カメラやレンズを湿気・カビから守る「防湿庫」。ドライキャビネットとも呼ばれ、湿度を一定に保った庫内に大切な機材を保管できます。しかし、東洋リビングやハクバなどのメーカーからさまざまな商品が販売されており、どれを選んだらよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の防湿庫9商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの防湿庫をランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストなカメラ防湿庫は「除湿力が高く電気代が安いうえに、使いやすい商品」。徹底検証してわかった防湿庫の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。1996年に写真展を開催後、フリーの写真家となる。カメラ専門誌の撮影や執筆、企業広告、セミナー講師などで活動。自身の作品では海外や国内の街を撮影する。 公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。DGPイメージングアワード審査員。NHK文化センター講師。
学生時代から写真撮影が趣味で、写真業界で働きたいと新卒で大手家電量販店に入社。カメラの専門販売員として国内最大級のカメラ売り場にてソニーやキヤノンなど様々なメーカーのデジタル一眼・コンパクトカメラ・双眼鏡・撮影用機材などの販売を取り扱う。カメラのセミナー講師も担当しており、ジンバル・三脚などの動画撮影機材に関する知識・経験も豊富。カメラ専門誌・テレビ番組の出演歴もあり、フォトマスター準1級を保有、カメラ歴は16年。 その後2021年にマイベストへ入社、カメラの専門ガイドのほかスマートウォッチやスマートスピーカーなどのガジェットのガイドも担当しており、「多角的な比較・正しい情報発信」をモットーに商品の比較検証を日々行っている。
除湿力が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「除湿スピードが早く、安定後も湿度を維持し続けられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
電気代が安い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「電気代が安く10年使用し続けても電気代が気にならない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
機能性が高く使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「機能性が高く初心者でも使いやすくて、カメラやレンズを保管しやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
防湿庫とは、カメラや交換レンズなどの光学機器がカビないように、庫内の湿度を全自動で一定に保つ収納器具です。
カメラや交換レンズにとって、カビは大敵。レンズにカビが発生すると解像力やコントラストが低下し画質が悪くなり、修理には数万円かかる場合もあります。5月から10月にかけてカビが繁殖しやすい気候となる日本では、カメラ防湿庫は必需品ともいえるでしょう。
また、機材のディスプレイに使える点も魅力です。大切な機材を長く愛用するためにも、ぜひカメラ防湿庫を活用しましょう。
複数のカメラやレンズを持っていて、使い分けている人にカメラ防湿庫はおすすめです。
たとえば、普段使いはしないけれどここぞというときに使うレンズや大切なコレクションのようなカメラがある人に適しているといえます。
防湿庫に似た役割を持つものとしてドライボックスがあります。プラスチック製で安いため人気ですが、定期的に除湿剤を交換し、湿度も自分で管理する必要がありやや面倒です。
とにかく安価にカビ対策をするならドライボックスもひとつの選択肢ですが、簡単・確実にカビ対策をしたいなら防湿庫がおすすめ。
防湿庫はさまざまなメーカーから販売されていますが、今回検証したどの製品も除湿力は十分でした。大きく差が出た点を選び方としてご紹介しますので、以下を参考に自分に合った防湿庫を選んでくださいね。
実は、湿度が低すぎてもカメラにとってはよくありません。乾燥させすぎると、貼り革が剥がれたりカメラ内ののりが剥がれたりします。
大切な機材をカビから守るために、湿度は適切とされる40〜50%程度に保つように対策しましょう。
防湿庫を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
