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JP2000017931A - 家具用スライド蝶番 - Google Patents

家具用スライド蝶番

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JP2000017931A
JP2000017931A JP10189331A JP18933198A JP2000017931A JP 2000017931 A JP2000017931 A JP 2000017931A JP 10189331 A JP10189331 A JP 10189331A JP 18933198 A JP18933198 A JP 18933198A JP 2000017931 A JP2000017931 A JP 2000017931A
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JP
Japan
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holder
furniture
rod
engaging
engagement
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JP10189331A
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Fujito Nakamichi
不二人 中道
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Isokawa Industry Co Ltd
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Isokawa Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家具用スライド蝶番に於て部材点数を減少
し、部材の組み立てを容易とする。また部材の製造時に
於ける精度が厳密に要求されず、多少の製造誤差を生じ
た場合にも何等支障なく組み立てを可能とする。そし
て、部材点数を少なくし、製造上の工作精度を高度に必
要とせず、廉価な家具用スライド蝶番を得る。 【解決手段】 扉体2に固定するための扉取付部材1
と、家具本体15に固定するための本体取付部材7とか
らなり、本体取付部材7は固着体8と、ホルダー9と、
連結体12とから構成する。固着体8に前方係合受部3
6と後方係合受部31とを形成し、ホルダー9の前方側
から設けたU字型溝24に、前方係合受部36と係合す
る前方係合杆34を摺動可能に嵌合する。後方係合体2
5の回動時に、前方係合杆34と後方係合杆30の間隔
を広くし得る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具本体に扉をワンタ
ッチで取り付けできる家具用スライド蝶番に係るもので
ある。尚、ここで家具とは狭義の意味の家具ではなく、
建具等をも含む概念で用いている。
【0002】
【従来の技術】従来、家具用スライド蝶番としては、実
開平6−76582号公報記載の如く、家具本体側に固
定した固着体に、扉側と接続するホルダーを上面から押
圧する事により、係合部材に配置した一対の係合爪を係
合連結する方法が知られている。そして、この一対の係
合爪は、ホルダーに各々ピンで軸着している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、この係合爪
をホルダーに軸着するための多くの手数を要するものと
なっている。即ち、一対の係合爪はホルダーに軸着して
いるため、その取付間隔が固定されるものとなり、一対
の係合爪の間隔を開放、若しくは狭めるために、一対の
係合爪を両端に連結固定する連結部材が、一対の係合爪
の軸着部の間隔に対応しなければならないものとなる。
その結果、部材の工作精度を高度に要求され、製造に多
くの手数を要するとともに構造を複雑とし、製品の単価
を高くするとともに組み立て作業に多くの手数を要する
欠点を有していた。
【0004】本発明は、上述の如き課題を解決しようと
するものであって、家具用スライド蝶番に於て、部材点
数を減少するとともに部材の組み立てを容易とし、また
部材の製造時に於ける精度が厳密に要求される事がな
く、多少の製造誤差を生じた場合にも何等支障なく組み
立てを可能とするようにしたものである。そして、部材
点数を少なくし、製造上の工作精度を高度に必要としな
い事によって、廉価な家具用スライド蝶番を得る事を可
能にしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するため、扉体に固定するための扉取付部材
と、家具本体に固定するための本体取付部材とをリンク
プレートを介して回動自在に連結し、上記の本体取付部
材は家具本体に取り付ける固着体と、この固着体に着脱
可能に接続するホルダーと、このホルダーを扉取付部材
に連結するための連結体とから構成し、固着体とホルダ
ーとに嵌合突起と嵌合穴とを形成するとともに、固着体
に前方係合受部と後方係合受部とを形成し、ホルダーの
