JP2000034031A - ベルト駆動装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
ベルト駆動装置及びこれを備えた画像形成装置Info
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- JP2000034031A JP2000034031A JP10201377A JP20137798A JP2000034031A JP 2000034031 A JP2000034031 A JP 2000034031A JP 10201377 A JP10201377 A JP 10201377A JP 20137798 A JP20137798 A JP 20137798A JP 2000034031 A JP2000034031 A JP 2000034031A
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- Color Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステアリングロール3の傾き動作や、無端ベ
ルトの撓み,振動等の影響を極力受けることなく、無端
ベルトの幅方向の位置変動を連続的に検出できるように
する。 【解決手段】 駆動ロール2の回転によって無端ベルト
1を走行させるベルト駆動装置において、無端ベルト1
を支持するとともに、その軸方向の一端を枢軸3aとし
他端を可動軸3bとして傾き動作可能に設けられたステ
アリングロール3と、ステアリングロール3の枢軸3a
側に配置され、無端ベルト1の幅方向yのエッジ位置を
検出するエッジセンサ13と、エッジセンサ13の検出
結果に基づいてステアリングロール3の傾き動作を制御
する制御手段とを備える。
ルトの撓み,振動等の影響を極力受けることなく、無端
ベルトの幅方向の位置変動を連続的に検出できるように
する。 【解決手段】 駆動ロール2の回転によって無端ベルト
1を走行させるベルト駆動装置において、無端ベルト1
を支持するとともに、その軸方向の一端を枢軸3aとし
他端を可動軸3bとして傾き動作可能に設けられたステ
アリングロール3と、ステアリングロール3の枢軸3a
側に配置され、無端ベルト1の幅方向yのエッジ位置を
検出するエッジセンサ13と、エッジセンサ13の検出
結果に基づいてステアリングロール3の傾き動作を制御
する制御手段とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無端ベルトの蛇行
をロールの傾き動作によって修正する機能を有するベル
ト駆動装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
をロールの傾き動作によって修正する機能を有するベル
ト駆動装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタ等の画像形成装
置のなかには、無端ベルトからなる中間転写ベルトを用
いて多色(カラー)画像を形成するカラー画像形成装置
がある。このカラー画像形成装置は、中間転写ベルト
(無端ベルト)上に、例えばイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色に対応した画像形成ユニットを個別
に備えている。
置のなかには、無端ベルトからなる中間転写ベルトを用
いて多色(カラー)画像を形成するカラー画像形成装置
がある。このカラー画像形成装置は、中間転写ベルト
(無端ベルト)上に、例えばイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色に対応した画像形成ユニットを個別
に備えている。
【0003】一般に、上記無端ベルトからなる中間転写
ベルトを用いた場合、ベルトの駆動に伴って、中間転写
ベルトがその幅方向(ラテラル方向)に移動する、いわ
ゆるベルトの蛇行(ベルトウォーク)が発生する。この
蛇行現象は、中間転写ベルト上に各色の画像を重ね転写
する際に、各色の画像の位置ずれ、ひいては色ずれ等の
原因となるため、これを修正する必要がある。ベルトの
蛇行修正方式としては、これまで幾つかの技術が提案さ
れているが、その中の一つに、中間転写ベルトを支持す
るステアリングロールを傾動させてベルトの蛇行を修正
する方式(以下、ステアリング方式)がある。
ベルトを用いた場合、ベルトの駆動に伴って、中間転写
ベルトがその幅方向(ラテラル方向)に移動する、いわ
ゆるベルトの蛇行(ベルトウォーク)が発生する。この
蛇行現象は、中間転写ベルト上に各色の画像を重ね転写
する際に、各色の画像の位置ずれ、ひいては色ずれ等の
原因となるため、これを修正する必要がある。ベルトの
蛇行修正方式としては、これまで幾つかの技術が提案さ
れているが、その中の一つに、中間転写ベルトを支持す
るステアリングロールを傾動させてベルトの蛇行を修正
する方式(以下、ステアリング方式)がある。
【0004】このステアリング方式を採用した従来技術
として、例えば特開平3−288167号公報には、無
端ベルト上に設けたマークをCCDセンサで読み取って
ベルト幅方向の位置変動を検出し、その検出結果に基づ
いてステアリングロールの傾きを制御する技術(以下、
「第1の従来技術」という)が開示されている。また、
特開平9−12173号公報には、無端ベルトの幅方向
の両端部に近接して一対のセンサを設け、これらのセン
サにより無端ベルトの寄りを検知し、その検知結果に基
づいてステアリングロールの傾きを制御する技術(以
下、「第2の従来技術」という)が開示されている。
として、例えば特開平3−288167号公報には、無
端ベルト上に設けたマークをCCDセンサで読み取って
ベルト幅方向の位置変動を検出し、その検出結果に基づ
いてステアリングロールの傾きを制御する技術(以下、
「第1の従来技術」という)が開示されている。また、
特開平9−12173号公報には、無端ベルトの幅方向
