を達成すべく鋭意検討した結
果、サイズ剤中の導電剤量を増やし記録紙表面の体積固
有抵抗値を下げることにより、例えば、その使用時の湿
度環境が20℃×65%RHの低湿度雰囲気での体積固
有抵抗値1.0×1011〜1.0×1013Ω・cmにす
ることにより、フルカラーPPCにおける画像形成及び
転写不良等が改善されて安定した画像品質が得られ、ま
た併せて内填する填料を種々検討することにより、イン
クジェット記録紙としても印字濃度、色ぼけ・滲み等が
改善されることを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
【0007】すなわち、本発明は、坪量が75〜85g
/m2 の範囲で、JIS−P8123法に準拠する白色
度が84%以上である記録紙において、前記記録紙のJ
IS−K6911法に準拠する体積固有抵抗が1.0×
1011〜1.0×1013Ω・cmの範囲にあり、J.T
APPINo.51法に準拠するブリストー試験による
吸収係数Kaが14〜15ml/m2 ・sec1/2 の範
囲にあり、更にJ.TAPPINo.5B法に準拠する
表裏平滑度が100〜200秒の範囲にあり、且つ前記
体積固有抵抗、吸収係数Ka及び表裏平滑度が同時に前
記数値範囲にあることを特徴とする記録用紙を提供す
る。
【0008】また、本発明は、上記する記録用紙を製造
する方法として、坪量が75〜85g/m2 の範囲で、
JIS−P8123法に準拠する白色度が84%以上
で、且つJIS−P6911法に準拠する体積固有抵抗
が1.0×1011〜1.0×1013Ω・cmの範囲にあ
る記録紙を製造するに際し、パルプの水性スラーリに、
内填サイズ剤及びそのバインダー高分子(A)を添加
し、次いで填料としてパルプの固形分換算当たり4〜8
重量%の白色の体質顔料を添加して得られた紙料を、抄
紙機で前記坪量になるように抄紙し、次いでバインダ−
高分子(B)の水溶液中に、前記バインダ−高分子
(B)の固形物換算当たり、帯電防止剤が0.5〜5重
量%と表面サイズ剤とを含有する表面サイズ剤でサイズ
プレスした後、J.TAPPINo.5B法に準拠する
表裏平滑度が100〜200秒となるようにマシンカレ
ンダー工程においてプレス処理することを特徴とする記
録用紙の製造方法を提供する。
【0009】このような本発明によれば、坪量が75〜
85g/m2 で、白色度を84%以上であって、しか
も、表面サイジング処理剤中の導電剤量を増やして紙表
の体積固有抵抗値を下げて1.0×1011〜1.0×1
13Ω・cmの範囲にすることで、フルカラーの電子写
真用記録紙として、画像の裏抜け(裏写り)が防止され
て両面記録ができ、得られる画像が均一であり、しか
も、低湿度時においても良好な濃度の画像が形成される
記録用紙が得られる。また、内填する白色体質顔料を2
種以上組み合わせて0.5〜10重量%添加させ、且つ
抄造後、表面サイジングを施した抄紙をJ.TAPPI
No5B法に準拠する表裏平滑度が100〜200秒と
なるようにプレス処理することにより、カラーインクジ
ェット用記録紙としても、ドット濃度が高く且つ色味が
鮮明で、ブリーディングやフェザリング等の滲みも抑制
された印字品質の優れた、しかもこれらの両記録方式に
おいて良好な作業性が維持されて、これらに併用される
記録用紙を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】既に上述したように、本発明によ
る記録用紙は電子写真記録方式及びインクジェット記録
方式の記録用紙として併用され、しかも良好なフルカラ
ー画像及び記録が達成させることを大きな特徴とする記
録用紙である。以下に、本発明による記録用紙及びその
製造方法の実施の形態について詳細に説明する。
【0011】本発明において、既に上述するように、坪
