JP2000056927A - キーボード表示装置及びその表示方法 - Google Patents
キーボード表示装置及びその表示方法Info
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- JP2000056927A JP2000056927A JP23501598A JP23501598A JP2000056927A JP 2000056927 A JP2000056927 A JP 2000056927A JP 23501598 A JP23501598 A JP 23501598A JP 23501598 A JP23501598 A JP 23501598A JP 2000056927 A JP2000056927 A JP 2000056927A
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- keyboard
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 在庫や流通及び構造上のコストアップを招く
ことなく、しかも故障を誘引せずに、いつ如何なる場所
でも即座に言語を切りかえることができるキーボード表
示装置及びその表示方法の提供。 【解決手段】 あらかじめ保持されている各言語別のメ
ッセージデータと複数のキーボード配列データをユーザ
操作に応じて選択し、この選択データを利用してメッセ
ージやキーボードオブジェクトを表示手段に表示させる
と共に、表示されたキーボードオブジェクトに含まれる
キートップ・オブジェクトをユーザ操作に応じて選択
し、選択されたキーボード・オブジェクトに割り当てら
れた数字、文字又を出力する。使用中に表示手段の画面
上で各言語別のメッセージデータや複数のキーボード配
列データを自在に選択できる。
ことなく、しかも故障を誘引せずに、いつ如何なる場所
でも即座に言語を切りかえることができるキーボード表
示装置及びその表示方法の提供。 【解決手段】 あらかじめ保持されている各言語別のメ
ッセージデータと複数のキーボード配列データをユーザ
操作に応じて選択し、この選択データを利用してメッセ
ージやキーボードオブジェクトを表示手段に表示させる
と共に、表示されたキーボードオブジェクトに含まれる
キートップ・オブジェクトをユーザ操作に応じて選択
し、選択されたキーボード・オブジェクトに割り当てら
れた数字、文字又を出力する。使用中に表示手段の画面
上で各言語別のメッセージデータや複数のキーボード配
列データを自在に選択できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボード表示装
置及びその表示方法に関し、詳しくは、ディスプレイ上
に表示される仮想的なキーボードであり、特にタッチパ
ネルと併用することによって、実体を伴うキーボード装
置を不要にでき又はその機能を補完でき、例えば、汎用
コンピュータや工業用コンピュータ、電子手帳、携帯型
の情報端末、遊技(ゲーム)装置あるいはGPS(Glob
al Positioning System)装置などのコンピュータ応用
機器に用いて好適なキーボード表示装置及びその表示方
法に関する。
置及びその表示方法に関し、詳しくは、ディスプレイ上
に表示される仮想的なキーボードであり、特にタッチパ
ネルと併用することによって、実体を伴うキーボード装
置を不要にでき又はその機能を補完でき、例えば、汎用
コンピュータや工業用コンピュータ、電子手帳、携帯型
の情報端末、遊技(ゲーム)装置あるいはGPS(Glob
al Positioning System)装置などのコンピュータ応用
機器に用いて好適なキーボード表示装置及びその表示方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータを例に挙げるま
でもなく、コンピュータ応用機器にとって、入力装置は
必須の構成要素であり、特にタイプライターの時代から
受け継がれたキーボードは欠くことのできない入力装置
の一つである。一般に、キーボードはコンピュータ本体
から分離したタイプと分離しない(本体組み込みの)タ
イプに分かれるが、後者のタイプは、さらに実体を伴う
タイプと、ディスプレイ上に表示される仮想的なタイプ
とに分けることができる。本発明は、最後の「仮想的な
タイプのキーボード」に関するものである。以下、この
タイプのキーボードを仮想キーボードと称することにす
る。
でもなく、コンピュータ応用機器にとって、入力装置は
必須の構成要素であり、特にタイプライターの時代から
受け継がれたキーボードは欠くことのできない入力装置
の一つである。一般に、キーボードはコンピュータ本体
から分離したタイプと分離しない(本体組み込みの)タ
イプに分かれるが、後者のタイプは、さらに実体を伴う
タイプと、ディスプレイ上に表示される仮想的なタイプ
とに分けることができる。本発明は、最後の「仮想的な
タイプのキーボード」に関するものである。以下、この
タイプのキーボードを仮想キーボードと称することにす
る。
【0003】仮想キーボードは、ディスプレイ上にソフ
ト的に描かれた画像オブジェクトであり、この画像オブ
ジェクトは、さらに、所定のキー配列(例えば、「QW
ERTY配列」:詳細後述)に則った、英数字や英記号
の多数のキートップ・オブジェクトを有している。コン
ピュータ内のCPUは、ディスプレイ上に重ねられたタ
ッチパネルのタッチ座標を検出し、その座標に位置する
キートップ・オブジェクトを反転表示させると共に、そ
のキートップ・オブジェクトに定義されている英数字又
は英記号を取り込み、ユーザによる入力情報として認識
する。このように、仮想キーボードは、実体を伴うキー
ボードに置き換わるものであり、コンピュータ応用機器
の小型、軽量化に大きく貢献するうえ、画面から視線を
外さずに入力操作を行うことができるので、実体を伴う
キーボードと併用した場合でも入力ミスの回避や操作性
の改善など多くのメリットを得られる点で優れた入力装
置である。
ト的に描かれた画像オブジェクトであり、この画像オブ
ジェクトは、さらに、所定のキー配列(例えば、「QW
ERTY配列」:詳細後述)に則った、英数字や英記号
の多数のキートップ・オブジェクトを有している。コン
ピュータ内のCPUは、ディスプレイ上に重ねられたタ
ッチパネルのタッチ座標を検出し、その座標に位置する
キートップ・オブジェクトを反転表示させると共に、そ
のキートップ・オブジェクトに定義されている英数字又
は英記号を取り込み、ユーザによる入力情報として認識
する。このように、仮想キーボードは、実体を伴うキー
ボードに置き換わるものであり、コンピュータ応用機器
の小型、軽量化に大きく貢献するうえ、画面から視線を
外さずに入力操作を行うことができるので、実体を伴う
キーボードと併用した場合でも入力ミスの回避や操作性
の改善など多くのメリットを得られる点で優れた入力装
置である。
【0004】ところで、英語圏で生まれたコンピュータ
も現在は言語の垣根を越えて世界各国に普及しており、
その利用者も専門的な訓練を受けていない一般大衆へと
拡大している点を考慮すると、英語表記以外のキーボー
ドの市場投入が強く求められているが、上述の実体を伴
うキーボードにあっては、言語ごとにキートップを製造
する必要があり、コスト面での不利を否めない。この
点、仮想キーボードは、各国の言語データ(例えば、言
語フォント)を入れ換えればよく、鋳造加工などの機械
的な製造工程を必要としないため、コスト的に有利であ
り、例えば、各言語のフォントROMを用意しておき、
ROMを差し替えることによって各言語圏向けの製品群
を揃えることが行われている。
も現在は言語の垣根を越えて世界各国に普及しており、
その利用者も専門的な訓練を受けていない一般大衆へと
拡大している点を考慮すると、英語表記以外のキーボー
ドの市場投入が強く求められているが、上述の実体を伴