防湿庫の除湿方式は乾燥剤式とペルチェ素子式の2種類。今回の検証では除湿力に大きな違いは見られませんでしたが、消費電力や耐久性などで特徴が異なります。
乾燥剤式は、除湿ユニット内の乾燥剤が除湿をする仕組み。実際に試して比較したところ、消費電力が少ない傾向がありました。除湿ユニット内部の可動部がほぼなく、耐久性は非常に高いとされており、選ぶなら乾燥剤式がおすすめです。
ペルチェ素子式は、除湿ユニット内の冷却板と吸湿剤で除湿する仕組み。除湿スピードが速く、庫内の除湿が常時行えることが特徴です。しかし乾燥剤式よりも電気代はやや高く、耐久性は低いといわれています。
乾燥剤式は仕組み上、空気の循環が起きるため庫内で湿度のムラが生じにくい点もメリットです。
一方で、ペルチェ素子式の防湿庫は本体価格が安め。しかし、ランニングコストや耐久性の差をふまえると、やはり乾燥剤式がおすすめです。
今持っている機材の総量で防湿庫を選んでしまうと、機材同士がぶつかったり取り出しにくかったりする場合があります。また、庫内に多少の余裕があると空気の循環が起きやすく、除湿効率の向上も期待できるでしょう。
加えて、防湿庫の導入を検討している人のなかには相当なカメラ好きも多いのではないでしょうか。今後機材が増えることも想定して、今ある機材の総量よりもワンサイズ大きなものを選ぶことをおすすめします。
一眼カメラと標準ズームレンズに加え、交換レンズ数本程度を保管するなら40L以上のものがおすすめ。カメラが複数台ある場合や望遠レンズ・マクロレンズといった大きめのレンズがあるなら、80L以上の大きなサイズの防湿庫を検討するのがよいでしょう。
湿度計やLEDなど、使い勝手が変わるそれぞれの機能について注目して選びましょう。
防湿庫は、動作音が小さく正常に稼働しているかがわかりにくい器具。そのため、防湿庫が正しく除湿できているかを確認するために湿度計は必須です。
通常、防湿庫には湿度計が備え付けられています。湿度計はアナログ式・デジタル式と分かれますが、性能に大きな差はありません。
しかし、デジタル式湿度計の電池切れが原因で防湿庫の異常に気付けないケースも。選ぶなら、湿度計の電池交換が不要なものがよいでしょう。
庫内や庫外にコンセントが搭載されているモデルなら、カメラの充電器などを設置できておすすめ。カメラの充電と保管が一か所で行えて、撮影前後の作業も楽になりますよ。
庫外コンセント搭載タイプなら、天板に充電器をつないでおくことも可能。バッテリーを忘れてしまうリスクを減らせるでしょう。
防湿庫の内部はどうしても暗くなりがちなので、奥にしまった機材が確認しにくい場面も。庫内にLED照明がついているものなら、手前の機材を取り出さなくとも奥まで確認できて便利です。
また、愛用の機材が整然と収まる姿が、光に照らされて一段と格好よく見えるのも魅力といえるでしょう。
細菌・ウイルスやにおいなどを分解・除去する効果が期待できる光触媒。空気中に漂うカビ菌の除菌効果も望めるため、光触媒採用のものがおすすめです。
光触媒を採用している代表的なモデルは、東洋リビングの「オートクリーンドライシリーズ」と、トーリ・ハンの「PREMIUMシリーズ」。光触媒の効果を最大化するためには庫内の空気を循環させる必要があり、乾燥剤式の防湿庫との相性がよいといえます。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||
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除湿力 | 電気代の安さ | 使いやすさ | 内容量 | 棚板数 | 棚耐荷重 | 外寸幅 | 外寸奥行 | 外寸高さ | 内寸幅 | 内寸奥行 | 内寸高さ | 定格消費電力 | 除湿方式 | 抗菌機能 | 湿度計付き | 庫内LED照明付き | コンセント搭載 | キャスター付き | |||||||
1 | 東洋リビング オートクリーンドライ|ED-41CAT2(B) | 3位 | 除湿力が高く運転コストも安い!選んで損しない充実のスペック | 39L | 1枚 | 12kg | 338mm | 356mm | 459mm | 332mm | 299mm | 387mm | 15W | 乾燥剤式 | |||||||||||
2 | トーリ・ハン ドライ・キャビ|EC-47-M2 | 運転コストがとにかく安い。安定した除湿力も備えた一品 | 47L | 1枚 | 不明 | 360mm | 390mm | 475mm | 358mm | 330mm | 400mm | 16W | 乾燥剤式 | 不明 | 不明 | ||||||||||