の両端部に近接して一対のセンサを設け、これらのセン
サにより無端ベルトの寄りを検知し、その検知結果に基
づいてステアリングロールの傾きを制御する技術(以
下、「第2の従来技術」という)が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術においては、以下のような問題があった。先ず、第
1の従来技術においては、無端ベルト上に1個のマーク
を設け、このマークをベルト1周ごとにCCDセンサで
読み取ってベルトの位置変動を検出することから、無端
ベルトが1周する間(CCDセンサがマークを読み取っ
てから、次にマークを読み取るまでの間)の位置変動に
ついては検出できないという問題があった。
技術においては、以下のような問題があった。先ず、第
1の従来技術においては、無端ベルト上に1個のマーク
を設け、このマークをベルト1周ごとにCCDセンサで
読み取ってベルトの位置変動を検出することから、無端
ベルトが1周する間(CCDセンサがマークを読み取っ
てから、次にマークを読み取るまでの間)の位置変動に
ついては検出できないという問題があった。
【0006】また、第2の従来技術においては、無端ベ
ルトの幅方向の両端部(ベルトエッジ)に近接して配置
した一対のセンサのうち、いずれか一方のセンサ検知ポ
イントまで無端ベルトが蛇行した時点、つまり無端ベル
トの蛇行量が一定量以上となった時点で検知信号が得ら
れるようになっているため、その検知信号に基づいてス
テアリングロールの傾きを制御しても、無端ベルトは一
対のセンサ間で往復移動を繰り返すことになる。そのた
め、無端ベルトの蛇行を高精度に修正することができな
かった。
ルトの幅方向の両端部(ベルトエッジ)に近接して配置
した一対のセンサのうち、いずれか一方のセンサ検知ポ
イントまで無端ベルトが蛇行した時点、つまり無端ベル
トの蛇行量が一定量以上となった時点で検知信号が得ら
れるようになっているため、その検知信号に基づいてス
テアリングロールの傾きを制御しても、無端ベルトは一
対のセンサ間で往復移動を繰り返すことになる。そのた
め、無端ベルトの蛇行を高精度に修正することができな
かった。
【0007】こうした観点から、無端ベルトの蛇行を精
度良く修正するには、無端ベルトの幅方向の位置変動を
連続的(アナログ的)に検出する必要があり、またその
検出にあたっては、ステアリングロールの傾き動作や、
無端ベルトの撓み,振動等の影響による検出誤差を極力
小さくする必要がある。
度良く修正するには、無端ベルトの幅方向の位置変動を
連続的(アナログ的)に検出する必要があり、またその
検出にあたっては、ステアリングロールの傾き動作や、
無端ベルトの撓み,振動等の影響による検出誤差を極力
小さくする必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、無端ベルトを所定数のロ
ールにより支持し、前記所定数のロールのうちのいずれ
かを駆動ロールとし、この駆動ロールの回転によって前
記無端ベルトを走行させるベルト駆動装置において、前
記所定数のロールとともに前記無端ベルトを支持すると
ともに、その軸方向の一端を枢軸とし他端を可動軸とし
て傾き動作可能に設けられた蛇行修正ロールと、この蛇
行修正ロールの枢軸側に配置され、前記無端ベルトの幅
方向のエッジ位置を検出するエッジセンサと、このエッ
ジセンサの検出結果に基づいて前記蛇行修正ロールの傾
き動作を制御する制御手段とを備えたものである。
決するためになされたもので、無端ベルトを所定数のロ
ールにより支持し、前記所定数のロールのうちのいずれ
かを駆動ロールとし、この駆動ロールの回転によって前
記無端ベルトを走行させるベルト駆動装置において、前
記所定数のロールとともに前記無端ベルトを支持すると
ともに、その軸方向の一端を枢軸とし他端を可動軸とし
て傾き動作可能に設けられた蛇行修正ロールと、この蛇
行修正ロールの枢軸側に配置され、前記無端ベルトの幅
方向のエッジ位置を検出するエッジセンサと、このエッ
ジセンサの検出結果に基づいて前記蛇行修正ロールの傾
き動作を制御する制御手段とを備えたものである。
【0009】上記構成からなるベルト駆動装置において
は、無端ベルトの幅方向のエッジ位置をエッジセンサで
検出することから、駆動ロールの回転によって無端ベル
トを走行させた際には、エッジセンサの検出結果からベ
ルトエッジの位置変動を連続的に検出することが可能と
なる。また、その検出にあたっては、ロール位置変動が
小さい蛇行修正ロールの枢軸側にエッジセンサを配置し
たことで、蛇行修正ロールの傾き動作による影響を極力
受けずに、無端ベルトのエッジ位置を検出することが可
能となる。このことから、エッジセンサの検出結果に基
づいて蛇行修正ロールの傾き動作を制御手段で制御する
ことにより、無端ベルトの幅方向の位置変動(蛇行)を
精度良く修正することが可能となる。さらに、無端ベル
トの走行方向において、無端ベルトを支持するロールの
近傍にエッジセンサを配置すれば、無端ベルトの撓みや
振動等の影響を極力受けずに、無端ベルトのエッジ位置
を検出することが可能となる。
は、無端ベルトの幅方向のエッジ位置をエッジセンサで
検出することから、駆動ロールの回転によって無端ベル
トを走行させた際には、エッジセンサの検出結果からベ
ルトエッジの位置変動を連続的に検出することが可能と
なる。また、その検出にあたっては、ロール位置変動が
小さい蛇行修正ロールの枢軸側にエッジセンサを配置し
たことで、蛇行修正ロールの傾き動作による影響を極力
受けずに、無端ベルトのエッジ位置を検出することが可
能となる。このことから、エッジセンサの検出結果に基
づいて蛇行修正ロールの傾き動作を制御手段で制御する
ことにより、無端ベルトの幅方向の位置変動(蛇行)を
精度良く修正することが可能となる。さらに、無端ベル
トの走行方向において、無端ベルトを支持するロールの
近傍にエッジセンサを配置すれば、無端ベルトの撓みや
振動等の影響を極力受けずに、無端ベルトのエッジ位置
