フランス高級デパートが仮想通貨決済を導入、バイナンスペイなどと提携

Binance Payを採用

フランスの高級デパート「プランタン」は今週、欧州初の事例として仮想通貨決済を導入することを発表した。グローバル仮想通貨取引所のBinance Payと、フランスのフィンテック企業Lyziとのパートナーシップにより、同社の20店舗で仮想通貨による決済が可能となる。

現在、フランスには650万人以上の仮想通貨ユーザーが存在し、プランタンはこの市場に戦略的にアプローチしている。新しい決済システムは、高速で安全、かつシンプルな支払い方法を顧客に提供することを目指している。この取り組みは、小売業界における決済方法の多様化と、仮想通貨の主流化を象徴する重要な一歩となる。

パートナーシップの特徴は、最新のWeb3ソリューションを活用し、仮想通貨ユーザーとブランドを直接つなぐ点にある。実際に、高級ファッション、アクセサリー、その他の高級品を仮想通貨で購入できるようになり、顧客の購買体験に新たな選択肢をもたらす。

専門家は、プランタンの仮想通貨決済導入が、ヨーロッパ小売業界における一つの転換点となる可能性を指摘。北米やアジア地域に比べて仮想通貨決済の普及が遅れていたヨーロッパにおいて、この取り組みは他の高級小売業者にも影響を与える可能性がある。

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