うキーボードにあっては、言語ごとにキートップを製造
する必要があり、コスト面での不利を否めない。この
点、仮想キーボードは、各国の言語データ(例えば、言
語フォント)を入れ換えればよく、鋳造加工などの機械
的な製造工程を必要としないため、コスト的に有利であ
り、例えば、各言語のフォントROMを用意しておき、
ROMを差し替えることによって各言語圏向けの製品群
を揃えることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術は、あくまでもフォントROMの交換によって
多言語対応を実現するものであり、必要なフォントRO
Mをどこでも入手できるようにするには、各言語のフォ
ントROMを補給部品として大量に抱え込まなければな
らず、在庫や流通にコストがかかるという問題点がある
し、フォントROMを交換可能にするための構造上のコ
ストアップも免れない。また、仮に入手できたとして
も、いちいち手間をかけて交換しなければならず面倒で
ある上、取り扱い上の不注意によってフォントROMを
壊しかねないという問題点がある。
来の技術は、あくまでもフォントROMの交換によって
多言語対応を実現するものであり、必要なフォントRO
Mをどこでも入手できるようにするには、各言語のフォ
ントROMを補給部品として大量に抱え込まなければな
らず、在庫や流通にコストがかかるという問題点がある
し、フォントROMを交換可能にするための構造上のコ
ストアップも免れない。また、仮に入手できたとして
も、いちいち手間をかけて交換しなければならず面倒で
ある上、取り扱い上の不注意によってフォントROMを
壊しかねないという問題点がある。
【0006】そこで本発明は、在庫や流通及び構造上の
コストアップを招くことなく、しかも故障を誘引せず
に、いつ如何なる場所でも即座に言語を切りかえること
ができるキーボード表示装置及びその表示方法の提供を
目的とする。
コストアップを招くことなく、しかも故障を誘引せず
に、いつ如何なる場所でも即座に言語を切りかえること
ができるキーボード表示装置及びその表示方法の提供を
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のキーボー
ド表示装置は、各言語別のメッセージデータを保持する
第1の保持手段と、複数のキーボード配列データを保持
する第2の保持手段と、前記各保持手段に保持されてい
るデータをユーザ操作に応じて選択する第1の選択手段
と、前記第1の選択手段によって選択されたメッセージ
データを利用してメッセージを表示し及び/又は前記選
択手段によって選択されたキーボード配列データを用い
てキーボードオブジェクトを表示手段に表示させる表示
制御手段と、前記表示手段に表示されたキーボードオブ
ジェクトに含まれるキートップ・オブジェクトをユーザ
操作に応じて選択する第2の選択手段と、前記第2の選
択手段によって選択されたキーボード・オブジェクトに
割り当てられた数字、文字又は記号の情報を出力する出
力手段と、を備えたことを特徴とする。請求項2記載の
キーボード表示装置は、請求項1記載のキーボード表示
装置において、前記第1の選択手段は、各言語に対応し
て必要な特殊文字だけに絞り込んだキーボード配列デー
タを保持する第3の保持手段を含む前記各保持手段に保
持されているデータをユーザ操作に応じて選択すること
を特徴とする。請求項3記載のキーボード表示方法は、
あらかじめ保持されている、各言語別のメッセージデー
タ及び複数のキーボード配列データをユーザ操作に応じ
て選択する第1のステップと、前記第1のステップによ
って選択されたメッセージデータを利用してメッセージ
を表示し及び/又は前記第1のステップによって選択さ
れたキーボード配列データを用いてキーボードオブジェ
クトを表示手段に表示する第2のステップと、前記表示
手段に表示されたキーボードオブジェクトに含まれるキ
ートップ・オブジェクトをユーザ操作に応じて選択する
第3のステップと、前記第3のステップによって選択さ
れたキーボード・オブジェクトに割り当てられた数字、
文字又は記号の情報を出力する第4のステップと、を含
むことを特徴とする。請求項4記載のキーボード表示方
法は、請求項3記載のキーボード表示方法において、前
記第2のステップは、あらかじめ保持されている、各言
語別のメッセージデータ及び複数のキーボード配列デー
タ並びに各言語に対応して必要な特殊文字だけに絞り込
んだキーボード配列データをユーザ操作に応じて選択す
ることを特徴とする。請求項5記載の記録媒体は、請求
項1記載の第1の選択手段、表示制御手段、第2の選択
手段及び出力手段を実現するためのプログラムを格納し
たことを特徴とする。
ド表示装置は、各言語別のメッセージデータを保持する
第1の保持手段と、複数のキーボード配列データを保持
する第2の保持手段と、前記各保持手段に保持されてい
るデータをユーザ操作に応じて選択する第1の選択手段
と、前記第1の選択手段によって選択されたメッセージ
データを利用してメッセージを表示し及び/又は前記選
択手段によって選択されたキーボード配列データを用い
てキーボードオブジェクトを表示手段に表示させる表示
制御手段と、前記表示手段に表示されたキーボードオブ
ジェクトに含まれるキートップ・オブジェクトをユーザ
操作に応じて選択する第2の選択手段と、前記第2の選
択手段によって選択されたキーボード・オブジェクトに
割り当てられた数字、文字又は記号の情報を出力する出
力手段と、を備えたことを特徴とする。請求項2記載の
キーボード表示装置は、請求項1記載のキーボード表示
装置において、前記第1の選択手段は、各言語に対応し
て必要な特殊文字だけに絞り込んだキーボード配列デー
タを保持する第3の保持手段を含む前記各保持手段に保
持されているデータをユーザ操作に応じて選択すること
を特徴とする。請求項3記載のキーボード表示方法は、
あらかじめ保持されている、各言語別のメッセージデー
タ及び複数のキーボード配列データをユーザ操作に応じ
て選択する第1のステップと、前記第1のステップによ
って選択されたメッセージデータを利用してメッセージ
を表示し及び/又は前記第1のステップによって選択さ
れたキーボード配列データを用いてキーボードオブジェ
クトを表示手段に表示する第2のステップと、前記表示
手段に表示されたキーボードオブジェクトに含まれるキ
ートップ・オブジェクトをユーザ操作に応じて選択する
第3のステップと、前記第3のステップによって選択さ
れたキーボード・オブジェクトに割り当てられた数字、
文字又は記号の情報を出力する第4のステップと、を含
むことを特徴とする。請求項4記載のキーボード表示方
法は、請求項3記載のキーボード表示方法において、前
記第2のステップは、あらかじめ保持されている、各言
語別のメッセージデータ及び複数のキーボード配列デー
タ並びに各言語に対応して必要な特殊文字だけに絞り込
んだキーボード配列データをユーザ操作に応じて選択す
ることを特徴とする。請求項5記載の記録媒体は、請求
項1記載の第1の選択手段、表示制御手段、第2の選択
手段及び出力手段を実現するためのプログラムを格納し
たことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、タ
ッチパネルを有する電子手帳を例にして、図面を参照し
ながら説明する。図1において、1はタッチパネル、2
は表示手段としての液晶ディスプレイ(略称:LC
D)、3はタッチパネル制御部、4はLCD駆動部、5
は第1の選択手段、第2の選択手段、表示制御手段及び
出力手段としてのCPU、6はRAM、7は第1の保持
手段、第2の保持手段及び第3の保持手段としてのRO
Mであり、これら各部は図示を略した手帳サイズの筐体
(ケース)に収められている。なお、上記各部以外に
も、外部のパーソナルコンピュータなどとの間で情報の
