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JP2000028837A - 光学素子およびその製造方法 - Google Patents

光学素子およびその製造方法

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Publication number
JP2000028837A
JP2000028837A JP19477198A JP19477198A JP2000028837A JP 2000028837 A JP2000028837 A JP 2000028837A JP 19477198 A JP19477198 A JP 19477198A JP 19477198 A JP19477198 A JP 19477198A JP 2000028837 A JP2000028837 A JP 2000028837A
Authority
JP
Japan
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layer
light
polymer material
core
clad
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP19477198A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ogawa
剛 小川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密集して形成される光導波路間のクロストー
クを低減する。 【解決手段】 高分子材料からなるコア4pと、これを
包囲する高分子材料からなるクラッド6からなる個々の
光導波路の光入射端および光出射端を除く部位を、光吸
収層8で包囲する。ある光導波路から散乱光が放射され
ても、この光は光吸収層8で吸収されるので、他の光導
波路に結合されることがない。クラッド6はコアの上下
を挟む下部クラッド層3pと上部クラッド層5pとを一
括的にパターニングすることで形成され、光吸収層8
は、このクラッド6の上下を挟む下部光吸収層2と上部
光吸収層7とにより構成される。伝搬光として近赤外波
長域の半導体レーザ光を想定した場合、コア4pとクラ
ッド6は鎖状有機高分子、光吸収層8は環状有機高分子
を主体とする材料によりそれぞれ構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高分子材料からなる
光導波路およびその製造方法に関し、特に高集積化時の
クロストークを低減可能な構造とこれを容易に達成する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】IC技術やLSI技術の進歩によりこれ
らの動作速度や集積規模が向上し、マイクロプロセッサ
にの高性能化やメモリ・チップの大容量化が急速に進展
している。このような状況下では、信号配線の高速・高
密度化や電気配線遅延が上記高性能化のネックとなって
いる。この問題を解消し得る技術として、光インターコ
ネクション(光配線)が注目されている。光配線は、機
器装置間、機器装置内のボード間、ボード内のチップ間
等、様々なレベルで適用可能と考えられているが、たと
えばチップ間のように比較的短距離の信号伝送には光導
波路を伝送路とする光伝送通信システムが有効であり、
この光導波路の作成プロセスの確立が急務となってい
る。
【0003】光導波路に要求される条件としては、透明
性が高く導波損失が少ないこと、屈折率や体積の経時変
化が少ないこと、発光・受光素子のはんだ実装を考慮し
て耐熱性に優れること、が挙げられる。これらの条件を
満たす材料として、従来より石英が知られている。石英
の光学的性能については既に光ファイバーで実証済みで
あり、光導波路を作製した場合にも0.1dB/cm以
下の低損失化が達成されている。しかし、石英では光導
波路の作製に長時間を要すること、作製時に800℃以
上の高温プロセスを要すること、大面積化が困難である
こと、コストが高い等の問題点がある。そこで近年、低
温プロセスによる光導波路の作製が可能な材料として、
ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリイミド等
の高分子材料が提案されている。
【0004】ここで、高分子材料を用いた光導波路の作
製プロセスについて図7ないし図9を参照しながら説明
する。まず、図7に示されるように、シリコンやガラス
等の材料からなる基板31上に、たとえばスピンコート
および熱処理により下部クラッド層32、および該下部
クラッド層32よりも屈折率の高いコア層33をこの順
