JP2000095999A - 防錆・耐汚染性保護コ―ティング剤組成物 - Google Patents
防錆・耐汚染性保護コ―ティング剤組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属材料や、金属材料と接触して用いられる
無機質材料の表面に塗布することにより、透明皮膜を形
成し優れた防錆効果と保護効果を付与し、しかも耐水性
に優れ、室温および高温においても容易に塗布可能な防
錆・耐汚染性保護コーティング剤組成物を提供する。 【解決手段】 (A) 特定のアルコキシシランもしくはそ
の部分加水分解物100 重量部、(B) 特定のシリコーン樹
脂0〜200 重量部、(C) アルキル変性シリコーンオイル
5〜50重量部、(D) 特定のジメチルシリコーンオイル2
〜50重量部、(E) 炭化水素系溶剤および/または揮発性
シリコーンの1種および/またはそれらの混合物8000〜
15000 重量部を含有し、25℃における粘度が1〜1000cP
である防錆・耐汚染性保護コーティング剤組成物。
無機質材料の表面に塗布することにより、透明皮膜を形
成し優れた防錆効果と保護効果を付与し、しかも耐水性
に優れ、室温および高温においても容易に塗布可能な防
錆・耐汚染性保護コーティング剤組成物を提供する。 【解決手段】 (A) 特定のアルコキシシランもしくはそ
の部分加水分解物100 重量部、(B) 特定のシリコーン樹
脂0〜200 重量部、(C) アルキル変性シリコーンオイル
5〜50重量部、(D) 特定のジメチルシリコーンオイル2
〜50重量部、(E) 炭化水素系溶剤および/または揮発性
シリコーンの1種および/またはそれらの混合物8000〜
15000 重量部を含有し、25℃における粘度が1〜1000cP
である防錆・耐汚染性保護コーティング剤組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基材に塗布する防
錆・耐汚染性保護コーティング剤組成物に関し、詳しく
は、アルミ、アルマイトなどに代表される金属材料や、
金属材料と接触して用いられるモルタルなどの無機質材
料の表面に塗布することにより、透明皮膜を形成し優れ
た防錆効果と保護効果を付与し、しかも耐水性に優れ、
室温および高温においても容易に塗布可能な防錆・耐汚
染性保護コーティング剤組成物に関る。
錆・耐汚染性保護コーティング剤組成物に関し、詳しく
は、アルミ、アルマイトなどに代表される金属材料や、
金属材料と接触して用いられるモルタルなどの無機質材
料の表面に塗布することにより、透明皮膜を形成し優れ
た防錆効果と保護効果を付与し、しかも耐水性に優れ、
室温および高温においても容易に塗布可能な防錆・耐汚
染性保護コーティング剤組成物に関る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】アル
ミ、アルマイトなどに代表される金属材料の表面は、酸
性雨、塩害などを受け劣化し、美観が低下するという問
題がある。また自動車のホイールなどは、ブレーキパッ
ドの摩耗粉の影響を受けホイール表面に錆が発生し、こ
の発生した錆は、容易に除去できないという問題があ
る。さらには、モルタルなどの無機質材料は、金属材料
の上に設置あるいは塗り付けられた場合、金属材料に錆
が発生するとその錆が無機質材料中に浸透し、基材表面
に染みとなって現れ、外観の変色をもたらす。錆の発生
は、成形物や外装面の品質が低下しているとの印象を与
えることになる。このような問題を解決するために、従
来、一般に知られている防錆剤を塗布する方法(特開昭
51−90682号公報参照)、またさらにアミノ変成
シロキサンを防錆剤とする方法(特開平6−57458
号公報参照)が提案されている。しかしながら、一般に
知られているワックスやワセリン、パラフィン、カルナ
バロウなどを主成分とする防錆剤では耐水性が不十分で
あり、浸水時や降雨時などの防錆性に問題がある。ま
た、アミノ変成シロキサンを防錆剤として使用した場合
でも、基材表面に黄変が生じやすいことと、防錆剤の皮
膜強度が十分でなく物理的影響を受けやすい環境での防
錆に更に改良が望まれていた。また、金属材料の防錆方
法として、鉱油を原料とした防錆油を使用することは周
知であり、防錆油は金属材料の貯蔵、成形工程あるいは
輸送時における一時的な錆止めとして使用されている
が、その皮膜は容易に脱落してしまい、長期間安定した
防錆効果を付与するには至っていない。一方、コンクリ
ートなどの多孔質無機材料に、シラン化合物やポリシロ
キサンを主成分とするコーティング剤を塗布し、撥水性
を付与して劣化を防止する方法が知られているが(特開
昭57−126878号公報、特開昭62−19736
号公報、特開平2−150477号公報)、防錆効果に
ついては記載されておらず、更に改善が必要であった。
ミ、アルマイトなどに代表される金属材料の表面は、酸
性雨、塩害などを受け劣化し、美観が低下するという問
題がある。また自動車のホイールなどは、ブレーキパッ
ドの摩耗粉の影響を受けホイール表面に錆が発生し、こ
の発生した錆は、容易に除去できないという問題があ
る。さらには、モルタルなどの無機質材料は、金属材料
の上に設置あるいは塗り付けられた場合、金属材料に錆
が発生するとその錆が無機質材料中に浸透し、基材表面
に染みとなって現れ、外観の変色をもたらす。錆の発生
は、成形物や外装面の品質が低下しているとの印象を与
えることになる。このような問題を解決するために、従
来、一般に知られている防錆剤を塗布する方法(特開昭
51−90682号公報参照)、またさらにアミノ変成
シロキサンを防錆剤とする方法(特開平6−57458
号公報参照)が提案されている。しかしながら、一般に
知られているワックスやワセリン、パラフィン、カルナ
バロウなどを主成分とする防錆剤では耐水性が不十分で
あり、浸水時や降雨時などの防錆性に問題がある。ま
た、アミノ変成シロキサンを防錆剤として使用した場合
でも、基材表面に黄変が生じやすいことと、防錆剤の皮
膜強度が十分でなく物理的影響を受けやすい環境での防