送受信を行う通信制御部を備えていてもよい。タッチパ
ネル1は、透明な積層パネルの間に多数の電極配線を交
差状に配列したもので、積層パネルの上からペン先や指
先で圧力を加える(タッチと言う)ことによって、その
押圧点直下の縦電極配線と横電極配線が接触するという
ものであり、タッチパネル制御部3は、タッチパネル1
の接触配線の番号の組み合わせからタッチ位置の座標情
報を特定し、その情報をCPU5に出力するというもの
である。
ッチパネルを有する電子手帳を例にして、図面を参照し
ながら説明する。図1において、1はタッチパネル、2
は表示手段としての液晶ディスプレイ(略称:LC
D)、3はタッチパネル制御部、4はLCD駆動部、5
は第1の選択手段、第2の選択手段、表示制御手段及び
出力手段としてのCPU、6はRAM、7は第1の保持
手段、第2の保持手段及び第3の保持手段としてのRO
Mであり、これら各部は図示を略した手帳サイズの筐体
(ケース)に収められている。なお、上記各部以外に
も、外部のパーソナルコンピュータなどとの間で情報の
送受信を行う通信制御部を備えていてもよい。タッチパ
ネル1は、透明な積層パネルの間に多数の電極配線を交
差状に配列したもので、積層パネルの上からペン先や指
先で圧力を加える(タッチと言う)ことによって、その
押圧点直下の縦電極配線と横電極配線が接触するという
ものであり、タッチパネル制御部3は、タッチパネル1
の接触配線の番号の組み合わせからタッチ位置の座標情
報を特定し、その情報をCPU5に出力するというもの
である。
【0009】液晶ディスプレイ2は、タッチパネル1の
有効タッチ面積と同程度か若しくはそれよりも若干小さ
い面積を有するn×m画素構成の表示画面を持ち、LC
D駆動部4からの駆動電圧に応答して各画素の透過率を
変え、バックライトの透過光や外光の反射光を調節する
ことにより、表示データに応じた階調表示を行うという
ものである。CPU5は、ROM7に格納されているプ
ログラム11をRAM6のユーザ領域6cに選択的にロ
ードして実行し、所要の機能をソフト的に実現するもの
であり、プログラム11は、オペレーティングシステム
11f、メモ帳機能などを含む電子手帳メインプログラ
ム11a、文字入力に必要な仮想キーボード表示用のサ
ブプログラム11bを備えるほか、本実施の形態では、
さらに、使用言語選択用のサブプログラム11c、キー
ボード配列選択用のサブプログラム11d、タッチパネ
ル1の情報を利用して仮想キーボード上の数字、文字又
は記号を取得する文字入力用のサブプログラム11eな
どを備えている。RAM6は、電源スイッチをオフにし
た後も記憶データを保持するようにバッテリバックアッ
プされており、上述のユーザ領域6cのほかに、少なく
とも言語の設定情報を保持する領域6a(以下「言語設
定領域」という)と、第一面のキーボード配列の設定情
報を保持する領域6b(以下「キーボード配列設定領
域」という)とを有している。なお、第一面のキーボー
ド配列とは、通常使用するキーボード配列のことであ
り、第二面のキーボード配列とは、第一面のキーボード
配列の特定キーを操作することによって表示される特殊
文字入力用のキーボード配列のことである。
有効タッチ面積と同程度か若しくはそれよりも若干小さ
い面積を有するn×m画素構成の表示画面を持ち、LC
D駆動部4からの駆動電圧に応答して各画素の透過率を
変え、バックライトの透過光や外光の反射光を調節する
ことにより、表示データに応じた階調表示を行うという
ものである。CPU5は、ROM7に格納されているプ
ログラム11をRAM6のユーザ領域6cに選択的にロ
ードして実行し、所要の機能をソフト的に実現するもの
であり、プログラム11は、オペレーティングシステム
11f、メモ帳機能などを含む電子手帳メインプログラ
ム11a、文字入力に必要な仮想キーボード表示用のサ
ブプログラム11bを備えるほか、本実施の形態では、
さらに、使用言語選択用のサブプログラム11c、キー
ボード配列選択用のサブプログラム11d、タッチパネ
ル1の情報を利用して仮想キーボード上の数字、文字又
は記号を取得する文字入力用のサブプログラム11eな
どを備えている。RAM6は、電源スイッチをオフにし
た後も記憶データを保持するようにバッテリバックアッ
プされており、上述のユーザ領域6cのほかに、少なく
とも言語の設定情報を保持する領域6a(以下「言語設
定領域」という)と、第一面のキーボード配列の設定情
報を保持する領域6b(以下「キーボード配列設定領
域」という)とを有している。なお、第一面のキーボー
ド配列とは、通常使用するキーボード配列のことであ
り、第二面のキーボード配列とは、第一面のキーボード
配列の特定キーを操作することによって表示される特殊
文字入力用のキーボード配列のことである。
【0010】言語設定領域6aに保持される情報は、代
表的な1バイト言語、例えば、「ドイツ語」、「英
語」、「スペイン語」、「フランス語」及び「イタリア
語」のそれぞれを表すコードであり、また、キーボード
配列設定領域6bに保持される情報も、代表的なキーボ
ード配列、例えば、「QWERTZ配列」、「QWER
TY配列」及び「AZERTY配列」のそれぞれを表す
コードであり、これらのコードと情報の本実施の形態に
おける関係は、以下のとおりである。
表的な1バイト言語、例えば、「ドイツ語」、「英
語」、「スペイン語」、「フランス語」及び「イタリア
語」のそれぞれを表すコードであり、また、キーボード
配列設定領域6bに保持される情報も、代表的なキーボ
ード配列、例えば、「QWERTZ配列」、「QWER
TY配列」及び「AZERTY配列」のそれぞれを表す
コードであり、これらのコードと情報の本実施の形態に
おける関係は、以下のとおりである。
【0011】ここで、QWERTY配列は、英語で使用
されるキーボード配列であり、図2に示すように、上か
ら2段目の左6つのキーの並びが、「Q」、「W」、
「E」、「R」、「T」及び「Y」になっていることか
らそのように呼ばれている配列である。また、AZER
TY配列は、フランス語で使用されるキーボード配列で
あり、図3に示すように、同キーの並びが、「A」、
「Z」、「E」、「R」、「T」及び「Y」になってい
ることからそのように呼ばれている配列である。さら
に、QWERTZ配列は、ドイツ語で使用されるキーボ
ード配列であり、図4に示すように、同キーの並びが、
「Q」、「W」、「E」、「R」、「T」及び「Z」に
なっていることからそのように呼ばれている配列であ
る。なお、図2、図3及び図4において、上段は「CA
PS」キーをオフにしているときの配列状態を示す図、
下段は「CAPS」キーをオンにしているときの配列状
態を示す図である。これらの配列状態は、仮想キーボー
ドとして液晶ディスプレイ2に表示されたときの状態と
同じである。すなわち、図2、図3及び図4に示された
それぞれのキーボードの全体像は、液晶ディスプレイ2
の上にソフト的に描かれた画像オブジェクトを示してお
り、且つ、その画像オブジェクトは、さらに、各キーボ
ード配列に則った言語表記と並び順を有する多数のキー
トップ・オブジェクトを有している。
されるキーボード配列であり、図2に示すように、上か
ら2段目の左6つのキーの並びが、「Q」、「W」、
「E」、「R」、「T」及び「Y」になっていることか
らそのように呼ばれている配列である。また、AZER
TY配列は、フランス語で使用されるキーボード配列で
あり、図3に示すように、同キーの並びが、「A」、
「Z」、「E」、「R」、「T」及び「Y」になってい
ることからそのように呼ばれている配列である。さら
に、QWERTZ配列は、ドイツ語で使用されるキーボ
ード配列であり、図4に示すように、同キーの並びが、
「Q」、「W」、「E」、「R」、「T」及び「Z」に
なっていることからそのように呼ばれている配列であ
る。なお、図2、図3及び図4において、上段は「CA
