学生の頃はシーズンごとにスキー場へ行き、朝から晩まで滑りまくっていた筆者。あれから数十年。仕事や結婚、子供の誕生などでスキー場に足を運ぶ機会は徐々に減り、ここ数年はまったく行かなくなっていました。
そんな折、久しぶりにゲレンデに行きたくなり、子供が遊ぶ用のアクティビティーグッズをいろいろと検索していたところ、めちゃくちゃ格好いいソリを見つけました。スノーバイク型のソリです。
送られてきた箱はいいモノ調査隊での調査史上、最大の大きさ!
マジでビジュアルは超本格的です
箱に「YAMAHA」と書いてありますが、正真正銘のYAMAHAライセンス商品とのこと。これは男心がくすぐられます。さっそく中を確認してみましょう。
箱から取り出した部品の全容
おもしろいのが、まるでプラモデルのようにディテールを飾るシールがついていること。
YAMAHAエンブレムからライト部分まで細部にこだわっています。ガソリンの給油口を想起させるシールまであるくらい
子供が楽しめるというよりも、大人が夢中になって組み立てたくなる逸品です。さあ組み立て開始。
なんだこのワクワク感は!
骨組みは金属製のパイプで、フロント部分やクッションシートも装備。スキー板部分も結構な長さです。
子供を差し置いて、組み立てに夢中になる父
組み立てるにあたり、必要な部品や工具も揃っています。説明書にのっとり組み立てていけば簡単に完成。前部のサスペンションはやや硬めでしたが、1人で組み立てることができました。
組み立て完成。まだ少し寂しいですね
さぁ、ここでシールの登場。なるべくていねいに貼っていきます。
おおおお!! 一気に本格仕様のビジュアル
これを見てテンションが上がり、冬の寒い時期だというのに半袖+半ズボンでまたがる愚息。
自分も小学生の頃はこの時期にこんな格好していましたね…
本格仕様なのはビジュアルだけではなく、シートの位置を調整できたりスノーブレーキシステムが搭載されていたりと、大人も乗りたくなるような出来です。
さぁ、用意はできました。いざこのスノーバイク風そりを持って雪のあるところへ!!
行ってまいりましたのは富士山のふもとにある、「こどもの国」。
さぁ、もう少しで入り口! というところで、目を疑う看板を目にする筆者。
…
な、なんと使えるソリが決まっている!!!!
看板の前で立ち尽くすことしかできない筆者。
ソリも残念ですが、そもそも雪がない
やむなく、船型のソリをレンタルして遊んで帰宅しました。
このままでは終われないと諦めず、翌朝、雪が積もることもある朝霧高原にソリを持って出かけてみました。
がしかし!
暖冬のせいか、ここもまったく雪がない始末…。
例年なら雪が積もるのに…
やむなく、グラススキーならぬグラスソリをしてみました。
雪はないですが、子供はおおはしゃぎ
これはこれで楽しい!
今回は雪上で遊ぶことはできませんでしたが、参考までにスペックを記載しておきます。かなり本格的な運転ができてスピードも出るようなので、ブレーキをうまく使いながら周囲に配慮して遊びたいですね。
・対象年齢:6歳以上
・本体サイズ:122×50×43.5cm
・本体重量:約9.5kg
・許容荷重:40kg
・ソフトなクッションシートはお子様の体格に合わせ前後に調節可能
・足踏み式フットスノーブレーキシステム搭載
・ハンドル操作で左右操舵可能
・ツインチップの足回りでバックOK
・格納式リーシュコード付きでスノーモービルや人力でのけん引が可能
今回学んだことは、この手のソリで遊ぶ場合気をつけなければならないことが2点あるということ
・遊んでよいゲレンデなのか
・ゲレンデに雪はあるか
スノーバイク風ソリをとことん楽しむために、この2点だけは事前チェックして出かけることにしましょう。