錆に更に改良が望まれていた。また、金属材料の防錆方
法として、鉱油を原料とした防錆油を使用することは周
知であり、防錆油は金属材料の貯蔵、成形工程あるいは
輸送時における一時的な錆止めとして使用されている
が、その皮膜は容易に脱落してしまい、長期間安定した
防錆効果を付与するには至っていない。一方、コンクリ
ートなどの多孔質無機材料に、シラン化合物やポリシロ
キサンを主成分とするコーティング剤を塗布し、撥水性
を付与して劣化を防止する方法が知られているが(特開
昭57−126878号公報、特開昭62−19736
号公報、特開平2−150477号公報)、防錆効果に
ついては記載されておらず、更に改善が必要であった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決し、優れた防錆・耐汚効果を有し、基材表面に自
然界の化学的、物理的要因により発生した劣化部、擦り
傷部を遮蔽し、耐摩耗性、耐候性、撥水性、美観の向上
などを付与することができ、さらには汚れ、錆の付着が
少なく、錆、汚れが付着しても容易に除去でき、本来の
基材の美観を美しい状態で保護可能な皮膜形成型の防錆
・耐汚染性保護コーティング剤組成物を提供することを
目的とする。本発明者らは、上記目的を達成するために
種々検討した結果、特定のシロキサン成分を組み合わせ
ることにより、上記特性を有する防錆・耐汚染性保護コ
ーティング剤組成物が得られることを見出し、本発明を
完成するに至った。即ち、本発明の防錆・耐汚染性保護
コーティング剤組成物は、 (A) 一般式 R1 aSi(OR2)4-a (式中、R1はハロゲン原子で置換されていてもよい1価
炭化水素残基、R2は炭素数1〜4のアルキル基、および
a は0〜2の整数である)で示されるアルコキシシラン
もしくはその部分加水分解物 100 重量部 (B) R3 bSiO(4-b)/2単位50〜99モル%と R4 3SiO1/2単位
1〜50モル%(R3、R4は置換または非置換の一価の炭化
水素基を表し、b は0<b <2の数である)とからなる
シリコーン樹脂 0〜200 重量部 (C) アルキル変性シリコーンオイル 5〜50重量部 (D) 一般式
を解決し、優れた防錆・耐汚効果を有し、基材表面に自
然界の化学的、物理的要因により発生した劣化部、擦り
傷部を遮蔽し、耐摩耗性、耐候性、撥水性、美観の向上
などを付与することができ、さらには汚れ、錆の付着が
少なく、錆、汚れが付着しても容易に除去でき、本来の
基材の美観を美しい状態で保護可能な皮膜形成型の防錆
・耐汚染性保護コーティング剤組成物を提供することを
目的とする。本発明者らは、上記目的を達成するために
種々検討した結果、特定のシロキサン成分を組み合わせ
ることにより、上記特性を有する防錆・耐汚染性保護コ
ーティング剤組成物が得られることを見出し、本発明を
完成するに至った。即ち、本発明の防錆・耐汚染性保護
コーティング剤組成物は、 (A) 一般式 R1 aSi(OR2)4-a (式中、R1はハロゲン原子で置換されていてもよい1価
炭化水素残基、R2は炭素数1〜4のアルキル基、および
a は0〜2の整数である)で示されるアルコキシシラン
もしくはその部分加水分解物 100 重量部 (B) R3 bSiO(4-b)/2単位50〜99モル%と R4 3SiO1/2単位
1〜50モル%(R3、R4は置換または非置換の一価の炭化
水素基を表し、b は0<b <2の数である)とからなる
シリコーン樹脂 0〜200 重量部 (C) アルキル変性シリコーンオイル 5〜50重量部 (D) 一般式
【0004】
【化3】
【0005】(式中、t はジメチルシリコーンオイルの
25℃における粘度を50〜200000cPとする任意の整数を示
す)で示される25℃における粘度が50〜200000cPのジメ
チルシリコーンオイル 2〜50重量部 (E) 炭化水素系溶剤および/または揮発性シリコーンの
1種および/またはそれらの混合物 8000〜15000 重量
部を含有し、25℃における粘度が1〜1000cPであること
を特徴とする。
25℃における粘度を50〜200000cPとする任意の整数を示
す)で示される25℃における粘度が50〜200000cPのジメ
チルシリコーンオイル 2〜50重量部 (E) 炭化水素系溶剤および/または揮発性シリコーンの
1種および/またはそれらの混合物 8000〜15000 重量
部を含有し、25℃における粘度が1〜1000cPであること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明のコーティング剤組成物に使用される(A)
成分は 一般式 R1 aSi(OR2)4-a で表わされるアルコキシシランおよび/またはその部分
加水分解物であり、本発明のコーティング剤組成物にお
いて各成分を安定的に分散させコーティング被膜の基材
への密着性を向上させ、持続性を保持するための成分で
ある。(A) 成分におけるR1はハロゲン原子で置換されて
もよい1価炭化水素残基であり、互いに同一でも相違な
ものでもよい。このようなハロゲン原子で置換されても
よい1価炭化水素残基としては、メチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、デシル基、ドデシル基のような炭素数1〜12のア
ルキル基;ビニル基、アリル基のようなアルケニル基;
フェニル基、トリル基、キシリル基のようなアリール
基;β−フェニルエチル基、β−フェニルプロピル基の
ようなアラルキル基のような1価の炭化水素基などが例
示されるオルガノシランおよび/またはその部分加水分
解物であり、これらの中でも入手の容易なことからメチ
ル基、エチル基、プロピル基が好ましい。
する。本発明のコーティング剤組成物に使用される(A)
成分は 一般式 R1 aSi(OR2)4-a で表わされるアルコキシシランおよび/またはその部分
加水分解物であり、本発明のコーティング剤組成物にお
いて各成分を安定的に分散させコーティング被膜の基材