PS」キーをオフにしているときの配列状態を示す図、
下段は「CAPS」キーをオンにしているときの配列状
態を示す図である。これらの配列状態は、仮想キーボー
ドとして液晶ディスプレイ2に表示されたときの状態と
同じである。すなわち、図2、図3及び図4に示された
それぞれのキーボードの全体像は、液晶ディスプレイ2
の上にソフト的に描かれた画像オブジェクトを示してお
り、且つ、その画像オブジェクトは、さらに、各キーボ
ード配列に則った言語表記と並び順を有する多数のキー
トップ・オブジェクトを有している。
【0012】ROM7は、上述のプログラム11(11
a、11b、11c、11d、11e・・・・)を保持する
ほか、本実施の形態においては、言語別のメッセージデ
ータ8、第一面のキーボード配列データ9、及び第二面
のキーボード配列データ10を保持している。さらに、
言語別のメッセージデータ8は、英語用のメッセージデ
ータ8a、スペイン語用のメッセージデータ8b、ドイ
ツ語用のメッセージデータ8c、フランス語用のメッセ
ージデータ8d、及びイタリア語用のメッセージデータ
8eを備えており、また、第一面のキーボード配列デー
タ9は、QWERTY用の配列データ9a、AZERT
Y用の配列データ9b、及びQWERTZ用の配列デー
タ9cを備えており、また、第二面のキーボード配列デ
ータ10は、英語用の配列データ10a、スペイン語用
の配列データ10b、ドイツ語用の配列データ10c、
フランス語用の配列データ10d、及びイタリア語用の
配列データ10eを備えている。ここで、メッセージデ
ータ8は、プログラム11の実行に必要なヘルプメッセ
ージ、インフォメーションメッセージ、ステータスメッ
セージ、エラーメッセージ、メニューメッセージなどで
ある。図5は英語用のメッセージデータ8aの例、図6
はスペイン語用のメッセージデータ8bの例、図7はド
イツ語用のメッセージデータ8cの例、図8はフランス
語用のメッセージデータ8dの例、及び図9はイタリア
語用のメッセージデータ8eの例であり、例えば、各図
に共通の識別コード(ID)の16番に注目すると、日
本語表記で“削除"を意味する用語が各言語で格納され
ている。
a、11b、11c、11d、11e・・・・)を保持する
ほか、本実施の形態においては、言語別のメッセージデ
ータ8、第一面のキーボード配列データ9、及び第二面
のキーボード配列データ10を保持している。さらに、
言語別のメッセージデータ8は、英語用のメッセージデ
ータ8a、スペイン語用のメッセージデータ8b、ドイ
ツ語用のメッセージデータ8c、フランス語用のメッセ
ージデータ8d、及びイタリア語用のメッセージデータ
8eを備えており、また、第一面のキーボード配列デー
タ9は、QWERTY用の配列データ9a、AZERT
Y用の配列データ9b、及びQWERTZ用の配列デー
タ9cを備えており、また、第二面のキーボード配列デ
ータ10は、英語用の配列データ10a、スペイン語用
の配列データ10b、ドイツ語用の配列データ10c、
フランス語用の配列データ10d、及びイタリア語用の
配列データ10eを備えている。ここで、メッセージデ
ータ8は、プログラム11の実行に必要なヘルプメッセ
ージ、インフォメーションメッセージ、ステータスメッ
セージ、エラーメッセージ、メニューメッセージなどで
ある。図5は英語用のメッセージデータ8aの例、図6
はスペイン語用のメッセージデータ8bの例、図7はド
イツ語用のメッセージデータ8cの例、図8はフランス
語用のメッセージデータ8dの例、及び図9はイタリア
語用のメッセージデータ8eの例であり、例えば、各図
に共通の識別コード(ID)の16番に注目すると、日
本語表記で“削除"を意味する用語が各言語で格納され
ている。
【0013】第一面のキーボード配列データ9は、図
2、図3及び図4に示す配列状態と同じ状態を、仮想キ
ーボードとして液晶ディスプレイ2に再現できる適切な
データを有しており、特に限定しないが、キーボード配
列の背景オブジェクト(各図のハッチング部分)の描画
始点位置と縦横の長さ、各キートップ・オブジェクトの
描画始点位置と縦横の長さのデータを含むと共に、各キ
ートップ・オブジェクトのスケルトンのデータを含んで
いる。なお、スケルトンとは、オブジェクト指向プログ
ラミングにおけるイベント、プロパティ及びメソッドと
いった骨格のことであり、例えば、キートップ・オブジ
ェクトに記載されている数字や文字又は記号は、そのキ
ートップ・オブジェクトのテキストプロパティの内容そ
のものである。又は、タッチパネル1を介して任意のキ
ートップ・オブジェクトをタッチすると、そのキートッ
プ・オブジェクトに記載されている数字や文字又は記号
が反転表示されるようになっているが、これは、そのキ
ートップ・オブジェクトの反転表示プロパティをオンオ
フしているからである。
2、図3及び図4に示す配列状態と同じ状態を、仮想キ
ーボードとして液晶ディスプレイ2に再現できる適切な
データを有しており、特に限定しないが、キーボード配
列の背景オブジェクト(各図のハッチング部分)の描画
始点位置と縦横の長さ、各キートップ・オブジェクトの
描画始点位置と縦横の長さのデータを含むと共に、各キ
ートップ・オブジェクトのスケルトンのデータを含んで
いる。なお、スケルトンとは、オブジェクト指向プログ
ラミングにおけるイベント、プロパティ及びメソッドと
いった骨格のことであり、例えば、キートップ・オブジ
ェクトに記載されている数字や文字又は記号は、そのキ
ートップ・オブジェクトのテキストプロパティの内容そ
のものである。又は、タッチパネル1を介して任意のキ
ートップ・オブジェクトをタッチすると、そのキートッ
プ・オブジェクトに記載されている数字や文字又は記号
が反転表示されるようになっているが、これは、そのキ
ートップ・オブジェクトの反転表示プロパティをオンオ
フしているからである。
【0014】第二面のキーボード配列データ9も、基本
的には上記第一面のキーボード配列データ9と同じであ
る。すなわち、図10や図11に示す特殊文字用の第二
面の仮想キーボードとして液晶ディスプレイ2に再現で
きるように、キーボード配列の背景オブジェクト(各図
のハッチング部分)の描画始点位置と縦横の長さ、各キ
ートップ・オブジェクトの描画始点位置と縦横の長さの
データを含むと共に、各キートップ・オブジェクトのス
ケルトンのデータを含んでいる点で上記第一面のキーボ
ード配列データ9と共通するが、キートップ・オブジェ
クトの数やレイアウトの点で相違する。既述のとおり、
第二面のキーボード配列データ9は、各言語ごとのデー
タ、すなわち、英語用の配列データ10a、スペイン語
用の配列データ10b、ドイツ語用の配列データ10
c、フランス語用の配列データ10d、及びイタリア語
用の配列データ10eに分かれており、図10(a)は
ドイツ語用、図10(b)は英語用、図10(c)はス
ペイン語用、図11(a)はフランス語用、図11
(b)はイタリア語用である。これら、特殊文字用キー
ボード配列の特徴的な点は、各言語で使用される可能性
のある特殊文字だけを表示するようにした点にあり、余
計なキートップ・オブジェクトのテキストプロパティを
空に(空白又は長さゼロの文字列を代入)するととも
に、使用可能プロパティをオフ(ディセーブル)にする
ことによって、当該キートップ・オブジェクトを操作対
象から完全に除外し、所望の特殊文字を見つけやすくし
た点にある。
的には上記第一面のキーボード配列データ9と同じであ
る。すなわち、図10や図11に示す特殊文字用の第二
面の仮想キーボードとして液晶ディスプレイ2に再現で
きるように、キーボード配列の背景オブジェクト(各図
のハッチング部分)の描画始点位置と縦横の長さ、各キ
ートップ・オブジェクトの描画始点位置と縦横の長さの
データを含むと共に、各キートップ・オブジェクトのス
ケルトンのデータを含んでいる点で上記第一面のキーボ