量が75〜85g/m2 の範囲にあって、好ましくは、
80〜85g/m2 にすることで、不透明度を上げて、
トナー画像の裏抜け(裏写り)を効果的に防止されてい
る。しかも、このように、従来に比べても、坪量が比較
的に多めであるにも拘わらず、特に、インクジェット用
記録紙においても、良好な印字濃度を得ることができ
る。しかしながら、従来においては、このような坪量の
多い用紙を、例えば、インクジェット用に使用した場合
に、例え適切なサイズ処理を施したとしても、紙層中に
浸透したインクの色濃度が、この不透明性に遮られ、そ
の印字されたインクの彩度を低下させる傾向があった。
【0012】そこで、本発明における記録紙には、填料
として、無機質の体質顔料として、好ましくは、4〜8
重量%の範囲で添加(内填)されている。この添加量
が、4%未満では、紙質の白色度が低下して、例えば、
インクジェットの印字濃度が低下し、また、インクジェ
ットの画像品質及びフルカラーPPC画像品質を悪化さ
せる。また、上限の8%を超えると、紙質の表面強度が
低下させ且つ粉落ちがちになり、インクジェットのヘッ
ド(ノズル)の目詰まりや、フルカラーPPCの感光体
や、現像剤に混入させて画像品質を著しく損ねる。
【0013】また、この填料の添加量又はこの填料とし
ての体質顔料種にもよるが、本発明においては、紙質の
白色度を、好ましくは、84%以上、更に好ましくは、
85%以上であることが好適である。この白色度が84
%未満では、特に、フルカラーPPC画像品質のコント
ラスが低下して、目視外観の見栄えが低下して好ましく
ない。
【0014】また、本発明において、抄紙機で抄造(抄
紙)する紙料には、従来から紙力向上剤的助剤として内
填サイズ剤が添加され、通常、一般的に使用されている
この添加量は、対パルプの固形分換算当たり、0.1〜
6重量%範囲で適宜に添加される。本発明においては、
これらの内填サイズ剤の他に、この紙料を抄紙した後、
表面サイズ剤を用いて抄紙にサイズプレス処理を施す。
ここで、本発明における表面サイジング処理として、バ
インダーであり、サイズ剤でもある、例えば、PVA等
の4〜12重量%水溶液中に、無機塩、有機塩及び界面
活性剤等の帯電防止剤と、例えば、AKD系サイズ剤と
を含有する表面サイジング処理剤を適宜好適に使用する
ことができる。
【0015】また、本発明において、上記するバインダ
ー水溶液は、好ましくは、5〜10重量%範囲にあり、
このバインダー高分子水溶液中には、従来の通常量より
も多めの添加量の帯電防止剤が、このバインダー高分子
の固形分換算当たり、好ましくは、0.1〜5重量%の
範囲で適宜添加することができる。これにより、得られ
る記録用紙の体積固有抵抗値が、既に上記するように、
好ましくは、1.0×1011〜1.0×1013Ω・c
m、更に好ましくは、5.0×1011〜5.0×1012
Ω・cmの範囲にある記録用紙となる。ここで、体積固
有抵抗値が、1.0×1011Ω・cm未満、1.0×1
13Ω・cmを超えると、特に、フルカラーPPCでの
画フルカラーPPCでの画像品質が著しく低下する。ま
た、帯電防止剤を更に増やして体積固有抵抗値を1.0
×1011未満に下げても、その割にフルカラーPPCで
の低温画像品質や、転写不良の改善がされるものではな
く、添加量が増えて経済的に不利になるだけである。
【0016】更に詳細には、この体積固有抵抗が高い場
合には、通常、電子写真の画像形成プロセスにおいて、
トナーを感光体から記録紙に転写するに際、電荷が記録
紙の表面にスムーズに移動できず、転写率を上がらない
傾向にある。また、逆に低すぎると、転写時の電荷が記
録用紙を通してリークし、転写不良を発生させる。ま
た、モノクロ電子写真では、1.0×1014Ω・cmを
超えても、十分な転写率が得られるが、フルカラーの電
子写真では2色以上のトナーを同一箇所に転写する際、