に積層する。次に、図8に示されるように上記コア層3
3をパターニングし、コア33p(添字pはパターニン
グされた層であることを表す。以下同様。)を形成す
る。このパターニングは、たとえば図示されないレジス
ト・パターンをマスクとするドライエッチングにより行
われる。
【0005】次に、図9に示されるように、たとえばス
ピンコートおよび熱処理により形成される上部クラッド
層34で、基体の全面を平坦に被覆する。この上部クラ
ッド層34は下部クラッド層32と同じ材料からなり、
該下部クラッド層32と共働してコア33pを取り囲む
クラッド35を構成するものである。かかる光導波路は
基板に垂直な方向に積層することもできる。図10には
一例として、図9の基体の上にさらにコア43p、クラ
ッド45、コア53p、クラッド55を順次積層した3
層構造の光学素子を示した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の電子
機器においては小型軽量化を図るために、様々な素子を
共通基板上に混載してパッケージ化したMCM(マルチ
チップ・モジュール)が搭載されるようになっている。
このようなモジュールにおけるLSI間の信号伝送に光
配線を適用する場合、面積の限られた共通基板上で配線
を引き回す必要から、図11に示されるように途中でコ
ア33pを屈曲させ、光の進行方向を変える必要が多分
に生ずる。しかし、屈曲部36においてはたとえば光の
伝搬モードの不整合に起因する散乱が起こり、伝送損失
が生ずる場合がある。複数の光導波路が近接して形成さ
れたマルチチャネル回路では、ある光導波路から漏れた
光が迷光となって光学素子内を伝搬し、他の光導波路に
結合してクロストークの発生原因となったり、自身の光
伝送系に雑音を発生させて誤動作の原因となることがあ
る。
【0007】また、単純な直線型の光導波路においても
散乱その他の原因による光の放射は少なからず存在し、
たとえば前掲の図10のように基板に対して垂直な方向
に複数の光導波路が積層されているような場合には、上
下の光導波路間で結合が生ずる可能性がある。そこで本
発明は、高分子材料からなる光導波路を有する光学素子
を高集積化させた場合にも、迷光による誤動作や雑音を
防止可能な構造を有する光学素子と、これを簡便に製造
するための方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光学素子は、上
述の目的を達成するために提案されるものであり、基板
上に形成された個々の光導波路の光入射端および光出射
端を除く部位が光吸収層で包囲された構造を有するもの
である。この光導波路のコア部とクラッド部は、共に高
分子材料からなるものである。かかる光学素子の製造方
法においては、クラッド部はコア部を上下から挟む2層
のクラッド層を一括してパターニングすることにより形
成され、光吸収層はこのクラッド部をさらに上下から2
層で挟むように形成される。したがって、プロセスの順
序としては、基板上に下部光吸収層と、高分子材料から
なる下部クラッド層と、該下部クラッド層よりも高い屈
折率を有する高分子材料からなるコア層とをこの順に積
層し、次にコア層をパターニングして少なくとも1本の
コア部を形成し、次に基体の全面を被覆するごとく、前
記下部クラッド層と等しい屈折率を奏する高分子材料か
らなる上部クラッド層を形成し、次に上部クラッド層と
前記下部クラッド層とを一括的にパターニングすること
により、前記コア部を包囲するクラッド部を形成し、最
後に基体の全面被覆するごとく、上部光吸収層を形成す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の光学素子の一構成例を図
5に示す。ここでは、基板1上に所定の間隔をもって光
導波路が配列されている。個々の光導波路は、相対的に
高い屈折率を有する高分子材料からなるコア4pと、相
対的に低い屈折率を有する高分子材料からなり該コア4
pを包囲するクラッド6とからなる。このクラッド6
は、構造上は下部クラッド層3pと上部クラッド層5p
とに分けて形成されたものである。上記クラッド6は、
さらに光吸収層8に包囲されている。この光吸収層8
も、構造上は下部光吸収層2と上部光吸収層7とに分け
て形成されたものである。かかる構成においては、隣接
する光導波路はすべて光吸収層8により隔てられている
ので、仮にある光導波路から光が漏れても、この光が同
一平面内の他の光導波路へ結合することを防止できる。
【0010】本発明の光学素子の他の構成例を図6に示
す。これは、光導波路を基板1に対して垂直な方向に積
層したものである。すなわち、前掲の図5に示した光学
素子の上において、2層目のクラッド16に包囲された
2層目のコア14pからなる光導波路が2層目の光吸収