ード配列データ9と共通するが、キートップ・オブジェ
クトの数やレイアウトの点で相違する。既述のとおり、
第二面のキーボード配列データ9は、各言語ごとのデー
タ、すなわち、英語用の配列データ10a、スペイン語
用の配列データ10b、ドイツ語用の配列データ10
c、フランス語用の配列データ10d、及びイタリア語
用の配列データ10eに分かれており、図10(a)は
ドイツ語用、図10(b)は英語用、図10(c)はス
ペイン語用、図11(a)はフランス語用、図11
(b)はイタリア語用である。これら、特殊文字用キー
ボード配列の特徴的な点は、各言語で使用される可能性
のある特殊文字だけを表示するようにした点にあり、余
計なキートップ・オブジェクトのテキストプロパティを
空に(空白又は長さゼロの文字列を代入)するととも
に、使用可能プロパティをオフ(ディセーブル)にする
ことによって、当該キートップ・オブジェクトを操作対
象から完全に除外し、所望の特殊文字を見つけやすくし
た点にある。
【0015】次に、作用を説明する。 (A)言語選択の手順 図12は、使用言語選択用のサブプログラム11cのフ
ローチャートであり、このフローチャートは、図13に
示すメニューバー20の「System」メニュー21
の位置をタッチパネル1の上からタッチ(以下、このタ
ッチ操作のことを単に「選択」という)したときに実行
される。すなわち、「System」メニュー21を選
択すると、プルダウンリスト22が表示され、このプル
ダウンリスト22の「Language」を選択(図1
3は選択直後の状態を示している)すると、図14に示
す言語選択ウィンドウ23が表示される(S1)。この
言語選択ウィンドウ23には、上から順に、ドイツ語、
英語、スペイン語、フランス語、イタリア語の表記がそ
れぞれ付された5つのオプションボタン24〜28が並
んでおり、これらのオプションボタン24〜28はグル
ープ化されている。すなわち、一つのボタンを選択(チ
ェック)すると他のボタンのチェックが外れるようにな
っている。
ローチャートであり、このフローチャートは、図13に
示すメニューバー20の「System」メニュー21
の位置をタッチパネル1の上からタッチ(以下、このタ
ッチ操作のことを単に「選択」という)したときに実行
される。すなわち、「System」メニュー21を選
択すると、プルダウンリスト22が表示され、このプル
ダウンリスト22の「Language」を選択(図1
3は選択直後の状態を示している)すると、図14に示
す言語選択ウィンドウ23が表示される(S1)。この
言語選択ウィンドウ23には、上から順に、ドイツ語、
英語、スペイン語、フランス語、イタリア語の表記がそ
れぞれ付された5つのオプションボタン24〜28が並
んでおり、これらのオプションボタン24〜28はグル
ープ化されている。すなわち、一つのボタンを選択(チ
ェック)すると他のボタンのチェックが外れるようにな
っている。
【0016】現在の言語選択ウィンドウ23は、ドイツ
語のオプションボタン24がチェックされており、例え
ば、この状態が言語選択ウィンドウ23を開いた直後の
状態であれば、現在の使用言語は「ドイツ語」に設定さ
れていることが分かる。今、言語選択ウィンドウ23
で、例えば、英語のオプションボタン25を選択したと
仮定する。この選択(S2)によって、ドイツ語のオプ
ションボタン24のチェックが外れ、新たに英語のオプ
ションボタン25にチェックが入るが、このままではシ
ステム設定に反映されない。システムの言語設定値(R
AM6の言語設定領域6aの値)を更新するには「Se
t」ボタン29を選択しなければならない(S3)。又
は、更新しないのであれば「Esc」ボタン30を選択
しなければならない(S4)。
語のオプションボタン24がチェックされており、例え
ば、この状態が言語選択ウィンドウ23を開いた直後の
状態であれば、現在の使用言語は「ドイツ語」に設定さ
れていることが分かる。今、言語選択ウィンドウ23
で、例えば、英語のオプションボタン25を選択したと
仮定する。この選択(S2)によって、ドイツ語のオプ
ションボタン24のチェックが外れ、新たに英語のオプ
ションボタン25にチェックが入るが、このままではシ
ステム設定に反映されない。システムの言語設定値(R
AM6の言語設定領域6aの値)を更新するには「Se
t」ボタン29を選択しなければならない(S3)。又
は、更新しないのであれば「Esc」ボタン30を選択
しなければならない(S4)。
【0017】すなわち、図12において、「Set」ボ
タンを選択(S3)すると、そのときのオプションボタ
ン24〜28の何れにチェックが入っているかが判定さ
れ、その判定結果に応じて、選択言語のコードがRAM
6の言語設定領域6aとキーボード配列設定領域6bに
格納される(S5)。例えば、ドイツ語が選択された場
合は言語設定領域6aに“02"、キーボード配列設定
領域6bに“02"が入り、英語が選択された場合は言
語設定領域6aに“00"、キーボード配列設定領域6
bに“00"が入り、スペイン語が選択された場合は言
語設定領域6aに“01"、キーボード配列設定領域6
bに“00"が入り、フランス語が選択された場合は言
語設定領域6aに“03"、キーボード配列設定領域6
bに“01"が入り、イタリア語が選択された場合は言
語設定領域6aに“04"、キーボード配列設定領域6
bに“00"が入る。
タンを選択(S3)すると、そのときのオプションボタ
ン24〜28の何れにチェックが入っているかが判定さ
れ、その判定結果に応じて、選択言語のコードがRAM
6の言語設定領域6aとキーボード配列設定領域6bに
格納される(S5)。例えば、ドイツ語が選択された場
合は言語設定領域6aに“02"、キーボード配列設定
領域6bに“02"が入り、英語が選択された場合は言
語設定領域6aに“00"、キーボード配列設定領域6
bに“00"が入り、スペイン語が選択された場合は言
語設定領域6aに“01"、キーボード配列設定領域6
bに“00"が入り、フランス語が選択された場合は言
語設定領域6aに“03"、キーボード配列設定領域6
bに“01"が入り、イタリア語が選択された場合は言
語設定領域6aに“04"、キーボード配列設定領域6
bに“00"が入る。
【0018】ここで、言語設定領域6aは使用言語のコ
ードを格納する領域であり、また、キーボード配列設定
領域6bはキーボード配列のコードを格納する領域であ
る。そして、コードと使用言語及びコードとキーボード
配列の関係は、上述の(1)(2)のとおりであるか
ら、結局、図14の言語選択ウィンドウ23を開き、所
望の言語のチェックボタンを選択して「Set」ボタン
29を選択することにより、所望の言語コードと、その
言語に対応したキーボード配列のコードとを、システム
設定値としてRAM6の言語設定領域6a、キーボード
配列設定領域6bに格納できるのである。
ードを格納する領域であり、また、キーボード配列設定
領域6bはキーボード配列のコードを格納する領域であ
る。そして、コードと使用言語及びコードとキーボード
配列の関係は、上述の(1)(2)のとおりであるか
ら、結局、図14の言語選択ウィンドウ23を開き、所
望の言語のチェックボタンを選択して「Set」ボタン
29を選択することにより、所望の言語コードと、その
言語に対応したキーボード配列のコードとを、システム
設定値としてRAM6の言語設定領域6a、キーボード
配列設定領域6bに格納できるのである。
【0019】(B)キーボート配列の変更手順 ところで、キーボード配列の「QWERTZ」はドイツ
語、「QWERTY」は英語、「AZERTY」はフラ
ンス語でよく用いられるが、これらの用途に固定する必
要はない。使用言語に関わらず自由に選択できるほう
が、使い勝手の点で柔軟性がある。図15は、キーボー
ド配列選択用のサブプログラム11dのフローチャート
であり、このフローチャートは、図16に示すメニュー
