【徹底比較】スマートリモコンのおすすめ人気ランキング【2024年12月】

スマート製品を数多く販売している、SwitchBotが2023年3月に発売した「ハブ2」。前モデルの「ハブミニ」と比べて、赤外線の送信範囲が拡張したほか、温湿度・照度センサーを新たに搭載しています。

自動化のしやすさについては、温度・湿度・照度のセンサーを搭載しているうえ、オプションで購入すれば人感センサーにも対応可能。加えて、オートメーション機能のトリガーは、選ぶ条件によって個数や内容が限定されてしまいますが3つ以上設定も可能。理想に近いタイミングで家電を自動操作できるでしょう。

初期設定のしやすさも、リモコンの登録方法が自動マッチング式でかなり簡単。リモコンのボタンを1つ押し、提示されたプリセットで動作確認をするのみで登録完了します。また、プリセットに登録されているメーカーが、テレビで100社以上・エアコンで100社以上・照明で41社とかなり豊富なのも魅力です。

赤外線の強度の検証では、正面にある10m先の家電まで赤外線がしっかり届き、かなり優秀な性能を発揮しました。真横や斜め後ろに設置した家電も5mまでなら操作ができたため、これ1台で広範囲の家電を操作できるでしょう。

スマートホーム化のしやすさでは、スマートプラグやスマートライトなど連携できる商品が多く、種類はトップクラス。音声アシスタントもAlexa・Googleアシスタント・Siriのすべてに対応していました。加えて、使い勝手に大きく関わるウィジェットもiPhone・Android両方に対応しており、操作性に優れています。

スマートリモコンを試しに買ってみたい人から、これから自宅をどんどんスマート化させたい人まで、どんな人にもおすすめできる商品です。

自動化のしやすさでは温度・湿度センサーを搭載しており、時間・明るさ・人感・位置情報と多くの条件によって家電を操作可能。自動化の設定は機器条件が3個以上、環境条件も1個指定できます。トリガー設定も細かく、温度は0.5℃・時間は1分単位で設定できました。日の出・日の入りの設定もあるので、暗くなったら照明をつけたいといった、自宅で作業に没頭したい人にも向いているでしょう。

初期設定は非常に簡単で、テレビ・エアコン・照明では、リモコンのボタンを押すだけで該当のリモコンが割り当てられました。対応メーカーはテレビが25社、エアコンと照明が各21社と多岐にわたります。

赤外線は正面から10m、真横からでも5mの距離で反応しました。斜め後ろは3mの距離での反応でしたが、広い部屋でもそれほど動作には影響しないでしょう

音声アシスタントはアレクサ・Googleアシスタント・Siriに対応。同社のスマートライト・スマートカーテン・スマートロックとも連携でき、自宅を完全自動化するときに1つのアプリで管理できるのが便利ですよ。スマホのウィジェットにも対応しており、スマートな操作が可能です。ホーム画面からショートカットが使えるところも魅力で、一括操作もできるため使い勝手も申し分ありません。

Serendipityの「スマートリモコン」は、室内の空調を快適に保ちたい人におすすめです。液晶画面には常に温度・湿度が表示されるほか、外出先からでも操作できるため、ペットを飼っている人は重宝するでしょう。日の入り・日の出に応じて、自動で点灯・消灯も行います。

自動化のしやすさは3個以上の環境と機器条件に対してオートメーション機能を設定でき、日時は1分単位と細かく指定可能。モーニングルーティンやナイトルーティンを崩したくない人にもおすすめできます。

初期設定はメーカーを選択する方法以外に、リモコンのボタンを適当に押してプリセットを選ぶ方法でも設定でき、動作確認を行うだけと難しくありません。対応するリモコンは、エアコンだけでも100種類以上。ただし対応しているWi-Fiは2.4GHzのみで、同時に接続しているほかの機器の干渉を受けて反応が悪くなる可能性があります。

赤外線の強度の検証では、正面では10mの距離からでも反応しました。真横・斜め後ろ・真後ろは3mにとどまったため、15畳以上の部屋だと反応が悪く感じられるかもしれません。

スマートホーム化のしやすさでは音声アシスタントの種類は多く、Siri・Alexa・Googleアシスタントと基本的な音声アシスタントに対応。しかし、連携できるスマート製品がなく自宅の全自動化を目指すにはアプリを複数管理する必要があるでしょう。さらにウィジェットもなく、使いにくく感じることも。使いやすさ以上に空調管理のしやすさを重視する人なら候補に入るでしょう。