への密着性を向上させ、持続性を保持するための成分で
ある。(A) 成分におけるR1はハロゲン原子で置換されて
もよい1価炭化水素残基であり、互いに同一でも相違な
ものでもよい。このようなハロゲン原子で置換されても
よい1価炭化水素残基としては、メチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、デシル基、ドデシル基のような炭素数1〜12のア
ルキル基;ビニル基、アリル基のようなアルケニル基;
フェニル基、トリル基、キシリル基のようなアリール
基;β−フェニルエチル基、β−フェニルプロピル基の
ようなアラルキル基のような1価の炭化水素基などが例
示されるオルガノシランおよび/またはその部分加水分
解物であり、これらの中でも入手の容易なことからメチ
ル基、エチル基、プロピル基が好ましい。
【0007】(A) 成分におけるR2は、加水分解基であ
り、この加水分解基としては、アルコキシ基が例示さ
れ、これらの中でも硬化反応時に発生する副生成物の臭
気が少なく、硬化性および被膜特性が良好なことから、
R2は炭素数1〜4のアルキル基、およびa は0〜2の整
数で示されるものが好ましく、特に好ましくはメトキシ
基およびエトキシ基である。アルコキシシランの部分加
水分解物は、公知の方法で容易に得ることができる。す
なわちメチルトリアルコキシシラン、ジメチルジアルコ
キシシラン、テトラアルコキシシラン、フェニルトリア
ルコキシシラン、ジフェニルジアルコキシシラン、メチ
ルフェニルジアルコキシシランなどのアルコキシシラン
類ならびにアルキルアルコキシシランのアルキル基をエ
チル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル
基、オクチル基、デシル基、ドデシル基のような炭素数
1〜12のようなアルキル基;ビニル基、アリル基のよう
なアルケニル基;トリル基、キシリル基のようなアリー
ル基のような1価の炭化水素基などで置換した有機ケイ
素化合物類の中から選択される1種あるいはそれらの混
合物を適宜選択して、触媒の存在下で加水分解あるいは
部分加水分解して得ることができる。
り、この加水分解基としては、アルコキシ基が例示さ
れ、これらの中でも硬化反応時に発生する副生成物の臭
気が少なく、硬化性および被膜特性が良好なことから、
R2は炭素数1〜4のアルキル基、およびa は0〜2の整
数で示されるものが好ましく、特に好ましくはメトキシ
基およびエトキシ基である。アルコキシシランの部分加
水分解物は、公知の方法で容易に得ることができる。す
なわちメチルトリアルコキシシラン、ジメチルジアルコ
キシシラン、テトラアルコキシシラン、フェニルトリア
ルコキシシラン、ジフェニルジアルコキシシラン、メチ
ルフェニルジアルコキシシランなどのアルコキシシラン
類ならびにアルキルアルコキシシランのアルキル基をエ
チル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル
基、オクチル基、デシル基、ドデシル基のような炭素数
1〜12のようなアルキル基;ビニル基、アリル基のよう
なアルケニル基;トリル基、キシリル基のようなアリー
ル基のような1価の炭化水素基などで置換した有機ケイ
素化合物類の中から選択される1種あるいはそれらの混
合物を適宜選択して、触媒の存在下で加水分解あるいは
部分加水分解して得ることができる。
【0008】上記アルコキシシランの部分加水分解物を
合成するための触媒としては、無水酢酸、氷酢酸、プロ
ピオン酸、安息香酸、ギ酸、酢酸、シュウ酸などの有機
酸;テトラブトキシチタネート、テトライソプロポキシ
チタネートのようなチタン酸エステル;メチルトリクロ
ロシラン、ジメチルジクロロシランのようなクロロシラ
ン;アンモニア水のような無機塩基、エチレンジアミ
ン、トリエタノールアミンのような有機塩基などが例示
される。また、(A) 成分として、以上のようにして得ら
れた、それぞれ特性の異なる硬化性ポリオルガノシロキ
サンを複合ブレンドして使用することも差し支えない。
合成するための触媒としては、無水酢酸、氷酢酸、プロ
ピオン酸、安息香酸、ギ酸、酢酸、シュウ酸などの有機
酸;テトラブトキシチタネート、テトライソプロポキシ
チタネートのようなチタン酸エステル;メチルトリクロ
ロシラン、ジメチルジクロロシランのようなクロロシラ
ン;アンモニア水のような無機塩基、エチレンジアミ
ン、トリエタノールアミンのような有機塩基などが例示
される。また、(A) 成分として、以上のようにして得ら
れた、それぞれ特性の異なる硬化性ポリオルガノシロキ
サンを複合ブレンドして使用することも差し支えない。
【0009】本発明のコーティング剤組成物で使用され
る(B) 成分は、R3 bSiO(4-b)/2単位50〜99モル%と R4 3S
iO1/2単位1〜50モル%(R3、R4は置換または非置換の
一価の炭化水素基を表し、b は0<b <2の数である)
とからなるシリコーン樹脂であり、本発明のコーティン
グ剤組成物において、その配合は任意であるが、皮膜形
成時の遮蔽性、撥水性、耐候性、皮膜強度をより向上さ
せるためには配合することが好ましい。ここで、R3、R4
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
などのアルキル基;ビニル基、アリル基のようなアルケ
ニル基;フェニル基、トリル基、キシリル基のようなア
リール基;シクロヘキシル基、シクロオクチル基などの
シクロアルキル基、あるいはこれらの基の炭素原子に結
合した水素原子をハロゲン原子、シアノ基、アミノ基な
どで置換した基、例えばクロロメチル基、3,3,3−トリ
フルオロプロピル基などが例示される。これらの中でも
入手の容易なことからメチル基、エチル基が好ましい。
る(B) 成分は、R3 bSiO(4-b)/2単位50〜99モル%と R4 3S
iO1/2単位1〜50モル%(R3、R4は置換または非置換の
一価の炭化水素基を表し、b は0<b <2の数である)
とからなるシリコーン樹脂であり、本発明のコーティン