バー20の「System」メニュー21を選択したと
きに実行される。すなわち、「System」メニュー
21を選択すると、示すプルダウンリスト22が表示さ
れ、このプルダウンリスト22の「Format」を選
択(図16は選択直後の状態を示している)すると、図
17に示すようなフォーマット一覧ウィンドウ31が表
示される(S10)。このフォーマット一覧ウィンドウ
31には、上から順に、日付(DATE)の設定ボック
ス32、時間(TIME)の設定ボックス33、1週間
の開始曜日(START OF WEEK)の設定ボッ
クス34、キーボード配列(KEYBOARD)の選択
ボックス35が並んでおり、各ボックスは、選択の度に
候補データが順番に表示されるようになっている。例え
ば、キーボード配列の選択ボックス35を選択(S1
1、S12)すると、現在の値が「QWERTY」であ
れば「AZERTY」が表示(図17参照)され、ある
いは、「AZERTY」であれば「QWERTZ」が表
示(図18参照)され、あるいは、「QWERTZ」で
あれば「QWERTY」が表示(図19参照)されるよ
うになっており(S13)、要するに、キーボード配列
の選択ボックス35を選択する度に、「QWERTY」
→「AZERTY」→「QWERTZ」→「QWERT
Y」とサイクリックに変化するようになっている。した
がって、所望のキーボード配列が表示されたときに、
「Set」キー36を選択(S14)すれば、表示中の
キーボード配列に対応したコードがRAM6のキーボー
ド配列設定領域6bに格納(S15)されることにな
る。なお、キーボード配列の更新をしないのであれば、
「Esc」キー37を選択(S16)すればよい。
語、「QWERTY」は英語、「AZERTY」はフラ
ンス語でよく用いられるが、これらの用途に固定する必
要はない。使用言語に関わらず自由に選択できるほう
が、使い勝手の点で柔軟性がある。図15は、キーボー
ド配列選択用のサブプログラム11dのフローチャート
であり、このフローチャートは、図16に示すメニュー
バー20の「System」メニュー21を選択したと
きに実行される。すなわち、「System」メニュー
21を選択すると、示すプルダウンリスト22が表示さ
れ、このプルダウンリスト22の「Format」を選
択(図16は選択直後の状態を示している)すると、図
17に示すようなフォーマット一覧ウィンドウ31が表
示される(S10)。このフォーマット一覧ウィンドウ
31には、上から順に、日付(DATE)の設定ボック
ス32、時間(TIME)の設定ボックス33、1週間
の開始曜日(START OF WEEK)の設定ボッ
クス34、キーボード配列(KEYBOARD)の選択
ボックス35が並んでおり、各ボックスは、選択の度に
候補データが順番に表示されるようになっている。例え
ば、キーボード配列の選択ボックス35を選択(S1
1、S12)すると、現在の値が「QWERTY」であ
れば「AZERTY」が表示(図17参照)され、ある
いは、「AZERTY」であれば「QWERTZ」が表
示(図18参照)され、あるいは、「QWERTZ」で
あれば「QWERTY」が表示(図19参照)されるよ
うになっており(S13)、要するに、キーボード配列
の選択ボックス35を選択する度に、「QWERTY」
→「AZERTY」→「QWERTZ」→「QWERT
Y」とサイクリックに変化するようになっている。した
がって、所望のキーボード配列が表示されたときに、
「Set」キー36を選択(S14)すれば、表示中の
キーボード配列に対応したコードがRAM6のキーボー
ド配列設定領域6bに格納(S15)されることにな
る。なお、キーボード配列の更新をしないのであれば、
「Esc」キー37を選択(S16)すればよい。
【0020】(C)文字入力の手順 図20は、文字入力用のサブプログラム11eのフロー
チャートであり、このフローチャートは、文字入力を必
要とする様々な場面で自動的に実行される。このプログ
ラムを実行すると、まず、RAM6の言語設定領域6
a、キーボード配列設定領域6bに格納されたコードに
応じた言語とキーボード配列のデータをROM7から取
り出し、液晶ディスプレイ2にそのキーボード配列を持
つ第一面のキーボードを表示(S20)する。例えば、
RAM6の言語設定領域6aと領域6bに格納されてい
るコードが共に“00"であれば、「QWERTY」の
配列を持つ第一面のキーボード(図2参照)を表示する
とともに、各種メッセージ用の言語として英語(図5参
照)を採用する。
チャートであり、このフローチャートは、文字入力を必
要とする様々な場面で自動的に実行される。このプログ
ラムを実行すると、まず、RAM6の言語設定領域6
a、キーボード配列設定領域6bに格納されたコードに
応じた言語とキーボード配列のデータをROM7から取
り出し、液晶ディスプレイ2にそのキーボード配列を持
つ第一面のキーボードを表示(S20)する。例えば、
RAM6の言語設定領域6aと領域6bに格納されてい
るコードが共に“00"であれば、「QWERTY」の
配列を持つ第一面のキーボード(図2参照)を表示する
とともに、各種メッセージ用の言語として英語(図5参
照)を採用する。
【0021】今、図2(a)のキーボードを液晶ディス
プレイ2に表示しているときに、タッチパネル1をタッ
チすると(S21)、そのタッチ座標を検査して座標位
置にキートップ・オブジェクが存在するか否かを判定す
る(S22)。そして、存在すれば、そのキートップ・
オブジェクトのテキストプロパティに設定されている数
字、文字又は記号を取得し、入力バッファに入れて表示
処理を行う(S23、S24)。これらの処理は、通常
の文字入力用の第一面のキーボードを利用したものであ
るが、場合によっては、第一面のキーボードにない特殊
文字を入力しなければならないことがある。この場合
は、第一面のキーボード上の「CODE」キー(例え
ば、図2の「CODE」キー40)を選択する(S2
5)ことによって、特殊文字入力用の第二面のキーボー
ドが表示(S26)されるようになっている。この第二
面のキーボードは、現在の言語設定に対応したものが表
示されるようになっており、例えば、英語用の第二面の
キーボードは、図10(b)に示すように、全ての特殊
文字が使用可能になっているが、他の言語用のものは、
図10(a)、図10(c)、図11(a)及び図11
(b)に示すように、各々の言語で用いられる特殊文字
だけが使用可能になっている。
プレイ2に表示しているときに、タッチパネル1をタッ
チすると(S21)、そのタッチ座標を検査して座標位
置にキートップ・オブジェクが存在するか否かを判定す
る(S22)。そして、存在すれば、そのキートップ・
オブジェクトのテキストプロパティに設定されている数
字、文字又は記号を取得し、入力バッファに入れて表示
処理を行う(S23、S24)。これらの処理は、通常
の文字入力用の第一面のキーボードを利用したものであ
るが、場合によっては、第一面のキーボードにない特殊
文字を入力しなければならないことがある。この場合
は、第一面のキーボード上の「CODE」キー(例え
ば、図2の「CODE」キー40)を選択する(S2
5)ことによって、特殊文字入力用の第二面のキーボー
ドが表示(S26)されるようになっている。この第二
面のキーボードは、現在の言語設定に対応したものが表
示されるようになっており、例えば、英語用の第二面の
キーボードは、図10(b)に示すように、全ての特殊
文字が使用可能になっているが、他の言語用のものは、
図10(a)、図10(c)、図11(a)及び図11
(b)に示すように、各々の言語で用いられる特殊文字
だけが使用可能になっている。
【0022】図20において、ステップS27〜S30
は第二面のキーボード用の文字入力処理を行う部分であ
り、これらは先のS21〜24と同じ処理を行ってい