特に、1.0×1013Ω・cm以下であることが重要で
ある。例えば、赤の画像を形成する場合、イエローとマ
ゼンタの2色のトナーを使用して、イエローの転写には
問題ないが、2色目のマゼンタの転写の転写率が上がら
ず、トナーの均一性が不足して橙色になってしまうこと
が起こる。
【0017】従って、本発明においては、既に上述した
ように、表面サイジングに際しては、上記した諸定量の
帯電防止剤を適宜に使用して、20℃×65%RH雰囲
気下(この湿度条件が、製品記録紙を包装から開封直後
に相当する体積固有抵抗値)の体積固有抵抗が、上記す
るように、好ましくは、1.0×1011〜1.0×10
13Ω・cm、更に好ましくは、5.0×1011〜5.0
×1012Ω・cmの範囲にあることが好適なのである。
【0018】また、上述した如く、諸定量の内填填料を
添加し、且つ諸定量の内填サイズ剤を添加して調製され
た紙料を用いて、抄造した抄紙を、更に表面サイズ剤を
用いてサイズプレスした後、マシンカレンダー工程にお
いてプレス処理するに当たり、本発明において、好まし
くは、その抄紙の表裏の平滑度が、J.TAPPINo
5B法に準拠する平滑度として、100〜200秒にな
るようにプレス処理を施すことが好適である。この平滑
度が、100秒を下回ると、紙面の凹凸が大きくて、フ
ルカラー電子写真で記録した画像面には、均一且つ平滑
なトナー画像が得られず、絵画や写真等の記録用紙とし
て支障を来たし好ましくない。また、坪量が比較的に高
く高級感を求められる紙として、その手触り感、風合い
から好ましくない。また、更に均一なトナー画像を必要
とするには、より好ましくは、この平滑度を120秒以
上とするのが好適である。また、200秒を超えると、
逆に、紙の表面の空隙率が下がり、インクの吸収及び乾
燥速度を低下させ、特に、カラーインクジェットにおい
て隣接する異なる色同士が滲んで、ブリーディングが発
生する。また、インクジェット記録装置及び電子写真記
録装置で、紙の供給時に不送りや多数枚送りを起こした
り、更には、装置内の搬送性、排出性を確保摩る観点か
ら、200秒以下、好ましくは、180秒以下であるこ
とが好適である。
【0019】また、このように抄造・表面サイジング・
プレス処理されて得られる記録用紙は、JIS−P81
29のワックス法に準拠する表面強度が、好ましくは、
14〜22A範囲にあることが好適である。この強度
が、14A未満では紙質の表面力が低すぎて、紙粉の脱
落(粉落ち)等によりインクジェットプリンターヘッド
の目詰まり、フルカラーPPCの感光体、現像材への混
入等をまねき、画像品質を著しく劣化させることにな
る。また、22Aを超えるとフルカラーPPCの画像形
成において、トナーの定着性に支障を来たしたり、ま
た、画像剥離の傾向を起こす等から好ましくない。
【0020】また、本発明において、上述するように坪
量が75〜85g/m2 であって、且つ白色度が84%
以上を有する記録用紙として、これらに係わって内填す
る白色体質顔料種及び既に上述するその添加量にも係わ
る特性として、得られる記録用紙の不透明度が、JIS
−P8138に準拠する不透明度として、好ましくは、
88%以上、更に好ましくは、90%以上であることが
好適である。この不透明度が88%以下では、インクジ
ェット印字及びフルカラーPPC画像において、いわゆ
る裏抜け(裏写り)を防止することができず、その結
果、両面記録に支障を来たし好ましくない。
【0021】以上から、本発明おいて、上述した特性を
有する記録用紙を調製する紙料として、主材料として紙
質のパルプ材、内填する体質顔料及び内填サイズ剤(紙
力向上助剤)、更に表面サイジング剤及び帯電防止剤等
が挙げられ、本発明においては、電子写真用及びインク
ジェット用記録用紙として特に支障のない限り、これら
