概要
河川や水田など、水の流れのゆるい淡水域に棒状の穴を掘って生息する。
ほとんどが雑食性で、水草や貝類、昆虫類や小魚などなんでも食べる。
ザリガニの名は元々ニホンザリガニを指したものだが、一般的に見られる赤い体のザリガニはアメリカザリガニで、子供たちのペットとしての需要が高い。
日本には、「ニホンザリガニ」「アメリカザリガニ」「ウチダザリガニ」の3種類が生息している。
日本唯一の固有種であるニホンザリガニは綺麗な環境でしか生きられず、生息地の減少から数が減り絶滅危惧種2類に指定されている。
一方、繁殖力が高く様々な環境に適用して生きられるアメリカザリガニとウチダザリガニは数を増やしており、日本の生態系に悪影響を与えている。
アメリカザリガニは条件付特定外来生物に、ウチダザリガニは特定外来生物に指定されている。
日本では食用とされることはないが、海外ではマーケットで売られているほど一般的に食べられている。
中国では、ザリガニ料理店が有名チェーン店を上回るほどの大ブームとなっている。
なお、高級海産物であるロブスターも実はザリガニの仲間である。
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関連項目
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