グ剤組成物において、その配合は任意であるが、皮膜形
成時の遮蔽性、撥水性、耐候性、皮膜強度をより向上さ
せるためには配合することが好ましい。ここで、R3、R4
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
などのアルキル基;ビニル基、アリル基のようなアルケ
ニル基;フェニル基、トリル基、キシリル基のようなア
リール基;シクロヘキシル基、シクロオクチル基などの
シクロアルキル基、あるいはこれらの基の炭素原子に結
合した水素原子をハロゲン原子、シアノ基、アミノ基な
どで置換した基、例えばクロロメチル基、3,3,3−トリ
フルオロプロピル基などが例示される。これらの中でも
入手の容易なことからメチル基、エチル基が好ましい。
【0010】また、 R4 3SiO1/2単位はR3 bSiO(4-b)/2単
位との合計中、1〜50モル%であることが必要で、特に
好ましくは5〜20モル%である。 R4 3SiO1/2単位が1モ
ル%より少ないと本発明の効果が得られず、50モル%よ
り多いと樹脂の合成が困難になる。
位との合計中、1〜50モル%であることが必要で、特に
好ましくは5〜20モル%である。 R4 3SiO1/2単位が1モ
ル%より少ないと本発明の効果が得られず、50モル%よ
り多いと樹脂の合成が困難になる。
【0011】(B) 成分のシリコーン樹脂は、 R4 3SiO1/2
単位よりなるシラノール基含有オルガノポリシルセスキ
オキサン100 重量部に対して、 (R4 3Si)cZ (式中、c
は1または2を表し、Z はc が1のときは水素原子、水
酸基、加水分解性基を表し、c が2のときは-O-,-N(Y)
-,-S-を表す。ここでY は水素原子、炭素数1〜4の1
価の炭化水素基またはR4 3Si-を表す)で表される有機ケ
イ素化合物5〜100 重量部を反応させることにより得ら
れる。
単位よりなるシラノール基含有オルガノポリシルセスキ
オキサン100 重量部に対して、 (R4 3Si)cZ (式中、c
は1または2を表し、Z はc が1のときは水素原子、水
酸基、加水分解性基を表し、c が2のときは-O-,-N(Y)
-,-S-を表す。ここでY は水素原子、炭素数1〜4の1
価の炭化水素基またはR4 3Si-を表す)で表される有機ケ
イ素化合物5〜100 重量部を反応させることにより得ら
れる。
【0012】ここで、Z の加水分解性基としては、メト
キシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ
基、ブトキシ基などのアルコキシ基;プロペノキシ基な
どのアルケニルオキシ基;アセトキシ基、ベンゾキシ基
などのアシロキシ基;アセトンオキシム基、ブタノンオ
キシム基などのオルガノオキシム基;ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基などの
オルガノアミド基などが例示される。これらの内、原料
の入手の容易なことからアルコキシ基が好ましく、特に
メトキシ基、エトキシ基が好ましい。
キシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ
基、ブトキシ基などのアルコキシ基;プロペノキシ基な
どのアルケニルオキシ基;アセトキシ基、ベンゾキシ基
などのアシロキシ基;アセトンオキシム基、ブタノンオ
キシム基などのオルガノオキシム基;ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基などの
オルガノアミド基などが例示される。これらの内、原料
の入手の容易なことからアルコキシ基が好ましく、特に
メトキシ基、エトキシ基が好ましい。
【0013】R3 bSiO(4-b)/2で示されるポリシルセスキ
オキサンは、公知の方法で合成でき、例えばオルガノト
リクロロシランやオルガノトリアルコキシシランを過剰
の水で加水分解・縮合反応させることにより得られる。
オキサンは、公知の方法で合成でき、例えばオルガノト
リクロロシランやオルガノトリアルコキシシランを過剰
の水で加水分解・縮合反応させることにより得られる。
【0014】(R4 3Si)cZ で表される有機ケイ素化合物
は、R3 bSiO(4-b)/2成分のシラノール基をシリル化する
ものである。 (R4 3Si)cZ で表される成分としては、ト
リメチルシラン、トリエチルシランなどのハイドロジェ
ンシラン;トリメチルクロロシラン、トリエチルクロロ
シラン、トリフェニルクロロシラン、CF3(CH2)2Si(CH3)
2Cl などのクロロシラン;トリメチルシラノール;トリ
メチルメトキシシラン、トリメチルエトキシシランなど
のアルコキシシラン;(CH3)3SiNHCH3 、(CH3)3SiNHC
2H5、(CH3)3SiN(CH3)2 、(CH3)3SiN(C2H5) などのアシ
ロキシシラン;ヘキサメチルジシラザン、1,3 −ジビニ
ルテトラメチルジシラザンおよび[(CH3)3Si]3Nなどのシ
ラザンが例示される。これらの中でも、反応の制御や未
反応物の除去が容易なことから、シラザン類やクロロシ
ラン類が好ましい。R3 bSiO(4-b)/2成分とR4 3SiO1/2成分
との反応は、シラノールをシリル化する公知の方法で行
うことができる。(B) 成分のシリコーン樹脂の配合量
は、(A) 成分100 重量部に対して0〜200重量部であ
り、好ましくは50〜200 重量部、より好ましくは70〜12
0 重量部である。
は、R3 bSiO(4-b)/2成分のシラノール基をシリル化する
ものである。 (R4 3Si)cZ で表される成分としては、ト
リメチルシラン、トリエチルシランなどのハイドロジェ
ンシラン;トリメチルクロロシラン、トリエチルクロロ
シラン、トリフェニルクロロシラン、CF3(CH2)2Si(CH3)
2Cl などのクロロシラン;トリメチルシラノール;トリ
メチルメトキシシラン、トリメチルエトキシシランなど
のアルコキシシラン;(CH3)3SiNHCH3 、(CH3)3SiNHC
