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リップル(XRP)取引所の手数料・レンディング等|おすすめ6社を徹底比較

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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XRP取引所の手数料・機能比較

XRP(エックスアールピー)への投資を始める際、どのような基準で暗号資産取引所を選んでいますか?友人の紹介やテレビCM、大手企業が運営する取引所の信頼性など、選ぶ理由は様々でしょう。

取引所を選ぶ際に重要なポイントとしては、売買や送金手数料の安さ、取引量の多さ(流動性)、送金速度、スマホアプリの使いやすさ、セキュリティ対策、サポート体制の充実度などが挙げられます。

さらに、サービス内容も取引所選びの重要な要素です。資金効率を高める「レバレッジ取引」、長期投資に適した「積立」、受動収益を得られる「貸暗号資産」など、多様なニーズに応える機能が提供されています。

この記事では、日本国内の主要な仮想通貨取引所のXRPの取引環境やサービスを比較し、各自のニーズに合った最適な取引所を提案します。

目次
  1. 主要6社の詳細とおすすめポイント
    1. SBI VCトレード
    2. bitbank
    3. GMOコイン
    4. BitTrade
    5. ビットポイント
    6. OKCoinJapan

XRPに投資したい方に

XRP主要取引所6社の特徴比較・まとめ

取引所名 ポイント 取引方法 取引所
24h出来高
最小
注文数量
XRP
レバレッジ取引
積立 貸暗号資産 解説
暗号資産(仮想通貨)取引所 SBI VCトレード サービスが充実
入出金・出庫手数料無料
販売所(現物・レバレッジ)
取引所
非公開 販売所:1 XRP
取引所:1 XRP
暗号資産(仮想通貨)取引所 bitbank 取引所の銘柄種類とスプレッドの狭さ
使い勝手でも圧倒的な支持
販売所
取引所
A(1300万~2,500万XRP) 販売所:0.0001 XRP
取引所:0.0001 XRP
暗号資産(仮想通貨)取引所 GMOコイン サービス
トレーディング機能が豊富
販売所
取引所(現物・レバレッジ)
暗号資産FX
B(500万~1500万XRP) 販売所:0.000001 XRP
取引所:1 XRP
暗号資産(仮想通貨)取引所 BitTrade 取引所の
取引手数料が無料
販売所
取引所
C(~300万 XRP) 販売所:20 XRP
取引所:0.1 XRP かつ 2 JPY
暗号資産(仮想通貨)取引所 ビットポイント すべての手数料
無料化
販売所
取引所
D(~50万 XRP) 販売所:0.000001XRP
取引所:0.01XRP
暗号資産(仮想通貨)取引所OKCoinJapan 取引所対応銘柄が多い
出庫対応に定評
販売所
取引所)
C(~300万 XRP) 販売所:1 XRP
取引所:1 XRP

主要6社の各種手数料比較

取引所名 販売所
手数料
XRP取引所
メイカー手数料
XRP取引所
テイカー手数料
日本円
入金手数料
日本円
出金手数料
XRP
出庫手数料
解説
暗号資産(仮想通貨)取引所 SBI VCトレード 無料
スプレッドあり
-0.01% 0.05% 無料
(振込手数料は顧客負担)
無料 無料
暗号資産(仮想通貨)取引所 bitbank 無料
スプレッドあり
-0.02% 0.12% 無料
(振込手数料は顧客負担)
550円
770円(3万円以上)
0.1 XRP
暗号資産(仮想通貨)取引所 GMOコイン 無料
スプレッドあり
-0.01% 0.05% 無料
(振込手数料は顧客負担)
出金:無料 大口出金:400円 無料
暗号資産(仮想通貨)取引所BitTrade 無料
スプレッドあり
無料 無料 クイック入金:無料(ペイジー入金を除く)
振込入金/ペイジー入金/コンビニ入金:振込手数料お客様負担
330円 0.1XRP
暗号資産(仮想通貨)取引所 ビットポイント 無料
スプレッドあり
無料 無料 無料
(振込手数料は顧客負担)
月1回無料
(月2回目以降は330円/回)
無料
暗号資産(仮想通貨)取引所OKCoinJapan 無料
スプレッドあり
0.07%~0.02%
(Lv別)
0.14%~0.06%
(Lv別)
無料
(振込手数料は顧客負担)
400円~1,320円
(金額による)
0.2~5 XRP