る。また、ステップS31〜S36は、英語以外の第二
面のキーボードを用いている場合に全ての特殊文字を使
用可能にしたくなった際に実行する部分であり、この部
分への移行は、英語以外の第二面のキーボード、例え
ば、図10(a)に示すドイツ語用の第二面のキーボー
ドの「ALL CODE」キー41を選択(S31)す
ればよい。全ての特殊文字が使用可能になっている英語
用の第二面のキーボードを表示する(S32)。
は第二面のキーボード用の文字入力処理を行う部分であ
り、これらは先のS21〜24と同じ処理を行ってい
る。また、ステップS31〜S36は、英語以外の第二
面のキーボードを用いている場合に全ての特殊文字を使
用可能にしたくなった際に実行する部分であり、この部
分への移行は、英語以外の第二面のキーボード、例え
ば、図10(a)に示すドイツ語用の第二面のキーボー
ドの「ALL CODE」キー41を選択(S31)す
ればよい。全ての特殊文字が使用可能になっている英語
用の第二面のキーボードを表示する(S32)。
【0023】図21、図22、図23及び図24は、
「QWERTY」配列の第一面のキーボードを用い、且
つ英語を使用して、例えば、電話帳に新規レコードを追
加する例を示す図である。まず、図21に示すような電
話帳リストを開き、「New」キー42を選択する。図
22は選択操作によって「New」キー42が反転表示
されている様子を示している。図23は新規登録画面で
あり、人形アイコンで識別された名前欄、家形アイコン
で識別された住所欄、電話アイコンで識別された電話番
号欄・・・・などを含むテキスト入力部43と、その下に表
示された「QWERTY」配列の第一面のキーボード部
44とを有している。
「QWERTY」配列の第一面のキーボードを用い、且
つ英語を使用して、例えば、電話帳に新規レコードを追
加する例を示す図である。まず、図21に示すような電
話帳リストを開き、「New」キー42を選択する。図
22は選択操作によって「New」キー42が反転表示
されている様子を示している。図23は新規登録画面で
あり、人形アイコンで識別された名前欄、家形アイコン
で識別された住所欄、電話アイコンで識別された電話番
号欄・・・・などを含むテキスト入力部43と、その下に表
示された「QWERTY」配列の第一面のキーボード部
44とを有している。
【0024】ユーザは、タッチパネル1を介してキーボ
ード部44の所望のキートップ・オブジェクトを、ペン
先又は指先でタッチすることにより、そのキートップ・
オブジェクトのテキストプロパティにセットされてい
る、数字、文字又は記号をテキスト入力部43の選択中
の任意欄に入力することができる。必要なデータを入力
した後、「Save」キー45を選択すれば、新規レコ
ードとして電話帳に追加登録することができる。図24
は追加登録後の表示画面である。
ード部44の所望のキートップ・オブジェクトを、ペン
先又は指先でタッチすることにより、そのキートップ・
オブジェクトのテキストプロパティにセットされてい
る、数字、文字又は記号をテキスト入力部43の選択中
の任意欄に入力することができる。必要なデータを入力
した後、「Save」キー45を選択すれば、新規レコ
ードとして電話帳に追加登録することができる。図24
は追加登録後の表示画面である。
【0025】(D)まとめ 以上、説明したように、本実施の形態によれば、あらか
じめROM7に各言語別のメッセージデータ8と、QW
EERYやAZERTY及びQWERTZのキーボード
配列データ9と、各言語に対応して必要な特殊文字だけ
に絞り込んだキーボード配列データ10とを格納してお
き、使用中に液晶ディスプレイ2の画面上でこれらのデ
ータを自在に選択し得るように構成したから、いつ如何
なる場所でも即座に言語を切りかえることができるとい
う、本当の多言語対応のキーボード表示装置を実現する
ことができる。
じめROM7に各言語別のメッセージデータ8と、QW
EERYやAZERTY及びQWERTZのキーボード
配列データ9と、各言語に対応して必要な特殊文字だけ
に絞り込んだキーボード配列データ10とを格納してお
き、使用中に液晶ディスプレイ2の画面上でこれらのデ
ータを自在に選択し得るように構成したから、いつ如何
なる場所でも即座に言語を切りかえることができるとい
う、本当の多言語対応のキーボード表示装置を実現する
ことができる。
【0026】また、当然ながら、交換用のフォントRO
Mを補給部品として抱え込み、若しくは流通させる必要
もなくなるので、在庫や流通のコストを大幅に抑えるこ
とができるうえ、フォントROMを交換可能にしなくて
もよいから、構造を簡素化してこの点でもコストダウン
を図ることができ、結局、本実施の形態のように大量の
データを格納するための大容量のROM7を用いたとし
ても、すなわち、ROM単体のコストアップを考慮に入
れたとしても、差し引き大幅なコスト削減効果を見込め
ることとなり、その結果、電子機器本体の価格低減を達
成できるという、産業上有益な効果が得られるのであ
る。
Mを補給部品として抱え込み、若しくは流通させる必要
もなくなるので、在庫や流通のコストを大幅に抑えるこ
とができるうえ、フォントROMを交換可能にしなくて
もよいから、構造を簡素化してこの点でもコストダウン
を図ることができ、結局、本実施の形態のように大量の
データを格納するための大容量のROM7を用いたとし
ても、すなわち、ROM単体のコストアップを考慮に入
れたとしても、差し引き大幅なコスト削減効果を見込め
ることとなり、その結果、電子機器本体の価格低減を達
成できるという、産業上有益な効果が得られるのであ
る。
【0027】なお、本実施の形態では、タッチパネルと
併用するキーボード表示装置を例にしたが、これに限ら
ない。タッチパネルを持たないもの、すなわち、マウス
等のポインティングデバイスのクリックイベントに応答
するキーボード表示装置にも適用することができる。ポ
インティングは、ディスプレイ上に表示させたカーソル
の位置を自在に動かすことができるとともに、任意のオ
ブジェクト上にカーソルを位置(オンフォーカスとい
う)させたうえで、クリックボタンを押すことによって
クリックイベントを発生でき、また、同ボタンを2度押
しすることによってダブルクリックイベントを発生する
ことができるものであるが、これらのイベントをタッチ
パネルからの座標情報の代わりに利用すれば、上記実施
の形態と同様の作用効果を得ることができるからであ
る。
併用するキーボード表示装置を例にしたが、これに限ら
ない。タッチパネルを持たないもの、すなわち、マウス
等のポインティングデバイスのクリックイベントに応答
するキーボード表示装置にも適用することができる。ポ
インティングは、ディスプレイ上に表示させたカーソル
の位置を自在に動かすことができるとともに、任意のオ
ブジェクト上にカーソルを位置(オンフォーカスとい
う)させたうえで、クリックボタンを押すことによって
クリックイベントを発生でき、また、同ボタンを2度押
しすることによってダブルクリックイベントを発生する
ことができるものであるが、これらのイベントをタッチ
パネルからの座標情報の代わりに利用すれば、上記実施
の形態と同様の作用効果を得ることができるからであ
る。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載のキーボード表示装置又は
請求項3記載のキーボード表示方法によれば、使用中に
表示手段の画面上で、各言語別のメッセージデータや複
数のキーボード配列データを自在に選択することができ
る。したがって、いつ如何なる場所でも即座に言語やキ
ーボードの配列を切りかえることができから、本当の多
言語対応のキーボード表示装置を実現することができる
うえ、交換用のフォントROMを不要にでき、在庫や流
通及び構造上のコストアップを避けることができるとと
もに、交換に伴う故障の回避も図ることができる。請求