2H5、(CH3)3SiN(CH3)2 、(CH3)3SiN(C2H5) などのアシ
ロキシシラン;ヘキサメチルジシラザン、1,3 −ジビニ
ルテトラメチルジシラザンおよび[(CH3)3Si]3Nなどのシ
ラザンが例示される。これらの中でも、反応の制御や未
反応物の除去が容易なことから、シラザン類やクロロシ
ラン類が好ましい。R3 bSiO(4-b)/2成分とR4 3SiO1/2成分
との反応は、シラノールをシリル化する公知の方法で行
うことができる。(B) 成分のシリコーン樹脂の配合量
は、(A) 成分100 重量部に対して0〜200重量部であ
り、好ましくは50〜200 重量部、より好ましくは70〜12
0 重量部である。
【0015】(C) 成分は、本コーティング剤組成物にお
いて、被膜形成後の耐久性を向上させ、かつ被膜に靱性
を付与させるための成分である。本発明で使用されるア
ルキル変性シリコーンオイルは、下記平均組成式(1) 、
(2) および(3) で示されるものが好ましく、平均組成式
(1) 、(2) および(3) で示されるアルキル変性シリコー
ンオイルは、ポリメチルハイドロジェンシロキサンまた
はポリメチルハイドロジェンジメチルシロキサンコポリ
マーに二重結合を少なくとも1個有する炭化水素を付加
してなるものである。これらはポリメチルハイドロジェ
ンシロキサン、ポリメチルハイドロジェンジメチルシリ
コーンコポリマーに白金触媒を用いてα−オレフィンを
付加反応により付加させて合成することができる。
いて、被膜形成後の耐久性を向上させ、かつ被膜に靱性
を付与させるための成分である。本発明で使用されるア
ルキル変性シリコーンオイルは、下記平均組成式(1) 、
(2) および(3) で示されるものが好ましく、平均組成式
(1) 、(2) および(3) で示されるアルキル変性シリコー
ンオイルは、ポリメチルハイドロジェンシロキサンまた
はポリメチルハイドロジェンジメチルシロキサンコポリ
マーに二重結合を少なくとも1個有する炭化水素を付加
してなるものである。これらはポリメチルハイドロジェ
ンシロキサン、ポリメチルハイドロジェンジメチルシリ
コーンコポリマーに白金触媒を用いてα−オレフィンを
付加反応により付加させて合成することができる。
【0016】
【化4】
【0017】(式中、X は炭素数10〜90の範囲にあるア
ルキル基、m 、n はアルキル変性シリコーンオイルの25
℃における粘度を20〜50000cP とする任意の整数を示
す) (C) 成分のアルキル変性シリコーンオイルの配合量は、
(A) 成分100 重量部に対し、5〜50重量部が好ましく、
特に好ましくは7〜20重量部である。本発明のコーティ
ング剤組成物に使用される(D) 成分は、下記一般式で示
される、25℃における粘度が50〜2000cPのジメチルシリ
コーンオイルであり、本組成物において作業性を向上さ
せるための成分である。
ルキル基、m 、n はアルキル変性シリコーンオイルの25
℃における粘度を20〜50000cP とする任意の整数を示
す) (C) 成分のアルキル変性シリコーンオイルの配合量は、
(A) 成分100 重量部に対し、5〜50重量部が好ましく、
特に好ましくは7〜20重量部である。本発明のコーティ
ング剤組成物に使用される(D) 成分は、下記一般式で示
される、25℃における粘度が50〜2000cPのジメチルシリ
コーンオイルであり、本組成物において作業性を向上さ
せるための成分である。
【0018】
【化5】
【0019】(式中、t はジメチルシリコーンオイルの
25℃における粘度を50〜200000cPとする任意の整数を示
す) (D) 成分のジメチルシリコーンオイルの配合量は、(A)
成分100 重量部に対し、2〜50重量部が好ましく、特に
好ましくは、8〜20重量部である。
25℃における粘度を50〜200000cPとする任意の整数を示
す) (D) 成分のジメチルシリコーンオイルの配合量は、(A)
成分100 重量部に対し、2〜50重量部が好ましく、特に
好ましくは、8〜20重量部である。
【0020】本発明において使用される(E) 成分は、炭
化水素系溶剤、揮発性シリコーンまたはそれらの混合物
であり、揮発性シリコーンとしては下記の一般式(I) ま
たは(II)で示されるものが好ましい。
化水素系溶剤、揮発性シリコーンまたはそれらの混合物
であり、揮発性シリコーンとしては下記の一般式(I) ま
たは(II)で示されるものが好ましい。
【0021】
【化6】
【0022】上記のような揮発性ポリジメチルシロキサ
ンは、末端がトリメチルシリル基で封鎖されたp が0〜
9の直鎖状ポリジメチルシロキサンまたはq が3〜8の
環状ポリジメチルシロキサンであり、(A) 成分から(D)
成分および触媒成分の溶解性を配慮しながら直鎖状ある
いは環状のポリジメチルシロキサンのいずれかもしくは
それらの混合物が使用される。このうち、p が2〜7の
直鎖状ポリジメチルシロキサンまたはq が4または5の
環状ポリジメチルシロキサンの使用が好ましい。ここで
「揮発性」とは室温で測定可能な蒸気圧を有することを
意味し、(E) 成分は99〜260 ℃の沸点を有することが好
ましい。(E) 成分の配合量は、(A) 成分100 重量部に対
して8000〜15000 重量部であり、好ましくは10000 〜13
000 重量部である。
ンは、末端がトリメチルシリル基で封鎖されたp が0〜
9の直鎖状ポリジメチルシロキサンまたはq が3〜8の
環状ポリジメチルシロキサンであり、(A) 成分から(D)
成分および触媒成分の溶解性を配慮しながら直鎖状ある
いは環状のポリジメチルシロキサンのいずれかもしくは
それらの混合物が使用される。このうち、p が2〜7の
直鎖状ポリジメチルシロキサンまたはq が4または5の
環状ポリジメチルシロキサンの使用が好ましい。ここで
「揮発性」とは室温で測定可能な蒸気圧を有することを
意味し、(E) 成分は99〜260 ℃の沸点を有することが好
ましい。(E) 成分の配合量は、(A) 成分100 重量部に対
して8000〜15000 重量部であり、好ましくは10000 〜13