3 | トーリ・ハン ドライ・キャビ|EC-42 | 8位 | 除湿力は十分で電気代は最安クラス。庫内湿度もほぼ変化なし | 47L | 1枚 | 不明 | 360mm | 390mm | 475mm | 358mm | 330mm | 400mm | 16W | 乾燥剤式 | 不明 | ||||||||||
4 | HOKUTO 防湿庫 HP-38EX | 4位 | 優れた除湿速度と安定性。湿度調整が楽で、電気代も高くない | 38L | 2枚 | 不明 | 290mm | 321mm | 486mm | 286mm | 290mm | 435mm | 不明 | ペルチェ素子式 | 不明 | 不明 | |||||||||
5 | HOKUTO 防湿庫|HS-41L | 1位 | 除湿性能はトップ。湿度の変化もほとんどなく電気代も低め | 41L | 2枚 | 不明 | 290mm | 321mm | 486mm | 286mm | 290mm | 435mm | 不明 | ペルチェ素子式 | 不明 | 不明 | |||||||||
6 | Guangdong SIRUI Optical 電子防湿庫|HC50 | 7位 | 電気代はそこそこながら、除湿速度はトップ級で庫内湿度は安定 | 50L | 1枚 | 不明 | 525mm | 465mm | 600mm | 365mm | 295mm | 450mm | 不明 | 乾燥剤式 | 不明 | ||||||||||
7 | ハクバ写真産業 HAKUBA|E-ドライボックス|KED-40 | 2位 | 棚は引き出せないが、除湿スピード十分で運転費用は安め | 40L | 1枚 | 不明 | 358mm | 315mm | 400mm | 356mm | 310mm | 360mm | 20W | 乾燥剤式 | 不明 | 不明 | |||||||||
8 | トーリ・ハン プログレスシリーズ|ドライ・キャビ|PD-40 | 6位 | トップクラスの除湿力と使いやすさ。電気代は高め | 40L | 1枚 | 不明 | 320mm | 320mm | 460mm | 318mm | 275mm | 410mm | 4W | ペルチェ素子式 | 不明 | 不明 | 不明 | ||||||||
9 | サンワサプライ カメラ防湿庫|200-DGDRY001 | 5位 | 電気代はそこそこだが、除湿力に優れ湿度変化はほぼゼロ | 30L | 1枚 | 不明 | 290mm | 320mm | 390mm | 260mm | 29mm | 263mm | 不明 | ペルチェ素子式 | 不明 | 不明 |
内容量 | 39L |
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除湿方式 | 乾燥剤式 |
良い
気になる
防湿庫の心臓部である電子ドライユニットを世界ではじめて開発した国内メーカー、東洋リビングの「オートクリーンドライ ED-41CAT」。防湿庫業界のパイオニア的なメーカーであり、プロ写真家や写真愛好家から高い評価を得ている市場の定番商品です。
除湿力の検証では約2.5時間で庫内湿度が50%以下となり、除湿スピードは非常に優れているといえます。庫内の湿度も安定しており、意図せず湿度50%を超えることはありませんでした。庫内は空気の対流がある様子で、庫内の場所による湿度の違いはほとんどありません。
電気代は、除湿から安定稼働となるまでに約0.5円とトップクラスの安さでした。ランニングコストは低く、電気代を気にする必要はないでしょう。
湿度設定はダイヤルを一度回すだけでよくシンプル。さらに、可動式の棚板や汎用コンセントを備えており、とても使いやすい印象で高い評価を得ました。
棚板数 | 1枚 |
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棚耐荷重 | 12kg |
内寸幅 | 332mm |
内寸奥行 | 299mm |
内寸高さ | 387mm |
定格消費電力 | 15W |
湿度計付き | |
キャスター付き |
東洋リビング オートクリーンドライ ED-41CATをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
内容量 | 47L |
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除湿方式 | 乾燥剤式 |
良い
気になる
業界トップクラスの製品バリエーションをそろえる国内メーカー、トーリ・ハンの「ドライ・キャビ EC-47-M2」。スチール製の棚板で安定感があり、量販店でも売れ筋の定番商品です。