📍SBIVCトレード、GMOコインは出庫手数料が無料。BitTradeは取引手数料無料でおすすめ

  • 販売所手数料:ほとんどの販売所で手数料は無料ですが、スプレッドが存在します。スプレッドは買値と売値の差であり、事実上のコストとなるため、スプレッドの小さい取引所が低コストで取引可能です。
  • 取引所手数料(メイカーとテイカー):BitTradeはXRPの取引所手数料が一律無料でシンプルです。SBI VCトレードとbitbank、GMOコインはメイカーからは手数料を徴収する代わりに、テイカーに報酬を与える条件であり、落ち着いて取引できるトレーダーに有利です。
  • 日本円入出金手数料:GMOコインでは即時入金が無料で、他の銀行からの入金も条件によっては無料または低コストです。
  • XRP出庫手数料:この手数料はXRPを取引所から他のウォレットに移動する際にかかります。SBI VCトレード、GMOコインは出庫手数料が無料です。

XRPに投資したい方に

メイカー取引とは?

メイカー取引は市場に流動性を提供する取引スタイルで、メイカーは指値注文を使って、「市場価格より低い買い注文」、また「市場価格より高い売り注文」を出すことでオーダーブックに注文を追加します。この結果、他のトレーダーがテイカーとして、これらの注文を即座に実行できるようになります。

この取引方式は、市場の効率的な価格形成を支援し、流動性を高めます。多くの取引所では、流動性提供者であるメイカーにマイナス手数料(実質的な還元)などのインセンティブを提供しています。

投資戦略で比較

XRP投資における戦略として、現物取引を補完する「積立」サービス、利息収入を目指す「レンディング」、そして証拠金に対して2倍の資金で売買できる「レバレッジ取引」の三つに焦点を当て、それぞれに適した取引所の選び方を解説します。

  • 1.積立サービス – 定期的にXRPを購入し、保有量を積み上げる戦略です。この方法は、長期的な価値増加を期待します。利用する取引所は、低い手数料、使いやすさ、自動購入機能の有無が主な判断基準です。
  • 2.レンディング– 所有するXRPを利息付きで貸し出すことで収入を得る戦略です。信頼性の高い取引所選びが必須であり、安全な資産管理と競争力のある利息率を提供するかが鍵となります。
  • 3.レバレッジ取引 – 現物投資に比べて、ハイリスクハイリターンとなります。取引所選びのポイントは、証拠金に仮想通貨を設定可能か、リスク管理のしやすさ、注文の便利さなどがあります。

積立サービスを比較

取引所名 積立日 入金方法 設定受付時間 手数料相当額 注文単位 積立金額 リンク
暗号資産(仮想通貨)取引所 SBI VCトレード 日次・週次・月次 ユーザーが積立金額以上の日本円残高を入金 買付時間:毎日午前10:00〜
毎週火曜日午前10:00〜
毎月28日午前10:00〜
積立サービスは無料※販売所スプレッドあり 1円単位 500円〜200万円
暗号資産(仮想通貨)取引所 GMOコイン 毎日 / 毎月10日 ユーザーが積立金額以上の日本円残高を入金 毎月10日11:00 〜 翌月10日 00:00 無料 500円 500円~50,000円
暗号資産(仮想通貨)取引所BitTrade 毎日、毎週、隔週、毎月 BitTrade口座の日本円残高を利用 即時開始 積立サービス手数料は無料
(販売所スプレッドあり)
1円単位 1,000円~200,000円
暗号資産(仮想通貨)取引所 ビットポイント 毎月10日
口座振替日:毎月27日
口座振替された日本円(BITPOINTにある日本円で購入できない) 積立サービスは無料※販売所スプレッドのみ 1円単位 500円/月 ~ 上限は暗号資産による
暗号資産(仮想通貨)取引所OKCoinJapan 毎日・毎週・隔週・毎月 入出金口座の日本円残高を使用 積立設定後すぐに開始 積立サービス手数料は無料
販売所スプレッドあり
1円単位 1,000円~200,000円

📍積立ならSBI VCトレードが有利

販売所でのスプレッドが老舗企業と比べて狭く、1円からの投資が可能なSBI VCトレードは、XRPへの積立投資を始めるのにおすすめです。初心者でもコストをできるだけ抑えながら、手軽に投資を継続できます。

