Wi-Fiの2.4GHz/5GHz両方に対応し、安定した接続が叶うと謳う、ラトックシステム smaliaスマートリモコン RS-WBRCH1。「簡単に設定できる」と評判である一方で、「連携できる家電が限られている」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のスマートリモコンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スマートリモコン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
学生時代から写真撮影が趣味で、写真業界で働きたいと新卒で大手家電量販店に入社。カメラの専門販売員として国内最大級のカメラ売り場にてソニーやキヤノンなど様々なメーカーのデジタル一眼・コンパクトカメラ・双眼鏡・撮影用機材などの販売を取り扱う。カメラのセミナー講師も担当しており、ジンバル・三脚などの動画撮影機材に関する知識・経験も豊富。カメラ専門誌・テレビ番組の出演歴もあり、フォトマスター準1級を保有、カメラ歴は16年。 その後2021年にマイベストへ入社、カメラの専門ガイドのほかスマートウォッチやスマートスピーカーなどのガジェットのガイドも担当しており、「多角的な比較・正しい情報発信」をモットーに商品の比較検証を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ラトックシステム smaliaスマートリモコン RS-WBRCH1は、リビングの家電を自動化したい人におすすめです。実際に操作すると、商品の真正面なら10m離れた場所からでも家電を操作できました。比較したなかには真横や斜め後ろに設置すると5m圏内でしか操作できない商品もありましたが、赤外線強度は非常に優秀。15畳以上の広さがあっても反応し、快適に操作できるでしょう。
使い勝手も良好でした。比較したなかにはスマホのホーム画面にショートカットを固定できない商品もあったのに対し、iOS・Androidともにウィジェットの作成が可能。スマホを立ち上げてすぐに、直感的に操作できました。手動でシーンを登録すると家電の一括操作も行えるので、複数台の家電をワンタッチで稼動させられます。
温度・湿度・照度センサーに対応しており、自動化しやすいのもメリット。オプションでCO2濃度のセンサーも追加でき、エアコンの換気モードも自動化できます。トリガーは最大2個まで設定が可能。しかし、選択する条件により操作内容が限定されたことから、使いにくさを感じる人もいるかもしれません。
登録済みのメーカーは77社と充実。大手メーカー以外でもプリセットからリモコンを登録できる点は魅力です。しかし、比較した自動マッチング式のモデルは2ステップで簡単に登録できたのに対し、本商品は画像一覧から該当商品を探し出す必要がありました。口コミに反し、初期設定は少々手間に感じるでしょう。
また、口コミにもあったように、Alexa・Googleアシスタント・Siri以外のスマート製品とは連携できない点もネックに。Wi-Fiの2.4GHz/5GHz両方に対応しており接続が安定しやすい点は魅力ですが、スマートホーム化を進めたい人や理想的なシチュエーションで家電を自動操作したい人は、ほかの商品も検討してみてください。
ラトックシステム smaliaスマートリモコン RS-WBRCH1の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
SwitchBot
思いどおりに家電を自動操作!初期設定も簡単なベストバイ
Nature Inc.
初期設定がわかりやすい。ウィジェット対応で操作もスムーズ
そもそもスマートリモコンとは、家電の赤外線信号を学習させスマホから家電の操作ができるよう設定するアイテムです。リモコンをスマホ1台に集約できるので、リモコンを探したり取りに行ったりする手間が省ける点が魅力。スマート家電以外でも音声操作や外出先からの操作が可能になります。
今回ご紹介するラトックシステムのsmaliaスマートリモコン RS-WBRCH1は、Wi-Fiの2.4GHz/5GHz両方に対応している点が特徴。スマホがどちらに繋がっていても、Wi-Fi接続が安定しやすいと謳われています。
販売元のラトックシステムは、パソコンやスマホ周辺機器、AV・オーディオ関連機器を手掛けるメーカーです。スマートリモコンでは、超小型タイプやUSB電源に直挿しするコードレスタイプなども取り扱っています。
2つのトリガーを設定できるので、時刻・温度・湿度・距離などの条件を組み合わせたオートメーション化が可能。「19時になったら照明をつける」「室温が27℃になったらエアコンを消す」など、お好みに設定できます。
赤外線の有効範囲の公称値は、最大25m。15畳の以上の部屋にも対応できる強度もうりのひとつです。携帯端末のOSは、iOS・Androidに対応。Apple Watchと連携すれば、スマホがなくても家電の操作が行えます。
<付属品>
スマートリモコン本体
ACアダプター
USB給電ケーブル
取扱説明書/保証書(保証期間1年間)
今回はラトックシステム smaliaスマートリモコン RS-WBRCH1を含む、人気のスマートリモコンを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめは、自動化のしやすさの検証です。
理想的なシチュエーション・タイミングで家電を作動できる商品かを調査。搭載しているセンサーの数は豊富か・トリガーを細かく設定できるか・複数の家電を操作できるかをチェックしました。
比較したなかにはセンサー非搭載の商品もありましたが、こちらは3つのセンサーに加えCO2濃度のセンサーもオプションで追加が可能。エアコンの換気モードも自動で操作できます。
家電を動かすトリガーは最大2個まで設定が可能。位置情報や時間情報も合わせて、シチュエーションを設定できます。
しかし、選択する条件によっては操作が限定された点がネックに。トリガーに温度を設定すると、次に設定できる条件は湿度のみに限られてしまいました。
次は、初期設定のしやすさの検証です。