除湿力の検証においては約4.5時間で湿度が50%以下となり、十分な除湿力が見られました。除湿が一段落したあとも湿度50%以下を維持し、カビの発生を心配する必要はまずないでしょう。庫内の空気は循環しているようで、庫内の位置によって湿度が異なることはほぼありませんでした。
電気代は除湿から安定稼働までの間で約0.5円と、検証商品のなかでもトップクラスに低コスト。電気代を気にすることなく使えるでしょう。
使いやすさの検証では、湿度設定の操作が簡単で手間はかかりませんでした。取っ手もつかみやすく、扉の開閉でストレスを感じにくいでしょう。一方で、棚板は固定式のため、機材の出し入れは少し面倒に感じる恐れがあります。
安定した除湿力とランニングコストの低さが大きなメリットの製品。防湿庫に必要な要素をしっかりと備えつつも電気代が安いため、誰にでもおすすめです。
棚板数 | 1枚 |
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棚耐荷重 | 不明 |
内寸幅 | 358mm |
内寸奥行 | 330mm |
内寸高さ | 400mm |
定格消費電力 | 16W |
湿度計付き | |
キャスター付き |
トーリ・ハン ドライ・キャビ EC-47-M2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
内容量 | 47L |
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除湿方式 | 乾燥剤式 |
良い
気になる
カメラ防湿庫の大手メーカー、トーリ・ハンから2022年2月に発売となった「ドライ・キャビ EC-42」。2018年発売の前モデルの後継機種で、初心者向けの価格・仕様を謳っています。除湿方式は前モデル同様に乾燥剤式です。
除湿力の検証では、約3.3時間で一定以下の湿度となり、除湿スピードは必要十分といえます。検証中、一度だけ庫内湿度が50%以上になったものの、すぐに湿度は再度低下しました。その後の庫内の湿度変化は1〜2%程度と、安定性は高いといえます。
湿度設定の操作は1つのつまみだけでできるため、悩まずに操作できました。扉の取っ手もつかみやすく、扉はストレスなく開閉できるでしょう。一方、棚板は高さの調整ができるものの引き出せず、奥にしまった機材を取り出すのはやや面倒な恐れがあります。
電気代の安さだけでなく、十分な除湿力と庫内湿度の変化の少なさも魅力の商品。ランニングコストをとにかく安く抑えたい人におすすめです。
棚板数 | 1枚 |
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棚耐荷重 | 不明 |
内寸幅 | 358mm |
内寸奥行 | 330mm |
内寸高さ | 400mm |
定格消費電力 | 16W |
湿度計付き | |
キャスター付き |
トーリ・ハン 防湿庫 ドライ・キャビ EC-42をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
内容量 | 38L |
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除湿方式 | ペルチェ素子式 |
良い
気になる
検証で電気代を計測すると、除湿から安定稼働までの48時間で約1.47円。前面の操作パネルが点灯するため、下位モデルのHSシリーズより電気代が高くなった可能性がありますが、24時間稼働させてもあまり負担とは感じない安さといえるでしょう。
棚板数 | 2枚 |
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棚耐荷重 | 不明 |
内寸幅 | 286mm |
内寸奥行 | 290mm |
内寸高さ | 435mm |
定格消費電力 | 不明 |
湿度計付き | |
キャスター付き |
内容量 | 41L |
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除湿方式 | ペルチェ素子式 |
良い
気になる
防湿庫やワインディングマシーンを販売するブランド、HOKUTOの「防湿庫 HS-41L」。基本的な機能をすべて備えながらも手の届きやすい価格で、ECサイトで高い人気を誇る商品です。
除湿スピードが非常に速く、2時間たたずに湿度が50%以下になりました。そのあとも湿度変動はほとんどなく、2%以内にとどまりました。庫内の湿度も場所に関わらず一定で、除湿力の検証では高評価を得ました。
