hey(ヘイ)あるいはHeyとは、
本記事では上記の3.について扱う。
秋葉原電気街の廣瀬ビル(東京都千代田区外神田1-10-5)1階~4階にあるタイトー系列のゲームセンター。2001年4月29日に前身となる家電量販店「ヒロセムセン」の跡地にオープンした。
こんな名前だが各地に存在するタイトーステーション同様にタイトー直営店である。
正式名称は「HiroseEntertainmentYard」となっており、Heyとはそれぞれに単語の頭文字を取ったもののようだ。本来はタイトーステーション秋葉原店になる予定だったが、オーナーの要望でヒロセの名前を残したい…という事でこの名前になった。Hiroseとは入居している廣瀬ビル、およびそのビルを所有している廣瀬無線電機のことを指す。
地下はHeyではなくメロンブックスが店を構える。18歳以下は危険(階段がバイオ7にそっくりと一部で話題)
1F電気街口には各種クレーンゲームが立ち並ぶ。通路が狭いのでプレイヤーはリュックを下ろすべし。裏口フロアにはプライズに加え、太鼓の達人、電車でGO!!、ソニックブラストヒーローズやハッピーボタンなどがある。
2FはHeyの真骨頂であるシューティングフロア。他にもアクション、パズルなど多彩なラインナップ。レトロゲームもこのフロアで、音ゲー、プライズも設置されている。
3Fは各種格ゲーやガンダムVS、オラタン、10円スパIIXやレトロゲームが稼働。大型筐体の一部はこのフロアで稼働している(ボンバーガールなど)。喫煙所もここ。
4Fは大型ゲーム筐体やカードゲーム筐体、アイカツやプリパラやアケマスが稼働している。
2006年までは「ネッカで10万」という言葉を生み出したネットゲームカフェ「ネッカ」があったが、ネッカと入れ替わりで増床された。4Fのエスカレーター付近にパーティションがあるのはこの名残だと思われる。
3Fや4Fの品揃えもかなりのものなのだが、それ以上に2Fのシューティング系ゾーンのラインナップが豊富なことで知られる。日本に2台しかない純正筐体と称される「ナイトストライカー」(もう1台は2019年3月に大阪のレトロゲーセンザリガニにて稼働開始した)、「ダライアス」(EXTRA ver)や「ニンジャウォーリアーズ」等が現役で稼働中である。他にも一大ブームを巻き起こした初代「電車でGO!」まで網羅している。
「ダライアスII」は筐体自体が非純正となってしまっているが、高さ約75センチ、幅は2メートル超えの大画面で稼働中(たまに「ウォリアーブレード」に変更されることもある)。
他にも「トップランディング」や「トラック狂走曲」「ファイナルラップR」などが純正筐体で稼働していた時期もあったのだが、スペース的な問題や基板破損などで2020年1月現在は撤去されている。
ダライアスの3画面筐体やチェイスH.Q.、ナイストはイベントによって他のタイステに貸し出される事も多く(正確には「本社からHeyが借りている」形なので、本社主導のイベントでの使用が優先となる)、また週ごとに配信筐体含めゲームの入れ替えが激しいため、有志制作による座席表を確認してから訪れるべし。
同様に4Fアケマスも他の店がカード枯渇で稼働終了の中、なんとか同規格の汎用カードを入手することで、専用のカードは排出されないものの、稼働が続いている。
他のタイトー製品だと2台稼働中のダライアスバーストアナザークロニクル、アクションゲーム島にあるカダッシュ、めったに設置店舗の無い縦画面シングル台Nesicaなどが有名。
CAVE系もそれに劣らないラインナップ、いくらなんでもこのSTG不況時代に最大往生2.3台常設(1台専用、2台は他のゲームとの2in1筐体)というのは何かぶっ飛んでいる。
殆どの筐体にヘッドホン端子も装備されているので、周りの音が気になる方は使うとよい。一部筐体はヘッドホンも常備されている。
…最新入荷ゲームがガンバレット(2017/05~)だとかクレイジータクシー(2017/06~)だとか、ゼビウス3D/G(2017/07~)、トラック狂走曲(2017/12~)(筐体復帰できずに撤去)、LAマシンガンズ(2018/03~)等、妙なゲームが増えていく2Fである。
5Fはイベントホールとなっており、「死ぬがよい」の怒首領蜂でおなじみのCAVEとのコラボイベント、M2ShotTriggers弩感謝祭等もここで開催されたことがある。
なおここにはコミケシーズンになると、地下のメロンブックスが臨時店舗となる幻のメロンブックス3号店を構え、薄い本を大量に販売する。うっかり立ち入ると新たな扉を開きかねないので十分注意されたし。
