週刊コンビニエンスストアニュース ローソン、価格据え置きで「盛りすぎチャレンジ」商品を発売
2月3日から3週間にわたり全国の店舗で、価格据え置きで重量や具材などを約47%増量した、おにぎり、店内調理弁当、調理パン、デザート、菓子など計31品を「盛りすぎチャレンジ」として発売する。今回は、「種類がもっと多いと嬉しい」という声を受け、商品数を同キャンペーンでは最大となる31品に拡大した。「盛りすぎチャレンジ」の展開はこれまで3回(23年2月、24年2月・6月)。キャンペーン実施期間中の1店舗あたりの平均来店客数は前年対比で5%増となり、新たな顧客の利用にもつながっている。
ローソン
<中四国地区>大学生と共同開発したデザート・ベーカリー
2月4日から中国・四国地区の約1550店舗で、島根県立大学の学生と共同開発した出雲抹茶を使用したデザートの「抹茶の濃厚チーズケーキ」(税込200円)、ベーカリーの「抹茶クロッキー」(同140円)と「抹茶のつぶあん&マーガリン」(同157円)の3品を発売。「中国・四国地区全域のお客様に喜んでいただける商品」をテーマに考案し、ローソンと共同開発した。
価格据え置きで約47%増量した「盛りすぎチャレンジ」
2月3日から3週間にわたり全国の店舗で、価格据え置きで重量や具材などを約47%増量した、おにぎり、店内調理弁当、調理パン、デザート、菓子など計31品を「盛りすぎチャレンジ」として発売していく。今回は、「種類がもっと多いと嬉しい」という声を受け、商品数を同キャンペーンでは最大となる31品に拡大した。「盛りすぎチャレンジ」の展開はこれまで3回(23年2月、24年2月・6月)。キャンペーン実施期間中の1店舗あたりの平均来店客数は前年対比で5%増となり、新たな顧客の利用にもつながっている。
<ローソンストア100>
「盛りすぎチャレンジ」と連動した「デカ盛りチャレンジ」
2月5日から25日までの3週間、ローソンが展開する「盛りすぎチャレンジ」と連動した人気企画「デカ盛りチャレンジ」を実施する。今年に入り1回目となる今回は、全25品をラインナップ。“デカ盛り”な弁当やおにぎり、パンなどの主食系商品を中心に、ソフトドリンクや菓子などの商品も取り込んだ。1月22日に新発売した「ころから」も2個増量して価格を据え置いた。
2024年のCVS
売上高・来店客数は伸長も平均客単価で足踏み
日本フランチャイズチェーン協会が、正会員7社(5万5736店舗・12月末)を対象にした「CVS統計年間動向」(24年1月~12月)を発表。年間売上高は、全店で11兆7953億円(対前年比1.2%増)、既存店で11兆3364億円(同1.1%増)となり、全店・既存店とも4年連続して増加。来店客数は、全店の年間来店客数が163億7840万人(同1.2%増)、既存店は156億2572万人(同0.9%増)で、全店・既存店とも3年連続して増加した。平均客単価は、全店の年間平均が同0.05%減の720.2円、既存店では同0.2%増の725.5円となり、全店が10年ぶりのマイナス、既存店は11年連続でプラスとなった。
24年については、全店・既存店ともに売上高が前年をクリア。過去最多となった訪日外国人、記録的な高気温、物価高騰による生活防衛意識に対応した品揃え、次回来店時に使用できるクーポン発行などの販促施策で、来店客数が増加したようだ。また、商品別では、おにぎり、パン、カウンター商材、菓子、ソフトドリンクなどが好調に推移。生活防衛意識が高まっているなかでも、平均客単価はなんとかほぼ前年並みを維持している。