仮想通貨エックスアールピー(XRP)を購入、投資するならSBI VCトレードがおすすめ。

貸暗号資産サービスを比較

取引所名 貸し出し期間:貸借料率 貸出数量 募集時期 自動更新 中途解約 解説
暗号資産(仮想通貨)取引所 SBI VCトレード 7日間、28日間など:コース毎に設定 募集ごとに異なる 不定期(毎月目安) なし なし
暗号資産(仮想通貨)取引所 bitbank 1年:募集月毎に0.1%~2.0%までの範囲で同社が決定 0.5%コース:0.1 ETH以上、20 ETH未満
1.5%コース:20 ETH以上、375 ETH未満(4月実績)
毎月 なし あり(5%の中途解約手数料※中途解約の場合、貸借料は支払われない
暗号資産(仮想通貨)取引所 GMOコイン Basic:1か月(年率1%)、3か月(3%)
Premium(円転特約、審査条件付き):1週間~2ヶ月、最大年率15%
B:0.05 ETH /回~500 ETH/月
P:0.5 ETH ETH / 回~
適時 あり B:あり(中途解約手数料:償還時に受取予定の貸借料の10%※中途解約の場合、貸借料は支払われない)
P:原則なし
暗号資産(仮想通貨)取引所BitTrade 90日:2%、360日:2.5%
(ETH実績に基づいた参考値)
募集毎に異なる 適時 なし なし
暗号資産(仮想通貨)取引所 ビットポイント 募集毎に固定 募集毎に異なる 適時
先着順または抽選による
あり なし

レバレッジ取引を比較

取引所名 レバレッジ
取引形式
レバレッジ
売買手数料
レバレッジ
最大倍率
最小発注数量 注文種類 レバレッジ
手数料
ロスカットルール 両建て 預け入れ
証拠金
備考
暗号資産(仮想通貨)取引所 SBI VCトレード 販売所 無料 2倍 100 XRP 成行・指値・逆指値・IFD・IFO ファンディングレートが1日毎に適用※ 証拠金維持率80%を下回った場合、現物取引を含むすべての未約定注文が取り消され、保有しているすべての暗号資産が売却される。それでも回復しない場合、保有しているすべてのポジションが強制的に決済(ロスカット)される。 暗号資産
日本円
*FRは1日3回適応、変動するが、24年7月のBTC市場は+0.022%前後で推移
暗号資産(仮想通貨)取引所 GMOコインO 販売所
取引所
無料 2倍 100 XRP 成行、指値、逆指値、スピード注文、IFD、OCO、IFD-OCO 建玉ごとに0.04% / 日 証拠金維持率が100%を下回った場合、追加証拠金が発生。75%を下回った場合、ロスカット 日本円

📍ピンポイントアドバイス

出典:SBI VCトレード

SBI VCトレードでは、保有している暗号資産を証拠金としてレバレッジ取引に利用できるのが大きなメリットです。例えば、XRPを保有している場合、追加で日本円を入金することなく、そのXRPを証拠金として使用して、レバレッジ取引を始めることが可能です。また、異なる銘柄のレバレッジ取引もできるため、XRPを証拠金として、イーサリアムの取引を行うといった、トレンドに応じて柔軟な戦略が取れます。

仮想通貨エックスアールピー(XRP)のレバレッジ取引なら。操作が簡単、XRPを証拠金に活用することもできるSBI VCトレードがおすすめ。

主要なXRP取引所6社の詳細

1SBI VCトレード
東証プライム市場に上場しているSBIホールディングス傘下のSBI証券は、国内最大手のネット証券として知られる。SBIVCトレードは金融ノウハウを生かし、安心して取引できる取引所として評価されており、手数料の低さなどで個人投資家から支持を受ける。
販売所のスプレッドが狭く、指値を使える
入出金・暗号資産の出庫手数料無料
ステーキング・貸コインなど豊富な機能
主なサービス
スマホ対応
基本サービスは全てスマホ対応。PCは「トレーダーモード」でさらに高機能に。
セキュリティ
金融大手SBIグループとして最新鋭のセキュリティ。住信SBIネット銀行との連携で入出金がスムーズ
取扱銘柄
24種類

ここが便利

SBI VCトレードは販売所であっても「指値注文(価格指定注文)」に対応しており、スプレッドも比較的低いため、初心者の方にも安心して利用しやすい。初めての投資なら特に、スマホアプリのUI/UXがよりシンプルに設計されているSBI VCトレードがお勧め。

