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今年の韓国の大学入学共通試験、日本語科目の問題です。

Q. 間違っているものは?
1. のみものはコーヒーでいいです。
2. 兄は日本の会社につとめている。
3. それについては私のほうでしらべます。
4. こたえがわかった人は手をあげてください。
5. 日本にいるあいだにずっとバイトをしていた。

答えは5で、
「あいだに」の「に」が不自然であることは
日本人である私には分かりました。
でも、文法的にどのように説明すべきなのか分かりません。
たとえば、
「5年のあいだに応募者が一人もいなかった」
という文章の「あいだに」はOKなのに、
なぜ問題の「あいだに」はNGなのか。
なんとなく…でなく、解説していただける方、
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

格助詞「に」は対象を時間的・空間的に位置付ける表現で、



「5年のあいだに応募者が一人もいなかった」

では、「5年のあいだ」を一つの時間的な全体として位置付け、その間に「一人もいなかった」と事態を表現した適切な表現です。しかし、

5. 日本にいるあいだにずっとバイトをしていた。

では、「日本にいるあいだ」という一つの時間的な全体ではなく、「してい(た)」というその期間の継続的な動作を表しているため「あいだに」ではなく、「(その)あいだ」が適切な表現です。

時間的な流れを一つの実体として位置付ける場合が「に」で、「~(の)あいだ」は継続的な連続した時間として捉え表現しています。■
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この回答へのお礼

ありがとう

お礼日時:2024/11/21 23:30

さらに、No. 2 にも同意します。

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>>5. 日本にいるあいだにずっとバイトをしていた。



(1) 日本にいるあいだ ★に★ ずっとバイトをしていた。
これも、一応は成り立つ日本文だと思います。その場合、
「日本に滞在中のときにずっとバイトをしていた。だからお金が貯まって、●母国に帰ってからは、しばらく働かなくて済んだよ。ラッキー●。」
などという文脈があるものだと想像します。

(2) 日本にいるあいだ、ずっとバイトをしていた。
これはもちろん、普通の言い方であり、来日したときから日本を離れるまで、ずっとバイトをしていた、という意味ですね。
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日本人には、「に」に替えて、系助詞「は」が欲しくなるところですね。


https://blog.navy-p.com/dependency-marker-ha/#go …
他のことに対置して、あることを特に取り出して提示する場合はこの助詞を多用しますので、韓国の学生にも日本語の「てにをは」について注意を喚起すべきものと思います。
因みに
>「あいだに」はOKなのに、とのことですが、ここも「は」を用いると、その時期と「応募者がいた時期」とを対置できて文にメリハリが出そうですね。その意味でやはり「は」の理解が推奨されると思います。
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確かに5番は不自然です。


普通は「日本にいるあいだずっとバイトをしていた。」と表現します。
ただ韓国の大学受験生の方にも、わかるように説明するのは難しい。
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