の材料種及びその使用量を適宜に選んで使用することが
できる。
【0022】そこで、パルプ材としては、LBKP、N
BKP、NBSP、LBSP、GP、TMP等に代表さ
れる化学パルプ、機械パルプ、各種の古紙再生パルプ等
が挙げられる。内填サイズ剤としては、ロジンサイズ、
アルキルケテンダイマー(AKD)、アルケニル無水コ
ハク酸、石油樹脂系サイズ、エピクロルヒドリン、カチ
オン化澱粉、ポリアクリルアミド、ポリアミン、メラミ
ンホルマリン樹脂、尿素ホルマリン樹脂、ポリビニルア
ルコール(PVA)、ポリビニルヒドリン、ポリアクリ
ル酸ソーダ、カルボキシルメチルセルロース(CMC)
等が挙げられ、本発明では、これらの単独又は2種以上
を適宜組み合わせて使用され、AKD、PVA、カチオ
ン澱粉、CMC等が好適に使用される。
【0023】また、表面サイジング剤としては、スチレ
ン/アクリル酸系コポリマー、スチレン/メタアクリル
酸系コポリマー、アクリロニトリル/ビニルホルマール
/アクリル酸エステルコポリマー、オレフィン/マレン
イン酸系コポリマー、スチレン/マレンイン酸系コポリ
マー、AKD系、PVA、ポリビニルピロリドン、ポリ
アクリル酸ソーダ、CMC等が挙げられ、本発明では、
これらの単独又は2種以上を適宜組み合わせて使用さ
れ、AKD、PVA、カチオン澱粉、CMC等が好適に
使用される。
【0024】帯電防止剤としては、塩化ナトリウム、塩
化カリウム、塩化カルシウム等の無機塩、また、第1級
アミン塩、第3級アミン塩、第4級アミン塩、ピリジン
誘導体等のカチオン系、石鹸、硫酸化エステル、硫酸化
アミド油、オレフィンの硫酸エステル塩類、脂肪アルコ
ール硫酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、脂肪酸
エチルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、コハク酸エステル
スルホン酸塩、リン酸エステル塩等のアニオン系、多価
アルコールの部分脂肪酸エステル、脂肪アルコールのエ
チレンオキサイド付加物、脂肪酸のエチレンオキサイド
付加物、脂肪アミノ又は脂肪アミドのエチレンオキサイ
ド付加物、アルキルフェノールのエチレンオキサイド付
加物、アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加
物、多価アルコールの部分脂肪酸エステルのエチレンオ
キサイド付加物ポリエチレングリコール等のノニオン
系、カルボン酸誘導体、イミダゾリン誘導体等の両性系
等の界面活性剤等が挙げられ、本発明では、これらの単
独又は2種以上を適宜組み合わせて使用され、塩化ナト
リウム、第4級アミン塩等が好適に使用される。
【0025】内填する白色体質顔料としては、カオリ
ン、タルク、合成スメクタイト、セリサイト、炭酸カル
シウム、二酸化チタン、サチンホワイト、ケイ酸マグネ
シウム、ケイ酸カルシウム、水酸化アルミニウム、硫酸
バリウム、ホワイトカーボン、合成シリカ等が挙げら
れ、本発明では、これらの単独又は2種以上を適宜組み
合わせて使用され、特に、本発明では、好ましくは、炭
酸カルシウム、二酸化チタン、ホワイトカーボン等の2
種以上を組み合わせて使用するのが好適である。また、
これらの添加材の他、必要に応じて、従来から公知の紙
力増強剤、歩留り向上剤、定着剤、染料、消泡剤、ピッ
チコントロール剤、その他の抄紙助材を適宜使用するこ
とができる。
【0026】これらの紙料を抄造する抄紙機としては、
例えば、製紙業界で従来か公知の長網抄紙機、ツインワ
イヤー抄紙機、コンビネーション抄紙機、丸網抄紙機、
ヤンキー抄紙機等を適宜使用することができる。また、
抄造された抄紙に表面サイジング処理を施すに、その塗
工量としては、従来から、通常、0.01〜0.20g
