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JP2000045945A - 往復動圧縮機 - Google Patents

往復動圧縮機

Info

Publication number
JP2000045945A
JP2000045945A JP10230113A JP23011398A JP2000045945A JP 2000045945 A JP2000045945 A JP 2000045945A JP 10230113 A JP10230113 A JP 10230113A JP 23011398 A JP23011398 A JP 23011398A JP 2000045945 A JP2000045945 A JP 2000045945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
piston
piston ring
ring
reciprocating compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10230113A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Miyake
信吾 三宅
Kazunari Komatsu
一成 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP10230113A priority Critical patent/JP2000045945A/ja
Publication of JP2000045945A publication Critical patent/JP2000045945A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダへのピストンの組付け性を向上さ
せ、起動時におけるピストンリングの耐摩耗性を向上さ
せた往復動空気圧縮機を提供することを目的とする。 【解決手段】 ピストンリング17のシリンダ9への
組付け前外径寸法をシリンダ9の内径寸法以下に形成
し、かつピストンリング17の線膨張係数がシリンダの
線膨張係数より大きい材料で構成することにより、常温
時ではピストンリング17の外径はシリンダ9の内径以
下であるためシリンダ9の内面と接触していないが、運
転時には熱膨張によってピストンリング17の外径はシ
リンダ9の内径と同径となりシリンダ9を摺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば空気等の気
体を圧縮して吐出させるのに好適に用いられる往復動圧
縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、往復動圧縮機は空気等の気体を
圧縮して吐出するのに用いられる。また、気体を高い圧
力まで圧縮する場合には、複数のシリンダを設け、段階
的に圧力を上げていく多段式往復動圧縮機が用いられて
いる。
【0003】この多段式往復動圧縮機(例えば2段式往
復動圧縮機)はクランクケースと、該クランクケースに
回転自在に設けられたクランク軸と、前記クランクケー
ス上に搭載された低圧側および高圧側のシリンダと、該
各シリンダ上に搭載された低圧側および高圧側のシリン
ダヘッドと、前記各シリンダ内に往復動可能に設けら
れ、該各シリンダヘッドとの間にそれぞれ圧縮室を画成
する低圧側および高圧側のピストンと、基端側が前記ク
ランク軸にそれぞれ接続され、先端側が該各ピストンに
接続された連接棒と、低圧側となるシリンダヘッドの吐
出側と高圧側となるシリンダヘッドの吸込側とを接続す
る中間配管とから大略構成されている。
【0004】前記各ピストンには、圧縮室からの圧力が
クランクケース側に漏洩するのを防止するためのピスト
ンリングと、ピストンとシリンダの摺動性を円滑にする
ためのライダリングとが挿嵌されている。
【0005】そして、この2段式往復動圧縮機は、クラ
ンク軸が電動モータ等の駆動源によって回転駆動される
と、該クランク軸に接続された連接棒を介して低圧側お
よび高圧側シリンダ内でそれぞれピストンを往復動させ
る。これにより、低圧側となるシリンダヘッドの吸込室
を介して低圧側シリンダ内に吸込んだ空気を低圧側のシ
リンダ内で圧縮して、吐出室から中間配管内に吐出し、
この圧縮空気を該中間配管を介して高圧側シリンダ内に
流入させ、高圧側シリンダ内で再圧縮して高圧の圧縮空
気として吐出するようになっている。そして、高圧側の
シリンダヘッドから吐出された圧縮空気は吐出配管を介
して空気タンク内に貯えられる。
【0006】ここで、前記各ピストンリングは圧縮室と
クランクケース側の室との間をシールしているから、該
各ピストンリングには上側(圧縮室側)と下側(クラン
クケース側)とに差圧が生じ、このときの差圧が背圧と
なって作用する。この背圧によりピストンリングは、ま
ず、下側(クランクケース側)に押付けられ、次に、ピ
ストンリング内周面とリング溝の間にできた空間に背圧
が加えられることにより、各ピストンリングはシリンダ
内面(摺動面)に押付けられ、シール性を確保してい
る。
【0007】また、ピストンリングおよびライダリング
はアルミ合金や鋳鉄等の金属性のシリンダおよびピスト