000 重量部である。
【0023】本発明のコーティング剤組成物には、必要
に応じて各種の硬化用の触媒成分を添加してもよく、こ
の触媒成分としてはポリオルガノシロキサンの硬化触媒
として公知の物が使用可能である。具体的には、例えば
ジオクチル酸スズ、ジブチルスズジラウレート、ジブチ
ルスズジオクトエート、ジオクチルスズジラウレートの
ような有機スズ化合物;オルガノシリコーン第四アンモ
ニウム塩などが例示され、これらの中でも、硬化性や液
安定性の観点からジブチルスズジラウレート、ジオクチ
ルスズジラウレートが特に好ましい。触媒成分の配合量
は、(A) 成分100 重量部に対し0.001 〜1重量部、好ま
しくは0.1 〜0.5 重量部の範囲である。
に応じて各種の硬化用の触媒成分を添加してもよく、こ
の触媒成分としてはポリオルガノシロキサンの硬化触媒
として公知の物が使用可能である。具体的には、例えば
ジオクチル酸スズ、ジブチルスズジラウレート、ジブチ
ルスズジオクトエート、ジオクチルスズジラウレートの
ような有機スズ化合物;オルガノシリコーン第四アンモ
ニウム塩などが例示され、これらの中でも、硬化性や液
安定性の観点からジブチルスズジラウレート、ジオクチ
ルスズジラウレートが特に好ましい。触媒成分の配合量
は、(A) 成分100 重量部に対し0.001 〜1重量部、好ま
しくは0.1 〜0.5 重量部の範囲である。
【0024】本組成物の粘度は1〜1000cPであることが
好ましく、特に好ましくは5〜100cPである。粘度が1c
P未満では基材への塗布性が悪く、液ダレの発生があり
好ましくなく、1000cPを超えると塗りむらの発生があり
好ましくない。
好ましく、特に好ましくは5〜100cPである。粘度が1c
P未満では基材への塗布性が悪く、液ダレの発生があり
好ましくなく、1000cPを超えると塗りむらの発生があり
好ましくない。
【0025】また、本発明のコーティング剤組成物に
は、必要に応じて紫外線吸収剤、抗菌剤、レベリング
剤、抗酸化剤を配合することができる。
は、必要に応じて紫外線吸収剤、抗菌剤、レベリング
剤、抗酸化剤を配合することができる。
【0026】本発明の防錆・耐汚染性保護コーティング
剤組成物の基材表面への塗布方法としては、刷毛塗り、
スプレー塗布、ローラー塗布、フロート塗布などの方法
を用いることができる。
剤組成物の基材表面への塗布方法としては、刷毛塗り、
スプレー塗布、ローラー塗布、フロート塗布などの方法
を用いることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、アルミ、アルマイトな
どに代表される金属材料の表面は、金属材料と接触して
用いられる石材やモルタルなどの無機質材料に対して優
れた防錆効果、耐水性および保護効果を付与することが
可能で、錆の発生による基材の外観変化や基材強度の低
下、更には商品価値の低下を防止することができる。し
かも本発明のコーティング剤組成物は、室温および高温
においても容易に塗布可能なことから、耐熱性のない基
材にも塗布でき、熱のかけられない作業現場で塗布でき
ることから、その工業的、産業的価値は極めて高いもの
である。
どに代表される金属材料の表面は、金属材料と接触して
用いられる石材やモルタルなどの無機質材料に対して優
れた防錆効果、耐水性および保護効果を付与することが
可能で、錆の発生による基材の外観変化や基材強度の低
下、更には商品価値の低下を防止することができる。し
かも本発明のコーティング剤組成物は、室温および高温
においても容易に塗布可能なことから、耐熱性のない基
材にも塗布でき、熱のかけられない作業現場で塗布でき
ることから、その工業的、産業的価値は極めて高いもの
である。
【0028】
【実施例】以下に本発明を実施例を挙げて説明する。な
お、特にことわらない限り、実施例中の部は重量部を、
%は重量%を示し、粘度は25℃の値を示す。 合成例1 攪拌機、加温ジャケット、還流冷却器および滴下ロート
を取り付けたフラスコにメチルトリメトキシシラン1360
g(10mol )、メタノール200gおよびメチルトリクロロ
シランを塩酸分が 50ppmとなるように仕込み、攪拌しな
がら水171g(0.95mol )を滴下ロートを使って徐々に滴
下した。還流温度(約68〜72℃)で4時間保持して、加
水分解および縮合反応を行った。常圧、 100℃の条件下
で揮発分を留除した後、徐々に減圧を行い、40mmHg、 1
50℃の条件下でさらに揮発分を減圧留除して、粘度20cP
のシリコーン630g(A−1)を得た。
お、特にことわらない限り、実施例中の部は重量部を、
%は重量%を示し、粘度は25℃の値を示す。 合成例1 攪拌機、加温ジャケット、還流冷却器および滴下ロート
を取り付けたフラスコにメチルトリメトキシシラン1360
g(10mol )、メタノール200gおよびメチルトリクロロ
シランを塩酸分が 50ppmとなるように仕込み、攪拌しな
がら水171g(0.95mol )を滴下ロートを使って徐々に滴
下した。還流温度(約68〜72℃)で4時間保持して、加
水分解および縮合反応を行った。常圧、 100℃の条件下
で揮発分を留除した後、徐々に減圧を行い、40mmHg、 1
50℃の条件下でさらに揮発分を減圧留除して、粘度20cP
のシリコーン630g(A−1)を得た。
【0029】合成例2 攪拌機、加温ジャケット、還流冷却器および滴下ロート
を取り付けたフラスコにメチルトリエトキシシラン160.
2g(0.9mol)、ジメチルジメトキシシラン12g(0.1mo
l)、メタノール200gおよび酢酸を5g仕込み、攪拌し
ながら水171g(0.95mol )を滴下ロートを使って徐々に
滴下した。還流温度(約68〜72℃)で4時間保持して、
加水分解および縮合反応を行った。常圧、 100℃の条件
下で揮発分を留除した後、徐々に減圧を行い、40mmHg、
150℃の条件下でさらに揮発分を減圧留除して、粘度20
cPのシリコーン630g(A−2)を得た。
を取り付けたフラスコにメチルトリエトキシシラン160.