niconicoでは「秋葉原Heyチャンネル」なる生放送用のチャンネルを開設しており、2Fにある所謂「晒し台」のプレイ映像が毎日開店30分前から閉店までLive配信されている。2016年からは2ch制となり、「秋葉原Heyチャンネル2」にて3F格ゲーコーナーの配信もスタートされた(初期ウルストIV→以降スパIIX→ススパVアーケード→ジョジョサバイバー→4Fに移動して戦場の絆II→プリパラ)。
配信開始当初(3Fは例外)はタイトーのゲームが中心だったが、CAVEの許可が下りた関係で、同社の弾幕シューティングもレギュラー入りしている(下記の『配信した内容一覧(2F)』参照)。
2016年11月にはナムコ(現バンダイナムコゲームス)作品の配信許可を取得(オープンIPプロジェクト対象外のゲームも配信されているため、かなり包括的な許可を得た模様)。
2017年10月からはセガ作品である「スペースハリアー」がサプライズ配信された。Hey近隣には商売敵のセガ直営店が多数存在するため、Hey民の間では「セガ作品の配信は難しい」というのがそれまでの通説であった。
その後の11月には版権問題で多大な労力がかかりそうな「クレイジータクシー」が配信と、良好な関係を築いた模様。
2019年3月からはダライアス祭り(コズミックコレクション発売記念)かと思いきや、まさかのジャレコ祭りが開催。
同年6月からは待望のコナミ版権作品が配信されたが、レトロゲームではなく予想外のタイトル(クイズマジックアカデミー)であった。
同年9月にはサクセス作品である「コットン」。更にはSNK作品がMVSで一挙同時配信され、おおいに沸かせてくれた。
そして2020年1月。皆が待ち望んだ東亜プランの伝説的作品「達人王」が満を持して登場。「そこのお前。達人王をやるのだ!」とHey公式ツイッターも気合い入りまくり。
タイトー直営店故に各企業との交渉次第ではあるが、今後もラインナップは増えていくと思われる。
なお肝心の実況は配信の内容と話題が一致しない時間帯が異常なほど長いが、放送時間が長過ぎる故に仕方ないと割り切ろう(その事実を裏付ける配信トラブル事件を後述)。なお他チャンネルのゲーム配信に比べて視聴者の平均年齢が明らかに高いのも特徴。30代はキッズであり40代でも若手扱い。50代がメインとなる。そのため住人の知識の幅が無駄に広い。
近年ではHey配信の知名度も上がり、配信作品に縁のある有名人が降臨することもある。
これまでに降臨した著名人はナイトストライカーや地獄めぐりなどを手掛けた、ゲーム制作者であるぱぱら快刀(海道賢仁)氏。怒首領蜂シリーズや虫姫さまシリーズの作曲者であるさんたるる(並木学)氏など。もし遭遇できたらラッキー。
そのフリーダムかつ話題の広さから付いた通称は「居酒屋Hey」。画面には店員さんの気まぐれでHey飯と呼ばれる画像が提供される。しばしば内容が変わるので楽しみにしておこう。
次の配信作品の予告も載せられる事が多いが、「ハイシンスケジュール」がどうしても「ハイジンスケジュール」に見えてしまう不具合が多数報告されている。
一時期行われていたUstreamでの配信は終了。
その後FRESH! by AbemaTVで配信が開始されたが、2018年1月をもってこちらも終了。
ニコ生というかニコニコ全体がダウンしていた最中はYoutubeで配信を行っていた。
現在は2F(週替り)/4F(プリパラ)がニコ生とYoutubeの2面配信、3F(スト6)がYoutube専門となっている。
秋葉原という立地条件もあってか、時折そこいらでは中々お目にかかれないスーパープレイを見せつける凄いプレイヤー(ちょっとうまい人)が現れる事もある。特にLive配信中の作品には常連からレトロゲーマー、はたまた地方遠征組まで腕に覚えのある達人が次々と降臨する。
例を挙げると「怒首領蜂最大往生」においては、隠しボスである陽蜂(通称陽ちゃん)が当然のごとく出現し、当然のごとく撃破されるという有様。その光景を見たHey民は「Heyは魔窟 」と評した。現在では社畜蜂という愛称が付けられてしまい、Heyの中の人に「毎日14時間労働です」とネタにされる始末。
12月後半からは画面外から陽ちゃんの断末魔が聞こえてくるが目の錯覚です。
一応4度目の最大往生配信時は人類と陽ちゃんは接戦を繰り広げ、常に蹂躙している訳では無いことを補足しておく。
配信台はプレイヤーレベルが高く、初心者には敷居の高い台と感じてしまうかもしれないが、実況民は常に挑戦者を歓迎している。「君のプレイを見せてやれ! 」。画面の向こう側からアドバイスがもらえるおまけ付きだ!