ンの摺動性を円滑にするために摺動性を有する炭素繊維
とグラファイトを複合した四弗化エチレン樹脂等の材質
からなり、ピストンリングは摩耗時での漏れを想定し、
寿命時間においてもシール性の低下を防ぐため、予め外
径を摩耗量分大きくしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の往復動圧縮機の
ピストンリングは、組付け前の外径をシリンダ内径より
も大きくし、シール性を確保しているため、組付け時に
は、このピストンリングをシリンダ内径まで縮めて組付
けなければならないため組付け作業に手間を要してい
た。さらに、室温下においてもピストンリングはシリン
ダ内面に押し付けられており、運転時には常にピストン
リング及びシリンダが摩耗する不具合が生じた。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑み、往復動圧縮
機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、クランクケースと、該クランクケース上
に搭載されたシリンダと、該シリンダ上に搭載されたシ
リンダヘッドと、前記シリンダヘッドとの間に圧縮室を
画成するピストンとを備え、前記ピストンにはその外周
側に環状のリング溝を設け、該リング溝には前記ピスト
ンとシリンダとの間をシールするピストンリングを挿嵌
してなる往復動圧縮機において、前記ピストンリング
は、前記シリンダへの組付け前の外径寸法が該シリンダ
内径寸法以下とし、かつ線膨張係数が該シリンダの線膨
張係数よりも大きい材料から構成され、運転時に熱膨張
してシリンダに摺動するようにしたことを特徴とする。
【0011】このように構成したことにより、ピストン
のシリンダへの組付け性が向上する。また、室温下にお
いてピストンリングがシリンダ内面に押し付けられてお
らず、運転開始時においてはピストンリングとシリンダ
が当接していないため、これらの摩耗量を低減すること
ができ、ピストンリングとシリンダの摺動面の耐摩耗性
を向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の往復動圧縮機を図
1に基づき、往復動圧縮機として無給油式の2段式往復
動圧縮機を例に挙げて説明する。
【0013】図1において、1は空気タンク(図示せ
ず)上に搭載され、往復動圧縮機の本体を構成するクラ
ンクケース、2は一端側が該クランクケース1内に軸受
(図示せず)を介して回転自在に配設されたクランク軸
をそれぞれ示し、該クランク軸2の他端側は軸受(図示
せず)を介して、前記クランクケース1外に突出し、そ
の突出端部には後述するプーリ22が取り付けられてい
る。また、クランクケース1は上部側が一対の斜辺部1
A,1Bによって山形状となる密閉箱として形成されて
いる。
【0014】3はクランクケース1の斜辺部1Aに設け
られた低圧側のシリンダを示し、該シリンダ3内は、後
述するピストン6が摺動する摺動面3Aとなっている。
【0015】4はシリンダ3上に弁板5を介して取付け
られたシリンダヘッドを示し、該シリンダヘッド4内に
は、前記弁板5上に位置して吸込ポート4Aを有する吸
込室(図示せず)と吐出ポートを有する吐出室(図示せ
ず)とが形成されている。また、弁板5には、吸込室を
シリンダ3内と連通させる吸込穴(図示せず)と、吐出
室をシリンダ3内と連通させる吐出穴(図示せず)とが
穿設され、吸込穴には吸込弁(図示せず)が、吐出穴に
は吐出弁(図示せず)が開閉弁可能に設けられている。
なお、シリンダヘッド4の吸込室、吐出室、吐出ポー
ト、弁板5の吸込穴、吐出穴、吸込弁および吐出弁の構
成、作用については、後述する高圧側となるシリンダヘ
ッド10の吸込室10A、吐出室10B、吐出ポート1
0D、弁板11の吸込穴11A、吐出穴11B、吸込弁
12および吐出弁13と実質的に変わるところはない。
【0016】6はシリンダ3内に往復動可能に挿嵌さ
れ、弁板5との間に圧縮室7を画成したピストンを示
し、該ピストン6の外周側には、該ピストン6とシリン
ダ3の摺動面3Aとの間を気密にシールするピストンリ
ング(図示せず)と、摺動面3Aに対してピストン6を
円滑に摺動させるライダリング(図示せず)とが装着さ
れている。尚、構成、作用については後述する高圧側と
なるピストンのピストンリングと実質的に変わるところ
はない。
【0017】8は基端側がクランク軸2に連結され、先
端側がピストン6に連結された連接棒を示し、該連接棒
8は、基端側が前記クランク軸2によって旋回されるこ
とにより、先端側に連結されたピストン6をシリンダ3
内で往復動させる。
【0018】9はクランクケース1の図中右側の斜辺部
1Bに設けられた高圧側のシリンダを示し、該シリンダ
9内は、後述のピストン14が摺動する摺動面9Aとな
っている。
【0019】10はシリンダ上に弁板11を介して取付
けられたシリンダヘッドを示し、該シリンダヘッド10
内には、図2に示す如く、弁板11上に吸込室10Aと
吐出室10Bとが形成されている。また、シリンダヘッ
ド10には、吸込室10A内に空気を吸込むための吸込
ポート10Cと、吐出室10B内の圧縮空気を外部に吐
出させるための吐出ポート10Dとが穿設されている。