層18に包囲された状態で存在し、さらにその上に3層
目のクラッド26に包囲された3層目のコア24pから
なる光導波路が3層目の光吸収層28に包囲された状態
で存在する。2層目のクラッド26は構造上は下部クラ
ッド層13pと上部クラッド層15pとに分けて形成さ
れたものであり、3層目のクラッド26も同様に下部ク
ラッド層23pと上部クラッド25pとに分けて形成さ
れたものである。なお、図6では2層目以降の光吸収層
18,28が単独層として形成されているが、上下に隣
接する光導波路間の距離をより大きく確保したい場合に
は、下部光吸収層2に相当する層を2層目のクラッド1
6および3層目のクラッド26の下にそれぞれ挿入して
もよい。かかる構成においては、上下左右に隣接する光
導波路はすべて光吸収層8により隔てらるので、仮にあ
る光導波路から光が漏れても、この光が3次元空間内の
他の光導波路へ結合することを防止できる。
【0011】本発明で用いられる光吸収層は、光導波路
に伝搬させようとする光の波長に吸収極大を有し、十分
な吸収能を発揮する厚さを有し、かつ光導波路の製造プ
ロセスに熱処理が含まれる場合には、所望の耐熱性を備
えたものであれば、いかなるものであっても構わない。
したがって、たとえば可視光を伝搬される光導波路であ
れば、この可視光を吸収し得る色素や顔料を分散させた
層であっても構わない。ただし、本発明では光導波路を
構成するコア部とクラッド部とがいずれも高分子材料を
用いて構成されるので、低温プロセスによる製造が可能
というメリットを活かすためには、光吸収層も高分子材
料により構成されることがより一層効果的である。
【0012】しかも実用上重要な光として近赤外波長域
の半導体レーザ光を想定すると、分子構造に起因する電
子吸収スペクトルを考慮して、コア部とクラッド部は鎖
状有機高分子を主体とする高分子材料を用いて構成し、
光吸収層は環状有機高分子を主体とする高分子材料を用
いて構成することが特に好適である。かかる鎖状有機高
分子材料としては、フッ素樹脂、アクリル系樹脂または
エポキシ系樹脂を例示することができ、また環状有機高
分子としてはポリイミド系樹脂を挙げることができる。
【0013】光吸収層は前述のごとく、下部光吸収層と
上部光吸収層とに分けて形成するが、これら各層はラミ
ネート法、キャスティング法、あるいはスピンコート法
により形成することができる。ラミネート法とは、予め
フィルム状に形成された層を基体の表面に圧接させる方
法であり、基体の表面凹凸がそれほど大きくない場合に
有効である。キャスティング法とは、金型のキャビティ
内に流動化状態の高分子材料を注入した後、硬化させる
方法であるが、専用の金型が必要な上、装置も高価であ
る。これに対し、回転するステージの上に基体を載置
し、その中央部に流動化状態の高分子材料を滴下して遠
心力により基体の表面にこれを均一に広げるスピンコー
ト法は、基体表面の平坦化特性に優れ、しかも使用する
装置が比較的安価であり、本発明において特に有効な方
法である。このスピンコート法は、光吸収層の形成のみ
ならず、下部クラッド層、コア層、および上部クラッド
層の形成に適用してもよい。なお、下部光吸収層と上部
光吸収層とは異なる材料により構成されるものであって
も構わない。
【0014】スピンコート法により形成された光吸収層
やコア層やクラッド層は、必要に応じて熱、紫外光、X
線、電子線、イオン・ビーム等のエネルギ線を照射する
ことにより硬化させることができる。各層の硬化方法は
なるべく共通化することが、プロセスの容易化およびか
つ各層の信頼性確保の観点から望ましい。本発明では、
コア層のパターニング、および上部光吸収層を積層する
前のクラッド層のパターニングが行われるが、これらの
パターニングはマスクを介したウェットエッチングやド
ライエッチング、あるいはスパッタエッチングにより行
うことができる。さらに、コア層やクラッド層自身が感
光性を備えている場合には、フォトマスクを介した選択
露光と現像処理を行うことにより、不要部を溶解除去す
るようにしてもよい。
【0015】
【実施例】以下、本発明の光学素子の製造方法の具体例
について、図1ないし図5を参照しながら説明する。図
1は、基板1上に下部光吸収層2、下部クラッド層3、
およびコア層4を順次積層した状態を示している上記基
板1としてはガラス基板を使用した。下部光吸収層2
は、スピンコート法により形成されたポリイミド系樹脂
の塗膜を熱硬化させて形成され、厚さはたとえば約50
μmである。下部クラッド層3は、スピンコート法によ
り形成された紫外線硬化樹脂(屈折率n2 =1.51)
の塗膜を紫外線照射により硬化させて形成され、厚さは
たとえば約20μmである。コア層4は、スピンコート
法により形成された紫外線硬化樹脂(屈折率n1 =1.