ちなみに他のプレイヤーを現地で見ているギャラリーは、腕を組んで佇んで見ている姿がストリートファイターシリーズのベガの待機ポーズに似ている事から、「ベガ勢」と呼ばれている。つまり2ベガならギャラリーは2人ということだ。
これに引っ掛ける形で、配信視聴者は「ネットベガ勢」とか「自宅ベガ勢」とか呼ばれている。
良く現地から「現在○ベガ」と実況中継されてるのがこれ。最大記録は今の所30ベガとの事。それ以降ちょっと配信台の周りが広くなった模様。筐体右側の待機列用モニター設置も含め、2018年11月に24ベガ集結したが、座りベガする必要が無いぐらいになってました。
注意点だが、他のゲーセンと違い晒し台が通路に面していることから、遠距離ベガではなく、近距離でのベガ立ちが基本となっている。
足元の「ここには立ち止まらないで下さい」と掲示してある部分は通路として開けておくのと、それを越えての遠距離ベガの場合、プライズの筐体への寄りかかりは禁止となっている。
またベガ勢からプレイ勢に移る時は、次が誰なのかわかりづらいため、譲り合いの精神を忘れずに。筐体右側、湾岸Maxi側に並んでいるのが次プレイ待機列なので、プレイしたいのであればそちらに並び、横のモニターをベガるべし。
なおガレッガ警視総監のプレイ時には「座りベガ。3段ベガ」という謎の単語が登場した(あまりにもベガが増えすぎて後ろの人が見えないため、前列はしゃがみ、2列めは中腰でベガる必要があった、30ベガ居たとか)。
なお現在は新型コロナウィルスの影響でベガ行為は全面禁止となってしまった。
今や見ることの出来ぬかつての光景である。
ここでHey民の間でまことしやかに語り継がれる伝説を紹介しよう!
最多連勝 | 14回 (初日) |
最多勝利 | 15回 (五日目) |
通算成績 | 71勝15敗1引き分け |
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/Taito_Hey/status/1271064803117678593
ここはHey民の間で頻繁に使われる雅な用語を紹介するコーナーである。なお全く知っておく必要はないが、知っておくと配信がちょっと楽しめる。順不同。
ゲームタイトル | 配信開始日 | 配信終了日 | 備考・事件 |
バブルボブル | 6月29日 | 7月8日 | 配信スタート |
ダライアス外伝 | 7月9日 | 7月20日 | |
Gダライアス | 7月21日 | 7月30日 | |
ダライアスバースト アナザークロニクルEX | 7月31日 | 8月21日 | |
ダライアスII(二画面版) | 8月22日 | 9月1日 | |
レインボーアイランド | 9月2日 | 9月11日 | |
レイストーム | 9月12日 | 9月25日 | |
レイクライシス | 9月26日 | 10月8日 | |
ダライアス外伝 | 10月9日 | 10月13日 | 配信2回目 |
Gダライアス | 10月14日 | 10月20日 | 配信2回目 |
カダッシュ | 10月21日 | 10月29日 | 当初メタルブラックだったが急遽変更 「代打カダッシュ」 |
レイフォース | 10月30日 | 11月5日 | 初の縦STG配信 テーブル筐体のような画面構成に HEY飯の提供がスタート |
エスプガルーダ2 | 11月6日 | 11月12日 | TAITO版権以外初のゲーム配信 ケイブ版権初配信 |
虫姫さま ケイブ祭りver1.5 | 11月13日 | 11月20日 | |
怒首領蜂最大往生 | 11月21日 | 11月26日 | |
弾銃フィーバロン | 11月27日 | 12月3日 | サタデーナイトフィーバーが起き、配信が午前3時まで延長 (午前0時以降の配信は暗闇配信) |
エスプガルーダ | 12月4日 | 12月10日 | |
ケツイ~絆地獄たち~ | 12月11日 | 12月17日 | 12/13(日)には エヴァッカニア・ドゥームが7回撃墜 |
怒首領蜂大往生 | 12月18日 | 12月24日 | 当初は怒首領蜂大往生ブラックレーベルだったが、急遽変更 |
ダライアス外伝 | 12月25日 | 12月30日 | 配信3回目 |
奇々怪界 | 12月31日 | 1月7日 |
ゲームタイトル | 配信開始日 | 配信終了日 | 備考・事件 |
東方スカーレットディアブロ | 1月9日 | 1月14日 |
2F
4F(プリパラ)
掲示板
115 ななしのよっしん
2024/08/05(月) 21:46:02 ID: dWOrr50+/1
6月8日~6月19日の配信状況ご存じの方おられましたら情報提供をお願いしたく
116 ななしのよっしん
2024/08/24(土) 12:45:20 ID: g2g1zzYkZs
6月13日から19日まではようつべでバラデュークを放送切らずにぶっつづけてた からかアーカイブが一部しか残ってない
117 ななしのよっしん
2024/10/09(水) 09:25:00 ID: cVdaHm2NRM
ニコ生のHey2階配信のコメントで、時たま「ここの人は優しいね」というようなコメントをたまに目にするけど、良くも悪くも軽薄な人が多いとしか思えんな。
昨夜に袴田事件の話では当事者を名誉毀損するコメントがあったり、
普段は、スキャンダルの話については根も葉もなく吹聴していたり揶揄や侮辱したり、
たまに不定期に、ゲームプレイヤーでもあった大山のぶ代や認知症イジリする人がいるが、ウケてるとでも思っているんだろうかね?
YouTubeでの2階配信のチャット欄で、ここのニコ生でのコメントの品性について悪く言われるのも無理もないだろうね。
「都会の人は冷たい」と言われるが、無自覚な軽薄さや事勿れがそういう一面なのかもしれないね。
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最終更新:2025/01/13(月) 08:00
最終更新:2025/01/13(月) 08:00
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