2bitbank
bitbank(ビットバンク)は、2014年から暗号資産事業を運営している実績ある取引所。関東財務局長(暗号資産交換業者)登録番号 第00004号ミクシィ社とセレス社の持ち分法適用関連会社、ビットバンク株式会社が運営。
取引所のスプレッドが狭い、流動性も高め
取引所のメイカー手数料が好条件
UIや機能がシンプル、初心者にも優しい
主なサービス
スマホ対応
基本サービスは全てスマホ対応。PCと同水準の取引を実現。
セキュリティ
第三者機関による高い評価セキュリティ 国内No.1 *18年10月 ICORating調べ
取扱銘柄
38種類

ここが便利

XRPの出来高が高く、出庫対応が速いため、アクティブなトレーダーにとって魅力的。XRPの購入だけでなく、自分のウォレットで管理し、活用したい方におすすめです。「最短1分*で即時承認され、すぐに取引をスタート」。*申請内容に応じて数日かかる場合があります。

3GMOコイン
GMOコイン株式会社が運営。GMOインターネットグループで培われたIT関連事業および金融事業における知見と豊富な金融実績を活かし、堅牢なセキュリティと管理体制のもと、暗号資産と外国為替FXのハイブリッド投資ができる環境を提供。
取引所のスプレッドが狭い、流動性が高い
入出金・暗号資産の出庫手数料無料
販売所・取引所(現物・レバレッジ)・暗号資産FXと多様
主なサービス
スマホ対応
多機能アプリ、外国為替FXで培ったチャートが高評価。
セキュリティ
証券取引なども取り扱うGMOグループのセキュリティ。銀行にも劣らない。
取扱銘柄
26種類

ここが便利

  • GMOコインは、外国為替FXで培った本格的な高機能チャートを備え、アラート機能やウィジェットを含む「トレーダーモード」が特に評価されています。さらに暗号資産FXにおいては、ワンタップで注文できるスピード注文機能を搭載。市場の急変動にも迅速に対応可能です。
4BitTrade
ブロックチェーン技術とセキュリティーシステムの強みを活かし、様々な事業者に向けて技術提供を支援。暗号資産投資を2円*から始められる。(※取引所)。サービス開始以来ハッキング0件。システム監視を24時間365日実施。
利益の分析機能があり、週単位や月単位で振り返り可
貸して増やす・貸暗号資産を適時募集
XRP含む取引所の取引手数料が無料
主なサービス
スマホ対応
シバイヌ、ドージコインなどの暗号資産(仮想通貨)取引、チャート確認、ウォレット管理ができる
セキュリティ
サービス開始以来ハッキング0件
取扱銘柄
42種類

ここが便利

XRPやビットコインなどの積立、レンディングも備える。取引所でXRPの取引手数料が無料。出来高も2円なので、少額から投資を始められます。

5 ビットポイント
SBIグループの完全子会社である株式会社ビットポイントジャパンが運営。国内の暗号資産取引所としては先進的な銘柄選定が特徴的。トンコイン(TON)を国内で最初に取扱った実績あり。
取引所の取扱い銘柄が豊富
暗号資産の売買手数料が0円
つみたて、レンディングも提供
主なサービス
スマホ対応
アプリで口座開設からレンディング、取引や送金までも完結できる
セキュリティ
金融大手SBIグループとして最新鋭のセキュリティ。
取扱銘柄
25種類
6OKCoinJapan
OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)は、海外の大手仮想通貨取引所OKXを運営するOKGroupの日本法人です。取扱通貨も種類が豊富で、板取引やレンディングも利用できます。取引所は円建てだけでなく、BTC建てにも対応しています。
万全なセキュリティとサポート体制
取引所でXRPを購入可能
スピーディーな入出金・入出庫
主なサービス
スマホ対応
値動きと板の注文状況を確認しながら取引できる
セキュリティ
万全なセキュリティとサポート体制
取扱銘柄
42種類

ここが便利

出庫対応が速く、アクティブなトレーダーにとって魅力的。複数のネットワークに対応。ユーザーは手数料を節約するために、最適なネットワークを選択することができます。XRPの購入だけでなく、自分のウォレットで管理し、活用したい方におすすめです。

続いて、実際の購入を想定し、交換業者の選び方や口座開設方法を解説していきます。

XRP取引所の基本知識

仮想通貨取引所を使ったXRP投資のメリット・デメリットについて整理します。

主なメリット

  • 24時間365日いつでも取引可能
  • 小額投資が可能
  • ウォレットによる自己管理も

XRPは分散型台帳技術により管理され、そのコピーは世界中に共有されています。これにより、1日中いつでも取引が可能となり、価格はグローバルに絶えず変動しています。多くの仮想通貨取引所が24時間365日稼動しているため、いつでも取引を行うことができます。