53)の塗膜を紫外線照射により硬化させて形成され、
厚さはたとえば約50μmである。
【0016】次に、図2に示されるように、上記コア層
4をパターニングしてコア4p(添字pはパターニング
された層であることを表す。以下同様。)を形成した。
このパターニングは、たとえば図示されないレジスト・
マスクを介したドライエッチングにより行い、コア4p
の幅は約50μm、隣接するコア4p同士の間隔は15
0μmとした。上記のコア4pの寸法はマルチモード伝
搬を想定したものであるが、シングルモード伝搬用にこ
れより小さい寸法を選択しても、もちろん構わない。次
に、図3に示されるように、基体の全面を上部クラッド
層5で平坦化した。この上部クラッド層5は、先に形成
された下部クラッド層3と同様、スピンコート法により
形成された紫外線硬化樹脂(屈折率n2 =1.51)の
塗膜を紫外線照射により硬化させて形成されたものであ
り、上部クラッド層5の直上における厚さはたとえば約
20μmである。
【0017】次に、図4に示されるように、上部クラッ
ド層5と下部クラッド層3とを一括的にパターニング
し、コア4pを包囲するクラッド6を形成した。このパ
ターニングは、たとえば図示されないレジスト・マスク
を介したドライエッチングまたはダイシングにより行
い、コア4pの側面のクラッド6の厚さは約20μm、
隣接するクラッド6同士の間隔は約60μmとした。次
に、図5に示されるように、基体の全面を上部光吸収層
7で平坦化した。この上部光吸収層7は、先に形成され
た下部光吸収層2と同様、スピンコート法により形成さ
れたポリイミド系樹脂の塗膜を熱硬化させて形成された
ものであり、該下部光吸収層2と共働してクラッド6を
包囲する光吸収層8を構成する。クラッド6の直上にお
ける上部光吸収層7の厚さは、約50μmとした。
【0018】このようにして作製された光導波路に波長
λ=850nmの半導体レーザ光をコア4pの端面方向
から入射させたところ、伝搬損失はおおよそ0.1dB
/cmであり、チャネル間クロストークも効果的に抑制
することができた。よって、本発明の有効性が確認され
た。
【0019】以上、本発明の具体例について説明した
が、本発明はこれに何ら限定されるものではない。たと
えば、光学素子を構成する各部の材料,寸法,形状,形
成方法、光導波路の積層数等の細部については適宜変
更、選択、組合せが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の光学素子は個々の光導波路が光吸収層で包囲される
ため、密集して形成されたり、あるいは屈曲して形成さ
れた光導波路の一部から仮に光が漏れても、この迷光が
他の光導波路に結合されるおそれが著しく低減され、雑
音やクロストークを防止することが可能となる。また、
本発明の光学素子の製造方法は、かかる構造を容易に達
成し得るものであり、特に光吸収層を高分子材料にて構
成する場合には、光学素子の製造プロセス全般の低温化
が可能となる。本発明において迷光による誤動作や雑音
の低減が可能となることは、電子機器の高実装密度化の
間接的支援として重要な意味を持っており、その産業上
の価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学素子の製造プロセスについて、基
板上に下部光吸収層、下部クラッド層およびコア層をこ
の順に積層した状態を示す模式的断面図である。
【図2】図1のコア層をパターニングしてコアを形成し
た状態を示す模式的断面図である。
【図3】図2のコアを被覆して上部クラッド層を積層し
た状態を示す模式的断面図である。
【図4】図3の上部クラッド層と下部クラッド層とをパ