を検出することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明が適
用される画像形成装置の構成例を示す概略図である。図
1においては、無端ベルトからなる中間転写ベルト1
が、駆動ロール2、ステアリングロール(蛇行修正ロー
ル)3、二次転写ロール4及び従動ロール5,6,7に
より、所定の張力をもって支持されている。また、中間
転写ベルト1上には、そのベルト走行方向xに従って、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラ
ック(K)の各色に対応した画像形成ユニット8,9,
10,11が順に配設されている。
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明が適
用される画像形成装置の構成例を示す概略図である。図
1においては、無端ベルトからなる中間転写ベルト1
が、駆動ロール2、ステアリングロール(蛇行修正ロー
ル)3、二次転写ロール4及び従動ロール5,6,7に
より、所定の張力をもって支持されている。また、中間
転写ベルト1上には、そのベルト走行方向xに従って、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラ
ック(K)の各色に対応した画像形成ユニット8,9,
10,11が順に配設されている。
【0011】各々の画像形成ユニット8,9,10,1
1は、それぞれ図示せぬ装置本体フレームに回転可能に
支持された感光体ドラム8a,9a,10a,11a
と、各々の感光体ドラム8a,9a,10a,11aの
表面をレーザビーム等で露光走査する画像書込み部8
b,9b,10b,11bを有している。また、各々の
感光体ドラム8a,9a,10a,11aの周囲には、
そのドラム回転方向(図の時計廻り方向)に従って、帯
電器8c,9c,10c,11c、現像器8d,9d,
10d,11d、一次転写ロール8e,9e,10e,
11e及びクリーナー8f,9f,10f,11fが順
に配設されている。
1は、それぞれ図示せぬ装置本体フレームに回転可能に
支持された感光体ドラム8a,9a,10a,11a
と、各々の感光体ドラム8a,9a,10a,11aの
表面をレーザビーム等で露光走査する画像書込み部8
b,9b,10b,11bを有している。また、各々の
感光体ドラム8a,9a,10a,11aの周囲には、
そのドラム回転方向(図の時計廻り方向)に従って、帯
電器8c,9c,10c,11c、現像器8d,9d,
10d,11d、一次転写ロール8e,9e,10e,
11e及びクリーナー8f,9f,10f,11fが順
に配設されている。
【0012】さらに中間転写ベルト1の走行経路上に
は、ベルトホームセンサ(基準センサ)12とエッジセ
ンサ13とが配置されている。このうち、ベルトホーム
センサ12は、中間転写ベルト1の周長方向1箇所に設
けられた基準マーク(後述)を検知してベルトホーム信
号(ベルト基準信号)を出力するもので、ベルト走行方
向xにおいてイエロー(Y)の画像形成ユニット8の上
流側に配置されている。エッジセンサ13は、中間転写
ベルト1の幅方向yのエッジ位置を検出するもので、ベ
ルト走行方向xにおいてブラック(K)の画像形成ユニ
ット11の下流側(ステアリングロール3の手前)に配
置されている。
は、ベルトホームセンサ(基準センサ)12とエッジセ
ンサ13とが配置されている。このうち、ベルトホーム
センサ12は、中間転写ベルト1の周長方向1箇所に設
けられた基準マーク(後述)を検知してベルトホーム信
号(ベルト基準信号)を出力するもので、ベルト走行方
向xにおいてイエロー(Y)の画像形成ユニット8の上
流側に配置されている。エッジセンサ13は、中間転写
ベルト1の幅方向yのエッジ位置を検出するもので、ベ
ルト走行方向xにおいてブラック(K)の画像形成ユニ
ット11の下流側(ステアリングロール3の手前)に配
置されている。
【0013】また、画像形成対象となる用紙14は図示
せぬ給紙カセットに収容され、その給紙カセットの用紙
繰出側に設けられたピックアップロール15により一枚
ずつ繰り出される。繰り出された用紙14は、所定数の
ロール対16により図中破線で示す経路を辿って搬送さ
れ、二次転写ロール4の圧接位置へと送られる。
せぬ給紙カセットに収容され、その給紙カセットの用紙
繰出側に設けられたピックアップロール15により一枚
ずつ繰り出される。繰り出された用紙14は、所定数の
ロール対16により図中破線で示す経路を辿って搬送さ
れ、二次転写ロール4の圧接位置へと送られる。
【0014】図2は上記エッジセンサ13の具体的な構
成を示す概略図である。図2において、中間転写ベルト
1の一端部には、スプリング13aの引っ張り力をもっ
て接触子13bの一端側が圧接状態に保持されている。
この場合、スプリング13aによる接触子13bの圧接
力は、中間転写ベルト1を変形させない程度の適度な大
きさに設定されている。また、接触子13bは、その中
間部位を支軸13cにて回動自在に支持され、その支軸
13cを境にした接触子13bの他端側に変位センサ1
3dが対向状態に配設されている。
成を示す概略図である。図2において、中間転写ベルト
1の一端部には、スプリング13aの引っ張り力をもっ
て接触子13bの一端側が圧接状態に保持されている。
この場合、スプリング13aによる接触子13bの圧接
力は、中間転写ベルト1を変形させない程度の適度な大
きさに設定されている。また、接触子13bは、その中
間部位を支軸13cにて回動自在に支持され、その支軸
13cを境にした接触子13bの他端側に変位センサ1
3dが対向状態に配設されている。
【0015】このエッジセンサ13においては、ベルト
蛇行時における中間転写ベルト1の幅方向yへの動き
が、そのベルトエッジに圧接する接触子13bの動き
(揺動動作)に置き換えられる。このとき、接触子13
bの動き(変位)に対応して変位センサ13dの出力レ
ベルが変動するため、そのセンサ出力に基づいてベルト