前方側から設けたU字型溝に、前方係合受部と係合する
前方係合杆を摺動可能に嵌合するとともに、後方係合受
部と係合する後方係合杆を設けた後方係合体を、ホルダ
ーに軸部材で軸着し、この後方係合体の、後方係合杆と
は軸着部を介した反対側位置に連結部材の後端を接続
し、この連結部材の先端に前方係合杆を連結し、後方係
合体の回動時に、前方係合杆と後方係合杆の間隔を広く
し得る構成として成るものである。
【0006】また、後方係合体は、ホルダーとの間に介
装した押圧発条により、前方係合杆と後方係合杆との間
隔を狭くする方向に常時は付勢しているものであっても
良い。
【0007】
【作用】本発明は上述の如く構成したものであるから、
本件発明に係る家具用スライド蝶番を、扉体及び家具本
体に接続して使用するには、扉取付部材を扉に固定する
とともに、本体取付部材の固着体を家具本体に固定す
る。そして、ホルダーと連結体とは固着体と分離し、扉
取付部材にリンクプレートを介して固定している。従っ
てこの状態に於ては、扉と家具本体とは分離し別体とな
っている。
【0008】そして、扉を家具本体に固定するに際して
は、扉を家具本体に接近し、ホルダーの前方係合杆を固
着体の前方係合受部に臨ませて配置するとともに、ホル
ダーの後方係合体の後方係合杆を、固着体の後方係合受
部に臨ませた状態に於て、連結体を介してホルダーを固
着部材に強く押圧する。
【0009】この押圧によって、後方係合体はホルダー
に回動自在に軸着しているため、この軸着部を支点とし
て回動する。この回動に伴って回動力が連結部材に伝達
され、連結部材を押圧する。この連結部材の押圧によ
り、ホルダーのU字型溝に摺動自在に係合している前方
係合杆を外方向に押圧摺動する事により、前方係合杆と
後方係合体の後部係合杆は間隔を広げ、固着体の前方係
合受部と後方係合受部に各々嵌合する事ができる。
【0010】この嵌合によって本体連結部材と固着体と
は一体となるから、扉体と家具本体とも一体に連結され
る。そして、この状態に於て扉の開閉はリンクプレート
を介して行う事ができるものとなる。また、扉体と家具
本体との連結を解除しようとする場合には、後方係合体
がホルダーに回動可能に軸着しているから、後方係合体
を、後方係合杆が固着体の後方係合受部と分離する方向
に手動等によって回動する事により、上記とは逆の作用
で前方係合杆と後方係合体の後部係合杆は間隔を広げ、
後方係合体と後方係合受部との係合を解除する事がで
き、簡易に扉体と家具本体との分離を行う事ができる。
【0011】また、この本発明の家具用スライド蝶番を
組み立てるには、後方係合杆を備えた後方係合体と前方
係合杆とを、連結部材の前方及び後方に連結する。そし
て、この連結部材をホルダーに組み込み、このホルダー
を連結材に組み込む事によって行う。連結部材のホルダ
ーへの組み込みは、ホルダーのU字型溝に、連結部材に
連結した前方係合杆を係合して行う。
【0012】この前方係合杆のU字型溝への係合は、U
字型溝の開放部から挿入し、U字型溝内で摺動可能に前
方係合杆が配置されているから、後方係合体をホルダー
に軸着することが極めて簡易に可能となる。すなわち、
後方係合体を軸部材で、ホルダーに軸着する場合に於
て、前方係合杆はU字溝内で摺動する事ができる。その
ため、仮に連結部材、後方係合体等の工作精度が低く、
連結部材が設計寸法よりも多少大きかったり、多少小さ
な場合にも、その誤差分だけ前方係合杆はU字溝内で摺
動し、誤差を吸収出来るから、後方係合体と軸部材と
は、容易にホルダーに軸着する事ができるし、前方係合
杆もU字型溝に確実に係合する事ができるものとなる。
【0013】従って、家具用スライド蝶番の製造組み立
てに於て、簡易で廉価な組み立てを可能とする事ができ
る。また、前方係合杆はホルダーとの係合関係に於て、
軸部材としての作用と前方係合受部への係合部材として
の作用を同時に備える事ができるものであるから、構造
を簡略化し、廉価な製品を得る事が可能となるものであ
る。また、扉体と家具本体とを複数の家具用スライド蝶
番で連結する場合には、個々の家具用スライド蝶番毎に
上述の操作を繰り返せば良いものであるから、扉と家具
用蝶番との連結操作が容易に行う事ができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に於て説明す
れば、(1)は扉取付部材で、断面コ字型に形成し、扉体
(2)に設けた取付凹部(3)内に固定するものであって、
固定穴(4)にビス等の固定具(5)を介して扉体(2)に固
定する。また、この扉取付部材(1)は、リンクプレート
(6)を介して、家具本体(15)側に接続固定するための
本体取付部材(7)を回動可能に接続している。
【0015】この本体取付部材(7)は、家具本体(15)
にビス等の固定具(5)によって家具本体(15)に固定さ
れる固着体(8)と、この固着体(8)に着脱可能に係合固
定するホルダー(9)と、このホルダー(9)を連結する連
結体(12)とにより構成している。
【0016】そして、連結体(12)は前述の如く、リン
クプレート(6)を介して扉取付部材(1)に連結するとと
もに、連結体(12)には二つの長穴(13)(14)を形成
し、この2つの長穴(13)(14)を介してホルダー(9)