項2記載のキーボード表示装置又は請求項4記載のキー
ボード表示方法によれば、各言語に必要な特殊文字だけ
に絞り込んだキーボードを表示できるから、所望の特殊
文字を容易に見つけ出すことができるという効果が得ら
れる。
請求項3記載のキーボード表示方法によれば、使用中に
表示手段の画面上で、各言語別のメッセージデータや複
数のキーボード配列データを自在に選択することができ
る。したがって、いつ如何なる場所でも即座に言語やキ
ーボードの配列を切りかえることができから、本当の多
言語対応のキーボード表示装置を実現することができる
うえ、交換用のフォントROMを不要にでき、在庫や流
通及び構造上のコストアップを避けることができるとと
もに、交換に伴う故障の回避も図ることができる。請求
項2記載のキーボード表示装置又は請求項4記載のキー
ボード表示方法によれば、各言語に必要な特殊文字だけ
に絞り込んだキーボードを表示できるから、所望の特殊
文字を容易に見つけ出すことができるという効果が得ら
れる。
【図1】実施の形態の概念的な構成図である。
【図2】QWERTY配列のキーボードオブジェクト図
である。
である。
【図3】AZERTY配列のキーボードオブジェクト図
である。
である。
【図4】QWERTZ配列のキーボードオブジェクト図
である。
である。
【図5】英語用のメッセージデータ格納図である。
【図6】スペイン語用のメッセージデータ格納図であ
る。
る。
【図7】ドイツ語用のメッセージデータ格納図である。
【図8】フランス語用のメッセージデータ格納図であ
る。
る。
【図9】イタリア語用のメッセージデータ格納図であ
る。
る。
【図10】ドイツ語、英語及びスペイン語用の特殊文字
入力キーボードオブジェクト図である。
入力キーボードオブジェクト図である。
【図11】フランス語及びイタリア語用の特殊文字入力
キーボードオブジェクト図である。
キーボードオブジェクト図である。
【図12】使用言語選択用のサブプログラムのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図13】使用言語選択中の表示画面図(その1)であ
る。
る。
【図14】使用言語選択中の表示画面図(その2)であ
る。
る。
【図15】キーボード配列選択用のサブプログラムのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図16】キーボード配列選択中の表示画面図(その
1)である。
1)である。
【図17】キーボード配列選択中の表示画面図(その
2)である。
2)である。
【図18】キーボード配列選択中の表示画面図(その
3)である。
3)である。
【図19】キーボード配列選択中の表示画面図(その
4)である。
4)である。
【図20】文字入力用のサブプログラムのフローチャー
トである。
トである。
【図21】文字入力中の表示画面図(その1)である。
【図22】文字入力中の表示画面図(その2)である。
【図23】文字入力中の表示画面図(その3)である。
【図24】文字入力中の表示画面図(その4)である。
2 液晶ディスプレイ(表示手段) 5 CPU(第1の選択手段、第2の選択手段、表示制
御手段、出力手段) 7 ROM(第1の保持手段、第2の保持手段、第3の
保持手段)
御手段、出力手段) 7 ROM(第1の保持手段、第2の保持手段、第3の
保持手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 各言語別のメッセージデータを保持する
第1の保持手段と、 複数のキーボード配列データを保持する第2の保持手段
と、 前記各保持手段に保持されているデータをユーザ操作に
応じて選択する第1の選択手段と、 前記第1の選択手段によって選択されたメッセージデー
タを利用してメッセージを表示し及び/又は前記選択手
段によって選択されたキーボード配列データを用いてキ
ーボードオブジェクトを表示手段に表示させる表示制御
手段と、 前記表示手段に表示されたキーボードオブジェクトに含
まれるキートップ・オブジェクトをユーザ操作に応じて
選択する第2の選択手段と、 前記第2の選択手段によって選択されたキーボード・オ
ブジェクトに割り当てられた数字、文字又は記号の情報
を出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とするキーボード表示装置。 - 【請求項2】 前記第1の選択手段は、各言語に対応し
て必要な特殊文字だけに絞り込んだキーボード配列デー
タを保持する第3の保持手段を含む前記各保持手段に保
持されているデータをユーザ操作に応じて選択すること
を特徴とする請求項1記載のキーボード表示装置。 - 【請求項3】 あらかじめ保持されている、各言語別の
メッセージデータ及び複数のキーボード配列データをユ
ーザ操作に応じて選択する第1のステップと、 前記第1のステップによって選択されたメッセージデー
タを利用してメッセージを表示し及び/又は前記第1の
ステップによって選択されたキーボード配列データを用
いてキーボードオブジェクトを表示手段に表示する第2
のステップと、 前記表示手段に表示されたキーボードオブジェクトに含
まれるキートップ・オブジェクトをユーザ操作に応じて
選択する第3のステップと、 前記第3のステップによって選択されたキーボード・オ
ブジェクトに割り当てられた数字、文字又は記号の情報
を出力する第4のステップと、 を含むことを特徴とするキーボード表示方法。 - 【請求項4】 前記第2のステップは、あらかじめ保持
されている、各言語別のメッセージデータ及び複数のキ
ーボード配列データ並びに各言語に対応して必要な特殊
文字だけに絞り込んだキーボード配列データをユーザ操
作に応じて選択することを特徴とする請求項3記載のキ
ーボード表示方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の第1の選択手段、表示制
御手段、第2の選択手段及び出力手段を実現するための
プログラムを格納したことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23501598A JP2000056927A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | キーボード表示装置及びその表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23501598A JP2000056927A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | キーボード表示装置及びその表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000056927A true JP2000056927A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16979819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23501598A Pending JP2000056927A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | キーボード表示装置及びその表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000056927A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-08-06 JP JP23501598A patent/JP2000056927A/ja active Pending
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