岩田望来(いわた みらい)とは、JRA所属の騎手である。栗東トレーニングセンター・藤原英昭厩舎所属。
概要
岩田望来 いわた みらい |
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基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
性別 | 男性 |
出身地 | 兵庫県姫路市 |
生年月日 | 2000年5月31日 |
身長 | 161cm |
騎手情報 | |
所属 | 日本中央競馬会(JRA) |
栗東・藤原英昭厩舎(-2023.5.3) 栗東・フリー(2023.5.4-) |
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初免許年 | 2019年(5年目) |
免許区分 | 平地・障害(騎乗無し) |
重賞勝利 | 中央10勝/地方5勝 GI級2勝 |
通算成績 | 中央4,308戦469勝 地方106戦21勝 (2024/08/06現在) |
表彰・記録 | |
騎手テンプレート |
2000年5月31日、兵庫県にて生まれる。当時園田競馬の騎手であった父、康誠を見て騎手を志す。
2015年に第35期競馬学校騎手課程に入学。2019年に卒業、騎手免許取得。3月に藤原英昭厩舎からデビューし、3月30日、デビューから36戦目で初勝利を果たした。
また9月28日には、阪神6R・3歳以上1勝クラスにてメロディーレーンで勝利。芝2600mのJRAレコードを引っ提げてJRA最小体重勝利(338kg)という珍記録を打ち立てた。
2021年、この年88勝を挙げ、この年ブレイクした横山武史に次ぐ全国リーディング6位にランクインしている。
2022年11月3日、JBCレディスクラシックをヴァレーデラルナで制し、初のGI級勝利。父・康誠も同レースを14年の同地で制しており(JBCは各競馬場の回り持ち開催であり康誠騎手が制したのは前回の盛岡開催である)、親子制覇となった。
2022年12月24日、初の年間100勝を達成。デビュー4年目での達成は武豊(2年目)に次ぐ史上2位タイのスピード記録である。
2023年にはワールドオールスタージョッキーズ(WAJS)で初出場にも拘らず優勝を果たし、WAJSの前身であるワールドスーパージョッキーズシリーズを含めれば2005年に父・康誠が優勝したことと合わせて史上初の親子制覇を成し遂げた。
2024年の夏からC.ルメールの紹介で2ヶ月間の研修のためフランスで騎乗、8月8日にメイショウボヌールで同地での初勝利をあげている。
同年11月24日にはJRA通算500勝を達成。24歳5か月25日での達成は武豊に次ぐ歴代2位の年少記録である。また、12月8日の阪神ジュベナイルフィリーズでアルマヴェローチェに騎乗し、中央GI初制覇を果たした。
人物
尊敬する騎手は父・岩田康誠。性格は真面目で、気性が激しく時に関係者に迷惑をかける父に代わって謝罪して回ることも。2024年のJRAのインタビューでは「まだ自分の理想のレースはできていない」と答えており、そうした謙虚さが騎乗依頼が絶えない理由なのかもしれない。
リーディング上位の好成績を挙げる一方、重賞では能力上位の馬に乗せてもらえる機会に恵まれながら、なかなか勝利することができなかった。本人も重賞100連敗を意識する中、2022年02月19日の京都牝馬ステークス(GⅢ)でロータスランドに騎乗し重賞初勝利。自身の重賞連敗記録を97でストップした。
その後はコンスタントに重賞で活躍を続け、未来のトップジョッキーとして期待が寄せられている。
主な騎乗馬
- メロディーレーン(2019年3歳以上1勝クラス、JRA最小馬体重勝利)
- ロータスランド(2022年京都牝馬ステークス)
- アスクワイルドモア(2022年京都新聞杯)
- プリティーチャンス(2022年レディスプレリュード)
- ヴァレーデラルナ(2022年JBCレディスクラシック)
- イルーシヴパンサー(2023年京都金杯)
- ペルアア(2023年マリーンカップ)
- ライオットガール(2023年レパードステークス、クイーン賞)
- アスクワンタイム(2023年小倉2歳ステークス)
- マスクトディーヴァ(2023年ローズステークス)
- ハギノアレグリアス(2023年・2024年シリウスステークス)
- アルマヴェローチェ(2024年阪神ジュベナイルフィリーズ)
関連動画
関連リンク
関連項目
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