の上面壁(21)に設けた2つのネジ穴(16)(17)にビ
ス(10)(11)を螺着する事により、連結体(12)とホ
ルダー(9)との連結を可能としている。そして、この連
結体(12)の長穴(13)(14)によりホルダー(9)と連
結体(12)の位置関係を調整する事が可能となる。
【0017】また、ホルダー(9)は両側壁(20)と上面
壁(21)とによりコ字型に構成し、上面壁(21)には前
記のネジ穴(16)(17)を形成し、両側壁(20)の下面
には、固着体(8)に設けた嵌合穴(22)に嵌合するため
の嵌合突起(23)を突出するとともに、両側壁(20)の
前方にはU字型溝(24)を形成している。また、ホルダ
ー(9)の後方側には、後方係合体(25)を軸部材(26)
により軸着している。
【0018】この後方係合体(25)は、ホルダー(9)の
上面壁(21)から突出した係合突部(27)との間に押圧
発条(28)を介装する事により、軸部材(26)を支点と
して後方係合体(25)の上部を押圧し、軸部材(26)を
支点として後方係合体(25)の下端両側に突出した後方
係合杆(30)をホルダー(9)の内方に付勢している。こ
の後方係合杆(30)は家具本体(15)に固定した固着体
(8)に形成している後方係合受部(31)と係合可能に形
成している。
【0019】そして、前記の押圧発条(28)により、後
方係合杆(30)は後方係合受部(31)に押圧係合する方
向に軸部材(26)を支点として押圧付勢されている。ま
た、後方係合体(25)は軸部材(26)よりも上方に、一
対の連結部材(32)の一端を軸支固定している。この連
結部材(32)は先端部を下方向L字型に折曲し、このL
字型の折曲片(33)の先端に前方係合杆(34)を連結固
定し、その両端を折曲片(33)から外方に突出して突出
部(35)としている。
【0020】そして、この前方係合杆(34)は、ホルダ
ー(9)の前記U字型溝(24)内に突出部(35)を係合挿
入し、U字型溝(24)に対して摺動自在としている。ま
た前方係合杆(34)と後方係合体(25)とを連結する連
結部材(32)は、後方係合体(25)の後方係合杆(30)
とは軸部材(26)を介した反対側の位置に、後端部を軸
支固定する。また、同時に先端部に前方係合杆(34)を
前述の如く連結するから、前方係合杆(34)の摺動方向
と逆方向に後方係合杆(30)を移動する事を可能として
いる。また、固着体(8)には前方係合杆(34)を係合す
るための前方係合受部(36)を上面に突出している。
【0021】上述の如く構成したものに於いて、家具用
スライド蝶番を、扉体(2)及び家具本体(15)に接続し
て使用するには、扉取付部材(1)を扉体(2)に固定する
とともに、本体取付部材(7)の固着体(8)を家具本体
(15)に固定する。そして、ホルダー(9)と連結体(1
2)とは固着体(8)と分離し、扉取付部材(1)にリンク
プレート(6)を介して接続している。従って、この状態
に於ては、扉体(2)と家具本体(15)とは分離し別体と
なっている。
【0022】そして、扉取付部材(1)、連結体(12)及
びホルダー(9)を固定した扉体(2)を、固着体(8)を固
定した家具本体(15)に固定するに際しては、扉体(2)
を家具本体(15)に接近し、ホルダー(9)の前方係合杆
(34)を固着体(8)の前方係合受部(36)に臨ませて配
置するするとともに、ホルダー(9)の後方係合体(25)
の後方係合杆(30)を、固着体(8)の後方係合受部(3
1)に臨ませた状態に於て、本体取付部材(7)を介して
ホルダー(9)を固着材(8)に強く押圧する。
【0023】この押圧によって、後方係合体(25)はホ
ルダー(9)に回動自在に軸部材(26)で軸着しているた
め、この軸部材(26)を支点として回動する。この回動
に伴って回動力が連結部材(32)に伝達され、連結部材
(32)を押圧する。この連結部材(32)の押圧により、
ホルダー(9)のU字型溝(24)に摺動自在に係合してい
る前方係合杆(34)を外方向に押圧摺動する事により、
前方係合杆(34)と後方係合体(25)の後方係合杆(3
0)は間隔を広げ、固着体(8)の前方係合受部(36)と
後方係合受部(31)に嵌合する事ができる。
【0024】この嵌合によって、本体連結部材(32)と
固着体(8)とは一体となるから、扉体(2)と家具本体
(15)とは一体に連結される。そして、この状態に於て
扉体(2)の開閉はリンクプレート(6)を介して行う事が
できるものとなる。また、扉体(2)と家具本体(15)と
の連結を解除しようとする場合には、後方係合体(25)
がホルダー(9)に回動可能に軸着しているから、後方係
合体(25)を、後方係合杆(30)が固着体(8)の後方係
合受部(31)と分離する方向に、図7に示す如く手動等
によって回動する事により、後方係合体(25)と後方係
合受部(31)との係合を解除する事ができ、簡易に扉体
(2)と家具本体(15)との分離を行う事ができる。
【0025】また、本実施例に於ける家具用スライド蝶
番を組み立てるには、後方係合杆(30)を備えた後方係
合体(25)と前方係合杆(34)とを、連結部材(32)の
前方及び後方に接続する。そして、この連結部材(32)
をホルダー(9)に組み込み、このホルダー(9)を本体連