エッジの位置変動を連続的に検出することが可能とな
る。
蛇行時における中間転写ベルト1の幅方向yへの動き
が、そのベルトエッジに圧接する接触子13bの動き
(揺動動作)に置き換えられる。このとき、接触子13
bの動き(変位)に対応して変位センサ13dの出力レ
ベルが変動するため、そのセンサ出力に基づいてベルト
エッジの位置変動を連続的に検出することが可能とな
る。
【0016】続いて、上記構成からなる画像形成装置を
用いてカラー画像を形成する場合の動作手順について説
明する。先ず、駆動ロール2の回転によって中間転写ベ
ルト1をx方向に走行させると、そのベルト走行中にお
いて、ベルトホームセンサ12から出力されたベルトホ
ーム信号(ベルト基準信号)を基準に各々の画像形成ユ
ニット8,9,10,11で画像の書き込みが順に開始
される。次いで、中間転写ベルト1上には、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各色画像が順次重ね転写
(一次転写)され、これによって一つのカラー画像が形
成される。その後、カラー画像は中間転写ベルト1の走
行とともに二次転写ロール4へと送り込まれ、そこで中
間転写ベルト1上のカラー画像が用紙14に一括転写
(二次転写)される。カラー画像が転写された用紙14
は、用紙搬送系17によって定着器18に送られ、そこ
で画像の定着処理(加熱、加圧等)がなされたのち、図
示せぬトレイに排出される。
用いてカラー画像を形成する場合の動作手順について説
明する。先ず、駆動ロール2の回転によって中間転写ベ
ルト1をx方向に走行させると、そのベルト走行中にお
いて、ベルトホームセンサ12から出力されたベルトホ
ーム信号(ベルト基準信号)を基準に各々の画像形成ユ
ニット8,9,10,11で画像の書き込みが順に開始
される。次いで、中間転写ベルト1上には、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各色画像が順次重ね転写
(一次転写)され、これによって一つのカラー画像が形
成される。その後、カラー画像は中間転写ベルト1の走
行とともに二次転写ロール4へと送り込まれ、そこで中
間転写ベルト1上のカラー画像が用紙14に一括転写
(二次転写)される。カラー画像が転写された用紙14
は、用紙搬送系17によって定着器18に送られ、そこ
で画像の定着処理(加熱、加圧等)がなされたのち、図
示せぬトレイに排出される。
【0017】こうした一連の画像形成動作において、中
間転写ベルト1の位置がその幅方向(ラテラル方向)に
蛇行してずれると、各々の画像形成ユニット8,9,1
0,11によって中間転写ベルト1上に転写される画像
の位置に相対的なずれが生じ、これが出力画像(カラー
画像)の色ずれや色むらとなって現れる。そこで、中間
転写ベルト1の蛇行を修正すべく、ステアリングロール
3を傾き動作させる構成が組み込まれている。
間転写ベルト1の位置がその幅方向(ラテラル方向)に
蛇行してずれると、各々の画像形成ユニット8,9,1
0,11によって中間転写ベルト1上に転写される画像
の位置に相対的なずれが生じ、これが出力画像(カラー
画像)の色ずれや色むらとなって現れる。そこで、中間
転写ベルト1の蛇行を修正すべく、ステアリングロール
3を傾き動作させる構成が組み込まれている。
【0018】図3は蛇行修正のための基本的な構成を示
す概略図である。図3において、ステアリング制御装置
19は、蛇行修正のための駆動源となるステアリングモ
ータ20の駆動状態を制御するもので、そのためのモー
タ制御信号(モータドライブ信号)をステアリングモー
タ20に出力する。ステアリングモータ20としては、
その回転角度や回転速度を高精度に制御可能なステッピ
ングモータ等が用いられる。また、ステアリング制御装
置19には、前述したベルトホームセンサ12とエッジ
センサ13とが接続されており、ベルトホームセンサ1
2からはベルトホーム信号(ベルト基準信号)が、エッ
ジセンサ13からはベルトエッジ信号がそれぞれ入力さ
れようになっている。
す概略図である。図3において、ステアリング制御装置
19は、蛇行修正のための駆動源となるステアリングモ
ータ20の駆動状態を制御するもので、そのためのモー
タ制御信号(モータドライブ信号)をステアリングモー
タ20に出力する。ステアリングモータ20としては、
その回転角度や回転速度を高精度に制御可能なステッピ
ングモータ等が用いられる。また、ステアリング制御装
置19には、前述したベルトホームセンサ12とエッジ
センサ13とが接続されており、ベルトホームセンサ1
2からはベルトホーム信号(ベルト基準信号)が、エッ
ジセンサ13からはベルトエッジ信号がそれぞれ入力さ
れようになっている。
【0019】なお、エッジセンサ13については、中間
転写ベルト1の位置変動(蛇行)に応じた出力を発生す
るものであれば、特にいずれの構成を採用してもかまわ
ない。例えば、図4に示すように、中間転写ベルト1の
エッジ部分を介してLED(Light Emitting Diode)13
eと光量センサ13fを対向状態に配置し、LED13
eから出射された光が光量センサ13fに入射される光
量に応じてセンサ出力レベルが変化するものであっても
よい。
転写ベルト1の位置変動(蛇行)に応じた出力を発生す
るものであれば、特にいずれの構成を採用してもかまわ
ない。例えば、図4に示すように、中間転写ベルト1の
エッジ部分を介してLED(Light Emitting Diode)13
eと光量センサ13fを対向状態に配置し、LED13
eから出射された光が光量センサ13fに入射される光
量に応じてセンサ出力レベルが変化するものであっても
よい。
【0020】図5は本実施形態に係る蛇行修正機構のメ
カ構成を示す平面図である。図示のように、ステアリン
グロール3は、その軸方向の一端が枢軸3aとしてピボ
ット軸受Pにより揺動かつ回動自在に枢支され、その他
端が可動軸3bとして揺動アーム21の一端に回動自在