消費電力は高くはなく、今回の検証では安定稼働まで約1.34円でした。24時間稼働させても負担にはならない電気代といえるでしょう。
使いやすさの検証では、引き出せる棚や開けやすい扉を備えており好印象です。説明書推奨の方法では湿度調整ノブを二度操作する必要がありますが、使いにくいとは感じませんでした。
棚板数 | 2枚 |
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棚耐荷重 | 不明 |
内寸幅 | 286mm |
内寸奥行 | 290mm |
内寸高さ | 435mm |
定格消費電力 | 不明 |
湿度計付き | |
キャスター付き |
HOKUTO 防湿庫 HS-41Lをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
内容量 | 50L |
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除湿方式 | 乾燥剤式 |
良い
気になる
三脚やカメラ用レンズなどの写真用品を製造する中国メーカー、SIRUIの「電子防湿庫 HC50」。液晶画面を搭載し簡単に湿度・温度を管理でき、発売時には海外有名ブランドの防湿庫として市場の話題を集めた商品です。
除湿力の検証では、約2.1時間で湿度が50%以下まで低下し除湿スピードはトップクラス。湿度の変化はほとんどなく、通電している限りはカビの発生は考えにくいでしょう。庫内の湿度は場所によって異なることはなくほぼ一定です。
今回の検証において、電気代は約2日で3.03円でした。前面の液晶ディスプレイの採用で電気代が高くなっている可能性があります。ただし、1か月稼働させても概算で約70円ほどなので、ほとんど気にならないでしょう。
庫内LEDはないものの、可動式の棚や光触媒によるクリーン機能がついており、使いやすさは良好な印象です。
棚板数 | 1枚 |
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棚耐荷重 | 不明 |
内寸幅 | 365mm |
内寸奥行 | 295mm |
内寸高さ | 450mm |
定格消費電力 | 不明 |
湿度計付き | |
キャスター付き |
内容量 | 40L |
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除湿方式 | 乾燥剤式 |
良い
気になる
カメラバッグ・三脚の国内シェアトップの国内老舗写真用品メーカー、ハクバの「E-ドライボックス KED-40」。除湿方式は乾燥剤式ながら比較的低価格で、エントリーユーザーからも注目を集めている商品です。
除湿力を検証したところ、約6.3時間で湿度は一定以下に。十分な除湿スピードといえ、不満には感じないでしょう。検証中一度だけ湿度が50%を超えることがありましたが、1時間たたずに再び50%以下に低下しました。庫内の場所による湿度の違いはほとんどありません。
また、検証における電気代は安定稼働まで約1.3円なので、ランニングコストは安く抑えられるでしょう。
使いやすさの検証では、棚板は引き出せず庫内LED照明がない点が気になりました。しかし、湿度設定のノブは一度操作するだけでよく、長期間運転させても面倒に感じないでしょう。
棚板数 | 1枚 |
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棚耐荷重 | 不明 |
内寸幅 | 356mm |
内寸奥行 | 310mm |
内寸高さ | 360mm |
定格消費電力 | 20W |
湿度計付き | |
キャスター付き |
内容量 | 40L |
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除湿方式 | ペルチェ素子式 |
良い
気になる
業界大手のカメラ防湿庫メーカー、トーリ・ハンから2023年6月に発売となった「ドライ・キャビ PD-40」。デジタルコントローラーを搭載したモデルで、除湿方式はペルチェ素子式です。
除湿力の検証では、約1.1時間で湿度が50%以下まで低下し除湿スピードは今回検証したなかでもトップクラス。安定後も湿度の変化はほとんどなく、通電している限りはカビの発生は考えにくいでしょう。検証開始から2時間は扉付近と除湿装置付近で湿度の差がありましたが、安定後は庫内の場所による湿度の違いはほとんどありません。
電気代の検証では2日間で約4.9円と安いとはいえない結果に。前面の液晶ディスプレイの採用で電気代が高くなっている可能性があります。湿度の上下にかかわらず電気代が高めなので、気になる人は注意しましょう。