通常の株式市場が営業時間に限定され、休日や夜間には取引ができないのに対し、XRPの取引にはそのような制約がありません。

特に注目すべきは、デジタルウォレットによる自己管理の可能性です。投資家はXRPをデジタルウォレットで管理することができ、取引所のセキュリティ依存を減らし、自身での資産管理を可能にします。この自己管理能力はセキュリティの向上や、自由度の高い資産運用を可能にし、XRP投資の大きな魅力の1つとなっています。

主なデメリット

  • 価格変動による損失リスク
  • セキュリティ上のリスク
  • 実用性と未知のリスク

XRPの価格は、裏付けとなる実体や中央銀行などの中央集権的機関による管理がないため、市場の需給バランスによって左右されます。このため、ボラティリティ(価格変動幅)が伝統的な金融商品に比べて高く、短期間での価格急落による損失リスクがあります。

また、インターネットを介して取引される仮想通貨は、ハッキングのリスクに晒されます。実際に、過去には日本を含む複数の国で大規模なハッキング事件が発生し、多額の仮想通貨が盗まれた事例があります。

さらに、仮想通貨の普及に伴い、詐欺の手口も巧妙化しており、投資家はこれらのリスクに注意する必要があります。

日本を含め世界で規制環境の進展は見られますが、仮想通貨市場自体がまだ新しく、予期せぬリスクが生じる可能性もあります。

初心者に優しい販売所とトレーダー向け取引所

XRPを売買する際には、「取引所」と「販売所」という二つの手段があります。以下では、取引所と販売所の主な違いを詳しくご案内します。

販売所は初心者向け・注文が簡単

販売所: 仮想通貨の販売所は、一般的なEコマースに似ており、運営会社が提供する価格で資産を直接購入(売却)する形式です。操作が簡単でより確実に取引でき、買い(売り)たい時にすぐに買えるメリットがあります。

販売所はスプレッドに注意が必要

スプレッドが比較的狭く、一目瞭然なDMM Bitcoinの販売所

仮想通貨の「販売所」で重要なポイントは「スプレッド」です。スプレッドとは、買値と売値の差額のこと。このスプレッドは、取引の詳細をユーザーが確認している間に価格を一時的に固定するために設定されています。

一般的に、販売所は取引所に比べてスプレッドが広く、コストが高くなりがちです。また、相場の状況によってスプレッドは変動するため、注文は最低限に留め、慌てずに落ち着いて操作することが重要です。

取引所はトレードに最適

取引所: 仮想通貨の取引所は、株式市場に似たシステムで、板(オーダーブック)を介してユーザー同士が市場価格で直接取引を行います。注文形式を駆使してより戦略的な取引を設定でき、販売所での取引よりも手数料を抑えられる点がメリットです。分析が得意・コスト重視の方は板取引が向いています。

取引所は流動性の見極めが重要

自分に合った取引所の流動性を見極めるためには、24時間の取引量やオーダーブックの確認が重要です。

オーダーブックは取引所での買い注文と売り注文の一覧であり、市場の供給と需要をリアルタイムに反映しています。各注文は価格と数量でリスト化され、これにより市場の流動性を詳細に把握することが可能です。

bitFlyerでは価格帯毎の注文数量が比較的高額

流動性が高い市場では、高額注文でも市場価格を大きく動かすことなく成立します(スリッページが少ない)。

初心者の方は、買い注文の最高価格と売り注文の最低価格の差額(スプレッド)に特に注意を払うことをお勧めします。スプレッドが狭く、適切な量のETHが注文されている場合、市場価格に近い価格での取引成立が容易になることを意味します。

XRPに投資したい方に

この記事の監修

各務 貴仁各務 貴仁
株式会社CoinPost 代表取締役CEO、株式会社SUDACHI Tech 代表取締役、一般社団法人WebX実行委員会 理事。
2017年に日本最大(2024年現在)の暗号資産・Web3メディアCoinPost、2023年よりグローバルカンファレンスWebXを立ち上げる。また、次世代テックを活用した福祉事業Wave3やWeb3に特化した開発支援事業SUDACHI Techも展開する。
2024年には、経済産業省「Web3.0・ブロックチェーンを活用したデジタル公共財等構築実証事業」にて有識者委員として選任される。

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