/m2 の範囲で、サイズプレスで塗工され、その塗工方
法としては、コンベンショナサイズプレス、ゲートロー
ルサイズプレス、フイルムトランスファー方式サイズプ
レス、ロッドコーター、ビルブレード、ショートドウェ
ルコーター等の装置を挙げることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳しく
説明するが、本発明は、これらに限定されるものではな
い。なお、記録紙の諸物性及び以下の両試験装置を用い
て記録紙のフルカラー電子写真及びインクジェット用と
しての諸性能等を以下に記載する方法でそれぞれ評価し
た。
【0028】1.記録紙の諸物性 (1)体積固有抵抗 HYP社製のHIGHRESISTANCE METE
R−4329A及びRESISTIVITITY−CELL
−1600Aを使用して、JIS−K6911法に準拠し
て、20℃×65%RH雰囲気下に記録紙に、印加電圧
25Vを60秒間チャージした際の読み(Ω値)をJI
S P 8118法により求めた紙厚(cm)から、読
み(Ω)×19.6/紙厚(cm)=体積固有抵抗(Ω
・cm)が求められる。 (2)吸収係数Ka J.TAPPINo.51法に準拠するブリストー試験
による吸収係数Ka(ml/m2 ・sec1/2 )を求め
る。 (3)表裏平滑度 J.TAPPI No.5B法に準拠する方法で記録し
表裏の平滑度(秒)を求める。 (4)白色度 JIS−P8123法に準拠する方法で白色度を求め
る。 (5)表面強度 JIS−P8129法のワックス法に準拠する方法で表
面強度を求める。 (6)不透明度 JIS−P8138法に準拠する方法で不透明度を求め
る。
【0029】2.フルカラー電子写真記録装置による評
価 記録紙に対してリコー社製のフルカラー電子写真記録装
置のPRETER350及びPRETER650を用い
て画像形成を行った。 (7)裏写り(裏抜け) 20℃×65%RH雰囲気下に記録紙を3時間以上曝し
た後、マクベス濃度計で測定した濃度が各色1.0とな
るように単色のベタ画像を形成する。この画像を裏面か
ら目視観察してベタ画像と白地部分との境界が明白に認
められる場合を×印とし、不明確で認識不可能な場合を
○印としてそれぞれを評価する。 (8)画像形成濃度の耐湿度性 20℃×65%RH雰囲気下に記録紙を3時間以上曝し
た後、赤、紫、黒のベタ画像をそれぞれ形成する。更に
20℃×30%RHの低湿度雰囲気下に3時間以上曝し
た記録紙に対して、前記と同じトナー転写条件で赤、
紫、黒のベタ画像をそれぞれ形成する。次いで、この異
なる湿度雰囲気に曝された記録紙に形成される画像濃度
の耐湿度性を目視観察し、両者の色濃度に何ら差が認め
られないに場合を○印とし、色味や濃度差のある場合に
は×印としてそれぞれの記録紙の画像形成濃度の耐湿度
性を評価する。 (9)画像均一性 (8)項で得られた画像を目視観察でその画像濃度にム
ラが認められる場合を×印、認められない場合を○印と
してそれぞれの画像均一性を評価する。
【0030】3.インクジェット記録装置による評価 記録紙に対してキャノン社製BJC−610JW、EP
SO社製MJ100C及びHEWLETT PACKA
RD社製HP850Cのインクジェット記録装置を用い
て画像形成を行い、以下の評価を行なった。 (10)印字濃度 20℃×65%RH雰囲気下に記録紙を3時間以上曝し
た後、マゼンダ、シアン、イエロー、ブラックのベタ画
像を形成させ、マクベス濃度計(Macbeth 社製のRD−
914)で測定した濃度が、BJC−610JWでは各
色1.25以上で、MJ100Cではブラックが0.9
5以上で、マゼンダが0.80以上で、シアンが0.8
5以上で、イエローが0.75以上、更にHP850C
ではブラックが1.40以上で、マゼンダ、シアン及び
イエローが1.10以上であれば○印で、これらを0.