ターニングしてコアを包囲するクラッドを形成した状態
を示す模式的断面図である。
【図5】図4のクラッドを被覆して上部光吸収層を積層
した状態を示す模式的断面図である。
【図6】光吸収層に包囲された光導波路が基板に垂直な
方向に積層された状態を示す模式的断面図である。
【図7】従来の光学素子の製造プロセスにおいて、基板
上に下部クラッド層とコア層とをこの順に積層した状態
を示す模式的断面図である。
【図8】図7のコア層をパターニングしてコアを形成し
た状態を示す模式的断面図である。
【図9】図8のコアを被覆して上部クラッド層を積層し
た状態を示す模式的断面図である。
【図10】光導波路が基板に垂直な方向に積層された状
態を示す模式的断面図である。
【図11】光導波路の屈曲部において導波損失が発生す
る状態を概念的に示す模式図である。
【符号の説明】
1…基板 2…下部光吸収層 3,13p,23p…下
部クラッド層 4…コア層 4p,14p,24p…コ
ア 5,15p,25p…上部クラッド層 6,16,
26…クラッド 7…上部光吸収層 8,18,28…
光吸収層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子材料からなるコア部がこれより屈
    折率の低い高分子材料からなるクラッド部に被覆されて
    なる光導波路を基板上に少なくとも1本有する光学素子
    であって、 前記光導波路の各々の光入射端および光出射端を除く部
    位が光吸収層に包囲されていることを特徴とする光学素
    子。
  2. 【請求項2】 前記光吸収層が高分子材料からなること
    を特徴とする請求項1記載の光学素子。
  3. 【請求項3】 前記コア部およびクラッド部を構成する
    高分子材料が鎖状有機高分子を主体とし、前記光吸収層
    を構成する高分子材料が環状有機高分子を主体とするこ
    とを特徴とする請求項2記載の光学素子。
  4. 【請求項4】 前記鎖状有機高分子材料がフッ素樹脂、
    アクリル系樹脂またはエポキシ系樹脂の少なくともいず
    れかであり、前記環状有機高分子がポリイミド系樹脂で
    あることを特徴とする請求項3記載の光学素子。
  5. 【請求項5】 基板上に下部光吸収層と、高分子材料か
    らなる下部クラッド層と、該下部クラッド層よりも高い
    屈折率を有する高分子材料からなるコア層とをこの順に
    積層する第1工程と、 前記コア層をパターニングして少なくとも1本のコア部
    を形成する第2工程と、 基体の全面を被覆するごとく、前記下部クラッド層と等
    しい屈折率を有する高分子材料からなる上部クラッド層
    を形成する第3工程と、 前記上部クラッド層と前記下部クラッド層とを一括的に
    パターニングすることにより、前記コア部を包囲するク
    ラッド部を形成する第4工程と、 基体の全面を被覆するごとく、上部光吸収層を形成する
    第5工程とを有することを特徴とする光学素子の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記下部光吸収層と前記上部光吸収層と
    をスピンコート法により形成することを特徴とする請求
    項5記載の光学素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記下部クラッド層、前記コア層、およ
    び前記上部クラッド層の少なくともいずれかをスピンコ
    ート法により形成することを特徴とする請求項5記載の
    光学素子の製造方法。
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