2g(0.9mol)、ジメチルジメトキシシラン12g(0.1mo
l)、メタノール200gおよび酢酸を5g仕込み、攪拌し
ながら水171g(0.95mol )を滴下ロートを使って徐々に
滴下した。還流温度(約68〜72℃)で4時間保持して、
加水分解および縮合反応を行った。常圧、 100℃の条件
下で揮発分を留除した後、徐々に減圧を行い、40mmHg、
150℃の条件下でさらに揮発分を減圧留除して、粘度20
cPのシリコーン630g(A−2)を得た。
【0030】合成例3 攪拌機、加温ジャケット、還流冷却器および滴下ロート
を取り付けたフラスコにメチルトリイソプロポキシシラ
ン220 g(1mol )とトルエン150 gを仕込み、1%塩
酸水溶液108 gを20分かけて滴下し、メチルトリイソプ
ロポキシシランを加水分解した。滴下40分後に攪拌を止
め、分液後、有機層を水洗して塩酸を除去し、さらにト
ルエンを減圧除去して、分子量12000 、軟化点115 ℃、
シラノール基含有量1.2%のメチルポリシルセスキオキ
サンP−1を調製した。次に、メチルポリシルセスキオ
キサンP−1の100 g、トルエン200 g、トリメチルク
ロロシラン10gおよびヘキサメチルジシラザン50gをフ
ラスコに仕込み、加熱攪拌を行った。トルエンの還流温
度で2時間加熱攪拌後、反応によって生じたアンモニ
ア、塩酸あるいはそれらの塩を水洗によって除去し、さ
らにトルエン減圧留除して、トリメチルシリル化され
た、軟化点80℃のシリコーン樹脂(B−1)を得た。
尚、B−1のシラノール基含有量は0.3 重量%であっ
た。ここで、軟化点はJIS C 2104の環球式軟化点測定法
に準じて測定した。また、分子量は、GPC(HLC−
802U、東ソー(株)製)を用いて(ポリスチレン換
算の)分子量を測定した。この分子量の測定では、メチ
ルポリシルセスキオキサンP−1とトリメチルシリル化
されたシリコーン樹脂(B−1)の分子量はほぼ同じ値
を示した。また、シラノール基含有量はシリコーン樹脂
を300 ℃で2時間加熱時に発生した水分量を電量滴定式
水分測定装置CA−06型(三菱化成(株)製)を用い
て測定し、下記式により算出した。 シラノール基含有量(%)={(発生水分量×34/1
8)÷シリコーン樹脂重量}×100 実施例中、(C) 成分のアルキル変性シリコーンオイルと
しては以下のものを使用した。
を取り付けたフラスコにメチルトリイソプロポキシシラ
ン220 g(1mol )とトルエン150 gを仕込み、1%塩
酸水溶液108 gを20分かけて滴下し、メチルトリイソプ
ロポキシシランを加水分解した。滴下40分後に攪拌を止
め、分液後、有機層を水洗して塩酸を除去し、さらにト
ルエンを減圧除去して、分子量12000 、軟化点115 ℃、
シラノール基含有量1.2%のメチルポリシルセスキオキ
サンP−1を調製した。次に、メチルポリシルセスキオ
キサンP−1の100 g、トルエン200 g、トリメチルク
ロロシラン10gおよびヘキサメチルジシラザン50gをフ
ラスコに仕込み、加熱攪拌を行った。トルエンの還流温
度で2時間加熱攪拌後、反応によって生じたアンモニ
ア、塩酸あるいはそれらの塩を水洗によって除去し、さ
らにトルエン減圧留除して、トリメチルシリル化され
た、軟化点80℃のシリコーン樹脂(B−1)を得た。
尚、B−1のシラノール基含有量は0.3 重量%であっ
た。ここで、軟化点はJIS C 2104の環球式軟化点測定法
に準じて測定した。また、分子量は、GPC(HLC−
802U、東ソー(株)製)を用いて(ポリスチレン換
算の)分子量を測定した。この分子量の測定では、メチ
ルポリシルセスキオキサンP−1とトリメチルシリル化
されたシリコーン樹脂(B−1)の分子量はほぼ同じ値
を示した。また、シラノール基含有量はシリコーン樹脂
を300 ℃で2時間加熱時に発生した水分量を電量滴定式
水分測定装置CA−06型(三菱化成(株)製)を用い
て測定し、下記式により算出した。 シラノール基含有量(%)={(発生水分量×34/1
8)÷シリコーン樹脂重量}×100 実施例中、(C) 成分のアルキル変性シリコーンオイルと
しては以下のものを使用した。
【0031】
【化7】
【0032】実施例中、(D) 成分のジメチルシリコーン
オイルは、以下に示すものを使用した。 D−1 25℃における粘度が 100cPのジメチルシリコー
ンオイル D−2 25℃における粘度が1000cPのジメチルシリコー
ンオイル 参考例1 容器にカルナバロウ50部、流動パラフィン25部、ポリオ
キシエチレン(10)ステアレート9部、ポリオキシエ
チレン(40)ステアレート9部、ポリオキシエチレン
(10)オクチルフェニルエーテル12部をとり、徐々に
加熱して溶解し、90℃に保ちながら加熱攪拌した後、90
℃に加温した温水380 部を徐々に加えながら1時間攪拌
し、その後冷却攪拌を行い、25℃まで冷却し、比較用の
乳化組成物(X−1)を得た。
オイルは、以下に示すものを使用した。 D−1 25℃における粘度が 100cPのジメチルシリコー
ンオイル D−2 25℃における粘度が1000cPのジメチルシリコー
ンオイル 参考例1 容器にカルナバロウ50部、流動パラフィン25部、ポリオ
キシエチレン(10)ステアレート9部、ポリオキシエ
チレン(40)ステアレート9部、ポリオキシエチレン
(10)オクチルフェニルエーテル12部をとり、徐々に
加熱して溶解し、90℃に保ちながら加熱攪拌した後、90
℃に加温した温水380 部を徐々に加えながら1時間攪拌
し、その後冷却攪拌を行い、25℃まで冷却し、比較用の
乳化組成物(X−1)を得た。
【0033】参考例2 参考例1と同様にして、流動パラフィン33%およびプロ
ピレングリコールモノステアレート12%を含有する比較
用の水分散液(X−2)を得た。
ピレングリコールモノステアレート12%を含有する比較
用の水分散液(X−2)を得た。
【0034】参考例3 参考例1と同様にして、カルナパロウ20%およびグリセ
リンモノラウリン酸エステル5%を含有する比較用の水
分散液(X−3)を得た。
リンモノラウリン酸エステル5%を含有する比較用の水
分散液(X−3)を得た。
【0035】実施例1〜8および比較例1〜9 表1〜2に示す配合組成でコーティング剤組成物を調製
し、防錆性、遮蔽性、耐候性、耐水性および防汚性を下
記の方法で評価した。 [試験片の作成] ・試験片1 15×15cmの大きさのアルミパネルをサンドペーパーで軽
く擦って擦り傷をつけた。これにスポンジを用いてコー
ティング剤組成物を塗布し、1日風乾して皮膜を形成さ
せ、試験片とした。 ・試験片2 15×15cmの大きさのアルミパネルをサンドペーパーで軽