1色でも下回れば×印としてそれぞれを評価する。 (11)ブリーディング 20℃×65%RH雰囲気下に記録紙を3時間以上曝し
た後、イエローのベタ画像内にマゼンタ、シアン及びブ
ラックの0.5mmの線画像をそれぞれ形成し、異なっ
た色のインクが隣接した場合に滲んでおこるブリーディ
ングの有無を目視で観察する。さらに、シアンの画像内
にマゼンタ、イエロー及びブラックの0.5mmの線画
像をそれぞれ形成した場合とマゼンタの画像内にシア
ン、イエロー及びブラックの0.5mmの線画像をそれ
ぞれ形成した場合についても同様にしてブリーディング
の有無を観察して、それぞれ同様にして評価する。 (12)フェザリング 20℃×65%RH雰囲気下に記録紙を3時間以上曝し
た後、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの0.
5mmの線画像を形成し、フェザリング(抄紙したパル
プの繊維すじに沿ったニジミ発生)が1色以上発生した
場合に×印とし、全く発生がなければ○印としてそれぞ
れを評価する。 (13)走行性及び作業性 記録紙にリコー社製フルカラー電子写真記録装置のPR
ETER350及びPRETER650、更にキャノン
社製インクジェット記録装置のBJC−610JW、B
JC−455Jを用いて、20℃×65%RH雰囲気下
でコピー及び印字させた時の記録紙の走行性、作業性及
びカールトラブルの発生等を評価する。特に、これらの
全てに支障を来さない場合に○印とし、特に重ね送り
や、紙づまりや、静電気帯電による作業性等にやや支障
を来す場合に△印とし、更に重ね送りや、紙づまりや、
静電気帯電による作業性等の何れかに問題を発生させる
場合に×印としてそれぞれを評価する
【0031】(実施例1)広葉樹晒しクラフトパルプ1
00%で離解及び叩解処理により450mlCSFに調
整した50重量%からなるパルプに、内填サイズ剤とし
て、対パルプの固形分換算でアルキルケテンダイマー系
サイズ剤(日本PMC社製、商品名AS202)0.2
重量%、カチオン澱粉0.5重量%を添加し、填料とし
て対パルプの固形分換算で炭酸カルシウム3.5重量
%、ホワイトカーボン1.5重量%を添加して紙料を調
製した。この紙料を長網抄紙機で坪量80g/m2 、密
度0.82g/cm3 となるように調整した条件で抄造
した。更に、ポリビニルアルコール(クラレ製PVA−
H)5重量%の水溶液に、対PVAの固形物換算で塩化
ナトリウム20重量%と、表面サイズ剤としてアルキル
ケテンダイマー系サイズ剤(日本PMC社製、商品名S
S−362)0.3重量%を添加してサイズプレスした
後、マシンカレンダー工程において平滑度が140秒と
なるように圧力を調整して実施例1の記録用紙を得た。
次いで、20℃×65%RH雰囲気下で、体積固有抵
抗、白色度、所定の表/裏表面平滑度でのブリストー試
験吸収係数を測定して、その結果を、記録用紙のフルカ
ラー電子写真及びインクジェット記録紙としての各性能
評価と併せて表1に示した。なお、体積固有抵抗は、表
/裏表面平滑度、リストー試験吸収係数にそれぞれ準拠
して測定した。
【0032】(比較例1)実施例1において、マシンカ
レンダー圧を下げて平滑度を50秒になるように圧力を
調整した以外は、その他全ての条件を実施例1と同様に
して調製した記録用紙について、実施例1と同様の評価
試験を行い、その結果を表1に示した。
【0033】(実施例2)実施例1において、填料とし
て、更に二酸化チタンを1重量%を内填させた以外は、
実施例1と同様の条件で紙料を調製した。この紙料を実
施例1と同様の条件で抄造した後、実施例1と同様の条
件でサイズプレスした後、マシンカレンダー工程におけ
る平滑度を160秒になるように圧力を調整して実施例
2の記録用紙を得た。次いで実施例1と同様の評価試験
を行い、その結果を表1に示した。
【0034】(比較例2)実施例2において、填料とし
て対パルプの固形分換算で炭酸カルシウム4.5重量
%、ホワイトカーボン3.5重量%、二酸化チタンを
2.5重量%を添加した紙料を調整した以外は実施例2
と同様にして記録用紙を得た。次いで実施例1と同様の
評価試験を行い、その結果を表1に示した。
【0035】(比較例3)実施例2において、填料とし
て対パルプの固形分換算で炭酸カルシウム1.5重量
%、ホワイトカーボン1.5重量%、二酸化チタンを
0.5重量%を添加した紙料を調整した以外は実施例2
と同様にして記録用紙を得た。次いで実施例1と同様の
評価試験を行い、その結果を表1に示した。
【0036】(実施例3)実施例1と同様の紙料を用い
て同様の条件で抄造させた後、更に、ポリビニルアルコ
ール(クラレ製PVA−H)10重量%の水溶液に、対
PVAの固形物換算で高分子帯電防止剤として第四級ア
ンモニウム塩(三洋化成製、商品名ケミスタット63
0)20重量%にした以外は、実施例1で使用した表面
サイズ剤の日本PMC社製の商品名SS−362を0.