スマートリモコンの開発・販売を主軸としているメーカー、Natureの「Nature Remo 3」。Remoシリーズの最上位モデルにあたります。

自動化のしやすさでは、搭載センサーが温度・湿度・照度・人感とトップクラスに多いのが魅力的でした。トリガーを1つしか設定できず、理想的なタイミングで稼動させにくいのが難点ですが、オプションを買い足す手間が少ないのはメリットです。

初期設定のしやすさでは、リモコンの登録方法が自動マッチング式なのが便利でした。リモコンのボタンを押して、プリセットで動作確認をするだけで登録が完了します。プリセットに登録されているメーカーはテレビで21社・エアコンで24社・照明で20社と多くはないものの、パナソニックや三菱などの大手メーカーに対応しています。

赤外線の強度の検証では、正面にある10m先の家電に赤外線がしっかり届きました。広範囲の家電を操作できるため、15畳以上の広いリビングに設置したい人にもおすすめです。

スマートホーム化のしやすさについては、音声アシスタントがAlexa・Googleアシスタント・Siriに対応しています。しかし、連携できるスマート製品がスマートロックとスマートカーテンのみと少なく、自宅のスマート化を進めたい人には物足りない印象。一方、使い勝手の面ではiPhoneであればショートカットアプリでホーム画面から簡単に操作可能。ウィジェットではありませんが、アプリを開かなくても操作できるのが便利です。

スイッチをON/OFFできる指型ロボットが有名な、SwitchBotの「ハブミニ」。最新モデルのハブ2と比べて搭載スペックは劣るものの、そのぶん安価なのが魅力です。

自動化のしやすさに関しては、センサーが非搭載で、位置情報や時間でしかトリガーを設定できませんでした。トリガーもオプションを追加するまでは1つしか設定できず、細かく自動操作するには各種センサーを別途購入する必要があります。なお、2023年5月時点の価格は温湿度センサーが1,980円、人感センサーが2,780円です。

数多くのIoT家電を販売しているブランド、＋Styleの「スマートマルチリモコン」。謳っている赤外線の有効範囲が20〜25mと、比較的広いのが特徴です。

自動化のしやすさに関しては、温度・湿度・照度センサーを搭載していますが、設定できるトリガーは1つのみ。理想的なタイミングで家電を稼動させにくく、せっかく搭載されているセンサーを存分に活かしきれないでしょう。

初期設定のしやすさは、型番からリモコンを探すか1つ1つボタンを登録するかの2択しかありませんでした。登録されているプリセットはテレビで29社・エアコンで14社・照明で32社とやや多かったものの、リモコン登録が簡単とはいえません。

一方、赤外線の強度の検証では、10m先の家電まで操作可能。家電の真横や斜め後ろに置いても赤外線が届き、15畳以上のリビングでも十分対応できるでしょう。

スマートホーム化のしやすさは、スマートプラグやスマートライトなどに対応していて、リモコンがないものもスマホ操作・自動操作しやすいのがメリットです。しかし、音声アシスタントはSiriに非対応。ウィジェットもAndroidでしか設定できず、Apple製品のユーザーには不向きといえます。

何度2021年に設立された日本発のスマート家電ブランド、etifeの「スマートリモコン」。スマート家電分野に精通した海外企業の協力のもと、開発された商品です。

自動化のしやすさに関しては、センサーが搭載されていませんが、位置情報で取得した天気や気温に合わせて自動操作ができました。トリガーも3つ以上設定できるため、理想的なタイミングで家電を作動させられます。部屋の状態にあわせた正確な自動運転はできないものの、オートメーションのカスタマイズ性は高めです。

初期設定のしやすさは、リモコンの登録方法が自動マッチング式に対応しておらず、何度もプリセットを試さなくてはならないのが面倒でした。プリセットに登録されているメーカーも、テレビで14社・エアコンで14社・照明で16社と少なめ。大手メーカー以外だと、1つ1つボタン登録しなくてはならない可能性があります。

赤外線の強度の検証でも、家電の真横や後ろに設置すると、赤外線が届きづらい印象。真正面は10m先からでも操作できたのに対し、真横は7m、斜め後ろは5mまで近づかなければ操作できませんでした。15畳以上のリビングに設置する場合、設置場所がやや限定されるので注意しましょう。

スマートホーム化のしやすさについては、連携できる商品がスマートライト・スマートプラグのみと少なめ。しかし、音声アシスタントにはAlexa・Googleアシスタント・Siriが対応しており、使うスマートスピーカーを選びません。使い勝手に関しては、iPhone・Androidともにウィジェット非対応で、都度アプリを開いて操作しなければならないのが不便でした。