に連結されている。揺動アーム21は、その中間部位を
支軸23にて回動自在に支持されている。また、揺動ア
ーム21の他端には偏心カム22が圧接状態に保持され
ている。この構成により、揺動アーム21が支軸23を
中心に揺動すると、それに応じてステアリングロール3
の可動軸3bが上下動し、これに連動してステアリング
ロール3が傾き動作する。
カ構成を示す平面図である。図示のように、ステアリン
グロール3は、その軸方向の一端が枢軸3aとしてピボ
ット軸受Pにより揺動かつ回動自在に枢支され、その他
端が可動軸3bとして揺動アーム21の一端に回動自在
に連結されている。揺動アーム21は、その中間部位を
支軸23にて回動自在に支持されている。また、揺動ア
ーム21の他端には偏心カム22が圧接状態に保持され
ている。この構成により、揺動アーム21が支軸23を
中心に揺動すると、それに応じてステアリングロール3
の可動軸3bが上下動し、これに連動してステアリング
ロール3が傾き動作する。
【0021】偏心カム22は、ステアリングモータ20
の駆動により回転動作するもので、ステアリングモータ
20の駆動軸20a上に軸着されている。ステアリング
モータ20の駆動軸20aにはスリット板24が軸着さ
れている。また、スリット板24の近傍には、発光素子
と受光素子を対向状態に近接配置したフォトインタラプ
タ25が設けられ、そのフォトインタラプタ25の光軸
を遮る状態でスリット板24が配置されている。
の駆動により回転動作するもので、ステアリングモータ
20の駆動軸20a上に軸着されている。ステアリング
モータ20の駆動軸20aにはスリット板24が軸着さ
れている。また、スリット板24の近傍には、発光素子
と受光素子を対向状態に近接配置したフォトインタラプ
タ25が設けられ、そのフォトインタラプタ25の光軸
を遮る状態でスリット板24が配置されている。
【0022】ちなみに、スリット板24とフォトインタ
ラプタ25は、ステアリングモータ20の駆動に伴う揺
動アーム21の揺動動作によりステアリングロール3を
傾き動作させるにあたり、その基準となる傾き角度と、
該基準角度に対するロール傾き角度を認識するためのも
のである。
ラプタ25は、ステアリングモータ20の駆動に伴う揺
動アーム21の揺動動作によりステアリングロール3を
傾き動作させるにあたり、その基準となる傾き角度と、
該基準角度に対するロール傾き角度を認識するためのも
のである。
【0023】ここで、ステアリングロール3の傾き動作
による中間転写ベルト1の蛇行修正の原理につき、図6
(a)〜(c)を用いて説明する。先ず、図6(a)に
示すように、偏心カム22が所定の角度で停止し、その
停止角度に対応してステアリングロール3がほぼ水平
(傾きがほぼゼロ)に保持された状態では、走行中の中
間転写ベルト1が幅方向yに移動(蛇行)しないものと
仮定する。
による中間転写ベルト1の蛇行修正の原理につき、図6
(a)〜(c)を用いて説明する。先ず、図6(a)に
示すように、偏心カム22が所定の角度で停止し、その
停止角度に対応してステアリングロール3がほぼ水平
(傾きがほぼゼロ)に保持された状態では、走行中の中
間転写ベルト1が幅方向yに移動(蛇行)しないものと
仮定する。
【0024】この状態から、図6(b)に示すように、
ステアリングモータ20の駆動により偏心カム22を図
の反時計廻りに回転させると、偏心カム22の偏心量に
応じて揺動アーム21がθ1方向に揺動する。これによ
り、ステアリングロール3の一端(可動軸3b)が揺動
アーム21によって持ち上げるため、その持ち上げ量に
応じてステアリングロール3に傾きが生じる。このと
き、ステアリングロール3に巻き付けられた中間転写ベ
ルト1は、揺動アーム21にて持ち上げられたロール端
側に移動する。
ステアリングモータ20の駆動により偏心カム22を図
の反時計廻りに回転させると、偏心カム22の偏心量に
応じて揺動アーム21がθ1方向に揺動する。これによ
り、ステアリングロール3の一端(可動軸3b)が揺動
アーム21によって持ち上げるため、その持ち上げ量に
応じてステアリングロール3に傾きが生じる。このと
き、ステアリングロール3に巻き付けられた中間転写ベ
ルト1は、揺動アーム21にて持ち上げられたロール端
側に移動する。
【0025】これに対して、図6(c)に示すように、
ステアリングモータ20の駆動により偏心カム22を図
の時計廻りに回転させると、偏心カム22の偏心量に応
じて揺動アーム21がθ2方向に揺動する。これによ
り、ステアリングロール3の一端(可動軸3b)が揺動
アーム21によって押し下げられるため、その押し下げ
量に応じてステアリングロール3に傾きが生じる。この
とき、ステアリングロール3に巻き付けられた中間転写
ベルト1は、揺動アーム21にて押し下げられたロール
端と反対側に移動する。
ステアリングモータ20の駆動により偏心カム22を図
の時計廻りに回転させると、偏心カム22の偏心量に応
じて揺動アーム21がθ2方向に揺動する。これによ
り、ステアリングロール3の一端(可動軸3b)が揺動
アーム21によって押し下げられるため、その押し下げ
量に応じてステアリングロール3に傾きが生じる。この
とき、ステアリングロール3に巻き付けられた中間転写
ベルト1は、揺動アーム21にて押し下げられたロール
端と反対側に移動する。
【0026】このことから、中間転写ベルト1の幅方向
yへの位置変動を先述のエッジセンサ13で連続的に検
出し、その検出結果を基にステアリングモータ20を駆
動してステアリングロール3の傾き動作を適宜制御する
ことにより、中間転写ベルト1の蛇行を修正することが
可能となる。ただし、中間転写ベルト1の蛇行を適切に
修正するためには、ステアリングロール3の傾き動作
や、中間転写ベルト1の撓み,振動、さらにはベルトエ
ッジの形状変化等の影響を受けることなく、中間転写ベ
ルト1のエッジ位置をエッジセンサ13で検出する必要
がある。
yへの位置変動を先述のエッジセンサ13で連続的に検