3重量%を添加してサイズプレスした後、マシンカレン
ダー工程において平滑度が180秒となるように圧力を
調整して実施例3の記録用紙を得た。次いで実施例1と
同様の評価試験を行い、その結果を表1に示した。
【0037】(実施例4)実施例1と同様の紙料を用い
て、坪量85g/m2 で密度0.82g/cm3となる
ようにリップ開度を調整して抄造した以外は、実施例3
と同様にして実施例4の記録用紙を得た。次いで実施例
1と同様の評価試験を行い、その結果を表1に示した。
【0038】(実施例5)実施例1と同様の紙料を用い
て、坪量75g/m2 で密度0.82g/cm3となる
ようにリップ開度を調整して抄造した以外は、実施例3
と同様にして実施例4の記録用紙を得た。次いで実施例
1と同様の評価試験を行い、その結果を表1に示した。
【0039】(比較例4)実施例3において、サイズ剤
の中の高分子帯電防止剤である第四級アンモニウム塩
(三洋化成製、商品名ケミスタット630)20重量%
を除いた以外は、実施例3と同様にして記録用紙を得
た。次いで実施例1と同様の評価試験を行い、その結果
を表1に示した。
【0040】(比較例4)実施例3において、サイズ剤
の中の高分子帯電防止剤である第四級アンモニウム塩
(三洋化成製、商品名ケミスタット630)20重量%
を除いた以外は、実施例3と同様にして記録用紙を得
た。次いで実施例1と同様の評価試験を行い、その結果
を表1に示した。
【0041】(比較例5)実施例1において填料を炭酸
カルシウム3.5重量%、二酸化チタンを1.5重量%
とした以外は同様の紙料を用いて同様の条件で抄造させ
た後、その他実施例3と同様にして記録用紙を得た。次
いで実施例1と同様の評価試験を行い、その結果を表1
に示した。
【0042】(比較例6)実施例1と同様の紙料を用い
て、坪量70g/m2 で密度0.82g/cm3となる
ようにリップ開度を調整して抄造した以外は、実施例3
と同様にして記録用紙を得た。次いで実施例1と同様の
評価試験を行い、その結果を表1に示した。
【0043】表1から明らかなように、体積固有抵抗が
1.0×1011〜1.0×1013Ω・cmの範囲にあ
り、J.TAPPINo51法に準拠するブリストー試
験による吸収係数Kaが14〜15ml/m2 ・sec
1/2 の範囲にあり、更にJ.TAPPINo5B法に準
拠する表裏平滑度が100〜200秒の範囲にあり、且
つ前記体積固有抵抗、吸収係数Ka及び表裏平滑度が同
時に前記数値範囲にあることにより、本発明による坪量
が75〜85g/m2 の範囲にあり、JIS−P812
3法に準拠する白色度が84%以上である記録用紙が、
フルカラー電子写真及びインクジェット用記録紙とし
て、併用されることがよく判る。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、坪量が75〜85g/
2 で、白色度を84%以上として、サイジング剤中の
導電剤量を増やして紙表面の体積固有抵抗値を下げ、且
つ内填する体質顔料の組み合わせ種を検討することによ
り、フルカラーの電子写真用記録紙として、画像の裏抜
け(裏写り)が防止されて両面記録ができ、均一な画像
が得られ、しかも、低湿度時においても良好な濃度の画
像が形成される。また、インクジェット用記録紙として
も、ドット濃度が高く且つ色味が鮮明で、ブリーディン
グやフェザリング等の滲みも抑制された印字品質の優
れ、しかもこれらの両記録方式において良好な作業性を