実際にテレビ・エアコン・照明のリモコンを用意し、リモコンの登録方法が簡単か・プリセットで登録されているメーカーの数は多いかをチェックしました。
リモコンの登録は、手動マッチング式を採用。接続する家電のメーカーを選択すると、リモコン画像がいくつか提示される仕組みです。比較した自動マッチング式の商品は2ステップで簡単に登録できたのに対し、たくさんの画像のなかから該当のリモコンを探し出すのに手間取りました。
一方、プリセットに登録されているメーカー数は、テレビで29社・エアコンで13社・照明で35社の計77社と充実しています。大手メーカー以外でも、プリセットから登録しやすいでしょう。
続いては、赤外線の強度の検証です。
テレビからさまざまな角度・距離を空けた場所にスマートリモコンを設置し、テレビが問題なく作動するかを調査しました。
赤外線の強度は高評価を獲得。真正面からなら10m離れた家電を問題なく操作できました。なお、詳細は以下のとおりです。
比較した結果、横・斜め後ろに設置したときに、赤外線が5mほどしか届かない商品もありました。本商品なら、15畳以上の広いリビングに設置したい人にもおすすめです。
次は、スマートホーム化のしやすさの検証です。
さまざまなスマート製品と連携できるか、音声アシスタントの対応種類・連携できるスマート製品の種類・新規格「Matter」に対応しているかをチェックしました。
<検証結果>
新規格「Matter」は非対応。比較したなかにはSiri非対応の商品もありましたが、こちらは音声アシスタントは、Amazon Alexa・GoogleアシスタントはもちろんSiriにも対応していました。
最後は、使い勝手を検証しました。
ウィジェット設定・アプリ上のショートカット画面・家電の一括操作が可否をチェック。少ない工程で家電を操作できるかを調査しました。
比較したなかにはウィジェットに対応していない商品もありましたが、こちらはスマホのホーム画面上に常にアプリを表示できます。わざわざアプリを探して開く手間がなく、直感的に操作できるでしょう。
ショートカットはホーム画面に表示されます。手動でシーンを登録すれば、家電の一括操作も可能。指定のタイミングで複数台の家電をワンタッチで稼動させられますよ。
リモコンの設定方法 | 手動マッチング式 |
---|---|
温度センサー機能 | |
湿度センサー機能 | |
照度センサー機能 | |
人感センサー機能 | |
トリガー(環境設定)の個数 | 最大2個 |
良い
気になる
本体幅 | 60mm |
---|---|
通信規格 | 無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz Dual bands)、赤外線、Bluetooth Low Energy |
赤外線の有効範囲(公称値) | 最大25m/水平方向:360度/垂直方向(上方):180度 |
本体奥行 | 60mm |
本体高さ | 20mm |
携帯端末の対応OS | iOS、Android |
本体重量 | 42g |
GPS連動機能 | |
トリガー(機器設定)の個数. | 3個以上 |
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ラトックシステム smaliaスマートリモコン RS-WBRCH1は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで購入できます。
ECサイトの値段は、約7,000~8,000円台(※執筆時点)と取扱店舗により差がありました。よりお得に購入できるよう、事前に価格を比較してみてくださいね。
ここでは、ラトックシステムのほかの機種との違いをご紹介します。販売されているのは小型軽量を売りとした「RS-WFIREX4」と、ケーブルレスタイプの「RS-WFIREX5」の2種類。スペックは以下のとおりです。
RS-WFIREX4
RS-WFIREX5(USB電源直結タイプ)
約42gの本商品に対して、どちらも約16gと軽量。「RS-WFIREX5」はUSB-ACアダプターを使えばコンセントに直結できるため、ケーブルの処理に困らないところが魅力です。
対応OSなどの基本性能は3つとも同じだったなか、違いがあったのは赤外線の有効範囲。本商品は最大25mでしたが、小型化された「RS-WFIREX4」では赤外線の飛距離が本商品の1.2倍に増えていました。そのほか、「RS-WFIREX5」のセンサーは温度のみ。「 RS-WBRCH1」以外の2つにはタイマー機能がある点もポイントでした。検証結果をふまえて、同社のほかの機種も検討してみてください。
初期設定がやや手間で、トリガーの設定条件も限られるラトックシステム smaliaスマートリモコン RS-WBRCH1。よりスマートにIoTを進めるなら、おすすめなのはSwitchBot ハブ2。
温度・湿度・照度のセンサーに加え、オプションで人感センサーの追加が可能です。選ぶ条件によって個数や内容が限定されるものの、トリガーは3つ以上設定できます。自動マッチング式でリモコンの登録も簡単。赤外線強度が高く連携できる商品も多いため、自宅の全自動化を目指す人にもぴったりです。
リモコンの設定方法 | 自動マッチング式、手動マッチング式 |
---|---|
温度センサー機能 | |
湿度センサー機能 | |
照度センサー機能 | |
人感センサー機能 | |
トリガー(環境設定)の個数 | 3個以上 |
良い
気になる
本体幅 | 80mm |
---|---|
通信規格 | 無線LAN 802.11 b/g/n (2.4 GHz)、赤外線、Bluetooth 4.2 |
赤外線の有効範囲(公称値) | 最大送信距離:30m/最大受信距離:15m |
本体奥行 | 23mm |
本体高さ | 70mm |
携帯端末の対応OS | Android OS 5.0以降、iOS 11.0以降 |
本体重量 | 63g |
GPS連動機能 | |
トリガー(機器設定)の個数. | 3個以上 |
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