出し、その検出結果を基にステアリングモータ20を駆
動してステアリングロール3の傾き動作を適宜制御する
ことにより、中間転写ベルト1の蛇行を修正することが
可能となる。ただし、中間転写ベルト1の蛇行を適切に
修正するためには、ステアリングロール3の傾き動作
や、中間転写ベルト1の撓み,振動、さらにはベルトエ
ッジの形状変化等の影響を受けることなく、中間転写ベ
ルト1のエッジ位置をエッジセンサ13で検出する必要
がある。
【0027】そこで本実施形態においては、エッジセン
サ13の配置形態として次のようなな構成(図5参照)
を採用している。先ず、中間転写ベルト1の幅方向yに
おいては、ステアリングロール3の枢軸3a側にエッジ
センサ13を配置してある。
サ13の配置形態として次のようなな構成(図5参照)
を採用している。先ず、中間転写ベルト1の幅方向yに
おいては、ステアリングロール3の枢軸3a側にエッジ
センサ13を配置してある。
【0028】このエッジセンサ13の配置された枢軸3
a側では、ステアリングロール3を傾き動作させた際の
ロール変動が小さいことから、ステアリングロール3の
傾き動作の影響を極力受けることなく、中間転写ベルト
1のエッジ位置を検出することが可能となる。これによ
り、ステアリングロール3の傾き動作に伴うベルトエッ
ジ位置の検出誤差を低減することができる。
a側では、ステアリングロール3を傾き動作させた際の
ロール変動が小さいことから、ステアリングロール3の
傾き動作の影響を極力受けることなく、中間転写ベルト
1のエッジ位置を検出することが可能となる。これによ
り、ステアリングロール3の傾き動作に伴うベルトエッ
ジ位置の検出誤差を低減することができる。
【0029】また、中間転写ベルト1の走行方向xにお
いては、中間転写ベルト1を支持するロールのうち、従
動ロール5の近傍で、かつこれに近接して配置されたス
テアリングロール3との間にエッジセンサ13を配置し
てある。
いては、中間転写ベルト1を支持するロールのうち、従
動ロール5の近傍で、かつこれに近接して配置されたス
テアリングロール3との間にエッジセンサ13を配置し
てある。
【0030】ここで、ベルト走行方向においてロール間
隔の広い2つのロールの中間位置にエッジセンサ13を
配置した場合は、中間転写ベルト1の撓みや振動の影響
を強く受けて検出誤差が多くなるが、従動ロール5の近
傍では、中間転写ベルト1の撓みや振動が発生しにくい
ため、その影響を小さくすることができる。さらに、互
いに近接して配置された従動ロール5とステアリングロ
ール3との間では、中間転写ベルト1が十分な張力をも
って支持されるため、ベルトの撓みや振動がほとんど発
生しない。これにより、中間転写ベルト1の撓みや振動
の影響を受けることなく、中間転写ベルト1のエッジ位
置を検出することが可能となる。
隔の広い2つのロールの中間位置にエッジセンサ13を
配置した場合は、中間転写ベルト1の撓みや振動の影響
を強く受けて検出誤差が多くなるが、従動ロール5の近
傍では、中間転写ベルト1の撓みや振動が発生しにくい
ため、その影響を小さくすることができる。さらに、互
いに近接して配置された従動ロール5とステアリングロ
ール3との間では、中間転写ベルト1が十分な張力をも
って支持されるため、ベルトの撓みや振動がほとんど発
生しない。これにより、中間転写ベルト1の撓みや振動
の影響を受けることなく、中間転写ベルト1のエッジ位
置を検出することが可能となる。
【0031】ところで通常、中間転写ベルト1上の基準
マークMは、ベルトエッジの近傍に例えば銀色の矩形フ
ィルムを貼着することで形成される。そうした場合、中
間転写ベルト1が温度変化によって膨張・伸縮すると、
ベルト素材とマーク素材の熱膨張係数の違いによる熱応
力で、マーク近傍のベルトエッジ形状が部分的に変化す
る。そうすると、エッジセンサ3によるベルトエッジ位
置の検出データが、上記ベルトエッジ形状変化の影響を
受けて誤差をもってしまう。
マークMは、ベルトエッジの近傍に例えば銀色の矩形フ
ィルムを貼着することで形成される。そうした場合、中
間転写ベルト1が温度変化によって膨張・伸縮すると、
ベルト素材とマーク素材の熱膨張係数の違いによる熱応
力で、マーク近傍のベルトエッジ形状が部分的に変化す
る。そうすると、エッジセンサ3によるベルトエッジ位
置の検出データが、上記ベルトエッジ形状変化の影響を
受けて誤差をもってしまう。
【0032】そこで、本実施形態においては、中間転写
ベルト1の幅方向yにおいて、基準マークMの形成位置
と反対側にエッジセンサ13を配置してある。
ベルト1の幅方向yにおいて、基準マークMの形成位置
と反対側にエッジセンサ13を配置してある。
【0033】これにより、温度変化に伴う中間転写ベル
ト1の膨張・収縮により、基準マークMの形成位置の近
傍でベルトエッジ形状が変化しても、その影響を受ける
ことなく、中間転写ベルト1のエッジ位置を検出するこ
とが可能となる。
ト1の膨張・収縮により、基準マークMの形成位置の近
傍でベルトエッジ形状が変化しても、その影響を受ける
ことなく、中間転写ベルト1のエッジ位置を検出するこ
とが可能となる。
【0034】さらに本実施形態においては、中間転写ベ
ルト1の交換時等において、中間転写ベルト1を脱着す
る際の脱着方向がy1 であったとすると、それと反対側
y2にエッジセンサ13を配置してある。
ルト1の交換時等において、中間転写ベルト1を脱着す
る際の脱着方向がy1 であったとすると、それと反対側
y2にエッジセンサ13を配置してある。
【0035】これにより、中間転写ベルト1を脱着する
際に、エッジセンサ13が邪魔にならないため、ベルト
交換作業を迅速かつ容易に行うことができる。
際に、エッジセンサ13が邪魔にならないため、ベルト
交換作業を迅速かつ容易に行うことができる。
【0036】なお、上記実施形態においては、無端状の
中間転写ベルト1を用いた画像形成装置への適用例につ
いて説明したが、本発明は、無端状の感光体ベルトや用