呈することから、これらに併用される記録用紙を提供す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H086 BA05 BA32 BA33 BA35 BA37 BA41 BA43 BA44 4L055 AG11 AG12 AG18 AG19 AG48 AG64 AH01 AH13 AH27 AH37 BD13 BE02 BE08 EA07 EA08 EA10 EA11 EA12 EA32 EA34 FA15 FA30 GA09 GA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 坪量が75〜85g/m2 の範囲で、J
    IS−P8123法に準拠する白色度が84%以上であ
    る記録紙において、前記記録紙のJIS−K6911法
    に準拠する体積固有抵抗が1.0×1011〜1.0×1
    13Ω・cmの範囲にあり、J.TAPPI No.5
    1法に準拠するブリストー試験による吸収係数Kaが1
    4〜15ml/m2 ・sec1/2 の範囲にあり、更に
    J.TAPPI No.5B法に準拠する表裏平滑度が
    100〜200秒の範囲にあることを特徴とする記録用
    紙。
  2. 【請求項2】 前記記録紙が、電子写真記録用及びイン
    クジェット記録用又はこれらに共用される請求項1に記
    載する記録用紙。
  3. 【請求項3】 前記記録紙のJIS−P8129法のワ
    ックス法に準拠する表面強度が、14〜22Aである請
    求項1に記載する記録用紙。
  4. 【請求項4】 前記記録紙のJIS−P8138法に準
    拠する不透明度が88%以上である請求項1に記載する
    記録用紙。
  5. 【請求項5】 前記記録紙には、パルプ固形分換算当た
    り填料を4〜8重量%含有し、且つ前記記録紙表面が、
    導電剤を含有するサイズ剤でサイジング処理されている
    請求項1に記載する記録用紙。
  6. 【請求項6】 前記填料として、二酸化チタン、炭酸カ
    ルシウ及びホワイトカーボンから選ばれた少なくとも2
    種以上の白色体質顔料が内填されている請求項5に記載
    する記録用紙。
  7. 【請求項7】 坪量が75〜85g/m2 の範囲で、J
    IS−P8123法に準拠する白色度が84%以上で、
    且つJIS−K6911法に準拠する体積固有抵抗が
    1.0×1011〜1.0×1013Ω・cmの範囲にある
    記録紙を製造するに際し、パルプの水性スラーリに、内
    填サイズ剤及びそのバインダー高分子(A)を添加し、
    次いで填料としてパルプの固形分換算当たり4〜8重量
    %の白色の体質顔料を添加して得られた紙料を、抄紙機
    で前記坪量になるように抄紙し、次いでバインダ−高分
    子(B)の水溶液中に、前記バインダ−高分子(B)の
    固形物換算当たり、帯電防止剤が0.1〜5重量%と表
    面サイズ剤とを含有する表面サイズ剤でサイズプレスし
    た後、J.TAPPINo.5B法に準拠する表裏平滑
    度が100〜200秒となるようにマシンカレンダー工
    程においてプレス処理することを特徴とする記録用紙の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記白色の体質顔料が、二酸化チタン、
    炭酸カルシウ及びホワイトカーボンから選ばれた少なく
    とも2種以上である請求項7に記載する記録用紙の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 前記バインダー高分子(A)がカチオン
    化澱粉で、且つ前記バインダ−高分子(B)がポリビニ
    ルアルコールである請求項7に記載する記録用紙の製造
    方法。
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