湿度の設定は前面の操作パネルから1%刻みで設定が可能。防湿庫の扉を開けることなく設定が変えられるため、便利でした。棚板は引き出せるタイプで可変式なので、機材に合わせて高さを調整可能です。庫内を照らすLED照明もついており、スムーズに目的の機材を取り出せるでしょう。
棚板数 | 1枚 |
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棚耐荷重 | 不明 |
内寸幅 | 318mm |
内寸奥行 | 275mm |
内寸高さ | 410mm |
定格消費電力 | 4W |
湿度計付き | |
キャスター付き | 不明 |
内容量 | 30L |
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除湿方式 | ペルチェ素子式 |
良い
気になる
PCアクセサリやオフィス用品などを幅広く製造・販売する国内メーカー、サンワサプライの「カメラ防湿庫 200-DGDRY001」。1%単位で湿度の設定が可能なデジタル操作パネルを搭載しつつも、価格を抑えた商品です。
除湿力の検証では、除湿スピードは速く約2.5時間で庫内の湿度が50%以下まで低下しました。また、そのあとは湿度の変動が2%以内に収まり、非常に高い安定性が見られます。庫内での湿度差も目立たず、除湿力は高い結果となりました。
使いやすさの検証では、液晶ディスプレイでの湿度設定や引き出せる棚に加え、庫内LED照明を搭載。奥の機材も確認しやすく、出し入れしやすい印象です。取っ手の代わりに指が掛かりやすい工夫がされています。
棚板数 | 1枚 |
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棚耐荷重 | 不明 |
内寸幅 | 260mm |
内寸奥行 | 29mm |
内寸高さ | 263mm |
定格消費電力 | 不明 |
湿度計付き | |
キャスター付き |
mybestではベストなカメラ防湿庫を「除湿力が高く電気代が安いうえに、使いやすい商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のカメラ防湿庫9商品を集め、以下の3個のポイントで徹底検証しました。
検証①:除湿力
検証②:電気代の安さ
検証③:使いやすさ
今回検証した商品
除湿力が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「除湿スピードが早く、安定後も湿度を維持し続けられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
人の出入りがなく、室温を一定に保った部屋の中に防湿庫を設置。防湿庫内の湿度が、カメラを保管するのに適しているとされる50%を下回るまでの時間を測定しました。
電気代が安い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「電気代が安く10年使用し続けても電気代が気にならない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
庫内の湿度が高い状態から除湿が終わり湿度が安定するまでの1日あたりの電力消費量と、庫内の湿度が低い状態を維持している状態での1日の電力消費量を測定。1日あたり0.5円を上限に、電気代が安いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。なお、電気代は検電器で設定されている消費電力あたりの料金で算出しています。実際の電気代は市場価格によって変動する可能性があるのでご注意ください。
機能性が高く使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「機能性が高く初心者でも使いやすくて、カメラやレンズを保管しやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
1位: 東洋リビング|オートクリーンドライ|ED-41CAT2(B)
2位: トーリ・ハン|ドライ・キャビ|EC-47-M2
3位: トーリ・ハン|ドライ・キャビ|EC-42
4位: HOKUTO|防湿庫 HP-38EX
5位: HOKUTO|防湿庫|HS-41L
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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