紙搬送ベルト等を用いた画像形成装置にも同様に適用可
能であり、また画像形成装置以外の他の装置のベルト駆
動装置としても適用可能である。
中間転写ベルト1を用いた画像形成装置への適用例につ
いて説明したが、本発明は、無端状の感光体ベルトや用
紙搬送ベルト等を用いた画像形成装置にも同様に適用可
能であり、また画像形成装置以外の他の装置のベルト駆
動装置としても適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ッジセンサの検出結果から無端ベルトの幅方向の位置変
動を連続的に検出することが可能となり、しかもその検
出にあたっては、蛇行修正ロールの傾き動作による影響
や、無端ベルトの撓み,振動等の影響を極力受けること
なく、無端ベルトのエッジ位置を検出することが可能と
なる。これにより、無端ベルトの幅方向の位置変動を正
確に検出することができるため、これを基に蛇行修正ロ
ールの傾き動作を制御することにより、無端ベルトの蛇
行を精度良く修正することが可能となる。また、無端ベ
ルトを用いてカラー画像を形成する画像形成装置におい
ては、色ずれや色むらを抑えた高品位な出力画像を得る
ことが可能となる。
ッジセンサの検出結果から無端ベルトの幅方向の位置変
動を連続的に検出することが可能となり、しかもその検
出にあたっては、蛇行修正ロールの傾き動作による影響
や、無端ベルトの撓み,振動等の影響を極力受けること
なく、無端ベルトのエッジ位置を検出することが可能と
なる。これにより、無端ベルトの幅方向の位置変動を正
確に検出することができるため、これを基に蛇行修正ロ
ールの傾き動作を制御することにより、無端ベルトの蛇
行を精度良く修正することが可能となる。また、無端ベ
ルトを用いてカラー画像を形成する画像形成装置におい
ては、色ずれや色むらを抑えた高品位な出力画像を得る
ことが可能となる。
【図1】 本発明が適用される画像形成装置の構成例を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図2】 エッジセンサの具体的な構成を示す概略図で
ある。
ある。
【図3】 蛇行修正のための基本的な構成を示す概略図
である。
である。
【図4】 エッジセンサの他の構成例を示す概略図であ
る。
る。
【図5】 実施形態に係る蛇行修正機構のメカ構成を示
す平面図である。
す平面図である。
【図6】 蛇行修正の原理を説明する図である。
1…中間転写ベルト(無端ベルト)、2…駆動ロール、
3…ステアリングロール(蛇行修正ロール)、3a…枢
軸、3b…可動軸、5,6,7…従動ロール、13…エ
ッジセンサ、19…ステアリング制御装置、M…基準マ
ーク
3…ステアリングロール(蛇行修正ロール)、3a…枢
軸、3b…可動軸、5,6,7…従動ロール、13…エ
ッジセンサ、19…ステアリング制御装置、M…基準マ
ーク
フロントページの続き (72)発明者 井関 秀二 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2H027 DA21 DE02 2H030 AA01 AB02 BB42 BB56 3F049 BB11 LA04 LB03
Claims (5)
- 【請求項1】 無端ベルトを所定数のロールにより支持
し、前記所定数のロールのうちのいずれかを駆動ロール
とし、この駆動ロールの回転によって前記無端ベルトを
走行させるベルト駆動装置において、 前記所定数のロールとともに前記無端ベルトを支持する
とともに、その軸方向の一端を枢軸とし他端を可動軸と
して傾き動作可能に設けられた蛇行修正ロールと、 前記蛇行修正ロールの枢軸側に配置され、前記無端ベル
トの幅方向のエッジ位置を検出するエッジセンサと、 前記エッジセンサの検出結果に基づいて前記蛇行修正ロ
ールの傾き動作を制御する制御手段とを備えたことを特
徴とするベルト駆動装置。 - 【請求項2】 前記エッジセンサは、前記無端ベルトの
走行方向において、該無端ベルトを支持するロールの近
傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載のベ
ルト駆動装置。 - 【請求項3】 前記無端ベルトは、そのベルト上でかつ
ベルトエッジの近傍に形成された基準マークを有し、 前記エッジセンサは、前記無端ベルトの幅方向におい
て、前記基準マークの形成位置と反対側に配置されてい
ることを特徴とする請求項1又は2記載のベルト駆動装
置。 - 【請求項4】 前記エッジセンサは、前記無端ベルトの
幅方向において、該無端ベルトを脱着する脱着方向と反
対側に配置されていることを特徴とする請求項1、2又
は3記載のベルト駆動装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のベ
ルト駆動装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10201377A JP2000034031A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | ベルト駆動装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10201377A JP2000034031A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | ベルト駆動装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000034031A true JP2000034031A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16440073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10201377A Pending JP2000034031A (ja) | 1998-07-16 | 1998-07-16 | ベルト駆動装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000034031A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002287527A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Ricoh Co Ltd | ベルト駆動装置及び画像形成装置 |
