準男爵は爵位の一つ。
概要
戦前の日本には存在しなかった爵位。イギリスのバロネット(英:Baronet)の訳として使われる。
イギリスにのみ存在する世襲の爵位の一番下で、爵位であるものの法律上は貴族として扱われず、上院議員への立候補権限もなく、敬称も貴族のロード(英:Lord)ではなく勲爵士と同じサー(英:Sir)である。しかし、世間一般的には貴族と同等に扱われ、貴族名鑑に名前も載っている。
この爵位は元々、王室の借金返済のためにイギリス王ジェームズ1世が爵位売買を行うこととなり、1611年に新しく設置したものである。
主な準男爵
- デニス・サッチャー(マーガレット・サッチャー元首相の夫、1965年以降で唯一準男爵位を与えられた)
架空の準男爵
- ルクレツィア・ノイン一級特尉(準男爵)(新機動戦記ガンダムW)
- ヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスター(八男って、それはないでしょう!)
騎士爵家の八男(younger son)→準男爵→男爵→伯爵→辺境伯
関連項目
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