一方、前記弁板11には、吸込室10Aをシリンダ9内
と連通させる吸込穴11Aと、前記吐出室10B内をシ
リンダ9内と連通させる吐出穴11Bとが穿設され、該
吸込穴11Aには吸込弁12が、吐出穴11Bには吐出
弁13が開閉弁可能に設けられている。
【0020】14はシリンダ9内に往復動可能に挿嵌さ
れ、弁板11との間に圧縮室15を画成したピストンを
示し、該ピストン14は筒部14Aと蓋部14Bとから
有蓋筒状に形成され、筒部14Aを介して後述の連接棒
25に連結されている。
【0021】16はピストン14の筒部14A外周側に
形成されたリング溝を示し、該各リング溝16は、断面
方形状の環状角溝として形成されている。
【0022】17はリング溝16に挿嵌されたピストン
リングを示し、このピストンリング17の形状は実開昭
57−104052号の第2図に示されるピストンリン
グと同形状であり、1ヶ所が切れた円形で、その合い口
は段形状に形成され、相重なり合って真円となるように
形成されている。
【0023】また、ピストンリング17は組付け性の向
上及び初期摩耗を低減するため、常温での外径をシリン
ダ9の内径以下とし、かつ運転時の温度上昇により外径
がシリンダ9の内径と同径となり、摺動する径に形成さ
れている。このピストンリング17の材質として、シリ
ンダ9よりも線膨張係数の高いものを使用することで運
転時に空気の圧縮および摩擦による温度上昇によってピ
ストンリング17が膨張して、シリンダ9の内周と接触
し、シール性を確保できる。この時、膨張した状態でピ
ストンリング17をシリンダ9から外部に取り出した場
合、ピストンリングの外径はシリンダの内径より大きく
なることがあるが、組付けた状態でピストン14の摺動
に差し支えがない程度の膨張でなければ構わない。
【0024】18はピストン14の筒部14A外周側に
設けられたライダリングで、該ライダリング18は摺動
面9Aに対してピストン14を円滑に摺動させるもので
ある。
【0025】19は基端側がクランク軸2に連結され、
先端側がピストン14に連結された連接棒を示し、該連
接棒19は、基端側が前記クランク軸2によって旋回さ
れることにより、先端側に連結されたピストン14をシ
リンダ9内で往復動させるものである。
【0026】20は低圧側のシリンダヘッド4の吐出ポ
ートと高圧側のシリンダヘッド10の吸込ポート10C
との間に設けられた中間配管、21は高圧側のシリンダ
ヘッド10の吐出ポート10Dに接続された吐出配管を
それぞれ示し、該吐出配管21の他端側は空気タンクに
接続されている。
【0027】22はクランク軸2の突出端側に取付けら
れたプーリを示し、該プーリ22は、ベルト(図示せ
ず)を介して駆動源となる電動モータ(図示せず)に連
結され、これにより、該電動モータの回転駆動時にはク
ランク軸2を回転させる。
【0028】本実施の形態による2段式往復動圧縮機
は、上述の如き構成するもので、電動モータによってク
ランク軸2を回転駆動すると、低圧側のシリンダ3内で
はピストン6の往復動によって、低圧側のシリンダ3の
圧縮室7内に吸込まれた空気が中間配管20に吐出され
る。尚、低圧側のシリンダ3内での作用は後述する高圧
側のシリンダ10内での動作と実質的に変わるところは
ない。該中間配管20を介して高圧側のシリンダヘッド
10の吸込ポート10Cより吸込室10A、吸込穴11
Aを介して吸込弁12を開弁し、高圧側の圧縮室15内
に中間圧力をもって供給される。そして、圧縮室15内
に吸込まれた圧縮空気は、ピストン14によって再圧縮
されて吐出穴11Bを介して吐出弁13を開弁し、吐出
室10B,吐出ポート10D、吐出配管27を介して空
気タンク内に吐出され、該空気タンク内に貯えられるよ
うになっている。
【0029】以上説明した実施の形態にあっては、ピス
トンリングの外径をシリンダ内径以下にしたことによ
り、ピストンのシリンダへの組付け性が向上する。ま
た、ピストンリング及びシリンダの起動時における摩耗
を低減することができとともに、起動時のモーターの負
荷を低減できる。
【0030】なお、実施の形態で2段式往復動圧縮機を
示したが、往復動圧縮機であってピストンを有するもの
であれば、別段これに限ることはない。
【0031】また、実施の形態でアルミ合金のピストン
及びシリンダを示したが、別段これに限ることはない。
【0032】さらに、実施の形態では合い口が段形状に
形成され、相重なり合うことによって真円となる形状の
ピストンリングを示したが、別段これに限ることはな
く、C字状のもの、また、円形のものでもよい。
【0033】
【実施例】実施例 図3に示すように、このピストンリングの径に関して、
ピストンリングをピストンに組付け、相手シリンダとし
てアルミ合金に陽極酸化処理を施した材料を用い、無給
式往復動圧縮機にて、1.0MPaの圧力で断続負荷運
転試験を行い、5000時間後のピストンリング、シリ
ンダの摩耗量を測定した。実施例として四弗化エチレン
樹脂を基材に球状炭素、青銅粉、二硫化モリブデンを充
填して、圧力成形し、熱処理後、切削加工を行い、さら
に以下のような加熱処理を施したピストンリングを使用
した。アルミ合金の線膨張係数は2.3×(10のマイ
ナス5乗)、ピストンリングの線膨張係数は18×(1
0のマイナス5乗)であるため、シリンダ内径85m
