小島一郎さんの写真展『青春』で新宿・旧オリンパスギャラリーへ。日本の若者たちをまっ正面から撮った小島さんの気迫がすさまじかった!!
小島さんの写真展にうかがったのは、横浜のドヤ街の人々を捉えた『正方形の故郷』、アルメニアのロマの家族が心に残る『ROMA』に続いて3回目です。
どの作品からも、写真の中の人から視線を受けてドギマギしてしまう。日常会話でも相手と目線をがしっと合わせることは少ないし、そのことにちょっと怯えもあります。自分の内側に入り込まれるというか、会ったこともないのに何か関係性が生まれてくる気がします。
今回の『青春』も背景は街だったり、田舎の風景だったりしますが、若者たちは何も持たず、まっすぐ立っていました。魂そのもののように。
人の存在がかけがいのないドラマであることを痛感させられました👏
*2024年10月24日~ 11月4日 OM SYSTEM GALLERY