JP2008275800A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Ricoh Co Ltd | ベルト装置及び画像形成装置 |
JP2008309941A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US7668491B2 (en) | 2005-06-10 | 2010-02-23 | Ricoh Company Ltd. | Belt conveyor and image forming apparatus to detect and correct meandering of a belt |
JP2011221066A (ja) * | 2010-04-05 | 2011-11-04 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
US8213846B2 (en) | 2008-10-20 | 2012-07-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with belt adjustment |
JP2012163911A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び制御方法 |
JP2012226207A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Ricoh Co Ltd | ベルト位置姿勢検出装置、ベルト装置および画像形成装置 |
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US8606153B2 (en) | 2010-02-23 | 2013-12-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with conveying belt position detection and correction |
US8639131B2 (en) | 2009-12-07 | 2014-01-28 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Belt drive apparatus and image forming apparatus |
US8831454B2 (en) | 2011-06-22 | 2014-09-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US8837963B2 (en) | 2011-04-22 | 2014-09-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus that forms color images on recording sheet based on image information |
US8971761B2 (en) | 2011-07-11 | 2015-03-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US9141041B2 (en) | 2014-01-22 | 2015-09-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2015194657A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、ベルト装置 |
-
1998
- 1998-07-16 JP JP10201377A patent/JP2000034031A/ja active Pending
Cited By (17)
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JP2012226207A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Ricoh Co Ltd | ベルト位置姿勢検出装置、ベルト装置および画像形成装置 |
US8837963B2 (en) | 2011-04-22 | 2014-09-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus that forms color images on recording sheet based on image information |
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US8971761B2 (en) | 2011-07-11 | 2015-03-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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US9141041B2 (en) | 2014-01-22 | 2015-09-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2015194657A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、ベルト装置 |
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