m、運転時温度上昇100Kの場合、シリンダの内径は
85.196mmとなる。この温度状況下でピストンリ
ングがシリンダの内径と同等となるためには室温下のピ
ストンリングの外径をシリンダの内径の98.2%であ
る83.662mmとなるよう加熱処理をした。
【0034】比較例1 実施例と同様の材料を使用し、従来の形状として摩耗量
分(4mm)外径を大きくしたピストンリングに実施例
と同様の試験を行った。
【0035】比較例2 実施例と同様の材料を使用し、外径を2mm大きくした
ピストンリングに実施例と同様の試験を行った。
【0036】比較例3 実施例と同様の材料を使用し、外径を2mm小さくした
ピストンリングに実施例と同様の試験を行った。
【0037】この結果、実施例は比較例1,2と比べて
ピストンリングやシリンダの摩耗が少なく、耐久性に優
れており、比較例3については温度が上昇した後にあっ
てもピストンリングとシリンダが摺動しないため空気漏
れが生じ、圧力及び空気量が不足し、シール性を確保で
きないことが確認された。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、組
付け時のピストンリングがシリンダ内径より小さくなっ
たことにより、組付け性が向上する。また、ピストンリ
ングとシリンダが当接していない状態で運転が開始され
るため、ピストンリング及びシリンダの摩耗量が減少
し、これらの交換頻度を少なくでき、交換作業回数が減
る。また、交換頻度が少なくなったことにより材料費の
低減が可能となる。さらに、ピストンリングに加わる荷
重が小さいため、摩擦力が低減でき、消費電流を低くす
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の往復動空気圧縮機を示す
図である。
【図2】本発明の実施の形態の往復動圧縮機のピストン
部を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の試験結果を比較例と対比
して示す図表である。
【符号の説明】
1 クランクケース 2 クランク軸 3 低圧側シリンダ 4 シリンダヘッド 6 ピストン 7 圧縮室 8 連接棒 9 高圧側シリンダ 9A 摺動面 10 シリンダヘッド 14 ピストン 15 圧縮室 16 リング溝 17 ピストンリング 18 ライダリング 19 連接棒
フロントページの続き Fターム(参考) 3H003 AA02 AC02 AD01 AD03 BC03 CB08 CE04 3H076 AA02 BB26 BB45 CC34 CC61 3J044 AA02 AA18 BA06 BA07 BC06 CB40 CC30 DA10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクケースと、該クランクケース上
    に搭載されたシリンダと、該シリンダ上に搭載されたシ
    リンダヘッドと、前記シリンダヘッドとの間に圧縮室を
    画成するピストンとを備え、前記ピストンにはその外周
    側に環状のリング溝を設け、該リング溝には前記ピスト
    ンとシリンダとの間をシールするピストンリングを挿嵌
    してなる往復動圧縮機において、前記ピストンリング
    は、前記シリンダへの組付け前の外径寸法が該シリンダ
    内径寸法以下とし、かつ線膨張係数が該シリンダの線膨
    張係数よりも大きい材料から構成され、運転時に熱膨張
    してシリンダに摺動するようにしたことを特徴とする往
    復動圧縮機。
JP10230113A 1998-07-31 1998-07-31 往復動圧縮機 Pending JP2000045945A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MD20100007A2 (ro) * 2010-01-18 2011-06-30 Ион РАССОХИН Procedeu de schimbare a dimensiunilor standard ale pieselor motorului cu ardere internă
KR101313551B1 (ko) * 2006-12-04 2013-10-01 삼성전자주식회사 밀폐형 압축기
EP3418568A1 (de) * 2017-06-19 2018-12-26 Nidec Global Appliance Germany GmbH Kolben für die antriebseinheit eines kältemittelverdichters

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MD20100007A2 (ro) * 2010-01-18 2011-06-30 Ион РАССОХИН Procedeu de schimbare a dimensiunilor standard ale pieselor motorului cu ardere internă
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Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041125