く擦って擦り傷をつけた。これにスプレーを用いてコー
ティング剤組成物を塗布し、乾いたウエスで拭き上げた
後、60℃にて30分乾燥して皮膜を形成させ、試験片とし
た。 [防錆性]ガラスシャーレの中に試験片を入れ、5%Na
Clの水溶液50gを噴霧し密閉を行い、35℃条件下にて2
日間放置した後、錆の発生を目視にて観察し下記4段階
で評価した。 ◎ : 錆の発生なし。 ○ : 表面に変色あり(基材表面の5%未満)。 △ : 表面に白色あるいは茶色の変色あり(基材表面
の50%未満)。 × : 表面全体に錆の発生あり。 [遮蔽性]試験片の外観を目視にて観察し下記4段階で
評価した。 ◎ : 擦り傷部が良く遮蔽され、皮膜の透明感も良
好。 ○ : 擦り傷部の一部が露出しているが、皮膜の透明
感は良好。 △ : 擦り傷部の一部が露出し、皮膜の透明感もやや
不良。 × : 遮蔽効果不十分で、皮膜の透明感もない。 [耐候性]サンシャインウエザオメーターを用いて500
時間暴露した後、外観を目視にて観察し下記4段階で評
価した。 ◎ : 擦り傷部が良く遮蔽され、皮膜の透明感も良
好。 ○ : 擦り傷部の一部が露出しているが、皮膜の透明
感は良好。 △ : 擦り傷部の一部が露出し、皮膜の透明感もやや
不良。 × : 遮蔽効果不十分で、皮膜の透明感もない。 [耐水性]試験片の上に水道水を24時間流した後、外観
を目視にて観察し下記4段階で評価した。 ◎ : 擦り傷部が良く遮蔽され、皮膜の透明感も良
好。 ○ : 擦り傷部の一部が露出しているが、皮膜の透明
感は良好。 △ : 擦り傷部の一部が露出し、皮膜の透明感もやや
不良。 × : 遮蔽効果不十分で、皮膜の透明感もない。 [防汚性]試験片に汚染材料としてゴマ油を刷毛で塗布
し、1時間放置後の布による拭き取り易さについて下記
4段階で評価した。 ◎ : 汚染材料は残らず、拭き取りは良好。 ○ : 汚染材料は残らないが、一部に染みが残る。 △ : 表面の汚染材料は取れるが、傷の細部に汚染物
が残る。 × : 全体に汚染物が残る。
し、防錆性、遮蔽性、耐候性、耐水性および防汚性を下
記の方法で評価した。 [試験片の作成] ・試験片1 15×15cmの大きさのアルミパネルをサンドペーパーで軽
く擦って擦り傷をつけた。これにスポンジを用いてコー
ティング剤組成物を塗布し、1日風乾して皮膜を形成さ
せ、試験片とした。 ・試験片2 15×15cmの大きさのアルミパネルをサンドペーパーで軽
く擦って擦り傷をつけた。これにスプレーを用いてコー
ティング剤組成物を塗布し、乾いたウエスで拭き上げた
後、60℃にて30分乾燥して皮膜を形成させ、試験片とし
た。 [防錆性]ガラスシャーレの中に試験片を入れ、5%Na
Clの水溶液50gを噴霧し密閉を行い、35℃条件下にて2
日間放置した後、錆の発生を目視にて観察し下記4段階
で評価した。 ◎ : 錆の発生なし。 ○ : 表面に変色あり(基材表面の5%未満)。 △ : 表面に白色あるいは茶色の変色あり(基材表面
の50%未満)。 × : 表面全体に錆の発生あり。 [遮蔽性]試験片の外観を目視にて観察し下記4段階で
評価した。 ◎ : 擦り傷部が良く遮蔽され、皮膜の透明感も良
好。 ○ : 擦り傷部の一部が露出しているが、皮膜の透明
感は良好。 △ : 擦り傷部の一部が露出し、皮膜の透明感もやや
不良。 × : 遮蔽効果不十分で、皮膜の透明感もない。 [耐候性]サンシャインウエザオメーターを用いて500
時間暴露した後、外観を目視にて観察し下記4段階で評
価した。 ◎ : 擦り傷部が良く遮蔽され、皮膜の透明感も良
好。 ○ : 擦り傷部の一部が露出しているが、皮膜の透明
感は良好。 △ : 擦り傷部の一部が露出し、皮膜の透明感もやや
不良。 × : 遮蔽効果不十分で、皮膜の透明感もない。 [耐水性]試験片の上に水道水を24時間流した後、外観
を目視にて観察し下記4段階で評価した。 ◎ : 擦り傷部が良く遮蔽され、皮膜の透明感も良
好。 ○ : 擦り傷部の一部が露出しているが、皮膜の透明
感は良好。 △ : 擦り傷部の一部が露出し、皮膜の透明感もやや
不良。 × : 遮蔽効果不十分で、皮膜の透明感もない。 [防汚性]試験片に汚染材料としてゴマ油を刷毛で塗布
し、1時間放置後の布による拭き取り易さについて下記
4段階で評価した。 ◎ : 汚染材料は残らず、拭き取りは良好。 ○ : 汚染材料は残らないが、一部に染みが残る。 △ : 表面の汚染材料は取れるが、傷の細部に汚染物
が残る。 × : 全体に汚染物が残る。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
Claims (3)
- 【請求項1】(A) 一般式 R1 aSi(OR2)4-a (式中、R1はハロゲン原子で置換されていてもよい1価
炭化水素残基、R2は炭素数1〜4のアルキル基、および
a は0〜2の整数である)で示されるアルコキシシラン
もしくはその部分加水分解物 100 重量部 (B) R3 bSiO(4-b)/2単位50〜99モル%と R4 3SiO1/2単位
1〜50モル%(R3、R4は置換または非置換の一価の炭化
水素基を表し、b は0<b <2の数である)とからなる
シリコーン樹脂 0〜200 重量部 (C) アルキル変性シリコーンオイル 5〜50重量部 (D) 一般式 【化1】 (式中、t はジメチルシリコーンオイルの25℃における
粘度を50〜200000cPとする任意の整数を示す)で示され
る25℃における粘度が50〜200000cPのジメチルシリコー
ンオイル 2〜50重量部 (E) 炭化水素系溶剤および/または揮発性シリコーンの
1種および/またはそれらの混合物 8000〜15000 重量
部を含有し、25℃における粘度が1〜1000cPである防錆
・耐汚染性保護コーティング剤組成物。 - 【請求項2】(C) アルキル変性シリコーンオイルが、平
均組成式(1) および/または(2) および/または(3) で
表される請求項1記載のコーティング剤組成物。 【化2】 (式中、X は炭素数10〜90の範囲にあるアルキル基、m
、n はアルキル変性シリコーンオイルの25℃における
粘度を20〜50000cP とする任意の整数を示す) - 【請求項3】更に硬化触媒を含有する請求項1又は2記
載のコーティング剤組成物。
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- 1999-07-06 JP JP11192129A patent/JP2000095999A/ja not_active Withdrawn
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