結部材(32)に組み込む事によって行う。この連結部材
(32)のホルダー(9)への組み込みは、ホルダー(9)の
U字型溝(24)に、連結部材(32)に連結した前方係合
杆(34)を係合して行う。
【0026】この前方係合杆(34)のU字型溝(24)へ
の係合は、U字型溝(24)の開放部(37)から挿入し、
U字型溝(24)内で摺動可能に前方係合杆(34)が配置
されるから、後方係合体(25)をホルダー(9)に軸着す
ることが極めて簡易に可能となる。すなわち、後方係合
体(25)を軸部材(26)で、ホルダー(9)に軸着する場
合に於て、前方係合杆(34)はU字型溝(24)内で位置
を摺動する事ができる。そのため、仮に連結部材(3
2)、後方係合体(25)等の工作精度が低く、連結部材
(32)が設計寸法よりも多少大きかったり、多少小さな
場合にも、その誤差分だけ前方係合杆(34)はU字型溝
(24)内で摺動し、誤差を吸収出来るものとなる。その
ため、後方係合体(25)と軸部材(26)とは、容易にホ
ルダーに軸着する事ができるし、前方係合杆(34)もU
字型溝(24)に確実に係合する事ができるものとなる。
【0027】従って、家具用スライド蝶番の製造組み立
てに於て、簡易で廉価な組み立てを可能とする事ができ
る。また、前方係合杆(34)はホルダー(9)との係合関
係に於て、軸部材としての作用と、前方係合受部(36)
への係合部材としての作用を同時に備える事ができるも
のであるから、構造を簡略化し、廉価な製品を得る事が
可能となる。
【0028】また、扉体(2)と家具本体(15)とに複数
の家具用スライド蝶番を取り付けた場合には、個々の家
具用スライド蝶番毎に、前述の接続操作を繰り返せば良
いものであるから、扉体と家具本体との連結操作が容易
と成る。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、家具用スライド蝶番に於て部材点数を減少すると
ともに部材の組み立てを容易とする。また部材の製造時
に於ける精度が厳密に要求される事がなく、多少の製造
誤差を生じた場合にも何等支障なく組み立てを可能とす
る。そして、部材点数を少なくし、製造上の工作精度を
高度に必要としない事によって、廉価な家具用スライド
蝶番を得る事を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉体と家具本体の連結状態の断面図。
【図2】本体連結部材の分解斜視図。
【図3】ホルダーの分解斜視図。
【図4】固着体とホルダーとの連結前の状態を示す断面
図。
【図5】固着体とホルダーとの連結状態を示す断面図
で、扉体を大きく開放状態としている。
【図6】固着体とホルダーとの連結状態を示す断面図
で、扉体を少し開放状態としている。
【図7】後方係合体を後方係合受部から分離する状態を
示す断面図。
【符号の説明】
1 扉取付部材 2 扉体 6 リンクプレート 7 本体取付部材 8 固着体 9 ホルダー 12 連結体 15 家具本体 22 嵌合穴 23 嵌合突起 24 U字型溝 25 後方係合体 26 軸部材 28 押圧発条 30 後方係合杆 31 後方係合受部 32 連結部材 34 前方係合杆 36 前方係合受部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉体に固定するための扉取付部材と、家
    具本体に固定するための本体取付部材とをリンクプレー
    トを介して回動自在に連結し、上記の本体取付部材は家
    具本体に取り付ける固着体と、この固着体に着脱可能に
    接続するホルダーと、このホルダーを扉取付部材に連結
    するための連結体とから構成し、固着体とホルダーとに
    嵌合突起と嵌合穴とを形成するとともに、固着体に前方
    係合受部と後方係合受部とを形成し、ホルダーの前方側
    から設けたU字型溝に、前方係合受部と係合する前方係
    合杆を摺動可能に嵌合するとともに、後方係合受部と係
    合する後方係合杆を設けた後方係合体を、ホルダーに軸
    部材で軸着し、この後方係合体の、後方係合杆とは軸着
    部を介した反対側位置に連結部材の後端を接続し、この
    連結部材の先端に前方係合杆を連結し、後方係合体の回
    動時に、前方係合杆と後方係合杆の間隔を広くし得る構
    成とした事を特徴とする家具用スライド蝶番。
  2. 【請求項2】 後方係合体は、ホルダーとの間に介装し
    た押圧発条により、前方係合杆と後方係合杆との間隔を
    狭くする方向に常時は付勢している事を特徴とする請求
    項1の家具用スライド蝶番。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003048489A1 (fr) * 2001-12-06 2003-06-12 Sugatsune Kogyo Co., Ltd. Charniere a verrou
GB2407845A (en) * 2001-04-27 2005-05-11 Window Fab & Fixing Supplies Hinge

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